JPH097141A - 磁気ヘッドの組立装置 - Google Patents
磁気ヘッドの組立装置Info
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- JPH097141A JPH097141A JP17824995A JP17824995A JPH097141A JP H097141 A JPH097141 A JP H097141A JP 17824995 A JP17824995 A JP 17824995A JP 17824995 A JP17824995 A JP 17824995A JP H097141 A JPH097141 A JP H097141A
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- head chip
- objective lens
- light
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Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つのヘッドギャップを同時に観察しながら
回転ドラムに対する2つのヘッドギャップの位置を調整
することができる磁気ヘッドの組立装置を提供するこ
と。 【構成】 第1のヘッドチップ3aから対物レンズ5a
を通して得られる第1の戻り光と参照鏡8aから参照用
レンズ6aを通して得られる第2の戻り光との干渉を起
こすための第1の干渉装置100aと、第2のヘッドチ
ップ3bから対物レンズ5bを通して得られる第3の戻
り光と参照鏡8bから参照用レンズ6bを通して得られ
る第4の戻り光との干渉を起こすための第2の干渉装置
100bと、第2のヘッドチップ3bからの第3の戻り
光を得る際に、光路を変更するための反射手段4と、第
1の干渉装置100aを介して第1のヘッドチップの先
端部分を撮影する第1の撮影手段50aと、第2の干渉
装置100bを介して第2のヘッドチップの先端部分を
撮影する第2の撮影手段50bと、を備える。
回転ドラムに対する2つのヘッドギャップの位置を調整
することができる磁気ヘッドの組立装置を提供するこ
と。 【構成】 第1のヘッドチップ3aから対物レンズ5a
を通して得られる第1の戻り光と参照鏡8aから参照用
レンズ6aを通して得られる第2の戻り光との干渉を起
こすための第1の干渉装置100aと、第2のヘッドチ
ップ3bから対物レンズ5bを通して得られる第3の戻
り光と参照鏡8bから参照用レンズ6bを通して得られ
る第4の戻り光との干渉を起こすための第2の干渉装置
100bと、第2のヘッドチップ3bからの第3の戻り
光を得る際に、光路を変更するための反射手段4と、第
1の干渉装置100aを介して第1のヘッドチップの先
端部分を撮影する第1の撮影手段50aと、第2の干渉
装置100bを介して第2のヘッドチップの先端部分を
撮影する第2の撮影手段50bと、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1のヘッドチップと
第2のヘッドチップを備える磁気ヘッドを、回転ドラム
に対して調整して組み立てるための磁気ヘッドの組立装
置に関するものである。
第2のヘッドチップを備える磁気ヘッドを、回転ドラム
に対して調整して組み立てるための磁気ヘッドの組立装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転磁気ヘッド装置は、ビデオテープレ
コーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)などに用いられる。この回転磁気ヘッド装置
は、固定ドラムと、この固定ドラムに対して回転可能に
なっている回転ドラムを備えている。図2と図3は、回
転ドラムの一例を示している。回転ドラム1は、例えば
2つの磁気ヘッドHを備えている。この磁気ヘッドH
は、ヘッドベース2とこのヘッドベース2に貼り付けら
れるヘッドチップ3a,3bを備えている。磁気ヘッド
には、1つのヘッドベースに対して1つのヘッドチップ
が貼り付けられている形式(1ベース1チップ)と、図
2と図3に示すように1つのヘッドベース2に対して2
つのヘッドチップ3a,3bが貼り付けられている形式
(1ベース2チップ)がある。このような1つのヘッド
ベース2に対して2つのヘッドチップ3a,3bが貼り
付けられている形式のものは、回転ドラム1に対して次
のようにして調整して取り付ける必要がある。基準側の
ヘッドチップ3aのヘッドギャップは、回転ドラム1に
対するθ方向の角度調整と、R方向の突き出し位置の調
整をするとともに、非基準側のヘッドチップ3bのヘッ
ドギャップのR方向の突き出し位置の調整も行う必要が
ある。
コーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)などに用いられる。この回転磁気ヘッド装置
は、固定ドラムと、この固定ドラムに対して回転可能に
なっている回転ドラムを備えている。図2と図3は、回
転ドラムの一例を示している。回転ドラム1は、例えば
2つの磁気ヘッドHを備えている。この磁気ヘッドH
は、ヘッドベース2とこのヘッドベース2に貼り付けら
れるヘッドチップ3a,3bを備えている。磁気ヘッド
には、1つのヘッドベースに対して1つのヘッドチップ
が貼り付けられている形式(1ベース1チップ)と、図
2と図3に示すように1つのヘッドベース2に対して2
つのヘッドチップ3a,3bが貼り付けられている形式
(1ベース2チップ)がある。このような1つのヘッド
ベース2に対して2つのヘッドチップ3a,3bが貼り
付けられている形式のものは、回転ドラム1に対して次
のようにして調整して取り付ける必要がある。基準側の
ヘッドチップ3aのヘッドギャップは、回転ドラム1に
対するθ方向の角度調整と、R方向の突き出し位置の調
整をするとともに、非基準側のヘッドチップ3bのヘッ
ドギャップのR方向の突き出し位置の調整も行う必要が
ある。
【0003】ところで、例えばVHS方式のビデオテー
プレコーダのように、基準側のヘッドチップ3aのギャ
ップと、非基準側のヘッドチップ3bのギャップとのギ
ャップ間距離が1mm以下の場合には、1つの顕微鏡の
視野の中央付近を抜き去り、左右のヘッドギャップを1
台の撮像素子で撮像してモニタに写し出すことが行われ
る。この方式は、1つの顕微鏡の視野の中抜き方式と呼
ばれている。
プレコーダのように、基準側のヘッドチップ3aのギャ
ップと、非基準側のヘッドチップ3bのギャップとのギ
ャップ間距離が1mm以下の場合には、1つの顕微鏡の
視野の中央付近を抜き去り、左右のヘッドギャップを1
台の撮像素子で撮像してモニタに写し出すことが行われ
る。この方式は、1つの顕微鏡の視野の中抜き方式と呼
ばれている。
【0004】ところが、ギャップ間距離が1mmを超え
ると、この中抜き方式では調整に必要なギャップの解像
度が得られない。そこで、図4と図5に示すような顕微
鏡回転方式が採用されている。図4は、基準側のヘッド
チップ3aのヘッドギャップをカメラ200で観察しな
がら、基準側のヘッドギャップの位置の調整を行う様子
を示している。図5は、非基準側のヘッドチップ3bの
ヘッドギャップをカメラ200で観察しながら非基準側
のヘッドギャップの位置の調整を行う場合を示してい
る。照明装置209aの光は、ビームスプリッタ207
aにより反射されて対物レンズ205aを介して基準側
のヘッドチップ3aのヘッドギャップに照射される。こ
れと同時に照明装置209aの光は、ビームスプリッタ
207aを通して参照用レンズ206aを介して鏡20
8aに照射される。そして基準側のヘッドチップ3aか
らの戻り光は、対物レンズ205a及びビームスプリッ
タ207aを通してカメラ200に導かれる。参照鏡2
08aからの戻り光は、参照用レンズ206aを通って
ビームスプリッタ207aで反射してカメラ200に導
かれる。これにより、基準側のヘッドチップ3aからの
戻り光と、参照鏡208aからの戻り光は、ビームスプ
リッタ207aにおいて光の干渉が起こる。この干渉光
は、カメラ200で観察できる。次に、非基準側のヘッ
ドチップ3bのヘッドギャップを観察する場合には、カ
メラ200及び対物レンズ205aなどを含む光学系を
全て、光軸OP1から光軸OP2に傾ける。つまりカメ
ラ200及び対物レンズ205aを含む光学系は、回転
ドラム1の中心CPを中心として所定角度分傾けるよう
になっている。このようにするのは、顕微鏡回転方式の
組立装置が、2つのヘッドギャップを同時に観察するこ
とができないためである。
ると、この中抜き方式では調整に必要なギャップの解像
度が得られない。そこで、図4と図5に示すような顕微
鏡回転方式が採用されている。図4は、基準側のヘッド
チップ3aのヘッドギャップをカメラ200で観察しな
がら、基準側のヘッドギャップの位置の調整を行う様子
を示している。図5は、非基準側のヘッドチップ3bの
ヘッドギャップをカメラ200で観察しながら非基準側
のヘッドギャップの位置の調整を行う場合を示してい
る。照明装置209aの光は、ビームスプリッタ207
aにより反射されて対物レンズ205aを介して基準側
のヘッドチップ3aのヘッドギャップに照射される。こ
れと同時に照明装置209aの光は、ビームスプリッタ
207aを通して参照用レンズ206aを介して鏡20
8aに照射される。そして基準側のヘッドチップ3aか
らの戻り光は、対物レンズ205a及びビームスプリッ
タ207aを通してカメラ200に導かれる。参照鏡2
08aからの戻り光は、参照用レンズ206aを通って
ビームスプリッタ207aで反射してカメラ200に導
かれる。これにより、基準側のヘッドチップ3aからの
戻り光と、参照鏡208aからの戻り光は、ビームスプ
リッタ207aにおいて光の干渉が起こる。この干渉光
は、カメラ200で観察できる。次に、非基準側のヘッ
ドチップ3bのヘッドギャップを観察する場合には、カ
メラ200及び対物レンズ205aなどを含む光学系を
全て、光軸OP1から光軸OP2に傾ける。つまりカメ
ラ200及び対物レンズ205aを含む光学系は、回転
ドラム1の中心CPを中心として所定角度分傾けるよう
になっている。このようにするのは、顕微鏡回転方式の
組立装置が、2つのヘッドギャップを同時に観察するこ
とができないためである。
【0005】次に、図4と図5の従来の顕微鏡回転方式
の組立装置による組立手順について図6により説明す
る。まず図4の磁気ヘッドHは、ネジNを用いて回転ド
ラム1に対して取り付けて調整を開始する(ステップS
1)。図4のようにしてカメラ200及び対物レンズ2
05aを含む光学系は、基準側のヘッドチップ3aのヘ
ッドギャップに対応して位置決めする。そして図3に示
すように基準側のヘッドギャップは、θ方向に沿って位
置を調整するとともにR方向に沿って移動して基準側の
ヘッドギャップの回転ドラム1に対する突き出し量を調
整する(ステップS2)。そして図5に示すようにカメ
ラ200及び対物レンズ205aを含む光学系は、非基
準側のヘッドチップ3bのヘッドギャップ側に所定角度
α回転する(ステップS3)。
の組立装置による組立手順について図6により説明す
る。まず図4の磁気ヘッドHは、ネジNを用いて回転ド
ラム1に対して取り付けて調整を開始する(ステップS
1)。図4のようにしてカメラ200及び対物レンズ2
05aを含む光学系は、基準側のヘッドチップ3aのヘ
ッドギャップに対応して位置決めする。そして図3に示
すように基準側のヘッドギャップは、θ方向に沿って位
置を調整するとともにR方向に沿って移動して基準側の
ヘッドギャップの回転ドラム1に対する突き出し量を調
整する(ステップS2)。そして図5に示すようにカメ
ラ200及び対物レンズ205aを含む光学系は、非基
準側のヘッドチップ3bのヘッドギャップ側に所定角度
α回転する(ステップS3)。
【0006】そして非基準側のヘッドチップ3bのヘッ
ドギャップは、図3のR方向に沿ってその回転ドラム1
に対する突き出し量の調整を行う。このようにして磁気
ヘッドHが回転ドラム1に対して位置決めされると、ネ
ジNにより磁気ヘッドHは回転ドラム1に対して確実に
固定される(ステップS5)。再び図4に示すように顕
微鏡200及び対物レンズ205aを含む光学系は、光
軸OP1に沿って位置決めされる(ステップS6)。こ
の後基準側のヘッドチップ3aのθ方向の位置及びR方
向の突き出し量の確認ができると(ステップS7)、磁
気ヘッドの組立調整が終了する(ステップS8)。
ドギャップは、図3のR方向に沿ってその回転ドラム1
に対する突き出し量の調整を行う。このようにして磁気
ヘッドHが回転ドラム1に対して位置決めされると、ネ
ジNにより磁気ヘッドHは回転ドラム1に対して確実に
固定される(ステップS5)。再び図4に示すように顕
微鏡200及び対物レンズ205aを含む光学系は、光
軸OP1に沿って位置決めされる(ステップS6)。こ
の後基準側のヘッドチップ3aのθ方向の位置及びR方
向の突き出し量の確認ができると(ステップS7)、磁
気ヘッドの組立調整が終了する(ステップS8)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、基準側の
ヘッドチップ3aの位置を調整した後に、言わば手探り
の状態で非基準側のヘッドチップ3bのR方向の突き出
し量の調整を行わなければならないので、図6の組立調
整ループを何度も繰り返す場合があり、磁気ヘッドの組
立の生産性が悪化してしまう。また磁気ヘッドの組立作
業に高い習熟度が要求される。そこで本発明は上記課題
を解消するためになされたものであり、2つのヘッドチ
ップのヘッドギャップの間隔が狭く設定されていても、
2つのヘッドギャップを同時に観察しながら回転ドラム
1に対する2つのヘッドギャップの位置を調整すること
ができる磁気ヘッドの組立装置を提供することを目的と
している。
ヘッドチップ3aの位置を調整した後に、言わば手探り
の状態で非基準側のヘッドチップ3bのR方向の突き出
し量の調整を行わなければならないので、図6の組立調
整ループを何度も繰り返す場合があり、磁気ヘッドの組
立の生産性が悪化してしまう。また磁気ヘッドの組立作
業に高い習熟度が要求される。そこで本発明は上記課題
を解消するためになされたものであり、2つのヘッドチ
ップのヘッドギャップの間隔が狭く設定されていても、
2つのヘッドギャップを同時に観察しながら回転ドラム
1に対する2つのヘッドギャップの位置を調整すること
ができる磁気ヘッドの組立装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、第1のヘッドチップと第2のヘッドチ
ップを備える磁気ヘッドを、回転ドラムに対して調整し
て組み立てるための磁気ヘッドの組立装置において、第
1のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照射
し、かつ光をこの対物レンズと等質な参照用レンズを通
して参照鏡に照射し、第1のヘッドチップから対物レン
ズを通して得られる第1の戻り光と、参照鏡から参照用
レンズを通して得られる第2の戻り光との干渉を起こす
ための第1の干渉装置と、第2のヘッドチップに対して
光を対物レンズを通して照射し、かつ光をこの対物レン
ズと等質な参照用レンズを通して参照鏡に照射し、第2
のヘッドチップから対物レンズを通して得られる第3の
戻り光と、参照鏡から参照用レンズを通して得られる第
4の戻り光との干渉を起こすための第2の干渉装置と、
第2の干渉装置において、第2のヘッドチップに対して
光を対物レンズを通して照射してかつ第2のヘッドチッ
プから対物レンズを通して第3の戻り光を得る際に、光
路を変更するための反射手段と、第1の干渉装置を介し
て第1のヘッドチップの先端部分を撮影するための第1
の撮影手段と、第2の干渉装置を介して第2のヘッドチ
ップの先端部分を撮影するための第2の撮影手段と、を
備える磁気ヘッドの組立装置により、達成される。請求
項2の発明にあっては、好ましくは第1の干渉装置と第
2の干渉装置は、リンニク干渉装置である。請求項3の
発明にあっては、好ましくは第1のヘッドチップが基準
側のヘッドチップであり、第2のヘッドチップが非基準
側のヘッドチップである。請求項4の発明にあっては、
好ましくは反射手段は、鏡である。
発明にあっては、第1のヘッドチップと第2のヘッドチ
ップを備える磁気ヘッドを、回転ドラムに対して調整し
て組み立てるための磁気ヘッドの組立装置において、第
1のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照射
し、かつ光をこの対物レンズと等質な参照用レンズを通
して参照鏡に照射し、第1のヘッドチップから対物レン
ズを通して得られる第1の戻り光と、参照鏡から参照用
レンズを通して得られる第2の戻り光との干渉を起こす
ための第1の干渉装置と、第2のヘッドチップに対して
光を対物レンズを通して照射し、かつ光をこの対物レン
ズと等質な参照用レンズを通して参照鏡に照射し、第2
のヘッドチップから対物レンズを通して得られる第3の
戻り光と、参照鏡から参照用レンズを通して得られる第
4の戻り光との干渉を起こすための第2の干渉装置と、
第2の干渉装置において、第2のヘッドチップに対して
光を対物レンズを通して照射してかつ第2のヘッドチッ
プから対物レンズを通して第3の戻り光を得る際に、光
路を変更するための反射手段と、第1の干渉装置を介し
て第1のヘッドチップの先端部分を撮影するための第1
の撮影手段と、第2の干渉装置を介して第2のヘッドチ
ップの先端部分を撮影するための第2の撮影手段と、を
備える磁気ヘッドの組立装置により、達成される。請求
項2の発明にあっては、好ましくは第1の干渉装置と第
2の干渉装置は、リンニク干渉装置である。請求項3の
発明にあっては、好ましくは第1のヘッドチップが基準
側のヘッドチップであり、第2のヘッドチップが非基準
側のヘッドチップである。請求項4の発明にあっては、
好ましくは反射手段は、鏡である。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、第1の干渉装置は、
第1のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光を参照用レンズを通して参照鏡に照射す
る。これにより、第1の干渉装置は、第1のヘッドチッ
プから対物レンズを通して得られる第1の戻り光と、参
照鏡から参照用レンズを通して得られる第2の戻り光と
の干渉を起こすようになっている。第2の干渉装置は、
第2のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光をこの参照用レンズを通して参照鏡に照射
する。これにより、第2の干渉装置は、第2のヘッドチ
ップから対物レンズを通して得られる第3の戻り光と、
参照鏡から参照用レンズを通して得られる第4の戻り光
との干渉を起こすようになっている。
第1のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光を参照用レンズを通して参照鏡に照射す
る。これにより、第1の干渉装置は、第1のヘッドチッ
プから対物レンズを通して得られる第1の戻り光と、参
照鏡から参照用レンズを通して得られる第2の戻り光と
の干渉を起こすようになっている。第2の干渉装置は、
第2のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光をこの参照用レンズを通して参照鏡に照射
する。これにより、第2の干渉装置は、第2のヘッドチ
ップから対物レンズを通して得られる第3の戻り光と、
参照鏡から参照用レンズを通して得られる第4の戻り光
との干渉を起こすようになっている。
【0010】反射手段は、第2の干渉装置において、第
2のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照射
して、かつ第2のヘッドチップから対物レンズを通して
第3の戻り光を得る際に、光路を変更することができ
る。これにより、第1のヘッドチップのヘッドギャップ
と第2のヘッドチップのヘッドギャップの間隔が狭いも
のであっても、第1の干渉装置の対物レンズと、第2の
干渉装置の対物レンズが物理的に干渉して配置できなく
なるという恐れがなくなる。第1の撮影手段は、第1の
干渉装置を介して第1のヘッドチップの先端部分を撮影
するようになっている。同様にして第2の撮影手段は、
第2の干渉装置を介して第2のヘッドチップの先端部分
を撮影するようになっている。
2のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照射
して、かつ第2のヘッドチップから対物レンズを通して
第3の戻り光を得る際に、光路を変更することができ
る。これにより、第1のヘッドチップのヘッドギャップ
と第2のヘッドチップのヘッドギャップの間隔が狭いも
のであっても、第1の干渉装置の対物レンズと、第2の
干渉装置の対物レンズが物理的に干渉して配置できなく
なるという恐れがなくなる。第1の撮影手段は、第1の
干渉装置を介して第1のヘッドチップの先端部分を撮影
するようになっている。同様にして第2の撮影手段は、
第2の干渉装置を介して第2のヘッドチップの先端部分
を撮影するようになっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。図1は、本発明
の磁気ヘッドの組立装置の好ましい実施例を示してい
る。図1において、本発明の磁気ヘッドの組立装置の実
施例は、第1の干渉装置であるリンニク干渉装置100
aと、第2の干渉装置であるリンニク干渉装置100b
と、反射手段である鏡4と、第1の撮影手段であるカメ
ラ50aと、第2の撮影手段であるカメラ50bなどを
有している。磁気ヘッドの組立装置は、回転ドラム1に
対応して配置されている。回転ドラム1は、2つの磁気
ヘッドH,Hを備えている。この回転ドラム1は、例え
ばビデオテープレコーダ(VTR)の回転磁気ヘッド装
置の回転ドラムである。この回転ドラム1は、モータに
より固定ドラムに対して回転でき、例えばヘリカルスキ
ャン方式により、磁気ヘッドH,Hがビデオテープに対
して情報を記録したり或いはビデオテープの情報を再生
することができる。磁気ヘッドHは、回転ドラム1に対
してネジNにより着脱可能に固定される。磁気ヘッドH
は基準側ヘッドチップ3aと非基準側のヘッドチップ3
bの合計2つのヘッドチップを備えている。即ち基準側
ヘッドチップ3a、非基準側ヘッドチップ3bは、真ち
ゅう製のヘッドベース2に対して接着剤などにより貼り
付けて固定されている。基準側ヘッドチップ3aのヘッ
ドギャップと、非基準側ヘッドチップ3bのヘッドギャ
ップのヘッドギャップ間隔は、例えば約4mm離れて配
置されている。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。図1は、本発明
の磁気ヘッドの組立装置の好ましい実施例を示してい
る。図1において、本発明の磁気ヘッドの組立装置の実
施例は、第1の干渉装置であるリンニク干渉装置100
aと、第2の干渉装置であるリンニク干渉装置100b
と、反射手段である鏡4と、第1の撮影手段であるカメ
ラ50aと、第2の撮影手段であるカメラ50bなどを
有している。磁気ヘッドの組立装置は、回転ドラム1に
対応して配置されている。回転ドラム1は、2つの磁気
ヘッドH,Hを備えている。この回転ドラム1は、例え
ばビデオテープレコーダ(VTR)の回転磁気ヘッド装
置の回転ドラムである。この回転ドラム1は、モータに
より固定ドラムに対して回転でき、例えばヘリカルスキ
ャン方式により、磁気ヘッドH,Hがビデオテープに対
して情報を記録したり或いはビデオテープの情報を再生
することができる。磁気ヘッドHは、回転ドラム1に対
してネジNにより着脱可能に固定される。磁気ヘッドH
は基準側ヘッドチップ3aと非基準側のヘッドチップ3
bの合計2つのヘッドチップを備えている。即ち基準側
ヘッドチップ3a、非基準側ヘッドチップ3bは、真ち
ゅう製のヘッドベース2に対して接着剤などにより貼り
付けて固定されている。基準側ヘッドチップ3aのヘッ
ドギャップと、非基準側ヘッドチップ3bのヘッドギャ
ップのヘッドギャップ間隔は、例えば約4mm離れて配
置されている。
【0012】磁気ヘッドHは、回転ドラム1に対して次
のような要領でその位置が調整されるようになってい
る。即ち、磁気ヘッドHの基準側ヘッドチップ3aの基
準側ヘッドギャップは、θ方向に沿って回転ドラム1に
おけるその姿勢方向が姿勢調整装置により調整される。
しかも基準側ヘッドチップ3aの基準側ヘッドギャップ
の回転ドラム1に対する突き出し量は、R方向に沿って
ヘッドギャップの突き出し量調整装置により調整され
る。これに対して非基準側ヘッドチップ3bのヘッドギ
ャップは、その回転ドラム1に対する突き出し量のみが
R方向に沿って突き出し量調整装置により調整される。
つまり非基準側のヘッドギャップの調整では、R方向の
突き出し量調整のみを行い、θ方向の姿勢調整は行わな
い。
のような要領でその位置が調整されるようになってい
る。即ち、磁気ヘッドHの基準側ヘッドチップ3aの基
準側ヘッドギャップは、θ方向に沿って回転ドラム1に
おけるその姿勢方向が姿勢調整装置により調整される。
しかも基準側ヘッドチップ3aの基準側ヘッドギャップ
の回転ドラム1に対する突き出し量は、R方向に沿って
ヘッドギャップの突き出し量調整装置により調整され
る。これに対して非基準側ヘッドチップ3bのヘッドギ
ャップは、その回転ドラム1に対する突き出し量のみが
R方向に沿って突き出し量調整装置により調整される。
つまり非基準側のヘッドギャップの調整では、R方向の
突き出し量調整のみを行い、θ方向の姿勢調整は行わな
い。
【0013】次に、基準側ヘッドチップ3aの基準側ヘ
ッドギャップの観察系について説明する。基準側ヘッド
チップ3aの基準側ヘッドギャップの観察系は、光軸O
L1に沿って配置されている。この観察系は、リンニク
干渉装置100aとカメラ50aで構成されている。リ
ンニク干渉装置100aは、照明装置9a、ビームスプ
リッタ7a、対物レンズ5a、参照用レンズ6a、参照
鏡8aを有している。ビームスプリッタ7aと対物レン
ズ5aは、光軸OL1に沿って配置されている。照明装
置9aの光Lは、ビームスプリッタ7aにより2方向に
分割される。一方の光は、対物レンズ5aを介して基準
側ヘッドチップ3aの基準側ヘッドギャップ側に照射さ
れる。また他方の光は、参照用レンズ6aを介して参照
鏡8aに達する。対物レンズ5aは、参照用レンズ6a
と等質のレンズである。
ッドギャップの観察系について説明する。基準側ヘッド
チップ3aの基準側ヘッドギャップの観察系は、光軸O
L1に沿って配置されている。この観察系は、リンニク
干渉装置100aとカメラ50aで構成されている。リ
ンニク干渉装置100aは、照明装置9a、ビームスプ
リッタ7a、対物レンズ5a、参照用レンズ6a、参照
鏡8aを有している。ビームスプリッタ7aと対物レン
ズ5aは、光軸OL1に沿って配置されている。照明装
置9aの光Lは、ビームスプリッタ7aにより2方向に
分割される。一方の光は、対物レンズ5aを介して基準
側ヘッドチップ3aの基準側ヘッドギャップ側に照射さ
れる。また他方の光は、参照用レンズ6aを介して参照
鏡8aに達する。対物レンズ5aは、参照用レンズ6a
と等質のレンズである。
【0014】基準側ヘッドチップ3aの基準側ヘッドギ
ャップ及びその周辺で反射した第1の戻り光は、対物レ
ンズ5aを通してビームスプリッタ7aを通る。参照鏡
8aで反射した第2の戻り光は、参照用レンズ6aを通
してビームスプリッタ7aで反射される。これにより、
ビームスプリッタ7aでは、基準側ヘッドチップ3aの
基準側ヘッドギャップ及びその周辺で反射した第1の戻
り光と、参照鏡8aで反射した第2の戻り光とで光の干
渉がおこる。例えば基準側ヘッドチップ3aより反射さ
れる光の位相面は円弧状であるのに対して、参照鏡8a
より反射される光の位相面は直線状であることから、円
弧と直線を光の進行方向に重ねたその差が半波長の偶数
倍のところでは光が強められ、半波長の奇数倍のところ
では弱められる。この光の干渉は、基準側ヘッドチップ
3aの第1の戻り光による干渉であることから、半波長
は波長の1/4に相当する。つまり基準側ヘッドチップ
3aの先端であるヘッドギャップ及びその周辺部分を、
光の波長ピッチで等高線表示したのと同等の干渉縞を得
ることができる。このようにして得られた干渉光は、カ
メラ50aで撮像されて第1モニタ60aに表示され
る。第1モニタ60aには、基準側ヘッドチップ3aが
表示されている。基準側ヘッドチップ3aのヘッドギャ
ップ30a及びその周辺部分には、干渉縞31aが表示
されている。
ャップ及びその周辺で反射した第1の戻り光は、対物レ
ンズ5aを通してビームスプリッタ7aを通る。参照鏡
8aで反射した第2の戻り光は、参照用レンズ6aを通
してビームスプリッタ7aで反射される。これにより、
ビームスプリッタ7aでは、基準側ヘッドチップ3aの
基準側ヘッドギャップ及びその周辺で反射した第1の戻
り光と、参照鏡8aで反射した第2の戻り光とで光の干
渉がおこる。例えば基準側ヘッドチップ3aより反射さ
れる光の位相面は円弧状であるのに対して、参照鏡8a
より反射される光の位相面は直線状であることから、円
弧と直線を光の進行方向に重ねたその差が半波長の偶数
倍のところでは光が強められ、半波長の奇数倍のところ
では弱められる。この光の干渉は、基準側ヘッドチップ
3aの第1の戻り光による干渉であることから、半波長
は波長の1/4に相当する。つまり基準側ヘッドチップ
3aの先端であるヘッドギャップ及びその周辺部分を、
光の波長ピッチで等高線表示したのと同等の干渉縞を得
ることができる。このようにして得られた干渉光は、カ
メラ50aで撮像されて第1モニタ60aに表示され
る。第1モニタ60aには、基準側ヘッドチップ3aが
表示されている。基準側ヘッドチップ3aのヘッドギャ
ップ30a及びその周辺部分には、干渉縞31aが表示
されている。
【0015】次に、非基準側ヘッドチップ3bの観察系
について説明する。特徴的なのは、非基準側ヘッドチッ
プ3bの付近には、反射手段である鏡4が配置されてい
ることである。この鏡4は、好ましくは表面反射型の鏡
であり、例えば光軸OL1に対して所定の角度で傾いて
配置されている。このように、表面反射型の鏡4を用い
るのは、絞った光を鏡で反射する際の収差をなくすため
である。言い換えれば、光軸OL2に対して所定の角度
βで配置されている。鏡4の付近には、カメラ50bと
リンニク干渉装置100bが光軸OL2に沿って配置さ
れている。光軸OL2は、光軸OL1に対して好ましく
は直交している。非基準側ヘッドチップ3bの基準側ヘ
ッドギャップの観察系は、光軸OL2に沿って配置され
ている。この観察系は、リンニク干渉装置100bとカ
メラ50bで構成されている。リンニク干渉装置100
bは、照明装置9b、ビームスプリッタ7b、対物レン
ズ5b、参照用レンズ6b、参照鏡8bを有している。
ビームスプリッタ7bと対物レンズ5bは、光軸OL2
にそって配置されている。照明装置9bの光Lは、ビー
ムスプリッタ7bにより2方向に分割される。一方の光
は、対物レンズ5bを介して非基準側ヘッドチップ3b
の基準側ヘッドギャップ側に照射される。また他方の光
は、参照用レンズ6bを介して参照鏡8bに達する。対
物レンズ5bは、参照用レンズ6bと等質のレンズであ
る。
について説明する。特徴的なのは、非基準側ヘッドチッ
プ3bの付近には、反射手段である鏡4が配置されてい
ることである。この鏡4は、好ましくは表面反射型の鏡
であり、例えば光軸OL1に対して所定の角度で傾いて
配置されている。このように、表面反射型の鏡4を用い
るのは、絞った光を鏡で反射する際の収差をなくすため
である。言い換えれば、光軸OL2に対して所定の角度
βで配置されている。鏡4の付近には、カメラ50bと
リンニク干渉装置100bが光軸OL2に沿って配置さ
れている。光軸OL2は、光軸OL1に対して好ましく
は直交している。非基準側ヘッドチップ3bの基準側ヘ
ッドギャップの観察系は、光軸OL2に沿って配置され
ている。この観察系は、リンニク干渉装置100bとカ
メラ50bで構成されている。リンニク干渉装置100
bは、照明装置9b、ビームスプリッタ7b、対物レン
ズ5b、参照用レンズ6b、参照鏡8bを有している。
ビームスプリッタ7bと対物レンズ5bは、光軸OL2
にそって配置されている。照明装置9bの光Lは、ビー
ムスプリッタ7bにより2方向に分割される。一方の光
は、対物レンズ5bを介して非基準側ヘッドチップ3b
の基準側ヘッドギャップ側に照射される。また他方の光
は、参照用レンズ6bを介して参照鏡8bに達する。対
物レンズ5bは、参照用レンズ6bと等質のレンズであ
る。
【0016】非基準側ヘッドチップ3bの基準側ヘッド
ギャップ及びその周辺で反射した第3の戻り光は、対物
レンズ5bを通してビームスプリッタ7bを通る。参照
鏡8bで反射した第4の戻り光は、参照用レンズ6bを
通してビームスプリッタ7bで反射される。これによ
り、ビームスプリッタ7bは、基準側ヘッドチップ3b
の基準側ヘッドギャップ及びその周辺で反射した第3の
戻り光と、参照鏡8bで反射した第4の戻り光とで光の
干渉がおこる。例えば基準側ヘッドチップ3bより反射
される光の位相面は円弧状であるのに対して、参照鏡8
bより反射される光の位相面は直線状であることから、
円弧と直線を光の進行方向に重ねたその差が半波長の偶
数倍のところでは光が強められ、半波長の奇数倍のとこ
ろでは弱められる。この光の干渉は、基準側ヘッドチッ
プ3bの第3の戻り光による干渉であることから、半波
長は波長の1/4に相当する。つまり基準側ヘッドチッ
プ3bの先端であるヘッドギャップ及びその周辺部分
を、光の波長ピッチで等高線表示したのと同等の干渉縞
を得ることができる。このようにして得られた干渉光
は、カメラ50bで撮像されて第2モニタ60bに表示
される。第2モニタ60bには、非基準側ヘッドチップ
3bが表示されている。非基準側ヘッドチップ3bのヘ
ッドギャップ30bは及びその周辺部分には、干渉縞3
1bが表示されている。
ギャップ及びその周辺で反射した第3の戻り光は、対物
レンズ5bを通してビームスプリッタ7bを通る。参照
鏡8bで反射した第4の戻り光は、参照用レンズ6bを
通してビームスプリッタ7bで反射される。これによ
り、ビームスプリッタ7bは、基準側ヘッドチップ3b
の基準側ヘッドギャップ及びその周辺で反射した第3の
戻り光と、参照鏡8bで反射した第4の戻り光とで光の
干渉がおこる。例えば基準側ヘッドチップ3bより反射
される光の位相面は円弧状であるのに対して、参照鏡8
bより反射される光の位相面は直線状であることから、
円弧と直線を光の進行方向に重ねたその差が半波長の偶
数倍のところでは光が強められ、半波長の奇数倍のとこ
ろでは弱められる。この光の干渉は、基準側ヘッドチッ
プ3bの第3の戻り光による干渉であることから、半波
長は波長の1/4に相当する。つまり基準側ヘッドチッ
プ3bの先端であるヘッドギャップ及びその周辺部分
を、光の波長ピッチで等高線表示したのと同等の干渉縞
を得ることができる。このようにして得られた干渉光
は、カメラ50bで撮像されて第2モニタ60bに表示
される。第2モニタ60bには、非基準側ヘッドチップ
3bが表示されている。非基準側ヘッドチップ3bのヘ
ッドギャップ30bは及びその周辺部分には、干渉縞3
1bが表示されている。
【0017】次に上述した磁気ヘッドの組立装置による
磁気ヘッドの組立調整方法の例を説明する。まず図1の
回転ドラム1は、一方の磁気ヘッドHが光軸OL1に対
して所定の角度xで傾いた状態で保持される。この状態
では、基準側ヘッドチップ3aのヘッドギャップ30a
及びその付近が、照明装置9aの光Lにより照射できる
位置にある。しかも非基準側のヘッドチップ3bのヘッ
ドギャップ30bは、リンニク干渉装置100bの照明
装置9bの光Lが照射できる位置でもある。
磁気ヘッドの組立調整方法の例を説明する。まず図1の
回転ドラム1は、一方の磁気ヘッドHが光軸OL1に対
して所定の角度xで傾いた状態で保持される。この状態
では、基準側ヘッドチップ3aのヘッドギャップ30a
及びその付近が、照明装置9aの光Lにより照射できる
位置にある。しかも非基準側のヘッドチップ3bのヘッ
ドギャップ30bは、リンニク干渉装置100bの照明
装置9bの光Lが照射できる位置でもある。
【0018】このように、リンニク干渉装置100a,
100bを2つ用いているので、リンニク干渉装置10
0aの対物レンズ5aが、もう1つのリンニク干渉装置
100bの対物レンズ5bに位置的に干渉を起こして設
定できなくなる恐れを回避するために、鏡4がその機能
を発揮している。即ち鏡4は、リンニク干渉装置100
bからの光Lを所定角度(例えば90°より大きい角
度)で折り曲げて、非基準側ヘッドチップ3bのヘッド
ギャップ側に照射し、しかも鏡4はヘッドギャップ及び
その周辺部分からの反射した第3の戻り光をその鏡4を
介してリンニク干渉装置100b側に戻すことができ
る。鏡4を非基準側ヘッドチップ3b側に対応して配置
することにより、例え2つのヘッドギャップ間の間隔が
約4mm程度と小さい場合であっても対物レンズ5a,
b同士が物理的な干渉をするということが無くなり、2
つのヘッドギャップは、光軸OL1,OL2に沿って、
同時に観察することができる。しかも、基準側のヘッド
チップ3aのヘッドギャップが、カメラ50aにより直
接観察するのは次の理由による。つまり、基準側ヘッド
チップ3aのヘッドギャップ30aのθ方向の姿勢調整
には、高い精度が要求されるので、基準側ヘッドギャッ
プ30aは、カメラ50aにより直接、つまり鏡などで
反射させることなしに観察するのが望ましい訳である。
100bを2つ用いているので、リンニク干渉装置10
0aの対物レンズ5aが、もう1つのリンニク干渉装置
100bの対物レンズ5bに位置的に干渉を起こして設
定できなくなる恐れを回避するために、鏡4がその機能
を発揮している。即ち鏡4は、リンニク干渉装置100
bからの光Lを所定角度(例えば90°より大きい角
度)で折り曲げて、非基準側ヘッドチップ3bのヘッド
ギャップ側に照射し、しかも鏡4はヘッドギャップ及び
その周辺部分からの反射した第3の戻り光をその鏡4を
介してリンニク干渉装置100b側に戻すことができ
る。鏡4を非基準側ヘッドチップ3b側に対応して配置
することにより、例え2つのヘッドギャップ間の間隔が
約4mm程度と小さい場合であっても対物レンズ5a,
b同士が物理的な干渉をするということが無くなり、2
つのヘッドギャップは、光軸OL1,OL2に沿って、
同時に観察することができる。しかも、基準側のヘッド
チップ3aのヘッドギャップが、カメラ50aにより直
接観察するのは次の理由による。つまり、基準側ヘッド
チップ3aのヘッドギャップ30aのθ方向の姿勢調整
には、高い精度が要求されるので、基準側ヘッドギャッ
プ30aは、カメラ50aにより直接、つまり鏡などで
反射させることなしに観察するのが望ましい訳である。
【0019】これに対して、非基準側ヘッドチップ3b
のヘッドギャップ30bの調整では、R方向に沿った突
き出し量の調整のみでよく、θ方向の姿勢調整は行わな
い。そのために、鏡4を非基準側ヘッドギャップ30b
の観察用に用いることにより、2つのヘッドギャップ3
0a,30bが同時にしかも高精度に観察できる。
のヘッドギャップ30bの調整では、R方向に沿った突
き出し量の調整のみでよく、θ方向の姿勢調整は行わな
い。そのために、鏡4を非基準側ヘッドギャップ30b
の観察用に用いることにより、2つのヘッドギャップ3
0a,30bが同時にしかも高精度に観察できる。
【0020】本発明の実施例では、2つのヘッドギャッ
プ30a,30bは、同時に観察しながら調整できるの
で、磁気ヘッドの位置決め調整作業が容易である。また
従来の顕微鏡回転方式で必要であった顕微鏡の回転時間
が省略できるので、作業時間が短縮できる。しかも本発
明の実施例は、顕微鏡の回転が無く、固定式なので、観
察精度は向上する。基準側ヘッドチップのヘッドギャッ
プの位置はカメラ50aにより直接観察することができ
るので、精度の高い調整が行われる。本発明の実施例
は、ヘッドギャップの間隔が狭く、たとえば1mm程度
より広く、対物レンズの直径より狭い場合でも、2つの
ヘッドギャップを同時に観察できる。なお、上述したリ
ンニク干渉装置100a,100bは、超長作動距離タ
イプの顕微鏡であり、これらは、干渉顕微鏡である。と
ころで本発明は上記実施例に限定されない。図1の反射
鏡4は、反射手段として用いられているが、これに限ら
ずプリズム或いはその他の光学部品であっても勿論構わ
ない。また上述した回転ドラム及びその磁気ヘッドは、
ビデオテープレコーダに適用するためのものであるが、
これに限らずデジタルオーディオテープレコーダやデー
タストリーマなどの他の領域の機種に用いられる磁気ヘ
ッドに対しても本発明は適用することができる。
プ30a,30bは、同時に観察しながら調整できるの
で、磁気ヘッドの位置決め調整作業が容易である。また
従来の顕微鏡回転方式で必要であった顕微鏡の回転時間
が省略できるので、作業時間が短縮できる。しかも本発
明の実施例は、顕微鏡の回転が無く、固定式なので、観
察精度は向上する。基準側ヘッドチップのヘッドギャッ
プの位置はカメラ50aにより直接観察することができ
るので、精度の高い調整が行われる。本発明の実施例
は、ヘッドギャップの間隔が狭く、たとえば1mm程度
より広く、対物レンズの直径より狭い場合でも、2つの
ヘッドギャップを同時に観察できる。なお、上述したリ
ンニク干渉装置100a,100bは、超長作動距離タ
イプの顕微鏡であり、これらは、干渉顕微鏡である。と
ころで本発明は上記実施例に限定されない。図1の反射
鏡4は、反射手段として用いられているが、これに限ら
ずプリズム或いはその他の光学部品であっても勿論構わ
ない。また上述した回転ドラム及びその磁気ヘッドは、
ビデオテープレコーダに適用するためのものであるが、
これに限らずデジタルオーディオテープレコーダやデー
タストリーマなどの他の領域の機種に用いられる磁気ヘ
ッドに対しても本発明は適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、たとえ2つのヘッ
ドチップのヘッドギャップの間隔が狭く設定されていて
も、2つのヘッドギャップを同時に観察しながら2つの
ヘッドギャップの位置を調整することができる。
ドチップのヘッドギャップの間隔が狭く設定されていて
も、2つのヘッドギャップを同時に観察しながら2つの
ヘッドギャップの位置を調整することができる。
【図1】本発明の磁気ヘッドの組立装置の好ましい実施
例を示す図。
例を示す図。
【図2】回転ドラムの例を示す側面図。
【図3】回転ドラムの底面図。
【図4】従来の磁気ヘッドの組立装置における基準側ヘ
ッドギャップの調整時の位置を示す図。
ッドギャップの調整時の位置を示す図。
【図5】図4の従来の磁気ヘッドの組立装置における非
基準側ヘッドチップの調整時の位置を示す図。
基準側ヘッドチップの調整時の位置を示す図。
【図6】従来の磁気ヘッドチップの組立手順を示す図。
1 回転ドラム 2 ヘッドベース 3a 基準側ヘッドチップ 3b 非基準側ヘッドチップ 30a 基準側ヘッドギャップ 30b 非基準側ヘッドギャップ 50a カメラ(第1の撮影手段) 50b カメラ(第2の撮影手段) 100a リンニク干渉装置(第1の干渉装置) 100b リンニク干渉装置(第2の干渉装置) H 磁気ヘッド
Claims (4)
- 【請求項1】 第1のヘッドチップと第2のヘッドチッ
プを備える磁気ヘッドを、回転ドラムに対して調整して
組み立てるための磁気ヘッドの組立装置において、 第1のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光をこの対物レンズと等質な参照用レンズを
通して参照鏡に照射し、第1のヘッドチップから対物レ
ンズを通して得られる第1の戻り光と、参照鏡から参照
用レンズを通して得られる第2の戻り光との干渉を起こ
すための第1の干渉装置と、 第2のヘッドチップに対して光を対物レンズを通して照
射し、かつ光をこの対物レンズと等質な参照用レンズを
通して参照鏡に照射し、第2のヘッドチップから対物レ
ンズを通して得られる第3の戻り光と、参照鏡から参照
用レンズを通して得られる第4の戻り光との干渉を起こ
すための第2の干渉装置と、 第2の干渉装置において、第2のヘッドチップに対して
光を対物レンズを通して照射してかつ第2のヘッドチッ
プから対物レンズを通して第3の戻り光を得る際に、光
路を変更するための反射手段と、 第1の干渉装置を介して第1のヘッドチップの先端部分
を撮影するための第1の撮影手段と、 第2の干渉装置を介して第2のヘッドチップの先端部分
を撮影するための第2の撮影手段と、を備えることを特
徴とする磁気ヘッドの組立装置。 - 【請求項2】 第1の干渉装置と第2の干渉装置は、リ
ンニク干渉装置である請求項1に記載の磁気ヘッドの組
立装置。 - 【請求項3】 第1のヘッドチップが基準側のヘッドチ
ップであり、第2のヘッドチップが非基準側のヘッドチ
ップである請求項1に記載の磁気ヘッドの組立装置。 - 【請求項4】 反射手段は、鏡である請求項1に記載の
磁気ヘッドの組立装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17824995A JPH097141A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 磁気ヘッドの組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17824995A JPH097141A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 磁気ヘッドの組立装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097141A true JPH097141A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16045198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17824995A Pending JPH097141A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 磁気ヘッドの組立装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH097141A (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP17824995A patent/JPH097141A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |