JPH0971967A - 埋設物の埋戻し工法 - Google Patents

埋設物の埋戻し工法

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JPH0971967A
JPH0971967A JP7227664A JP22766495A JPH0971967A JP H0971967 A JPH0971967 A JP H0971967A JP 7227664 A JP7227664 A JP 7227664A JP 22766495 A JP22766495 A JP 22766495A JP H0971967 A JPH0971967 A JP H0971967A
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JP
Japan
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backfilling
fluidized soil
buried
water
soil layer
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Withdrawn
Application number
JP7227664A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Abe
大志 安部
Takashi Nakajima
中島  隆
Hideaki Hoshi
秀明 星
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な一般的配合の流動化土を用い、しかも
流動化土層打設後2時間以内で路床などの上層部の施工
が可能な埋設物の埋戻し工法を提供する。 【解決手段】 地表面下に埋設または構築された各種埋
設物3を埋戻す埋戻し工法において、前記埋設物3の周
囲に、pF値が4.2以上の吸水材からなる柱状ブロッ
ク2が1ケ以上配設された流動化土層1を打設し、前記
流動化土層1の上に路床4などの上層部を施工すること
を特徴とする埋設物の埋戻し工法など。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガス管や通
信ケーブルなどの地下埋設物の埋戻し工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地下埋設物を埋戻すときに用
いる埋戻し材としては、多くの場合、別の場所から採取
した良質の山砂などが利用されている。これは地下埋設
物の敷設時に発生する掘削土が埋戻し材に適している場
合が少ないためである。
【0003】また、近年、天然資源である良質山砂の枯
渇化、その採取による環境破壊、その運搬による交通公
害および掘削土の処分問題などの観点から、埋戻し材と
して不適な掘削土や建設汚泥およびその他の不良土砂を
有効活用する動きが活発化している。
【0004】良質の山砂などの埋戻し材を直接用いる従
来の埋戻し工法では、埋戻し後の陥没を防ぐために、埋
戻し材を埋設管周辺部などの狭隘部分にも隙間なく充填
し、ランマによる締め固めを十分に行う必要がある。し
かし、この従来法には、埋戻し材の充填やランマによる
締め固めはすべて人力作業であり、また、騒音や振動を
引き起こすというような問題がある。
【0005】最近、上記良質の山砂などの特別な埋戻し
材を用いる代わりに、埋設物の敷設時に発生する掘削土
や安価な土砂を利用して、しかも上記のような従来法の
問題点を解決できる流動化埋戻し工法が開発され、一部
実用化されている。この工法は、掘削土や安価な土砂に
水と固化材を混合し、埋戻し材に流動性を持たせ、埋設
管周辺部などの狭隘部分にも隙間なく充填させるととも
に、固化材の作用により地山と同等以上の強度を発現し
ようというものである。
【0006】例えば、特開昭63ー233115号公
報、特開平1ー312118号公報、特開平4ー351
388号公報には、土砂に水と固化材を混合し、流動性
を持たせた流動化土として埋設管などの埋戻しに用いる
工法が開示されている。
【0007】また、特開平3ー287909号公報に
は、掘削土に予め固化材を配合混合し、この処理土を埋
戻し現場へ運搬し、埋戻しつつ処理土に注水するととも
に振動を与えて流動化して、埋戻し箇所の完全な充填を
行う工法が開示されている。
【0008】一方、ガス埋設配管工事などがその大部分
を占める都市街路の道路占有工事においては、即日交通
開放の条件下で施工することが余儀なくされており、し
たがって短時間の埋戻し作業が必須となっている。特
に、上記のような流動化埋戻し工法で行う場合は、流動
化土層打設後2時間以内に路床などの上層部の施工が可
能であることが要求されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特許公報に開示された流動化埋戻し工法では、その固化
時間が4〜5時間と長く、市街地における即日復旧工事
には対応できない。
【0010】流動化土に合わせて特殊な固化材を用いれ
ば、固化時間は短縮されるが、コスト高になり、また、
その配合技術も複雑になるので厳しい品質管理が必要と
なる。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、安価な一般的配合の流動化土を用
い、しかも流動化土層打設後2時間以内で路床などの上
層部の施工が可能な埋設物の埋戻し工法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、地表面下に
埋設または構築された各種埋設物を埋戻す埋戻し工法に
おいて、前記埋設物の周囲に、pF値が4.2以上の吸
水材からなる柱状ブロックが1ケ以上配設された流動化
土層を打設し、前記流動化土層の上に路床などの上層部
を施工することを特徴とする埋設物の埋戻し工法により
解決される。
【0013】流動化土層の中にpF値が4.2以上の吸
水性の高い材料からなる柱状ブロックを1ケ以上配設す
ると、その周囲にある流動化土は脱水される。そのた
め、流動化土の密度は増加し、その強度が高くなる。し
たがって、流動化土層打設後2時間以内で路床などの上
層部の施工が可能となる。
【0014】吸水性の高い材料を柱状ブロックとして流
動化土層内に設けたのは、こうした形状にすることで、
簡便に、しかも安定してそれを設置できるためである。
【0015】pF値が4.2未満の吸水材を用いた場合
は、吸収材が流動化土から水分を十分に吸収しないの
で、上記の効果が得られない。
【0016】柱状ブロックを構成する吸水材に水硬化性
材料を添加すると、水硬化性材料自体が吸水により硬化
するため、柱状ブロックの強度も高くなる。したがっ
て、流動化土層打設から路床などの上層部の施工までの
時間をより短時間化できる。
【0017】なお、吸水材からなる柱状ブロックの大き
さや数は、打設すべき流動化土の量や種類により適宜決
める必要がある。また、吸水材からなる柱状ブロック
は、流動化土を充填する前に配設しても、充填後に配設
しても同様の効果が得られる。
【0018】ここで、pF値とは粉体が重力に逆らって
水分を吸収するときの吸引力をエネルギーの概念で表す
指標であり、粉体中の毛細管を立ち上がる水柱の高さを
H(cm)とするとき、pF=logHにより定義され
る。すなわち、pF値は水分の吸収能力の指標であっ
て、例えばpF=3.0は塑性限界、pF=4.2は収
縮限界、pF=5.5は空気乾燥状態、pF=7.0は
炉乾燥状態である。粉体の保水機能はpF値が3.0以
下では間隙保水状態、4.2以上では表面保水状態、ま
た、3.0〜4.2は両者の混在状態である。したがっ
て、pF値が4.2以上であれば粉体が保有する水分は
表面水のみであり、粒子の間隙には水分は存在せず、十
分な吸水能力を有する。また、ここでいう粉体の吸水性
は粉体粒子管の毛管現象によるものを主体とするが、粒
子自体が有する細孔による吸水性を包含してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に本発明の埋設物の埋戻し工
法の実施の形態を示す。図で、1は流動化土層、2は吸
水材の柱状ブロック、3はガス管などの埋設物、4は路
床、5は路盤、6は舗装、7は地表面、8は土留め用鋼
矢板である。
【0020】吸水材の柱状ブロック2に用いられる吸水
材としては、土木材料として最も汎用的で安価な土砂を
用いることができる。土砂は、pF値が4.2以上であ
ればそのまま、また、pF値が4.2未満であれば空気
乾燥や炉乾燥させて用いることができる。
【0021】土砂以外には、排水材料である紙やプラス
チックなども用いることができる。吸水材に添加する水
硬化性材料としては、セメント、固化材、生石灰、石膏
などが挙げられるが、硬化速度の観点から早強性のセメ
ント、固化材、石膏、急結剤を混合したセメントを用い
ることが望ましい。
【0022】
【実施例】
(実施例1)地表面下にガス管を配設後、ガス管の周囲
に表1に示す一般的配合の流動化土を充填し、流動化土
層を打設した。この流動化土層内に、含水比wが4%で
pF値が5の風乾砂を布袋に詰めた直径20cmの柱状
ブロックをガス管に沿って30cm間隔で配設した。流
動化土の強度がコーン指数で0.8kgf/cm2 とな
った後、流動化土層の上に路床材である山砂を投入し、
ランマにて締め固め、さらにその上に舗装を構築した。
このとき、流動化土層の打設終了から路床材投入までの
時間は約2時間であり、従来工法と比較して2時間以上
短縮できた。
【0023】(実施例2)地表面下にガス管を配設後、
ガス管に沿って30cm間隔に内径20cmのガイドパ
イプを配設した。ガス管の周囲に表1に示す一般的配合
の流動化土を充填し、流動化土層を打設した。その後、
ガイドパイプ内に含水比wが4%でpF値が5の風乾砂
10に対し半水石膏1の割合からなる混合物を充填し、
ガイドパイプを引抜き、流動化土層内に柱状ブロックを
形成した。柱状ブロックの強度がコーン指数で3.0k
gf/cm2 となった後、流動化土層の上に路床材であ
る山砂を投入し、ランマにて締め固め、さらにその上に
舗装を構築した。このとき、流動化土層の打設終了から
路床材投入までの時間は約1時間であった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、安価な一般的配合の流動化土を用いても、2
時間以内で路床などの上層部の施工が可能な埋設物の埋
戻し工法を提供することができる。
【0026】また、本発明である埋戻し工法を用いれ
ば、流動化土層全体が完全に固化する前に、埋戻し工事
を完了できるため、土留め用鋼矢板の引抜きが容易に行
え、しかも鋼矢板の引抜き後に、流動化土層と地山との
間には空隙が生じることがないので、地盤沈下も全く発
生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋設物の埋戻し工法の実施の形態を示
す図である。
【符号の説明】
1 流動化土層 2 吸水材の柱状ブロック 3 ガス管などの埋設物 4 路床 5 路盤 6 舗装 7 地表面 8 土留め用鋼矢板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面下に埋設または構築された各種埋
    設物を埋戻す埋戻し工法において、前記埋設物の周囲
    に、pF値が4.2以上の吸水材からなる柱状ブロック
    が1ケ以上配設された流動化土層を打設し、前記流動化
    土層の上に路床などの上層部を施工することを特徴とす
    る埋設物の埋戻し工法。
  2. 【請求項2】 前記吸水材が水硬化性材料を含有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の埋設物の埋戻し工法。
JP7227664A 1995-09-05 1995-09-05 埋設物の埋戻し工法 Withdrawn JPH0971967A (ja)

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