JPH0973603A - 記録信号電流設定方法、信号記録装置及び磁気記録媒体 - Google Patents
記録信号電流設定方法、信号記録装置及び磁気記録媒体Info
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- JPH0973603A JPH0973603A JP7251907A JP25190795A JPH0973603A JP H0973603 A JPH0973603 A JP H0973603A JP 7251907 A JP7251907 A JP 7251907A JP 25190795 A JP25190795 A JP 25190795A JP H0973603 A JPH0973603 A JP H0973603A
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Abstract
置及び磁気記録媒体において、任意の記録特性を有する
磁気記録媒体及び記録再生ヘツドを組み合わせても、再
生出力が最大となる信号電流の大きさを短時間で精度良
く設定して記録し得るようにする。 【解決手段】第2のヘツドに記録がほぼ飽和する一定の
値の信号電流を与えて第2のアジマス角度で先行記録し
てそれまでに記録された信号を重ね書き消去し、この
後、同一走査軌跡上をトラツキングする第1のヘツドに
測定段階毎に一定の値以下で段階的に変化する信号電流
を与えて第1のアジマス角度で重ね書き記録することに
より、第2のヘツドで記録した信号は、第1のヘツドで
記録した信号の記録深さに比例して消去される。従つ
て、第1のヘツドで記録した信号の再生出力レベルを正
確に測定できる。
Description
2) 課題を解決するための手段(図3) 発明の実施の形態(図1〜図13) 発明の効果
法、信号記録装置及び磁気記録媒体に関し、例えばビデ
オテープレコーダで最大振幅の再生信号を得る記録信号
電流の最適値を磁気ヘツドに設定する際に適用し得る。
搬送波をビデオ信号で周波数変調した高周波信号を回転
ヘツドで磁気テープに記録する。高周波信号は、ヘツド
に与える記録信号の電流が増加するに従つて、磁気テー
プの磁性層に強く記録される。磁性層の残留磁化は起磁
力が増加するに従つて増大し、磁性層内の記録波長単位
の記録プロセスの概念である、記録信号波長に対応した
波長単位の磁化領域(以下、磁化領域という)は深くな
る。磁気テープ表面に出る磁束は、残留磁化により増大
して、再生信号は増加する。
えて起磁力が強くなると、磁化領域が深くなり過ぎる。
即ち、磁性層内部の磁化領域の中心が深くなり過ぎる。
この現象は、等価的に、同一の記録信号をある最適な強
度で記録したときの磁化領域に比して厚く(太く)短い
磁化領域を形成したことになる。これにより、記録信号
がある最適な強度を越えると、磁化領域自体に働いてい
る減磁界によつて、起磁力が磁化領域内で閉ループを形
成する。従つて、磁気テープ表面に出る磁束は、記録電
流がある値を越えると、かえつて減少してゆく。
のときにヘツドで最大出力信号レベルを得るように、最
適な信号記録強度となる起磁力を記録ヘツドに発生させ
る電流値を設定することが、記録電流の最適値の設定で
ある。このときの記録電流値と再生出力レベルとの関係
を表す特性曲線を最適記録電流特性曲線と呼ぶ。また飽
和記録とは、記録媒体である磁性体に記録された信号
が、その記録のときの磁化信号に比して強力な記録信号
で新たに磁化され、ほぼ消去されてしまう強度の信号記
録をいう。
低い 1/2″幅の酸化鉄テープを使用し、記録波長が比較
的長い通常のビデオテープレコーダにおいて最適記録電
流特性曲線を得るには、2つの方法があつた。第1の方
法では、磁気テープを走行させ、先行する消去ヘツドで
消去して複数の測定記録段階を順次一定期間づつ記録信
号をレベルを変えて記録し、磁気テープを巻戻す。この
後、磁気テープを走行させて対応する複数の再生測定段
階を順次一定期間づつ再生信号の再生出力レベルを測定
する。第2の方法では、磁気テープを静止し記録一時停
止状態に保持して、各測定段階毎に毎回重ね書き記録し
て再生出力レベルを測定する。
第2の方法は、どちらも記録電流を各記録測定段階毎に
段階的に増加させて測定対象のヘツドに印加し、この再
生出力レベルを各再生測定段階毎に逐次検出測定して、
再生出力レベルの極大値、即ち最大値となる最適な記録
電流値を測定及び検出して設定する。因みに、図14
は、第1の方法において回転ドラムに例えば第1及び第
2チヤンネルで対となるヘツドが設けられており、それ
ぞれのヘツドが異なるトラツクを走行することを示す。
また図15は、第2の方法において異なるヘツドが同一
トラツクに異なる時刻に記録及び再生することを示す。
録する音声用ヘツド1が画像用ヘツド2と別個に回転ド
ラム3に設けられ、音声信号を磁気テープの磁性層の深
層にFM記録するビデオテープレコーダがある。この種
のビデオテープレコーダにおいては、第3の方法が考え
られる。図17に示すように、第3の方法では、音声信
号を音声用ヘツド1で深層にFM記録した後、画像信号
を画像用ヘツド2で表層に重ね書き記録する。この後、
深層にFM記録した音声信号の消去レベルを測定する。
録する画像信号の記録電流に対する再生出力レベルの特
性曲線4が明確な単一の極大値を示さず、ほぼ平坦な最
大値を示す場合にも、画像用ヘツド2の記録信号強さに
対応する記録深さの増加を、先に記録した音声信号の重
ね書き記録による消去レベルを示す特性曲線5によつて
判断できる。これにより、第1の方法と併せて、記録信
号強さをより正しく判断して、常に最適な深さで記録す
る記録電流を設定できるとの考えがあつた。
の方法においては、磁気テープが走行した状態で測定す
る。このため、第1の方法は、記録走行、巻戻し、再生
走行の動作が必要となる分、第2の方法(静止状態での
測定)に比して測定時間が長くかかるという問題があつ
た。即ち、第1の方法は、測定に必要な記録時間、巻戻
し時間及び再生測定時間に加えて、磁気テープを走行さ
せる機械構造系の記録、巻戻し、巻戻しから再生への状
態遷移時間が必要となる。また機械構造系を制御するソ
フトウエアによつて測定のためにトラツク単位で精密に
走行位置を合わせる同期制御の時間も必要となる。
ラツクを含む複数のトラツクに記録して、測定記録開始
点まで巻き戻す制御精度の不足に予め備えることが考え
られる。このとき、例えば第1及び第2チヤンネルで対
となるヘツドには、通常使用の信号記録と同様に段階的
に測定する記録電流が第1及び第2のヘツドにほぼ同レ
ベル印加されていた。この場合でも、余分のトラツクに
記録する分、測定時間がかかることになる。因みに、制
御誤差が±2トラツク以上なら、上記測定対象トラツク
と、制御誤差があつた時の予備の測定トラツクを含めて
5トラツク以上に同一信号を記録する必要がある。
る際、テープ走行支持系の摩擦、振動、磁気テープとヘ
ツド及びドラムとの間に形成される空気層の厚さの変動
の増加、ドロツプアウトの多発等により、再生出力レベ
ルの測定値が変動すると共に妨害ノイズ等が増加すると
いう障害が発生する。このため、図14に示すように、
第1の方法は、同一レベルで記録した多くの観測点を再
生して平均化、演算及び推定して、この障害の影響を除
去する必要があり、これによつても測定時間が長くかか
つた。
止した状態での測定)において、例えば第1及び第2チ
ヤンネルで対となる第1及び第2のヘツドが回転ドラム
に設けられており、それぞれのヘツドが第1又は第2の
傾斜アジマス角度で記録及び再生する場合を考える。こ
のとき、第1のアジマス角度の第1のヘツドと、第2の
アジマス角度の第2のヘツドとには通常の信号記録と同
様に各測定段階毎に測定する記録電流が第1及び第2の
ヘツドにほぼ同レベル流されて交互に記録されいた。こ
の場合、磁性粉の保磁力Hcが低いと、今回の測定段階
の第2のアジマス角度の第2のヘツドの記録により、前
回測定段階で記録した第1のアジマス角度の第1のヘツ
ドの記録信号は大半が重ね書き消去されてしまい、第1
チヤンネルの第1のヘツドで毎回重ね書きしても、前回
の記録信号により同一トラツク上で再生される同一の第
1のアジマス角度の残留信号レベルは比較的弱い。これ
により、後段階の記録信号の再生レベルに対する前回の
記録信号の影響の問題は少なかつた。
応した磁気記録媒体である高画質用高性能酸化鉄テープ
やメタル粉テープのように、磁性粉の保磁力Hcが十分
高いと、重ね書き後、前回の記録信号による同一アジマ
ス角度の残留信号レベルが強くなつて、後段階の記録信
号の再生レベルが残留信号レベルに顕著に影響される問
題があつた。図19に示すように、特に、記録電流が小
さい段階で記録、再生及び測定すると、各測定段階毎に
毎回重ね書き記録した前回の記録が十分に消去されず、
前回の記録信号の同一アジマス角度の残留信号が現在の
記録信号と共に再生される。
6に示すように、再生した現在の記録信号の測定レベル
は残留信号と相互に干渉して、特に、記録電流が小さい
段階での再生信号出力レベルの測定に誤差が生じる。従
つて、平均化、演算等で処理しても誤差は残り、正確な
測定ができないという問題があつた。このため、上記従
来の第3の方法の考えのように、記録の強さを測定対象
の第1のヘツドと対となる他方の第2のヘツドで記録さ
れた信号の第1のヘツドによる重ね書き消去を受けた消
去量を知ることで、第1のヘツドの記録信号強さである
記録深さを知り、より正確に測定することが考えられ
る。
すように、第2のアジマス角度の第2のヘツドの再生出
力レベルは、本来の測定対象の第1のアジマス角度の第
1のヘツドによる記録強さが第2のヘツドに比べて小さ
いかほぼ同等の場合には重ね書き消去が十分に行えな
い。このため前回測定のときに記録した第2のアジマス
角度の第2のヘツドの記録信号の残留信号に干渉され
て、特に、記録電流が小さい段階での重ね書き消去され
た第2のヘツドの再生信号出力レベルの測定に誤差が生
じる。また本来の測定対象の第1のヘツドによる記録の
強さが、他方の第2のヘツドに比して常に大きい場合に
は、他方の第2のヘツドによる記録強さが小さいため、
続いての第1のヘツドによる重ね書き記録消去により第
2のヘツドの記録信号は概ね消去され、記録信号が常に
消去された微小信号レベルの状態となる。このため、図
20の下側の実線の特性曲線8に示すように、他方の第
2のヘツドによる再生出力は測定対象の第1のヘツドに
よる記録の強さとほとんど関係なくなる。従つて、測定
対象の第1のヘツドによる記録の強さを他方の第2のヘ
ツドで測定する方法はこの従来の第2の方法においては
定量的な測定に使用することは不可能であつた。
記録信号レベルを増加するに従つて波長単位の磁化領域
の中心が深くなり、テープ磁性層内部で生じる自己減磁
力が増加して、一般に、記録信号レベルがある最適な強
度以上になると再生出力レベルはかえつて減少する。と
ころが、磁性粉の保磁力Hcが高い場合や、蒸着型テー
プの磁性体構造のように、磁性体が斜めや垂直に配向さ
れて密に起立し磁性層が薄い場合等では、減磁力の増加
が難しいことがある。このため、記録信号レベルがある
最適な強度以上になつても、再生出力レベルの減少が発
生することが難しい場合がある。
は、ヘツドギヤツプ内壁面に強い起磁力を発生する高透
磁率膜が、最適な記録電流で最適な強度の起磁力を効率
的に発生するほぼ丁度の厚さに形成されているものがあ
る。この構造のヘツドでは、さらに強力な記録電流を加
えてもギヤツプ中の磁界が飽和して過強度の起磁力を発
生することが難しいことにより、一層深く記録すること
が難しい。このため、最適記録電流を越えて記録電流を
大きくして記録しても再生出力レベルの減少が生じ難い
場合がある。因みに、高透磁率膜を厚くすると、高速磁
率膜材料の量を多く使用し、またヘツドの加工が難し
く、このためコストが上昇する。
段階的に増加して測定して得た特性曲線9が、最適記録
電流に到達する手前でほぼ平坦な特性に移行することを
意味する。とりわけ、磁性層の構造、磁気特性が塗布型
テープと異なる蒸着型テープに対して、上記構造のヘツ
ドで記録する場合は最適な記録電流値を越えて記録して
もヘツドで検出する再生出力レベルがほとんど減少しな
い場合もある。
の測定残留信号が今回の記録された再生測定信号と同一
アジマス角度の信号同士で干渉をおこし、僅かな再生出
力変動による再生出力レベルの極大値が複数現れる場合
もある。このように最適な記録電流値付近の再生出力レ
ベルがほぼ平坦であつたり、複数の極大値が現れる場合
の測定には、高い観測精度が必要であると共に、測定値
を数値処理して推定することが必要である等、測定が煩
雑となるという問題があつた。これは最適な記録電流を
設定する際に大きな支障となつていた。
2に示すように、音声用ヘツド1の下エツジと画像用ヘ
ツド2の下エツジとの間には、回転ドラム3の回転軸方
向の取付け段差が存在する。これは、音声用ヘツド1と
画像用ヘツド2とがドラム3の回転方向に数°〜数10
°先行するように取り付けられ、走行している磁気テー
プの同一トラツク上に記録する必要があるためである。
して記録及び再生すると、音声用ヘツド1と画像用ヘツ
ド2とのトラツク軌跡は一致しない。従つて、第3の方
法では、必ず磁気テープを走行させて、記録、巻戻し及
び再生して測定することが必要となり、従来の第1の方
法と同じく静止状態での測定に比して時間が長くかかる
と共に、測定対象である画像用ヘツドとは異なる音声用
ヘツドを使用するため、測定対象の記録信号とは特性の
異なる間接的な信号の測定結果を使用することとなるの
で却つて測定誤差を含み易くなり、また機構制御的に複
雑になる欠点があつた。
で、任意の記録特性を有する磁気記録媒体及び記録再生
ヘツドを組み合わせても、再生出力レベルが最大となる
記録信号電流の大きさを短時間で精度良く設定して記録
し得る記録信号電流設定方法及びその方法を使用する信
号記録装置を開示し、この信号記録装置によつて最適な
記録信号電流で記録して、より高出力高品質にバランス
のとれた映像信号などのソフト記録済磁気記録媒体を得
られることを提案しようとするものである。
め本発明においては、記録信号電流の値を制御して記録
信号を第1のアジマス角度で磁気記録媒体に記録し、記
録信号の再生出力レベルを測定して得た第1の測定結果
に基づいて、再生出力レベルが最大となる記録信号電流
の値を設定する記録信号電流設定方法において、第1の
処理では、記録信号電流の値を一定の値に制御し、測定
段階毎に記録信号を第1のアジマス角度と異なる第2の
アジマス角度で磁気記録媒体にほぼ飽和記録する。第2
の処理では、記録信号電流の値を一定の値以下の値に制
御し、第1の処理によりほぼ飽和記録された記録信号に
重ねて、測定段階毎に記録信号を第1のアジマス角度で
記録する。
値の記録信号電流を与えて第2のアジマス角度で先行記
録して、それまでに記録された信号を重ね書き消去し、
この後、同一走査軌跡上をトラツキングする第1のヘツ
ドに測定段階毎に一定の値以下で段階的に変化する記録
信号電流を与えて第1のアジマス角度で重ね書き記録す
ることにより、第2のヘツドで記録した信号は、第1の
ヘツドで記録した信号の記録深さに比例して消去され
る。従つて、第1のヘツドで記録した信号の再生出力レ
ベルを正確に測定できる。これにより、任意の記録特性
を有する磁気記録媒体及び記録再生ヘツドを組み合わせ
ても、再生出力が最大となる記録信号電流の大きさを短
時間で精度良くして記録できる。
度で記録及び再生する第1の記録再生ヘツドと、第1の
記録再生ヘツドに対応して記録信号電流の値を調節する
第1の記録信号電流値調節手段と、記録信号を第1の記
録再生ヘツドによつて磁気記録媒体に記録する第1の記
録手段と、磁気記録媒体に記録された記録信号を第1の
記録再生ヘツドによつて再生する第1の再生手段と、磁
気記録媒体に第1のアジマス角度で記録された記録信号
の再生出力レベルを測定した第1の測定結果を出力する
再生出力レベル測定手段と、第1の測定結果を記憶する
測定結果記憶手段と、第1の記録信号電流値調節手段と
第1の記録手段と第1の再生手段と再生出力レベル測定
手段とを制御する制御手段と、制御手段の制御内容を記
憶して制御手段に制御手順信号を供給する制御内容記憶
手段とを有し、第1の測定結果に基づいて、再生出力レ
ベルが最大となる記録信号電流の値を設定する信号記録
装置において、第1のアジマス角度と異なる第2のアジ
マス角度で記録及び再生する第2の記録再生ヘツドと、
記録信号電流の値を第2の記録再生ヘツドに対応して調
節する第2の記録信号電流値調節手段と、記録信号を第
2の記録再生ヘツドによつて磁気記録媒体に記録する第
2の記録手段とを設ける。また再生出力レベルが最大と
なる記録信号電流の値を設定するとき、まず記録信号電
流の値を一定の値に制御し、測定段階毎に記録信号を第
2のアジマス角度で磁気記録媒体にほぼ飽和記録する。
次に、記録信号電流の値を一定の値以下の値に制御し、
ほぼ飽和記録された記録信号に重ねて、測定段階毎に記
録信号を第1のアジマス角度で記録する。
値を制御して記録した記録信号の再生出力レベルの測定
結果に基づいて再生出力レベルが最大となる記録信号電
流の値を設定し、第1のアジマス角度と、第1のアジマ
ス角度と異なる第2のアジマス角度とで記録する信号記
録装置によつて、記録信号が記録された磁気記録媒体に
おいて、第1のアジマス角度で記録するときの記録信号
電流の値を設定するとき、まず記録信号電流の値を一定
の値に制御し、測定段階毎に記録信号を第2のアジマス
角度で磁気記録媒体にほぼ飽和記録する。次に、記録信
号電流の値を一定の値以下の値に制御し、ほぼ飽和記録
された記録信号に重ねて、測定段階毎に記録信号を第1
のアジマス角度で記録する。
の一形態を詳述する。
ーダ10を示す。8ミリビデオテープレコーダ10は、
画像信号の記録に先立つて、磁気テープ11に対する記
録一時停止状態を維持して、1対のヘツド12及び13
の記録電流特性を測定する。続いて、8ミリビデオテー
プレコーダ10は、再生出力が最大となる最適な記録信
号電流、例えば記録電流値をヘツド12及び13にそれ
ぞれ設定して、画像信号を記録する。
テープレコーダ10の制御ブロツク14は、記録信号処
理ブロツク15への入力信号S1を遮断して、記録信号
処理ブロツク15のFM変調部16より搬送波だけを第
1及び第2チヤンネルの利得制御増幅器(図中、GCA
で示す)17及び18に与える。制御ブロツク14は、
利得制御増幅器17及び18を制御して、電流値を制御
した搬送波信号S2及びS3を記録信号処理ブロツク1
5より機構ブロツク22に与える。
は、搬送波信号S2及びS3のそれぞれの記録電流値に
応じた起磁力をそれぞれのアジマス角度(±10°)で発
生する。これにより、搬送波信号S2及びS3は、停止
した磁気テープ11の同一トラツク上にこの起磁力に応
じた深さ及びアジマス角度を有する磁化領域として記録
される。
ス角度の第1のヘツドとしての一方のヘツドには図2
(A)に示すように、測定段階j毎に増加する記録電流
による信号(図中、白棒で示す)が与えられ、これに先
行して走査する第2のアジマス角度の第2のヘツドとし
ての他方のヘツドには図2(B)に示すように、測定段
階毎に一定の値のレベルとしての一定の最大記録電流に
よる信号(図中、白棒で示す)が与えられる。これによ
り、矢印で示すように、一方のヘツドで記録した信号は
他方のヘツドの信号で完全に重ね書き消去され、これに
先行して走査する他方のヘツドで記録した信号は一方の
ヘツドの記録信号強度の分だけ重ね書き消去される。こ
の後、ヘツド12及び13は、停止中の磁気テープ11
の同一トラツクをトラツキングして、それぞれのアジマ
ス角度による再生信号S4及びS5を再生信号処理ブロ
ツク23に与える。
き、図3(A)に示すように、一方のヘツドの記録電流
強さ(図中、白棒で示す)が最大値に達する前に、一方
のヘツドの再生出力レベル(図中、斜線棒で示す)は、
最大値に達する。また図3(B)に示すように、これに
先行して走査する他方のヘツドの再生出力レベル(図
中、斜線棒で示す)は重ね書き消去されることにより再
生出力レベルが減少するため、段階的に減少することに
なる。
4及びS5のレベルを再生出力レベル検波部24でそれ
ぞれ検出して、検出信号S6を制御ブロツク14に与え
る。制御ブロツク14内では、記録電流値と、検出信号
S6が示す再生信号S4及びS5のレベルとを対応付け
たデータS7を作業データ記憶部27に記憶させる。測
定が終了すると、制御ブロツク14は、データS7に基
づいて、最適な記録電流値を検出して、この電流値で記
録するよう記録信号処理ブロツク15を制御する。
タを含む制御部29と最適記録電流測定設定プログラム
記憶部28と作業データ記憶部27とを有し、最適記録
電流測定設定プログラム記憶部28からプログラムを読
み出し作業データ記憶部27から測定データ演算結果を
読み出し、マイクロコンピユータを含む制御部29によ
り記録電流特性を測定して最適記録電流を設定する。図
4に示すように、搬送波信号S2及びS3を記録する
際、制御ブロツク14内のマイクロコンピユータを含む
制御部29は最適記録電流測定設定プログラム記憶部2
8から記録プログラム30を読み出して利得制御増幅器
17及び18の利得を制御すると共に、機構ブロツク2
2内の機構駆動系31を制御して記録一時停止状態を維
持する。
ユータを含む制御部29は、最適記録電流測定設定プロ
グラム記憶部28から再生測定プログラム32を読み出
して機構駆動系31及び再生出力レベル検波部24を制
御する。最適記録電流を設定する際、マイクロコンピユ
ータを含む制御部29は、最適記録電流測定設定プログ
ラム記憶部28から再生演算プログラム33を読み出し
て、作業データ記憶部27よりデータS7を読み込み、
再生演算プログラム33で最適記録電流値を検出する。
続いて、マイクロコンピユータを含む制御部29は、再
び記録プログラム30を読み出して利得制御増幅器17
及び18を制御して、検出した最適記録電流値を設定す
る。
クロコンピユータを含む制御部29は、図5に示す測定
手順に従つて記録電流特性を測定する。即ち、マイクロ
コンピユータを含む制御部29は、開始ステツプSP0
から入り、ステツプSP1において、機構駆動系31に
よつて記録一時停止状態に設定して、ステツプSP2に
移る。ステツプSP2において、マイクロコンピユータ
を含む制御部29は、同一の記録トラツクに対するヘツ
ド12及び13の切換タイミングを同期させて、ステツ
プSP3に移る。
ユータを含む制御部29は、パラメータiを0に初期化
すると共に、パラメータE及びFをそれぞれ2及び1に
設定して、ステツプSP4に移る。(これは、第2ヘツ
ドが第Eヘツドに設定され、第1ヘツド12が第Fヘツ
ドに設定されたことを意味する。)ステツプSP4にお
いて、マイクロコンピユータを含む制御部29は、第F
ヘツド(ここでは第1ヘツド12)に対して対となる第
Eヘツド(ここでは第2ヘツド13)の搬送波信号S3
の記録電流強さを最大の一定値に設定して、ステツプS
P5に移る。
ユータを含む制御部29は、パラメータjを0に初期化
してステツプSP6に移る。ステツプSP6において、
マイクロコンピユータを含む制御部29は、任意の繰り
返し測定回数をnとして、パラメータjがn+1に比し
て小さいか否かを判断し、否定結果を得るとパラメータ
jがn+1に比して小さいと判断してステツプSP7に
移る。ステツプSP7において、マイクロコンピユータ
を含む制御部29は、第Fヘツドの記録電流強さを第j
段階(ここでは第0段階)に設定してステツプSP8に
移る。
ユータを含む制御部29は、第Eヘツド(ここでは第2
ヘツド13)で搬送波信号S3を同一トラツクに1回記
録してステツプSP9に移る。ステツプSP9におい
て、マイクロコンピユータを含む制御部29は、第Fヘ
ツド(ここでは第1ヘツド)で第j段階の記録電流強さ
の搬送波信号S2を同一トラツクに1回記録して、ステ
ツプSP10に移る。
ピユータを含む制御部29は、第Fヘツドで重ね書き消
去された後の搬送波信号S3の残留記録信号を第Eヘツ
ドによつて再生する。マイクロコンピユータを含む制御
部29は、このときの再生出力レベルをデータData(i,
E,j) として作業データ記憶部27に記憶させて、ステ
ツプSP11に移る。ステツプSP11において、マイ
クロコンピユータを含む制御部29は、第Fヘツドで記
録した搬送波信号S2を再生する。マイクロコンピユー
タを含む制御部29は、このときの再生出力レベルをデ
ータData(i,F,j)として作業データ記憶部27に記憶さ
せて、ステツプSP12に移る。
ピユータを含む制御部29は、パラメータjをj+1に
インクリメントして、上述のステツプSP6以降の処理
を繰り返す。やがて、ステツプSP6において肯定結果
を得ると、マイクロコンピユータを含む制御部29は、
パラメータjがn+1と等しいと判断してステツプSP
13に移る。これにより、例えば図6(A)に示すよう
に、第1のヘツド12の記録電流を変化させたときの第
1及び第2のヘツド12及び13の再生出力レベルを示
す特性曲線34及び35を得ることができる。
ユータを含む制御部29は、パラメータiが1と等しい
か否かを判断し、否定結果を得ると一方のヘツド(ここ
では第1ヘツド12)の記録電流特性だけを測定したと
判断してステツプSP14に移る。ステツプSP14に
おいて、マイクロコンピユータを含む制御部29は、パ
ラメータi、E及びFをそれぞれ1、1及び2に設定し
てステツプSP15に移る。(これは、第1ヘツド12
が第Eヘツドに設定され、第2ヘツドが第Fヘツドに設
定されたことを意味する。)
ピユータを含む制御部29は、次に記録再生測定する対
象のヘツドの走査タイミングに同期して切り換えるた
め、回転ヘツドの切換タイミングを該当するタイミング
角度である 180〔°〕シフトして、ステツプSP4以降
の処理を繰り返す。やがて、ステツプSP13において
肯定結果を得ると、マイクロコンピユータを含む制御部
29は、両方のヘツドの記録電流特性を測定したと判断
してステツプSP16に移り、記録電流特性の測定を終
了する。
に、第2のヘツド13の記録電流を変化させたときの第
2及び第1のヘツド13及び12の再生出力レベルを示
す特性曲線36及び37を得ることができる。因みに、
特性曲線37は、第1のヘツド12の起磁力が第2のヘ
ツドに比して小さく、最大値付近での再生出力レベルが
特性曲線35に比して大きくなつている場合を示す。
クロコンピユータを含む制御部29は、図7に示す検出
及び設定手順に従つて最適記録電流値を検出して設定す
る。即ち、マイクロコンピユータを含む制御部29は、
開始ステツプSP17から入り、ステツプSP18にお
いて、読み出すデータのパラメータiを0に初期化する
と共に、パラメータE及びFをそれぞれ2及び1に設定
してステツプSP19に移る。
ピユータを含む制御部29は、パラメータjが0〜nで
あるデータData(i,F,j) のうち、上述の設定に従つてパ
ラメータi=0と、F=1であるデータを読み出す。図
8に示すように、マイクロコンピユータを含む制御部2
9は、読み出したデータから最大値max 及び最小値min
を検出すると、ステツプSP20に移る。ステツプSP
20において、マイクロコンピユータを含む制御部29
は、最大値max から規定量だけ低い再生出力レベルをし
きい値THとして設定して、ステツプSP21に移る。
x から−0.5 〔dB〕(=0.944 ×max )として設定され
る。また、別の設定の仕方として最大値max と最小値mi
m との差分をΔとすれば、ビデオテープレコーダの磁気
記録電流の通常の可変範囲では、この差分はほぼ4〔d
B〕〜8〔dB〕となることから、差分を使用してしきい
値THを設定するにはTH=max −(Δ/8)とする。こ
の場合のしきい値THは(0.925 〜0.954 )×max とな
り、最大値max の0.94倍をしきい値とすることとほぼ等
しいので、これを使用して設定してもほぼ同等の結果を
期待し得る。
ピユータを含む制御部29は、しきい値THと、ステツプ
SP19で読み出したデータData(i,F,j) とを比較し
て、しきい値THを越えたデータPeak(i,F,j) を昇順に抽
出して、ステツプSP22に移る。ステツプSP22に
おいて、マイクロコンピユータを含む制御部29は、抽
出したデータPeak(i,F,j) が1つか否かを判断し、否定
結果を得るとしきい値THを越えた複数のデータPeak(i,
F,j) が存在すると判断して、ステツプSP23に移
る。
ピユータを含む制御部29は、上述の設定に従つてパラ
メータi=0と、E=2であるデータData(i,E,j) のう
ち、しきい値THを越えたデータData(i,E,j) のパラメー
タjに対応するものを抽出して、ステツプSP24に移
る。ステツプSP24において、マイクロコンピユータ
を含む制御部29は、ステツプSP23で抽出したデー
タData(i,E,j) の昇順の先頭データData(i,E,k) を検出
し、先頭データData(i,E,k) から例えば−3〔dB〕とな
る値をしきい値Depth として算出する。
は、しきい値Depth とステツプSP23で抽出したデー
タData(i,E,j) とを比較して、しきい値Depth に比して
小さくなる1つ前のデータData(i,E,j) を検出する。マ
イクロコンピユータを含む制御部は、このときの測定段
階jを設定値として得て、ステツプSP25に移る。ス
テツプSP25において、マイクロコンピユータを含む
制御部29は、ステツプSP24で得た測定段階jのデ
ータData(i,F,j) を第Fヘツド(ここでは第1ヘツド1
2)の記録電流の設定値として、ステツプSP26に移
る。
を得ると、マイクロコンピユータを含む制御部29は、
しきい値THを越えたデータPeak(i,F,j) が1つだけ存在
すると判断して、ステツプSP27に移る。ステツプS
P27において、マイクロコンピユータを含む制御部2
9は、ステツプSP21で得た測定段階jのデータPeak
(i,F,j) を第Fヘツド(ここでは第1ヘツド12)の記
録電流の設定値として、ステツプSP26に移る。
ピユータを含む制御部29は、パラメータiが1である
か否かを判断し、否定結果を得ると一方のヘツド(ここ
では第1ヘツド12)の設定値だけを得たと判断して、
ステツプSP28に移る。ステツプSP28において、
マイクロコンピユータを含む制御部29は、読み出すデ
ータのパラメータi、E及びFをそれぞれ1、1及び2
に設定して、上述のステツプSP19以降の処理を繰り
返す。やがて、ステツプSP26において肯定結果を得
ると、マイクロコンピユータを含む制御部29は、両方
のヘツドの設定値を得たと判断して、ステツプSP28
に移り、検出及び設定手順を終了する。
回転ドラム38が紙面に向かつて左回転する。回転ドラ
ム38は、ヘツド12及び13が互いに180 °離れて配
設されている。磁気テープ11は、回転ドラム38の周
側面の手前側を左から右に走行する。図10(A)に示
すように、回転ドラム38は、回転軸39が磁気テープ
11の走行方向に対して傾斜している。これにより、ヘ
ツド12及び13は、磁気テープ11の下エツジ側から
磁気テープ11を斜めに走査する。
離れたヘツド12及び13は、回転ドラム38上での取
り付け段差が無い。(ここでは、ヘツドを、当接する磁
気テープ11の磁性層側から見た状態を示す)。図10
(C)に示すように、磁気テープ11が記録の一時停止
状態のとき、ヘツド12及び13は、磁気テープ11上
の同一トラツク40に交互に記録する(ここでは、磁気
テープ11上のトラツク40を、磁性層に当接するヘツ
ド側から見た状態を示す)。
のとき、ヘツド12及び13はそれぞれ1トラツクに1
回記録する。アナログビデオテープレコーダの場合には
NTSC方式やPAL方式などの標準映像方式の信号で
は、それぞれのトラツクに1垂直区間の画像信号が記録
される。このとき回転ドラム38は、半周回転で1トラ
ツクに記録し、一周回転で合わせて2トラツクに記録す
る。
アナログFM方式ビデオテープレコーダの場合一周回転
で2垂直区間(1フレーム区間)分の画像を記録する。
従つて、図10(D)に示すように、ヘツドの当接する
磁性層側より見た磁気テープ11上の記録フオーマツト
は、第1及び第2チヤンネルに対応したトラツク41及
び42が交互に形成される。
する場合、まず、記録しようとするテープを録画開始待
ちの停止状態に制御する。記録がほぼ飽和する最大の記
録電流を例えば第2チヤンネルの第2のアジマスの第2
の記録再生ヘツドであるヘツド13に与えて、トラツク
40に1回(ドラム半周回転)だけ記録する。続く回転
ドラム38の半周回転で、各測定段階毎に段階的に可変
する記録電流を第1のチヤンネルのヘツド12に与え
て、トラツク40に1回だけ重ね書き記録する。
回ずつ重ね書き記録して、1記録区間(回転ドラム38
の1回転)とする。これにより、トラツク40には、ヘ
ツド13で飽和記録され、続いてヘツド12で重ね書き
消去されて残つた記録信号と、ヘツド12で重ね書き記
録した記録信号とが存在する。
及び13で再生して、それぞれの記録信号の再生出力レ
ベルを測定する。それぞれの測定値を作業データ記憶部
27に記憶する。この後、ヘツド12の記録信号強度レ
ベルを1段階増やして、上記手順を繰り返し、この記録
信号強度レベルに対応するそれぞれの再生出力レベルを
測定する。
階で繰り返すと、ヘツド12のデータ列より例えば図1
1(A)に示す最適記録電流特性曲線が与えられる。続
いて、再生出力レベルの最大値max を得て、図11
(B)に示すしきい値THを越えるデータPeak(i,F,j) を
昇順で検索する。これにより、データPeak(i,F,j) が1
つのとき、これをヘツド12の最適記録電流を与える設
定値とする。
査タイミングに同期して切り換えるためヘツド12及び
13の記録順を前後交換して、測定対象を交代し、上述
と同様の手順で測定する。これにより、残りのヘツド1
3の最適記録電流特性曲線と、この最大値を与える電流
設定値とを得ることができる。これをこのチヤンネルの
ヘツドの最適記録電流を与える設定値とする。これによ
り、対をなすヘツド12及び13について最適な記録電
流の設定値をそれぞれ求めることができる。
適記録電流値を越えた段階でもほぼ平坦となる特性(例
えば、記録電流を過度に設定したときの、再生出力レベ
ルの減少が− 0.5〔dB〕以内)を有するテープやヘツド
の場合、上述の手順ではデータPeak(i,F,j) が複数とな
り、テープへの最適な記録電流値が分からない。この場
合は、対となる第Eヘツドより得た重ね書き消去後の再
生出力レベルの測定データ列を使用して最適な記録電流
値を設定する。
始めるときの記録電流値と、この記録電流値に対応する
第Eヘツドの再生信号出力レベルとを決定する。図11
(C)に示すように、第Eの再生出力レベルがこのレベ
ルに比して例えば−3〔dB〕だけ減衰したときの記録電
流を、第Fヘツドに最適電流値を与える設定値とする。
ルを観測することによつて、第Fヘツドの再生出力レベ
ルの特性が増加状態から平坦状態に移行した後も、第F
ヘツドの記録深さ情報を感度良く得ることができる。ま
た第Fヘツドに与える記録電流がまだ小さい測定段階で
の誤差が特に少なくなり、一段と高い精度で測定でき
る。
多様化に従つて、特性の不揃いや相違があつて、最大値
を越えた過電流記録でも平坦状態の特性になり、最大値
が出にくい、又は従来の方法では前回測定の残留信号が
干渉して複数の極大値が出ていたような場合であつて
も、本発明によれば、それらの影響をうけず、ヘツドに
与える記録信号強度が過度又は不足になることを未然に
防止する最適の記録電流値を短時間で精度良く設定でき
る。またヘツドの使用初期の記録特性の不揃いや、使用
寿命が尽きるまで期間の記録特性の変化を容易に補正で
きる。さらには従来の保磁力HC の低い磁気テープ使用
のビデオテープレコーダにおいても、前回の記録の残留
信号をほぼ消去することから、それによる信号干渉の悪
影響を受けず、最適な記録電流を精度よく設定できる。
ス角度を有するヘツド12及び13に同一トラツク40
をトラツキングさせ、上述の他方のヘツドに測定段階j
毎に記録が飽和する一定で最大値の記録電流を与えて先
行記録して、それ以前にトラツク40に記録された信号
を消去し、この後、上述の一方のヘツドに測定段階j毎
に段階的に増加する記録電流を与えて記録することによ
り、上述他方のヘツドで記録した搬送波信号S3は、上
述一方のヘツドで記録した搬送波信号S2の記録深さに
ほぼ比例して消去される。従つて、搬送波信号S3に重
ね書きした搬送波信号S2の再生出力レベル及び正確な
記録深さを測定できることにより、任意の記録特性を有
する磁気テープ及びヘツドを組み合わせても、再生出力
が最大となる最適な記録電流値を短時間で精度良くヘツ
ドに設定できる。
段階で1回再生して測定する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、測定の際に混入する測定ノイズの
影響を除去するため、複数回測定して得た測定データを
平均化して、混入ノイズの影響を減少させても良い。ヘ
ツドに与える同一記録信号強度について、記録、再生及
び測定を同一の手順で複数回繰り返しても良い。この場
合、その都度メモリに記憶した結果を平均し、これを測
定値として用いても良い。この場合にも上述と同様の効
果を得ることができる。
38に1対のヘツド12及び13が設けられている場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、図12に示
すように、回転ドラム43に2対のヘツド44〜47が
設けられており、これを交互に使つて記録する場合や、
記録信号の種類毎に対になるヘツドをドラムに別個に設
けて、各々のヘツド対毎に同様に測定する場合にも適用
できる。因みに、図13に示すように、2対のヘツド4
4〜47は磁気テープが走行状態のとき互いに異なるト
ラツク48〜51を走査し、記録一時停止状態のとき同
一トラツク53を走査する。
4を第1のアジマス角度の第1のヘツド、45を第2の
アジマス角度の第2のヘツド、46を第1のアジマス角
度の第3のヘツド、47を第2のアジマス角度の第4の
ヘツドとするヘツド配置とするならば、磁気テープが走
行状態のときには互いに異なるトラツク48〜51に順
次走査して記録し、第1のヘツド44の走査軌跡である
トラツクを48とするならば、第2のヘツド45による
トラツクは49、第3のヘツド46によるトラツクは5
0、第4のヘツド47によるトラツクは51となるよう
に、1つのトラツクをヘツド走査したら、ヘツド配置
上、次の 270°後行して走査するヘツドに切り換えて次
のトラツクをテープ上に順次走査して記録及び再生を行
うこととなる。また、記録一時停止状態のときには各ヘ
ツド44〜47はヘツド取付面に互いに段差をもたず同
一走査軌跡上を走査するため、同一トラツク53をヘツ
ドを上述のように切り換えながら、順次走査することと
なる。
は、上記実施例に即して行うのであるが、第1のヘツド
44の記録及び再生測定の場合には直前に先行して走査
する第2のアジマス角度のヘツドは第4のヘツド47で
あることから、第4のヘツド47で測定段階毎でも一定
値である最大の記録電流にてほぼ飽和記録し、続く第1
のヘツド44でその測定段階の一定値以下である記録電
流にて記録する。この場合、第2のアジマス角度の第4
のヘツド47は上記実施例中の第2のアジマス角度の第
2のヘツド13に該当し、第1のアジマス角度の第1の
ヘツド44は上記実施例中の第1のアジマス角度の第1
のヘツド12に該当するが、記録及び再生測定の際には
上述のヘツド配置によるヘツド切り換え順序と同期させ
て記録を行い、その他の第2のヘツド45、第3のヘツ
ド46では、通常走行での記録の場合とは異なり、記録
を行わないように記録プログラムを読み出して同期制御
させることとする。
使用するように再生測定プログラムを読み出して同期制
御させて測定データを取り込み、その測定データを作業
データ記憶部27への記憶を行うこととする。さらに、
再生演算プログラムを読み出して、記録電流設定値を演
算により求めて、マイクロコンピユータを含む制御部2
9が記録信号電流値調節手段であるGCAにこの設定値
を設定する際には、上記実施例中の記録信号電流値調節
手段であるGCA17、18に該当する第1ないし第4
の記録信号電流値調節手段をそれぞれに対応するヘツド
と共に保有していて、この4つの記録信号電流値調節手
段のうちの第1のヘツド44に対応する第1の記録信号
電流値調節手段に設定することとする。
ドを使用するのが、ヘツド測定上望ましく、第1のヘツ
ド44を使用して記録した場合に、同一アジマス角度の
第3のヘツド46で再生するならば、第3のヘツド46
に何らかの異常があつた場合には本来第1のヘツド44
を使用すれば問題なく記録再生を行えたものが、第3の
ヘツド46を再生測定に使用したために第1のヘツド4
4と第3のヘツド46のどちらに異常あるのかわからな
い不都合があるので、実施の際には留意すべきである。
このことは第4のヘツド47に対する第2のヘツド45
についても同様である。もちろんこれらのことは通常の
記録再生の際のヘツド切り換え順序とはわざわざ別個の
ヘツド切り換え順序を別途用意して、第1のヘツド44
の測定時に第4のヘツド47と同一のアジマス角度の第
2のヘツド45を使用して先行記録し、さらに望むなら
ばこの記録に使用したヘツドを用いて再生することを除
外するものではないことは言うまでもない。
0、再生測定プログラム32、再生演算プログラム33
における記録、再生測定、及び記録信号電流設定の対象
となる第Fヘツドと、それに先行してほぼ飽和記録を行
う第Eヘツドに該当するものは、ここの2対のヘツドに
おいては、第Fヘツドが第1のヘツド44のときは、第
Eのヘツドは第4のヘツド47となり、第Fのヘツドが
第2のヘツド45のときは、第Eのヘツドは第1のヘツ
ド44となり、第Fのヘツドが第3のヘツド46のとき
は、第Eのヘツドは第2のヘツド45となり、第Fのヘ
ツドが第4のヘツド47のときは、第Eのヘツドは第3
のヘツド46となるとして実施してよい。
ム38に設けられている1対のヘツド12及び13をそ
れぞれ測定して、それぞれの記録電流を設定する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、ヘツドの加工
精度が高くて対をなすヘツドの記録特性の不揃いが少な
いときは一方のヘツドの測定で得た設定値を他方のヘツ
ドの設定値として使用しても良い。さらに上述の実施例
においては、記録信号強度レベルが最適な強度以上にな
つても再生出力レベルが減少しにくい場合にも測定する
方法を述べたが、本発明はこれに限らず、酸化鉄テープ
やメタル塗布型テープのように最適なる強度以上では必
ず再生出力レベルが減少する記録媒体の場合には、前回
の測定段階で記録し、トラツクに残留、記録されている
信号を先行する第2のアジマス角度のヘツドで略飽和記
録により消去する作用をもつことから、第2のアジマス
角度のヘツドの再生出力レベル測定は行わずとも、測定
及び記録電流設定対象のヘツドの再生データの測定によ
りその最大値を求めるようにしてもよい。
信号を記録するビデオテープレコーダ10に本発明を適
用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
記録信号振幅をほぼ一定とし、特定の周期信号で記録特
性を知ることが有効な記録信号なら、デイジタル信号で
記録再生する記録再生装置にも適用できる。
2及び13のうち一方に与える搬送波信号S2の記録電
流を、最小値から最大値に向かつて測定段階毎に増加さ
せる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、前
回の測定段階で記録し、トラツクに残留、記録されてい
る信号を略飽和記録で消去する作用をもつことから、記
録電流を、最大値から最小値に向かつて測定段階毎に減
少させる場合にも適用できる。記録電流を最も予測され
る最適記録電流予測値から測定を開始させ、減少方向、
増加方向へ測定記録電流を順次増減させ、より効率よく
測定回数少なく最適記録電流を見出すのに適用すること
も問題なくできる。
で変調する搬送波信号S2及びS3の記録電流を設定す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、任意
の信号、例えば音声信号で変調する任意の搬送波信号及
び音声デイジタル信号の記録信号を設定する場合にも適
用できる。
8ミリビデオテープレコーダ10に適用する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、画像信号を記録す
る他の形式のビデオテープレコーダにも適用できる。そ
して、これにより記録された結果得られる映像ソフトビ
デオテープは良好な品質を得ることができる
プ11に記録する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、記録深さが残留磁束として影響を及ぼす記録
媒体の同一トラツクに傾斜アジマス損失を利用して信号
を磁気記録する記録再生方式である限り、任意の磁気記
録媒体、例えば円盤形状の記録媒体に記録再生する場合
にも適用できる。そして、これにより記録された結果得
られる映像ソフト磁気利用記録デイスクは良好な品質を
得ることができる。
円盤状磁気記録デイスク、などであり、磁気記録テープ
としては一般に使用する酸化鉄テープ、短波長高密度記
録に対応した保磁力の強い、高Hcの磁気記録媒体であ
る、S−VHSテープ、メタル塗布型テープ、メタル蒸
着テープなどが使え、8ミリビデオテープレコーダでは
特に高Hcのメタル塗布型テープ及びメタル蒸着テー
プ、さらには多層メタル塗布型、多層蒸着型テープを使
える。
第2のアジマス角度の記録再生ヘツドとしてはそれぞれ
のアジマス角度で磁気記録できる記録再生ヘツドであ
る。例えば、ヘツドギヤツプにアジマス角度を有するリ
ング型ヘツドとしてのフエライトヘツド、高透磁率材料
をヘツド磁路に形成したヘツド、高透磁率材料の膜をフ
エライトなどのその他のヘツド材のギヤツプ周辺にスパ
ツタ等の膜形成手段で形成して、ギヤツプより発生する
起磁力を強化したヘツド、結晶方位のヘツド走査方向に
対する向きや結晶構成サイズの加減によるテープ摺動時
のノイズ低減を計つたヘツドなどを使用しても良い。
アナログ信号の入力を受けて利得を可変するもの、デイ
ジタル信号の入力を受けて同じくアナログ的にその信号
振幅を可変するもの、デイジタル信号状態で入力されデ
イジタル信号処理で係数の乗除算又はビツトシフト等の
信号振幅可変手段により、利得を可変した後、DA変換
器によりアナログ変換して出力するもの、さらには対応
するヘツドの記録媒体走査タイミングに同期させて、そ
の可変利得を時分割で切り換えて対応するヘツドの記録
信号電流を設定するもの、さらに、対応するヘツドへの
記録信号電流値を設定する記憶メモリを内蔵し、制御手
段の制御信号を受けて記憶メモリの所定の設定値を設定
するものを使用しても良い。
段、再生手段が独立に配されている場合と、記録手段及
び再生手段が1体であつて、制御信号により記録再生の
機能を切り換える場合とがある。具体的には記録アン
プ、再生アンプの回路又は集積回路が別の構成である場
合と、記録アンプ、再生アンプの回路を一部又は全部共
通化して使用した場合と、それを集積回路内部で行つて
いる場合などとである。また、記録、再生手段としての
アンプ回路がヘツドの数に対応して2つや4つと複数配
されている場合には外部供給バイアス、ミユートスイツ
チの切り換えなどで互いのアンプ回路信号の干渉を低減
させる手法を採用することなどは本発明の測定上の場合
に応じて使用できる。
ル測定手段内で使用する検波方法としては、アナログ信
号処理、デイジタル信号処理によつて検波しても良く、
アナログ信号処理においては、ダイオード検波、トラン
ジスタによるエミツタ内部抵抗の非直線部分特性を利用
した検波、クランプ回路の併用によりその検波効率を高
めた検波などによるエンベロープ検波、ピーク検波、実
効値検波など、またデイジタル信号に変換して入力して
その検波を行う際には、デイジタル信号処理の絶対値処
理、また再生FM信号をデイジタルFM復調する際に同
時に、ドロツプアウト検出処理を行うデイジタル検波処
理を使用しても良い。ここで、アナログ検波信号出力を
受ける制御手段としてはADコンバータの内蔵されたマ
イクロコンピユータを使つても良い。
を含む制御部であつて、マイクロコンピユータあるいは
中央信号処理装置としては入出力手段としてADコンバ
ータ、DAコンバータ、入出力インタフエースバツフ
ア、基準クロツクをマイクロコンピユータの内部又は外
部に備えた制御部、さらに付け加えてROM、EEPR
OM、RAMなどの記憶手段を内部又は外部に備えた制
御部であつても良い。
算等の処理をする作業データ記憶手段であつて、メモリ
としてRAM、バツクアツプにより測定内容を保持し続
けられるRAM、書き換え可能なEEPROM、フラツ
シユメモリなどを使用できる。このメモリは上記制御手
段の内部にあつても、外部にあつて制御バス信号でマイ
クロコンピユータを含む制御部と通信するメモリであつ
ても、またインタフエースを通じてソケツトにより着脱
自在であつても測定データを記憶、測定演算等の処理を
行うメモリとして使い得るならば使用でき、それら測定
データを記憶保持し続けられる場合、ヘツド特性の履歴
を確認する制御内容記憶手段としては、記録電流設定方
法の記憶手段であり、各構成を動作制御する制御内容を
プログラムとして記憶して上記制御手段の読み出し制御
信号を受けて記録信号電流設定のための記録、再生測
定、再生演算プログラムによる制御手順の記憶信号を供
給する記憶手段である。
ラム、測定用再生プログラム、測定データ演算プログラ
ムを記憶内容として持つ最適記録電流測定設定プログラ
ム記憶部である記憶メモリであり、ROM、ワンタイム
ROM、EEPROM、フラツシユメモリなどの記憶内
容保持し得るメモリであり、上記制御手段内部に内蔵さ
れていても良く、外部にあつて配線の制御バス信号でマ
イクロコンピユータを含む制御部と通信するメモリであ
つても良く、またインタフエースを持ち、ソケツトによ
り着脱自在であつて、上記内部、外部にあり、又は着脱
自在な形態のメモリでも良く、それらが通信あるいはメ
モリ交換によりプログラムのしきい値などの内容、動作
パラメータを適宜変更し得るものであつても良い。
は、単一搬送波信号であつても良く、また、先行する記
録再生ヘツドの記録信号の記録深さを深くするために先
行する記録再生ヘツドの走査に同期させて記録信号周波
数を低くしても、その周波数が実際の入力信号が記録信
号処理ブロツクよつて記録信号とされる際の使用周波数
帯域の範囲内でなら、単一搬送波の変調の範囲内であ
り、使用しても良い。
ジマス角度のヘツドに記録がほぼ飽和する一定の値の記
録信号電流を与えて第2のアジマス角度で先行記録して
それまでに記録された信号を重ね書き消去し、この後、
同一走査軌跡上をトラツキングする第1のアジマス角度
のヘツドに測定段階毎に一定の値以下で段階的に変化す
る記録信号電流を与えて第1のアジマス角度で重ね書き
記録することにより、第2のアジマス角度のヘツドで記
録した信号は、第1のアジマス角度のヘツドで記録した
信号の記録深さに比例して消去される。従つて、第1の
アジマス角度のヘツドで記録した信号の再生出力レベル
を正確に測定できる。これにより、任意の記録特性を有
する磁気記録媒体及び記録再生ヘツドを組み合わせて
も、再生出力が最大となる記録信号電流の大きさを短時
間で精度良く記録再生ヘツドに設定し得る記録信号電流
設定方法と、信号記録装置と、最適な記録信号電流で記
録した磁気記録媒体とを実現できる。
によるビデオテープレコーダの構成を示すブロツク図で
ある。
ルとタイミングとを示すタイミング図である。
ルとタイミングとを示すタイミング図である。
を示すブロツク図である。
すフローチヤートである。
力を示す特性曲線図である。
手順を示すフローチヤートである。
の記録電流に対する再生出力を示す特性曲線図である。
方向を示す略線図である。
す略線図である。
出力を示す特性曲線と、しきい値を越える複数のデータ
が存在する場合の記録電流に対する再生出力を示す特性
曲線図である。
の配置及びテープの走行方向を示す略線図である。
略線図である。
レベルとタイミングとを示すタイミング図である。
及び再生レベルとタイミングとを示すタイミング図であ
る。
略線図である。
態を示す略線図である。
ド及び音声用ヘツドの再生出力特性を示す特性曲線図で
ある。
を示す略線図である。
場合の再生出力を示す特性曲線図である。
力を示す特性曲線図である。
略線図である。
8、43……回転ドラム、4〜9、34〜37……特性
曲線、10……ビデオテープレコーダ、11……磁気テ
ープ、14……制御ブロツク、15……記録信号処理ブ
ロツク、16……FM変調部、17、18……利得制御
増幅器、22……機構ブロツク、23……再生信号処理
ブロツク、24……再生出力レベル検波部、27……作
業データ記憶部、28……最適記録電流測定設定プログ
ラム部、29……マイクロコンピユータを含む制御部、
31……機構駆動系、39……回転軸、40〜42、4
8〜51、53……トラツク、S1……入力信号、S2
……第1チヤンネルの記録信号、S3……第2チヤンネ
ルの記録信号、S4、S5……第1、第2チヤンネルの
再生信号、S6……再生出力レベル検波信号、S7……
作業データ制御記憶信号、S8……記録信号処理ブロツ
ク制御信号、S9……機構駆動系制御信号、S10……
最適記録電流測定設定プログラム制御記憶信号、S11
……再生信号ブロツク制御信号、S12……再生出力信
号、S13……制御ブロツク内部制御信号、S14……
制御バス信号。
Claims (17)
- 【請求項1】記録信号電流の値を制御して上記記録信号
を第1のアジマス角度で磁気記録媒体に記録し、上記記
録信号の再生出力レベルを測定して得た第1の測定結果
に基づいて、上記再生出力レベルが最大となる上記記録
信号電流の値を設定する記録信号電流設定方法におい
て、 上記記録信号電流の値を一定の値に制御し、測定段階毎
に上記記録信号を上記第1のアジマス角度と異なる第2
のアジマス角度で上記磁気記録媒体にほぼ飽和記録する
第1の処理と、 上記記録信号電流の値を上記一定の値以下の値に制御
し、上記第1の処理によりほぼ飽和記録された上記記録
信号に重ねて、上記測定段階毎に上記記録信号を上記第
1のアジマス角度で記録する第2の処理とを具えること
を特徴とする記録信号電流設定方法。 - 【請求項2】上記第1及び第2の処理により重ねて記録
され上記第2のアジマス角度で残留した上記記録信号の
再生出力レベルを上記測定段階毎に測定する第3の処理
と、 上記第2の処理により上記第1のアジマス角度で重ねて
記録した上記記録信号の再生出力レベルを上記測定段階
毎に測定する第4の処理と、 上記第4の処理で得た上記第1の測定結果と、上記第3
の処理で得た第2の測定結果とに基づいて、上記再生出
力レベルが最大となる上記記録信号電流の値を設定する
第5の処理とを有することを特徴とする請求項1に記載
の記録信号電流設定方法。 - 【請求項3】通常の記録再生のときは、 上記第1のアジマス角度で記録及び再生する第1の記録
再生ヘツドと、上記第2のアジマス角度で記録及び再生
する第2の記録再生ヘツドと、上記第1のアジマス角度
で記録及び再生する第3の記録再生ヘツドと、上記第2
のアジマス角度で記録及び再生する第4の記録再生ヘツ
ドとによつて、上記磁気記録媒体に順次記録再生し、 上記設定のときは、 上記第1の処理において上記第4又は第2の記録再生ヘ
ツドによつて記録し、上記第2の処理において上記第1
又は第3の記録再生ヘツドによつて記録することを特徴
とする請求項1に記載の記録信号電流設定方法。 - 【請求項4】上記記録信号は、当該記録信号を記録した
記録再生ヘツドによつて再生されることを特徴とする請
求項1に記載の記録信号電流設定方法。 - 【請求項5】上記第1のアジマス角度で記録する記録再
生ヘツドの直前に配置されている記録再生ヘツドによつ
て上記第2のアジマス角度でほぼ飽和記録することを特
徴とする請求項1に記載の記録信号電流設定方法。 - 【請求項6】上記第1及び第2の処理における上記記録
信号は、任意の信号で変調される搬送波信号であること
を特徴とする請求項1に記載の記録信号電流設定方法。 - 【請求項7】第1のアジマス角度で記録及び再生する第
1の記録再生ヘツドと、上記第1の記録再生ヘツドに対
応して記録信号電流の値を調節する第1の記録信号電流
値調節手段と、上記記録信号を上記第1の記録再生ヘツ
ドによつて磁気記録媒体に記録する第1の記録手段と、
上記磁気記録媒体に記録された上記記録信号を上記第1
の記録再生ヘツドによつて再生する第1の再生手段と、
上記磁気記録媒体に上記第1のアジマス角度で記録され
た上記記録信号の再生出力レベルを測定した第1の測定
結果を出力する再生出力レベル測定手段と、上記第1の
測定結果を記憶する測定結果記憶手段と、上記第1の記
録信号電流値調節手段と第1の記録手段と第1の再生手
段と再生出力レベル測定手段とを制御する制御手段と、
上記制御手段の制御内容を記憶して上記制御手段に当該
制御手順信号を供給する制御内容記憶手段とを有し、上
記第1の測定結果に基づいて、上記再生出力レベルが最
大となる上記記録信号電流の値を設定する信号記録装置
において、 上記第1のアジマス角度と異なる第2のアジマス角度で
記録及び再生する第2の記録再生ヘツドと、 上記記録信号電流の値を上記第2の記録再生ヘツドに対
応して調節する第2の記録信号電流値調節手段と、 上記記録信号を上記第2の記録再生ヘツドによつて上記
磁気記録媒体に記録する第2の記録手段とを具え、上記
設定のとき、 上記記録信号電流の値を一定の値に制御し、測定段階毎
に上記記録信号を上記第2のアジマス角度で上記磁気記
録媒体にほぼ飽和記録し、 上記記録信号電流の値を一定の値以下の値に制御し、当
該ほぼ飽和記録された記録信号に重ねて、上記測定段階
毎に上記記録信号を上記第1のアジマス角度で記録する
ことを特徴とする信号記録装置。 - 【請求項8】上記磁気記録媒体に記録された上記記録信
号を上記第2の記録再生ヘツドによつて再生する第2の
再生手段を有し、 上記重ねて記録され上記第2のアジマス角度で残留した
上記記録信号の再生出力レベルを上記測定段階毎に測定
して得た第2の測定結果と、上記第1のアジマス角度で
重ねて記録した上記記録信号の再生出力レベルを上記測
定段階毎に測定して得た上記第1の測定結果とに基づい
て、上記再生出力レベルが最大となる上記記録信号電流
の値を設定することを特徴とする請求項7に記載の信号
記録装置。 - 【請求項9】通常の記録再生のとき上記磁気記録媒体に
順次記録再生するように、上記第1の記録再生ヘツド
と、上記第2の記録再生ヘツドと、上記第1のアジマス
角度で記録及び再生する第3の記録再生ヘツドと、上記
第2のアジマス角度で記録及び再生する第4の記録再生
ヘツドとが順次配置され、 上記第3の記録再生ヘツドに対応して上記記録信号電流
の値を調節する第3の記録信号電流値調節手段と、上記
第4の記録再生ヘツドに対応して上記記録信号電流の値
を調節する第4の記録信号電流値調節手段と、上記記録
信号を上記第3の記録再生ヘツドによつて上記磁気記録
媒体に記録する第3の記録手段と、上記記録信号を上記
第4の記録再生ヘツドによつて上記磁気記録媒体に記録
する第4の記録手段とを有し、 上記設定のとき、 上記記録信号を上記第4又は第2の記録再生ヘツドによ
つてほぼ飽和記録し、当該ほぼ飽和記録された記録信号
に重ねて、上記第1又は第3の記録再生ヘツドによつて
記録することを特徴とする請求項7に記載の信号記録装
置。 - 【請求項10】上記磁気記録媒体に記録された上記記録
信号を上記第2の記録再生ヘツドによつて再生する第2
の再生手段と、上記磁気記録媒体に記録された上記記録
信号を上記第3の記録再生ヘツドによつて再生する第3
の再生手段と、上記磁気記録媒体に記録された上記記録
信号を上記第4の記録再生ヘツドによつて再生する第4
の再生手段とを有し、 上記設定のとき、 上記記録信号を記録した記録再生ヘツドによつて当該記
録信号を再生することを特徴とする請求項7に記載の信
号記録装置。 - 【請求項11】上記設定のとき、 上記第1のアジマス角度で記録する記録再生ヘツドの直
前に配置されている記録再生ヘツドによつて第2のアジ
マス角度でほぼ飽和記録することを特徴とする請求項7
に記載の信号記録装置。 - 【請求項12】上記測定結果記憶手段と制御手段と制御
内容記憶手段とが配されて上記測定及び制御手順を制御
する測定制御手段を有することを特徴とする請求項7に
記載の信号記録装置。 - 【請求項13】記録のとき同一回路を上記制御手段によ
つて切り換えて、上記第1及び第2の記録手段、又は上
記第1及び第4の記録手段として使用し、 再生のとき同一回路を上記制御手段によつて切り換え
て、上記第1及び第2の再生手段、又は上記第1及び第
4の再生手段として使用することを特徴とする請求項7
に記載の信号記録装置。 - 【請求項14】上記第1及び第2の記録信号電流値調節
手段は、 上記制御手段より与えられた利得設定制御信号によつて
設定された利得を記憶する利得設定記憶手段を有し、 上記磁気記録媒体に上記第1及び第2の記録再生ヘツド
で交互に記録するとき、上記第1及び第2の記録再生ヘ
ツドの記録開始に同期して上記制御手段より与えられた
制御信号によつて、上記第1及び第2の記録再生ヘツド
に対応してそれぞれ設定された上記利得を切り換えるこ
とを特徴とする請求項7に記載の信号記録装置。 - 【請求項15】記録信号電流の値を制御して記録した上
記記録信号の再生出力レベルの測定結果に基づいて上記
再生出力レベルが最大となる上記記録信号電流の値を設
定し、第1のアジマス角度と、上記第1のアジマス角度
と異なる第2のアジマス角度とで記録する信号記録装置
によつて、上記記録信号が記録された磁気記録媒体にお
いて、 上記第1のアジマス角度で記録するときの上記記録信号
電流の値を設定するとき、 上記記録信号電流の値を一定の値に制御し、測定段階毎
に上記記録信号を上記第2のアジマス角度で上記磁気記
録媒体にほぼ飽和記録し、 上記記録信号電流の値を一定の値以下の値に制御し、当
該ほぼ飽和記録された記録信号に重ねて、上記測定段階
毎に上記記録信号を上記第1のアジマス角度で記録する
ことを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項16】上記磁気記録媒体は、磁気記録テープで
あることを特徴とする請求項15に記載の磁気記録媒
体。 - 【請求項17】上記磁気記録媒体は、磁気記録デイスク
であることを特徴とする請求項15に記載の磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25190795A JP3632158B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 記録信号電流設定方法及び信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25190795A JP3632158B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 記録信号電流設定方法及び信号記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0973603A true JPH0973603A (ja) | 1997-03-18 |
| JP3632158B2 JP3632158B2 (ja) | 2005-03-23 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25190795A Expired - Fee Related JP3632158B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 記録信号電流設定方法及び信号記録装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3632158B2 (ja) |
-
1995
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