JPH0974103A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents
半導体素子およびその製造方法Info
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- JPH0974103A JPH0974103A JP7226720A JP22672095A JPH0974103A JP H0974103 A JPH0974103 A JP H0974103A JP 7226720 A JP7226720 A JP 7226720A JP 22672095 A JP22672095 A JP 22672095A JP H0974103 A JPH0974103 A JP H0974103A
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- Japan
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 SiGeとSiとの接触を形成する際のGe
の偏析を抑制する。 【解決手段】 Geが含まれる領域にSnを導入する。
の偏析を抑制する。 【解決手段】 Geが含まれる領域にSnを導入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバンドギャップの異
なる半導体の接合、特にSi層とSiおよびGeからな
る層との接合の形成に利用する。さらに詳しくは、これ
らの層の間に極めて急峻な界面を得るための方法に関す
る。
なる半導体の接合、特にSi層とSiおよびGeからな
る層との接合の形成に利用する。さらに詳しくは、これ
らの層の間に極めて急峻な界面を得るための方法に関す
る。
【0002】本明細書において「基板上」あるいは「〜
の上」という表現を用いるが、これらは結晶成長の方向
を意味し、製造中の方向や最終的に製造される素子の方
向をいうものではない。
の上」という表現を用いるが、これらは結晶成長の方向
を意味し、製造中の方向や最終的に製造される素子の方
向をいうものではない。
【0003】
【従来の技術】バンドギャップの異なる半導体の接合を
利用した半導体素子として従来から、ヘテロ・バイポー
ラ・トランジスタ(以下「HBT」という)がよく知ら
れている。GaAs系のものがよく知られているが、S
i系(以下「SiHBT」という)についても、ベース
にSiおよびGeからなる層(以下「SiGe層」とい
う)を用いた構造や、ベース・エミッタ間にSiC層を
設けた構造が知られている。SiGe層あるいはSiC
層は、高々100オングストローム程度の極めて薄い層
に形成される。SiGe層を用いる場合には、数原子層
程度の厚さのSi層とGe層とを交互に積層させた超格
子や、SiとGeとの固溶体が用いられる。
利用した半導体素子として従来から、ヘテロ・バイポー
ラ・トランジスタ(以下「HBT」という)がよく知ら
れている。GaAs系のものがよく知られているが、S
i系(以下「SiHBT」という)についても、ベース
にSiおよびGeからなる層(以下「SiGe層」とい
う)を用いた構造や、ベース・エミッタ間にSiC層を
設けた構造が知られている。SiGe層あるいはSiC
層は、高々100オングストローム程度の極めて薄い層
に形成される。SiGe層を用いる場合には、数原子層
程度の厚さのSi層とGe層とを交互に積層させた超格
子や、SiとGeとの固溶体が用いられる。
【0004】SiGe層をベースとするHBTを製造す
るには、コレクタ用のSi層が形成されたSi基板上に
SiGe層を結晶成長させ、さらにその上にSiを結晶
成長させてエミッタを形成する。これらの結晶成長は分
子線エピタキシ(MolecularBeam Epitaxy、以下「MB
E」という)により行われる。
るには、コレクタ用のSi層が形成されたSi基板上に
SiGe層を結晶成長させ、さらにその上にSiを結晶
成長させてエミッタを形成する。これらの結晶成長は分
子線エピタキシ(MolecularBeam Epitaxy、以下「MB
E」という)により行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SiGe層を
形成する場合、Geが偏析してしまう問題がある。Ge
の偏析が生じると、ベースとエミッタとの界面がぼけて
しまい、HBTの特性が低下してしまう。これを防止す
るために従来は、Geが含まれる部分にSbあるいはB
iを添加することが行われていた。しかし、Sb、Bi
はSiおよびGeに対してn型の不純物であり、偏析の
制御とn型の程度とを独立に制御することはできなかっ
た。
形成する場合、Geが偏析してしまう問題がある。Ge
の偏析が生じると、ベースとエミッタとの界面がぼけて
しまい、HBTの特性が低下してしまう。これを防止す
るために従来は、Geが含まれる部分にSbあるいはB
iを添加することが行われていた。しかし、Sb、Bi
はSiおよびGeに対してn型の不純物であり、偏析の
制御とn型の程度とを独立に制御することはできなかっ
た。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、Si
GeとSiとの接触を用いた特性のよい半導体素子を提
供することを最終的な目的とし、そのため、Geの偏析
を抑制しながらSi基板上にSiGe層を成長させるこ
とのできる半導体素子の製造方法を提供することを目的
とする。
GeとSiとの接触を用いた特性のよい半導体素子を提
供することを最終的な目的とし、そのため、Geの偏析
を抑制しながらSi基板上にSiGe層を成長させるこ
とのできる半導体素子の製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は半
導体素子の製造方法であり、Si基板上にSiおよびG
eからなる層を結晶成長させる工程を含む半導体素子の
製造方法において、少なくともGeが含まれる層にSn
(錫)を導入することを特徴とする。結晶成長させる工
程はMBEによる成長工程を含み、この成長工程におい
てSiおよびGeと共にSnを導入することがよい。
導体素子の製造方法であり、Si基板上にSiおよびG
eからなる層を結晶成長させる工程を含む半導体素子の
製造方法において、少なくともGeが含まれる層にSn
(錫)を導入することを特徴とする。結晶成長させる工
程はMBEによる成長工程を含み、この成長工程におい
てSiおよびGeと共にSnを導入することがよい。
【0008】本発明の第二の観点は以上の方法により製
造される半導体素子であり、SiおよびGeからなる層
の少なくともGeが含まれる層にSnが添加されたこと
を特徴とする。SiおよびGeからなる層はSiHBT
のベース層として形成されることがよい。
造される半導体素子であり、SiおよびGeからなる層
の少なくともGeが含まれる層にSnが添加されたこと
を特徴とする。SiおよびGeからなる層はSiHBT
のベース層として形成されることがよい。
【0009】Geの偏析を抑制するためにSnを導入す
る。SnはSiおよびGeと同じくIV族元素であり、
その導入による電気的影響はない。このため、SiHB
Tを製造する場合に、HBTとしての特性を最大にする
膜構成と、偏析の抑制とを同時に達成できる。
る。SnはSiおよびGeと同じくIV族元素であり、
その導入による電気的影響はない。このため、SiHB
Tを製造する場合に、HBTとしての特性を最大にする
膜構成と、偏析の抑制とを同時に達成できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の半導体素子の製造方法を説明
する図である。この方法では一般的なSi−MBE装置
を用いる。この装置は内部が超高真空に保たれる反応槽
1を備え、この反応槽1に複数の分子線源2、3、4が
接続される。反応槽1内には分子線源2、3、4からの
分子線が入射する位置に基板ホルダ11が設けられ、こ
の基板ホルダ11にSi基板12が取り付けられる。反
応槽1内にはまた、分子線源2、3、4からの分子線を
断続するためのシャッタ13を備える。
する図である。この方法では一般的なSi−MBE装置
を用いる。この装置は内部が超高真空に保たれる反応槽
1を備え、この反応槽1に複数の分子線源2、3、4が
接続される。反応槽1内には分子線源2、3、4からの
分子線が入射する位置に基板ホルダ11が設けられ、こ
の基板ホルダ11にSi基板12が取り付けられる。反
応槽1内にはまた、分子線源2、3、4からの分子線を
断続するためのシャッタ13を備える。
【0011】分子線源2、3はそれぞれSi、Ge用で
あり、分子線源2からの分子線をSi基板12に入射す
ることで、Si基板12上にSiを結晶成長させること
ができる。また、分子線源2、3からのそれぞれ分子線
を同時にSi基板12に入射することで、SiGeを成
長させることができる。
あり、分子線源2からの分子線をSi基板12に入射す
ることで、Si基板12上にSiを結晶成長させること
ができる。また、分子線源2、3からのそれぞれ分子線
を同時にSi基板12に入射することで、SiGeを成
長させることができる。
【0012】本発明を実施する場合にはさらに、Sn用
の分子線源4を用い、Sn分子線をSiおよびGeのそ
れぞれの分子線と同時にSi基板12に入射する。Si
とGeとの割合は例えば8対2とし、SnはGeより4
桁程度少なくする。すなわち、Snの濃度は通常のn型
あるいはp型の不純物濃度と同程度である。これにより
SiGe層にSnが導入され、Geの偏析を抑えること
ができる。
の分子線源4を用い、Sn分子線をSiおよびGeのそ
れぞれの分子線と同時にSi基板12に入射する。Si
とGeとの割合は例えば8対2とし、SnはGeより4
桁程度少なくする。すなわち、Snの濃度は通常のn型
あるいはp型の不純物濃度と同程度である。これにより
SiGe層にSnが導入され、Geの偏析を抑えること
ができる。
【0013】図2は以上の方法により製造されるSiH
BTの構造を示す断面図である。このSiHBTはSi
基板上にエピタキシャルに積層されたn型Siコレクタ
層21、p型SiGeベース層22およびn型Siエミ
ッタ層23を備え、それぞれにコレクタ電極24、ベー
ス電極25、エミッタ電極26が接続される。p型Si
Geベース層22には、Geの偏析を抑えるためにSn
が添加される。SnはSiやGeと同じIV族元素のた
め、n型、p型のいずれのドーパントになることもな
く、p型SiGeベース層22の電気的特性に影響を与
えることがない。このため、p型SiGeベース層22
の電気的特性とは無関係にGeの偏析を抑えることがで
きる。
BTの構造を示す断面図である。このSiHBTはSi
基板上にエピタキシャルに積層されたn型Siコレクタ
層21、p型SiGeベース層22およびn型Siエミ
ッタ層23を備え、それぞれにコレクタ電極24、ベー
ス電極25、エミッタ電極26が接続される。p型Si
Geベース層22には、Geの偏析を抑えるためにSn
が添加される。SnはSiやGeと同じIV族元素のた
め、n型、p型のいずれのドーパントになることもな
く、p型SiGeベース層22の電気的特性に影響を与
えることがない。このため、p型SiGeベース層22
の電気的特性とは無関係にGeの偏析を抑えることがで
きる。
【0014】ここではNPNトランジスタを例に説明し
たが、PNPトランジスタの場合も本発明を同様に実施
できる。従来のようにSiGeベース層にSbあるいは
Biを添加する場合には、ベースがn型となるPNPト
ランジスタしか実現できないが、本発明によりNPNト
ランジスタも実現できる。
たが、PNPトランジスタの場合も本発明を同様に実施
できる。従来のようにSiGeベース層にSbあるいは
Biを添加する場合には、ベースがn型となるPNPト
ランジスタしか実現できないが、本発明によりNPNト
ランジスタも実現できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体素
子の製造方法では、SiおよびGeからなる層を結晶成
長させるとき、Geの偏析を抑制するためにSnを導入
する。SnはSiおよびGeと同じくIV族元素であ
り、その導入による電気的影響はない。したがって、特
にSiHBTを製造する場合に、HBTとしての特性を
最大にする膜構成と、偏析の抑制とを同時に達成できる
効果がある。
子の製造方法では、SiおよびGeからなる層を結晶成
長させるとき、Geの偏析を抑制するためにSnを導入
する。SnはSiおよびGeと同じくIV族元素であ
り、その導入による電気的影響はない。したがって、特
にSiHBTを製造する場合に、HBTとしての特性を
最大にする膜構成と、偏析の抑制とを同時に達成できる
効果がある。
【図1】本発明の半導体素子の製造方法を説明する図。
【図2】SiHBTの構造を示す断面図。
1 反応槽 2、3、4 分子線源 11 基板ホルダ 12 Si基板 13 シャッタ 21 n型Siコレクタ層 22 p型SiGeベース層 23 n型Siエミッタ層 24 コレクタ電極 25 ベース電極 26 エミッタ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信治 東京都武蔵野市中町二丁目11番13号 株式 会社テラテック内 (72)発明者 藤田 忠重 東京都武蔵野市中町二丁目11番13号 株式 会社テラテック内
Claims (4)
- 【請求項1】 Si基板上にSiおよびGeからなる層
を結晶成長させる工程を含む半導体素子の製造方法にお
いて、少なくともGeが含まれる層にSnを導入するこ
とを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記結晶成長させる工程は分子線エピタ
キシによる成長工程を含み、この成長工程においてSi
およびGeと共にSnを導入する請求項1記載の半導体
素子の製造方法。 - 【請求項3】 SiおよびGeからなる層を備えた半導
体素子において、前記SiおよびGeからなる層の少な
くともGeが含まれる層にSnが添加されたことを特徴
とする半導体素子。 - 【請求項4】 前記SiおよびGeからなる層はSiヘ
テロ・バイポーラ・トランジスタのベース層として形成
された請求項1記載の半導体素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7226720A JPH0974103A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 半導体素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7226720A JPH0974103A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 半導体素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974103A true JPH0974103A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16849576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7226720A Pending JPH0974103A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 半導体素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974103A (ja) |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7226720A patent/JPH0974103A/ja active Pending
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