JPH0974653A - 電線用クランプおよびその取付け方法 - Google Patents
電線用クランプおよびその取付け方法Info
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- JPH0974653A JPH0974653A JP7228076A JP22807695A JPH0974653A JP H0974653 A JPH0974653 A JP H0974653A JP 7228076 A JP7228076 A JP 7228076A JP 22807695 A JP22807695 A JP 22807695A JP H0974653 A JPH0974653 A JP H0974653A
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- Japan
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- clamp
- electric wire
- cap
- tightening
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電線用クランプを電線に取付ける作業を短時間
で容易に行うことができる電線用クランプを提供する。 【解決手段】電線を把持するクランプ本体13とクラン
プキャップ15とを弾性体25の圧縮反発力を利用して
締付けてなる電線用クランプにおいて、前記弾性体25
の圧縮反発力を、クランプ本体13とクランプキャップ
15とを貫通した締付けロッド28の外周面を上下動可
能に取付けた締付け部材80を上方に移動させて溝85
に嵌合させることによって生じさせるものである。
で容易に行うことができる電線用クランプを提供する。 【解決手段】電線を把持するクランプ本体13とクラン
プキャップ15とを弾性体25の圧縮反発力を利用して
締付けてなる電線用クランプにおいて、前記弾性体25
の圧縮反発力を、クランプ本体13とクランプキャップ
15とを貫通した締付けロッド28の外周面を上下動可
能に取付けた締付け部材80を上方に移動させて溝85
に嵌合させることによって生じさせるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線を把持するクラン
プ本体とクランプキャップとを弾性体の圧縮反発力を利
用して締付けるように構成した電線用クランプおよびそ
の取付け方法に関するものである。
プ本体とクランプキャップとを弾性体の圧縮反発力を利
用して締付けるように構成した電線用クランプおよびそ
の取付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、架空電線(架空送電線や架空地
線等)にはスペーサ、捻じれ防止ダンパー、相間スペー
サ等が電線用クランプによって取付けられている。電線
用クランプとしては種々の構造のものがあるが、その中
に、クランプ本体とクランプキャップとを弾性体の圧縮
反発力を利用して締付けるように構成した電線用クラン
プがある。
線等)にはスペーサ、捻じれ防止ダンパー、相間スペー
サ等が電線用クランプによって取付けられている。電線
用クランプとしては種々の構造のものがあるが、その中
に、クランプ本体とクランプキャップとを弾性体の圧縮
反発力を利用して締付けるように構成した電線用クラン
プがある。
【0003】このような電線用クランプの一例を図12
ないし図15を参照して説明する。すなわち、この電線
用クランプは、電線11を把持するクランプ本体13と
クランプキャップ15とを備えている。このクランプ本
体13とクランプキャップ15は図13に示すように電
線把持溝17、19の片側でヒンジ部20により開閉可
能に結合され、反対側で締付けロッド23、コイルバネ
25、偏心カム27などから構成される締付け機構21
により締付けられるようになっている。
ないし図15を参照して説明する。すなわち、この電線
用クランプは、電線11を把持するクランプ本体13と
クランプキャップ15とを備えている。このクランプ本
体13とクランプキャップ15は図13に示すように電
線把持溝17、19の片側でヒンジ部20により開閉可
能に結合され、反対側で締付けロッド23、コイルバネ
25、偏心カム27などから構成される締付け機構21
により締付けられるようになっている。
【0004】締付け機構21の締付けロッド23は、ク
ランプ本体13を貫通しており、その一端にクランプキ
ャップ15の開放端側と係合するT形係合部29(図1
4、図15参照)を有し、他端に軸ピン31により偏心
カム27を回動可能に取付けた構造となっている。また
コイルバネ25は座金33と共に、その中に締付けロッ
ド23を通した状態で、偏心カム27とクランプ本体1
3の間に配置されている。
ランプ本体13を貫通しており、その一端にクランプキ
ャップ15の開放端側と係合するT形係合部29(図1
4、図15参照)を有し、他端に軸ピン31により偏心
カム27を回動可能に取付けた構造となっている。また
コイルバネ25は座金33と共に、その中に締付けロッ
ド23を通した状態で、偏心カム27とクランプ本体1
3の間に配置されている。
【0005】クランプキャップ15の開放端側には、締
付けロッド23のT形係合部29が、電線と直角方向に
向くと通過できる切り込み(または長孔)35と、電線
11と平行方向に向くと引っ掛かるストッパー壁37と
が形成されている。つまり、クランプキャップ15は、
締付けロッド23のT形係合部29を電線11と直角方
向に向けておくと開閉可能であり、閉じた状態で締付け
ロッド23を90°回転させるとT形係合部29がスト
ッパー壁37に引っ掛かり、それ以上回転しないように
なっている。
付けロッド23のT形係合部29が、電線と直角方向に
向くと通過できる切り込み(または長孔)35と、電線
11と平行方向に向くと引っ掛かるストッパー壁37と
が形成されている。つまり、クランプキャップ15は、
締付けロッド23のT形係合部29を電線11と直角方
向に向けておくと開閉可能であり、閉じた状態で締付け
ロッド23を90°回転させるとT形係合部29がスト
ッパー壁37に引っ掛かり、それ以上回転しないように
なっている。
【0006】また、偏心カム27は軸ピン31を中心と
して回動し、図14のようにコイルバネ25を圧縮する
状態と、図15のようにコイルバネ25を圧縮しない状
態をとることができる。偏心カム27は図12に示すよ
うにU形のもので、その屈曲部には回動操作用の穴41
が形成されている。
して回動し、図14のようにコイルバネ25を圧縮する
状態と、図15のようにコイルバネ25を圧縮しない状
態をとることができる。偏心カム27は図12に示すよ
うにU形のもので、その屈曲部には回動操作用の穴41
が形成されている。
【0007】次にこの電線用クランプで電線を把持する
手順を説明する。まず偏心カム27を図15のようにコ
イルバネ25を圧縮しない状態にしておき、締付けロッ
ド23を回転させてT形係合部29を長穴35と同方向
に向け、クランプキャップ15を開く。次にクランプ本
体13とクランプキャップ15の間に電線11を入れ、
クランプキャップ15を閉じた後、締付けロッド23を
90°回転させて、T形係合部29をクランプキャップ
15に係合させる。
手順を説明する。まず偏心カム27を図15のようにコ
イルバネ25を圧縮しない状態にしておき、締付けロッ
ド23を回転させてT形係合部29を長穴35と同方向
に向け、クランプキャップ15を開く。次にクランプ本
体13とクランプキャップ15の間に電線11を入れ、
クランプキャップ15を閉じた後、締付けロッド23を
90°回転させて、T形係合部29をクランプキャップ
15に係合させる。
【0008】次に図15に示すように偏心カム27の穴
41に操作棒43を差し込み、矢印P方向に180°回
転させる。すると図13および図14に示すように偏心
カム27がコイルバネ25を圧縮するので、その反発力
によりクランプ本体13とクランプキャップ15が締付
けられ、電線11を強固に把持することになる。
41に操作棒43を差し込み、矢印P方向に180°回
転させる。すると図13および図14に示すように偏心
カム27がコイルバネ25を圧縮するので、その反発力
によりクランプ本体13とクランプキャップ15が締付
けられ、電線11を強固に把持することになる。
【0009】上記のクランプ本体とクランプキャップを
締付けて電線11を強固に把持する操作は、電線に吊り
下げられて電線上を移動する宙乗器に人が乗って電線上
を移動し、所定位置で宙乗器を止めて、その位置で偏心
カムを操作することにより行なっている。
締付けて電線11を強固に把持する操作は、電線に吊り
下げられて電線上を移動する宙乗器に人が乗って電線上
を移動し、所定位置で宙乗器を止めて、その位置で偏心
カムを操作することにより行なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電線用
クランプの取付け作業は不安定な電線上での作業である
ために作業性が悪いという問題があった。また一つの送
電線路に取付ける電線用クランプの数は非常に多く、特
に4導体以上の多導体送電線路で使用するスペーサは、
一個のスペーサに送電線の数と同じ4個以上の電線用ク
ランプがあるので取付け作業に多くの時間を要するとい
う問題があった。
クランプの取付け作業は不安定な電線上での作業である
ために作業性が悪いという問題があった。また一つの送
電線路に取付ける電線用クランプの数は非常に多く、特
に4導体以上の多導体送電線路で使用するスペーサは、
一個のスペーサに送電線の数と同じ4個以上の電線用ク
ランプがあるので取付け作業に多くの時間を要するとい
う問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、取付け作業が容易であると共に短
時間で取付け作業を行うことができる電線用クランプお
よびその取付け方法を提供するものである。本発明に係
る電線用クランプは、電線を把持するクランプ本体とク
ランプキャップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付
けてなる電線用クランプにおいて、前記弾性体の圧縮反
発力を、クランプ本体とクランプキャップとを貫通した
締付けロッドの外周面を上下動可能に取付けた締付け部
材を移動させることによって生じさせることを特徴とす
るものである。
みてなされたもので、取付け作業が容易であると共に短
時間で取付け作業を行うことができる電線用クランプお
よびその取付け方法を提供するものである。本発明に係
る電線用クランプは、電線を把持するクランプ本体とク
ランプキャップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付
けてなる電線用クランプにおいて、前記弾性体の圧縮反
発力を、クランプ本体とクランプキャップとを貫通した
締付けロッドの外周面を上下動可能に取付けた締付け部
材を移動させることによって生じさせることを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明に係る電線用クランプの取付
け方法は、電線を把持するクランプ本体とクランプキャ
ップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電
線用クランプの取付け方法であって、まず鉄塔付近で、
クランプ本体とクランプキャップとで電線を緩く把持
し、しかる後クランプ本体とクランプキャップとを電線
上を滑らせて所定位置まで移動させ、最後に前記弾性体
を圧縮状態にすることにより該弾性体の反発力を利用し
てクランプ本体とクランプキャップとを電線に固着する
ことを特徴とする電線用クランプの取付け方法である。
け方法は、電線を把持するクランプ本体とクランプキャ
ップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電
線用クランプの取付け方法であって、まず鉄塔付近で、
クランプ本体とクランプキャップとで電線を緩く把持
し、しかる後クランプ本体とクランプキャップとを電線
上を滑らせて所定位置まで移動させ、最後に前記弾性体
を圧縮状態にすることにより該弾性体の反発力を利用し
てクランプ本体とクランプキャップとを電線に固着する
ことを特徴とする電線用クランプの取付け方法である。
【0013】
【作用】本発明に係る電線用クランプの如く、クランプ
本体とクランプキャップとを貫通した締付けロッドの外
周面を上下動可能に取付けられた締付け部材を相対的に
上方に移動させることによって弾性体に圧縮反発力を付
与するように構成すると、締付け部材を相対的に上方に
移動させない状態では、クランプ本体とクランプキャッ
プとで電線を緩く把持することができ、また締付け部材
を相対的に上方に移動させるという簡単な操作で簡単に
弾性体に圧縮反発力を生じさせることができ、容易にク
ランプ本体とクランプキャップとで電線を把持すること
ができる。
本体とクランプキャップとを貫通した締付けロッドの外
周面を上下動可能に取付けられた締付け部材を相対的に
上方に移動させることによって弾性体に圧縮反発力を付
与するように構成すると、締付け部材を相対的に上方に
移動させない状態では、クランプ本体とクランプキャッ
プとで電線を緩く把持することができ、また締付け部材
を相対的に上方に移動させるという簡単な操作で簡単に
弾性体に圧縮反発力を生じさせることができ、容易にク
ランプ本体とクランプキャップとで電線を把持すること
ができる。
【0014】本発明に係る電線用クランプの取付け方法
においては、電線が揺れ難い鉄塔付近で、クランプ本体
とクランプキャップとで電線を緩く把持するためにその
作業を容易に短時間で行うことができる。またクランプ
本体とクランプキャップとを電線上を滑らせて所定位置
まで移動させた後は、弾性体を圧縮状態にする作業のみ
を行えばよいのでその作業を短時間で行うことができ
る。
においては、電線が揺れ難い鉄塔付近で、クランプ本体
とクランプキャップとで電線を緩く把持するためにその
作業を容易に短時間で行うことができる。またクランプ
本体とクランプキャップとを電線上を滑らせて所定位置
まで移動させた後は、弾性体を圧縮状態にする作業のみ
を行えばよいのでその作業を短時間で行うことができ
る。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳細に説
明する。図1ないし図5は本発明に係る電線用クランプ
の一実施例を示すものである。なお前述の図12乃至図
15と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
明する。図1ないし図5は本発明に係る電線用クランプ
の一実施例を示すものである。なお前述の図12乃至図
15と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0016】本発明に係る電線用クランプは、締付けロ
ッド23の長さが従来のものより長く形成されており、
図3に示すように、偏心カム27を回転させてコイルバ
ネ25を圧縮するようにしても、コイルバネ25が圧縮
されないように構成されている。
ッド23の長さが従来のものより長く形成されており、
図3に示すように、偏心カム27を回転させてコイルバ
ネ25を圧縮するようにしても、コイルバネ25が圧縮
されないように構成されている。
【0017】また、締付けロッド23の先端側には、締
付け部材80が、締付けロッド23の外周面を上下動可
能に取付けられている。締付け部材80は、断面U字型
に、バネ材で形成されている。したがって締付け部材8
0は締付けロッド23を径方向に締付けている。この締
付け部材80が従来のT形係合部29と同様な作用を行
うものである。すなわち、クランプキャップ15は、締
付け部材80が電線11と直角方向に向けておくと開閉
可能であり、閉じた状態で締付けロッド23を90°回
転させると締付け部材80ががストッパー壁37に引っ
掛かり、それ以上回転しないようになっている。
付け部材80が、締付けロッド23の外周面を上下動可
能に取付けられている。締付け部材80は、断面U字型
に、バネ材で形成されている。したがって締付け部材8
0は締付けロッド23を径方向に締付けている。この締
付け部材80が従来のT形係合部29と同様な作用を行
うものである。すなわち、クランプキャップ15は、締
付け部材80が電線11と直角方向に向けておくと開閉
可能であり、閉じた状態で締付けロッド23を90°回
転させると締付け部材80ががストッパー壁37に引っ
掛かり、それ以上回転しないようになっている。
【0018】図4に示すように、この締付け部材80を
締付けロッド23の外周面に沿って上方に移動させるこ
とにより、コイルバネ25を圧縮状態にするが、コイル
バネ25を圧縮状態にした際に締付け部材80が締付け
ロッド23の外周面を滑らないように、締付けロッド2
3の外周には溝85が設けてある。すなわち、締付け部
材80を締付けロッド23の外周面に沿って上方に移動
させて、締付け部材80を溝85の外周に位置させる。
こうすると、締付け部材80は、締付けロッド23の外
周面を滑ることなくコイルバネ25を圧縮状態に保持す
ることができるものである。当然溝85の位置はコイル
バネ25を圧縮状態に保持することができる位置に設け
ておくものである。
締付けロッド23の外周面に沿って上方に移動させるこ
とにより、コイルバネ25を圧縮状態にするが、コイル
バネ25を圧縮状態にした際に締付け部材80が締付け
ロッド23の外周面を滑らないように、締付けロッド2
3の外周には溝85が設けてある。すなわち、締付け部
材80を締付けロッド23の外周面に沿って上方に移動
させて、締付け部材80を溝85の外周に位置させる。
こうすると、締付け部材80は、締付けロッド23の外
周面を滑ることなくコイルバネ25を圧縮状態に保持す
ることができるものである。当然溝85の位置はコイル
バネ25を圧縮状態に保持することができる位置に設け
ておくものである。
【0019】次に、上記電線用クランプを電線に取付け
る方法について説明する。まず鉄塔付近で以下の作業を
行う。図1に示す如く、鉄塔付近の電線11を、クラン
プ本体13とクランプキャップ15とで緩く把持する。
すなわち、クランプ本体13とクランプキャップ15の
電線把持溝17、19内に電線を挟み、締付けロッド2
3の先端側に取付けた締付け部材80を クランプキャ
ップ15に係止する。この状態においては、図1および
図2に示すように、偏心カム27はコイルバネ25を圧
縮する方向に回転させていない。
る方法について説明する。まず鉄塔付近で以下の作業を
行う。図1に示す如く、鉄塔付近の電線11を、クラン
プ本体13とクランプキャップ15とで緩く把持する。
すなわち、クランプ本体13とクランプキャップ15の
電線把持溝17、19内に電線を挟み、締付けロッド2
3の先端側に取付けた締付け部材80を クランプキャ
ップ15に係止する。この状態においては、図1および
図2に示すように、偏心カム27はコイルバネ25を圧
縮する方向に回転させていない。
【0020】次に図2に示すように、偏心カム27の穴
41に操作棒43を差し込み、矢印P方向に180°回
転させる。このように偏心カム27を、コイルバネ25
が圧縮状態になる方向に回転させても、図3に示すよう
に、コイルバネ25は圧縮状態になっていない。すなわ
ち、締付けロッド23の長さが従来に比して長いため偏
心カム27を圧縮状態にしてもコイルバネ25が圧縮さ
れないものである。
41に操作棒43を差し込み、矢印P方向に180°回
転させる。このように偏心カム27を、コイルバネ25
が圧縮状態になる方向に回転させても、図3に示すよう
に、コイルバネ25は圧縮状態になっていない。すなわ
ち、締付けロッド23の長さが従来に比して長いため偏
心カム27を圧縮状態にしてもコイルバネ25が圧縮さ
れないものである。
【0021】上記のような作業が終了した後に、クラン
プ本体13とクランプキャップ15とを電線11上を移
動させて所定の位置に位置させる。この作業は宙乗器に
乗った人がスペーサ等を移動させることにより容易に行
うことができる。なお、クランプ本体13とクランプキ
ャップ15とを電線11上を移動させる際、電線11に
傷が付くのを防止するために、電線11とクランプ本体
13およびクランプキャップ15との間に、硬質プラス
チック等で作った円筒状の保護体を介在させておくこと
が好ましい。
プ本体13とクランプキャップ15とを電線11上を移
動させて所定の位置に位置させる。この作業は宙乗器に
乗った人がスペーサ等を移動させることにより容易に行
うことができる。なお、クランプ本体13とクランプキ
ャップ15とを電線11上を移動させる際、電線11に
傷が付くのを防止するために、電線11とクランプ本体
13およびクランプキャップ15との間に、硬質プラス
チック等で作った円筒状の保護体を介在させておくこと
が好ましい。
【0022】クランプ本体13とクランプキャップ15
とを電線11上を移動させて所定の位置に位置させた後
は、締付け部材80を、締付けロッド23の外周面に沿
って相対的に上方に移動させ、締付け部材80を溝85
の外周に位置させる。なお、電線11とクランプ本体1
3およびクランプキャップ15との間に、円筒状の保護
体を介在させた場合はこれを除去した後に上記作業を行
うものである。締付け部材80を溝85の外周に位置さ
せることによって、締付け部材80は、締付けロッド2
3の外周面を滑ることなくコイルバネ25を圧縮状態に
保持することができる。コイルバネ25が圧縮状態にな
ると、その圧縮反発力によって、クランプ本体13とク
ランプキャップ15とが電線11を強固に把持し、これ
によってクランプ本体13とクランプキャップ15とが
電線11上を動かなくなく。
とを電線11上を移動させて所定の位置に位置させた後
は、締付け部材80を、締付けロッド23の外周面に沿
って相対的に上方に移動させ、締付け部材80を溝85
の外周に位置させる。なお、電線11とクランプ本体1
3およびクランプキャップ15との間に、円筒状の保護
体を介在させた場合はこれを除去した後に上記作業を行
うものである。締付け部材80を溝85の外周に位置さ
せることによって、締付け部材80は、締付けロッド2
3の外周面を滑ることなくコイルバネ25を圧縮状態に
保持することができる。コイルバネ25が圧縮状態にな
ると、その圧縮反発力によって、クランプ本体13とク
ランプキャップ15とが電線11を強固に把持し、これ
によってクランプ本体13とクランプキャップ15とが
電線11上を動かなくなく。
【0023】なお、締付け部材80を、締付けロッド2
3の外周面に沿って相対的に上方に移動させる作業は、
人力によって行ってもよいが、図6に示すような押圧治
具100を用いて行ってもよい。すなわち、図6に示し
た押圧治具100は、ほぼコ字型の本体101と、下部
側に設けられた押圧部102とから構成されており、押
圧部102は油圧シリンダー103と該油圧シリンダー
103の先端に取付けられた押圧材104とから構成さ
れている。
3の外周面に沿って相対的に上方に移動させる作業は、
人力によって行ってもよいが、図6に示すような押圧治
具100を用いて行ってもよい。すなわち、図6に示し
た押圧治具100は、ほぼコ字型の本体101と、下部
側に設けられた押圧部102とから構成されており、押
圧部102は油圧シリンダー103と該油圧シリンダー
103の先端に取付けられた押圧材104とから構成さ
れている。
【0024】この押圧治具100を使用して、締付け部
材80を、締付けロッド23の上方に移動させるには、
まず所定位置にコ字型の本体101を取付け、しかる後
に油圧シリンダー103を作動させて油圧シリンダー1
03の先端に取付けられた押圧材104で締付け部材8
0を押圧するものである。なお、油圧シリンダーに代え
て電動モータや油圧モータ等を使用してもよい。
材80を、締付けロッド23の上方に移動させるには、
まず所定位置にコ字型の本体101を取付け、しかる後
に油圧シリンダー103を作動させて油圧シリンダー1
03の先端に取付けられた押圧材104で締付け部材8
0を押圧するものである。なお、油圧シリンダーに代え
て電動モータや油圧モータ等を使用してもよい。
【0025】図7乃至および図9は本発明の電線用クラ
ンプの他の実施例を示すもので、締付け部材80の形状
が前記実施例と相違している。すなわち、この締付け部
材80は、締付けロッド23の外周に接触する楔片81
と該楔片81の後端を押圧するバネ材82とを締付け部
材本体83内に収納した構造である。
ンプの他の実施例を示すもので、締付け部材80の形状
が前記実施例と相違している。すなわち、この締付け部
材80は、締付けロッド23の外周に接触する楔片81
と該楔片81の後端を押圧するバネ材82とを締付け部
材本体83内に収納した構造である。
【0026】この締付け部材80を用いて、コイルバネ
25を圧縮するには、締付け部材本体83を締付けロッ
ド23の外周面に沿って上方に移動させればよい。すな
わち、締付け部材本体83を締付けロッド23の外周面
に沿って上方に移動させると、それに伴って楔片81お
よびバネ材82が締付けロッド23の上方に移動する。
締付け部材本体83が所定位置に位置した後は、締付け
部材本体83の上面にクランプキャップ15が係止し、
該クランプキャップ15 が締付け部材本体83を下方
に押圧する。すると楔片81が締付けロッド23の外周
に密着し締付け部材本体83は下方に動かなくなる。こ
のような楔片81を使用すると、前記実施例に示したよ
うな締付けロッド23の溝85が不要となる。
25を圧縮するには、締付け部材本体83を締付けロッ
ド23の外周面に沿って上方に移動させればよい。すな
わち、締付け部材本体83を締付けロッド23の外周面
に沿って上方に移動させると、それに伴って楔片81お
よびバネ材82が締付けロッド23の上方に移動する。
締付け部材本体83が所定位置に位置した後は、締付け
部材本体83の上面にクランプキャップ15が係止し、
該クランプキャップ15 が締付け部材本体83を下方
に押圧する。すると楔片81が締付けロッド23の外周
に密着し締付け部材本体83は下方に動かなくなる。こ
のような楔片81を使用すると、前記実施例に示したよ
うな締付けロッド23の溝85が不要となる。
【0027】図10および図11は本発明の電線用クラ
ンプの更に他の実施例を示すもので、前記実施例と相違
する点は、締付け部材本体83の内側にハの字型のテー
パ状の溝87を設け、かかる位置に球体88およびバネ
材82を挿入したものである。この構造では球体88が
楔作用をして締付けロッド23の外周面に接触し、コイ
ルバネ25を圧縮状態に保持するものである。
ンプの更に他の実施例を示すもので、前記実施例と相違
する点は、締付け部材本体83の内側にハの字型のテー
パ状の溝87を設け、かかる位置に球体88およびバネ
材82を挿入したものである。この構造では球体88が
楔作用をして締付けロッド23の外周面に接触し、コイ
ルバネ25を圧縮状態に保持するものである。
【0028】なお、本発明で使用する電線用クランプ
は、前記各実施例のものに限定されるものではなく、例
えばコイルバネに代えてゴム状の弾性体または板バネの
弾性体等を使用してもよい。また弾性体を圧縮する締付
け部材の形状も特に限定するものではなく、例えば、偏
心カムを使用しなくてもよい。
は、前記各実施例のものに限定されるものではなく、例
えばコイルバネに代えてゴム状の弾性体または板バネの
弾性体等を使用してもよい。また弾性体を圧縮する締付
け部材の形状も特に限定するものではなく、例えば、偏
心カムを使用しなくてもよい。
【0029】さらに、クランプ本体13とクランプキャ
ップ15とは滑らかに電線11上を動けるようにするこ
とが好ましく、そのためには、クランプ本体13とクラ
ンプキャップ15とで電線を緩く把持した際、クランプ
本体13とクランプキャップ15の電線把持溝17、1
9の内径を、電線11の外径よりも相当大きくする必要
がある。このための方策としては、クランプキャップ1
5の自重によって開く大きさを更に大きくできるように
締付けロッド23の長さを長くする方法や、コイルバネ
25の位置を電線11側に近づけておくまたはヒンジ部
20と電線11との距離を大きくしておくことにより、
クランプ本体13とクランプキャップ15との間の開き
を有効に利用する方法等がある。
ップ15とは滑らかに電線11上を動けるようにするこ
とが好ましく、そのためには、クランプ本体13とクラ
ンプキャップ15とで電線を緩く把持した際、クランプ
本体13とクランプキャップ15の電線把持溝17、1
9の内径を、電線11の外径よりも相当大きくする必要
がある。このための方策としては、クランプキャップ1
5の自重によって開く大きさを更に大きくできるように
締付けロッド23の長さを長くする方法や、コイルバネ
25の位置を電線11側に近づけておくまたはヒンジ部
20と電線11との距離を大きくしておくことにより、
クランプ本体13とクランプキャップ15との間の開き
を有効に利用する方法等がある。
【0030】なお、実験によると、クランプ本体13と
クランプキャップ15の電線把持溝17、19の内径と
電線11の外径との隙間は、3mm以上あることが好ま
しいことが明らかになった。
クランプキャップ15の電線把持溝17、19の内径と
電線11の外径との隙間は、3mm以上あることが好ま
しいことが明らかになった。
【0031】さらに、本発明の電線用クランプの取付け
方法で使用する電線用クランプも、上記各実施例のもの
に限定されるものでないことは勿論である。
方法で使用する電線用クランプも、上記各実施例のもの
に限定されるものでないことは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電線用クラ
ンプは、電線を把持するクランプ本体とクランプキャッ
プとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電線
用クランプにおいて、前記弾性体の圧縮反発力を、クラ
ンプ本体とクランプキャップとを貫通した締付けロッド
に上下動可能に取付けた締付け部材を移動することによ
って生じさせることを特徴とするものであるために、締
付け部材を上方に移動させない状態では、クランプ本体
とクランプキャップとで電線を緩く把持することがで
き、また任意の位置で、締付け部材を上方に移動させる
という簡単な操作で簡単に弾性体に圧縮反発力を生じさ
せることができ、クランプ本体とクランプキャップとで
電線を容易に把持することができる。
ンプは、電線を把持するクランプ本体とクランプキャッ
プとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電線
用クランプにおいて、前記弾性体の圧縮反発力を、クラ
ンプ本体とクランプキャップとを貫通した締付けロッド
に上下動可能に取付けた締付け部材を移動することによ
って生じさせることを特徴とするものであるために、締
付け部材を上方に移動させない状態では、クランプ本体
とクランプキャップとで電線を緩く把持することがで
き、また任意の位置で、締付け部材を上方に移動させる
という簡単な操作で簡単に弾性体に圧縮反発力を生じさ
せることができ、クランプ本体とクランプキャップとで
電線を容易に把持することができる。
【0033】また、本発明に係る電線用クランプの取付
け方法は、電線を把持するクランプ本体とクランプキャ
ップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電
線用クランプの取付け方法であって、まず鉄塔付近で、
クランプ本体とクランプキャップとで電線を緩く把持
し、しかる後クランプ本体とクランプキャップとを電線
上を滑らせて所定位置まで移動させ、最後に前記弾性体
を圧縮状態にすることにより該弾性体の反発力を利用し
てクランプ本体とクランプキャップとを電線に固着する
ことを特徴とする方法であるために、電線が揺れ難い鉄
塔付近で、クランプ本体とクランプキャップとで電線を
緩く把持する作業を容易に短時間で行うことができると
共に、クランプ本体とクランプキャップとを電線上を滑
らせて所定位置まで移動させた後は、弾性体を圧縮状態
にする作業のみを行えばよいのでその作業も短時間で行
うことができる。
け方法は、電線を把持するクランプ本体とクランプキャ
ップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてなる電
線用クランプの取付け方法であって、まず鉄塔付近で、
クランプ本体とクランプキャップとで電線を緩く把持
し、しかる後クランプ本体とクランプキャップとを電線
上を滑らせて所定位置まで移動させ、最後に前記弾性体
を圧縮状態にすることにより該弾性体の反発力を利用し
てクランプ本体とクランプキャップとを電線に固着する
ことを特徴とする方法であるために、電線が揺れ難い鉄
塔付近で、クランプ本体とクランプキャップとで電線を
緩く把持する作業を容易に短時間で行うことができると
共に、クランプ本体とクランプキャップとを電線上を滑
らせて所定位置まで移動させた後は、弾性体を圧縮状態
にする作業のみを行えばよいのでその作業も短時間で行
うことができる。
【図1】本発明に係る電線用クランプの一実施例を示す
正面図。
正面図。
【図2】偏心カムを回転させる前の要部断面図。
【図3】偏心カムを回転させた後の要部断面図。
【図4】コイルバネを圧縮した状態の要部断面図。
【図5】図4に示した締付け部材の断面図。
【図6】押圧治具の説明図。
【図7】本発明に係る電線用クランプの他の実施例を示
す要部断面図。
す要部断面図。
【図8】図7に示した締付け部材の断面図。
【図9】図8に示した締付け部材の底面図。
【図10】本発明に係る電線用クランプの更に他の実施
例を示す要部断面図。
例を示す要部断面図。
【図11】図10に示した締付け部材の底面図。
【図12】従来の電線用クランプの平面図。
【図13】図12の正面図。
【図14】図13のA−A線における断面図。
【図15】図14のコイルバネの非圧縮状態を示す断面
図。
図。
11 電線 13 クランプ本体 15 クランプキャップ 17、19 電線把持溝 20 ヒンジ部 21 締付け機構 23 締付けロッド 25 コイルバネ 27 偏心カム 80 締付け部材 81 楔片 82 バネ材 83 締付け部材本体 85 溝 88 球体 100 押圧治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 直志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 三觜 隆治 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電線を把持するクランプ本体とクランプ
キャップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてな
る電線用クランプにおいて、前記弾性体の圧縮反発力
を、クランプ本体とクランプキャップとを貫通した締付
けロッドの外周面を上下動可能に取付けた締付け部材を
移動させることによって生じさせることを特徴とする電
線用クランプ。 - 【請求項2】 電線を把持するクランプ本体とクランプ
キャップとを弾性体の圧縮反発力を利用して締付けてな
る電線用クランプの取付け方法であって、まず鉄塔付近
で、クランプ本体とクランプキャップとで電線を緩く把
持し、しかる後クランプ本体とクランプキャップとを電
線上を滑らせて所定位置まで移動させ、最後に前記弾性
体を圧縮状態にすることにより該弾性体の反発力を利用
してクランプ本体とクランプキャップとを電線に固着す
ることを特徴とする電線用クランプの取付け方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7228076A JPH0974653A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 電線用クランプおよびその取付け方法 |
| CA002184656A CA2184656A1 (en) | 1995-09-05 | 1996-09-03 | Clamp for overhead line and method of attachment thereof |
| US08/007,073 US6096970A (en) | 1995-09-05 | 1996-09-04 | Clamp for overhead line having expansion means and cam means |
| US08/896,651 US5936197A (en) | 1995-09-05 | 1997-07-18 | Clamp for overhead line and method of attachment thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7228076A JPH0974653A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 電線用クランプおよびその取付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974653A true JPH0974653A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16870824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7228076A Pending JPH0974653A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 電線用クランプおよびその取付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974653A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223105A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-12-21 | ヨゼフ フェゲーレ アーゲー | 加熱要素のための固定装置を備えた舗装スクリード |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP7228076A patent/JPH0974653A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223105A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-12-21 | ヨゼフ フェゲーレ アーゲー | 加熱要素のための固定装置を備えた舗装スクリード |
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