JPH0976260A - 自動車用内装部品の製造方法 - Google Patents
自動車用内装部品の製造方法Info
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- JPH0976260A JPH0976260A JP7232982A JP23298295A JPH0976260A JP H0976260 A JPH0976260 A JP H0976260A JP 7232982 A JP7232982 A JP 7232982A JP 23298295 A JP23298295 A JP 23298295A JP H0976260 A JPH0976260 A JP H0976260A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量でかつ耐熱性を有する発泡芯材を使用し
た自動車用内装部品において、車体パネルとの擦音を防
止するために、発泡芯材の裏面側に不織布を簡単かつ低
コストに一体化する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 発泡芯材20の表面側に表皮材30、裏
面側に低級音防止用の不織布40をそれぞれ貼付してな
る自動車用内装部品10の製造方法において、不織布4
0に熱可塑性樹脂パウダー54を散布し、発泡芯材20
の裏面側にこの不織布40を重ね合わせ、発泡芯材20
の余熱により熱可塑性樹脂パウダー54を溶融させ、発
泡芯材20の裏面側に不織布40を一体化することによ
り、従来のホットメルトを廃止して、材料費および工数
を簡素化し、接着力のきめ細かな制御を行なう。
た自動車用内装部品において、車体パネルとの擦音を防
止するために、発泡芯材の裏面側に不織布を簡単かつ低
コストに一体化する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 発泡芯材20の表面側に表皮材30、裏
面側に低級音防止用の不織布40をそれぞれ貼付してな
る自動車用内装部品10の製造方法において、不織布4
0に熱可塑性樹脂パウダー54を散布し、発泡芯材20
の裏面側にこの不織布40を重ね合わせ、発泡芯材20
の余熱により熱可塑性樹脂パウダー54を溶融させ、発
泡芯材20の裏面側に不織布40を一体化することによ
り、従来のホットメルトを廃止して、材料費および工数
を簡素化し、接着力のきめ細かな制御を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のルーフ
パネルに内装されるルーフトリム等に好適な自動車用内
装部品の製造方法に関する。
パネルに内装されるルーフトリム等に好適な自動車用内
装部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車のルーフパネルに内装される自動
車用ルーフトリムとしては、軽量で、かつ、優れた剛
性,耐熱性を備えていることが望ましいことから、近
年、発泡PPO(ポリフェニレンオキシドの略)芯材や
マレイン酸変性の発泡PS(ポリスチレンの略)芯材な
ど、耐熱性を備えた合成樹脂発泡体を芯材として使用す
ることが多くなっている。
車用ルーフトリムとしては、軽量で、かつ、優れた剛
性,耐熱性を備えていることが望ましいことから、近
年、発泡PPO(ポリフェニレンオキシドの略)芯材や
マレイン酸変性の発泡PS(ポリスチレンの略)芯材な
ど、耐熱性を備えた合成樹脂発泡体を芯材として使用す
ることが多くなっている。
【0003】図7は発泡PPO芯材を使用したルーフト
リムを示す正面図、図8は同ルーフトリムの構成を示す
断面図であり、ルーフトリム1は、発泡PPO等の発泡
芯材2の表面にクロス等の表皮材3を貼着して構成され
ており、発泡芯材2の裏面側にはルーフパネルとの擦音
など、低級音を防ぐ目的で緩衝作用のある不織布4が貼
付されている。
リムを示す正面図、図8は同ルーフトリムの構成を示す
断面図であり、ルーフトリム1は、発泡PPO等の発泡
芯材2の表面にクロス等の表皮材3を貼着して構成され
ており、発泡芯材2の裏面側にはルーフパネルとの擦音
など、低級音を防ぐ目的で緩衝作用のある不織布4が貼
付されている。
【0004】尚、発泡芯材2は、発泡層2aの両面にス
キン層2bが一体化され、適度な保形性を備えている。
キン層2bが一体化され、適度な保形性を備えている。
【0005】そして、従来の不織布4の貼付方法として
は、発泡芯材2に対してホットメルトフィルム5を介し
て両者の接着を行なっている。
は、発泡芯材2に対してホットメルトフィルム5を介し
て両者の接着を行なっている。
【0006】例えば、PPO芯材に対する接着性に富む
高価な特殊ポリオレフィンホットメルトフィルム5aを
使用した場合には、図9に示すように、このホットメル
トフィルム5aを不織布4に予めラミネートしておき、
発泡芯材2の押出時にロール圧着等により一体化してい
る。
高価な特殊ポリオレフィンホットメルトフィルム5aを
使用した場合には、図9に示すように、このホットメル
トフィルム5aを不織布4に予めラミネートしておき、
発泡芯材2の押出時にロール圧着等により一体化してい
る。
【0007】また、図10に示すように、ポリアミド系
ホットメルトフィルム5bを使用する場合には、これら
ホットメルトフィルム5bを不織布4の裏面側にラミし
ておき、発泡芯材2のスキン層2bの表面をコロナ放電
加工等により、Aで示す粗面化処理を行なった後、後工
程で熱ロールラミネート処理して不織布4を発泡芯材2
の裏面側に一体化している。
ホットメルトフィルム5bを使用する場合には、これら
ホットメルトフィルム5bを不織布4の裏面側にラミし
ておき、発泡芯材2のスキン層2bの表面をコロナ放電
加工等により、Aで示す粗面化処理を行なった後、後工
程で熱ロールラミネート処理して不織布4を発泡芯材2
の裏面側に一体化している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
車体パネルとの擦音防止用の不織布4を発泡芯材2の裏
面側に一体化するには、ホットメルトフィルム5a,5
bを介して行なっており、例えば、高価な特殊ポリオレ
フィンホットメルトフィルム5aを使用するか、あるい
は発泡芯材2の接合面側をコロナ放電等の粗面化処理を
行なった後、ポリアミド系ホットメルトフィルム5bを
介して発泡芯材2と不織布4を一体化するなど、いずれ
の場合においてもホットメルトフィルム5a,5bを介
在させる為、ホットメルトの投入量が多くなり、また、
不織布4へのラミネート工程が必要となるなど、コスト
並びに工数が多大となり、コストアップを招来するとい
う問題点があった。
車体パネルとの擦音防止用の不織布4を発泡芯材2の裏
面側に一体化するには、ホットメルトフィルム5a,5
bを介して行なっており、例えば、高価な特殊ポリオレ
フィンホットメルトフィルム5aを使用するか、あるい
は発泡芯材2の接合面側をコロナ放電等の粗面化処理を
行なった後、ポリアミド系ホットメルトフィルム5bを
介して発泡芯材2と不織布4を一体化するなど、いずれ
の場合においてもホットメルトフィルム5a,5bを介
在させる為、ホットメルトの投入量が多くなり、また、
不織布4へのラミネート工程が必要となるなど、コスト
並びに工数が多大となり、コストアップを招来するとい
う問題点があった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ルーフトリム等、比較的耐熱性が要求され
るとともに、車体パネルとの擦音防止の為に裏面に不織
布を貼付した自動車用内装部品の製造方法において、不
織布の貼付を簡単かつ低コストで行なうことができると
ともに、部位毎に要求される不織布の接着強度を充分満
足させることが可能な車用内装部品の製造方法を提供す
ることを目的とする。
れたもので、ルーフトリム等、比較的耐熱性が要求され
るとともに、車体パネルとの擦音防止の為に裏面に不織
布を貼付した自動車用内装部品の製造方法において、不
織布の貼付を簡単かつ低コストで行なうことができると
ともに、部位毎に要求される不織布の接着強度を充分満
足させることが可能な車用内装部品の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発泡層の両面にスキン層をラミネートし
た発泡芯材の表面側に表皮材、裏面側に車体パネルとの
擦音防止用の不織布をそれぞれ貼付してなる自動車用内
装部品の製造方法において、前記不織布の発泡芯材の対
向面側に熱可塑性樹脂パウダーを散布するとともに、こ
の不織布を発泡芯材の裏面側に重ね合わせ、発泡芯材の
余熱により熱可塑性樹脂パウダーを溶融させ、発泡芯材
と不織布とを一体化した後、予熱軟化状態の発泡芯材と
表皮材とをコールドプレス成形により所要形状にプレス
一体化してなることを特徴とする。
に、本発明は、発泡層の両面にスキン層をラミネートし
た発泡芯材の表面側に表皮材、裏面側に車体パネルとの
擦音防止用の不織布をそれぞれ貼付してなる自動車用内
装部品の製造方法において、前記不織布の発泡芯材の対
向面側に熱可塑性樹脂パウダーを散布するとともに、こ
の不織布を発泡芯材の裏面側に重ね合わせ、発泡芯材の
余熱により熱可塑性樹脂パウダーを溶融させ、発泡芯材
と不織布とを一体化した後、予熱軟化状態の発泡芯材と
表皮材とをコールドプレス成形により所要形状にプレス
一体化してなることを特徴とする。
【0011】ここで発泡芯材は、発泡PPO芯材,発泡
PS芯材等が使用され、発泡PPO芯材の場合には、発
泡PPO基材の両面にPPOフィルムがスキン層として
一体化されている。
PS芯材等が使用され、発泡PPO芯材の場合には、発
泡PPO基材の両面にPPOフィルムがスキン層として
一体化されている。
【0012】また、発泡PS芯材の場合には、マレイン
酸により変性されたポリスチレン発泡体の両面に同じく
マレイン酸により変性されたポリスチレンフィルムのス
キン層が形成されるもので、これら発泡PPO芯材,発
泡PS芯材は、軽量でかつ耐熱性並びに剛性に優れてい
ることが特徴である。
酸により変性されたポリスチレン発泡体の両面に同じく
マレイン酸により変性されたポリスチレンフィルムのス
キン層が形成されるもので、これら発泡PPO芯材,発
泡PS芯材は、軽量でかつ耐熱性並びに剛性に優れてい
ることが特徴である。
【0013】次に、発泡芯材の表面側に位置する表皮材
としては、クロス,不織布,熱可塑性樹脂シート,樹脂
レザー等が適用されて良く、発泡芯材とともに加熱され
てコールドプレス成形により一体化される。
としては、クロス,不織布,熱可塑性樹脂シート,樹脂
レザー等が適用されて良く、発泡芯材とともに加熱され
てコールドプレス成形により一体化される。
【0014】次いで、車体パネルとの擦音等の低級音防
止用の不織布としては、ポリエステル繊維,レーヨン,
人絹,スフ等、単独あるいはこれらを混合したものでも
良く、耐熱性を備えた繊維が好ましく、その目付量とし
ては、20〜30g/m2 が適している。
止用の不織布としては、ポリエステル繊維,レーヨン,
人絹,スフ等、単独あるいはこれらを混合したものでも
良く、耐熱性を備えた繊維が好ましく、その目付量とし
ては、20〜30g/m2 が適している。
【0015】このことは、目付量が20g/m2 未満で
ある場合緩衝作用に劣り、低級音を有効に防止すること
ができず、また、30g/m2 を越える場合はコスト的
に不利である。
ある場合緩衝作用に劣り、低級音を有効に防止すること
ができず、また、30g/m2 を越える場合はコスト的
に不利である。
【0016】次に、不織布に散布される熱可塑性樹脂パ
ウダーとしては、PPO,PS等の発泡芯材との接着性
を考慮して、エチレン酢酸ビニル共重合体(以下EVA
という)が適しており、散布量としては、10〜20g
/m2 が好ましく、散布量が10g/m2 未満であると
接着性に問題があり、逆に散布量が20g/m2 を越え
た場合、コスト的に不利である。
ウダーとしては、PPO,PS等の発泡芯材との接着性
を考慮して、エチレン酢酸ビニル共重合体(以下EVA
という)が適しており、散布量としては、10〜20g
/m2 が好ましく、散布量が10g/m2 未満であると
接着性に問題があり、逆に散布量が20g/m2 を越え
た場合、コスト的に不利である。
【0017】次に、発泡芯材と不織布との貼付時期は、
発泡芯材の押出成形後に熱可塑性樹脂パウダーを散布し
た不織布とロール圧着により一体化しても良く、また、
コールドプレス成形前の加熱工程で熱可塑性樹脂パウダ
ーを散布した不織布を発泡芯材側に重ね合わせ、コール
ドプレスにより一体化しても良い。
発泡芯材の押出成形後に熱可塑性樹脂パウダーを散布し
た不織布とロール圧着により一体化しても良く、また、
コールドプレス成形前の加熱工程で熱可塑性樹脂パウダ
ーを散布した不織布を発泡芯材側に重ね合わせ、コール
ドプレスにより一体化しても良い。
【0018】以上の構成から明らかなように、本発明方
法によれば、発泡芯材に貼付される不織布は、従来のよ
うにホットメルトフィルムを介装して行なうのではな
く、熱可塑性樹脂パウダーを散布し、発泡芯材の余熱に
よりこの熱可塑性樹脂パウダーを溶融させて発泡芯材と
不織布とを一体化するというものであるから、従来の高
価なホットメルトフィルムを廃止できるとともに、ホッ
トメルトフィルムのラミネート工程等も省略できる。
法によれば、発泡芯材に貼付される不織布は、従来のよ
うにホットメルトフィルムを介装して行なうのではな
く、熱可塑性樹脂パウダーを散布し、発泡芯材の余熱に
よりこの熱可塑性樹脂パウダーを溶融させて発泡芯材と
不織布とを一体化するというものであるから、従来の高
価なホットメルトフィルムを廃止できるとともに、ホッ
トメルトフィルムのラミネート工程等も省略できる。
【0019】更に、不織布の接着強度が要求される部
位、例えば、深絞り成形部分等において、熱可塑性樹脂
パウダーの散布量を他部位に比べ多く設定すれば、不織
布の接着強度をきめ細かく制御することができる。
位、例えば、深絞り成形部分等において、熱可塑性樹脂
パウダーの散布量を他部位に比べ多く設定すれば、不織
布の接着強度をきめ細かく制御することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品の製造方法の一実施形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
部品の製造方法の一実施形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0021】図1,図2は本発明方法を適用して製作し
た自動車用ルーフトリムを示す車内側から見た正面図並
びに断面図、図3乃至図6は本発明方法の各工程を示す
断面図である。
た自動車用ルーフトリムを示す車内側から見た正面図並
びに断面図、図3乃至図6は本発明方法の各工程を示す
断面図である。
【0022】図1,図2において本発明方法により成形
された自動車用ルーフトリム10の構成について説明す
ると、自動車用ルーフトリム10は、フロント側に乗員
並びに助手席用のサンバイザをそれぞれ収容するための
凹部が形成されているとともに、助手席側並びに後席乗
員の両側の3箇所にアシストグリップ等を収容するため
の凹部が形成されている。
された自動車用ルーフトリム10の構成について説明す
ると、自動車用ルーフトリム10は、フロント側に乗員
並びに助手席用のサンバイザをそれぞれ収容するための
凹部が形成されているとともに、助手席側並びに後席乗
員の両側の3箇所にアシストグリップ等を収容するため
の凹部が形成されている。
【0023】そして、ルーフトリム10は、図2に示す
ように、所要形状に成形された発泡芯材20と、この発
泡芯材20の表面側に一体貼着され、良好な表面感触,
表面外観を備えた表皮材30と、図示しないルーフパネ
ルとの擦音等の低級音を防止するために、発泡芯材20
の裏面側に貼付される不織布40との三層積層体から構
成されている。
ように、所要形状に成形された発泡芯材20と、この発
泡芯材20の表面側に一体貼着され、良好な表面感触,
表面外観を備えた表皮材30と、図示しないルーフパネ
ルとの擦音等の低級音を防止するために、発泡芯材20
の裏面側に貼付される不織布40との三層積層体から構
成されている。
【0024】更に詳しくは、上記発泡芯材20は本実施
形態においては、発泡PPO樹脂が使用されており、発
泡層21の表裏面にスキン層22がそれぞれ一体形成さ
れた構成であり、本実施形態中のPPO樹脂は純真なP
POではなく、コスト等を考慮してポリスチレンを加え
変性させたものを使用している。
形態においては、発泡PPO樹脂が使用されており、発
泡層21の表裏面にスキン層22がそれぞれ一体形成さ
れた構成であり、本実施形態中のPPO樹脂は純真なP
POではなく、コスト等を考慮してポリスチレンを加え
変性させたものを使用している。
【0025】上記発泡芯材20の具体的な数値について
は、発泡層21の目付量は500〜600g/m2 、ス
キン層22の厚みは0.18mmのものを使用し、後述
する加熱工程,成形工程で詳述するが、発泡芯材20の
原反時におけるトータル厚み3.5mmのものを加熱軟
化させ、6〜8mmに膨化させた後、コールドプレス成
形により圧縮して、発泡芯材20の厚みは3〜5mmに
設定されている。
は、発泡層21の目付量は500〜600g/m2 、ス
キン層22の厚みは0.18mmのものを使用し、後述
する加熱工程,成形工程で詳述するが、発泡芯材20の
原反時におけるトータル厚み3.5mmのものを加熱軟
化させ、6〜8mmに膨化させた後、コールドプレス成
形により圧縮して、発泡芯材20の厚みは3〜5mmに
設定されている。
【0026】一方、表皮材30としては、クロス31裏
面にホットメルトフィルム32がラミネートされたもの
を使用し、発泡芯材20と表皮材30とを重ね合わせて
予熱し、両者をコールドプレス成形することにより、ホ
ットメルトフィルム32を介して発泡芯材20と表皮材
30とが一体化している。
面にホットメルトフィルム32がラミネートされたもの
を使用し、発泡芯材20と表皮材30とを重ね合わせて
予熱し、両者をコールドプレス成形することにより、ホ
ットメルトフィルム32を介して発泡芯材20と表皮材
30とが一体化している。
【0027】尚、クロス31とホットメルトフィルム3
2との間にクッション性の良好なポリウレタンフォーム
等を介装しても良い。
2との間にクッション性の良好なポリウレタンフォーム
等を介装しても良い。
【0028】更に、発泡芯材20の裏面側に貼付される
不織布40は、ポリエステル繊維,レーヨン,スフ等、
耐熱性のある繊維からなる単独の不織布あるいは混紡不
織布が使用されており、本発明の特徴は発泡芯材20の
裏面側に不織布40を低コストでかつ工数を短縮化した
形で一体化する方法を提供することである。
不織布40は、ポリエステル繊維,レーヨン,スフ等、
耐熱性のある繊維からなる単独の不織布あるいは混紡不
織布が使用されており、本発明の特徴は発泡芯材20の
裏面側に不織布40を低コストでかつ工数を短縮化した
形で一体化する方法を提供することである。
【0029】次に、上述した自動車用ルーフトリム10
の製造方法について、図3乃至図6を基に詳細に説明す
る。
の製造方法について、図3乃至図6を基に詳細に説明す
る。
【0030】まず、図3に示すように、押出成形機50
から、発泡層21を押し出した後、発泡層21の表裏面
側に原反ロール51からスキン層22を供給し、圧着ロ
ール52により一体化する。
から、発泡層21を押し出した後、発泡層21の表裏面
側に原反ロール51からスキン層22を供給し、圧着ロ
ール52により一体化する。
【0031】そして、不織布40の発泡芯材20対向面
側に散布機53から熱可塑性樹脂パウダー54が散布さ
れ、発泡芯材20の余熱により、この熱可塑性樹脂パウ
ダー54が溶融して、圧着ロール55により発泡芯材2
0の裏面側に不織布40が一体化される。
側に散布機53から熱可塑性樹脂パウダー54が散布さ
れ、発泡芯材20の余熱により、この熱可塑性樹脂パウ
ダー54が溶融して、圧着ロール55により発泡芯材2
0の裏面側に不織布40が一体化される。
【0032】この不織布40として、本実施形態では、
ポリエステル不織布、目付量20〜30g/m2 のもの
が使用され、熱可塑性樹脂パウダー54としてはEVA
パウダー(散布目付量、10〜20g/m2 )が使用さ
れている。
ポリエステル不織布、目付量20〜30g/m2 のもの
が使用され、熱可塑性樹脂パウダー54としてはEVA
パウダー(散布目付量、10〜20g/m2 )が使用さ
れている。
【0033】そして、図4に示すように、表皮材30と
不織布40を一体化した発泡芯材20との周縁をクラン
プ装置62により保持した状態で、各ヒーター60,6
1により所定温度に加熱する。
不織布40を一体化した発泡芯材20との周縁をクラン
プ装置62により保持した状態で、各ヒーター60,6
1により所定温度に加熱する。
【0034】このときのヒーター温度は上側ヒーター6
0,下側ヒーター61とも150℃、加熱時間は40秒
である。
0,下側ヒーター61とも150℃、加熱時間は40秒
である。
【0035】更に、図5に示すように、上記加熱軟化さ
せた発泡芯材20と表皮材30とをコールドプレス成形
用上下型70,71内にセットして、図6に示すよう
に、コールドプレス成形用下型70に対してコールドプ
レス成形用上型71を下降させて上下型70,71によ
りプレス圧15トン〜30トン(クロス仕様30トン、
不織布仕様15トン)、プレス時間20秒型締めするこ
とにより、図1,図2に示す自動車用ルーフトリム10
の成形が完了する。
せた発泡芯材20と表皮材30とをコールドプレス成形
用上下型70,71内にセットして、図6に示すよう
に、コールドプレス成形用下型70に対してコールドプ
レス成形用上型71を下降させて上下型70,71によ
りプレス圧15トン〜30トン(クロス仕様30トン、
不織布仕様15トン)、プレス時間20秒型締めするこ
とにより、図1,図2に示す自動車用ルーフトリム10
の成形が完了する。
【0036】このように、本発明方法によれば、不織布
40を発泡芯材20に貼付する方法として、熱可塑性樹
脂パウダー54を不織布40に散布して、発泡芯材20
のもつ余熱により、この熱可塑性樹脂パウダー54を溶
融させて発泡芯材20と不織布40とを簡単に一体化さ
せるというものであるから、従来のホットメルトフィル
ムに比べ熱可塑性樹脂パウダー54が極めて低コストで
あり、かつ、ホットメルトフィルムのラミネート工程が
廃止でき、簡単な散布工程で代替することができるた
め、工程数の簡素化や材料費の低減等から大幅なコスト
ダウンを招来することができる。
40を発泡芯材20に貼付する方法として、熱可塑性樹
脂パウダー54を不織布40に散布して、発泡芯材20
のもつ余熱により、この熱可塑性樹脂パウダー54を溶
融させて発泡芯材20と不織布40とを簡単に一体化さ
せるというものであるから、従来のホットメルトフィル
ムに比べ熱可塑性樹脂パウダー54が極めて低コストで
あり、かつ、ホットメルトフィルムのラミネート工程が
廃止でき、簡単な散布工程で代替することができるた
め、工程数の簡素化や材料費の低減等から大幅なコスト
ダウンを招来することができる。
【0037】更に、本発明方法によれば、不織布40の
接着強度が要求される部位については、一般部に比べ熱
可塑性樹脂パウダー54の散布量を多く設定すれば、充
分な接着強度が簡単に確保できる等、不織布40の接着
強度を簡単に制御できるという利点もある。
接着強度が要求される部位については、一般部に比べ熱
可塑性樹脂パウダー54の散布量を多く設定すれば、充
分な接着強度が簡単に確保できる等、不織布40の接着
強度を簡単に制御できるという利点もある。
【0038】また、上述した実施の形態は発泡芯材20
を押出成形機50により押し出し、ヒーター装置60,
61による加熱工程の前に不織布40を一体化したが、
不織布40の一体化工程を、図4に示す加熱工程におい
て、単に発泡芯材20と熱可塑性樹脂パウダー54を散
布した不織布40とを重ね合わせるだけで、熱可塑性樹
脂パウダー54を溶融化させ、図6に示すコールドプレ
ス成形時、不織布40を発泡芯材20裏面に一体化させ
るようにしても良く、不織布40を発泡芯材20に一体
化する工程は適宜その時期を任意に変更しても良い。
を押出成形機50により押し出し、ヒーター装置60,
61による加熱工程の前に不織布40を一体化したが、
不織布40の一体化工程を、図4に示す加熱工程におい
て、単に発泡芯材20と熱可塑性樹脂パウダー54を散
布した不織布40とを重ね合わせるだけで、熱可塑性樹
脂パウダー54を溶融化させ、図6に示すコールドプレ
ス成形時、不織布40を発泡芯材20裏面に一体化させ
るようにしても良く、不織布40を発泡芯材20に一体
化する工程は適宜その時期を任意に変更しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明方法によれ
ば、以下に記載する格別な作用効果を有する。
ば、以下に記載する格別な作用効果を有する。
【0040】(1)本発明方法によれば、発泡芯材の裏
面側に低級音防止用の不織布を貼付するにあたり、従来
のホットメルトフィルムを廃止して、不織布に熱可塑性
樹脂パウダーを散布し、発泡芯材の余熱により、この熱
可塑性樹脂パウダーを溶融させて発泡芯材と不織布とを
一体化するという方法であるため、高価なホットメルト
フィルムを廃止することができるため、大幅なコストダ
ウンを招来するという効果を有する。
面側に低級音防止用の不織布を貼付するにあたり、従来
のホットメルトフィルムを廃止して、不織布に熱可塑性
樹脂パウダーを散布し、発泡芯材の余熱により、この熱
可塑性樹脂パウダーを溶融させて発泡芯材と不織布とを
一体化するという方法であるため、高価なホットメルト
フィルムを廃止することができるため、大幅なコストダ
ウンを招来するという効果を有する。
【0041】(2)本発明方法によれば、発泡芯材の裏
面側に低級音防止用の不織布を貼付するにあたり、従来
のホットメルトフィルムに代えて不織布に熱可塑性樹脂
パウダーを散布するという方法であるため、従来のよう
にホットメルトフィルムを不織布側にラミネートする工
法に比べ、熱可塑性樹脂パウダーを不織布に散布すれば
良いため、工程が簡素化でき、このことも製品のコスト
ダウンを招来する大きな要因となる。
面側に低級音防止用の不織布を貼付するにあたり、従来
のホットメルトフィルムに代えて不織布に熱可塑性樹脂
パウダーを散布するという方法であるため、従来のよう
にホットメルトフィルムを不織布側にラミネートする工
法に比べ、熱可塑性樹脂パウダーを不織布に散布すれば
良いため、工程が簡素化でき、このことも製品のコスト
ダウンを招来する大きな要因となる。
【0042】(3)本発明方法によれば、発泡芯材の裏
面側に低級音防止用の不織布を一体化するに当たり、不
織布に熱可塑性樹脂パウダーを散布して、発泡芯材のも
つ余熱により、この熱可塑性樹脂パウダーを溶融させ、
発泡芯材の裏面に不織布を一体化するという方法である
ため、不織布に熱可塑性樹脂パウダーを散布する際、特
に成形時、曲率の高い部位等に散布量を多くし、曲率の
浅い部位に散布量を少なくするなど、散布量を調整する
ことにより、強固な接着力を要求される部位においても
充分な接着強度を得ることができるなど、きめ細かな接
着強度の制御が行なえるという効果を有する。
面側に低級音防止用の不織布を一体化するに当たり、不
織布に熱可塑性樹脂パウダーを散布して、発泡芯材のも
つ余熱により、この熱可塑性樹脂パウダーを溶融させ、
発泡芯材の裏面に不織布を一体化するという方法である
ため、不織布に熱可塑性樹脂パウダーを散布する際、特
に成形時、曲率の高い部位等に散布量を多くし、曲率の
浅い部位に散布量を少なくするなど、散布量を調整する
ことにより、強固な接着力を要求される部位においても
充分な接着強度を得ることができるなど、きめ細かな接
着強度の制御が行なえるという効果を有する。
【図1】本発明方法を適用した自動車用ルーフトリムを
室内側から見た正面図。
室内側から見た正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法の一実施形態における発泡芯材と不
織布との一体化工程を示す説明図。
織布との一体化工程を示す説明図。
【図4】本発明方法の一工程を示すもので、発泡芯材お
よび表皮材の加熱工程を示す断面図。
よび表皮材の加熱工程を示す断面図。
【図5】本発明方法の一工程を示すもので、金型への材
料のセット工程を示す説明図。
料のセット工程を示す説明図。
【図6】本発明方法の一工程を示すもので、コールドプ
レス成形工程を示す断面図。
レス成形工程を示す断面図。
【図7】従来の自動車用ルーフトリムを示す室内側から
見た正面図。
見た正面図。
【図8】図7中VIII−VIII線断面図。
【図9】従来の発泡芯材と不織布との接合構造を示す断
面図。
面図。
【図10】従来の発泡芯材と不織布との接合構造を示す
断面図。
断面図。
10 自動車用ルーフトリム 20 発泡芯材 21 発泡層 22 スキン層 30 表皮材 40 不織布 50 押出成形機 52,55 圧着ロール 53 散布機 54 熱可塑性樹脂パウダー 60,61 ヒーター装置 70,71 コールドプレス成形用金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 131/04 JCG C09J 131/04 JCG B29K 101:12 105:04 105:08 B29L 9:00 31:58
Claims (3)
- 【請求項1】 発泡層(21)の両面にスキン層(2
2)をラミネートした発泡芯材(20)の表面側に表皮
材(30)、裏面側に車体パネルとの擦音防止用の不織
布(40)をそれぞれ貼付してなる自動車用内装部品の
製造方法において、 前記不織布(40)の発泡芯材(20)の対向面側に熱
可塑性樹脂パウダー(54)を散布するとともに、この
不織布(40)を発泡芯材(20)の裏面側に重ね合わ
せ、発泡芯材(20)の余熱により熱可塑性樹脂パウダ
ー(54)を溶融させ、発泡芯材(20)と不織布(4
0)とを一体化した後、加熱軟化状態の発泡芯材(2
0)と表皮材(30)とをコールドプレス成形により所
要形状にプレス一体化してなることを特徴とする自動車
用内装部品の製造方法。 - 【請求項2】 不織布(40)の目付量が20g/m2
以上であることを特徴とする請求項1記載の自動車用内
装部品の製造方法。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂パウダー(54)はエチレ
ン酢酸ビニル共重合体であり、散布量は10〜20g/
m2 であることを特徴とする請求項1,2記載の自動車
用内装部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232982A JP3042976B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232982A JP3042976B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976260A true JPH0976260A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3042976B2 JP3042976B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=16947946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7232982A Expired - Fee Related JP3042976B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3042976B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7531594B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Articles from plasticized polyolefin compositions |
| JP2009143189A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Kyoraku Co Ltd | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
| US7619026B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7622523B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-24 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| ITPD20090389A1 (it) * | 2009-12-22 | 2011-06-23 | Orv Spa | Cappelliera per autoveicoli e metodo di produzione di tale cappelliera |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP7232982A patent/JP3042976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7531594B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Articles from plasticized polyolefin compositions |
| US7619026B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7619027B2 (en) * | 2002-08-12 | 2009-11-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7622523B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-24 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7632887B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-12-15 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| JP2009143189A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Kyoraku Co Ltd | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
| ITPD20090389A1 (it) * | 2009-12-22 | 2011-06-23 | Orv Spa | Cappelliera per autoveicoli e metodo di produzione di tale cappelliera |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3042976B2 (ja) | 2000-05-22 |
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