JPH0976472A - 印刷機のインキ壺装置の洗浄装置 - Google Patents

印刷機のインキ壺装置の洗浄装置

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JPH0976472A
JPH0976472A JP23363795A JP23363795A JPH0976472A JP H0976472 A JPH0976472 A JP H0976472A JP 23363795 A JP23363795 A JP 23363795A JP 23363795 A JP23363795 A JP 23363795A JP H0976472 A JPH0976472 A JP H0976472A
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木 恒 夫 熊
Kazuo Fukuda
田 和 夫 福
Kenichi Okubo
賢 一 大久保
Shozo Inuyama
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 印刷機のインキ壺装置の洗浄装置。 【解決手段】 洗浄液を供給し洗浄を行うための洗浄部
材17、洗浄廃液を掻き取るためのリップ18、洗浄廃
液を排出するためのスリット21及び風箱14からなる
洗浄ヘッド9を備え、洗浄ヘッド9は洗浄ケース13と
吸気口12を含み、洗浄ケース13は内部を上部15と
下部16とに分けられ、上部15には洗浄部材17が装
着され、下部16にはリップ18が装着され、上部15
の洗浄部材17に洗浄液を供給する洗浄液供給手段D
と、空気流入手段(吸気口12)とが設けられ、リップ
18と上部15の間に風箱14に通じるスリット21が
形成され、洗浄液供給及び洗浄廃液回収手段は、洗浄液
供給手段Eと洗浄廃液回収装置10とが一体に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
のインキ壺装置の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術のインキ壺装置の断面
図を示す。この図に示すように、インキ壺1の底部に
は、傾斜させて幅方向に複数片相接して配置したインキ
・キー2を備え、それらのインキ・キー2の上面に底面
シート7が設置され、その底面シート7の両側には、堰
板8が設けられている。このようにインキ・キー2の先
端部に近接して設けられたインキ元ローラ3と共に底面
シート7と堰8とはインキ壺装置4のインキ溜5を画成
している。従来、インキの色替えや印刷終了時等でイン
キ壺装置4内の洗浄が必要なときは、インキ壺1を回転
軸6を中心にほぼ水平近くまで回転させ、インキ壺1内
のインキを排出し、インキ壺1内に付着して残っている
インキをヘラなどで取り除いた後、インキ壺1及びイン
キ元ローラ3等に付着している若干のインキを洗浄液を
つけてブラシ等で落とし、最後に布で拭き取っていた。
しかしながら、インキ壺1やインキ元ローラ3の洗浄作
業を人手で行うことは、手間を取り、長い時間がかかる
と共に汚れやぬれを伴うため敬遠されていた。
【0003】この為、特開平5−338123号公報や
特開平7−52366号公報等には、洗浄作業を自動化
されたものが提案されているが、しかしインキ壺装置の
形状が複雑であるために、洗浄装置自体が複雑な構造と
なるにも拘らず、インキ壺内とインキ元ローラ表面との
両方の洗浄作業を完全に行うことは困難で、最終的には
インキや洗浄液の残り部分を、布などで拭き取る手作業
に頼らざるを得なかった。更に洗浄液の供給や洗浄廃液
の処理には別の装置を必要とし、構造は更に複雑となら
ざるを得ないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術の問題点に鑑みて提案されたもので、インキ壺装置
のインキ壺内とインキ元ローラ表面の両方の洗浄作業を
完全に行って、最終的に布などで拭き取る手作業を必要
とせず、また、洗浄装置内に洗浄液の供給と洗浄廃液の
回収装置を設けて、個々のインキ壺装置にはこれらの装
置を必要としない印刷機のインキ壺装置の洗浄装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インキ
壺装置のインキ壺内部又はインキ元ローラに接離可能な
洗浄ヘッドと、洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置と、こ
れらの洗浄ヘッドと洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置と
を接続するホースからなる可搬式の印刷機のインキ壺装
置の洗浄装置において、洗浄液を供給し洗浄を行うため
の洗浄部材と洗浄廃液を掻き取るためのリップと、洗浄
廃液を排出するためのスリット及び風箱から構成される
洗浄ヘッドとを備え、該洗浄ヘッドは洗浄ケースと吸気
口とを含み、該洗浄ケースは内部を上部と下部とに分け
られ、該上部には洗浄部材が装着され、前記下部にはリ
ップが装着され、前記上部の前記洗浄部材に洗浄液を供
給する洗浄液供給手段と、空気を流入する空気流入手段
とが設けられ、前記リップと前記上部の間に前記風箱に
通じるスリットが形成されている。
【0006】更に本発明によれば、前記リップの後方
に、洗浄面の接触圧を加減するための伸縮機構と、該伸
縮機構の進退を規制する規制機構から構成される追動装
置が設けられている。
【0007】更に本発明によれば、前記洗浄液供給及び
洗浄廃液回収装置は、洗浄液供給ポンプと、洗浄液タン
ク及びその制御装置からなる洗浄液供給装置と、吸引用
ブロア、集塵器、廃液タンク及びその制御装置からなる
洗浄廃液回収装置とが一体に構成されている。
【0008】したがって、印刷機のインキ壺装置の洗浄
装置において、内部のインキを排出した後、洗浄ヘッド
をインキ壺の内面に接触させると、インキ壺の内部に付
着したインキは、洗浄ケースの上部に装着された洗浄部
材に接触する。一方、洗浄部材には、洗浄液供給装置か
ら洗浄液が供給されており、ここで洗浄が行われる。洗
浄作業は、先ず洗浄ケースの上部で行われ、ついで、こ
の洗浄によって得られた洗浄廃液は、下部のリップによ
って掻き取られ、空気流入手段から送り込まれる流入空
気によってスリットを通って風箱に送られる。風箱に集
められた洗浄廃液は吸引用ブロアによって洗浄廃液回収
装置に導かれ回収される。
【0009】洗浄作業中、リップの後方に配設された追
動装置により、リップ及び洗浄部材の洗浄面への接触圧
を調節できるため、洗浄面の状況に応じてフレキシブル
に対応でき、吸入空気量の変動も少なく、吸入不足によ
る問題はない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】図1において、全体を符号1で示すインキ
壺装置の洗浄装置は、洗浄ヘッド9と床面Fに移動自在
に設けられた洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置10並び
にこれらを接続するホース11とから概略構成されてい
る。洗浄作業は、洗浄ヘッド9を、洗浄面Sすなわち図
7に示すインキ壺1の内面またはインキ元ローラ3の表
面に押しつけて、洗浄液を供給しながら行い、洗浄廃液
は洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置10で回収する。
【0012】図2、図3及び図4において、洗浄ヘッド
9は、上面に空気流入手段である吸気口12を備えた洗
浄ケース13と風箱14とから構成されている。その洗
浄ケース13は、内部を上部15と下部16に仕切ら
れ、上部15にはスポンジ等で構成される洗浄部材17
が装着され、下部16には耐溶剤性で、ゴムやプラスチ
ック等の弾性体で構成されるリップ18が装着されてい
る。そのリップ18は、リップ保持板19と共に複数個
のリップスペーサ20を挟んで、図示しないボルト等に
より一体に構成されている。尚、リップスペーサ20
は、後述の複数個の追動機構Aの位置に配設されてい
る。そして、リップ18とリップ保持板19の間にはス
リット21が形成され、このスリット21は風箱14に
貫通している。
【0013】このリップ18の後方には、伸縮機構すな
わちばね機構B(図4)と規制機構すなわちストップ機
構C(図3)とから構成される複数個の追動装置Aが設
けられている。そのばね機構Bは、リップ18の押付力
を調節するための回り止めナット22a付の押しボルト
22と、リップ18を押付方向に付勢して取付けられて
いるコイルばね23とからなっている。また、ストップ
機構Cは、ばね機構Bに隣接して設けられ、リップ18
とリップ保持板19及びリップスペーサ20と共に一体
として締着されているリップガイド24、ストッパ25
と締付ボルト26から構成され、適切な追動の範囲が規
制できる構造となっている。この追動装置Aは、洗浄作
業中、洗浄部材17とリップ18の接触圧を適宜調節で
きるので、洗浄面Sの性状、インキの付着状態の強弱、
端部など洗浄面Sの位置、洗浄液の供給量の加減などで
フレキシブルに対応できる機能を持つと共に、図中tで
示される隙間もほぼ一定に保つことが出来るため、吸入
空気量も変動が少ないという効果がある。
【0014】洗浄ケース13の上部15には、洗浄液供
給口27が設けられ、後述の洗浄液供給装置Eから送ら
れた洗浄液は、該洗浄液供給口27を介して、供給管2
8に送られ、そして供給管28に水平方向に適当な間隔
で穿設した図示しない供給ノズルにより洗浄部材17に
供給されるようになっている。これらの洗浄液供給口2
7、供給管28により洗浄液供給手段Dが構成されてい
る。また、風箱14の中央側面には、継手部29が設け
られ、空気ホース37を介して後述の洗浄液供給及び洗
浄廃液回収装置10に接続されている。前記風箱14の
上方には、洗浄液供給用の操作押しボタン30が設けら
れている。なお、図中の符号43は電線である。
【0015】図5及び図6において、洗浄液供給及び洗
浄廃液回収装置10は、可搬式のキャスタ付の収納容器
31を備え、その収納容器31の中に洗浄液供給装置E
が洗浄廃液回収装置10と一体に構成されている。
【0016】その洗浄液供給装置Eは、洗浄液タンク3
2と、この洗浄液タンク32の洗浄液を供給する洗浄液
供給ポンプ33と、その洗浄液供給ポンプ33に接続さ
れた液配管34と、その液配管34に一端が接続され、
他端が洗浄液供給口27に接続された液ホース35とか
ら構成され、洗浄液タンク32には、液供給口36と図
示しないレベルゲージが設けらてれいる。
【0017】また、洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置1
0には、洗浄ヘッド9の風箱14に継手部29を介して
一端が接続された空気ホース37が設けられ、その空気
ホース37の他端にサイクロン式の集塵器39が接続さ
れ、このサイクロン式の集塵器39の底部に廃液タンク
40が接続され、水平方向から垂直方向に延びる空気配
管38が接続され、この空気配管38の下端部に吸引用
ブロワ41が接続されている。また、収納容器31に
は、洗浄装置用の図示しない操作押しボタンが設けられ
ている。
【0018】次に洗浄装置の動作について説明する。イ
ンキ壺装置4内の洗浄が必要なときは、前述のようにイ
ンキ壺1を回転軸6を中心として回転させ、インキ壺1
内のインキを排出した後、洗浄装置によって洗浄を行
う。洗浄作業に際しては、先ず、洗浄ヘッド9の継手部
29を手に持って、洗浄ヘッド9の洗浄部材17とリッ
プ18を、洗浄面Sすなわちインキ壺1の内面又はイン
キ元ローラ3の表面のインキの付着している面に適宜接
触させる。同時に、前記収納容器31に付設されている
洗浄装置用の操作押しボタンを押し、洗浄装置を作動さ
せる。次いで、洗浄液供給用の押しボタン30を押し、
洗浄液を供給する。これにより、洗浄液の供給と洗浄廃
液の回収とが行われる。洗浄作業が始まり、洗浄装置が
運転されると、外気は図4の破線の矢印aで示すよう
に、洗浄ケース13の上面の吸気口12から吸引され、
リップ18によって掻き取られた廃液は、スリット21
を介して風箱14に空気輸送される。該風箱14から送
られた廃液は、集塵器39によって回収されて廃液タン
ク40に集められ、清浄空気は図5の破線の矢印で示す
ように、吸引用ブロア41によって大気中に放出され
る。洗浄液タンク32内と廃液タンク40の液面レベル
は、レベルゲージにより検出され、適宜警報等を発す
る。
【0019】適当な時間が経過してインキ壺1の内面と
インキ元ローラ3の表面が綺麗になったならば、洗浄液
供給用の操作ボタン30を押して洗浄液の供給を停止
し、残った洗浄液を充分に拭き取る。その後、前述の洗
浄装置用の操作押しボタンを押し、洗浄作業を停止す
る。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、洗浄ヘッドを手動で
洗浄面上を移動させるだけでインキ壺内とインキ元ロー
ラの表面に付着したインキを、完全に洗浄を行うことが
出来るので、洗浄作業を能率よく行うことができる。し
かも、追動装置を付けて、洗浄面への洗浄部材のフレキ
シブルな接触が可能となるため、洗浄面の状況に応じ
て、良好な洗浄状態を実現することが期待できると共
に、洗浄作業中、吸入空気量の変動も少ないという効果
がある。また、洗浄液の供給と洗浄廃液の回収装置を一
体として収納し、可搬式としたので、従来のように、イ
ンキ壺装置毎に洗浄液供給装置と洗浄廃液回収装置を設
ける必要がなく、構造的にもコスト的にも有利となるこ
とが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略側面図。
【図2】洗浄ヘッドを示す平面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置を示す側断面
図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】インキ壺装置の従来例を示す側断面図。
【符号の説明】
A・・・追動装置 B・・・ばね機構 C・・・ストップ機構 D・・・洗浄液供給手段 E・・・洗浄液供給装置 F・・・床面 S・・・洗浄面 t・・・隙間 1・・・インキ壺 2・・・インキ・キー 3・・・インキ元ローラ 4・・・インキ壺装置 5・・・インキ溜 6・・・回転軸 7・・・底面シート 8・・・堰板 9・・・洗浄ヘッド 10・・・洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置 11・・・ホース 12・・・吸気口 13・・・洗浄ケース 14・・・風箱 15・・・上部 16・・・下部 17・・・洗浄部材 18・・・リップ 19・・・リップ保持板 20・・・リップスペーサ 21・・・スリット 22・・・押しボルト 23・・・コイルばね 24・・・リップガイド 25・・・ストッパ 26・・・締付ボルト 27・・・洗浄液供給口 28・・・供給管 29・・・継手部 30・・・洗浄液供給用の押ボタン 31・・・収納容器 32・・・洗浄液タンク 33・・・洗浄液供給ポンプ 34・・・液配管 35・・・液ホース 36・・・液供給口 37・・・空気ホース 38・・・空気配管 39・・・集塵器 40・・・廃液タンク 41・・・吸引用ブロア 42・・・廃液取出口 43・・・電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ壺装置のインキ壺内部又はインキ
    元ローラに接離可能な洗浄ヘッドと、洗浄液供給及び洗
    浄廃液回収装置と、これらの洗浄ヘッドと洗浄液供給及
    び洗浄廃液回収装置とを接続するホースからなる可搬式
    の印刷機のインキ壺装置の洗浄装置において、洗浄液を
    供給し洗浄を行うための洗浄部材と洗浄廃液を掻き取る
    ためのリップと、洗浄廃液を排出するためのスリット及
    び風箱から構成される洗浄ヘッドとを備え、該洗浄ヘッ
    ドは洗浄ケースと吸気口とを含み、該洗浄ケースは内部
    を上部と下部とに分けられ、該上部には洗浄部材が装着
    され、前記下部にはリップが装着され、前記上部の前記
    洗浄部材に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、空気を
    流入する空気流入手段とが設けられ、前記リップと前記
    上部の間に前記風箱に通じるスリットが形成されている
    ことを特徴とする印刷機のインキ壺装置の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記リップの後方に、洗浄面の接触圧を
    加減するための伸縮機構と、該伸縮機構の進退を規制す
    る規制機構から構成される追動装置が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷機のインキ壺装置の
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液供給及び洗浄廃液回収装置
    は、洗浄液供給ポンプと、洗浄液タンク及びその制御装
    置からなる洗浄液供給装置と、吸引用ブロア、集塵器、
    廃液タンク及びその制御装置からなる洗浄廃液回収装置
    とが一体に構成されていることを特徴とする請求項1及
    び2のいずれかに記載の印刷機のインキ壺装置の洗浄装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517480A (ja) * 2003-02-15 2006-07-27 エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト 加工機の印刷及び/又はコーティング機構用の洗浄装置
WO2013128062A1 (en) * 2012-02-28 2013-09-06 Metso Paper, Inc. Apparatus and method for cleaning a roll in a fiber web machine and element
CN113771489A (zh) * 2021-07-29 2021-12-10 阜阳市新世纪包装彩印有限公司 一种酒盒印刷用具有干墨刮除机构的印刷头

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