JPH0977694A - グアイアズレンまたはその誘導体の新規製造方法 - Google Patents

グアイアズレンまたはその誘導体の新規製造方法

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JPH0977694A
JPH0977694A JP28905695A JP28905695A JPH0977694A JP H0977694 A JPH0977694 A JP H0977694A JP 28905695 A JP28905695 A JP 28905695A JP 28905695 A JP28905695 A JP 28905695A JP H0977694 A JPH0977694 A JP H0977694A
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isopropylazulene
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pri
guaiazulene
derivative
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JP28905695A
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English (en)
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Masabumi Yasunami
正文 安並
Masaaki Yoshifuji
正明 吉藤
Toyohiko Kobayashi
東洋彦 小林
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Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 式(3) 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基を、Meはメチル基を、P
riはイソプロピル基を示す)で示されるグアイアズレ
ンまたはその誘導体の新規製造方法を提供する。 【手段】 式(1) 【化2】 (式中、Me、Priは上記と同じ)で示される7−イ
ソプロピルアアズレン−1−カルボン酸メチルエステル
を出発物質として、(a)(1)を還元した後、4位の
炭素原子にアルキル基を結合させるか、あるいは、
(b)(1)を脱エステル化し、4位の炭素原子にアル
キル基を結合させ、1位の炭素原子にホルミル基を結合
させた後、還元する、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗炎症作用を有する医
薬品の前駆体として有用なグアイアズレン誘導体の製造
法に関する。
【0002】
【従来の技術】グアイアズレンに水溶性置換基スルホン
酸ナトリウムを導入した化合物が抗アレルギー作用、消
炎作用、組織再生作用などを有し、とくに医薬品(抗潰
瘍剤)として広く用いられている。このグアイアズレン
の製造方法は、1)天然物の脱水素により現在製造され
ているが、供給量に限りがある。また、その他2)メチ
ルフルベンとピロリジンのジエナミンの還付加反応によ
る方法が知られている(Journal Americ
an ChemicalSociety,251 19
79年)。この合成工程中では、高価なm−クロル過安
息香酸を使用する上、反応時間が48時間と長く、危険
性などの不都合さが残っており、現実的な合成法ではな
い。また、3)ジヒドロリナロールを原料とした合成法
も報告されているが(Tetrahedron let
ters No.8 533−536 1975年)、
反応工程中におけるアルドール縮合での反応条件は19
0℃と高い温度に設定しなければならないし、また最終
段階での脱水素化反応では硫黄を使用するので、悪臭を
放つ硫化水素が多量に発生するためこれも実際的な合成
とは言い難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は従来技術の前記問題点を解決し、危険性が少なく、温
和な反応条件にて実用的かつ高収率に式(3)で示され
るグアイズレンまたはその誘導体を製造することができ
る方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決するために、色々と工夫を重ねた結果、7−イソプ
ロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエステルを出発
原料にしたグアイズレンまたはその誘導体の新規な合成
ルートを開発した。すなわち本発明は、一般式(1)
【化9】 (式中、Meはメチノ基を、Priはイソプロピル基を
示す)で示される7−イソプロピルアズレン−1−カル
ボン酸メチルエステルを還元して式(2)
【化10】 (式中、Me、Priは上記と同じ)で示される1−メ
チル−7−イソプロピルアズレンを得、次にこの化合物
をアルキル化することを特徴とする式(3)
【化11】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Me、Priは上
記と同じ)で示されるグアイアズレンまたはその誘導体
の製造方法。
【請求項2】式(1)
【化12】 (式中、Meはメチノ基を、Priはイソプロピル基を
示す)で示される7−イソプロピルアズレン−1−カル
ボン酸メチルエステルを脱エステル化して式(4)
【化13】 (式中、Priは上記と同じ)で示される5−イソプロ
ピルアズレンを得、次に該化合物をアルキル化して式
(5)
【化14】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Priは上記と同
じ)で示される4−アルキル−7−イソプロピルアズレ
ンを得、次に該化合物(5)をホルミル化して式(6)
【化15】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Priは上記と同
じ)で示される1−ホルミル−4−アルキル−7−イソ
プロピルアズレンを得、次に該化合物(6)を還元する
ことを特徴とする式(3)
【化16】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Me、Priは上
記と同じ)で示されるグアイアズレンまたはその誘導体
の製造方法である。
【0006】本発明における低級アルキル基としては、
炭素数が1ないし5、とくに、1ないし3のアルキル基
が好ましい。具体的にはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基が挙げられ
る。
【0007】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
出発物質である2−メチル−7−イソプロピルアズレン
−1−カルボン酸メチルエステルは、式(7)で示され
る3−アルコキシカルボニル−7−イソプロピル−2H
−シクロヘプタ[b]フラン−2−オンを、2級アミン
の存在下、アセトンと反応させて調製される。
【化17】 (式中、Me、Priは上記と同じ) この場合、用いるアミンはジアルキルアミンとくにジエ
チルアミンが好ましい。この方法では、温度を40度な
いし溶媒の沸点以下とし、数時間ないし数十時間反応さ
せることがよい。
【0008】なお、前記3−アルコキシカルボニル−7
−イソプロピル−2H−シクロヘプタ[b]フラン−2
−オンは、本発明者らが見いだした方法によって合成し
た2−クロロ−5−イソプロピルトロポロン(特公平7
−53681)あるいはγ−ツヤプリシンから既存の方
法によって容易に合成される。(Tetrahedro
n,27,3359,1971年)
【0009】以下、アルキル基がメチルであるものを例
にして説明する。こうして得られた7−イソプロピルア
ズレン−1−カルボン酸メチルエステルから初期の目的
物であるグアイアズレンあるいはその誘導体を得るには
大別して次の二つの方法がある。
【0010】先ず第1の方法を説明する。前記7−イソ
プロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエステルを還
元剤にてエステルを還元することにより、1−メチル−
7−イソプロピルアズレンを得る。この時使用する還元
剤としてはジイソブチルアルミニウムハイドライドが好
ましい。なお、その他の方法としては、前記7−イソプ
ロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエステルをイオ
ドトリメチルシランと反応させ、引き続きトリクロロシ
ランと3級アミンにより還元し、ついで、加水分解する
という方法もある。
【0011】次に、1−メチル−7−イソプロピルアズ
レンをメチル化して、本発明の目的物であるグアイアズ
レン誘導体を製造することができる。メチル化の方法は
公知の方法を用いればよいのであるが、好ましい例を示
すと、メチルリチウムを用いる方法、CH3MgClの
ようなグリニヤ試薬を用いる方法がある。メチルリチウ
ムを用いる方法としては、Hafnerらの方法がある
(K.Hafner and H.Weldes,Li
ebigs Ann.,606,90,1957)。こ
の方法は、反応温度を−20℃から室温、とくに室温が
好ましく、使用するメチルリチウムは1−メチル−7−
イソプロピルアズレンに対して2〜10倍モル、好まし
くは3倍モルとするものである。
【0012】前記、Hafnerらの方法によるメチル
化に際して、ジヒドロ体がまず生成されるが、このジヒ
ドロ体を脱水素することにより、1,4−ジメチル−7
−イソプロピルアズレン(別名グアイアズレン)が高収
率で得られる。脱水素反応は、クロラニル、o−クロラ
ニル、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノ
ンなどの酸化剤の存在下進行できるが、クロラニルが最
も好ましい。反応温度は通常−20℃から室温とする
が、好ましくは室温で行う。また、酸化剤は基質に対し
て、2倍モル使用することが好ましい。
【0013】次に第2の方法について説明する。7−イ
ソプロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエステルを
脱エステル化して5−イソプロピルアズレンを調製す
る。好ましい脱エステル化反応は、例えば、7−イソプ
ロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエステルをアル
カリ性で加水分解後、トリクロロ酢酸などを用いて脱炭
酸する方法である。
【0014】かくして得られた5−イソプロピルアズレ
ンを上記第1法と同様な方法でメチル化し、4−アルキ
ル−7−イソプロピルアズレンを得る。
【0015】次いで、4−アルキル−7−イソプロピル
アズレンををホルミル化する。このホルミル化は公知の
方法を用いることができる。具体的には、オキシ塩化リ
ン存在下、ジメチルホルムアミドを反応させる方法、ヘ
キサメチレンテラミン存在下、トリフルオロ酢酸等を反
応させる方法がある。
【0016】当該ホルミル化物のホルミル基を還元剤に
て還元して、1,4−ジメチル−7−−イソプロピルア
ズレン(8)を得る。この時用いる還元剤としては、ジ
イソブチルアルミニウムハイドライドが好ましい。ま
た、還元方法としては、リチウムアルミニウムハイドラ
イドを用いて一度アルコールとした後、パラジウム存在
下に水素添加する方法もある。
【0017】
【発明の効果】本発明により、式(3)
【化18】 (式中、R、Me、Priは上記と同じ)で示されるグ
アイアズレンまたはその誘導体を、危険性が少なく温和
な条件で収率よく調整できた。
【0018】以下、調製例、実施例に従って本発明を詳
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【調整例1】 7−イソプロピルアズレン−1−カルボン酸メチルエス
テルの合成:3−メトキシカルボニル−5−イソプロピ
ル−2H−シクロヘプタ[b]フラン−2−オン(3
0.8g 0:125mol)のジエチルアミン(50
0ml)けん濁液を氷水で冷却しながらアセトアルデヒ
ド(60ml)をゆっくり加えた。次に、反応液を油浴
中3時間加熱還流した。冷却後溶媒を減圧下留去し、得
られた油状物をシルカゲルカラムクロマトグラフィーに
て分離した。ベンゼンで溶離される最初のフラクション
から得られる赤紫色油状物をベンゼンに溶解し、アルミ
ナカラムにチャージし6時間放置した後、ベンゼンで溶
離し、赤紫色の第1フラクションから7−イソプロピル
アズレン−1−カルボン酸メチルエステルを得た。 (21.4g 0.0093mol 収率75%) H−NMR(200MHz,CDCl3)δPPM: 1.43(6H,d,J=6.9Hz,iPr−CH
3) 3.24(1H,sept,J=6.9Hz,iPr−
CH) 3.96(3H,s,COOCH3) 7.20(1H,d,J=4.2Hz,H−3) 7.41(1H,dd,J=10.2 and 10.
2Hz,H−5) 7.76(1H,br.d,J=10.2Hz.H−
6) 8.33(1H,d,J=4.2Hz.H−2) 8.35(1H,d,J=10.2Hz,H−4) 9.76(1H,d,J=1.8Hz,H−8)
【0019】
【実施例1】 a)7−イソプロピル−1−メチルアズレンの合成:5
00mlの3つ口フラスコに7−イソプロピルアズレン
−1−カルボン酸メチルエステル(2.04g・8.9
4mmol)を入れ、アルゴン雰囲気下、エーテル(1
20ml)を加え攪拌しながら−78℃に冷却し、ジイ
ソブチルアルミニウムハイドライド(ヘキサン溶液0.
93Mを87ml:80.5mmol)をゆっくり滴下
した。滴下中に溶液の色が紫から青へ変化した。そのま
ま1時間攪拌し、室温に昇温した。さらに12時間攪拌
を続けた後、0℃に冷却し、エタノール(20ml)を
加えた。室温に昇温し、反応溶液を10%硫酸水溶液に
注いだ。続いて、n−ヘキサンで抽出し、有機層を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を溜去した。得られた青色油状物をショートカラム(ア
ルミナ、n−ヘキサン)にかけ、最初の画分から青色油
状物である1−メチル−7−イソプロピルアズレン
(1.58g,8.55mmol/収率96%)を得
た。 H−NMR(200MHz,CDCl3)δPPM: 1.39(3H,d,J=6.9Hz,iPr−CH
3) 2.70(3H,s,1−CH3) 3.12(1H,sept,J=6.9Hz,iPr−
CH3) 7.02(1H,dd,J=10Hz,H−5) 7.23(1H,d,J=3.7Hz,H−3) 7.49(br.d,J=10.0Hz,H−5) 7.73(1h,d,J=3.7Hz,H−2) 8.16(1H,d,J=10.0Hz,H−4) 8.21(1H,d,J=1.6Hz)
【0020】b)1,4−ジメチル−7−イソプロピル
アズレンの合成:300ml三つ口フラスコに1−メチ
ル−7−イソプロピルアズレン(1.07g:5.81
mmol)を入れ、アルゴン雰囲気下、エーテル(25
ml)を加え、攪拌した。室温でメチルリチウム(1.
09Mジエチルエーテル溶液を14ml:15.1mm
ol)を加えた。そのまま攪拌し続けると溶液の色が次
第に薄くなってきた。6時間後、反応溶液を−78℃に
冷却し、エタノール(3.4ml)を滴下した。次いで
0℃に昇温し、クロラニル(2.86g:11.6mm
ol)をゆっくり加え、一晩攪拌した。n−ヘキサンを
加えて、2−3時間放置した後、反応溶液を5%:Na
OH水溶液に加えた。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を溜去した。濃縮物
をカラムクロマトグラフィー(アルミナ、n−ヘキサ
ン)にかけ、最初の画分を取り、溶媒を溜去し、逆相高
速液クロマトグラフィー(ODS,70%アセトニトリ
ル)にて分離した。最初の無色の画分1と引き続いて得
られた青色の画分2が得られ、画分2から青色油状分で
ある、1,4−ジメチル−7−イソプロピルアズレン
(グアイアズレン)(668m:3.37mmol/収
率58%)が得られた。 H−NMR(200MHz,CDCl3)δPPM: 1.40(6H,J=6.9Hz,iPr−CH3) 1.40(6H,J=6.9Hz,iPr−CH3) 2.71(s,1−CH3) 2.87(s,4−CH3) 3.12(1H,sept,J=6.9Hz,iPr−
CH3) 7.04(1H,d,J=10.6Hz,H−5) 7.26(1H,dd,J=3.8Hz,H−3) 7.45(1H,dd,J=10.6 and 1.9
Hz,H−6) 7.66(1H,J=3.8Hz.H−2) 8.24(1H,J=1.9Hz,H−8)
【0021】
【実施例2】 5−イソプロピルアズレンの合成: a)7−イソプロピルアズレン−1−カルボン酸メチル
エステル(34.5g:0.151mol)のエタノー
ル(700ml)溶液に水酸化カリウム(50g)の水
(50ml)に溶かした溶液を加えた。この溶液を5時
間加熱還流し、加水分解反応の完結したことを確認後、
水(3500ml)に加えた。この溶液を塩酸酸性にし
たあと、一夜放置し、析出したカルボン酸を濾別・補集
した。次いで、水洗し、減圧デシケーターで充分に乾燥
し7−イソプロピルアズレン−1−カルボン酸(29.
12g:0.135mol/収率89.9%)を得た。
このカルボン酸(20g:0.093mol)をベンゼ
ン(500ml)に溶解し、トリクロロ酢酸(3.0
g)を加え10時間加熱還流した。薄層クロマトグラフ
ィーで未反応物が存在しないことを確認した後、溶液を
分液ロートに移し、3回水洗、乾燥後溶液を留去し暗緑
色油状物を得た。この油状物をアルミナカラムクロマト
グラフィーを用いてヘキサンで溶離して精製し、青色油
状物の5−イソプロピルアズレン(12.67g 0.
0744mol収率80%)を得た。
【0022】b)7−イソプロピル−4−メチルアズレ
ンの合成:100mlの三つ口フラスコに5−イソプロ
ピルアズレン(600mg,3.52mmol)を入
れ、アルゴン雰囲気下、エーテル(20ml)を加え攪
拌しなから室温でメチルリチウム(1.09Mジエチル
エーテル溶液14ml:15.1mmol)を加え、実
施例1a)と同様の処理を行い、逆相高速液クロマトグ
ラフィー(ODS,70%CH3CN)にかけた。最初
の無色の画分1に引き続いた青色の画分2から4−メチ
ル−7−イソプロピルアズレン(379mg:2.04
mmol/収率58%)を得た。 H−NMR(200MHz,CDCl3)δPPM: 1.39(6H,J=6.9Hz,iPr−CH3) 2.92(s,4−CH3) 3.11(1H,sept,J=6.9Hz,iPr−
CH) 7.16(1H,d,J=10.6Hz,H−5) 7.35(2H,dd,J=3.9 and 3.9H
z,H−1,3) 7.51(1H,dd,J=10.6 and 2.0
Hz,H−6) 7.85(1H,J=3.9Hz,H−2) 8.36(1H,J=2.0Hz,H−8)
【0023】c)1−ホルミル−7−イソプロピル−4
−メチル−7−イソプロピルアズレンの合成:50ml
ナスフラスコに4−メチル−7−イソプロピルアズレン
(398mg,2.16mmol)をいれ、ジメチルホ
ルムアミド3mlを加え、氷浴下攪拌し、予め氷浴下冷
却したオキシ塩化リン(499mg,3.26mmo
l)のジメチルホルムアミド溶液(1ml)を滴下し
た。滴下するにつれて紫色の溶液が橙色に変化した。
1.5時間後に逆相高速液クロマトグラフィー(70%
アセトニトリル)で反応を確認したところ未反応物を検
出できなかったので、反応溶液を、水に加えた。これに
2M水酸化カリウム水溶液を滴下すると沈澱が析出し
た。PH12になったところで滴下をやめ、しばらく放
置した。これをベンゼンで抽出し、飽和食塩水で洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を除去し、逆相
高速液クロマトグラフィー(70%アセトニトリル)に
かけ、紫色油状物である1−ホルミル−4−メチル−7
−イソプロピルアズレン(357mg:収率78%)を
得た。 H−NMR(200MHz,CDCl3)δPPM: 1.39(6H,d,J=6.9Hz,iPr−CH
3) 3.15(1H,s,J=6.9Hz,iPr−CH
3) 3.20(s,8−CH3) 7.23(1H,dd,J=4.5Hz,H−3) 7.50(1H,d,J=2.1Hz,H−4) 8.41(1H,d,J=4.5Hz,H−2) 10.68(1H,s,1−CHO)
【0024】d)1,4−ジメチル−7−イソプロピル
アズレン(グアイアズレン)の合成:100ml三つ口
フラスコに1−ホルミル−7−イソプロピル−4−メチ
ルアズレン(300mg:1.41mmol)を入れ、
アルゴン雰囲気下エーテル(15ml)を加え攪拌し
た。−78℃に冷却しジイソブチルアルミニウムハイド
ライド(0.93Mヘキサン溶液9.1ml:8.48
mmol)をゆっくり滴下した。以下、実施例1a)と
同様の処理を行うことにより、青色油状物である1,4
−ジメチル−7−イソプロピルアズレン(グアイアズレ
ン)205mg:03mmol/収率73%)を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) 【化1】 (式中、Meはメチル基を、Priはイソプロピル点を
    示す)で示される7−イソブロピルアズレン−1−カル
    ボン酸メチルエステルを還元して式(2) 【化2】 (式中、Me、Priは上記と同じ)で示される1−メ
    チル−7−イソプロピルアズレンを得、次にこの化合物
    をアルキル化することを特徴とする式(3) 【化3】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Me、Priは上
    記と同じ)で示されるグアイアズレンまたはその誘導体
    の製造方法。
  2. 【請求項2】式(1) 【化4】 (式中、Meはメチノ基を、Priはイソプロピル基を
    示す)で示される7−イソプロピルアズレン−1−カル
    ボン酸メチルエステルを脱エステル化して式(4) 【化5】 (式中、Priは上記と同じ)で示される5−イソプロ
    ピルアズレンを得、次に該化合物をアルキル化して式
    (5) 【化6】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Priは上記と同
    じ)で示される4−アルキル−7−イソプロピルアズレ
    ンを得、次に該化合物(5)をホルミル化して式(6) 【化7】 (式中、Rは、低級アルキル基を示し、Priは上記と
    同じ)で示される1−ホルミル−4−アルキル−7−イ
    ソプロピルアズレンを得、次に該化合物(6)を還元す
    ることを特徴とする式(3) 【化8】 (式中、Rは低級アルキル基を示し、Me、Priは上
    記と同じ)で示されるグアイアズレンまたはその誘導体
    の製造方法。
JP28905695A 1995-09-13 1995-09-13 グアイアズレンまたはその誘導体の新規製造方法 Pending JPH0977694A (ja)

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CN100389106C (zh) * 2005-01-10 2008-05-21 天津市顶硕科贸有限公司 具有稳定性的薁磺酸钠合成工艺
WO2023045612A1 (zh) * 2021-09-23 2023-03-30 江西本草天工科技有限责任公司 一种薁类化合物及其制备方法与应用

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