JPH0980639A - スリット露光方式の光学装置における走査方法及び走査装置 - Google Patents

スリット露光方式の光学装置における走査方法及び走査装置

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JPH0980639A
JPH0980639A JP25574595A JP25574595A JPH0980639A JP H0980639 A JPH0980639 A JP H0980639A JP 25574595 A JP25574595 A JP 25574595A JP 25574595 A JP25574595 A JP 25574595A JP H0980639 A JPH0980639 A JP H0980639A
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JP
Japan
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scanning
scanner
type optical
exposure type
slit exposure
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JP25574595A
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Hideyo Makino
英世 牧野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリット露光方式の光学装置における走査方
法及び走査装置であって、ワイヤロープの特定の場所に
繰り返し曲げ応力が集中するのを防止して、耐久性が向
上する走査方法又は走査装置を提供する。 【解決手段】 原稿に沿って第1スキャナ5、第2スキ
ャナ6を走査させ、感光体ドラム15上に原稿像を投影
するスリット露光方式の光学装置における走査方法にお
いて、カウンター12が走査回数をカウントし、カウン
ト数が予め設定された走査回数に達した後、移動距離設
定手段17が上記スキャナの走査距離を切り換える。ワ
イヤロープの繰り返して折れ曲がり応力が加わる位置が
変更されて、耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、イメージスキ
ャナ等のスリット露光方式を採用した光学装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スリット露光方式の光学装置において
は、コンタクトガラス上に画像面を下にした原稿を置
き、これを下から露光スキャナでスキャニングし、投影
像を感光体ドラム上に結像している。
【0003】図5は、従来のこのような光学装置におけ
る露光スキャナー部分を示す図である。同図に示す露光
スキャナーの走査駆動においては、駆動源としてモータ
1を使用し、モータの駆動プーリ2に駆動伝達手段とし
てのワイヤロープ3を巻き付け、さらに各プーリ4,4
……を巻回して、モータ1の回転速度制御によりワイヤ
ロープ3の送り出し、引き戻しを行って第1スキャナ5
及び第2スキャナ6を往復移動させている。
【0004】図示しない光学装置の操作盤からりコピー
の開始が指示されると、第1スキャナ5は矢印方向にV
の速度で移動し、第2スキャナ6は同じ方向にV/2の
速度で移動を開始する。第1スキャナが原稿の長さを越
えてある位置に達すると、停止し、つぎにリターン動作
を開始し、第1、第2スキャナ5,6は逆方向に移動し
て元の位置に復帰する。ここで、上記停止する「ある位
置」をターニングポイントと称すると、このターニング
ポイントは、原稿の大きさによって一定の位置に決めら
れており、通常の複写機では、B5,A4,B4と複数
のサイズについてコピーを行うことができることから、
それぞれのサイズに対して上記のターニングポイントは
異なった位置に設定されている。
【0005】一方、ワイヤロープ3は、駆動プーリ2に
巻き付けられるために、駆動プーリ2の回転数、回転方
向に応じて繰り返し曲げ応力を受ける。特に、リターン
時は、走査時より速度が速いので、急激な加減速が必要
となり、各ワイヤロープ3の特定の場所に大きな力が加
わる。
【0006】また、最近の複写機においては、高速化、
高耐久性が要求されているが、それと同時に、一般オフ
ィスでは、原稿サイズの統一化が進んでいるため、ワイ
ヤロープの同一個所に繰り返し曲げ応力が集中する比率
が高くなってきている。
【0007】同一個所に繰り返し応力を受けると、その
個所の疲労が増加し、ワイヤロープの寿命を縮め、耐久
性を悪化させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本件は、上記の事実に
鑑みてなされたもので、ワイヤロープの特定の場所に繰
り返し曲げ応力が集中するのを防止して、ワイヤロープ
の耐久性を向上させることによって、耐久性に優れた走
査方法又は走査装置を提供することを目的としている。
【0009】本発明の他の目的は、ワイヤロープの耐久
性を向上させたとき、コピー速度が低下しない走査方法
又は走査装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の走査方法は、原稿に沿ってスキャナを走査
させ、感光体ドラム上に原稿像を投影するスリット露光
方式の光学装置における走査方法において、走査回数を
カウントし、カウント数が予め設定された走査回数に達
した後、上記スキャナの走査距離を切り換えることを特
徴としている。
【0011】上記の構成において、走査回数のカウント
が原稿のサイズ毎に行われ、原稿のサイズ毎に上記あら
かじめ設定された走査回数を決めておくことが望まし
い。
【0012】また、走査距離を増加させたり、上記スキ
ャナの走査後の走査リターン速度を速くしてコピー速度
を走査距離切り換え前とほぼ同じに保つようにすること
もできる。
【0013】本発明の装置は、原稿に沿って走査するス
キャナと、該スキャナによって原稿像投影される感光体
ドラムとを有するスリット露光方式の光学装置における
走査装置において、走査回数をカウントするカウンタ
と、上記スキャナの移動距離設定手段と、を有すること
を特徴としている。上記の構成において、さらに上記ス
キャナの速度を変換する速度変換手段を設けたり、上記
カウンタを原稿サイズごとに設けた構成としてもよい。
【0014】あらかじめ、耐久性を考慮した原稿サイズ
別の上限走査回数を越えた場合にその走査距離を切り換
えることにより、ワイヤロープの繰り返し曲げ応力を受
ける場所を変更し、一個所が疲労するのを避けて、耐久
性を向上させることができる。
【0015】上記の走査距離を増加させれば、コピー速
度が低下するので、リターン速度を増加させれば、コピ
ー速度の低下を防止できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明によるスリット露光方式の走査装置
部分の断面概略図である。原稿10が、コンタクトガラ
ス11上に送り込まれると、原稿サイズ検知手段12a
が原稿サイズを読み取る。次に、原稿に沿って第1スキ
ャナ5は矢印方向にVの速度で移動し、第2スキャナ6
は同じく矢印方向にV/2の速度にて移動して走査す
る。原稿の画像は、第1スキャナ5、第2スキャナ6を
経てレンズ系13で屈折され、固定反射鏡14で反射さ
れて感光体ドラム15上に原稿像を投影する。一回のコ
ピーがされると、第2スキャナ6の移動回数から、補助
カウンタ12bが1つカウントする。補助カウンタ12
bは図示しない制御部にカウント信号を送るが、制御部
では、原稿サイズ検知手段12aからの信号と合わせて
原稿サイズごとに分けてカウントする。したがって、原
稿サイズ検知手段12aと補助カウンタ12bとでカウ
ンタ12が構成されることになる。
【0017】第1スキャナ5及び第2スキャナ6は、図
4で説明したように、駆動源としてのモータ1に取り付
けられた駆動プーリ2と、駆動プーリに巻き付けられた
駆動伝達手段(ワイヤロープ)3により走査される。モ
ータ1は速度変換装置16と、エンコーダを利用した移
動距離設定手段17とを備えており、やはり図示しない
コンピュータによりこれらからのパルス信号に基づい
て、フィードバック制御をして第1、第2スキャナの走
査速度及び走査距離を制御している。速度変換装置16
としては、たとえば、パルスの周波数を増減することに
より回転速度を制御する形式のものを使用する。
【0018】図2には、第1スキャナ5の速度線図、及
び駆動源のトルク線図を示す。(a)の速度線図では、
スキャナスタート信号が入ると、t1領域にて所定の速
度Vまで加速し、t2の間等速で走査する(この間が作
像領域となる)。t3領域では作像が終了し、速度0ま
で減速する。t1〜t3間をスキャン動作という。ま
た、t4〜t6間は、リターン動作という。t4は速度
方向がスキャン動作と逆となり、最大速度(Max−
V)まで加速され、t5間で減速され、t6で停止す
る。これらが一連の走査動作である。
【0019】次に、(b)のトルク線図を見ると、加減
速領域t4,t5ではトルクを多く必要としているのが
分かる。特に、t4領域ではリターン動作を早くしたい
ために、最大のトルク(Max−T)を必要とする。す
なわち、リターン動作の始めにはワイヤロープ3に大き
な力が加わることになる。
【0020】図3に実際のスキャナと速度線図との対比
を示す。同図(a),(b)のそれぞれの下方に示す線
図における横軸(時間又は距離)は右方向をプラスとす
るために、光学部材の移動方向は図1と逆になってい
る。
【0021】第1スキャナ5及び第2スキャナ6は始め
に0点を基準位置として停止しており、操作部(図示し
ない)等より原稿サイズが決定されると、その原稿サイ
ズ又は用紙サイズ+オーバーラン分距離のA点(ターニ
ングポイント)までスキャン動作を行い、A点から0点
へとリターン動作を行う。カウンターのあらかじめセッ
トされた走査回数分については、この動作を繰り返して
感光体ドラム15上に画像形成する(図3(a))。
【0022】原稿サイズが同じであれば、ターニングポ
イントは常に同一個所(例えばA4サイズならば、A
点)となるので、そのとき駆動プーリ2に接触している
部分のワイヤロープ3を傷め易く、ワイヤロープの耐久
性を悪化させる。
【0023】本発明では、ワイヤロープ3の寿命を考慮
し、上限となる走査回数をカウンタ12を制御するコン
ピュータのROM又はRAM(図示しない)に書き込ん
でおき、さらに走査回数を原稿サイズ別に記憶させる。
そして、回数が上記のあらかじめ設定された走査回数を
越えた場合、走査距離を切り換える。
【0024】すなわち、カウンタからの信号によりコン
ピュータから移動距離設定手段17に指示して走査距離
を、図4に示すように0点〜A点→0点〜B点へαだけ
延ばす。
【0025】切換え後の走査距離は図示の実施例では、
αだけ延ばしているが、逆に短くしてもよい。増減いず
れにしても、A点での繰り返しリターン動作を回避する
目的に適うからである。しかし、短すぎると、作像領域
が原稿サイズ又は用紙サイズより短くなり、画像の欠け
幅が増えてしまう。したがって、走査距離は増加するこ
とが望ましい。
【0026】また、上限として設定する走査回数は、一
般ユーザ以外の者が、光学装置の状態を見ながら設定で
きるようにしてもよい。特に、光学装置の保守点検者が
できるようにすることが望ましい。
【0027】上述したように、走査距離を延ばすのが望
ましいが、図4に示すようにスキャン動作時間t2がt
2´となって増加するので、このままではコピー時間が
長くなってしまう。そこで、本発明では、速度変換手段
16を設けてモータ1の回転速度を変更できるように
し、リターン動作に要する時間t4からt6のトータル
時間を短縮して1走査に要する時間等しくなるように
(t1〜t6=t1〜t2´〜t6´)リターン動作時
の速度線図を切り換えるようにしている。
【0028】なお、上記の実施例では原稿サイズごとに
ターニングポイントA点の位置が異なるものを対象とし
たが、原稿サイズに関係なくターニングポイントが同一
点となる形式の光学装置にも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
あらかじめワイヤロープの耐久性を考慮した上限走査回
数を越えた場合に、その走査距離を切り換えるので、高
耐久性の光学装置を得ることができる。この場合、原稿
サイズによりスキャナの移動距離が相違する場合には、
原稿サイズごとに上限となる走査回数を設定するとよ
い。
【0030】また、上記走査距離を切り換え前と比べて
増加すれば、欠け幅の少ない、又は全面画像を得ること
ができる。
【0031】保守点検者がカウンタの設定を変更できる
ようにすれば、各ユーザの使用頻度に応じた適正なカウ
ンタの設定ができ、きめの細かい管理ができる。
【0032】リターン動作の速度線図を変更すれば、走
査距離を変更した後も、コピー速度の低下を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリット露光方式の光学装置における
走査装置の1実施例を示す側面断面図である。
【図2】走査装置の制御を示す図で、(a)は速度線
図、(b)はトルク線図である。
【図3】本発明の走査装置と速度線図との対比を示す図
で、(a)は走査回数が上限以内の場合、(b)は上限
を越えた場合である。
【図4】スキャン動作及びリターン動作の速度線図で、
(a)は切り換え前、(b)は切り換え後を示す図であ
る。
【図5】従来のスリット露光方式の光学装置における走
査装置の斜視図である。
【符号の説明】
5,6 スキャナ 12 カウンタ 15 感光体ドラム 16 速度変換手段 17 移動距離設定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に沿ってスキャナを走査させ、感光
    体ドラム上に原稿像を投影するスリット露光方式の光学
    装置における走査方法において、走査回数をカウント
    し、カウント数が予め設定された走査回数に達した後、
    上記スキャナの走査距離を切り換えることを特徴とする
    スリット露光方式の光学装置における走査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記走査回数のカウ
    ントが原稿のサイズ毎に行われ、原稿のサイズ毎に上記
    あらかじめ設定された走査回数を決めておくことを特徴
    とするスリット露光方式の光学装置における走査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、走査距離を増
    加させることを特徴とするスリット露光方式の光学装置
    における走査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記スキャナの走査
    後の走査リターン速度を速くしてコピー速度を走査距離
    切り換え前とほぼ同じに保つことを特徴とするスリット
    露光方式の光学装置における走査方法。
  5. 【請求項5】 原稿に沿って走査するスキャナと、該ス
    キャナによって原稿像投影される感光体ドラムとを有す
    るスリット露光方式の光学装置における走査装置におい
    て、走査回数をカウントするカウンタと、上記スキャナ
    の移動距離設定手段と、を有することを特徴とするスリ
    ット露光方式の光学装置における走査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに上記スキャナ
    の速度を変換する速度変換手段を設けたことを特徴とす
    るスリット露光方式の光学装置における走査装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、上記カウンタ
    が原稿サイズごとに設けられていることを特徴とする光
    学装置における走査装置。
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