JPH0980672A - ハロゲン化銀乳剤の製造方法及びハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀乳剤の製造方法及びハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0980672A
JPH0980672A JP23533895A JP23533895A JPH0980672A JP H0980672 A JPH0980672 A JP H0980672A JP 23533895 A JP23533895 A JP 23533895A JP 23533895 A JP23533895 A JP 23533895A JP H0980672 A JPH0980672 A JP H0980672A
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JP
Japan
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group
silver halide
compound
halide emulsion
chemical sensitizer
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JP23533895A
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Inventor
Nobuaki Tsuji
宣昭 辻
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速処理に適しており、高感度、低カブリ
で、残色性が良好なハロゲン化銀感光材料と、そのハロ
ゲン化銀乳剤の製造方法の提供。 【構成】 化学増感剤の添加前に分光増感色素がハロゲ
ン化銀1モル当たり50mg〜500mg添加され、か
つアザインデン化合物が、化学増感剤の添加以前と化学
増感剤の添加後に分割して添加されることを特徴とする
ハロゲン化銀乳剤の製造方法及び該ハロゲン化銀乳剤を
用いたハロゲン化銀写真感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理後の残色汚染がな
く、かつ高感度のハロゲン化銀写真感光材料に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、X線用写真感光材料の分野を始め
として高温迅速化が進み、大幅に処理時間が短縮されて
きた。その結果、ハロゲン化銀写真感光材料に対する現
像性、定着性、乾燥性向上の要望が更に高まっている。
【0003】一方、処理を迅速化した場合、色素残りが
生じてしまうことがある。そして、残色を改良するため
色素の減量を試みてきたが、感度の低下が著しく、しか
も、カブリが上昇してしまった。
【0004】一般的に、カブリ抑制等の目的でテトラザ
インデン化合物がよく用いられる。また、特公平5−1
4888号の実施例に記載されているように化学増感を
止めるための安定剤として用いられることも多い。特開
平4−166928号では分光増感色素とアザインデン
化合物を化学増感以前に添加することで、カブリ、感度
を劣化させずに残色性を改良する方法が開示されてい
る。しかし、最近さらに処理の迅速化が進み、同時に現
像処理液の活性度も高まっている。こういう状況のなか
で、残色が少なく、しかも、高感度で低カブリのハロゲ
ン化銀写真感光材料が必要になってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、迅速
処理に適しており、高感度、低カブリで、残色性が良好
なハロゲン化銀感光材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
の構成により達成される。
【0007】1) 化学増感剤の添加前に分光増感色素
がハロゲン化銀1モル当たり50mg〜500mg添加
され、かつアザインデン化合物が、化学増感剤の添加以
前と化学増感剤の添加後に分割して添加されることを特
徴とするハロゲン化銀乳剤の製造方法。
【0008】2) 上記分光増感色素が固体微粒子に分
散し添加されることを特徴とする前記1記載のハロゲン
化銀乳剤の製造方法。
【0009】3) 前記化学増感剤がセレン化合物又は
テルル化合物であることを特徴とする前記1又は2記載
のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
【0010】4) 前記化学増感剤が金化合物およびセ
レン化合物又はテルル化合物であることを特徴とする前
記1又は2記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
【0011】5) 前記化学増感剤が金化合物およびセ
レン化合物又はテルル化合物であり、かつ、チオシアン
酸化合物がハロゲン化銀1モル当たり4.5×10-4
ル以上1.8×10-3モル以下含有されていることを特
徴とする前記1又は2記載のハロゲン化銀乳剤の製造方
法。
【0012】6) 前記分光増感色素が、下記一般式
(A)又は一般式(B)で表される化合物であることを
特徴とする前記1〜5のいずれか1項記載のハロゲン化
銀乳剤の製造方法。
【0013】
【化3】
【0014】式中、R1およびR3は各々、置換または無
置換のアルキル基を表し、R1およびR3の少なくともい
ずれかの一方の基はエチル基以外の基であり、R2およ
びR4は低級アルキル基を表し、R2とR4の少なくとも
一つは親水性基を置換したアルキル基を表す。V1
2、V3及びV4は、各々、水素原子または加算したハ
メットσp値の総和が1.7より小さくなる置換しうる
基を表し、V1、V2、V3及びV4が同時に水素原子また
はクロル原子になることはない。
【0015】X1は分子内の電荷を中和するに必要なイ
オンを表し、nは1または2を表す。但し、分子内塩を
形成するときはnは1である。
【0016】
【化4】
【0017】式中、R5及びR6は各々置換または無置換
のアルキル基、置換または無置換のアルケニル基、置換
または無置換のアリール基を表し、R5とR6のうちの少
なくとも一つはスルホアルキル基またはカルボキシアル
キル基である。
【0018】R7は水素原子、アルキル基、アリール基
を表す。Z1及びZ2は、各々、置換基を有してもよいベ
ンゼン環またははナフト環を完成するに必要な非金属原
子群を表す。X2は分子内の電荷を中和するに必要なイ
オンを表し、mは1または2を表す。但し、分子内塩を
形成するときはmは1である。
【0019】7) 前記アザインデン化合物の分割比
(化学増感剤添加前:化学増感剤添加後の重量比)が
1:2〜1:100であることを特徴とする前記1〜6
のいずれか1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
【0020】8) 化学増感剤添加以前に添加されてい
るアザインデ化合物の添加量がハロゲン化銀1モル当た
り15mg〜500mgであることを特徴とする前記1
〜7のいずれか1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方
法。
【0021】9) 支持体上に少なくとも1層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤が前記1〜8のいずれか1項記
載のハロゲン化銀乳剤の製造方法により製造されたハロ
ゲン化銀乳剤であることを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料。
【0022】10) ハロゲン化銀写真感光材料の片面
当たりの分光増感色素量が2〜7mg/m2であること
を特徴とする前記9記載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0023】以下、本発明を詳述する。本発明に使用さ
れる分光増感色素の種類については特に限定することな
く、写真用分光増感色素であれば任意に使用することが
できるが、好ましい分光増感色素は、上記一般式(A)
又は一般式(B)で表される化合物である。本発明にお
いて分光増感色素は、1μm以下、好ましくは0.01
μm〜1μmの固体微粒子状に分散してから感光性ハロ
ゲン化銀乳剤に添加することが好ましい。
【0024】下記に、上記一般式(A)で示される分光
増感色素の具体例を挙げる。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】次に本発明に使用される上記一般式(B)
で表される分光増感色素の具体例を挙げる。
【0028】
【化5】
【0029】
【化6】
【0030】本発明に用いられる上記一般式(A)又は
(B)で表される増感色素はF.M.Hamer著“H
eterocycrlic compounds Cy
aninedyes and related com
pounds”(ヘテロサイクリック・コンパウンズ−
シアニンダイズ アンド リレーテッドコンパウンズ)
IV.V.VI、章89〜199頁John Wiley
& Sons社(New York,London)1
964年刊、又はD.M.Sturmer著“Hete
rocycrlic compounds speci
al topics in Heterocycrli
c chemistry”(ヘテロサイクリック・コン
パウンズ−スペシャル トピックス イン ヘテロサイ
クリックケミストリー)VIII章 IV.482〜515頁
John Wiley & Sons社(New Yo
rk, London)1977年刊などに記載の方法
に基づいて容易に合成することができる。
【0031】尚、上記一般式(A)、(B)のいずれも
共鳴構造の一つの状態を示したに過ぎず、+チャージが
対称の複素環窒素原子に入るような極限状態で表しても
同一物質を意味するものである。
【0032】本発明における分光増感色素の添加量は、
色素の種類及びハロゲン化銀の構造、組成、熟成条件、
目的、用途などによって異なるが、ハロゲン化銀乳剤中
の各感光性粒子の表面の単分子層被覆率40%以上90
%以下になるようにすることが好ましく、更に50%〜
80%が特に好ましい。
【0033】尚、本発明においては単分子層被覆率は5
0℃にて吸着等温線を作成したときの飽和吸着量を被覆
率100%に相当する量として、相対的に決めることに
する。
【0034】ハロゲン化銀1モル当たりでの適量は、乳
剤中のハロゲン化銀粒子の総表面積により変化するが6
00mg未満が好ましい。更に450mg以下が好まし
い。
【0035】本発明において、分光増感色素の固体分散
液を得る方法としては、例えば特開平2−23330
号、同2−23331号、同2−23332号、同2−
135437号、同2−135438号に記載のように
有機溶媒及び/又は界面活性剤を添加して分散する方法
を用いてもよいが、本発明では特開平5−927496
号に記載のように、実質的に有機溶媒及び/又は界面活
性剤が存在しない水系中で、27℃における溶解度が2
×10-4〜4×10-2モル/リットルである分光増感色
素を、溶解度を越える量を添加して機械的に1μm以下
の固体微粒子に分散させて使用する方法が最も好まし
い。
【0036】本発明における分光増感色素の水に対する
溶解度は2×10-4〜4×10-2モル/リットルが好ま
しく、より好ましくは1×10-3〜4×10-2モル/リ
ットルである。
【0037】溶解度がこの領域よりも低いと、分散粒径
が非常に大きく、かつ、不均一になるため分散終了後
に、分散物の沈澱物が生じたり、分散物をハロゲン化銀
乳剤に添加したときに色素のハロゲン化銀への吸着過程
に支障をきたすことがある。
【0038】一方、溶解度が上記の領域よりも高い場合
には、分散物の粘度が必要以上に増大し、気泡を巻き込
んで分散に支障をきたし、更に高い溶解度では分散が不
可能になってしまうことが本発明者らの研究から明らか
となった。
【0039】分光増感色素の水に対する溶解度及び固体
分散した色素の粒径の測定法は特開平5−297496
号に記載の方法を用いることができる。
【0040】本発明のセレン化合物について述べる。本
発明のセレン化合物としては、従来公知の特許に開示さ
れているセレン化合物を用いることができる。すなわち
通常、不安定型セレン化合物および/または非不安定型
セレン化合物を添加して、高温、好ましくは40℃以上
で乳剤を一定時間撹拌することにより用いられる。具体
的な不安定セレン増感剤としては、イソセレノシアネー
ト類(例えばアリルイソセレノシアネートの如き脂肪族
イソセレノシアネート類)、セレノ尿素類、セレノケト
ン類、セレノアミド類、セレノカルボン酸類(例えば、
2−セレノプロピオン酸、2−セレノ酪酸)、セレノエ
ステル類、ジアシルセレニド類(例えば、ビス(3−ク
ロロ−2,6−ジメトキシベンゾイル)セレニド)、セ
レノホスフェート類、ホスフィンセレニド類、コロイド
状金属セレンなどがあげられる。不安定型セレン化合物
の好ましい類型を上に述べたがこれらは限定的なもので
はない。当業技術者には写真乳剤の増感剤としての不安
定型セレン化合物といえば、セレンが不安定である限り
に於いて該化合物の構造はさして重要なものではなく、
セレン増感剤分子の有機部分はセレンを担持し、それを
不安定な形で乳剤中に存在せしめる以外何らの役割をも
たないことが一般に理解されている。本発明において
は、かかる広範な概念の不安定セレン化合物が有利に用
いられる。非不安定型セレン化合物としては例えば亜セ
レン酸、セレノシアン化カリウム、セレナゾール類、セ
レナゾール類の四級塩、ジアリールセレニド、ジアリー
ルジセレニド、ジアルキルセレニド、ジアルキルジセレ
ニド、2−セレナゾリジンジオン、2−セレナオキサゾ
リジンチオンおよびこれらの誘導体等があげられる。こ
れらのセレン化合物のうち、好ましくは以下の一般式
(1)および(2)があげられる。
【0041】
【化7】
【0042】式中、Z1及びZ2はそれぞれ同じでも異な
っていてもよく、アルキル基(例えば、メチル基、エチ
ル基、t−ブチル基、アダマンチル基、t−オクチル
基)、アルケニル基(例えば、ビニル基、プロペニル
基)、アラルキル基(例えば、ベンジル基、フェネチル
基)、アリール基(例えば、フェニル基、ペンタフルオ
ロフェニル基、4−クロロフェニル基、3−ニトロフェ
ニル基、4−オクチルスルファモイルフェニル基、α−
ナフチル基)、複素環基(例えば、ピリジル基、チエニ
ル基)、複素環基(例えば、ピリジル基、チエニル基、
フリル基、イミダゾタル基)、−NR1(R2)、−OR
3または−SR4を表す。R1、R2、R3およびR4はそれ
ぞれ同じでも異なっていてもよく、アルキル基、アラル
キル基、アリール基または複素環基を表す。アルキル
基、アラルキル基、アリール基または複素環基としてZ
1と同様な例があげられる。ただし、R1およびR2は水
素原子またはアシル基(例えば、アセチル基、プロパノ
イル基、ベンゾイル基、ヘプタフルオロブタノイル基、
ジフルオロアセチル基、4−ニトロベンゾイル基、α−
ナフトイル基、4−トリフルオロメチルベンゾイル基)
であってもよい。一般式(1)中、好ましくはZ1はア
ルキル基、アリール基または−NR1(R2)を表し、Z
2は−NR5(R)6を表す。R1、R2、R5およびR6
それぞれ同じでも異なっていてもよく、水素原子、アル
キル基、アリール基またはアシル基を表す。一般式
(1)中、より好ましくはN,N−ジアルキルセレノ尿
素、N,N,N′−トリアルキル−N′−アシルセレノ
尿素、テトラアルキルセレノ尿素、N,N−ジアルキル
−アリールセレノアミド、N−アルキル−N−アリール
−アリールセレノアミドを表す。
【0043】
【化8】
【0044】式中、Z3、Z4およびZ5はそれぞれ同じ
でも異なっていてもよく、脂肪族基、芳香族基、複素環
基、−OR7、−NR8(R9)、−SR10、−Se
11a、X、水素原子を表す。R7、R10およびR11a
脂肪族基、芳香族基、複素環基、水素原子またはカチオ
ンを表し、R8およびR9は脂肪族基、芳香族基、複素環
基または水素原子を表し、Xはハロゲン原子を表す。一
般式(2)において、Z3、Z4、Z5、R7、R8、R9
10およびR11aで表される脂肪族基は直鎖、分岐また
は環状のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ア
ラルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、n−ブチル基、
n−オクチル基、n−デシル基、n−ヘキサデシル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アリル基、2−
ブテニル基、3−ペンテニル基、プロパルギル基、3−
ペンチニル基、ベンジル基、フェネチル基)を表す。一
般式(2)において、Z3、Z4、Z5、R7、R8、R9
10およびR11aで表される芳香族基は単環または縮環
のアリール基(例えば、フェニル基、ペンタフルオロフ
ェニル基、4−クロロフェニル基、3−スルホフェニル
基、α−ナフチル基、4−メチルフェニル基)を表す。
一般式(2)において、Z3、Z4、Z5、R7、R8
9、R10およびR11aで表される複素環基は窒素原子、
酸素原子または硫黄原子のうち少なくとも一つを含む3
〜10員環の飽和もしくは不飽和の複素環基(例えば、
ピリジル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イ
ミダゾリル基、ベンズイミダゾリル基)を表す。一般式
(2)において、R7、R10およびR11aで表されるカチ
オンはアルカリ金属原子またはアンモニウムを表し、X
で表されるハロゲン原子は、例えばフッ素原子、塩素原
子、臭素原子または沃素原子を表す。一般式(2)中、
好ましくはZ3、Z4またはZ5は脂肪族基、芳香族基ま
たは−OR7を表し、R7は脂肪族基または芳香族基を表
す。一般式(2)中、より好ましくはトリアルキルホス
フィンセレニド、トリアリールホスフィンセレニド、ト
リアルキルセレノホスフェートまたはトリアリールセレ
ノホスフェートを表す。以下に一般式(1)および
(2)で表される化合物の具体例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0045】
【化9】
【0046】
【化10】
【0047】
【化11】
【0048】
【化12】
【0049】
【化13】
【0050】本発明で用いられるテルル増感剤として
は、例えばコロイド状テルル、テルロ尿素類(例えばア
リルテルロ尿素、N,N−ジメチルテルロ尿素、テトラ
メチルテルロ尿素、N−カルボキシエチル−N′,N′
−ジメチルテルロ尿素、N,N′−ジフェニルエチレン
テルロ尿素)、インテルロシアナート類(例えばアリル
イソテルロシアナート)、テルロケトン類(例えばテル
ロアセトフェノン)、テルロアミド類(例えばテルロア
セトアミド、N,N−ジメチルテルロベンズアミド)、
テルロヒドラジド(例えばN,N′,N′−トリメチル
テルロベンズヒドラジド)、テルロエステル(例えばt
−ブチル−t−ヘキシルテルロエステル)、ホスフィン
テルリド類(例えばトリブチルホスフィンテルリド、ト
リシクロヘキシルホスフィンテルリド、トリイソプロピ
ルホスフィンテルリド、ブチル−ジイソプロピルホスフ
ィンテルリド、ジブチルフェニルホスフィンテルリ
ド)、ジアシル(ジ)テルリド類(例えばビス(ジフェ
ニルカルバモイル)ジテルリド、ビス(N−フェニル−
N−メチルカルバモイル)ジテルリド、ビス(N−フェ
ニル−N−メチルカルバモイル)テルリド、ジエチルカ
ルバモイルテルリド、ビス(エトキシカルボニル)テル
リド)、(ジ)テルリド類、他のテルル化合物(例えば
英国特許第1,295,462号記載の負電荷のテルラ
イドイオン含有ゼラチン、ポタシウムテルリド、ポタシ
ウムテルロシアナート、テルロペンタチオネートナトリ
ウム塩、アリルテルロシアネート)があげられる。これ
らのテルル化合物のうち、好ましくは下記に示す一般式
(3)、(4)および(5)があげられる。
【0051】
【化14】
【0052】上記一般式(3)中、R11、R12およびR
13は脂肪族基、芳香族基、複素環基、OR14、NR
15(R16)、SR17、OSiR18(R19)(R20)、X
または水素原子を表す。R14およびR17は脂肪族基、芳
香族基、複素環基、水素原子またはカチオンを表し、R
15およびR16は脂肪族基、芳香族基、複素環基または水
素原子を表し、R18、R19およびR20は脂肪族基を表
し、Xはハロゲン原子を表す。次に一般式(2)につい
て詳細に説明する。一般式(3)において、R11
12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19およ
びR20で表される脂肪族基は好ましくは炭素数1〜30
のものであって、特に炭素数1〜20の直鎖、分岐また
は環状のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ア
ラルキル基である。アルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アラルキル基としては、例えばメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、n−オ
クチル、n−デシル、n−ヘキサデシル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、アリル、2−ブテニル、3−ペン
テニル、プロパルギル、3−ペンチニル、ベンジル、フ
ェネチルがあげられる。一般式(3)において、R11
12、R13、R14、R15、R16およびR17で表される芳
香族基は好ましくは炭素数6〜30のものであって、特
に炭素数6〜20の単環または縮環のアリール基であ
り、例えばフェニル、ナフチルがあげられる。一般式
(3)において、R11、R12、R13、R14、R15、R16
およびR17で表される複素環基は窒素原子、酸素原子お
よび硫黄原子のうち少なくとも一つを含む3〜10員環
の飽和もしくは不飽和の複素環基である。これらは単環
であってもよいし、さらに他の芳香環もしくは複素環と
縮合環を形成してもよい。複素環基としては、好ましく
は5〜6員環の芳香族複素環基であり、例えばピリジ
ル、フリル、チエニル、チアゾリル、イミダゾリル、ベ
ンズイミダゾリルがあげられる。一般式(3)におい
て、R14およびR17で表されるカチオンはアルカリ金
属、アンモニウムを表す。一般式(3)においてXで表
されるハロゲン原子は、例えばフッ素原子、塩素原子、
臭素原子および沃素原子を表す。また、この脂肪族基、
芳香族基および複素環基は置換されていてもよい。置換
基としては以下のものがあげられる。代表的な置換基と
しては例えば、アルキル基、アラルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、
ウレタン基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、
カルバモイル基、スルホニル基、スルフィニル基、アル
キルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アシル基、アシルオキシ基、リン酸アミド基、ジア
シルアミノ基、イミド基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、ハロゲン原子、シアノ基、スルホ基、カルボキシ
基、ヒドロキシ基、ホスホノ基、ニトロ基およびヘテロ
環基等があげられる。これらの基はさらに置換されてい
てもよい。置換基が2つ以上あるときは同じでも異なっ
ていてもよい。R11、R12、R13は互いに結合してリン
原子と一緒に環を形成してもよく、また、R15とR16
結合して含窒素複素環を形成してもよい。一般式(3)
中、好ましくはR11、R12およびR13は脂肪族基または
芳香族基を表し、より好ましくはアルキル基または芳香
族基を表す。
【0053】
【化15】
【0054】上記一般式(4)中、R21は脂肪族基、芳
香族基、複素環基または−NR2324)を表し、R22
−NR25(R26)、−N(R27)N(R28)R29または
−OR30を表す。R23、R24、R25、R26、R27
28、R29およびR30は水素原子、脂肪族基、芳香族
基、複素環基またはアシル基を表す。ここでR21
25、R21とR27、R21とR28、R21とR30、R23とR
25、R23とR27、R23とR28およびR23とR30は結合し
て環を形成してもよい。次に一般式(4)について詳細
に説明する。一般式(4)において、R21、R23
24、R25、R26、R27、R28、R29およびR30で表さ
れる脂肪族基、芳香族基および複素環基は一般式(1)
と同意義を表す。一般式(4)において、R23、R24
25、R26、R27、R28、R29およびR30で表されるア
シル基は好ましくは炭素数1〜30のものであって、特
に炭素数1〜20の直鎖または分岐のアシル基であり、
例えばアセチル、ベンゾイル、ホルミル、ピバロイル、
デカノイルがあげられる。ここでR21とR25、R21とR
27、R21とR28、R21とR30、R23とR25、R23
27、R23とR28およびR23とR30が結合して環を形成
する場合は例えばアルキレン基、アリーレン基、アラル
キレン基またはアルケニレン基等があげられる。また、
この脂肪族基、芳香族基および複素環基は一般式(3)
であげた置換基で置換されていてもよい。一般式(4)
中、好ましくはR21は脂肪族、芳香族基または−NR23
(R24)を表し、R22は−NR25(R26)を表す。
23、R24、R25およびR26は脂肪族基または芳香族基
を表す。一般式(4)中、より好ましくはR21は芳香族
基または−NR23(R24)を表し、R22は−NR25(R
26)を表す。R23、R24、R25およびR26はアルキル基
または芳香族基を表す。ここで、R21とR25およびR23
とR25はアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基
またはアルケニレン基を介して環を形成することもより
好ましい。
【0055】
【化16】
【0056】上記一般式(5)中、R31およびR32は同
じであっても異なっていてもよく、脂肪族基、芳香族
基、複素環基、−(C=Y′)−R33を表す。R33は水
素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、NR
34(R35)、OR36またはSR37を表し、Y′は酸素
原子、硫黄原子またはNR38を表す。R34、R35
36、R37およびR38は水素原子、脂肪族基、芳香族基
または複素環基を表し、nは1または2を表す。次に一
般式(5)について詳細に説明する。一般式(5)にお
いてR31、R32、R33、R34、R35、R36、R37および
38で表される脂肪族基、芳香族基または複素環基は一
般式(4)の各々と同意義を表す。また、R31、R32
33、R34、R35、R36、R37およびR38で表される脂
肪族基、芳香族基および複素環基は一般式(4)であげ
た置換基で置換されていてもよい。ここで、R31とR32
およびR34とR35は結合して環を形成してもよい。一般
式(5)中、好ましくはR31およびR32は複素環基また
は−(C=Y′)−R33を表す。R33はNR34(R35
またはOR36表し、Y′は酸素原子を表す。R34、R35
およびR36は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表
す。一般式(5)中、より好ましくはR31およびR32
−(C=Y′)−R33を表す。R33はNR34(R35)を
表し、Y′は酸素原子を表す。R34およびR35は脂肪族
基、芳香族基または複素環基を表す。
【0057】本発明の一般式(3)、(4)および
(5)で表される化合物の具体例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0058】
【化17】
【0059】
【化18】
【0060】
【化19】
【0061】
【化20】
【0062】
【化21】
【0063】
【化22】
【0064】
【化23】
【0065】
【化24】
【0066】本発明の一般式(3)、(4)および
(5)で表される化合物は既に知られている方法に準じ
て合成することができる。例えばジャーナル・オブ・ケ
ミカル・ソサイアティ(J.Chem.Soc.
(A))1969,2927;ジャーナル・オブ・オル
ガノメタリック・ケミストリー(J.Organome
t.Chem.)4,320(1965):ibid,
1,200(1963);ibid,113,C35
(1976);フォスフォラス・サルファー(Phos
phorusSulfur)15,155(198
3);ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber)10
9,2996(1976);ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・ソサイアティ・ケミカル・コミュニケーション
(J.Chem.Soc.Chem.Commun.)
635(1980);ibid,1102(197
9);ibid,645(1979);ibid,82
0(1987);ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイ
アティ・パーキン・トランザクション(J.Chem.
Soc.Perkin.Trans.)1,2191
(1980);S.パタイ(S.Patai)編,ザ・
ケミストリー・オブ・オルガノ・セレニウム・アンド・
テルリウム・アンド・テルリウム・カンパウンズ(Th
e Chemistry of Organo Sel
eniumand TelluriumCompoun
ds)2巻の216〜267(1987)テトラヘドロ
ン・レターズ(Tetrahedron Letter
s)31,3587(1990)、ジャーナル・オブ・
ケミカル・リサーチ,シノプシーズ(J.Chem.R
es.,Synopses)2,56(1990)、ブ
レタン・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアティ・オブ・ジ
ャパン(Bull.Chem.Soc.,Japan)
62,2117(1989)、ibid,60,771
(1987)、ジャーナル・オブ・オルガノメタリック
・ケミストリー(J.Organometallic
Chem.)338,9(1988)、ibid,30
6,C36(1986)、日本化学会誌7巻,1475
(1987)、ツァイトシュリフト・フュアー・ヘミー
(Zeitschrift Chemie)26,17
9(1986)、ケミストリー・レターズ(Chemi
stry Letters)3,475(1987)、
インディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリー(In
dian Journol of Chemistr
y,Section A)25A,57(1986)、
アンゲバンテ・ヘミー(Angewandte Che
mie)97,1051(1985)、スペクトロキミ
カ・アクタ(Spectrochimica Act
a,PartA)38A,185(1982)、オーガ
ニック・プレパレーション・アンド・プロセディア・イ
ンターナショナル(Organic Preparat
ions and Procedures Inter
national)10,289(1978)、オルガ
ノメタリックス(Organometallics)
1,470(1982)に記載の方法で合成することが
できる。
【0067】これらの本発明で用いるセレン増感剤また
はテルル増感剤の使用量は、使用するハロゲン化銀粒
子、化学熟成条件等により変わるが、一般にハロゲン化
銀1モル当たり10-8〜10-2モル、好ましくは10-7
〜5×10-3モル程度を用いる。
【0068】本発明における化学増感の条件としては、
特に制限はないが、pAgとしては6〜11、好ましく
は7〜10であり、温度としては40〜95℃、好まし
くは45〜85である。
【0069】本発明においては、金、パラジウム、白
金、イリジウム等の貴金属増感剤を併用することが好ま
しい。特に金増感剤を使用することは好ましく、具体的
には塩化金酸、塩化金酸カリウム、塩化金酸チオシアネ
ート等があげられる。
【0070】本発明においては、更に硫黄増感剤を併用
することも好ましい。好ましい硫黄増感剤としては、ゼ
ラチン中に含まれる硫黄化合物の他、種々の硫黄化合
物、例えばチオ硫酸塩、チオ尿素類、ローダニン類、ポ
リスルフィド化合物等を用いることができる。本発明に
おいては、更に還元増感剤を併用することもできる。
【0071】本発明のアザインデン化合物としては、種
々のものが挙げられるが、特に下記一般式(T)で表さ
れるテトラザインデンが好ましい。
【0072】
【化25】
【0073】式中、R11、は、水素原子、カルボン酸基
及びそのエステル基、メルカプト基、アルキル基(置換
基を有するものを含む)、アリール基(置換基を有する
ものを含む)、複素環基(置換基を有するものを含
む)、アルキルチオ基(置換基を有するものを含む)、
アリサイクリック基(置換基を有するものを含む)を表
し、R12は、水素原子、ハロゲン原子、カルボン酸基及
びそのエステル基、アルキル基(置換基を有するものを
含む)、アリール基(置換基を有するものを含む)、複
素環基(置換基を有するものを含む)、アリサイクリッ
ク基(置換基を有するものを含む)を表し、R13は、水
素原子、ヒドロキシル基、カルボン酸基及びそのエステ
ル基、アミノ基(置換基を有するものを含む)、アルキ
ル基(置換基を有するものを含む)、アリール基(置換
基を有するものを含む)、複素環基(置換基を有するも
のを含む)、アリサイクリック基(置換基を有するもの
を含む)を表し、R12とR13は結合して複素環又は炭素
環を形成してもよい。下記に、一般式(T)で表される
テトラザインデンの具体例を示す。
【0074】
【化26】
【0075】
【化27】
【0076】
【化28】
【0077】上記アザインデン化合物は、化学増感剤の
添加以前と化学増感剤の添加後に分割して添加される
が、その分割比(化学増感剤添加前:化学増感剤添加後
の重量比)が1:2〜1:100であることが好まし
い。また、化学増感剤添加以前に添加されているアザイ
ンデン化合物の添加量がハロゲン化銀1モル当たり15
mg〜500mgであること好ましく、更に15mg〜
300mgがより好ましい。化学増感剤添加後に添加さ
れているアザインデン化合物の添加量は、ハロゲン化銀
1モル当たり300mg〜2500mgである。また、
添加時期は化学増感剤が添加される5分以上前と、化学
増感剤添加終了の10分以上、更に好ましくは30分〜
塗布直前である。
【0078】本発明において、ハロゲン化銀溶剤とし
て、チオシアン酸化合物、例えばチオシアン酸ナトリウ
ム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウム
等を併用することが好ましい。チオシアン酸化合物の添
加量は、ハロゲン化銀1モル当たり4.5×10-4モル
以上1.8×10-3モル以下である。
【0079】本発明に係るハロゲン化銀乳剤層のハロゲ
ン化銀粒子は、正常晶粒子即ち、立方体、8面体、14
面体のようなすべて等方的に成長したもの、或いは球形
のような多面的な結晶型のもの、又は面欠陥を有した双
晶からなるもの、或いはそれらの混合型又は複合方型で
あってもよいが、平板状のハロゲン化銀粒子が好ましく
用いられる。
【0080】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料に
用いられる乳剤は、公知の方法で製造できる。例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD)No.17643
(1978年12月)・22〜23頁の1・乳剤製造法
“Emulsion Preparation and
Types”に記載の方法、或いは同(RD)No.
18716(1979年11月)・648頁に記載の方
法を参考に調製することができる。
【0081】また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
に用いられる乳剤は、例えばT.H.James著“T
he Theory of the Photogra
phic Process”第4版 Macmilla
n社刊(1977年)38〜104頁に記載の方法、
G.F.Dauffin著「写真乳剤化学」“Phot
ographic Emulsion Chemist
ry”Focal Press 社刊(1966年)、
P.Glafkides著「写真の物理と化学」“Ch
imie et Physique Photogra
phique”Paul Montel 社刊(196
7年)、V.L.Zelikman 他著「写真乳剤の
製造と塗布」“Making and Coating
Photographic Emulsion”Fo
cal Press社刊(1964年)などに記載の方
法により調製される。
【0082】即ち、酸性法、アンモニア法、中性法など
の溶液条件にて順混合法、逆混合法、ダブルジェット
法、コントロールド・ダブルジェット法などの混合条
件、コンバージョン法、コア/シェル法などの粒子調製
条件、及びこれらの組合わせ法を用いて製造することが
できる。
【0083】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる乳剤の好ましい実施態様としては、沃化銀を粒子
内部に局在させた単分散乳剤が挙げられる。
【0084】ここで言う単分散乳剤とは、ハロゲン化銀
粒子の顕微鏡写真等から平均粒子直径を測定したとき、
粒子数又は重量で少なくとも95%の粒子が平均粒子直
径の±30%以内、好ましくは±20%以内にあるハロ
ゲン化銀粒子である。ここで言う単分散性とは、特開昭
60−162244号で定義されたもので、粒径に関す
る変動係数が20%以下のものである。
【0085】ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部が
異なったハロゲン化銀組成からなってもよい。即ちコア
とそのコアとはハロゲン化銀組成の異なる少なくとも1
層以上のシェルからなるコア/シェル構造を有するもの
である。高沃素部の沃化銀含量は5乃至40モル%で、
特に好ましくは5乃至30モル%である。
【0086】上記の単分散乳剤を得るための方法とし
て、例えば種晶を用い、この種晶を成長核として銀イオ
ン及びハライドイオンを供給し成長させる方法が特に好
ましい。
【0087】本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、
アスペクト比(粒子径/粒子厚みの比)が3以上の平板
状粒子が好ましく用いられる。
【0088】平板状ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.
3乃至3.0μmが好ましく、特に好ましくは0.1乃
至1.5μmである。
【0089】本発明において、平板状ハロゲン化銀乳剤
のアスペクト比の平均値(平均アスペクト比と呼ぶ)が
3以上であり、好ましくは3乃至20で、特に好ましく
は3乃至10である。
【0090】本発明において、ハロゲン化銀乳剤の平均
厚さは1.0μm以下が好ましく、特に好ましくは0.
5μm以下であり、更に好ましくは0.3μm以下であ
る。
【0091】本発明において、平板状ハロゲン化銀粒子
の直径は、ハロゲン化銀粒子の電子顕微鏡写真の観察か
ら粒子の投影面積に等しい面積を有する円の直径として
定義される。
【0092】本発明においてハロゲン化銀粒子の厚さ
は、平板状ハロゲン化銀粒子を構成する二つの平行な面
の距離のうち最小のものと定義される。
【0093】平板状ハロゲン化銀粒子の厚さは、ハロゲ
ン化銀粒子の影の付いた電子顕微鏡写真、又はハロゲン
化銀乳剤を支持体に塗布し乾燥したサンプルの断層を電
子顕微鏡写真から求めることができる。平均アスペクト
比を求めるためには、最低100サンプルの測定を行
う。
【0094】本発明のハロゲン化銀乳剤において、平板
状ハロゲン化銀粒子が全ハロゲン化銀粒子に占める割合
は50%以上であり、好ましくは60%以上、特に好ま
しくは70%以上である。
【0095】本発明に係る平板状ハロゲン化銀乳剤は単
分散であることが好ましく、ここで単分散であること
は、粒径の変動係数(粒径/平均粒径×100)が25
%以下であり、好ましくは20%以下、特に好ましくは
15%以下であることを言う。
【0096】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、塩化
銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀
等ハロゲン組成は任意であるが、沃臭化銀又は塩臭化銀
が好ましく、沃臭化銀の場合平均沃化銀含有率は0.1
〜3.0モル%が好ましく、塩化銀の場合は、塩化銀含
有率が5モル%以上95モル%以下、好ましくは10モ
ル%以上60モル%以下である。
【0097】個々の乳剤粒子の沃化銀含有率は、例えば
X線マイクロアナライザーを用いて一個一個のハロゲン
化銀粒子の組成を分析することにより測定出来る。個々
の粒子の沃化銀含有率の変動係数としては、少なくとも
100個の乳剤粒子の沃化銀含有率を測定した際の沃化
銀含有率の標準偏差を平均沃化銀含有率で除した値に1
00を乗じて得られる値である。
【0098】本発明において、互いに平行な双晶面を2
枚以上有する双晶粒子の製造法としては、pBrが3.
0以下に保たれたゼラチン水溶液に硝酸銀水溶液を添加
するか、又は硝酸銀水溶液とハロゲン化物水溶液を同時
に添加して双晶種粒子を発生させ、次にダブルジェト法
により成長させることによって得ることができる。ハロ
ゲン化銀粒子の大きさは、粒子形成時の温度、銀塩及び
ハロゲン化物水溶液の添加速度によってコントロールで
きる。
【0099】乳剤は可溶性塩類を除去する(脱塩処理工
程)ためにヌーデル水洗法、フロキュレーション沈降法
などの水洗方法がなされてよい。好ましい水洗法として
は、例えば特公昭35−16086号記載のスルホ基を
含む芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、又
は特開平2−7037号記載の凝集高分子剤、例示G−
3、G−8などを用いる方法が特に好ましい脱塩法とし
て挙げられる。
【0100】本発明に係るハロゲン化銀乳剤の化学熟成
の温度は、任意に決められるが20〜90℃の範囲で、
好ましくは30〜80℃であり、より好ましくは35〜
70℃である。
【0101】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支
持体上に少なくとも1層の上記感光性層を有し、必要に
より下引層、アンチハレーション層、中間層、保護層を
有してもよい。
【0102】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料に
用いることのできる支持体としては、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルムなどで、これら支持体の表面
には塗布層の接着をよくするために下引層を設けたり、
コロナ放電、紫外線照射などを施してもよい。
【0103】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。但
し、当然のことではあるが本発明は以下に述べる実施例
により限定されるものではない。
【0104】実施例1 (種乳剤−1の調製)以下の方法により種乳剤−1を調
製した。
【0105】 〔A1〕 オセインゼラチン 24.2g 蒸留水 9657ml ポリプロピレンオキシ−ポリエチレンオキシ −ジサクシネートナトリウム塩(10%メタノール水溶液)6.78ml 臭化カリウム 10.8g 10%硝酸 114ml 〔B1〕 2.5N AgNO3水溶液 2825ml 〔C1〕 臭化カリウム 837g 沃化カリウム 5.86g 水で 2825mlに仕上げる 〔D1〕 1.75N KBr水溶液 下記銀電位制御量 42℃で特公昭58−58288号、同58−5828
9号明細書に示される混合撹拌機を用いて溶液A1に溶
液B1及び溶液C1の各々464.3mlを同時混合法に
より1.5分を要して添加し、核形成を行った。
【0106】溶液B1及び溶液C1の添加を停止した後、
40分の時間を要して溶液A1の温度を50℃に上昇さ
せ、3%KOHでpHを5.0に合わせた後、再び溶液
1と溶液C1を同時混合法により、各々55.4ml/
minの流量で42分間添加した。この42℃から50
℃への昇温及び溶液B1、C1による再同時混合の間の銀
電位(飽和銀−塩化銀電極を比較電極として銀イオン選
択電極で測定)を溶液D1を用いてそれぞれ+8mV及
び+16mVになるよう制御した。
【0107】添加終了後3%KOHによってpHを6に
合わせ直ちに脱塩、水洗を行った。この種乳剤はハロゲ
ン化銀粒子の全投影面積の90%以上が最大隣接辺比が
1.0〜2.0の六角平板状粒子よりなり、六角平板状
粒子の平均厚さは0.045μm、平均粒径(円直径換
算)は0.42μmであることを電子顕微鏡により確認
した。また、厚さの変動係数は42%、双晶面間距離の
変動係数は45%であった。
【0108】平板状臭化銀乳剤の調製 種乳剤−1と以下に示す3種の溶液を用い、平板状純臭
化銀乳剤を調製した。
【0109】 〔A2〕 オセインゼラチン 34.03g ポリプロピレンオキシ−ポリエチレンオキシ −ジサクシネートナトリウム塩(10%メタノール水溶液)2.25ml 種乳剤−1 1.218モル相当 水で 3669mlに仕上げる 〔B2〕 臭化カリウム 1747g 水で 3669mlに仕上げる 〔C2〕 硝酸銀 2493g 水で 4193mlに仕上げる 反応容器内で溶液A2を50℃に保ちながら激しく撹拌
し、そこに溶液B2と溶液C2の全量を100分かけて同
時混合法にて添加した。この間、pHはKOH液により
9.0に保ち、pAgは8.6に終始保った。ここで溶
液B2と溶液C2の添加速度は臨界成長速度に見合ったよ
うに時間に対して関数的に変化させた。則ち、成長して
いる種粒子以外は小粒子の発生がないように、また、オ
ストワルド熟成により多成分化しないように適切な添加
速度で添加した。
【0110】添加終了時後、この乳剤を40℃に冷却
し、凝集高分子剤としてフェニルカルバモイル基で変性
された(置換率90%)変性ゼラチン13.8%(重
量)の水溶液1800mlを添加し3分間撹拌した。そ
の後、酢酸56%(重量)水溶液を添加して乳剤のpH
を4.6に調整し3分間撹拌した後、20分間静置させ
デカンテーションにより上澄み液を排水し更に蒸留水1
1.25lを加え、撹拌静置後、上澄み液を排水した。
【0111】続いてゼラチン水溶液と炭酸ナトリウム1
0%(重量)水溶液を加えてpHが5.80になるよう
に調整し、50℃で30分間撹拌し再分散した。再分散
後、40℃にてpHを5.80、pAgを8.06に調
整した。
【0112】得られたハロゲン化銀乳剤を電子顕微鏡に
て観察したところ、平均粒径0.84μm、平均厚さ
0.16μm、平均アスペクト比約5.3、粒径分布の
広さ20%の平板状ハロゲン化銀粒子であった。また物
理熟成終了時のゼラチン量はハロゲン化銀1モル当たり
15.9gであった。
【0113】上記で調製した乳剤を55℃にした後、試
料No.23を除き、後記分光増感色素分散液D−1と
D−2を表3に示した量添加し、表3記載のアザインデ
ン化合物を添加した。なおNo.23は化学増感終了直
前(冷却の直前)にD−2を表3に示した量添加した。
その後10分して、塩化金酸を3.5mg、チオ硫酸ナ
トリウムを10mg、チオシアン酸化合物を表3の量添
加した。さらに40分後に沃化銀微粒子を0.3モル添
加し、さらに10分後に表3記載のセレン化合物を添加
し、さらに40分後に表3記載のアザインデン化合物を
添加し、5分後にトリメチロールプロパン13g、ゼラ
チン30gを添加してから、急速冷却し、乳剤をゲル化
して化学増感を終了した。
【0114】分光増感色素の分散液 (D−1):例示分光増感色素のB−2を14.8gと
A−55を0.2g採り、メタノールを加え27℃で溶
解し分光増感色素のメタノール溶液を得た。
【0115】(D−2):例示分光増感色素のB−2を
9.87gとA−55を0.13g採り、予め27℃に
調温した水を490g加えた後、高速撹拌機(ディゾル
バー)で3,500rpmにて30〜120分間にわた
って撹拌することによって分光増感色素の分散液を得
た。この分散色素の平均粒径は0.7μmであった。
【0116】尚、上記の沃化銀粒子の添加によりハロゲ
ン化銀乳剤中のハロゲン化銀粒子の最表面の平均沃素含
有率は約11モル%であった。
【0117】次に、このようにして増感を施した乳剤を
加温し、再溶解した後、後記する添加剤を加え乳剤塗布
液とした。また、同時に保護層塗布液も調製した。塗布
量は片面当たりの銀量が1.4/m2でゼラチン付き量
は2.0g/m2となるように2台のスライドホッパー
型コーターを用い支持体上に両面同時塗布を行い乾燥
し、試料を得た。
【0118】尚、支持体は厚み175μmで、濃度0.
17に青色着色したX線写真用ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムベースの両面にグリシジルメタクリレート
50wt%、メチルメタクリレート10wt%、ブチル
メタクリレート40wt%の3種のモノマーからなる共
重合体の濃度が10wt%になるように希釈して得た共
重合体水性分散液に下記のフィルタ染料及びゼラチンを
分散させて下引き液として塗布したものを用いた。この
時の付量は染料が15mg/m2、ゼラチンが0.15
mg/m2となるように塗布した。
【0119】
【化29】
【0120】乳剤に加えた添加剤は次のとおりである。
添加量はハロゲン化銀1モル当たりの量で示す。
【0121】 1,1−ジメチロール−1−ブロム−1−ニトロメタン 70mg ポリビニルピロリドン(分子量10,000) 1.0g スチレン−無水マレイン酸共重合体 2.5g ニトロフェニル−トリフェニルホスホニウムクロリド 50mg C49OCH2CH(OH)CH2N(CH2COOH)2 1.0g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 8.5mg
【0122】
【化30】
【0123】保護層液 次に保護層用塗布液として下記を調製した。添加剤は塗
布液1リットル当たりの量で示す。
【0124】 石灰処理イナートゼラチン 68g 酸処理ゼラチン 2.0g ソジウム−i−アミル−n−デシルスルホサクシネート 1.0g ポリメチルメタクリレート(面積平均粒径3.5μmのマット剤)1.1g 二酸化ケイ素粒子(面積平均粒径1.2μmのマット剤) 0.5g (CH2=CHSO2CH22(硬膜剤) 500mg C49SO3K 2.0mg C1225CONH(CH2CH2O)5H 2.0g
【0125】
【化31】
【0126】得られた試料について写真特性(感度)を
評価した。評価方法は、先ず、試料を2枚の増感紙KO
−250(コニカ(株)製)に挟み、ペネトラメータを
介して管電圧80kVP、管電流100mA、0.05
秒管のX線を照射し露光した。
【0127】現像処理は自動現像機SRX−502(コ
ニカ(株)製)をラインスピード1.8倍に改造し、下
記処方の現像液、定着液を用いて処理した。
【0128】 現像薬処方 Part−A(12リットル仕上げ用) 水酸化物カリウム 450g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 2280g ジエチレンテトラアミン5酢酸 120g 炭酸水素ナトリウム 132g 5−メチルベンゾトリアゾール 1.2g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.2g 1,4−ジヒドロキシベンゼン 340g 水を加えて 5000mlに仕上げる Part−B(12リットル仕上げ用) 氷酢酸 170g トリエチレングリコール 185g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 22g 5−ニトロインダゾール 0.4g スターター液処方(1リットル仕上げ用) 氷酢酸 120g 臭化カリウム 225g 水を加えて 1000mlに仕上げる 定着液処方 Part−A(18リットル仕上げ用) チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 6000g 亜硫酸ナトリウム 110g 酢酸ナトリウム・3水塩 450g クエン酸ナトリウム 50g グルコン酸 70g 1−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル −5−メルカプトテトラゾールU 18g Part−B 硫酸アルミニウム 800g 現像液の調製 現像液の調製は、水約5リットルにPart−A、Pa
rt−Bを同時添加し、撹拌溶解しながら水を加え12
リットルに仕上げ、氷酢酸でpHを10.40に調整
し、現像液とした。
【0129】この現像液1リットル当たり20ミリリッ
トルのスターター液を添加し、pHを10.40に調整
して使用液とした。
【0130】定着液の調製 定着液の調製は水約5リットルにPart−A、Par
t−Bを同時添加し、撹拌溶解しながら水を加えて18
リットルに仕上げ、硫酸と水酸化ナトリウムを用いてp
Hを4.4に調整しこれを定着液の使用液及び定着液補
充液とした。
【0131】尚、処理温度はそれぞれ現像35℃、定着
33℃、水洗20℃、乾燥50℃、処理時間は Dry
to Dry(即ち、感光材料の先端が現像液に浸漬
され始める時点から、処理工程を経て同先端が乾燥ゾー
ンを出てくるまでの時間)で25秒である。
【0132】現像、定着液の補充量はそれぞれ、4つ切
フィルム1枚当たり10mlとし、SR−ESG(コニ
カ社製)の4つ切フィルム3,000枚を処理後、実施
例の試料を処理し、カブリと感度の測定を行った。感度
はカブリ+1.0の濃度を与えるに要する曝射エネルギ
ー量の逆数で表し、試料No.1の感度を100とした
相対値で示した。
【0133】<残色性の評価>試料を露光を与えずに上
記と同様に現像処理してから、残色性を下記の基準で目
視評価した。値が大きいほど残色汚染が少なく優れるこ
とを表す。
【0134】5:残色汚染が殆どない 4:残色汚染が少なく良好 3:残色汚染は有るが実用許容レベル 2:残色汚染有り、実用不可能 1:残色汚染がひどく見るに堪えないレベル 得られた結果を下記の表に示す。
【0135】
【表3】
【0136】表から明らかなように、本発明によれば処
理後のフィルムに残色汚染のない高感度、低カブリのハ
ロゲン化銀写真感光材料を得られることが分かる。
【0137】
【発明の効果】本発明により、迅速処理に適しており、
高感度、低カブリで、残色性が良好なハロゲン化銀感光
材料と、そのハロゲン化銀乳剤の製造方法を提供でき
た。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学増感剤の添加前に分光増感色素がハ
    ロゲン化銀1モル当たり50mg〜500mg添加さ
    れ、かつアザインデン化合物が、化学増感剤の添加以前
    と化学増感剤の添加後に分割して添加されることを特徴
    とするハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記分光増感色素が固体微粒子に分散し
    添加されることを特徴とする請求項1記載のハロゲン化
    銀乳剤の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記化学増感剤がセレン化合物又はテル
    ル化合物であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記化学増感剤が金化合物およびセレン
    化合物又はテルル化合物であることを特徴とする請求項
    1又は2記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記化学増感剤が金化合物およびセレン
    化合物又はテルル化合物であり、かつ、チオシアン酸化
    合物がハロゲン化銀1モル当たり4.5×10-4モル以
    上1.8×10-3モル以下含有されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載のハロゲン化銀乳剤の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記分光増感色素が、下記一般式(A)
    又は一般式(B)で表される化合物であることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項記載のハロゲン化銀乳
    剤の製造方法。 【化1】 式中、R1およびR3は各々、置換または無置換のアルキ
    ル基を表し、R1およびR3の少なくともいずれかの一方
    の基はエチル基以外の基であり、R2およびR4は低級ア
    ルキル基を表し、R2とR4の少なくとも一つは親水性基
    を置換したアルキル基を表す。V1、V2、V3及びV
    4は、各々、水素原子または加算したハメットσp値の
    総和が1.7より小さくなる置換しうる基を表し、
    1、V2、V3及びV4が同時に水素原子またはクロル原
    子になることはない。X1は分子内の電荷を中和するに
    必要なイオンを表し、nは1または2を表す。但し、分
    子内塩を形成するときはnは1である。 【化2】 式中、R5及びR6は各々置換または無置換のアルキル
    基、置換または無置換のアルケニル基、置換または無置
    換のアリール基を表し、R5とR6のうちの少なくとも一
    つはスルホアルキル基またはカルボキシアルキル基であ
    る。R7は水素原子、アルキル基、アリール基を表す。
    1及びZ2は、各々、置換基を有してもよいベンゼン環
    またははナフト環を完成するに必要な非金属原子群を表
    す。X2は分子内の電荷を中和するに必要なイオンを表
    し、mは1または2を表す。但し、分子内塩を形成する
    ときはmは1である。
  7. 【請求項7】 前記アザインデン化合物の分割比(化学
    増感剤添加前:化学増感剤添加後の重量比)が1:2〜
    1:100であることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  8. 【請求項8】 化学増感剤添加以前に添加されているア
    ザインデン化合物の添加量がハロゲン化銀1モル当たり
    15mg〜500mgであることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
    銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
    該ハロゲン化銀乳剤が請求項1〜8のいずれか1項記載
    のハロゲン化銀乳剤の製造方法により製造されたハロゲ
    ン化銀乳剤であることを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料。
  10. 【請求項10】 ハロゲン化銀写真感光材料の片面当た
    りの分光増感色素量が2〜7mg/m2であることを特
    徴とする請求項9記載のハロゲン化銀写真感光材料。
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