JPH0982813A - 相補型半導体装置の製造方法 - Google Patents
相補型半導体装置の製造方法Info
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- JPH0982813A JPH0982813A JP7264736A JP26473695A JPH0982813A JP H0982813 A JPH0982813 A JP H0982813A JP 7264736 A JP7264736 A JP 7264736A JP 26473695 A JP26473695 A JP 26473695A JP H0982813 A JPH0982813 A JP H0982813A
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- wsi
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デュアルゲート構造のトランジスタの電流駆
動能力の低下や閾値電圧の変動を抑制すると同時に配線
の抵抗値の増大も抑制する。 【解決手段】 WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとす
るCVD法でFの濃度が低いWSi2 膜27を堆積させ
てタングステンポリサイド層28を形成し、デュアルゲ
ート構造にした後、ゲート電極部以外でSiO2 膜34
を形成して、WSi2 膜27中のSiの含有量を低減さ
せる。このため、ゲート酸化膜であるSiO2 膜25の
厚膜化やB等の突き抜けやWSi2 膜27中の相互拡散
を抑制し、タングステンポリサイド層28の抵抗値の増
大を抑制することもできる。
動能力の低下や閾値電圧の変動を抑制すると同時に配線
の抵抗値の増大も抑制する。 【解決手段】 WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとす
るCVD法でFの濃度が低いWSi2 膜27を堆積させ
てタングステンポリサイド層28を形成し、デュアルゲ
ート構造にした後、ゲート電極部以外でSiO2 膜34
を形成して、WSi2 膜27中のSiの含有量を低減さ
せる。このため、ゲート酸化膜であるSiO2 膜25の
厚膜化やB等の突き抜けやWSi2 膜27中の相互拡散
を抑制し、タングステンポリサイド層28の抵抗値の増
大を抑制することもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリサイド層から
成る配線の一部でデュアルゲートを形成する相補型半導
体装置の製造方法に関するものである。
成る配線の一部でデュアルゲートを形成する相補型半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NMOSトランジスタにはN型のゲート
電極を用いPMOSトランジスタにはP型のゲート電極
を用いるデュアルゲート構造のCMOSトランジスタで
は、NMOSトランジスタのみならずPMOSトランジ
スタも表面チャネル構造になり、ゲート電界による制御
性を高めることができて、ソース/ドレイン間のパンチ
スルー等の短チャネル効果を抑制することができる。
電極を用いPMOSトランジスタにはP型のゲート電極
を用いるデュアルゲート構造のCMOSトランジスタで
は、NMOSトランジスタのみならずPMOSトランジ
スタも表面チャネル構造になり、ゲート電界による制御
性を高めることができて、ソース/ドレイン間のパンチ
スルー等の短チャネル効果を抑制することができる。
【0003】一方、ゲート電極を含む配線の抵抗を低減
させるために、供給ガスがWF6 /SiH4 /He=1
0/1000/360sccmで、圧力70Pa、基板
温度360℃の減圧CVD法で多結晶Si膜上にWSi
2 膜を堆積させ、これらの多結晶Si膜とWSi2 膜と
から成るタングステンポリサイド層で配線を形成する場
合が多かった。
させるために、供給ガスがWF6 /SiH4 /He=1
0/1000/360sccmで、圧力70Pa、基板
温度360℃の減圧CVD法で多結晶Si膜上にWSi
2 膜を堆積させ、これらの多結晶Si膜とWSi2 膜と
から成るタングステンポリサイド層で配線を形成する場
合が多かった。
【0004】しかし、WF6 /SiH4 を原料ガスとす
るCVD法で形成されたWSi2 膜ではFの濃度が高い
ので、このタングステンポリサイド層がゲート電極にな
っている部分において、WSi2 膜中のFがゲート酸化
膜から酸素を引き抜き、この酸素が多結晶SiをSiO
2 化させる。このため、ゲート酸化膜が厚膜化してゲー
ト酸化膜の容量が低下し、相互コンダクタンスが低下す
ることによって電流駆動能力が所望の値よりも低下した
り、閾値電圧が所望の値よりも上昇したりする。
るCVD法で形成されたWSi2 膜ではFの濃度が高い
ので、このタングステンポリサイド層がゲート電極にな
っている部分において、WSi2 膜中のFがゲート酸化
膜から酸素を引き抜き、この酸素が多結晶SiをSiO
2 化させる。このため、ゲート酸化膜が厚膜化してゲー
ト酸化膜の容量が低下し、相互コンダクタンスが低下す
ることによって電流駆動能力が所望の値よりも低下した
り、閾値電圧が所望の値よりも上昇したりする。
【0005】また、CMOSトランジスタのうちのPM
OSトランジスタでは、WSi2 膜からゲート酸化膜へ
拡散したFのためにゲート酸化膜中におけるB等の拡散
が増速され、ゲート電極に導入されたB等がゲート電極
からゲート酸化膜を介して半導体基板へ突き抜けて、閾
値電圧が所望の値から変動する。
OSトランジスタでは、WSi2 膜からゲート酸化膜へ
拡散したFのためにゲート酸化膜中におけるB等の拡散
が増速され、ゲート電極に導入されたB等がゲート電極
からゲート酸化膜を介して半導体基板へ突き抜けて、閾
値電圧が所望の値から変動する。
【0006】しかも、図2(a)に示す様に、WF6 /
SiH4 を原料ガスとするCVD法で形成されたWSi
2 膜11では、結晶構造が非晶質であるので、不純物の
拡散速度が非常に速い。このため、NMOSトランジス
タ及びPMOSトランジスタのゲート電極同士における
N型不純物及びP型不純物の相互拡散を抑制することが
できず、不純物濃度の変動が多くて、仕事関数の変動も
多い。従って、このことによっても、閾値電圧が所望の
値から変動する。
SiH4 を原料ガスとするCVD法で形成されたWSi
2 膜11では、結晶構造が非晶質であるので、不純物の
拡散速度が非常に速い。このため、NMOSトランジス
タ及びPMOSトランジスタのゲート電極同士における
N型不純物及びP型不純物の相互拡散を抑制することが
できず、不純物濃度の変動が多くて、仕事関数の変動も
多い。従って、このことによっても、閾値電圧が所望の
値から変動する。
【0007】そこで、供給ガスがWF6 /SiH2 Cl
2 /Ar=2.5/150/100sccmで、圧力4
0Pa、基板温度680℃の減圧CVD法でWSi2 膜
を形成する方法が考えられている。この方法で形成した
WSi2 膜では、WF6 /SiH4 を原料ガスとするC
VD法で形成したWSi2 膜に比べてFの濃度が1/1
000程度であるので、上述の電流駆動能力の低下や閾
値電圧の変動を抑制することができる。
2 /Ar=2.5/150/100sccmで、圧力4
0Pa、基板温度680℃の減圧CVD法でWSi2 膜
を形成する方法が考えられている。この方法で形成した
WSi2 膜では、WF6 /SiH4 を原料ガスとするC
VD法で形成したWSi2 膜に比べてFの濃度が1/1
000程度であるので、上述の電流駆動能力の低下や閾
値電圧の変動を抑制することができる。
【0008】また、図2(b)に示す様に、WF6 /S
iH2 Cl2 を原料ガスとするCVD法で形成されたW
Si2 膜12では、結晶構造が多結晶で結晶粒界13が
膜厚方向に形成されており、且つSiの含有量が多くて
過剰なSiが結晶粒界13に析出するので、不純物の拡
散速度が遅い。このため、上述の相互拡散が抑制され、
このことによっても、閾値電圧の変動を抑制することが
できる。
iH2 Cl2 を原料ガスとするCVD法で形成されたW
Si2 膜12では、結晶構造が多結晶で結晶粒界13が
膜厚方向に形成されており、且つSiの含有量が多くて
過剰なSiが結晶粒界13に析出するので、不純物の拡
散速度が遅い。このため、上述の相互拡散が抑制され、
このことによっても、閾値電圧の変動を抑制することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、WF6 /S
iH2 Cl2 を原料ガスとするCVD法で形成したWS
i2 膜12では、上述の様にSiが過剰である。このた
め、配線の抵抗値が大きくて、動作速度の速いCMOS
トランジスタを製造することが困難であった。
iH2 Cl2 を原料ガスとするCVD法で形成したWS
i2 膜12では、上述の様にSiが過剰である。このた
め、配線の抵抗値が大きくて、動作速度の速いCMOS
トランジスタを製造することが困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の相補型半導体
装置の製造方法は、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガス
とするCVD法でWSi2 膜を多結晶Si膜上に堆積さ
せてポリサイド層を形成する工程と、前記ポリサイド層
のうちで第1導電型トランジスタのゲート電極部に第1
導電型不純物を導入する工程と、前記ポリサイド層のう
ちで第2導電型トランジスタのゲート電極部に第2導電
型不純物を導入する工程と、前記ポリサイド層のうちで
前記ゲート電極部以外の部分における前記WSi2 膜中
のSiの含有量を低減させる工程とを具備することを特
徴としている。
装置の製造方法は、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガス
とするCVD法でWSi2 膜を多結晶Si膜上に堆積さ
せてポリサイド層を形成する工程と、前記ポリサイド層
のうちで第1導電型トランジスタのゲート電極部に第1
導電型不純物を導入する工程と、前記ポリサイド層のう
ちで第2導電型トランジスタのゲート電極部に第2導電
型不純物を導入する工程と、前記ポリサイド層のうちで
前記ゲート電極部以外の部分における前記WSi2 膜中
のSiの含有量を低減させる工程とを具備することを特
徴としている。
【0011】請求項2の相補型半導体装置の製造方法
は、前記WSi2 膜中のSiからSiO2 、SiNまた
はSiONの少なくとも一つを前記WSi2 膜の表面に
選択的に形成することによって、前記含有量の前記低減
を行うことを特徴としている。
は、前記WSi2 膜中のSiからSiO2 、SiNまた
はSiONの少なくとも一つを前記WSi2 膜の表面に
選択的に形成することによって、前記含有量の前記低減
を行うことを特徴としている。
【0012】本発明による相補型半導体装置の製造方法
では、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとするCVD
法でWSi2 膜を形成しているので、WF6 /SiH4
を原料ガスとするCVD法で形成されたWSi2 膜に比
べて、WSi2 膜中のFの濃度が低い。
では、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとするCVD
法でWSi2 膜を形成しているので、WF6 /SiH4
を原料ガスとするCVD法で形成されたWSi2 膜に比
べて、WSi2 膜中のFの濃度が低い。
【0013】このため、ポリサイド層がゲート電極にな
っている部分のゲート酸化膜が厚膜化してゲート酸化膜
の容量が低下し、相互コンダクタンスが低下することに
よって電流駆動能力が所望の値よりも低下したり、閾値
電圧が所望の値よりも上昇したりすることを抑制するこ
とができる。また、ゲート酸化膜中におけるB等の拡散
が増速され、B等がゲート電極から半導体基板へ突き抜
けて、閾値電圧が所望の値から変動することを抑制する
こともできる。
っている部分のゲート酸化膜が厚膜化してゲート酸化膜
の容量が低下し、相互コンダクタンスが低下することに
よって電流駆動能力が所望の値よりも低下したり、閾値
電圧が所望の値よりも上昇したりすることを抑制するこ
とができる。また、ゲート酸化膜中におけるB等の拡散
が増速され、B等がゲート電極から半導体基板へ突き抜
けて、閾値電圧が所望の値から変動することを抑制する
こともできる。
【0014】また、WF6 /SiH4 を原料ガスとする
CVD法で形成されたWSi2 膜では、結晶構造が非晶
質であるので、不純物の拡散速度が非常に速い。これに
対して、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとするCV
D法で形成したWSi2 膜では、結晶構造が多結晶で結
晶粒界が膜厚方向に形成されており、且つSiの含有量
が多くて過剰なSiが結晶粒界に析出するので、不純物
の拡散速度が遅い。
CVD法で形成されたWSi2 膜では、結晶構造が非晶
質であるので、不純物の拡散速度が非常に速い。これに
対して、WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとするCV
D法で形成したWSi2 膜では、結晶構造が多結晶で結
晶粒界が膜厚方向に形成されており、且つSiの含有量
が多くて過剰なSiが結晶粒界に析出するので、不純物
の拡散速度が遅い。
【0015】このため、デュアルゲート構造になってい
る第1導電型トランジスタ及び第2導電型トランジスタ
のゲート電極部同士における第1導電型不純物及び第2
導電型不純物の相互拡散が抑制され、不純物濃度の変動
が少なくて、仕事関数の変動も少ない。従って、このこ
とによっても、閾値電圧が所望の値から変動することを
抑制することができる。
る第1導電型トランジスタ及び第2導電型トランジスタ
のゲート電極部同士における第1導電型不純物及び第2
導電型不純物の相互拡散が抑制され、不純物濃度の変動
が少なくて、仕事関数の変動も少ない。従って、このこ
とによっても、閾値電圧が所望の値から変動することを
抑制することができる。
【0016】しかも、ゲート電極部以外の部分ではWS
i2 膜中のSiの含有量を低減させているので、WSi
2 膜中の過剰なSiによってゲート電極部以外の部分に
おける配線の抵抗値が増大することを抑制することがで
きる。
i2 膜中のSiの含有量を低減させているので、WSi
2 膜中の過剰なSiによってゲート電極部以外の部分に
おける配線の抵抗値が増大することを抑制することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、CMOSトランジスタを含
む相補型半導体装置の製造に適用した本発明の一具体例
を、図1を参照しながら説明する。本具体例では、図1
(a)に示す様に、Si基板21の表面に、950℃の
温度のウエット酸化を行うLOCOS法によってSiO
2 膜22を選択的に形成して、素子分離領域を決定す
る。
む相補型半導体装置の製造に適用した本発明の一具体例
を、図1を参照しながら説明する。本具体例では、図1
(a)に示す様に、Si基板21の表面に、950℃の
温度のウエット酸化を行うLOCOS法によってSiO
2 膜22を選択的に形成して、素子分離領域を決定す
る。
【0018】そして、NMOSトランジスタの形成領域
にPウェル23を形成し、ソース/ドレイン間のパンチ
スルーを防止するための不純物や閾値電圧を調整するた
めの不純物をPウェル23内にイオン注入する。また、
PMOSトランジスタの形成領域にNウェル24を形成
し、ソース/ドレイン間のパンチスルーを防止するため
の不純物や閾値電圧を調整するための不純物をNウェル
24内にイオン注入する。
にPウェル23を形成し、ソース/ドレイン間のパンチ
スルーを防止するための不純物や閾値電圧を調整するた
めの不純物をPウェル23内にイオン注入する。また、
PMOSトランジスタの形成領域にNウェル24を形成
し、ソース/ドレイン間のパンチスルーを防止するため
の不純物や閾値電圧を調整するための不純物をNウェル
24内にイオン注入する。
【0019】次に、図1(b)に示す様に、H2 /O2
を燃焼させる850℃の温度のパイロジェニック酸化に
よって、膜厚が8nmのSiO2 膜25をゲート酸化膜
として素子活性領域の表面に形成する。その後、SiH
4 を原料ガスとし、基板温度620℃の減圧CVD法に
よって、膜厚が70nmの多結晶Si膜26を堆積させ
る。
を燃焼させる850℃の温度のパイロジェニック酸化に
よって、膜厚が8nmのSiO2 膜25をゲート酸化膜
として素子活性領域の表面に形成する。その後、SiH
4 を原料ガスとし、基板温度620℃の減圧CVD法に
よって、膜厚が70nmの多結晶Si膜26を堆積させ
る。
【0020】そして、供給ガスがWF6 /SiH2 Cl
2 /Ar=2.5/150/100sccmで、圧力4
0Pa、基板温度680℃の減圧CVD法で多結晶Si
膜26上にWSi2 膜27を堆積させ、これらの多結晶
Si膜26とWSi2 膜27とでタングステンポリサイ
ド層28を形成する。
2 /Ar=2.5/150/100sccmで、圧力4
0Pa、基板温度680℃の減圧CVD法で多結晶Si
膜26上にWSi2 膜27を堆積させ、これらの多結晶
Si膜26とWSi2 膜27とでタングステンポリサイ
ド層28を形成する。
【0021】次に、図1(c)に示す様に、リソグラフ
ィでパターニングしたレジスト(図示せず)をマスクに
して、NMOSトランジスタの形成領域におけるタング
ステンポリサイド層28にのみ、10keVの加速エネ
ルギー及び5×1015cm-2のドーズ量でPhos+ 3
1をイオン注入する。また、同様に、PMOSトランジ
スタの形成領域におけるタングステンポリサイド層28
にのみ、5keVの加速エネルギー及び5×1015cm
-2のドーズ量でB+ 32をイオン注入する。
ィでパターニングしたレジスト(図示せず)をマスクに
して、NMOSトランジスタの形成領域におけるタング
ステンポリサイド層28にのみ、10keVの加速エネ
ルギー及び5×1015cm-2のドーズ量でPhos+ 3
1をイオン注入する。また、同様に、PMOSトランジ
スタの形成領域におけるタングステンポリサイド層28
にのみ、5keVの加速エネルギー及び5×1015cm
-2のドーズ量でB+ 32をイオン注入する。
【0022】その後、リソグラフィでパターニングした
レジスト(図示せず)をマスクにした異方性エッチング
によって、タングステンポリサイド層28を配線のパタ
ーンに加工する。この配線のうちでNMOSトランジス
タの形成領域及びPMOSトランジスタの形成領域にお
ける部分が、ゲート電極になる。
レジスト(図示せず)をマスクにした異方性エッチング
によって、タングステンポリサイド層28を配線のパタ
ーンに加工する。この配線のうちでNMOSトランジス
タの形成領域及びPMOSトランジスタの形成領域にお
ける部分が、ゲート電極になる。
【0023】次に、図1(d)に示す様に、供給ガスが
NH3 /SiH2 Cl2 /N2 で基板温度760℃の減
圧CVD法によって、膜厚が50nmのSiN膜33を
タングステンポリサイド層28上に堆積させる。そし
て、CMOSトランジスタの形成領域にのみ残る様にリ
ソグラフィでレジスト(図示せず)をパターニングし、
このレジストをマスクにしてSiN膜33を異方性エッ
チングする。
NH3 /SiH2 Cl2 /N2 で基板温度760℃の減
圧CVD法によって、膜厚が50nmのSiN膜33を
タングステンポリサイド層28上に堆積させる。そし
て、CMOSトランジスタの形成領域にのみ残る様にリ
ソグラフィでレジスト(図示せず)をパターニングし、
このレジストをマスクにしてSiN膜33を異方性エッ
チングする。
【0024】その後、SiN膜33を酸化防止マスクに
して、H2 /O2 を燃焼させる850℃の温度のパイロ
ジェニック酸化を行う。この結果、CMOSトランジス
タの形成領域以外の領域においてタングステンポリサイ
ド層28が長い配線になっている部分では、WSi2 膜
27中の過剰なSiが酸素と反応し、WSi2 膜27の
表面にSiO2 膜34が形成されて、WSi2 膜27中
のSiの含有量が低減する。
して、H2 /O2 を燃焼させる850℃の温度のパイロ
ジェニック酸化を行う。この結果、CMOSトランジス
タの形成領域以外の領域においてタングステンポリサイ
ド層28が長い配線になっている部分では、WSi2 膜
27中の過剰なSiが酸素と反応し、WSi2 膜27の
表面にSiO2 膜34が形成されて、WSi2 膜27中
のSiの含有量が低減する。
【0025】なお、酸化でSiO2 膜34を形成してW
Si2 膜27中のSiの含有量を低減させる代わりに、
N2 雰囲気中における窒化でSiN膜を形成したり、N
2 O雰囲気中における酸窒化でSiON膜を形成したり
して、WSi2 膜27中のSiの含有量を低減させても
よい。その後、更に、従来公知の工程を実行して、この
半導体装置を完成させる。
Si2 膜27中のSiの含有量を低減させる代わりに、
N2 雰囲気中における窒化でSiN膜を形成したり、N
2 O雰囲気中における酸窒化でSiON膜を形成したり
して、WSi2 膜27中のSiの含有量を低減させても
よい。その後、更に、従来公知の工程を実行して、この
半導体装置を完成させる。
【0026】
【発明の効果】本発明による相補型半導体装置の製造方
法では、デュアルゲート構造のトランジスタの電流駆動
能力が所望の値よりも低下したり閾値電圧が所望の値か
ら変動したりすることを抑制することができるのみなら
ず、WSi2 膜中の過剰なSiによってゲート電極部以
外の部分における配線の抵抗値が増大することを抑制す
ることもできるので、デュアルゲート構造のトランジス
タが所望の特性を有しており且つ動作速度の速い相補型
半導体装置を製造することができる。
法では、デュアルゲート構造のトランジスタの電流駆動
能力が所望の値よりも低下したり閾値電圧が所望の値か
ら変動したりすることを抑制することができるのみなら
ず、WSi2 膜中の過剰なSiによってゲート電極部以
外の部分における配線の抵抗値が増大することを抑制す
ることもできるので、デュアルゲート構造のトランジス
タが所望の特性を有しており且つ動作速度の速い相補型
半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例を工程順に示す側断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の原理を示す側断面図であり、(a)は
非晶質のWSi2 膜、(b)は多結晶のWSi2 膜を夫
々示している。
非晶質のWSi2 膜、(b)は多結晶のWSi2 膜を夫
々示している。
26 多結晶Si膜 27 WSi2 膜 28 タングステンポリサイド層 31 Phos+ 32 B+
Claims (2)
- 【請求項1】 WF6 /SiH2 Cl2 を原料ガスとす
るCVD法でWSi2 膜を多結晶Si膜上に堆積させて
ポリサイド層を形成する工程と、 前記ポリサイド層のうちで第1導電型トランジスタのゲ
ート電極部に第1導電型不純物を導入する工程と、 前記ポリサイド層のうちで第2導電型トランジスタのゲ
ート電極部に第2導電型不純物を導入する工程と、 前記ポリサイド層のうちで前記ゲート電極部以外の部分
における前記WSi2膜中のSiの含有量を低減させる
工程とを具備することを特徴とする相補型半導体装置の
製造方法。 - 【請求項2】 前記WSi2 膜中のSiからSiO2 、
SiNまたはSiONの少なくとも一つを前記WSi2
膜の表面に選択的に形成することによって、前記含有量
の前記低減を行うことを特徴とする請求項1記載の相補
型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264736A JPH0982813A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 相補型半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264736A JPH0982813A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 相補型半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982813A true JPH0982813A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17407463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264736A Pending JPH0982813A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 相補型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982813A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001358088A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
| JP2017022377A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP7264736A patent/JPH0982813A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001358088A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
| JP2017022377A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
| US10763373B2 (en) | 2015-07-14 | 2020-09-01 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
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