JPH0984201A - 列車モニタリングシステム - Google Patents
列車モニタリングシステムInfo
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- JPH0984201A JPH0984201A JP23832995A JP23832995A JPH0984201A JP H0984201 A JPH0984201 A JP H0984201A JP 23832995 A JP23832995 A JP 23832995A JP 23832995 A JP23832995 A JP 23832995A JP H0984201 A JPH0984201 A JP H0984201A
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- vehicle
- monitoring system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】故障要因の究明が容易になり、また故障記録容
量が増えても、故障記録検索が容易に可能で、故障箇所
の早期発見が容易になる列車モニタリングシステムを得
ることにある。 【解決手段】列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、1つの車両
で故障が発生した場合に、故障発生時刻を各車両のモニ
タ装置に通知し、各モニタ装置内でその時刻前後の記録
を収集する記録収集手段を備え、車両全体の記録照合を
可能とした列車モニタリングシステム。
量が増えても、故障記録検索が容易に可能で、故障箇所
の早期発見が容易になる列車モニタリングシステムを得
ることにある。 【解決手段】列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、1つの車両
で故障が発生した場合に、故障発生時刻を各車両のモニ
タ装置に通知し、各モニタ装置内でその時刻前後の記録
を収集する記録収集手段を備え、車両全体の記録照合を
可能とした列車モニタリングシステム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両に搭載さ
れる列車構成機器の情報や、その他列車情報を知らせる
ことを目的とする列車モニタリングシステムに関する。
れる列車構成機器の情報や、その他列車情報を知らせる
ことを目的とする列車モニタリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の列車モニタリングシステムは、図
9のブロック図のような構成で実現されている。各車両
には、モニタ装置1が設置され、車両状態を常時監視し
ている。それぞれのモニタ装置1は、伝送回線5で接続
され、先頭車に設置されている表示器8に車両状態を表
示している。
9のブロック図のような構成で実現されている。各車両
には、モニタ装置1が設置され、車両状態を常時監視し
ている。それぞれのモニタ装置1は、伝送回線5で接続
され、先頭車に設置されている表示器8に車両状態を表
示している。
【0003】1車両には、モニタ装置1の他、各車両制
御機器、SIV装置(補助電源装置)2、VVVF装置
(主電源装置例えばインバータ装置)3、ATS−P装
置(走行パターン付き列車自動停止装置)4が搭載され
ている。モニタ装置は、各車両制御機器からデジタル入
力、アナログ入力によりその状態、故障を常に監視して
いる。
御機器、SIV装置(補助電源装置)2、VVVF装置
(主電源装置例えばインバータ装置)3、ATS−P装
置(走行パターン付き列車自動停止装置)4が搭載され
ている。モニタ装置は、各車両制御機器からデジタル入
力、アナログ入力によりその状態、故障を常に監視して
いる。
【0004】また、モニタ装置1は、SIV装置2、V
VVF装置3、ATS−P装置4それぞれから故障信号
6を取り込んでいる。各モニタ装置1は、車両制御機器
から故障信号6の状態を監視して、故障発生のトリガを
検知し、そのトリガ前後の各車両制御機器の状態を記録
として格納する。
VVF装置3、ATS−P装置4それぞれから故障信号
6を取り込んでいる。各モニタ装置1は、車両制御機器
から故障信号6の状態を監視して、故障発生のトリガを
検知し、そのトリガ前後の各車両制御機器の状態を記録
として格納する。
【0005】この場合の故障信号格納する動作は図10
に示す記録格納シーケンスに基づいて行われる。モニタ
装置1は、故障記録サンプリング周期ごとに(S1)、
車両制御機器の故障記録(デジタル、アナログ状態)を
ワークバッファに転送(格納)する(S2)。それと同
時に故障記録を作成中かどうかを判断し(S3)、故障
記録作成中の場合は、故障記録としてワークバッファに
転送(格納)する(S4)。
に示す記録格納シーケンスに基づいて行われる。モニタ
装置1は、故障記録サンプリング周期ごとに(S1)、
車両制御機器の故障記録(デジタル、アナログ状態)を
ワークバッファに転送(格納)する(S2)。それと同
時に故障記録を作成中かどうかを判断し(S3)、故障
記録作成中の場合は、故障記録としてワークバッファに
転送(格納)する(S4)。
【0006】S3において、故障記録を作成中でない場
合には、故障信号6のトリガを監視し(S5)、故障ト
リガ発生がある場合には、トリガ前のワークバッファの
内容を故障記録として転送(格納)する(S6)。
合には、故障信号6のトリガを監視し(S5)、故障ト
リガ発生がある場合には、トリガ前のワークバッファの
内容を故障記録として転送(格納)する(S6)。
【0007】このワークバッファは、図11に示すよう
に、デジタル情報をサンプリングデータとしてサンプリ
ング間隔ごとに格納するものである。該故障記録は、各
モニタ装置1単位で作成されるため、1車両内の故障発
生前後のSIV装置2、VVVF装置3等の状況を確認
することは可能だが、他の車両での車両制御機器の状態
がどうなっていたかについては、確認することができな
い。
に、デジタル情報をサンプリングデータとしてサンプリ
ング間隔ごとに格納するものである。該故障記録は、各
モニタ装置1単位で作成されるため、1車両内の故障発
生前後のSIV装置2、VVVF装置3等の状況を確認
することは可能だが、他の車両での車両制御機器の状態
がどうなっていたかについては、確認することができな
い。
【0008】通常、SIV装置2、VVVF装置3は同
一車両に搭載されないため、VVVF装置3での故障が
発生し、故障記録が作成されても、そのときに、SIV
装置2が同時故障を起こしていないかぎり、故障記録に
残ることはなく、そのときの状態を確認する手段がな
い。
一車両に搭載されないため、VVVF装置3での故障が
発生し、故障記録が作成されても、そのときに、SIV
装置2が同時故障を起こしていないかぎり、故障記録に
残ることはなく、そのときの状態を確認する手段がな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来のモニ
タリングシステムでは、同一列車内の1つの車両の故障
が、他の車両に影響を及ぼし、重大事故につながるケー
スが多いのにも関わらず、他の車両の状態を把握する手
段がない。
タリングシステムでは、同一列車内の1つの車両の故障
が、他の車両に影響を及ぼし、重大事故につながるケー
スが多いのにも関わらず、他の車両の状態を把握する手
段がない。
【0010】そのため、本発明は故障要因の究明が容易
になり、また故障記録容量が増えても、故障記録検索が
容易に可能で、故障箇所の早期発見が容易になる列車モ
ニタリングシステムを提供することを目的とする。
になり、また故障記録容量が増えても、故障記録検索が
容易に可能で、故障箇所の早期発見が容易になる列車モ
ニタリングシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、列車の各車両に搭載さ
れ、列車の状態、故障状況を常時把握し、故障が発生し
た場合に故障の発生前後の車両状態を故障記録として編
集する複数のモニタ装置と、前記各モニタ装置同士を接
続する伝送回線とを備えた列車モニタリングシステムに
おいて、1つの車両で故障が発生した場合に、故障発生
時刻を各車両のモニタ装置に通知し、各モニタ装置内で
その時刻前後の記録を収集する記録収集手段を備え、車
両全体の記録照合を可能としたことを特徴とする列車モ
ニタリングシステムである。
め、請求項1に対応する発明は、列車の各車両に搭載さ
れ、列車の状態、故障状況を常時把握し、故障が発生し
た場合に故障の発生前後の車両状態を故障記録として編
集する複数のモニタ装置と、前記各モニタ装置同士を接
続する伝送回線とを備えた列車モニタリングシステムに
おいて、1つの車両で故障が発生した場合に、故障発生
時刻を各車両のモニタ装置に通知し、各モニタ装置内で
その時刻前後の記録を収集する記録収集手段を備え、車
両全体の記録照合を可能としたことを特徴とする列車モ
ニタリングシステムである。
【0012】請求項1に対応する発明によれば、1つの
モニタ装置で故障を検知した際、その検知時刻を全モニ
タ装置に伝送回線で送信し、検知時刻を受信したモニタ
装置は、受信した時刻前後の記録を作成する。従って、
1つの車両の故障発生時、そのときの他機器の動作が確
認できるため、故障要因の究明が容易になる。
モニタ装置で故障を検知した際、その検知時刻を全モニ
タ装置に伝送回線で送信し、検知時刻を受信したモニタ
装置は、受信した時刻前後の記録を作成する。従って、
1つの車両の故障発生時、そのときの他機器の動作が確
認できるため、故障要因の究明が容易になる。
【0013】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、故障検知信
号を全車両に同時に入力し、その信号をトリガとして故
障記録を作成することで、1つの故障発生に伴う他の車
両状態を記録作成する故障記録作成手段とを備え、車両
全体の記録照合を可能とすることを特徴とする列車モニ
タリングシステムである。
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、故障検知信
号を全車両に同時に入力し、その信号をトリガとして故
障記録を作成することで、1つの故障発生に伴う他の車
両状態を記録作成する故障記録作成手段とを備え、車両
全体の記録照合を可能とすることを特徴とする列車モニ
タリングシステムである。
【0014】請求項2に対応する発明によれば、記録の
中には、車両制御機器が故障していない場合の記録も同
時に作成され、これらの記録には、時間合わせは不要
で、例えば先頭車モニタ装置がトリガ発生の検知時刻を
格納し、それらの記録を伝送回線を通じて収集すれば、
1つの故障発生に伴う他の車両の同時発生故障記録が作
成できる。
中には、車両制御機器が故障していない場合の記録も同
時に作成され、これらの記録には、時間合わせは不要
で、例えば先頭車モニタ装置がトリガ発生の検知時刻を
格納し、それらの記録を伝送回線を通じて収集すれば、
1つの故障発生に伴う他の車両の同時発生故障記録が作
成できる。
【0015】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、作成した故
障記録を、読出器を接続することにより読み出し可能に
構成する場合、トリガ発生条件をあらかじめ登録するト
リガ発生条件登録手段を備え、該当する故障記録を検索
し表示することを特徴とする列車モニタリングシステム
である。
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、作成した故
障記録を、読出器を接続することにより読み出し可能に
構成する場合、トリガ発生条件をあらかじめ登録するト
リガ発生条件登録手段を備え、該当する故障記録を検索
し表示することを特徴とする列車モニタリングシステム
である。
【0016】請求項3に対応する発明によれば、車両の
故障は関連しておこる故障があらかじめわかっている場
合が多いので、このように表示することで原因の推定が
容易になる。
故障は関連しておこる故障があらかじめわかっている場
合が多いので、このように表示することで原因の推定が
容易になる。
【0017】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、連続して複
数の故障が発生した場合、連続した故障記録の時刻を検
索可能な手段を備え、連続して複数の故障が発生した場
合でも限られた記録容量を増やすことなく、故障表示を
可能とした列車モニタリングシステムである。請求項4
に対応する発明によれば、連続して複数の故障が発生し
た場合でも限られた記録容量を増やすことなく、故障表
示が可能となる。
する発明は、列車の各車両に搭載され、列車の状態、故
障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発生
前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニタ
装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線とを
備えた列車モニタリングシステムにおいて、連続して複
数の故障が発生した場合、連続した故障記録の時刻を検
索可能な手段を備え、連続して複数の故障が発生した場
合でも限られた記録容量を増やすことなく、故障表示を
可能とした列車モニタリングシステムである。請求項4
に対応する発明によれば、連続して複数の故障が発生し
た場合でも限られた記録容量を増やすことなく、故障表
示が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図をもとに
説明する。 <第1の実施の形態>本発明では、精度の高い時刻合わ
せ機能が必要であり、この時刻合わせ機能について図1
のブロック図を参照して説明する。図9の従来例と異な
る点は、時刻合わせSW(スイッチ)7と、読出器9を
新たに設けたものである。
説明する。 <第1の実施の形態>本発明では、精度の高い時刻合わ
せ機能が必要であり、この時刻合わせ機能について図1
のブロック図を参照して説明する。図9の従来例と異な
る点は、時刻合わせSW(スイッチ)7と、読出器9を
新たに設けたものである。
【0019】SW7は電源投入後、時刻合わせを行うと
き押下るもので、SW7を押下るとモニタ装置1
(1),1(2)…1(12)全てにSW押下状態が入
る構成となっている。
き押下るもので、SW7を押下るとモニタ装置1
(1),1(2)…1(12)全てにSW押下状態が入
る構成となっている。
【0020】このSW押下状態を検知すると、モニタ装
置1(1)〜1(12)相互間伝送の親局である先頭車
モニタ装置1(1)は、全車にSW押下時刻を送信す
る。この時刻を受信した他のモニタ装置1(2)〜1
(12)は、自身の検知したSW押下時刻と、受信時刻
との差分を算出し、自身の時計を補正する。
置1(1)〜1(12)相互間伝送の親局である先頭車
モニタ装置1(1)は、全車にSW押下時刻を送信す
る。この時刻を受信した他のモニタ装置1(2)〜1
(12)は、自身の検知したSW押下時刻と、受信時刻
との差分を算出し、自身の時計を補正する。
【0021】なお、時刻合わせSW7が設けられない場
合には、その他、モニタの起動SW、マスコンの投入状
態を各車に取り込むことによって代用できるが、本発明
はいずれしても時刻が正確に一致していることを前提と
している。
合には、その他、モニタの起動SW、マスコンの投入状
態を各車に取り込むことによって代用できるが、本発明
はいずれしても時刻が正確に一致していることを前提と
している。
【0022】本発明の動作について、図2の記録格納シ
ーケンスを参照して説明するが、図10の従来例とは異
なるのは、ステップS7,S8が追加されている点であ
る。すなわち、各モニタ装置1(1)〜1(12)は、
車両制御機器の故障発生トリガであるかを検知し、その
トリガ前後の各車両制御機器の状態を記録として格納す
る。故障トリガがある場合には時刻を送信し(S7)、
また故障トリガの発生がないと判断した場合には故障時
刻の受信があるかどうかを判断し(S8)、故障時刻の
受信がある場合にはトリガ前の記録を転送(格納)し
(S6)、時刻そのトリガ前後の各車両制御機器の状態
を記録として格納する。
ーケンスを参照して説明するが、図10の従来例とは異
なるのは、ステップS7,S8が追加されている点であ
る。すなわち、各モニタ装置1(1)〜1(12)は、
車両制御機器の故障発生トリガであるかを検知し、その
トリガ前後の各車両制御機器の状態を記録として格納す
る。故障トリガがある場合には時刻を送信し(S7)、
また故障トリガの発生がないと判断した場合には故障時
刻の受信があるかどうかを判断し(S8)、故障時刻の
受信がある場合にはトリガ前の記録を転送(格納)し
(S6)、時刻そのトリガ前後の各車両制御機器の状態
を記録として格納する。
【0023】モニタ装置1(1)は、常時、車両制御機
器の状態をワークバッファに格納し、そのサンプリング
時刻もあわせて格納する。それと同時に故障記録を作成
するトリガを監視し(S5)、故障トリガ発生がある場
合、ワークバッファ内容を故障記録として格納するとと
もに、このトリガ発生時刻を他のモニタ装置1(2)〜
1(12)に伝送する。モニタ装置1(2)〜1(1
2)は、トリガ発生検知だけでなく、この時刻受信時も
故障記録をワークバッファに格納する。
器の状態をワークバッファに格納し、そのサンプリング
時刻もあわせて格納する。それと同時に故障記録を作成
するトリガを監視し(S5)、故障トリガ発生がある場
合、ワークバッファ内容を故障記録として格納するとと
もに、このトリガ発生時刻を他のモニタ装置1(2)〜
1(12)に伝送する。モニタ装置1(2)〜1(1
2)は、トリガ発生検知だけでなく、この時刻受信時も
故障記録をワークバッファに格納する。
【0024】ワークバッファには、図3に示すように、
デジタル情報をサンプリング間隔ごとに格納したものの
他に、格納時刻が含まれている。故障トリガ発生の受信
時刻は、伝送遅れ、処理遅れが発生しているため、車両
制御機器の状態を格納するワークバッファの容量は遅れ
時間を十分検討したものである必要がある。
デジタル情報をサンプリング間隔ごとに格納したものの
他に、格納時刻が含まれている。故障トリガ発生の受信
時刻は、伝送遅れ、処理遅れが発生しているため、車両
制御機器の状態を格納するワークバッファの容量は遅れ
時間を十分検討したものである必要がある。
【0025】以上のことを、図4に基づいてさらに説明
する。故障記録として、トリガ発生検知前後1秒ずつの
データを格納するシステムとする。ここで、例えばモニ
タ装置1(1)にはVVVF装置3が接続されている。
ここで、VVVF装置3で故障が発生した場合、モニタ
装置1(1)は、トリガを検知し、トリガ前のワークバ
ッファ内デジタル、アナログ情報を故障記録として格納
するとともに、このトリガ時刻を他のモニタ装置1
(2)に伝送する。モニタ装置1(2)は、この受信時
刻とワークバッファ内記録データの時刻とを比較し、一
致するところをトリガ点として、その前後1秒の記録を
格納する。これにより、他のモニタ装置1(1)での故
障発生時、モニタ装置1(2)でも故障記録を作成する
ことができる。
する。故障記録として、トリガ発生検知前後1秒ずつの
データを格納するシステムとする。ここで、例えばモニ
タ装置1(1)にはVVVF装置3が接続されている。
ここで、VVVF装置3で故障が発生した場合、モニタ
装置1(1)は、トリガを検知し、トリガ前のワークバ
ッファ内デジタル、アナログ情報を故障記録として格納
するとともに、このトリガ時刻を他のモニタ装置1
(2)に伝送する。モニタ装置1(2)は、この受信時
刻とワークバッファ内記録データの時刻とを比較し、一
致するところをトリガ点として、その前後1秒の記録を
格納する。これにより、他のモニタ装置1(1)での故
障発生時、モニタ装置1(2)でも故障記録を作成する
ことができる。
【0026】この結果、故障要因の究明が容易になり、
また故障記録容量が増えても、故障記録検索が容易に可
能で、故障箇所の早期発見が容易になる。 <第2の実施の形態>図5のブロック図に示すように、
車両制御機器、SIV装置2、VVVF装置3、ATS
−P装置4の故障信号を全車両のモニタ装置1(1)〜
1(12)に入力する。モニタ装置1(1)〜1(1
2)は、そのトリガ発生を検知し、そのトリガ発生前後
の状態を記録して格納する。この記録の中には、車両制
御機器が故障していない場合の記録も同時に作成され
る。これらの記録には、時間合わせは、不要で、先頭車
モニタ装置1(1)がトリガ発生の検知時刻を格納し、
それらの記録を伝送回線を通じて収集すれば、1つの故
障発生に伴う他の車両の同時発生故障記録が作成でき
る。
また故障記録容量が増えても、故障記録検索が容易に可
能で、故障箇所の早期発見が容易になる。 <第2の実施の形態>図5のブロック図に示すように、
車両制御機器、SIV装置2、VVVF装置3、ATS
−P装置4の故障信号を全車両のモニタ装置1(1)〜
1(12)に入力する。モニタ装置1(1)〜1(1
2)は、そのトリガ発生を検知し、そのトリガ発生前後
の状態を記録して格納する。この記録の中には、車両制
御機器が故障していない場合の記録も同時に作成され
る。これらの記録には、時間合わせは、不要で、先頭車
モニタ装置1(1)がトリガ発生の検知時刻を格納し、
それらの記録を伝送回線を通じて収集すれば、1つの故
障発生に伴う他の車両の同時発生故障記録が作成でき
る。
【0027】この場合、同時故障発生時刻を各モニタ装
置1(1)〜1(12)に監視させることにより、記録
収集時の検知時刻ずれにより、各モニタ装置1は時刻を
補正することができる。
置1(1)〜1(12)に監視させることにより、記録
収集時の検知時刻ずれにより、各モニタ装置1は時刻を
補正することができる。
【0028】前述の時刻合わせ方式と同様で、先頭車モ
ニタ装置1(1)が、故障の検知時刻を全モニタ装置1
(1)〜1(12)に送信する。各モニタ装置1(1)
〜1(12)は、故障信号6の検知時刻を受信時刻を比
較して、そのずれを自身の時計で補正する。
ニタ装置1(1)が、故障の検知時刻を全モニタ装置1
(1)〜1(12)に送信する。各モニタ装置1(1)
〜1(12)は、故障信号6の検知時刻を受信時刻を比
較して、そのずれを自身の時計で補正する。
【0029】これらの故障記録は、モニタ表示器8に故
障記録メニューを編集して表示できる。車両制御機器の
状態をすべて監視しているため、故障記録は膨大なもの
になってしまう。そのため、故障記録は、車両運行終了
時、読出器9を接続して読み出して読出器9上で編集
し、詳細情報を表示する。
障記録メニューを編集して表示できる。車両制御機器の
状態をすべて監視しているため、故障記録は膨大なもの
になってしまう。そのため、故障記録は、車両運行終了
時、読出器9を接続して読み出して読出器9上で編集
し、詳細情報を表示する。
【0030】読出器9では、図6の読出器検索動作シー
ケンスに示すように行われ、故障発生のトリガ条件をも
とに、故障記録メニューを表示する。この中身の表示
は、メニューからの選択により可能であるが、その際、
すべての記録の表示、検索表示を可能とする(S10,
S11,S12)。検索表示は、号車の選択、車両制御
機器の選択、車両制御機器の特定信号の選択により、選
択に合致する部分の記録を発生時刻とともに表示する。
検索条件は、故障発生部位により関連する機器の状態を
あらかじめ登録しておく。登録条件を記録し、読み出し
た故障記録と比較し、比較に合致したものがあるかどう
かを判断し(S10)、日付順にメニューとして表示す
る。メニューから選択したものは、さらにあらかじめ登
録しておいた記録データ種別に合致するものを選択して
表示する。通常、車両の故障は関連しておこる故障があ
らかじめわかっている場合が多いので、このように表示
することで原因の推定が容易になる。
ケンスに示すように行われ、故障発生のトリガ条件をも
とに、故障記録メニューを表示する。この中身の表示
は、メニューからの選択により可能であるが、その際、
すべての記録の表示、検索表示を可能とする(S10,
S11,S12)。検索表示は、号車の選択、車両制御
機器の選択、車両制御機器の特定信号の選択により、選
択に合致する部分の記録を発生時刻とともに表示する。
検索条件は、故障発生部位により関連する機器の状態を
あらかじめ登録しておく。登録条件を記録し、読み出し
た故障記録と比較し、比較に合致したものがあるかどう
かを判断し(S10)、日付順にメニューとして表示す
る。メニューから選択したものは、さらにあらかじめ登
録しておいた記録データ種別に合致するものを選択して
表示する。通常、車両の故障は関連しておこる故障があ
らかじめわかっている場合が多いので、このように表示
することで原因の推定が容易になる。
【0031】1つの車両で発生する故障に対する記録を
全モニタ装置で作成するため、複数の故障が連続して発
生する場合も多くなる。例えば、図7のようにA故障信
号で、故障が発生し、その0.3秒後にB故障信号が発
生したとする。A故障信号をトリガとした故障記録を作
成中に、B故障信号が発生したことになる。この場合
は、A故障信号での故障記録をaまでの1.3秒(故障
前1秒、故障後0.3秒)とし、B故障信号での故障記
録をbのように通常動作で作成する。
全モニタ装置で作成するため、複数の故障が連続して発
生する場合も多くなる。例えば、図7のようにA故障信
号で、故障が発生し、その0.3秒後にB故障信号が発
生したとする。A故障信号をトリガとした故障記録を作
成中に、B故障信号が発生したことになる。この場合
は、A故障信号での故障記録をaまでの1.3秒(故障
前1秒、故障後0.3秒)とし、B故障信号での故障記
録をbのように通常動作で作成する。
【0032】B故障信号の検知時、A故障信号の故障記
録の末尾にB故障信号の発生トリガと連続フラグをたて
ておく。A故障信号を読出器9にて表示する際、連続フ
ラグ検知までは、通常表示動作とし、連続フラグを検知
した時点で、その時の時刻と同じ故障記録を検索し、そ
の記録データの残り、0.7秒分を表示して故障記録前
後1秒の記録表示を行う。
録の末尾にB故障信号の発生トリガと連続フラグをたて
ておく。A故障信号を読出器9にて表示する際、連続フ
ラグ検知までは、通常表示動作とし、連続フラグを検知
した時点で、その時の時刻と同じ故障記録を検索し、そ
の記録データの残り、0.7秒分を表示して故障記録前
後1秒の記録表示を行う。
【0033】<変形例>前述のように各車両制御機器と
各モニタ装置が伝送回線により接続されている構成で
は、各車両制御機器に故障発生時刻を受信する機能や、
故障信号を入力する機能を設けることにより、モニタ装
置同様の記録機能を実現することができる。
各モニタ装置が伝送回線により接続されている構成で
は、各車両制御機器に故障発生時刻を受信する機能や、
故障信号を入力する機能を設けることにより、モニタ装
置同様の記録機能を実現することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、1つの車両の故障発生
時、そのときの他機器の動作が確認できるため、故障要
因の究明が容易になり、また、故障記録容量が増えて
も、故障記録検索が容易に可能で、故障箇所の早期発見
が容易になる列車モニタリングシステムを提供できる。
時、そのときの他機器の動作が確認できるため、故障要
因の究明が容易になり、また、故障記録容量が増えて
も、故障記録検索が容易に可能で、故障箇所の早期発見
が容易になる列車モニタリングシステムを提供できる。
【図1】本発明の列車モニタリングシステムの第1の実
施の形態を示すブロック図。
施の形態を示すブロック図。
【図2】図1の記録格納シーケンスを示す図。
【図3】図1の故障記録ワークバッファ内容を示す図。
【図4】図1の動作を説明するためのブロック図。
【図5】本発明の列車モニタリングシステムの第2の実
施の形態を示すブロック図。
施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の列車モニタリングシステムの第3の実
施の形態を示す読出器検索動作シーケンスを示す図。
施の形態を示す読出器検索動作シーケンスを示す図。
【図7】本発明の列車モニタリングシステムの第4の実
施の形態を示す連続発生故障記録動作図。
施の形態を示す連続発生故障記録動作図。
【図8】本発明の列車モニタリングシステムの第4の実
施の形態を示す故障記録内容図。
施の形態を示す故障記録内容図。
【図9】従来の列車モニタリングシステムの一例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図10】図9の記録格納シーケンスを示す図。
【図11】図9の故障記録ワークバッファ内容を示す
図。
図。
1(1)〜1(12)…モニタ装置、 2…SIV装置、 3…VVVF装置、 4…ATS−P装置、 5…伝送回線、 6…故障信号、 7…時刻合わせSW、 8…表示器、 9…読出器。
Claims (4)
- 【請求項1】 列車の各車両に搭載され、列車の状態、
故障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発
生前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニ
タ装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線と
を備えた列車モニタリングシステムにおいて、 1つの車両で故障が発生した場合に、故障発生時刻を各
車両のモニタ装置に通知し、各モニタ装置内でその時刻
前後の記録を収集する記録収集手段を備え、車両全体の
記録照合を可能としたことを特徴とする列車モニタリン
グシステム。 - 【請求項2】 列車の各車両に搭載され、列車の状態、
故障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発
生前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニ
タ装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線と
を備えた列車モニタリングシステムにおいて、 故障検知信号を全車両に同時に入力し、その信号をトリ
ガとして故障記録を作成することで、1つの故障発生に
伴う他の車両状態を記録作成する故障記録作成手段とを
備え、車両全体の記録照合を可能とすることを特徴とす
る列車モニタリングシステム。 - 【請求項3】 列車の各車両に搭載され、列車の状態、
故障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発
生前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニ
タ装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線と
を備えた列車モニタリングシステムにおいて、 作成した故障記録を、読出器を接続することにより読み
出し可能に構成する場合、トリガ発生条件をあらかじめ
登録するトリガ発生条件登録手段を備え、該当する故障
記録を検索し表示することを特徴とする列車モニタリン
グシステム。 - 【請求項4】 列車の各車両に搭載され、列車の状態、
故障状況を常時把握し、故障が発生した場合に故障の発
生前後の車両状態を故障記録として編集する複数のモニ
タ装置と、前記各モニタ装置同士を接続する伝送回線と
を備えた列車モニタリングシステムにおいて、 連続して複数の故障が発生した場合、連続した故障記録
の時刻を検索可能な手段を備え、連続して複数の故障が
発生した場合でも限られた記録容量を増やすことなく、
故障表示を可能とした列車モニタリングシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23832995A JPH0984201A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 列車モニタリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23832995A JPH0984201A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 列車モニタリングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984201A true JPH0984201A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17028597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23832995A Pending JPH0984201A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 列車モニタリングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0984201A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007135292A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | National Traffic Safety & Environment Laboratory | 鉄道車両のブレーキシステム |
| JP2007135291A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | National Traffic Safety & Environment Laboratory | 鉄道車両の運転管理システム |
| JP2011205852A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 編成車両における各車両機器の動作情報出力方法 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23832995A patent/JPH0984201A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007135292A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | National Traffic Safety & Environment Laboratory | 鉄道車両のブレーキシステム |
| JP2007135291A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | National Traffic Safety & Environment Laboratory | 鉄道車両の運転管理システム |
| JP2011205852A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 編成車両における各車両機器の動作情報出力方法 |
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