JPH0985719A - 塩の造形物の製造方法 - Google Patents

塩の造形物の製造方法

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JPH0985719A
JPH0985719A JP7247298A JP24729895A JPH0985719A JP H0985719 A JPH0985719 A JP H0985719A JP 7247298 A JP7247298 A JP 7247298A JP 24729895 A JP24729895 A JP 24729895A JP H0985719 A JPH0985719 A JP H0985719A
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JP
Japan
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salt
molding
molded
producing
molding die
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JP7247298A
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English (en)
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Taneichi Kasuya
胤一 糟谷
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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MARUMO TAKAGI TOKI KK
TOKAI RIKA HANBAI KK
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MARUMO TAKAGI TOKI KK
TOKAI RIKA HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩の造形物を製造するについて、複雑な形状
の造形物でも容易に製造でき、また、均一な強度が得ら
れて壊れ難くする。 【解決手段】 塩化ナトリウムを主成分とした塩の粒を
粉砕し、この塩の粉と塩水とを混合して塩の泥漿を作
り、この塩の泥漿を、連続気泡を有する成形型の成形空
間内に注入して成形する。成形後、離型し、取り出した
成形物を乾燥させると共に、400〜600℃で加熱
し、冷却して造形物の製品とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ナトリウムを
主成分とした塩により器等の造形物を製造するようにし
た塩の造形物の製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】塩化ナトリウムを主成
分とした塩により器等の造形物を製造する場合、従来で
は次のような方法が採られていた。すなわち、プレス機
を用い、粒状の塩をプレス機の型内に流し込んだ状態
で、その塩に高い圧力を加えて固化させ、これにより塩
の造形物を製造するようにしていた。
【0003】しかしながら、このような製造方法では、
塩の流動性が乏しいため、造形物としては複雑な形状の
ものが作れないという欠点があり、また、均一な強度が
得られないため、壊れやすいという欠点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、複雑な形状の造
形物でも容易に製造でき、また、均一な強度が得られて
壊れ難い塩の造形物の製造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、上
記の目的を達成するために、塩化ナトリウムを主成分と
した塩を溶かした状態の塩の泥漿(でいしょう)を作る
工程と、水分を吸収する材料にて形成された成形型の成
形空間内に前記塩の泥漿を注入して造形物を成形する工
程と、前記成形型において成形された成形物を成形型か
ら取り出す工程と、取り出された成形物を乾燥させる工
程とを行うことにより、塩の造形物を製造するようにし
たことを特徴とするものである。
【0006】このような製造方法によれば、例えば陶器
を成形型を用いて製造するのと同様に、塩の泥漿を成形
型内に注入して成形するので、複雑な形状の造形物でも
容易に製造することができる。
【0007】この場合、塩の泥漿を作る際に、塩化ナト
リウムを主成分とする塩の粒を細かく粉砕した粉を用い
るようにすることが好ましい。また、成形型としては、
連続気泡を有する、樹脂を主体としたものを用いること
が好ましい。さらに、成形後に、成形物の表面を加熱す
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。ここで、図1には本発明の製
造工程を示し、図2には製造装置全体の概略構成を示
し、図3ないし図5は成形型の具体的構成を示してい
る。
【0009】まず、図2において、タンク1は、塩化ナ
トリウムを主成分とした塩の泥漿を作るためのものであ
り、内部に混練機2が配設されている。このタンク1に
は、作られた塩の泥漿を圧送するための圧送用ポンプ3
が接続されている。タンク1の下流には、脱気用タンク
4が接続されている。この脱気用タンク4には、脱気用
ポンプ5が接続されている。
【0010】脱気用タンク4の底部には圧送パイプ6が
接続されており、この圧送パイプ6から分岐した複数本
の分岐パイプ7が、成形装置8の枠9内に設けられた各
成形ブロック10に接続されている。各成形ブロック1
0は、図3に示すように、対をなす下型11と上型12
とから構成される成形型13を複数段積み重ねて構成さ
れている。
【0011】成形型13の下型11と上型12は、共に
砂を骨材として、これを、樹脂例えばフェノール樹脂で
結合することによって製作されたもので、連続気泡を有
するものとなっており、具体的には図3ないし図5に示
すような構成となっている。すなわち、下型11と上型
12との間には、造形物を成形するための成形空間14
が設けられている。また、下型11及び上型12の一端
部には、上記分岐パイプ7から送られる塩の泥漿を上方
の成形型13へ案内するための圧送用通路15が上下方
向に向けて設けられており、各成形型13の圧送用通路
15が上下方向に連通している。そして、下型11に
は、圧送用通路15と成形空間14との間を連通させる
ように、ゲートランナー16及びゲート17が設けられ
ている。
【0012】なお、各分岐パイプ7にはコック18が設
けられ、また、各成形ブロック10の上部には、成形型
13を固定するためのハンドル19が設けられている。
【0013】次に、塩の造形物の製造方法について、図
1も参照して説明する。まず、塩化ナトリウムを主成分
とした塩の粒(通常200〜400μ)を粉砕機により
100μ以下(好ましくは20〜80μ)に粉砕し、こ
の粉砕した塩の粉をタンク1内に収容すると共に、適量
の水をタンク1内に収容して、これら塩の粉と水とを混
合し、これを混練機2により混練して塩の泥漿を作る。
【0014】塩の泥漿は脱気用タンク4に送られ、ここ
で脱気される。脱気された塩の泥漿は、圧送ポンプ3の
圧力により圧送パイプ6及び分岐パイプ7を通して各成
形ブロック10に送られ、各成形型13の圧送用通路1
5を通って最上部の成形型13まで送られる。各成形型
13に送られた塩の泥漿は、ゲートランナー16及びゲ
ート17を通って成形空間14内に注入され、この成形
型13において成形される。このとき、成形空間14内
に注入された塩の泥漿は、その水分が下型11及び上型
12に吸収されると共に、塩の結晶間で水に解けた塩分
が再結晶し、半固形化される。この固形化を促進するた
め、成形型13内に収容したまま、例えば70〜80℃
で予備加熱を行う。この場合、成形空間14において成
形される成形物は皿である。
【0015】このようにして成形を行った後、各成形型
13から成形物を取り出し(離型工程)、その成形物を
自然乾燥により乾燥させる。さらにこの後、その成形物
を高温炉またはバーナーにより、成形物の表面が400
〜600℃になるように加熱する。この加熱により、成
形物の表面には酸化マグネシウムが形成されるようにな
る。酸化マグネシウムは周囲の空気に含まれる湿気を吸
湿しないため、成形物が湿気によって軟化することが防
止されるようになる。加熱工程が終了したら、成形物を
冷却し、これにより塩の造形物である塩の皿が製造され
る。
【0016】このような本実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。すなわち、塩の泥漿を作り、
この塩の泥漿を成形型13の成形空間14内に注入して
成形するようにしたので、塩の粒をプレス機で固化させ
る場合とは違い、塩の泥漿は液状であって流動性が良
く、複雑な形状の造形物でも容易に製造することができ
る。また、この場合、成形空間14内の各部に圧力が均
等にかかるので、造形物としては均一な強度が得られ、
壊れ難くできる。
【0017】しかも本実施例によれば、塩の泥漿を作る
際に、塩の粒を粉砕した粉(100μ以下)を用いるよ
うにしているので、単なる塩の粒を用いた場合に比べ
て、製造された造形物の強度を一層強くすることがで
き、一層壊れ難くできる利点がある。
【0018】また、成形型13として、連続気泡を有す
る、樹脂を主体としたものを用いているので、水分を良
好に吸収できると共に、成形を良好に行うことができ
る。ちなみに、成形型として石こう製のものを用いた場
合、造型物の成形時に、塩との化学反応により成形型が
侵されてしまうという不具合があるが、本実施例ではそ
のような不具合を防止できる。
【0019】さらに、成形後、成形物の表面を400〜
600℃で加熱することにより、成形物の表面に酸化マ
グネシウムが形成されるようにしたので、造形物が周囲
の空気に含まれる湿気と接触しても、その表面が軟化す
ることを極力防止できるようになる。
【0020】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形することができる。塩
の泥漿を作る際に、粉砕した粉を、水と混合することに
代えて、揮発性のよい液体、例えばアルコール性水溶液
と混合するようにしても良い。成形型は、骨材としてガ
ラスを用いても良く、また、連続気泡を有するものであ
れば、骨材を用いずに、樹脂のみのものでも良い。ま
た、造形物としては、皿に限られず、小鉢等の容器、或
いは干支の置物などでも良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の塩の造形物の製造方法に
よれば、塩の泥漿を作り、この塩の泥漿を成形型内に注
入して成形するようにしたので、複雑な形状の造形物で
も容易に製造することができ、また、均一な強度が得ら
れて壊れ難くできる。
【0022】請求項2記載の塩の造形物の製造方法によ
れば、塩の泥漿を作る際に、塩の粒を細かく粉砕した粉
を用いるようにすることにより、単なる塩の粒を用いた
場合に比べて、製造された造形物の強度を一層強くする
ことができ、一層壊れ難くできる利点がある。
【0023】請求項3記載の塩の造形物の製造方法によ
れば、成形型として、連続気泡を有する、樹脂を主体と
したものを用いることにより、水分を良好に吸収できる
と共に、成形を良好に行うことができる利点がある。請
求項4記載の塩の造形物の製造方法によれば、成形物の
表面を加熱することにより、造形物の表面が軟化するこ
とを極力防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造工程を示す図
【図2】製造装置の概略的な構成図
【図3】成形型の縦断面図
【図4】成形型の平面図
【図5】成形型の側面図
【符号の説明】
1はタンク、2は混練機、3は圧送用ポンプ、5は脱気
用ポンプ、6は圧送用パイプ、8は成形装置、13は成
形型、14は成形空間である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ナトリウムを主成分とした塩を溶か
    した状態の塩の泥漿を作る工程と、 水分を吸収する材料にて形成された成形型の成形空間内
    に前記塩の泥漿を注入して造形物を成形する工程と、 前記成形型において成形された成形物を成形型から取り
    出す工程と、 取り出された成形物を乾燥させる工程とを行うことによ
    り、塩の造形物を製造するようにしたことを特徴とする
    塩の造形物の製造方法。
  2. 【請求項2】 塩の泥漿を作る際に、塩化ナトリウムを
    主成分とする塩の粒を細かく粉砕した粉を用いるように
    したことを特徴とする請求項1記載の塩の造形物の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 成形型は、連続気泡を有する、樹脂を主
    体としたものを用いたことを特徴とする請求項1記載の
    塩の造形物の製造方法。
  4. 【請求項4】 成形物の表面を加熱するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の塩の造形物の製造方法。
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Effective date: 19980317