JPH10128780A - 造形物の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

造形物の製造方法及びその製造装置

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JPH10128780A
JPH10128780A JP28651496A JP28651496A JPH10128780A JP H10128780 A JPH10128780 A JP H10128780A JP 28651496 A JP28651496 A JP 28651496A JP 28651496 A JP28651496 A JP 28651496A JP H10128780 A JPH10128780 A JP H10128780A
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JP
Japan
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molding
cavity
holding member
pair
molded article
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Withdrawn
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JP28651496A
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English (en)
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Taneichi Kasuya
胤一 糟谷
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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MARUMO TAKAGI TOKI KK
TOKAI RIKA HANBAI KK
Original Assignee
MARUMO TAKAGI TOKI KK
TOKAI RIKA HANBAI KK
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数個の成形型を用いることなく、造形物を
連続して成形することができるようにする。 【解決手段】 成形材料を薄板状の形状保持部材に収容
すると共に、この形状保持部材を下型のキャビティ形成
部内に収容した後、下型に上型を被せ、成形材料を形状
保持部材を介して一対の型により加圧して造形物を成形
する。この成形後、型開きして、造形物を形状保持部材
ごと成形型から取り出し、その造形物を形状保持部材に
保持させた状態で固化させるようにする。この場合、成
形型から取り出した造形物を固化させる際に成形型を必
要とせず、成形型は次の成形に使用することができるか
ら、多数個の成形型を用いることなく、造形物を連続し
て成形することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形材料を一対の
型からなる成形型により加圧して造形物を成形し、成形
後、成形型から取り出した造形物を固化させるようにし
た造形物の製造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、塩化ナトリウ
ムを主成分とした塩により器などの造形物を製造する場
合、従来では次のような方法が採られていた。すなわ
ち、プレス機を用い、粒状の塩をプレス機の型内に投入
した状態で、その塩に高い圧力を加えて固化させ、これ
により塩の造形物を製造するようにしていた。
【0003】しかしながら、このような製造方法では、
塩の流動性が乏しいため、造形物としては複雑な形状の
ものが作れないという欠点があり、また、均一な強度が
得られないため、壊れやすいという欠点があった。
【0004】このようなことに対処するため、本発明者
らは次のような方法を考え、出願している(特願平7−
324566号参照)。このものは、まず、塩と水とを
混合して、成形材料としての塩の泥漿(でいしょう)を
作り、この成形材料を上下一対の型からなる成形型にお
ける下型のキャビティ形成部内に投入する。そして、加
振機により成形型に振動を加えながら、上下の型により
成形材料を加圧してキャビティ内に充填させることによ
り造形物を成形する。成形後、型開きして一方の型に造
形物を載せ、その造形物の形状を保った状態で、その造
形物が離型可能な固さとなるまで固化させる。造形物が
離型可能な固さとなったら、造形物を型から外し、これ
を加熱炉に収容して乾燥させる。乾燥したら、造形物を
加熱炉から取り出し、これを冷却することにより塩の造
形物を得る。
【0005】このような製造方法によれば、成形材料と
して流動し易い塩の泥漿を用いると共に、成形型に振動
を加えながら成形するようにしているので、成形材料が
成形型のキャビティ内に良好に、しかも均等に広がるよ
うになり、比較的複雑な造形物でも良好に製造すること
ができるようになる。
【0006】しかしながら、このような製造方法におい
ては、成形後、成形された造形物を一方の型に載せた状
態で、その造形物が離型可能な固さとなるまで固化させ
る必要があるため、造形物が離型可能な固さとなるまで
固化する間は、その型を用いて成形することができない
ことになる。このため、造形物を連続して成形しようと
する場合には、多数個の成形型が必要となるという不具
合がある。
【0007】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、多数個の成形型を用いることな
く、造形物を連続して成形することができる造形物の製
造方法及びその製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の造形物の製造方法は、両者間にキャビティ
を形成する一対の型からなる成形型と、これら一対の型
のうちの少なくとも一方の型のキャビティ形成部に対応
した形状に形成されると共に、その対応したキャビティ
形成部に対して着脱可能に装着される薄板状の形状保持
部材とを備え、前記一対の型の両キャビティ形成部間に
前記形状保持部材を収容すると共に成形材料を収容し、
前記成形材料を前記形状保持部材を介して前記一対の型
により加圧してキャビティ内に充填させることにより造
形物を成形し、この後、前記一対の型を型開きすると共
に、前記造形物を前記形状保持部材ごと成形型から取り
出し、その造形物を前記形状保持部材に保持させた状態
で固化させるようにしたことを特徴とするものである
(請求項1の発明)。
【0009】このような製造方法によれば、造形物の成
形後、その造形物を形状保持部材ごと成形型から取り出
し、その造形物を形状保持部材に保持させた状態で固化
させるようにしたので、造形物を固化させる際に、造形
物の形状を保ちながらも、成形型を必要としない。従っ
て、造形物を固化させている間に、成形型は次の成形に
使用することができる。
【0010】また、同様な目的を達成するための造形物
の製造装置としては、両者間にキャビティを形成する一
対の型からなる成形型を備え、この成形型のキャビティ
内に成形材料を収容し、その成形材料を前記一対の型に
より加圧して前記キャビティ内に充填させることにより
造形物を成形し、この成形後、前記造形物を固化させる
ことにより造形物を製造するようにした製造装置におい
て、前記一対の型のうちの少なくとも一方の型のキャビ
ティ形成部に対応した形状に形成され、前記造形物の加
圧成形時に、対応したキャビティ形成部に装着され、成
形後に、成形された造形物を保持した状態で成形型から
取り出すことが可能な薄板状の形状保持部材を備えた構
成とすると良い(請求項5の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、造形物として塩
の皿を製造する場合に適用した一実施例について、図面
を参照して説明する。まず、図2及び図3において、成
形型1は、一対の型としての下型2と上型3とから構成
されている。これらのうち下型2には凹状のキャビティ
形成部2aが形成され、上型3には凸状のキャビティ形
成部3aが形成されており、これら両キャビティ形成部
2a及び3aにより、造形物形成用のキャビティ4が形
成されるようになっている。この場合、造形物として
は、矩形状をなす皿である。上型3は、本実施例の場
合、共に砂を骨材として、これを、樹脂例えばフェノー
ル樹脂で結合することによって製作されたもので、連続
気泡を有しており、水分を吸収し易い構成となってい
る。成形型1のうちの下型2は、図5及び図6に示すよ
うに、例えば電磁式振動発生機から成る加振機5の上面
に取り付けられるようになっている。
【0012】図4において、薄板状の形状保持部材6
は、プラスチック、例えばポリカーボネイトにより形成
されたものであり、上記成形型1のうちの下型2のキャ
ビティ形成部2aの内面形状に対応した矩形容器状に形
成されていて、その下型2のキャビティ形成部2aに対
して着脱可能に装着できる構成となっている。形状保持
部材6の上面側開口部の周縁部には、側方へ張り出すフ
ランジ部6aが形成されている。
【0013】次に、塩の造形物の製造方法について図1
の製造工程に従って説明する。 (1)成形材料作成工程 この工程では、図示しないタンク内に、塩化ナトリウム
を主成分とした塩と、水とを収容し、これを撹拌して混
合することにより、泥状の塩の泥漿と呼ばれる成形材料
を作る。
【0014】このとき用いる塩としては、普通塩の粒径
(通常200〜400μ)のものと、普通塩を粉砕して
これの半分以下の粒径(約100μ)のものとを、予め
設定された割合で混合して用いることが好ましい。
【0015】(2)成形材料及び形状保持部材を下型内
へ収容する工程 この工程では、図5に示すように、上記(1)の工程で
作られた成形材料10を所定量(造形物を成形するのに
必要な量)、形状保持部材6内に収容すると共に、この
形状保持部材6を下型2のキャビティ形成部2a内に装
着する。このとき、形状保持部材6は、キャビティ形成
部2aの内面にほぼ密着した状態となると共に、上面側
のフランジ部6aが下型2の上面に載置された状態とな
る。
【0016】この場合、形状保持部材6を下型2のキャ
ビティ形成部2a内に装着し、この後、成形材料10を
形状保持部材6内に収容するようにしても良い。
【0017】(3)加圧成形する工程 この工程では、図6に示すように、下型2に上型3を被
せ、加振機5により成形型1に振動を加えながら(この
ときの振動としては、例えば振幅が約4mm、振動数が
約20Hz)、成形型1により成形材料10を加圧して
キャビティ4内に充填させることにより造形物11を成
形する。この成形により、造形物11は、これに含まれ
た水分が主に上型3に吸収されると共に、塩が圧縮され
て半固形化される。
【0018】(4)造形物を形状保持部材ごと取り出す
工程 この工程では、まず、上型3を下型2から離して型開き
を行い、この状態で、形状保持部材6のフランジ部6a
を持って、造形物11をその形状保持部材6ごと下型2
から取り出す(図7参照)。このとき、造形物11は、
形状保持部材6に収容されていると共に、当該形状保持
部材6により形状が保持された状態となっているので、
造形物11の形状が崩れるようなおそれはない。また、
形状保持部材6は、フランジ部6aがあるので、取り出
しやすい。
【0019】(5)乾燥固化 この工程では、造形物11を収容した形状保持部材6ご
と、図示しない加熱炉に収容し、ここで、例えばヒータ
加熱により造形物11を加熱して乾燥固化させる。この
ときの温度としては、70℃〜100℃が好ましい。
【0020】(6)冷却工程 この工程では、造形物11を収容した形状保持部材6ご
と加熱炉から取り出し、外部において冷却する。このと
き、造形物11を形状保持部材6から取り出して冷却す
るようにしても良い。これにより、塩の造形物11であ
る塩の皿が製造される。
【0021】このような本実施例によれば、造形物11
の加圧成形後、その造形物11を形状保持部材6ごと成
形型1から取り出し、その造形物11を形状保持部材6
に保持させた状態で乾燥固化させるようにしたので、造
形物11を固化させる際に、造形物11の形状を保ちな
がらも、成形型1を必要としない。従って、造形物11
を乾燥固化させている間に、成形型1は次の成形に使用
することができるから、多数個の成形型を用いることな
く、造形物11を連続して成形することが可能になる。
【0022】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張できる。造
形物11の成形材料10としては、塩の泥漿の他に、土
でも良く、また、これら塩や土のように、水分を蒸発さ
せることに基づき固化するものに限られず、例えば食品
の今川焼きの表皮や卵白(タンパク質)のように、加熱
することに基づき固化するもの、或いは、コンクリート
のように、化学反応(セメントと水との水和結合)に基
づいて固化するものであっても良い。
【0023】形状保持部材6としては、ポリカーボネイ
トの他に、例えば薄いステンレス板をプレス成形したも
の、或いは、透湿性のあるプラスチック製のもの(例え
ば連続気泡のある塩化ビニール製のもの)を用いること
もできる。また、形状保持部材は、上型3側にも設ける
ようにすることもできる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、造形物の加圧
成形後、その造形物を形状保持部材ごと成形型から取り
出し、その造形物を形状保持部材に保持させた状態で固
化させるようにしたので、造形物を固化させる際に、造
形物の形状を保ちながらも、成形型を必要としない。従
って、造形物を固化させている間に、成形型は次の成形
に使用することができるから、多数個の成形型を用いる
ことなく、造形物を連続して成形することが可能にな
る。
【0025】請求項2,3,4の発明によれば、それぞ
れ造形物を良好に製造することができる。請求項5の発
明によれば、請求項1の発明と同様な効果を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造工程を示す図
【図2】成形型の縦断面図
【図3】成形型の平面図
【図4】形状保持部材の斜視図
【図5】形状保持部材及び成形材料を下型内に収容した
状態の縦断面図
【図6】加圧成形時の状態を示す縦断面図
【図7】造形物を形状保持部材ごと成形型から取り出し
た状態の縦断面図
【符号の説明】
1は成形型、2は下型(型)、2aはキャビティ形成
部、3は上型(型)、3aはキャビティ成形部、4はキ
ャビティ、5は加振機、6は形状保持部材、10は成形
材料、11は造形物である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両者間にキャビティを形成する一対の型
    からなる成形型と、これら一対の型のうちの少なくとも
    一方の型のキャビティ形成部に対応した形状に形成され
    ると共に、その対応したキャビティ形成部に対して着脱
    可能に装着される薄板状の形状保持部材とを備え、 前記一対の型の両キャビティ形成部間に前記形状保持部
    材を収容すると共に成形材料を収容し、 前記成形材料を前記形状保持部材を介して前記一対の型
    により加圧してキャビティ内に充填させることにより造
    形物を成形し、この後、 前記一対の型を型開きすると共に、前記造形物を前記形
    状保持部材ごと成形型から取り出し、 その造形物を前記形状保持部材に保持させた状態で固化
    させるようにしたことを特徴とする造形物の製造方法。
  2. 【請求項2】 成形材料は、水分を蒸発させることに基
    づき固化するものであることを特徴とする請求項1記載
    の造形物の製造方法。
  3. 【請求項3】 成形材料は、加熱することに基づき固化
    するものであることを特徴とする請求項1記載の造形物
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 成形材料は、化学反応に基づき固化する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の造形物の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 両者間にキャビティを形成する一対の型
    からなる成形型を備え、この成形型のキャビティ内に成
    形材料を収容し、その成形材料を前記一対の型により加
    圧して前記キャビティ内に充填させることにより造形物
    を成形し、この成形後、前記造形物を固化させることに
    より造形物を製造するようにした製造装置において、 前記一対の型のうちの少なくとも一方の型のキャビティ
    形成部に対応した形状に形成され、前記造形物の加圧成
    形時に、対応したキャビティ形成部に装着され、成形後
    に、成形された造形物を保持した状態で成形型から取り
    出すことが可能な薄板状の形状保持部材を備えたことを
    特徴とする造形物の製造装置。
JP28651496A 1996-10-29 1996-10-29 造形物の製造方法及びその製造装置 Withdrawn JPH10128780A (ja)

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