JPH10100738A - 自動追従車および自動追従システム - Google Patents

自動追従車および自動追従システム

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JPH10100738A
JPH10100738A JP8259124A JP25912496A JPH10100738A JP H10100738 A JPH10100738 A JP H10100738A JP 8259124 A JP8259124 A JP 8259124A JP 25912496 A JP25912496 A JP 25912496A JP H10100738 A JPH10100738 A JP H10100738A
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Osamu Furukawa
修 古川
Akira Iiboshi
明 飯星
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、追従車が前走車に追従できる自
動追従システムを提供する。 【解決手段】前走車110は、GPSモジュール112
により位置を算出し、送信機118、送信アンテナ11
9を介して後方の追従車130に送信する。追従車13
0は、時刻をアドレスとする前走車110の走行軌跡を
作成し、その走行軌跡に基づいて自車の速度および操舵
角度を決定し、目標車間距離を保持しながら走行軌跡を
なぞるように走行制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、搭乗者
が運転する前走車に対して、一定車間距離を保持して追
走する自動追従車および自動追従システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動運転車(自動操縦により
運転される自動車であり、自動操縦車または自走車とも
いう。)では、道路の区分線をビデオカメラで認識した
り、道路に埋め込まれた磁気マーカをセンシングして、
自車のステアリング制御を行い道路に沿って走行するこ
とが考えられている。
【0003】この場合において、前走車が存在するとき
に、追従車(後続車)は、レーダ等を用いて前走車との
車間距離(車々間距離ともいう。)を測定し、前記ステ
アリング制御とは独立の車間距離制御を行う構成となっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビデオカメ
ラを使用して走行路を認識し、ステアリング制御を行う
自動運転車は、ビデオカメラの出力信号の処理構成が複
雑になり、これを高速で実行する必要があるので、現在
のところ、コストが高いという問題がある。
【0005】また、磁気マーカをセンシングしてステア
リング制御を行う自動運転では、磁気マーカが敷設され
た道路等の、いわゆるインフラストラクチャーが整備さ
れていることが必須の条件となり、現在のところ、その
インフラストラクチャーの整備のために時間およびコス
トがかかるという問題がある。
【0006】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、簡易な構成で、かつ低コストに前
走車を追従することを可能とする自動追従車および自動
追従システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動追従
車は、前走車の走行軌跡データを前記前走車から受信す
る受信機と、受信された走行軌跡データに基づいて自車
の車速およびステアリング角の計画を作成する制御計画
作成手段と、作成された計画により自車の車速およびス
テアリング角を制御するアクチュエータとを有すること
を特徴とする。
【0008】この発明によれば、受信機と制御計画作成
手段とアクチュエータとを有する簡易な構成で前走車を
追従して走行することができる。
【0009】また、この発明に係る自動追従システム
は、2次元位置算出手段により自車の2次元位置データ
を算出し、算出した2次元位置データを送信機により後
方追従車に送信する前走車と、送信された2次元位置デ
ータを受信機により受信し、受信した2次元位置データ
に基づき、この2次元位置データが示す2次元位置に、
自車の位置を進めるように自動運転制御する追従車とを
備えることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、結果として、追従車
が、前走車から受信した2次元位置の軌跡をなぞるよう
に自動運転制御することで、追従車の追従制御が可能と
なる。
【0011】2次元位置算出手段としては、GPS受信
機を利用することができる。また、追従車にもGPS受
信機を搭載し、同時刻における両者の位置が一定距離と
なるように追従車の車速を制御することで、前走車と追
従車間の車間距離を一定に保持しながら追従運転をする
ことができる。なお、車間距離は、追従車に、例えば、
レーザレーダを搭載することにより求めることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れた自動追従システム100の概略的な構成を示してい
る。この自動追従システム100は、図示しない高速道
路等の走行路上を矢印A方向(走行方向Aともいう。)
に走行する前走車(先導車)110と、これに追従して
走行する(これを追走する)追従車(追走車)130と
を備える。
【0014】前走車110は、基本的には、GPS用の
受信アンテナ111と、これに接続されるGPSモジュ
ール112と、車輪パルスセンサ114と、GPSモジ
ュール112と車輪パルスセンサ114の出力信号が供
給される制御モジュール116と、この制御モジュール
116の出力側に接続される送信機118と、この送信
機118に接続される車々間送信用の送信アンテナ11
9とを有する。
【0015】実際上、前走車110は、これらの構成要
素が、通常一般の、例えば、乗用自動車、すなわち、搭
乗者がステアリング、アクセルおよびブレーキを操作し
て運転する自動車に搭載された構成とされる。
【0016】なお、この実施の形態において、モジュー
ルとは、標準化されたユニットまたは部品であり、通
常、その中に種々の定義された機能を有する構成要素を
いい、この実施の形態において、モジュール中には、制
御・判断手段等として機能するCPUと記憶手段として
のROM、RAMが含まれる。なお、「モジュール」
は、物であり、装置ともいう。
【0017】一方、追従車130は、基本的には、通信
モジュール1と制御計画モジュール2と横方向制御モジ
ュール3と車速制御モジュール4とを有しており、制御
計画モジュール2を中心として、他のモジュール1、
3、4とデータの送受を行うように構成されている。こ
の場合、制御計画モジュール2と車速制御モジュール4
とは、前走車追従制御手段を構成する。
【0018】通信モジュール1には、車々間受信用の受
信アンテナ140の出力が供給される。
【0019】制御計画モジュール2には、ヨーレートセ
ンサ5の出力と、GPS用のアンテナ141の出力がG
PSモジュール6を経由した出力と、車輪パルスセンサ
8の出力と、自動運転(自動走行)用のスタートスイッ
チ12の出力とが供給される。制御計画モジュール2
は、音声出力装置17および表示装置18に出力を供給
する。
【0020】横方向制御モジュール3には、ヨーレート
センサ5の出力が供給される。横方向制御モジュール3
は、ステアリング操作伝達系に設けられたEPS(El
ectric Power Steering;電子式
パワーステアリング)装置であるアクチュエータ(EP
Sともいう。)14に出力を供給する。
【0021】車速制御モジュール4には、車輪パルスセ
ンサ8、前後加速度センサ9、レーザレーダ10、ブレ
ーキペダルスイッチ13の各出力が供給される。車速制
御モジュール4は、スロットル系に設けられたスロット
ルCBW(Controlled By Wire)で
あるアクチュエータ(スロットルCBWともいう。)1
5とブレーキ系に設けられたブースト圧制御ブレーキで
あるアクチュエータ(ブレーキ圧制御ブレーキともい
う。)16に出力を供給する。なお、スロットルCBW
15およびブレーキ圧制御ブレーキ16も、EPS14
と同様に電子式制御である。
【0022】この実施の形態の自動追従システム100
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
に、追従車130による前走車110の自動追従動作に
ついて説明する。
【0023】なお、自動追従動作には、主に、前走車に
対する追従車の車速制御動作とステアリング(操舵)制
御動作の2つの動作が含まれるので、この自動追従動作
の説明は、以下の順序で行う。 A.追従車130の車速制御処理 B.追従車130のステアリング(操舵)制御処理 まず、A.追従車130の車速制御処理について図2に
示すフローチャートを参照しながら説明する。制御の主
体は、いずれかのモジュール1〜4である。なお、この
車速制御処理は、特願平7−283973号明細書に記
載された技術と同等の処理である。
【0024】制御計画モジュール2は、自動走行用のス
タートスイッチ12がオン状態になっていることを確認
して、自動追従走行のための情報の作成を開始する(ス
テップS1)。
【0025】次に、ブレーキペダルスイッチ13がオフ
状態になっているかどうかを確認し(ステップS2)、
オン状態になっているとき、すなわち、ブレーキが人為
的にかけられているときには、次のステップS3以降の
車速制御処理は行わない。
【0026】ステップS1およびステップS2の条件が
共に成立したとき、詳しく説明すれば、スタートスイッ
チ12がオン状態であって、ブレーキペダルスイッチ1
3がオフ状態となっているときに、ステップS3の処理
を行う。このステップS3の処理は、現時点での自車1
30(この場合、追従車130である。)の位置(現在
位置座標ともいう。)Xa、自車の速度(車速)Va、
および自車の加速度Aaの各々の算出処理である。
【0027】自車位置Xaは、2次元位置(2次元座標
位置)算出手段としても機能するGPSモジュール6を
利用して得られる。GPSモジュール6は、公知のよう
に、複数のGPS衛星から送出される電波を受信アンテ
ナ141により受信し、自車の3次元位置データ(緯度
データ、経度データ、および高度データ)を算出する機
能を有し、このうち、高度データを除いた緯度経度の2
次元位置データ(2次元位置座標データ)がGPSモジ
ュール6から制御計画モジュール2に供給される。
【0028】この2次元位置データが自車位置Xaその
ものである。自車速度Vaは、この自車位置Xaの単位
時間当たりの変化量であるので、前回得た2次元位置デ
ータと今回得た2次元位置データの位置差をそのデータ
を得たときの時間差で割った値、すなわち、自車位置X
aを時間微分することにより得られ、さらに、自車の加
速度Aaは、自車速度Vaを時間微分することにより得
られる。なお、自車速度Vaは、車輪の1回転で1個の
パルスを出力する車輪パルスセンサ8の出力からも得ら
れる。
【0029】次に、一定時間(T秒とする。)経過後の
自車位置Xatと自車速度Vatを予測する(ステップ
S4)。この一定時間Tを、1〜2秒程度に選択するこ
とにより、追従車130は前走車110を滑らかに追走
できることが実験により確認されており、ここでは、T
=1.5秒に選択している。
【0030】T秒後の自車位置Xatおよび自車速度V
atは、現在の自車位置Xaと自車速度Vaおよび自車
の加速度Aaから、次の(1)式および(2)式で算出
できることが容易に理解される。
【0031】 Xat=Xa+Va・T+(1/2)Aa・T2 …(1) Vat=Va+Aa・T …(2) なお、GPSモジュール6による位置の受信時刻をアド
レスとして、これら自車位置Xa、Xat、自車速度V
a、Vat、自車加速度Aaは、制御計画モジュール2
中のRAMにセットで記憶される。
【0032】次に、前走車110から前走車110の位
置情報を受信する(ステップS5)。前走車110は、
追従車130と同様にGPSモジュール112を備えて
いるので、前走車110の現在位置を把握しており、そ
の前走車110の現在位置情報(2次元位置データ、2
次元位置座標)が現在位置の受信時刻とともに制御モジ
ュール116と送信機118を介し送信アンテナ119
を通じて電波として送信され、この電波が追従車130
の受信アンテナ140により受信され、受信機を有する
通信モジュール1により前走車110の現在位置(前走
車位置)Xbを知ることができる。なお、この実施の形
態では、前走車110から車輪パルスセンサ114の出
力信号も合わせて送信し、それを受信するようにもして
いる。
【0033】制御計画モジュール2は、受信した前走車
位置Xbを微分して前走車速度Vbを求め、さらに微分
して前走車加速度Abを求める(ステップS6)。
【0034】次いで、T秒後の前走車110に係る前走
車位置Xbtおよび前走車速度Vbtを上述の(1)式
および(2)式に対応する次の(3)式および(4)式
により求める。
【0035】 Xbt=Xb+Vb・T+(1/2)Ab・T2 …(3) Vbt=Vb+Ab・T …(4) この場合においても、GPSモジュール112による位
置の受信時刻をアドレスとして、これら前走車位置X
b、Xbt、前走車速度Vb、Vbt、前走車加速度A
bが、制御計画モジュール2中のRAMにセットで記憶
される。なお、RAMに記憶された前走車位置Xbのデ
ータ列は、前走車110の走行軌跡データXc(後に図
示して説明する。)を意味する。
【0036】車速制御モジュール4は、(1)式〜
(4)式で算出されたT秒後の自車位置Xat、T秒後
の自車速度Vat、T秒後の前走車位置XbおよびT秒
後の前走車速度Vbtに基づいて、スロットルCBW1
5を制御して、自車(追従車)130の速度を上げるべ
きか、それともブースト圧制御ブレーキ16を制御し
て、自車130の速度を下げるべきかを決定するための
指示加速度Apを算出する(ステップS8)。
【0037】図3は、指示加速度Apを算出するための
サブルーチンの詳細なフローチャートを示している。そ
こで先ず、T秒後の前走車110と自車130との間の
予測位置差Dp(Dp=Xbt−Xat)、すなわち、
計算上の車間距離を求める(ステップS8a)。
【0038】次に、この予測位置差(予測車間距離とも
いう)Dpと目標車間距離Lとの差Lp(Lp=Dp−
L)を求める(ステップS8b)。
【0039】この差Lpに位置ゲイン定数Kpをかけ
て、Lp・Kpを求める(ステップS8c)。
【0040】同様に、T秒後の予測前走車110と自車
130との間の予測速度差Dv(Dv=Vbt−Va
t)を求める(ステップSS8d)。
【0041】求めたT秒後の速度差Dvに速度ゲイン定
数Kvをかけて、Dv・Kvを求める(ステップS8
e)。
【0042】ステップS8cとステップS8eの結果を
合成して、指示加速度Apを求める(ステップS8
f)。指示加速度Apは、次の(5)式で求めることが
できる。
【0043】 Ap=Lp・Kp+Dv・Kv … (5) 次に、図2に示したメインルーチンにもどり、求めた指
示加速度Apがゼロ値(Ap=0)であるかどうかを判
定する(ステップS9)。
【0044】Ap=0である場合には、現在のスロット
ル開度とブレーキ圧で走行を続けてよいので、何も処理
をしないでステップS1に戻る。
【0045】Ap≠0である場合には、その指示加速度
Apをスロットル開度量に変換して前回のスロットル開
度量に加算する積分処理を行い(ステップS10)、そ
の積分結果の値によりスロットルCBW15を制御して
車速を上げたり下げたりする処理を行う。
【0046】一方、指示加速度Apは、ブレーキ制御処
理にも並列的に入力される。その指示加速度Apをブレ
ーキ圧に変換して前回のブレーキ圧に加算する積分処理
を行い(ステップS12)、その積分結果の値によりブ
ースト圧制御ブレーキ16を制御してブレーキをかけた
り、ブレーキをリリースしたりする(ステップS1
3)。
【0047】なお、スロットルCBW15の制御および
ブースト圧制御のため、通常は、制御パルスのデューテ
ィが計算される。
【0048】また、いずれの制御においても、積分処理
(積分手段)を利用して制御しているのは、データの欠
落等による指示加速度Apの急変を予め回避するためで
ある。換言すれば、速度変化を緩やかにして滑らかに前
走車110の追従制御を行うためである。
【0049】なお、ステップS10、S11の処理とス
テップS12、S13の処理は、処理速度向上のために
並列処理で行うと好適である。
【0050】上述の車速制御処理を行うことにより、追
従車130は、前走車110に対して、ほぼ目標車間距
離(通常、一定の車間距離)Lを保持して円滑に走行す
ることができる。
【0051】この場合、追従車130の速度は、車輪パ
ルスセンサ8により得られる位置情報を基に計算しても
よく、また、追従車130の加速度は、前後加速度セン
サ9を使用して得ることも可能であり、随時確認するこ
とも可能である。さらに、目標車間距離Lは、レーザレ
ーダ10を利用して随時確認することもできる。
【0052】なお、制御計画モジュール2の制御によ
り、デフォルト条件に応じて、または搭乗者の指示に応
じて、自車130の速度、前走車110の速度、自車1
30と前走車110の速度差、実際の車間距離、目標車
間距離、実際の車間距離と目標車間距離との差等の中、
必要なものを音声出力装置17を介してスピーカから出
力することが可能であり、さらに、表示装置18の地図
上に自車130と前走車110の位置を表示することも
できる。
【0053】以上の説明が、A.追従車130の車速制
御処理の説明であり、次に、B.追従車130のステア
リング(操舵)制御処理について、図4に示すフローチ
ャートおよび図5に示す動作説明図に基づいて説明す
る。
【0054】図5において、符号Xaは追従車130の
上述した現在位置座標(以下、座標は、発明の理解を容
易にするため、地点ともいう。)、符号Xbは上述した
前走車110の現在位置座標、符号Xb-1はその単位時
間前(前回GPS測定時)の前走車110の位置座標、
符号Xb-nは、n回前(GPS測定回数)に測定した前
走車110の位置座標、符号Xcは前走車110の位置
座標列Xb-nを補間処理して得られる前走車110の前
記走行軌跡データ(走行軌跡列または前走車走行ルート
ともいう。)、符号Xdは現在位置座標Xaから走行軌
跡Xcに向けた垂線をおろした地点、符号Xdtは垂線
地点Xdから現在の自車速度VaでT秒走行したときの
予測位置、符号RnはT秒後の走行位置Xdtにおける
走行軌跡Xcの曲率半径である。以下に説明するよう
に、各種装置から得られた、または計算されたこれらの
値が制御計画モジュール2から横方向制御モジュール3
に供給される。
【0055】そこで、まず、横方向(操舵)制御モジュ
ール3は、前走車110の走行軌跡Xcを制御計画モジ
ュール2から受け取り記憶する(ステップS21)。
【0056】次に、制御計画モジュール2から現在位置
座標Xaを受け取り、記憶している走行軌跡Xcに対し
て垂線をおろし、前走車110の走行ルートXcからの
横変位誤差εyを計算する(ステップS22)。
【0057】次に、自車130の進行方向Qと垂線をお
ろした地点(位置)Xdでの前走車走行ルートXcの接
線方向との角度差を求めて角度誤差εθを計算する(ス
テップS23)。なお、自車130の進行方向は、例え
ば、ヨーレートセンサ5の出力信号であるヨーレート
(ヨー角の時間変化値)の時間積分処理により計算する
ことができる。
【0058】また、自走位置の現在位置座標と前回自走
位置座標とを結んだ方向としても求めることができる。
【0059】次に、現在の走行位置XaよりT秒後に通
過すべき地点Xdtにおける走行ルートXcの曲率1/
Rn(Rnは曲率半径)を求める(ステップS24)。
この場合、曲率1/Rnは、現在位置Xaから垂線をお
ろした地点Xdから追従車130が現在の車速VaでT
秒走行したときの位置Xdt(Xdt=Xd+Va×
T)を求め、求めた位置Xdtの前後の走行軌跡データ
Xcから曲率1/Rnを求めることができる。
【0060】次に、(5)式により(指示)ステアリン
グ角(操舵角)δを求める(ステップS25)。
【0061】 δ=F1 (Va,1/Rn)×εy+F2 (Va,1/Rn)×εθ …(5) (5)式において、フィードバック関数(フィードバッ
ク係数)F1 、F2 は、現在の車速Vaと曲率1/Rn
によって変化する関数であり、種々の例を実験により求
め、ルックアップテーブルまたは関数式として横方向制
御モジュール3に格納しておく。
【0062】たとえば、ステアリング角δの関数式の例
として、次の(6)式が実験的に得られている。
【0063】 δ= {(K1 /Va)×(1+K2 /Rn)}εy +{(K3 /Va)×(1+K4 /Rn)}εθ …(6) ただし、定数K1 〜K4 は、個々の車両の仕様・特性に
よって定められており、例えば、実験的に求めることが
できる。また、実験に基づくシミュレーションにより求
めることも可能である。
【0064】この指示ステアリング角δに基づきEPS
14の駆動信号を作成し、制御を行う(ステップS2
6)。
【0065】このように上述の実施の形態によれば、前
走車110は、自車(前走車)110の位置データをG
PSモジュール112により得、これを時々刻々送信機
118により送信アンテナ119で追従車130に電波
により送信する。追従車130は、この位置データを基
に、前走車110のGPSモジュール112での衛星電
波受信時刻をアドレスとする走行軌跡データXcを作成
し、この走行軌跡データXcと、追従車130の自車情
報(現時点での自車の進行方向Q、自車位置Xa、自車
速度Va)とに基づいて、設定すべき自車の速度と操舵
角を制御する。このようにきわめて簡易な構成により、
追従車130は、前走車110の走行軌跡に沿って、例
えば、一定車間距離で追従して走行することができる。
【0066】この実施の形態では、前走車110を捕捉
するためのビデオカメラが不要となり、したがって、き
わめて高速処理が必要とされるビデオデータの処理系が
不要となる。また、前走車110および追従車130の
現在位置を検出するためのインフラストラクチャーとし
ての磁気マーカが敷設された道路も不要となる。
【0067】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信機により受信した前走車の走行軌跡データに基
づいて自車、すなわち追従車の自動追従走行が可能とな
るので、きわめて簡単な構成でかつローコストに自動追
従車を製作することができるという効果が達成される。
【0069】この場合、前走車が自動運転車ではなく、
人間が運転する従来の自動車であっても、この発明を適
用することができる。
【0070】さらに、この発明では、ビデオカメラやイ
ンフラストラクチャーとしての磁気マーカが敷設された
道路は不要であり、自動追従システムの構成がきわめて
簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1例の車速制御処理の説明に供されるメイン
ルーチンのフローチャートである。
【図3】図2のフローチャート中、指示加速度算出処理
に係るサブルーチンのフローチャートである。
【図4】図1例の操舵制御処理の説明に供されるフロー
チャートである。
【図5】図1例の操舵制御処理の説明に供される線図で
ある。
【符号の説明】
1…通信モジュール 2…制御計画モジ
ュール 3…横方向制御モジュール 4…車速制御モジ
ュール 6、112…GPSモジュール 100…自動追従
システム 110…前走車 118…送信機 130…追従車 A…走行方向 Xa…追従車現在位置 Xb…前走車現在
位置 Xc…前走車走行軌跡 Xd…垂線をおろ
した位置 Xdt…T秒後位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 101:00 103:00 137:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前走車の走行軌跡データを前記前走車から
    受信する受信機と、 受信された走行軌跡データに基づいて自車の車速および
    ステアリング角の計画を作成する制御計画作成手段と、 作成された計画により自車の車速およびステアリング角
    を制御するアクチュエータとを有することを特徴とする
    自動追従車。
  2. 【請求項2】2次元位置算出手段により自車の2次元位
    置データを算出し、算出した2次元位置データを送信機
    により後方追従車に送信する前走車と、 送信された2次元位置データを受信機により受信し、受
    信した2次元位置データに基づき、この2次元位置デー
    タが示す2次元位置に、自車の位置を進めるように自動
    運転制御する追従車とを備えることを特徴とする自動追
    従システム。
  3. 【請求項3】前走車とこれに追従して走行する追従車と
    を備え、 前記前走車には、自車の2次元位置を算出する2次元位
    置算出手段と送信機が搭載され、 前記追従車には、自車の2次元位置を算出する2次元位
    置算出手段と受信機と追従走行制御手段とが搭載され、 前記前走車は、自車の前記2次元位置算出手段により算
    出した自車の2次元位置データを前記送信機により前記
    追従車に送信し、 前記追従車は、前記追従走行制御手段が、前記2次元位
    置算出手段により算出された自車の2次元位置データ
    と、前記前走車から送信され前記受信機により受信した
    前走車2次元位置データとに基づき、一定の車間距離を
    保持しながら、前記前走車から受信した2次元位置デー
    タが示す2次元位置に、自車の位置を進めるように自動
    運転制御することを特徴とする自動追従システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の自動追従システム
    において、 前記2次元位置算出手段は、GPS受信機を含む手段で
    あることを特徴とする自動追従システム。
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