JPH10101435A - 多結晶型立方晶窒化ホウ素の製造方法 - Google Patents

多結晶型立方晶窒化ホウ素の製造方法

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JPH10101435A
JPH10101435A JP8262029A JP26202996A JPH10101435A JP H10101435 A JPH10101435 A JP H10101435A JP 8262029 A JP8262029 A JP 8262029A JP 26202996 A JP26202996 A JP 26202996A JP H10101435 A JPH10101435 A JP H10101435A
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cbn
pressure
plate
reaction chamber
boron nitride
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JP8262029A
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English (en)
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Kazuyuki Hiruta
和幸 蛭田
Taro Inada
太郎 稲田
Masaharu Suzuki
正治 鈴木
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度かつ高靱性の多結晶型立方晶窒化ホウ
素を多量かつ安定に製造すること。 【解決手段】 一対のアンビル体(2)の間に、ガスケ
ット(11)、(12)を介してシリンダ体(1)を配
置して中央空間部を形成させ、その中央空間部のアンビ
ル体側には電極板(6)、増圧板(5)及び金属板
(3)を順次設置するとともに、シリンダ体側には圧力
媒体(7)を設置して反応室を形成させ、そのような高
温高圧発生装置の上記反応室にcBN原料(10)の充
填された黒鉛円筒(8)を装填し、cBNの熱力学条件
下で保持する方法において、上記cBNの熱力学条件下
の保持途中から力量を増加させることを特徴とする多結
晶型立方晶窒化ホウ素の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近年研削工具や切
削工具に使用されている立方晶窒化ホウ素(cBN)、
なかでも靭性の高い多結晶型cBNの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、cBNは低圧相BNである六方晶
BN(hBN)等を各種金属元素の窒化物、ホウ化物、
ホウ窒化物等を触媒とし、cBNの熱力学的安定条件
下、例えば5〜6GPa、温度1400℃〜1600℃
で保持する触媒法、または触媒を使用せずに上記条件よ
り高圧高温下で保持する直接転換法によって合成されて
きた。特に後者においては、そのhBN原料として高配
向なhBNである熱分解BN(P−BN)を使用するこ
とにより、従来より低い圧力・温度、例えば7GPa以
上、1800℃以上程度でcBNが合成できること、ま
た得られるcBNは微細粒子からなる多結晶体であり、
機械特性に優れたものであることが知られており、より
高性能な工具材料としての利用が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな多結晶型cBNを合成するに際しては、その初期圧
力として所定の圧力を発生させても、hBNからcBN
への転換に伴う体積収縮に起因する圧力低下によって転
換が止まってしまい、より多量にcBNを合成すること
ができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決し、高性能な多結晶型cBNを多量に製造する
ことを目的に鋭意検討を重ねた結果、cBNへの転換時
に発生する圧力低下の問題に対し、加熱中に適宜力量を
増加させることにより、圧力を一定以上に維持すること
によって多量にcBNが製造できることを見い出し、本
発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は以下を要旨とするもの
である。
【0006】〔請求項1〕一対のアンビル体(2)の間
に、ガスケット(11)、(12)を介してシリンダ体
(1)を配置して中央空間部を形成させ、その中央空間
部のアンビル体側には電極板(6)、増圧板(5)及び
金属板(3)を順次設置するとともに、シリンダ体側に
は圧力媒体(7)を設置して反応室を形成させ、そのよ
うな高温高圧発生装置の上記反応室にcBN原料(1
0)の充填された黒鉛円筒(8)を装填し、cBNの熱
力学条件下で保持する方法において、上記cBNの熱力
学条件下の保持途中から力量を増加させることを特徴と
する多結晶型立方晶窒化ホウ素の製造方法。
【0007】〔請求項2〕高温高圧発生装置がフラット
ベルト型であることを特徴とする請求項1記載の方法。 〔請求項3〕cBN原料(10)が熱分解窒化ホウ素板
であることを特徴とする請求項1記載の方法。
【0008】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0009】本発明で使用される高温高圧発生装置の基
本構成は、フラットベルト型(例えば特公昭59−55
47号公報)とガ−ドル型(例えば特開昭61−215
293号公報)のいずれであってもよいが、フラットベ
ルト型が好ましい。
【0010】図1にフラットベルト型高温高圧発生装置
を使用したcBN合成装置の概略断面図の一例を示し
た。図1は、一対のアンビル体2の間にガスケット1
1、12を介してシリンダ体1を配置することによって
中央空間部を形成させ、その中央空間部のアンビル体側
には電極板6、増圧板5及び金属板3を順次設置すると
ともに、シリンダ体側には圧力媒体7を設置して反応室
を形成させ、その反応室にはcBN原料10の充填され
た黒鉛円筒8が装填されていることを表している。な
お、4は通電用金属リング、9は食塩封止リング、13
は黒鉛製蓋であり、φ1は反応室の外径、φ2は圧力媒
体の外径、φ3はシリンダ体の内径、φ4はガスケット
11の外径であり、またH1は反応室の高さであり、黒
鉛円筒の高さと蓋の厚みの和で表される。H2はH1と
2枚の電極板、2枚の増圧板及び2枚の金属板の厚みの
総和、H3はガスケット11とガスケット12との接触
部の高さである。高温高圧発生装置の圧力発生は、一対
のアンビル体に荷重をかけることによって行われ、加熱
は、一対のアンビル体より通電用金属リング、電極板を
経て黒鉛円筒(ヒ−タ−)に交流を印加して行われる。
【0011】本発明の特徴は、従来法で多結晶型cBN
を直接転換法で多量に合成できなかった原因を究明した
点にある。すなわち、従来、一般的にcBNを合成する
際には、高温高圧発生装置に一定の力量をかけ、これを
保持しつつ加熱を行う方法が採用されているが、この方
法ではhBNからcBNへの体積収縮により、初期に反
応室にかかっていた力量が減少して反応室の圧力が低下
してしまい、転換に必要な圧力を下回ってしまうため転
換が止まり、合成量が伸びないことを突き止めたのであ
る。
【0012】このような状況下のもと、本発明者らは、
cBNの合成量を増加する手段について種々検討した結
果、初期力量をあげ発生圧力を高めることは有効な手段
であるが、この方法では、合成量がある程度増加し得て
もある時点で圧力低下が起こり、転換できる圧力を下回
ってしまうという根本的な問題を解決することはできな
いことがわかった。
【0013】そこで、さらに検討を重ねた結果、圧力低
下に見合った補圧をcBNの熱力学的安定条件下の保持
途中から行い、転換できる圧力レベルを維持することが
有効であることを見い出すに至った。この補圧は、反応
室にかかる力量を加熱合成中に一定にするか、もしくは
大きくするものであり、実際には高温高圧発生装置で使
用している使用力量を加熱中に増加させることにより達
成するものである。力量をどの程度増加させるかは、目
的とするcBN合成量にもとづき任意に選択することが
できるが、本発明者らの検討結果では、反応室高さが同
一の場合、反応室径が大きい場合ほど力量を大きく増加
させねば、原料仕込み量に対するcBNの合成量が伸び
ないことを見い出している。
【0014】本発明で使用されるcBN原料はhBNで
あり、好ましくは熱分解窒化ホウ素(P−BN)板であ
る。特にP−BN板においては、その密度が2.05g
/cm3 以上のものを使用すると圧力発生がしやすく好
適である。
【0015】なお、本発明における合成量をP−BN板
を使用した場合を例にとって説明すると次の通りとな
る。黒鉛円筒からなる反応室には、直径が反応室内径と
同じP−BN円板が数枚から数十枚の単位で密に充填さ
れる。この反応室に高温高圧をかけ合成を行い合成終了
後に試料を回収する。回収された試料は原料P−BN円
板と類似した円板状の形態を有しており、各々の円板に
ついてはcBNへの転換度合いをみるためX線回折測定
が行われる。このとき、hBN002面の回折強度IhB
N(002)及びcBN111面の回折強度IcBN(111)をもと
に、IcBN(111)×100/〔IcBN(111)+IhBN(002)〕
で定義される量を転換率とよび、ある転換率以上を合格
とした場合、この基準値以上の転換率を有する円板の総
重量が合成量に当たる。
【0016】本発明では、反応室、その他の高温高圧発
生装置の構成部材の寸法や材質には制約されないが、以
下に好適例を紹介する。
【0017】まず、反応室の高さH1は、シリンダ体の
内径φ3に対する比(H1/φ3)が0.48以上、
0.68以下とすることが圧力発生及び圧力封止の点か
ら好ましい。例えばφ3が50mmであれば、24mm
以上、34mm以下となる。なお、この値は黒鉛製蓋1
3の厚みも含んでおり、通常、蓋の厚みはφ3に対し3
%程度とするのがよい。
【0018】また、反応室の外径φ1は、シリンダ体の
内径φ3に対する比(φ1/φ3)が0.68以下とす
ることが加熱安定性の点から好適である。また、この黒
鉛円筒からなる反応室の黒鉛部の厚みは、シリンダ体の
内径φ3に対し2〜4%程度とするのがよく、例えばφ
3が50mmの場合、1mm〜2mm程度の肉厚とする
のがよい。
【0019】圧力媒体7については、その外径φ2が、
アンビル先端の直径と同一とするのがよい。また、組成
としては通常食塩が使用されるが、断熱性向上の意味か
らジルコニア粉末を添加するのがよく、その含有割合は
5〜30重量%とするのが好ましい。5重量%未満では
断熱性向上の効果が小さく、また30重量%を越えると
成形が困難となるとともに、圧力媒体自体の弾性率も増
加するため、反応室に所定の圧力を発生させることが困
難となる。
【0020】また、圧力媒体は相対密度が92%以上、
好ましくは96%以上とすることがよい。これによっ
て、黒鉛円筒からなる反応室の支持効果を高めることが
でき、黒鉛円筒の割れ等の防止効果が増大する。
【0021】さらに、本発明では圧力媒体が流動するの
を効率よく抑制するため、圧力媒体が電極板6と接触す
る上下面の外周部に、外径が圧力媒体の外径φ2と同じ
で、高さが0.14×φ3以下で、肉厚が後述する通電
用金属リング4よりも厚い、食塩封止リング9と呼ばれ
る金属製リングを装着することもできる。
【0022】次に、本発明で使用される増圧板5として
は、高弾性率かつ低熱伝導性の材料が好ましく、通常は
ジルコニアセラミックスが使用される。ジルコニアセラ
ミックスは、一般的に立方晶及び/又は正方晶と単斜晶
からなる相を有しているが、このなかでも単斜晶量の少
ないものを使用することが好ましい。なお、増圧板に
は、通電ができるようにその外周部に通電用金属リング
4が装着される。この通電用金属リングとしては、外径
が圧力媒体の外径φ2と同じで、肉厚が食塩封止リング
9よりも小さく、高さが増圧板と同じものが使用され
る。
【0023】通常、電極板6としてはモリブデン製電極
板、金属板3としてはステンレス製、モリブデン製、タ
ングステン製の金属板、特にステンレス製金属板が使用
され、また、ガスケット11としてはパイロフィライト
ガスケットが、ガスケット12としては紙ガスケットが
使用される。合成に際しては、使用力量や反応室の寸法
等により発生圧力が変わるが、本発明では紙ガスケット
枚数の変更により発生圧力を調整することができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例、比較例をあげてさらに具体的
に本発明を説明する。
【0025】〔実施例1〕シリンダ体の内径が50m
m、アンビル体先端部の直径が42mmのフラット型高
温高圧発生装置の中央空間部及びその周辺部に、図1に
従い以下の部材を配置した。
【0026】(1)黒鉛円筒8からなる反応室の外径
(φ1)を28mm、肉厚を1.5mm、蓋13の厚み
を1.5mmとし、反応室の高さ(H1)を30mmと
した。 (2)cBN原料10として、密度2.10g/cm3
のP−BN円板20枚を上記反応室に密に充填した。充
填されたP−BN円板の総重量は、27.8gであっ
た。 (3)圧力媒体7は、10重量%ジルコニア粉含有の食
塩であり、その相対密度を96%とした。 (4)ガスケット11をパイロフィライトガスケットと
し、その外径(φ4)を80mm、ガスケット11とガ
スケット12(紙ガスケット)との接触部の高さ(H
3)を14.5mmとした。 (5)増圧板5は、ジルコニアセラミックスとした。 (6)電極板6は、モリブデン製電極板、金属板3は、
ステンレス板(SUS板)であり、いずれもその径は4
2mmとし、また厚みはそれぞれ0.2mm及び0.8
mmとした。 (7)通電用金属リング4は、外径42mm、肉厚1m
m、高さ11.4mmとし、食塩封止リング9は、外径
42mm、肉厚1.4mm、高さ6mmとした。 (8)ガスケット12を紙ガスケットとし、その外径2
00mm、内径81mm、厚み0.45mmであるもの
を28枚重ねた。
【0027】以上のようにして構成された高温高圧発生
装置の発生圧力を測定するため、反応室中心部にAgペ
レットを投入し、熱電対の先端をこのAgペレットに接
触させ、圧力媒体、パイロフィライトガスケット及び紙
ガスケットを通して、外部に熱電対を引き出した。この
装置に3000トンの力量をかけ、これを保持しながら
加熱を行い、Agの溶融温度から発生圧力を調べたとこ
ろ、7.6GPaであった。
【0028】次に、上記で構成された高温高圧発生装置
を用い、以下の条件でcBNの合成を行った。すなわ
ち、初めに力量3000トンまで徐々にかけていき、こ
の力量に到達した時点で、これを保持しつつ加熱を開始
し、2100℃まで昇温した。加熱保持温度2100℃
に到達した時点で力量の増加を開始し、20分間で35
00トンまで力量を増加させ、この力量を保持しながら
さらに20分加熱を行った。この後、加熱を止め徐々に
力量を下げ大気圧まで戻し、試料を回収した。
【0029】回収した試料は、黒色の円板状の板であ
り、各々の板について、その表面をX線回折法により測
定し、上式によりcBNへの転換率(%)を算出したと
ころ、97%以上に転換したP−BN板の総重量は2
2.8gであり、これは原料仕込み量に対し82%とな
った。
【0030】〔実施例2〕反応室の外径(φ1)を3
1.4mmとし、黒鉛円筒の肉厚を1.2mmとしたこ
と、この径にあったP−BN板を密に充填し、紙ガスケ
ット枚数を26枚としたこと以外はすべて実施例1と同
様な部材配置とした。この構成で力量2550トン下で
の発生圧力を実施例1と同様な手法にて測定したとこ
ろ、7.3GPaであった。
【0031】次に、この高温高圧発生装置を用いてcB
Nの合成を行った。すなわち、2550トンまで力量を
徐々にかけていき、この力量に到達した時点で、これを
保持しつつ加熱を開始し、2100℃まで昇温した。加
熱保持温度2100℃に到達した時点で力量をあげはじ
め、20分間で4000トンまで力量を増加させ、この
力量を保持しながら、さらに20分加熱を行った。この
後、加熱を止め徐々に力量を下げ大気圧まで戻し、試料
を回収した。回収試料について、97%以上に転換した
P−BN円板の総重量は、原料仕込量に対し80%であ
った。
【0032】〔実施例3〕シリンダ体の内径が40m
m、アンビル体先端部の直径が33.6mmのフラット
型高温高圧発生装置の中央空間部及びその周辺部に、図
1に従い以下の部材を配置した。
【0033】(イ)黒鉛円筒8からなる反応室の外径
(φ1)を22.4mm、肉厚を1.2mm、蓋の厚み
を1.5mm、反応室の高さ(H1)を24mmとし
た。 (ロ)cBN原料10として、密度2.08g/cm3
のP−BN円板20枚を上記反応室に密に充填した。充
填されたP−BN円板の総重量は、13.7gであっ
た。 (ハ)圧力媒体7は、10重量%ジルコニア粉含有の食
塩であり、その相対密度を96%とした。 (ニ)ガスケット11をパイロフィライトガスケットと
し、その外径(φ4)を64mm、ガスケット11とガ
スケット12(紙ガスケット)との接触部の高さ(H
3)を11.6mmとした。 (ホ)増圧板5は、ジルコニアセラミックスとした。 (ヘ)電極板6は、モリブデン製電極板、金属板3は、
ステンレス板(SUS板)であり、いずれもその径は3
3.6mmとし、また厚みはそれぞれ0.2mm及び
0.6mmとした。 (ト)通電用金属リング4は、外径33.6mm、肉厚
0.8mm、高さ9.1mmとし、食塩封止リング9
は、外径33.6mm、肉厚1.2mm、高さ5mmと
した。 (チ)ガスケット12を紙ガスケットとし、その外径1
60mm、内径65mm、厚み0.45mmであるもの
を22枚重ねた。
【0034】以上のような構成からなる高温高圧発生装
置に力量をかけ、1950トン下における発生圧力を測
定したところ、7.6GPaであった。
【0035】次に、上記で構成された高温高圧発生装置
を用い、以下の条件でcBNの合成を行った。すなわ
ち、初めに力量1950トンまで徐々にかけていき、こ
の力量に到達した時点で、これを保持しつつ加熱を開始
し、2050℃まで昇温した。加熱保持温度2050℃
に到達した時点で力量をあげはじめ、20分間で225
0トンまで力量を増加させ、この力量を保持しながら、
さらに20分加熱を行った。この後、加熱を止め徐々に
力量を下げ大気圧まで戻し、試料を回収した。回収試料
について、97%以上に転換したP−BN円板の総重量
は、原料仕込量に対し79%であった。
【0036】〔比較例1〕力量増加を行わず、力量30
00トンのまま40分加熱保持したこと以外は、実施例
1と同様にcBN合成を行った。その結果、97%以上
に転換したP−BN板の総重量は、原料仕込み量に対し
53%であった。
【0037】〔比較例2〕力量増加を行わず、力量25
50トンのまま40分加熱保持したこと以外は、実施例
2と同様にcBN合成を行った。その結果、97%以上
に転換したP−BN板の総重量は、原料仕込み量に対し
26%であった。
【0038】〔比較例3〕力量増加を行わず、力量19
50トンのまま40分加熱保持したこと以外は、実施例
3と同様にcBN合成を行った。その結果、97%以上
に転換したP−BN板の総重量は、原料仕込み量に対し
42%であった。
【0039】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、高強度かつ
高靱性の多結晶型cBNを多量かつ安定に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】cBN合成装置の概略断面図。
【符号の説明】
1 シリンダ体 2 アンビル体 3 金属板 4 通電用金属リング 5 増圧板 6 電極板 7 圧力媒体 8 黒鉛円筒 9 食塩封止リング 10 cBN原料 11 ガスケット 12 ガスケット 13 黒鉛製蓋 φ1 反応室の外径 φ2 圧力媒体の外径 φ3 シリンダ体の内径 φ4 ガスケット11の外径 H1 反応室の高さ H2 反応室の高さH1と2枚の電極板6と2枚の増圧
板5と2枚の金属板3との厚みの総和 H3 ガスケット11とガスケット12との接触部の高
さ P 使用力量 P1 アンビル先端部面積と発生圧力の積で表される力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のアンビル体(2)の間に、ガスケ
    ット(11)、(12)を介してシリンダ体(1)を配
    置して中央空間部を形成させ、その中央空間部のアンビ
    ル体側には電極板(6)、増圧板(5)及び金属板
    (3)を順次設置するとともに、シリンダ体側には圧力
    媒体(7)を設置して反応室を形成させ、そのような高
    温高圧発生装置の上記反応室にcBN原料(10)の充
    填された黒鉛円筒(8)を装填し、cBNの熱力学条件
    下で保持する方法において、上記cBNの熱力学条件下
    の保持途中から力量を増加させることを特徴とする多結
    晶型立方晶窒化ホウ素の製造方法。
  2. 【請求項2】 高温高圧発生装置がフラットベルト型で
    あることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 cBN原料(10)が熱分解窒化ホウ素
    板であることを特徴とする請求項1記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513787A (ja) * 1999-11-19 2003-04-15 デ ビアス インダストリアル ダイアモンズ (プロプライエタリイ)リミテッド 立方晶窒化ホウ素クラスター
JP2012187612A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Japan Atomic Energy Agency 高圧発生装置及び磁化測定装置

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