JPH10102857A - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

車両の盗難防止装置

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JPH10102857A
JPH10102857A JP25592496A JP25592496A JPH10102857A JP H10102857 A JPH10102857 A JP H10102857A JP 25592496 A JP25592496 A JP 25592496A JP 25592496 A JP25592496 A JP 25592496A JP H10102857 A JPH10102857 A JP H10102857A
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JP
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locking
lock
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signal
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Application number
JP25592496A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Ikeda
利文 池田
Minoru Ueda
穂 植田
Hitoshi Nakajima
仁志 中嶋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーシリンダに対するキープレートの操作に
より、およびキーレスエントリーユニットに対するリモ
コン操作により、出力されるロック用信号により施錠さ
れる施錠機構と、この施錠機構を施錠状態に拘束して、
キープレートによる解錠操作またはリモコン操作による
解錠操作以外の解錠操作を不能にする施錠拘束機構とを
備えた車両の盗難防止装置において、ロック用信号のカ
ウント処理を別個にすることなく、確実に通常の施錠状
態から施錠拘束状態に移行させる。 【解決手段】 キーシリンダスイッチにより発生された
ロック用信号の出力回数と、キーレスエントリーユニッ
トにより発生されたロック用信号の出力回数とを加算す
る加算手段を設け、この加算手段による加算値に基づい
て、施錠拘束機構を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の盗難防止装置
に関し、特に、車両のドア、トランクリッド等を閉位置
に施錠する施錠機構が、例えばキーシリンダに差し込ま
れるキープレート、あるいはキーレスエントリーユニッ
トのリモコン操作部材等の複数の施錠操作手段のいずれ
かにより施錠されるように構成され、かつ上記施錠機構
が、これら複数の施錠操作手段のいずれかによる所定の
施錠操作により施錠状態に拘束されて、キープレートに
よる解錠操作またはキーレスエントリーユニットのリモ
コン操作以外の解錠操作、例えばインナロックノブによ
る解錠操作を不能にする施錠拘束機構を備えた車両の盗
難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアもしくはトランクリッドには
キーシリンダが設けられていて、このキーシリンダに差
し込んだキープレートの操作により施錠機構が施錠ある
いは解錠されるようになっている。また、車両から離れ
た位置でのリモコン操作により上記施錠機構を施錠ある
いは解錠するキーレスエントリーユニットも知られてい
る。そして、上記施錠機構は、インナロックノブ等の操
作により車内側から解錠することが可能になっている。
【0003】ところで、ドア等が施錠状態にあっても、
窃盗者がドアガラスを割ったり、あるいはドアガラスと
ドアの隙間から金属棒等を差し込んだりすることによ
り、上記インナロックノブを不正に操作して上記施錠機
構を解錠することが可能になって、盗難被害を被ること
になる。そこで、これを防止するために、キーシリンダ
に挿入したキープレートの所定の操作により、またはキ
ーレスエントリーユニットの所定のリモコン操作によ
り、施錠機構を施錠状態に拘束して、キープレートによ
る解錠操作もしくはキーレスエントリーユニットのリモ
コン操作による解錠操作以外の解錠操作(例えばインナ
ロックノブによる解錠操作)を不能にした施錠拘束機構
を備えた車両の盗難防止装置が種々提案されている(例
えば特開平6−108728号公報参照)。
【0004】そして、キーシリンダに挿入したキープレ
ートを中立位置から施錠位置へ2回続けて操作すること
により、通常の施錠状態から施錠拘束状態に移行させる
ようにしたドアロック装置も知られている(例えば実開
平3−23573号公報参照)。
【0005】なお、本明細書においては、以後、施錠拘
束状態を「スーパーロック」と呼び、「S/L」と略称
する。また通常の施錠状態を「ノーマルロック」と呼
び、「N/L」と略称する。さらに、解錠状態を「アン
ロック」と呼び、「U/L」と略称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、S/L
機構を備えた車両において、キープレートの操作によっ
ても、キーレスエントリーユニットのリモコン操作によ
っても、同じくS/L状態にすることが可能になってい
て、しかもキープレートを中立位置からロック位置へ例
えば2回続けて操作したり、あるいはリモコン操作部材
が備えているロック用押しボタンを例えば2回続けて操
作したりすることによって、S/L状態に移行させるよ
うにした場合、キープレートの操作で発生するロック用
信号の発生回数をカウントする処理と、リモコン操作部
材のロック用押しボタンの押圧操作で発生するロック用
信号の発生回数をカウントする処理とが別個に必要とな
る。
【0007】また、同一のロック用信号を複数回入力す
ることによりS/L状態に移行させるものでは、前回の
入力に用いた操作部材と同一の操作部材を用いなけれ
ば、S/L状態に移行しないため、必ず同一の操作部材
によって複数回の入力を行なうことが必要となり、操作
が煩わしいという問題があった。
【0008】上述の事情に鑑み、ロック用信号のカウン
ト処理を別個にすることなく、確実にN/L状態からS
/L状態に移行させることができる車両の盗難防止装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、車両のドア、トランクリッド等の開閉体を閉位置に
施錠する施錠機構と、この施錠機構を施錠するロック用
信号を互いに異なる操作態様で発生させる複数の施錠操
作手段と、上記施錠機構を施錠状態に拘束して、上記複
数の施錠操作手段による施錠機構の解錠操作以外の解錠
操作を不能にする施錠拘束機構とを備え、この施錠拘束
機構が、複数の施錠操作手段のうちのいずれかの所定の
操作により、拘束作動されるように構成された車両の盗
難防止装置において、上記複数の施錠操作手段のうちの
1つにより発生されたロック用信号の出力回数と、他の
施錠操作手段により発生されたロック用信号の出力回数
とを加算する加算手段を備え、該加算手段による加算値
に基づいて、上記施錠拘束機構が拘束作動されることを
特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、上記加算値が予め設定された複数
回数未満のとき上記施錠機構がN/L状態とされ、上記
加算値が上記設定回数に達したとき、S/L機構が拘束
作動されることを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載した発明は、請求項2に記
載した発明において、所定期間内に出力されたロック用
信号のみが、上記加算手段による加算の対象とされるこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、複数
の施錠操作手段により発生されたロック用信号を加算し
たものを共通のロック用信号としているため、ロック用
信号のカウント処理を別個にする必要がなく、確実にN
/L状態からS/L状態に移行させることができる。
【0013】また、複数回の入力操作によってS/L状
態に移行させる場合、前回の入力操作に用いた施錠操作
手段と同一の施錠操作手段を用いなくてもS/L状態に
移行させることができるため、従来の装置における操作
の煩わしさから解放される利点がある。
【0014】請求項2に記載した発明によれば、例えば
キーシリンダスイッチまたはキーレスエントリーユニッ
トのそれぞれにより設定回数のロック用信号が発生され
なくても、S/L状態に移行させることができるため、
S/L状態にする操作が容易になる。
【0015】請求項3に記載した発明によれば、所定期
間内に出力されるロック用信号のみが加算対象になって
いるため、例えばリモコン操作部材のロック用押しボタ
ンの誤操作によるS/L状態への移行を極力防止するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明による車両の盗難防止装置
の一実施の形態の構成を概念的に示すブロック図、図2
は、ドライバ席側のドアに取り付けられているキーシリ
ンダに設けられたキーシリンダスイッチ回りの概略図、
図3はドライバ席側のドアに取り付けられているドアロ
ック装置の概略図である。
【0018】図1に示すドライバ席側のドアのキーシリ
ンダ1には、図2に示すような構成を有するキーシリン
ダスイッチSW1 が設けられており、キーシリンダ1は
これに差し込まれるキープレート(図示は省略)によっ
て、キーシリンダスイッチSW1 の可動接点4aととも
に中立位置Aからロック位置Bまたはアンロック位置C
に回動するようになっており、キーシリンダ1に取り付
けられたアーム1a(図3)がロッド2を介して、図3
に示すロックリンク3に連結されていることにより、こ
のロックリンク3は、キーシリンダ1がロック位置(B
位置)に回動されるのに伴ってロック位置に回動され、
キーシリンダ1がアンロック位置(C位置)に回動され
るのに伴ってアンロック位置に回動されるようになって
いる。
【0019】キーシリンダスイッチSW1 は、図2に示
すように、キーシリンダ1と一体に回動し得るように基
板5に軸支された回動軸5aと、この回動軸5aに固定
された可動接片4aと、基板5上に固設された円弧状の
固定接片4b,4cおよび接地接片4dとを備えてお
り、接地接片点4dには可動接片4aの一端が常時摺接
している。一方の固定接片4bは、キーシリンダ1がロ
ック位置Bに回動されたとき可動接片4aの他端に接触
し、他方の固定接片4cは、キーシリンダ1がアンロッ
ク位置Cに回動されたときに可動接片4aの他端に接触
するようになっている。
【0020】固定接片4cは直接、また固定接片4bは
抵抗Rを介して、図4に示す回路基板30の端子20に
接続されており、可動接片4aが図2に示す中立位置に
あるときには端子20に何も接続されないため、所定の
電圧値を維持しているが、可動接片4aがロック側の固
定接片4bに接触したときには抵抗Rを介して接地され
るので、ロック信号に当たる第1の電圧値が発生し、可
動接片4aがアンロック側の固定接片4cに接触したと
きには、接地されることによって、アンロック信号に当
たる第2の電圧値を発生する。
【0021】図3に示すドアロック装置は、上記ロック
リンク3およびリリースリンク7を揺動可能に備えたラ
ッチ本体6を有しており、リリースリンク7の両端に
は、ロッド8,9をそれぞれ介してドアのアウタハンド
ル10およびインナハンドル11が連結され、リリース
リンク7は、ラッチ本体6内に設けられた空振り機構1
2を介してクローレバー(リリース部材)13に連係さ
れている。空振り機構12は、ロックリンク3がロック
位置にあるとき、リリースリンク7とクローレバー13
との連結を遮断して、アウタハンドル10およびインナ
ハンドル11を空振りさせるようになっている。
【0022】これらドアロック装置を構成する各要素の
動作態様は、既存のドアロック装置と同様であるから、
その詳細説明は省略する。
【0023】15はアクチュエータユニットで、このア
クチュエータユニットは、S/Lアクチュエータ17
と、このS/Lアクチュエータ17によって駆動される
空振り機構18と、パワードアロックアクチュエータ2
1とを内蔵している。また、このアクチュエータユニッ
ト15は、ロッド14aを介してインナロックノブ19
に連結されたレバー22と、ロッド14bを介してロッ
クリンク3に連結されたレバー23とをそれぞれ揺動自
在に備えており、レバー22によって回動される軸22
aと、レバー23によって回動される軸23aとの間
に、上記空振り機構18が介装されている。
【0024】この空振り機構18は、S/L状態では、
ロック位置にあるロックリンク3とインナロックノブ1
9との間の連結、すなわち、ロッド14a,レバー2
2,23およびロッド14bを介した連結を遮断して、
インナロックノブ19を操作してもこれを空振りさせ
て、インナロックノブ19によるロック解除操作を不能
にするようになっている。
【0025】ドライバ席のドアのロックリンク3がロッ
ク位置にあるかアンロック位置にあるかは、このロック
リンク3の動きに対応して作動されるロックリンクスイ
ッチSW2 によって検出されるが、このスイッチSW2
は、アクチュエータユニット15内に設けられている。
また、アクチュエータユニット15内には、後述のよう
に、このアクチュエータユニット15の動作に伴ってモ
ータ回路を切り替える切替えスイチSW3 が設けられて
いる。
【0026】また、アクチュエータユニット15に設け
られているパワードアロックアクチュエータ21は、ド
ライバ席のドアのキーシリンダ1のドアロック操作で他
のドアを一斉にロック状態にするものであり、このパワ
ードアロックアクチュエータ21を作動させるモータ
は、S/Lアクチュエータ17を作動させるモータを兼
用することができる。
【0027】なお、図3においては、S/Lアクチュエ
ータ17、空振り機構18およびパワードアロックアク
チュエータ21が図示されていないが、S/Lアクチュ
エータおよびこに付随する空振り機構については、例え
ば特開昭62−199555号公報等に開示されている
ので、詳細説明は省略する。
【0028】図4は本発明による盗難防止装置の電気回
路の構成を示す図である。
【0029】回路基板30の上記端子20には、キーシ
リンダスイッチSW1 の固定接片4b,4cとともに、
キーレスエントリーユニット40の出力端子が接続され
ている。回路基板30上に搭載されているマイクロコン
ピュータ31には、上記キーシリンダスイッチSW1
よびロックリンクスイッチSW2 からの信号が入力され
る入力ポートに加えて、イグニッションキースイッチS
4 、キーレススイッチSW5 (イグニッションキーシ
リンダにエンジンキーが差し込まれるとONになるスイ
ッチ)およびドアスイッチSW6 からの信号がそれぞれ
入力される入力ポートを備えている。また、マイクロコ
ンピュータ31は、U/L(アンロック)指令信号と、
N/L指令信号と、S/L指令信号とをそれぞれ出力す
る出力ポートと、S/L状態になったことを表示するイ
ンジケータ25を作動させる出力ポートとを備えてい
る。
【0030】さらに、回路基板30上には、マイクロコ
ンピュータ31から出力されるU/L指令信号によって
励磁されるリレーRL1 と、N/L指令信号によって励
磁されるリレーRL2 と、S/L指令信号によって励磁
されるリレーRL3 とが設けられている。これら3個の
リレーRL1 〜RL3 は、12ボルトのバッテリ電源に
接続された固定接点aと、接地された固定接点bと、回
路基板30の出力端子にそれぞれ接続された可動接点c
とを備えており、非励磁状態では接地側の固定接点bに
可動接点cが接続されているが、励磁されると可動接点
cがバッテリ電源側の固定接点aに接続されるようにな
っている。
【0031】また、S/L機構16のアクチュエータ1
7の動作に伴って切り替えられる切替えスイッチSW3
は、図示のU/L状態においてN/L出力端子に接続さ
れている固定接点aと、S/L出力端子に接続されてい
る固定接点bと、モータMの一方の端子に接続された可
動接点cとを備えている。モータMの他方の端子はU/
L出力端子に接続されている。
【0032】本実施の形態においては、キーシリンダ1
に差し込んだキープレートを中立位置Aからロック位置
Bへ回動することにより、マイクロコンピュータ31か
らN/L指令信号が出力されてリレーRL2 が励磁さ
れ、N/L出力端子に電源電圧が印加される。また、設
定時間(例えば3秒間)内にキープレートを中立位置A
からロック位置Bへ2回繰り返して回動することによ
り、マイクロコンピュータ31からS/L指令信号が出
力されてリレーRL3 が励磁され、S/L出力端子に電
源電圧が印加される。さらに、キープレートを中立位置
Aからアンロック位置Cへ回動することにより、マイク
ロコンピュータ31からU/L指令信号が出力されてリ
レーRL1 が励磁され、U/L出力端子に電源電圧が印
加される。
【0033】次に、U/L,N/L,S/Lの各状態か
ら他の状態へ移行する場合の切替えスイッチSW3 の動
作について説明する。
【0034】(1) U/L状態からN/L状態へ 図4に示すU/L状態から、マイクロコンピュータ31
からN/L指令信号が出力されてリレーRL2 が励磁さ
れると、電流がN/L出力端子からスイッチSW3 の固
定接点a、モータM、U/L出力端子およびリレーRL
1 の固定接点bを通って所定の短時間だけ接地側へ流れ
る。これによってモータMが例えば正方向に所定の短時
間回動して、パワードアロックアクチュエータ21が駆
動され、すべてのドアがロック状態とされてN/L状態
になるとともに、スイッチSW3の可動接点cが固定接
点b側に切り替えられる。
【0035】(2) N/L状態からS/L状態へ 上記N/L状態から、マイクロコンピュータ31からS
/L指令信号が出力されてリレーRL3 が励磁される
と、電流がS/L出力端子からスイッチSW3 の固定接
点b、モータM、U/L出力端子およびリレーRL1
固定接点bを通って所定の短時間だけ、接地側へ流れ
る。これによってモータMが所定の短時間さらに正方向
に回転して、S/Lアクチュエータ17が駆動され、空
振り機構18が作動されて、S/L状態となり、インジ
ケータ25が所定時間点灯される。
【0036】(3) N/L状態からU/L状態へ 上記N/L状態から、マイクロコンピュータ31からU
/L指令信号が出力されてリレーRL1 が励磁される
と、電流がU/L出力端子からモータM、スイッチSW
3 の固定接点b、S/L出力端子およびリレーRL3
固定接点bを通って所定の短時間だけ、接地側へ流れ
る。これによってモータMが逆方向に所定の短時間回転
して、パワードアロックアクチュエータ21が解除方向
に駆動され、すべてのドアのロックが解除されてU/L
状態になるとともに、スイッチSW3の可動接点cが固
定接点a側に戻る。
【0037】(4) S/L状態からU/L状態へ 上記S/L状態から、マイクロコンピュータ31からU
/L指令信号が出力されてリレーRL1 が励磁される
と、電流がU/L出力端子からモータM、スイッチSW
3 の固定接点b、、S/L出力端子およびリレーRL3
の固定接点bを通って上記よりも長時間接地側へ流れ
る。これによってモータMが逆方向に所定の長時間回転
して、S/Lアクチュエータ17が解除方向に駆動さ
れ、空振り機構18が不動作状態とされる。また、パワ
ードアロックアクチュエータ21が解除方向に駆動さ
れ、すべてのドアのロックが解除されてU/L状態にな
るとともに、スイッチSW3 の可動接点cが固定接点a
側に戻る。
【0038】図5は、本発明の請求項2に対応する実施
の形態の動作の説明に供するタイミングチャートであ
る。なお、本実施の形態においては、キーシリンダスイ
ッチSW1 により2回(設定回数)ロック用信号が出力
された場合でも、キーレスエントリーユニット40によ
り2回ロック用信号が出力された場合でも、あるいはキ
ーシリンダスイッチSW1 とキーレスエントリーユニッ
ト40とによりそれぞれロック用信号が1回ずつ出力さ
れた場合でも、いずれもS/L状態に移行するするよう
になっている。
【0039】すなわち、時点t1においてキーシリンダ
スイッチSW1 がロック側にONになってロック用信号
が発生すると、所定のパルス幅を有するN/L信号出力
が発生して、パワードアロックアクチュエータ21(図
1)が作動され、時点t1から少し遅れた時点t2でN
/L状態になる。
【0040】続いて時点t3において、キーレスエント
リーユニット40によりロック用信号が出力されると、
再びN/L信号出力が発生するが、キーシリンダスイッ
チSW1 によってから出力されたロック用信号の出力回
数と、キーレスエントリーユニット40によって出力さ
れたロック用信号の出力回数との加算値が設定回数2回
に達したので、N/L信号出力と同時にS/L信号出力
が発生し、これによってS/Lアクチュエータ17(図
1)が作動されて、時点t3から遅れた時点t4におい
てS/L状態に移行する。
【0041】図6は本発明の請求項2に対応する処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【0042】先ず、時点t1においてキーシリンダスイ
ッチSW1 またはキーレスエントリーユニットのいずれ
かによってロック用信号が出力されたか否かを判定し
(S1)、ロック用信号が出力された場合は(S1:Y
ES)、ロック用信号の出力回数が設定回数に達したか
否かを調べ(S2)、設定回数に達しない間は(S2:
NO、設定回数が2回のときは1回目、設定回数が3回
のときは1回目および2回目)、ロック用信号の出力回
数を数えるカウンタをインクリメントし(S3)、かつ
N/L信号を出力する(S4)。
【0043】ロック用信号の出力回数が設定回数に達し
たと判定された場合は(S2:YES)、N/L信号と
S/L信号とを同時に出力する(S5,S6)。
【0044】このように、本実施の形態においては、ロ
ック用信号の出力回数を加算した値が設定回数に達すれ
ば、S/Lアクチュエータ17を作動させる指令信号が
N/L信号出力とともに発生するから、容易にS/L状
態にすることができる。また、N/L信号とS/L信号
とが同時に発生するので、N/L状態になっていない状
態でS/L状態へ移行することが防止でき、これによっ
て確実にS/L状態にすることができる。
【0045】次の図7は本発明の請求項3に対応する実
施の形態の動作の説明に供するタイミングチャートであ
る。図7においては、図5のタイミングチャートに対
し、前回のロック用信号が発生した時点t1でタイマ時
間をT1とするタイマをセットし、前回のロック用信号
の出力時点からタイマ時間T1内に出力されたロック用
信号の出力回数(加算値)が設定回数に達すれば、S/
L状態に移行するようになっている。
【0046】図8は本発明の請求項3に対応する処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【0047】先ず、時点t1においてキーシリンダスイ
ッチSW1 またはキーレスエントリーユニットのいずれ
かによってロック用信号が出力されたか否かを判定し
(S11)、ロック用信号が出力された場合は(S1:
YES)、ロック用信号の出力回数が設定回数に達した
か否かを調べ(S12)、設定回数に達しない間は(S
12:NO、設定回数が2回のときは1回目、設定回数
が3回のときは1回目および2回目)、ロック用信号の
出力回数を数えるカウンタをインクリメントし(S1
3)、かつN/L信号を出力する(S14)。
【0048】ロック用信号の出力回数が設定回数に達し
たと判定された場合は(S12:YES)、前回のロッ
ク用信号の出力時点から時間T1以内か否かを調べ、時
間T1が経過していれば(S15:NO)、ロック用信
号の出力回数を数えるカウンタをクリアし、N/L信号
を出力する(S17)。
【0049】一方、ロック用信号の出力回数が設定回数
に達し(S12:YES)、かつ各ロック用信号がそれ
ぞれ前回のロック用信号の出力時点から時間T1以内に
出力されている場合は(S15:YES)、N/L信号
とS/L信号とを同時に出力する(S18,S19)。
【0050】このように、本実施の形態においては、所
定期間T1内に出力されるロック用信号のみが加算対象
になっているため、例えばリモコン操作部材のロック用
押しボタンの誤操作によるS/L状態への移行を極力防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両の盗難防止装置の一実施の形
態の構成を概略的に示すブロック図
【図2】ドアのキーシリンダに設けられたキーシリンダ
スイッチ回りの概略図
【図3】ドアロック装置の概略的構成を示す図
【図4】本発明による車両の盗難防止装置の一実施の形
態における電気回路の概略図
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作の説明に供す
るタイミングチャート
【図6】同 処理ルーチンを示すフローチャート
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作の説明に供す
るタイミングチャート
【図8】同 処理ルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
1 キーシリンダ 3 ロックリンク 6 ラッチ本体 7 リリースリンク 15 アクチュエータユニット 16 スーパーロック機構 17 スーパーロックアクチュエータ 18 空振り機構 19 インナロックノブ 21 パワードアロックアクチュエータ 25 インジケータ 30 回路基板 31 マイクロコンピュータ 40 キーレスエントリーユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドア、トランクリッド等の開閉体
    を閉位置に施錠する施錠機構と、該施錠機構を施錠する
    ロック用信号を互いに異なる操作態様で発生させる複数
    の施錠操作手段と、上記施錠機構を施錠状態に拘束し
    て、上記複数の施錠操作手段による上記施錠機構の解錠
    操作以外の解錠操作を不能にする施錠拘束機構とを備
    え、該施錠拘束機構が、上記複数の施錠操作手段のうち
    のいずれかの所定の操作により、拘束作動されるように
    構成された車両の盗難防止装置において、 上記複数の施錠操作手段のうちの1つにより発生された
    ロック用信号の出力回数と、他の施錠操作手段により発
    生されたロック用信号の出力回数とを加算する加算手段
    を備え、該加算手段による加算値に基づいて、上記施錠
    拘束機構が拘束作動されることを特徴とする車両の盗難
    防止装置。
  2. 【請求項2】 上記加算値が予め設定された複数回数未
    満のとき上記施錠機構が施錠状態とされ、上記加算値が
    上記設定回数に達したとき、上記施錠拘束機構が拘束作
    動されることを特徴とする請求項1記載の車両の盗難防
    止装置。
  3. 【請求項3】 所定期間内に発生したロック用信号のみ
    が、上記加算手段による加算の対象とされることを特徴
    とする請求項2記載の車両の盗難防止装置。
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