JPH10105663A - Icカードの不正使用防止装置 - Google Patents
Icカードの不正使用防止装置Info
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Abstract
使用できるとともに、ICカードを紛失したり盗難に遭
ったときには、速やかに使用できなくするICカードの
不正使用防止装置を提供する。 【解決手段】 ICカードと、このICカードに無線信
号を送信する発信器とよりICカードの不正使用防止装
置を構成し、前記ICカードには、前記発信器からの無
線信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデ
ータを記憶する記憶部とを備え、前記受信部に前記発信
器からの所定の無線信号が所定時間受信できないとき
に、前記記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能
とすることを特徴とするICカードの不正使用防止装
置。
Description
ド、クレジットカード、キャッシュカード、定期乗車
券、出退時のタイムカード、機密上入場制限される場所
の扉開閉用のカード等所有者を特定して使用されるIC
カードの不正使用防止装置に関する。
ータが半永久的に残るため、正規の所有者以外の者に悪
用されると言う問題があった。そして、この問題を解決
するために、ICカード内に、タイマ機構を持たせ、初
期のタイマ値がカウントアップすることにより、ICカ
ード内のメモリーデータを消去するICカードが提案さ
れている(特開昭62−287388号公報)。 この
ようなICカードによれば、ICカードを紛失して正規
の所有者以外の者に渡ったときにも悪用される心配が少
なくなるというものである。
所定時間経過後にデータを消去するICカードは、正規
の所有者にとっても、使用できる期間が限られてしまっ
ており、データの消去までの期間があまりに短期間の設
定であれば、使用者にとっての制約も大きく、ICカー
ドを必要とするときに使えない場合も生じる。一方、デ
ータの消去までの期間を長期間に設定すると、紛失や盗
難に遭ったとき、不正使用されてしまう危険性は大きく
なってしまい、データを消去する意味合いが少なくなっ
てしまう。
場合には、そのまま使用できるとともに、ICカードを
紛失したり盗難に遭ったときには、速やかに使用できな
くするICカードの不正使用防止装置を提供することを
目的とする。
ICカードの不正使用防止装置は、ICカードと、この
ICカードに無線信号を送信する発信器とよりICカー
ドの不正使用防止装置を構成し、前記ICカードには、
前記発信器からの無線信号を受信する受信部と、所有者
を識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、前
記受信部に前記発信器からの所定の無線信号が所定時間
受信できないときに、前記記憶部に記憶したデータを消
去又は使用不可能とすることを特徴とする。
使用防止装置は、ICカードと、このICカードに無線
信号を送信する発信器とよりICカードの不正使用防止
装置を構成し、前記ICカードには、前記発信器に対し
て無線信号を送信する送信部と、前記発信器からの無線
信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデー
タを記憶する記憶部とを備え、前記発信器には、前記I
Cカードに対して無線信号を送信する送信部と、前記I
Cカードからの無線信号を受信する受信部と、所有者又
はICカードを識別するためのデータを記憶する記憶部
とを備え、前記発信器と前記ICカードとの間で所定時
間所定の無線信号を送受信できないときに、前記ICカ
ード及び前記発信器のそれぞれの記憶部に記憶したデー
タを消去又は使用不可能とすることを特徴とする。
使用防止装置は、請求項1又は請求項2記載のICカー
ドの不正使用防止装置において、前記発信器には、所有
者又はICカードを識別するためのデータを設定するた
めの入力手段を設け、前記発信器によって、この入力し
たデータを前記ICカードの記憶部に送信して記憶する
ことができるようにしたことを特徴とする。
金の残高等のデータを記憶する第一の記憶部と、所有者
を識別するためのデータを記憶する第二の記憶部と、前
記第一の記憶部に記憶されたデータや外部の情報処理装
置からのデータに基づいて演算処理を行うデータ処理部
と、発信器からの無線信号を受信する受信部と、前記受
信部に前記発信器からの所定の無線信号が所定時間受信
できないときに、前記第二の記憶部に記憶したデータを
消去又は使用不可能とする使用停止部とを備えたことを
特徴とする。
求項4記載のICカードにおいて、前記使用停止部は、
タイマ値をカウントし、タイマ値を所定カウントすると
前記第二の記憶部のデータを消去又は使用不可能とする
信号を出力するタイマ部と、前記受信部にて所定の無線
信号を受信すると前記タイマ部のタイマ値を初期化する
リセット部とを備えたことを特徴とする。
ードに対して無線信号を所定間隔で送信する送信部と、
前記送信部に電力を供給する電源部とを備えたことを特
徴とする。
又はICカードを識別するためのデータを記憶する記憶
部と、ICカードに対して前記記憶部に記憶したデータ
を所定間隔で送信する送信部と、前記記憶部及び前記送
信部に電力を供給する電源部とを備えたことを特徴とす
る。
ードに対して無線信号を送信する送信部と、前記ICカ
ードからの無線信号を受信する受信部と、所有者又はI
Cカードを識別するためのデータを記憶する記憶部とを
備え、前記受信部に前記ICカードからの所定の無線信
号が所定時間受信できないときに、前記記憶部に記憶し
たデータを消去又は使用不可能とすることを特徴とす
る。
7又は請求項8記載の発信器において、所有者又はIC
カードを識別するためのデータを設定するための入力手
段を設け、この入力したデータを前記ICカードの記憶
部に送信して記憶することができるようにしたことを特
徴とする。
止装置は、ICカードと、このICカードに無線信号を
送信する発信器とより構成するものである。ここで、発
信器とは、携帯用に持ち運び可能なものであり、鞄に入
れたり、ベルトに取り付けたり、あるいは首からぶら下
げたりすることが可能な大きさ重量のものである。さら
には、ペンダントやブローチ、ブレスレット等のアクセ
サリー兼用の形態であればさらに望ましいものである。
また、発信器の無線機能は、例えば1メートルか数メー
トル以内のような、人がICカードと同時に携帯したと
きにICカードに届くレベルのものである。さらには、
発信器の電波は指向性を持たない方が好ましい。
ードの不正使用防止装置は、ICカードに、発信器から
の無線信号を受信する受信部と、所有者を識別するため
のデータを記憶する記憶部とを備え、受信部に発信器か
らの所定の無線信号が所定時間受信できないときに、記
憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能とするもの
である。ここで、所有者を識別するためのデータとは、
所有者を特定するためのデータの他、所有者が正しい所
有者か否かを判断するための暗証番号のようなデータで
あっても良い。ICカードには、受信部や記憶部を備え
るため、これらを機能させるための電池などの電源部を
内部に有していることが好ましい。ただし、必ずしも内
部に電源部を有していなくても、発信器から電力をあわ
せて送信するように構成することも可能である。また、
受信部にて受信する無線信号とは、あらかじめICカー
ドごとに設定した個別の信号であることがセキュリテイ
の面では好ましいが、一人が所有する複数の種類のカー
ドにも適用できる信号とすることにより、1枚のICカ
ードごとに1つの発信器を持たなければならない不便さ
を解消することもできる。このとき、ICカードごとに
設定する個別の信号としては、ICカードに設定された
所有者を特定するためのデータや、正しい所有者か否か
を判別するための暗証番号のようなデータを使用するこ
ともできる。さらには、ICカードの所有者に係わらず
汎用性のある信号とすることにより、セキュリテイ面で
は低下するが、発信器を紛失したり忘れたりしたときの
不便さを少なくすることができる。また、所定の無線信
号を受信できない場合とは、必ずしも受信不可能なレベ
ルの信号の場合だけでなく、あらかじめ設定した所定の
データでないために内部処理の対象としない場合も含む
ものである。
一定の時間のことであり、30分前後とすることが、実
用上は好ましいが、10分とか数分とか設定時間を短く
することで、セキュリテイは高くなる。特に使用者が設
定変更可能とすることで、例えば発信器とICカードと
の携帯方法や、ICカードの残金状態等に応じた設定を
行うことで、必要に応じたセキュリテイと便利性を高め
ることができる。なお、かかる設定変更は発信器側で行
えるようにすることが好ましい。ここで、所定時間とは
必ずしも一定時間に限らず、発信器からの電波のレベル
等に応じて変動するものであっても良い。以上のよう
に、本発明は、発信器からの無線信号が所定時間受信で
きない場合に、記憶部に記憶したデータを消去又は使用
不可能とすることにより、ICカードを落としたり、あ
るいは盗難に遭ったときに、他人に不正使用されること
を回避することができる。
ードの不正使用防止装置は、ICカードには、発信器に
対して無線信号を送信する送信部と、発信器からの無線
信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデー
タを記憶する記憶部とを備え、発信器には、ICカード
に対して無線信号を送信する送信部と、ICカードから
の無線信号を受信する受信部と、所有者又はICカード
を識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、発
信器とICカードとの間で所定時間所定の無線信号を送
受信できないときに、ICカード及び発信器のそれぞれ
の記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能とする
ものである。第1の実施の形態と特に異なる点は、IC
カードにも送信機能を設け、ICカードと発信器との間
で送受信可能な構成とするとともに、発信器側には、所
有者又はICカードを識別するためのデータを記憶する
記憶部を設けた点である。第1の実施の形態と同一の機
能から生じる作用等については説明を省略する。まず、
本実施の形態のように、発信器側に所有者又はICカー
ドを識別するためのデータを持たせることによって、こ
のデータを利用して無線信号のデータを固有のものとす
ることができ、セキュリテイを高めることができる。ま
た、ICカードと発信器との間で双方向の信号のやりと
りを行うことでさらにセキュリテイを高めることができ
る。また、発信器側のデータについても、ICカードか
らの信号状態によって消去することによって、セキュリ
テイをさらに高めることができる。
ードの不正使用防止装置は、発信器に所有者又はICカ
ードを識別するためのデータを設定するための入力手段
を設け、発信器によって、この入力したデータをICカ
ードの記憶部に送信して記憶することができるようにし
たものである。第1、あるいは第2の実施の形態におけ
る本発明のICカードの不正使用防止装置は、記憶部の
データが消去された後は使用することができない。正当
な使用者が所持していても、発信器とICカードとを別
々に保管してしまうことによってデータが消去又は使用
不可能になる場合がある。本実施の形態は、かかる場合
に再度使用可能な状態に戻すことを可能にするものであ
る。ここで、発信器に設けることとした入力手段とは、
データを入力できるキー入力部を独自に有する入力手段
の他、キー入力部を有する他の機器との接続が可能な入
力端子のことをも含むものである。独自にキー入力部を
有する場合には、外出先においても手軽にデータを入力
することができる便利さを有するが、入力端子の場合に
は、発信器の小型軽量化の面で優れている。なお、本実
施の形態のように、消去されたデータを手軽に再設定可
能とすることで、例えば夜間等の保管時には、ICカー
ドと発信器とをそれぞれ離れた場所に保管して、ICカ
ード又は発信器から所有者又はICカードを識別するた
めのデータを消去し、盗難時のセキュリテイを高めるこ
とができる。
は、不正使用防止機能を有するICカード自体の構成に
関するものである。第4の実施の形態におけるICカー
ドは、現金の残高等のデータを記憶する第一の記憶部
と、所有者を識別するためのデータを記憶する第二の記
憶部と、第一の記憶部に記憶されたデータや外部の情報
処理装置からのデータに基づいて演算処理を行うデータ
処理部と、発信器からの無線信号を受信する受信部と、
受信部に発信器からの所定の無線信号が所定時間受信で
きないときに、第二の記憶部に記憶したデータを消去又
は使用不可能とする使用停止部とを備えたものである。
本実施の形態のように、記憶部を2つに分け、盗難防止
用に消去するデータを所有者を識別するためのデータを
記憶する第二の記憶部とすることにより、一旦データが
消去された後、このデータを再設定することによって継
続してICカードを利用することができる。ここで、使
用停止部でのデータの消去の方法としては、下記のよう
にタイマ部によるタイマ値をカウントして、初期のタイ
マ値をカウントすることによって、消去信号を得るもの
の他、受信部から第二の記憶部に対して新たな書き込み
を繰り返すことによってデータを保持し、この書き込み
が所定時間途切れるとデータを消去又は使用不可能とす
る方法や、発信器から電力を同時に供給し、この電力の
供給が所定時間途切れるとデータを消去又は使用不可能
とする方法などがある。
ードは、さらに具体的に、使用停止部を、タイマ値をカ
ウントし、タイマ値を所定カウントすると第二の記憶部
のデータを消去又は使用不可能とする信号を出力するタ
イマ部と、受信部にて所定の無線信号を受信するとタイ
マ部のタイマ値を初期化するリセット部とで構成する点
にある。ここで、タイマ部から出力するデータ消去のた
めの信号は、データ処理部を介して第二記憶部に出力す
る場合の他、データ処理部を介さずに、例えば第二記憶
部への電力供給を切断可能なスイッチ部等に出力する場
合であっても良い。
は、不正使用防止機能を果たす発信器の構成に関するも
のである。第6の実施の形態における本発明の発信器
は、ICカードに対して無線信号を所定間隔で送信する
送信部と、前記送信部に電力を供給する電源部とを備え
たものである。ここで、所定間隔とは、所定の時間間隔
ごとの意味であるが、連続した出力であっても良い。送
信間隔を短く設定することで、ICカードの状況を緻密
に管理できセキュリテイを高めることができる。一方送
信間隔を長く設定することで発信器の消費電力を低減す
ることができる。
は、さらに所有者又はICカードを識別するためのデー
タを記憶する記憶部を有し、ICカードに対してはこの
記憶部に記憶したデータを送信するものである。このよ
うに、発信器から特有のデータを送信することによって
セキュリテイをさらに高めることができる。
は、さらに、受信部にICカードからの所定の無線信号
が所定時間受信できないときに、記憶部に記憶したデー
タを消去又は使用不可能とするものである。このよう
に、発信器内のデータをICカードからの信号状態によ
って消去することによって、第三者の悪用を防止するこ
とができる。
は、所有者又はICカードを識別するためのデータを設
定するための入力手段を設け、この入力したデータをI
Cカードの記憶部に送信して記憶することができるよう
にしたものである。本実施の形態は、ICカードの記憶
部のデータが消去された場合に再度使用可能な状態に戻
すことを可能にするものである。なお、発信器に設ける
こととした入力手段については、第3の実施の形態でも
説明したように、データを入力できるキー入力部を独自
に有する入力手段の他、キー入力部を有する他の機器と
の接続が可能な入力端子のことをも含むものである。
の一実施例を電子マネーカードに適用した場合について
図面に基づいて説明する。図1は同ICカードの不正使
用防止装置を機能実現手段で表したブロック図である。
同装置は、図に示すように、ICカード10と発信器2
0とより構成されている。ICカード10は、マイクロ
プロセッサからなるデータ処理部11、電気的に書き換
え可能な第一及び第二の記憶部12、13、第二の記憶
部のデータを消去する使用停止部14、及び外部からの
無線信号を受信する受信部15、そしてこれらに電力を
供給する電源部16、カードの状況を表示する表示部1
7とを有している。データ処理部11は、第一及び第二
の記憶部12、13に記憶されたデータや、外部の情報
処理装置からのデータに基づいて処理を行う他、受信部
15で受信したデータが正しいか否かや、受信したデー
タを第二記憶部13に記憶したり、さらには第二の記憶
部13のデータの消去などを行うものである。なお、デ
ータ処理部11は、外部の情報処理装置と電気的に接続
するための端子11aを有している。第一の記憶部12
は、現金の残高や使用場所等の本来のカードの使用目的
に関するデータの他、ここでは所有者識別データの一部
と暗証番号データとを記憶している。また、第二の記憶
部13は、所有者識別データの一部を記憶している。本
実施例においては、例えば、本人識別データを5桁から
なる「ABCDE」とし、暗証番号データを「FG」と
すると、第一の記憶部12には、本人識別データの一部
として「AXXDE」を記憶するとともに、暗証番号デ
ータである「FG」を記憶し、第二の記憶部13には、
本人識別データの一部として「XBCXE」を記憶して
いる。使用停止部14は、タイマ値をカウントし、この
タイマ値が所定カウントすると第二の記憶部13に記憶
しているデータを消去する信号を出力するタイマ部18
と、受信部15からの信号によりこのタイマ値を初期値
に設定するリセット部19とを有している。電源部16
は、データ処理部11、第一及び第二の記憶部12、1
3、使用停止部14、及び受信部15に対して電力を供
給するもので、二次電池からなり、発信器20からの送
信によって電力の供給が行われるものである。表示部1
7は、ICカード10が使用状態であれば点灯表示し、
発信器20からの所定の信号を正常に受信しているとき
は点滅点灯し、使用不可状態においては消灯表示するも
のである。
るための使用者固有のデータを入力する入力部21、こ
の入力データを記憶する記憶部22、この記憶したデー
タ及び電力を所定間隔でICカード10に対して送信す
る送信部23、これら入力手段21、記憶部22、及び
送信部23に対して電力を供給する電源部24、発信器
の状況を表示する表示部25とを有している。なお、表
示部25の表示方法などはICカード10の場合と同じ
である。なお、ここで、入力手段は必ずしも入力キーな
どを有する必要はなく、入力キー等を有する外部の機器
と接続可能な接続端子であっても良い。
防止装置の使用状態について説明する。まず、このIC
カード10を使用する場合について説明する。このIC
カードを外部の情報処理装置と電気的に接続し、データ
の受け渡しを行う。通常のデータの受け渡しは、外部の
情報処理装置の所定の挿入口にICカードを挿入し、デ
ータ処理部11の端子11aを接続して行うが、無線信
号を利用した非接触型の方法で行う場合もある。データ
の受け渡しにおいては、本人確認をキー入力などで行え
る情報処理装置においては、まず暗証番号などをキー入
力して、ICカード10の持ち主であるか否かを確認す
る。本実施例においては、第一の記憶部12に暗証番号
データを記憶させているので、ホストコンピュータと接
続されていない外部情報処理装置においても暗証番号の
確認を行うことができる。所有者確認の必要があるとき
には、ICカード10の第一及び第二の記憶部12、1
3にそれぞれ記憶された所有者識別のためのデータを読
みとり、所有者を特定する。ここで、ホストコンピュー
タと接続されている外部情報処理装置を使用する場合に
は、ICカード10の第一及び第二の記憶部12、13
にそれぞれ記憶された所有者識別のためのデータをその
まま送信し、ホストコンピュータにて合成処理して判断
することが好ましい。また、ホストコンピュータと接続
していない外部処理装置において本人識別の必要がある
ときには、データ処理部11にて合成処理を行うことが
好ましい。しかる後にカードの使用目的に応じて、第二
の記憶部12に記憶されたデータや外部からのデータに
基づいてICカードを使用する。また、残高計算などは
適宜データ処理部11にて行うこともでき、その結果は
第一の記憶部12に記憶されることになる。なお、以上
のようなICカード10の使用方法は、ICカードの種
類に応じて異なるものであり、使用方法によって限定さ
れるものではない。
防止装置を携帯する場合について説明する。通常、IC
カード10は、財布や定期入れに入れて携帯し、発信器
は鞄やハンドバックに入れ、あるいはベルトに取り付
け、又はブレスレットのように身につけて携帯する。携
帯方法は、特に限られた方法によるものではないが、I
Cカード10と発信器20とがある一定の距離内で携帯
されることが必要である。そして、このようにICカー
ド10と発信器20をともに携帯している状態では、発
信器20からは、所定間隔で無線信号が送信される。そ
して、ICカード10は、特に受信状態が悪くない限
り、この発信器20からの信号を受信部15にて定期的
に受信する。このように、発信器20からの信号を定期
的に受信している場合には、ICカード10は使用可能
な状態を保つことになる。
るICカード10の内部処理の流れを図2に基づいて説
明する。まず、受信部15にて、暗証番号データ「F
G」を受信する(ステップS01)。受信した暗証番号
データ「FG」は、データ処理部11に送られ、データ
処理部11にて、第一の記憶部12に記憶している暗証
番号データ「FG」と一致しているか否かを判断する
(ステップS02)。そして、データ処理部11は、暗
証番号データが一致していると判断するとリセット部1
9に対して信号を送る(ステップS03)。リセット部
19は、この信号を受け取るとタイマ部18に対してタ
イマカウントを初期設定する信号を出力する(ステップ
S04)。このように、受信部15にて所定の信号を受
信している限り、定期的にリセット部19に信号が送ら
れるため、タイマ部18のカウント値は、所定カウント
する前にリセットされ続ける。従って、使用停止部14
から、第二の記憶部13に対してデータを消去する信号
が出されることはなく、第二の記憶部13の記憶された
データは保持される。仮にICカード10を落とした場
合について説明する。ICカード10を落とし、発信器
20を所持した人が、ICカード10から離れてしまう
と、発信器20からの無線信号はICカード10に届か
なくなる。従って、ICカード10は、発信器20から
の信号を受信できないために、リセット部19に対して
信号は送られなくなる。リセット部19からリセット信
号がタイマ部18に対して送られないので、タイマ部1
8では、タイマ値をカウントし続けることになる。そし
て、タイマ値が所定カウントすると、使用停止部14か
ら第二の記憶部13に対してデータを消去する信号が出
され、第二の記憶部13のデータは消去される。このよ
うに、第二の記憶部13のデータが消去された状態で
は、使用者を特定するデータの一部が消去され、使用者
を特定できないので、ICカードを第三者が利用するこ
とはできない。
カード10を再利用可能な状態に戻す方法について図3
に基づいて説明する。まず発信器20の入力手段21に
よって、所有者を識別するためのデータ[ABCDE」
を入力する(ステップS21)。なお、この時、暗証番
号データ「FG」もあわせて入力するようにしてもよ
い。入力されたデータ「ABCDE」は、記憶部22に
一旦記憶される。暗証番号データを入力しない場合に
は、この記憶部22にあらかじめ記憶されているものと
する。この記憶部22に記憶されたデータは送信部23
に送られ、送信部23からは、所有者を識別するための
データ「ABCDE」及び暗証番号データ「FG」が送
信される(ステップS23)。 ICカード10では、
これらのデータを受信部15にて受信した後、データ処
理部11にこのデータを出力する(ステップS12)。
データ処理部11では、まず、第一の記憶部12に記憶
している暗証番号データ「FG」と送信された暗証番号
データ「FG」が一致するか否かを判断する(ステップ
S12)。一致していれば、次に第一の記憶部12に記
憶された所有者識別のためのデータ「AXXDE」と送
信されたデータ「ABCDE」とが、対応するか否かを
判断する(ステップS13)。ここでは、5桁目の
[A」、2桁目の「D」、1桁目の「E」を確認する。
それぞれの桁における番号が一致すれば、この所有者識
別のためのデータの一部を第二の記憶部13に記憶する
(ステップS14)。ここでは第二の記憶部13には、
「XBCXE」を記憶する。どの桁を記憶するかについ
ては、第一の記憶部12との比較結果を用いてデータ処
理部11にて処理する場合の他、第二の記憶部13への
書き込み制限などによっても処理可能である。このよう
に第二の記憶部13にデータを記憶させた後、データ処
理部11から使用停止部14に信号を出力してタイマ部
18を作動する(ステップS15)。以上のように、所
有者識別のためのデータを、第一と第二の記憶部12、
13に分けて記憶することとしたので、ICカード10
に所有者識別のデータを記憶させる時に、間違って、あ
るいは意図的に他人のデータを記憶し、他人の識別デー
タでカードを利用することを防止できる。すなわち、入
力部21から入力されたデータが本来のデータと異なる
場合には、第二の記憶部13に記憶されることがない。
また、第一の記憶部12に暗証番号データを記憶させて
はいるが、紛失あるいは盗難に遭ったときには、第二の
記憶部13のデータが消去されているため、ICカード
10の不正使用は防止できる。
のではなく、ICカード10に送信部を設けたり、発信
器に受信部を設けたり、実施の形態で説明した構成を一
部適用することもできる。上記説明では、1枚のICカ
ードと1つの発信器で説明したが、1つの発信器に対し
て複数枚のICカードを対応させることで、発信器を複
数所持する不便さを解消することができる。かかる場
合、上記実施例の場合においては、それぞれのICカー
ドの暗証眼号データを同じにすることで実現することが
できる。また、ICカードの暗証番号データが異なる場
合には、発信器から複数の暗証番号データを常時送信す
るようにしてもよい。また、上記説明では、暗証番号デ
ータで説明したが、この暗証番号データは、必ずしもホ
ストコンピュータに設定したものに限られるものではな
く、ICカードと発信器との間だけで取り決めたもので
もよく、所有者が自由に変更可能なものであっても良
い。また、発信器には、内部データを消去するためのス
イッチを設けることのよりさらにセキュリテイは高くな
る。また、このスイッチによりICカードに対してデー
タ消去信号を送信するようにすれば、非常時の盗難等に
対しても効果を発揮することができる。
使用する場合には、そのまま使用できるとともに、IC
カードを紛失したり盗難に遭ったときには、速やかに使
用できなくすることができる。また、一旦使用できなく
なったICカードを発信器等を用いて再利用可能にする
こともでき、さらにセキュリテイを高めることができる
とともに、使用勝手を向上させることができる。するこ
とができる。
防止装置のブロック図
を示すフローチャート図
に戻すときの処理流れを示すフローチャート図
Claims (9)
- 【請求項1】 ICカードと、このICカードに無線信
号を送信する発信器とよりICカードの不正使用防止装
置を構成し、前記ICカードには、前記発信器からの無
線信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデ
ータを記憶する記憶部とを備え、前記受信部に前記発信
器からの所定の無線信号が所定時間受信できないとき
に、前記記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能
とすることを特徴とするICカードの不正使用防止装
置。 - 【請求項2】 ICカードと、このICカードに無線信
号を送信する発信器とよりICカードの不正使用防止装
置を構成し、前記ICカードには、前記発信器に対して
無線信号を送信する送信部と、前記発信器からの無線信
号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデータ
を記憶する記憶部とを備え、前記発信器には、前記IC
カードに対して無線信号を送信する送信部と、前記IC
カードからの無線信号を受信する受信部と、所有者又は
ICカードを識別するためのデータを記憶する記憶部と
を備え、前記発信器と前記ICカードとの間で所定時間
所定の無線信号を送受信できないときに、前記ICカー
ド及び前記発信器のそれぞれの記憶部に記憶したデータ
を消去又は使用不可能とすることを特徴とするICカー
ドの不正使用防止装置。 - 【請求項3】 前記発信器には、所有者又はICカード
を識別するためのデータを設定するための入力手段を設
け、前記発信器によって、この入力したデータを前記I
Cカードの記憶部に送信して記憶することができるよう
にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のI
Cカードの不正使用防止装置。 - 【請求項4】 現金の残高等のデータを記憶する第一の
記憶部と、所有者を識別するためのデータを記憶する第
二の記憶部と、前記第一の記憶部に記憶されたデータや
外部の情報処理装置からのデータに基づいて演算処理を
行うデータ処理部と、発信器からの無線信号を受信する
受信部と、前記受信部に前記発信器からの所定の無線信
号が所定時間受信できないときに、前記第二の記憶部に
記憶したデータを消去又は使用不可能とする使用停止部
とを備えたことを特徴とするICカード。 - 【請求項5】 前記使用停止部は、タイマ値をカウント
し、タイマ値を所定カウントすると前記第二の記憶部の
データを消去又は使用不可能とする信号を出力するタイ
マ部と、前記受信部にて所定の無線信号を受信すると前
記タイマ部のタイマ値を初期化するリセット部とを備え
たことを特徴とする請求項4記載のICカード。 - 【請求項6】 ICカードに対して無線信号を所定間隔
で送信する送信部と、前記送信部に電力を供給する電源
部とを備えたことを特徴とする発信器。 - 【請求項7】 所有者又はICカードを識別するための
データを記憶する記憶部と、ICカードに対して前記記
憶部に記憶したデータを所定間隔で送信する送信部と、
前記記憶部及び前記送信部に電力を供給する電源部とを
備えたことを特徴とする発信器。 - 【請求項8】 ICカードに対して無線信号を送信する
送信部と、前記ICカードからの無線信号を受信する受
信部と、所有者又はICカードを識別するためのデータ
を記憶する記憶部とを備え、前記受信部に前記ICカー
ドからの所定の無線信号が所定時間受信できないとき
に、前記記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能
とすることを特徴とする発信器。 - 【請求項9】 所有者又はICカードを識別するための
データを設定するための入力手段を設け、この入力した
データを前記ICカードの記憶部に送信して記憶するこ
とができるようにしたことを特徴とする請求項7又は請
求項8記載の発信器。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27413696A JP3884800B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | Icカードの不正使用防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27413696A JP3884800B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | Icカードの不正使用防止装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10105663A true JPH10105663A (ja) | 1998-04-24 |
| JP3884800B2 JP3884800B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=17537531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27413696A Expired - Fee Related JP3884800B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | Icカードの不正使用防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3884800B2 (ja) |
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