JPH10109833A - コード巻取装置 - Google Patents

コード巻取装置

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JPH10109833A
JPH10109833A JP26489596A JP26489596A JPH10109833A JP H10109833 A JPH10109833 A JP H10109833A JP 26489596 A JP26489596 A JP 26489596A JP 26489596 A JP26489596 A JP 26489596A JP H10109833 A JPH10109833 A JP H10109833A
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flange
drum body
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Fumiki Mano
文樹 真野
Yukihiro Tamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点が損傷せず確実な電気接触が得られドラ
ム体への取付部の取り付けが容易なコード巻取装置を提
供する。 【解決手段】 軸支部41を中心軸に設けた巻回胴部43の
両端縁に鍔部44a ,44bを有したドラム体40に、難燃部
材製の円板環状の取付台48をねじ止めする。取付台48に
舌片状の接点金具51,51を配設する。固定板部75に設け
た略円筒状の嵌挿部76の中間内部に円板状の取付板77を
設け、取付板77から突出する部分をフランジ部79として
取付部74を形成する。取付板77に接点金具に摺動自在に
接触するリング接点82,82を配設する。鍔部44a と固定
板部75とが傾斜した状態でドラム体40に取付部74を取り
付ける場合、フランジ部79の先端部が取付台48に当接し
て取り付けできない。塵埃の侵入を防止でき、傾斜した
状態で取り付けることによる摺動接点の損傷および接触
不良を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の摺動接触す
る接点を有しコードを巻き取り収納するドラム体を備え
たコード巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコード巻取装置として
は、例えば特開平2−177923号公報に記載の構成
が知られている。
【0003】この特開平2−177923号公報に記載
のコード巻取装置は、略円筒状の巻回胴部の両端部に外
周方向に巻回部を介して突出するフランジ部を設けたド
ラム体の巻回胴部の端部に、巻回するコードに電気的に
接続され弾性を有する舌片状の接点を一対配設し巻回胴
部の中心軸に位置してシャフトを取り付ける取付台を設
けるとともに、接点に摺動自在に接続するリング接点を
一対配設した板状の取付部をシャフトに回転自在に取付
台に対向させて取り付け、この取付部を例えば電気掃除
機本体のケース内に取り付けてドラム体を回転自在に配
設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−177923号公報に記載の従来のコード巻取
装置において、ドラム体に取付部を取り付ける際、取付
台と取付部とが対向せずに傾いた状態で取り付けられる
場合に接点に応力が掛かって接点を損傷したり、接触不
良を起こしたりするおそれがある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、接点が損傷することなく確実な電気接触が得られ容
易にドラム体に取付部が取り付けられるコード巻取装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコード巻
取装置は、中心軸に軸部材を有した円筒状の巻回胴部お
よびこの巻回胴部に径方向に突出し前記巻回胴部の外周
面とにてコードを巻き取る巻回部を区画する対をなす鍔
部を設けたドラム体と、このドラム体の中心軸に対して
略垂直に設けられ前記コードに電気的に接続される接点
を有した取付台と、前記接点に摺動自在に接触する接点
を有し前記取付台に略平行に対向する取付板を有し前記
軸部材に回転自在に取り付けられる取付部と、前記取付
台および前記取付板の少なくともいずれか一方に他方に
向けて突出し前記接点の接触部分を覆うフランジ部とを
具備したもので、巻回されるコードに電気的に接続され
る接点を有しドラム体の中心軸に略垂直な取付台と、こ
の取付台の接点に摺動自在に接触する接点を有し取付台
に略平行な取付板との少なくともいずれか一方に他方に
向けて突出し接点の接触部分を覆うフランジ部を設けた
ため、塵埃などの侵入による接点の接触不良が防止され
るとともに、取付部を軸部材に取り付ける際にドラム体
に対して傾斜する場合にはフランジ部が他方に当接する
ことにより、簡単な構成で容易に取付部の取付板とドラ
ム体の取付台とが傾いた状態で取り付けられることが防
止され、確実にドラム体に取付部が取り付けられるとと
もに、接点に応力が掛からず接点の損傷および接触不良
が防止される。
【0007】請求項2記載のコード巻取装置は、請求項
1記載のコード巻取装置において、フランジ部は、取付
台および取付板のいずれか一方に設けられ他方に向けて
突出する大フランジと、前記取付台および前記取付板の
いずれか他方に設けられ前記大フランジの内周側に位置
してこの大フランジと略同軸上に重なって一方に向けて
突出する小フランジとを備えたもので、取付台および取
付板のいずれか一方に他方に向けて大フランジを設ける
とともに、他方に一方に向けて突出し大フランジの内周
側に位置してこの大フランジと略同軸上に重なる小フラ
ンジを設けてフランジ部を構成するため、接点の接触部
分が二重に覆われて、塵埃の侵入が確実に防止されると
ともに、例えば接点を難燃部材にて覆う場合でも、ドラ
ム体全体を比較的に重量が重く材料コストが高い難燃部
材にて形成する必要がなく、軽量化およびコストの低減
が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコード巻取装置を
電気掃除機に用いた実施の一形態を図面を参照して説明
する。
【0009】図5において、1は電気掃除機本体で、こ
の電気掃除機本体1は、上面を開口した下部ケース2a、
および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞する上部ケ
ース2bとにて前側上面部を開口して構成されたケースで
ある本体ケース2と、この本体ケース2の前側上面部の
開口を開閉自在に閉塞する蓋体3とを備えている。ま
た、本体ケース2は、前側下面に旋回自在の旋回輪4が
取り付けられ、後側側面に従動後輪5が取り付けられて
いる。さらに、本体ケース2の上部に上下方向に摺動可
能にハンドル7が設けられ、このハンドル7の後方に、
付属品8収納する付属品収納部9を設けている。
【0010】一方、電気掃除機本体1内には、格子状の
連通口10を有する隔壁11により、上方が開放された集塵
室12が、電気掃除機本体1の進行方向の前側に区画形成
されているとともに、この集塵室12の後方に電動送風機
室13が区画形成されている。そして、集塵室12内には、
この集塵室12内に枢着されたホルダ15により集塵袋16が
着脱自在に装着されている。
【0011】また、隔壁11の前面には、その連通口10を
覆う補助集塵フィルタ18が着脱自在に装着されている。
なお、これら集塵袋16および補助集塵フィルタ18は、集
塵室12の上面開口を介して着脱される。
【0012】一方、電動送風機室13内には、電動送風機
20が配設されている。この電動送風機20は、図示しない
例えばファンを軸にて回転駆動する電動部21と、ファン
を覆う吸気口22を開口するファンカバー23とにて構成さ
れている。
【0013】なお、電動部21の後端面の略中央のモータ
ヘッド25が、後方に円柱状に突出形成されている。ま
た、電動送風機20の前端部には、前端の外周縁に環状の
ゴム製支持体24が嵌合され、電動部21の後端部のモータ
ヘッド25には、ゴム製の緩衝体26がモータヘッド25を覆
うように取り付けられている。
【0014】一方、上部ケース2bの下面には、下方に向
け突出し下端部がファンカバー23の外周面に沿って凹弧
状に形成された上リブ前部29、および、この上リブ前部
29より後方に位置して略平行に下方に向け突出し下端部
が電動部21のモータヘッド25の外周面に沿って凹弧状に
形成された上リブ後部30をそれぞれ突出形成している。
【0015】さらに、下部ケース2aの上面には、上リブ
前部29および上リブ後部30に向けてそれぞれ対向して上
方に突出し、上端部がファンカバー23の外周面に沿って
凹弧状に形成された下リブ前部31、および、上端部が電
動部21のモータヘッド25の外周面に沿って凹弧状に形成
された下リブ後部32をそれぞれ突出形成している。
【0016】そして、電動送風機20のモータヘッド25を
覆うように取り付けられた緩衝体26が上リブ後部30およ
び下リブ後部32の先端にて挟持されて、電動送風機20の
後端部が緩衝体27を介して上リブ後部30および下リブ後
部32にて挟持固定されている。さらに、上リブ前部29お
よび下リブ前部31にて電動送風機20の前端部に嵌合する
環状のゴム製支持体24の外周面が挟持されて、電動送風
機20の前端部がゴム製支持体24を介して上リブ前部29お
よび下リブ前部31にて挟持固定されている。
【0017】なお、電動送風機20の前端側はゴム製支持
体24により、電動送風機20の吸気口22が空気とともに吸
引した塵埃を集塵する集塵袋16を設けた集塵室12に連通
口10を介して気密に連通している。
【0018】また、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室13の後方に位置して、排気室34が区画形成され、電
気掃除機本体1の上部ケース2bの外側後上面部には、排
気室34を介して電動送風機20の排気口に連通する排気口
35が開口形成されている。
【0019】さらに、電気掃除機本体1内には、図1に
示すように、電動送風機室13の進行方向の左側に位置し
て、下部ケース2aおよび上部ケース2bより相対して突出
する図示しないリブによりドラム室が区画形成されてい
る。そして、このドラム室内には、電動送風機20に電力
を供給するコードである図示しない電源コードが巻回さ
れるドラム体40が設けられている。
【0020】そして、このドラム体40は、図1および図
2に示すように、略円筒状の軸支部41が設けられ、この
軸支部41の外周面の中間部に軸方向に直交して鍔状に突
出する略円板状のホイール部42が形成されている。さら
に、このホイール部42の外周縁には、軸支部41と略同軸
に略円筒状の巻回胴部43が設けられ、この巻回胴部43の
軸方向の両端に軸方向に直交して鍔状に突出する略円板
状の鍔部44a ,44b が形成されている。そして、これら
巻回胴部43および鍔部44a ,44b にて、電源コードが巻
装される環状で外方に向けて開口する断面凹状の巻回部
45が一体的に区画形成されて、ドラム体40が略ボビン状
に形成されている。
【0021】さらに、ホイール部42に軸支部41と同方向
に略円筒状に突出するボス47が径方向に位置して一対設
けられている。そして、これらボス47,47には、難燃部
材にて形成された略円板環状の取付台48がねじ49にて取
り付けられている。この取付台48は、一面側にボス47,
47の先端部を嵌挿する略円筒状の位置決め部50,50が設
けられているとともに、他面側に弾性を有する舌片状の
摺動接点を構成する接点としての接点金具51を取り付け
る端子台部52,52が設けられている。さらに、取付台48
には、ボス47,47の内側に対応するとともに端子台部5
2,52に対応しねじ49,49が挿通される通孔53,53を有
している。なお、接点金具51には、巻回部45に巻回され
る電源コードが接続され端子台部52にねじ49にて固定さ
れる台座部55とこの台座部55から略V字状に突出する弾
性を有した一対の舌片部56,56とが設けられている。そ
して、ねじ49,49にて取付台48がホイール部42に取り付
けられるとともに、端子台部52,52に接点金具51,51が
固定される。
【0022】また、ドラム体40には、一端面側の鍔部44
b の側面に中心軸が軸支部41の中心軸と同軸となる略円
筒状に突出する第1の壁体58が形成されている。そし
て、この第1の壁体58内には、略同軸上に第2の壁体59
を有した略有底円筒状の押え板60が取り付けられてい
る。この押え板60の取り付けにより、内部に巻回部45か
ら引き出された電源コードを巻き取るコイル状の図示し
ないぜんまいを配設する動作室61が区画形成され、第1
の壁体58および第2の壁体59との間にドラム体40の回転
を停止させる図示しないブレーキ手段が配設されるブレ
ーキ室62が区画形成されている。
【0023】そして、軸支部41には、軸部材としてのシ
ャフト65が嵌合固定されている。このシャフト65は、一
端側が軸支部41の端部から突出し、他端側が押え板60を
貫通して突出して嵌合固定されている。そして、シャフ
ト65の一端には、切り込み66が形成されて弾性可能な一
対の係合片部67,67が設けられ、これら係合片部67,67
の先端部には係合爪部68,68がそれぞれ設けられ、係合
片部67,67の基端部側が径小となる周方向に沿って溝状
の係合溝部69が形成されている。さらに、シャフト65の
軸支部41から突出する部分は、軸支部41の内径より径小
に形成されて段部71が形成されている。また、シャフト
65の他端の周面には、周方向に沿って溝状で下部ケース
2aおよび上部ケース2bに設けられたドラム室を区画する
リブが係合して挟持される取付溝部72が設けられてい
る。
【0024】さらに、シャフト65には、難燃部材製の取
付部74が取り付けられている。そして、この取付部74
は、下部ケース2aおよび上部ケース2bに設けられたドラ
ム室を区画するリブにて挟持される板状の固定板部75を
有している。また、この固定板部75の中央から偏位した
位置には、ドラム体40の巻回胴部43の内径より外径が若
干径小で巻回胴部43の内側に嵌挿する略円筒状の嵌挿部
76が形成されている。さらに、この嵌挿部76の中間内部
には、略円板状の取付板77が形成されている。また、こ
の取付板77の略中央部には、シャフト65の係合片部67,
67が設けられた側の軸支部41から突出する他の部分より
径小の部分に嵌合される略円筒状に突出する嵌合部78が
形成されている。そして、嵌挿部76の取付板77から嵌合
部78の突出する側に略円筒状に突出する部分がフランジ
部79となっている。
【0025】また、嵌合部78の取付板77側の端部内周縁
には、内方に向けてリング状に突出しシャフト65の係合
溝部69に着脱可能に係合する係合部80が形成されてい
る。
【0026】さらに、取付板77の嵌合部78が突出する側
の面には、摺動接点を構成する接点である径の異なる一
対のリング状のリング接点82,82が同心上に埋設形成さ
れている。なお、これらリング接点82,82は、電動送風
機20の駆動状態などを制御する制御手段である図示しな
い回路基板に接続されている。
【0027】そして、取付部74の係合部80が係合溝部69
に係合して嵌合部78がシャフト65へ嵌合した際に、嵌合
部78の先端部がシャフト65の段部71に当接し、固定板部
75がドラム体40の鍔部44a に接触せずに対向し、嵌挿部
76がドラム体40の巻回胴部43に接触せずに対向し、フラ
ンジ部79の先端部は取付台48に若干の間隙を介して対向
し、接点金具51,51の舌片部56,56が弾性に抗して変形
して先端部がそれぞれリング接点82,82に摺動自在に接
触し、コード巻取装置本体84が構成される。
【0028】このドラム体40に取り付けられた取付部74
が下部ケース2aおよび上部ケース2bより相対して突出す
るリブにより挟持固定されるとともに、シャフト65の取
付溝部にリブが係合してシャフト65が挟持固定され、ド
ラム体40がドラム室内に回転自在に軸支されている。
【0029】一方、蓋体3は、上部ケース2bに後端部が
枢着されて、集塵室12を上方から開閉自在に覆ってい
る。そして、この蓋体3の前側略中央には、吸込部90が
設けられ、この吸込部90は内側開口91と外側開口92とが
相対向させて形成されている。また、内側開口91および
外側開口92に対向する中間には、円筒形状の吸込口93が
形成されている。この吸込口93は、前部が電気掃除機本
体1の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室12へ
開口している。
【0030】また、吸込部90には、集塵室12を電気掃除
機本体1外に連通させる吸込口93を開閉自在に閉塞する
シャッタ94が摺動自在に支持されている。
【0031】次に、上記実施の一形態のドラム体40に取
付部74を取り付ける組み立て動作について説明する。
【0032】あらかじめ接点金具51,51を配設した取付
台48を取り付けたドラム体40に、取付台48側に取付部74
のリング接点82,82を取り付けた取付板77側を対向させ
つつ、取付部74の嵌合部78をドラム体40のシャフト65の
係合片部67,67が設けられた側に嵌合させる。この嵌合
の際、シャフト65の一対の係合片部67,67が互いに近付
くように弾性変形し、嵌合部78の係合部80がシャフト65
の係合溝部69に係合して係合片部67,67の係合爪部68,
68が嵌合部78の端部縁である係合部80の縁に係合し、嵌
合部78の端部がシャフト65の段部71に当接して、嵌合部
78が係合爪部68,68および段部71間に挟持されるように
回転自在に嵌合されて、取付部74とドラム体40とが互い
に回転自在に組み立てられる。
【0033】この組み付けの際、ドラム体40の鍔部44a
と取付部74の固定板部75とが略平行とならずに傾斜した
状態で嵌合部78がシャフト65に嵌合される場合、図3お
よび図4に示すように、取付部74のフランジ部79の先端
部が取付台48に当接して、傾斜した状態では嵌合部78が
シャフト65に嵌合できない。また、嵌合部78が管状であ
るため、傾斜した状態でもシャフト65の軸方向に沿って
嵌合部78が位置するように案内されて略平行な状態とな
る。
【0034】このため、固定板部75が傾斜した状態でド
ラム体40に取り付けられることによる接点金具51,51の
無理な変形が生じず、接点金具51,51の損傷が防止さ
れ、またリング接点82,82に適当な付勢力で接点金具5
1,51が接触しないことによる接触不良が防止される。
【0035】したがって、上記実施の形態によれば、ド
ラム体40のシャフト65に回転自在に取り付けられ本体ケ
ース2のドラム室内に取り付けることによりドラム体40
を回転自在に保持する取付部74の取付板77に、この取付
板77に配設したリング接点82,82に摺動自在に接触する
接点金具51,51を配設したドラム体40の取付台48に向け
て接触部分を覆うようにフランジ部79を突設したため、
塵埃などの侵入による摺動接点を構成する接点金具51,
51とリング接点82,82との接触不良を防止できるととも
に、取付部74をシャフト65に取り付ける際にフランジ部
79がドラム体40の取付台48に当接するので、簡単な構成
で容易に取付部74の取付板77とドラム体40の取付台48と
が傾いた状態で取り付けられることがなく、確実にドラ
ム体40に取付部74を取り付けでき、摺動接点に応力が掛
からず摺動接点の損傷および接触不良を防止できる。
【0036】また、取付部74にドラム体40のシャフト65
に回転自在に取り付ける略円筒状の嵌合部78を設けたた
め、取付部74の取付板77とドラム体40の鍔部44a とが傾
斜した状態で嵌合しようとしても取付部74は略平行とな
るように案内されるので、フランジ部79による傾斜した
状態での取り付け防止がさらに確実となる。
【0037】さらに、取付部74の取付板77は、商用交流
電源が導通されるリング接点82,82を配設するために難
燃部材で形成されるが、取付板77に一体のフランジ部79
も難燃部材にて形成されるため、ドラム体40の接点金具
51,51を取り付ける取付台48のみをドラム体40と別部材
の難燃部材にて形成したことにより、摺動接点の接触部
分は、難燃部材のフランジ部79にて囲まれてドラム体40
は高価で重い難燃部材にて形成する必要がなく、軽量化
およびコストの低減が図れる。
【0038】なお、上記実施の形態において、電気掃除
機の電源コードを巻回するコード巻取装置本体84につい
て説明したが、接点を有する他のいずれのコードを巻回
するものでも同様の効果が得られる。
【0039】そして、取付部74として、取付板77、フラ
ンジ部79および嵌合部78を固定板部75の嵌挿部76に難燃
部材にて一体に形成して説明したが、取付板77、フラン
ジ部79および嵌合部78を一体に難燃部材にて形成し、固
定板部75および嵌挿部76を安価な他の部材にて形成し
て、これらを接着剤にて接着するなど一体的に接続して
もよい。この構成によれば、摺動接点に面する部分のみ
高価で重い難燃部材製にて形成されるので、取付部74の
軽量化およびコストの低減が図れる。
【0040】また、フランジ部79として取付板77の周縁
から略円筒状に突出形成させて説明したが、ドラム体40
の取付台48から取付部74の取付板77に向けて突出するよ
うに形成したり、それぞれから先端部を対向させて突出
するなど、摺動接点を覆うように先端部を対向する他方
に若干の間隙を介して対向させるいずれの形状でもでき
る。
【0041】次に、本発明のコード巻取装置の他の実施
の形態を図6を参照して説明する。
【0042】図6に示す実施の形態は、図1ないし図5
に示す実施の形態のドラム体40の取付台48に、取付部74
の取付板77に向けてフランジ部79である大フランジ101
に略同軸状に二重管構造のように重なって略円筒状に突
出する小フランジ102 を設けて二重管構造のフランジ部
としたものである。
【0043】この図6に示す構成によれば、確実に塵埃
の侵入が防止できるとともに大フランジ101 および小フ
ランジ102 の少なくともいずれか一方が、取付台48およ
び取付板77に当接して確実に取付部74の取付板77とドラ
ム体40の取付台48とが傾いた状態で取り付けられること
を防止できる。
【0044】さらに、大フランジ101 および小フランジ
102 は、図1ないし図5に示す実施の形態と同様に、難
燃部材製の取付板77および取付台48に一体に形成されて
いることにより、ドラム体40を高価で重い難燃部材にて
形成する必要がなく、軽量化およびコストの低減が図
れ、仮に摺動接点の放電にて発煙などしても、二重構造
のフランジ部を構成する大フランジ101 および小フラン
ジ102 にて他部分への延焼などの影響を防止できる。
【0045】なお、この図6に示す実施の形態におい
て、取付板77に大フランジ101 を設け、取付台48に小フ
ランジ102 を設けて説明したが、取付台48に大フランジ
101 を設け取付板77に小フランジ102 を設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載のコード巻取装置によれ
ば、ドラム体に中心軸に略垂直に設けられ接点を有した
取付台と、この取付台に略平行で取付台の接点に摺動自
在に接触する接点を有しドラム体の軸部材に回転自在に
取り付けられる取付部の取付板との少なくともいずれか
一方に他方に向けて突出し接点の接触部分を覆うフラン
ジ部を設けたため、塵埃などの侵入による接点の接触不
良を防止できるとともに、取付部を取り付ける際にドラ
ム体に対して傾斜する場合にはフランジ部が他方に当接
することにより、簡単な構成で容易に取付部の取付板と
ドラム体の取付台とが傾いた状態で取り付けられること
を防止でき、確実にドラム体に取付部を取り付けでき、
接点に応力が掛からず接点の損傷および接触不良を防止
できる。
【0047】請求項2記載のコード巻取装置によれば、
請求項1記載のコード巻取装置の効果に加え、取付台お
よび取付板のいずれか一方に他方に向けて大フランジを
設けるとともに、他方に一方に向けて突出し大フランジ
の内周側に位置してこの大フランジと略同軸上に重なる
小フランジを設けてフランジ部を構成したため、接点の
接触部分が二重に覆われて、塵埃の侵入を確実に防止で
きるとともに、例えば接点を難燃部材にて覆う場合で
も、ドラム体全体を比較的に重量が重く材料コストが高
い難燃部材にて形成する必要がなく、軽量化およびコス
トの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコード巻取装置を電気掃除機に用いた
実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上取付部が傾斜した状態でドラム体に取り付
ける状況を説明する説明図である。
【図4】同上フランジ部の近傍を示す拡大図である。
【図5】同上コード巻取装置本体を配設した電気掃除機
本体を示す断面図である。
【図6】本発明のコード巻取装置の他の実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
40 ドラム体 43 巻回胴部 44a ,44b 鍔部 45 巻回部 48 取付台 51 接点である接点金具 65 軸部材としてのシャフト 74 取付部 77 取付板 79 フランジ部 82 接点であるリング接点 84 コード巻取装置本体 101 大フランジ 102 小フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸に軸部材を有した円筒状の巻回胴
    部およびこの巻回胴部に径方向に突出し前記巻回胴部の
    外周面とにてコードを巻き取る巻回部を区画する対をな
    す鍔部を設けたドラム体と、 このドラム体の中心軸に対して略垂直に設けられ前記コ
    ードに電気的に接続される接点を有した取付台と、 前記接点に摺動自在に接触する接点を有し前記取付台に
    略平行に対向する取付板を有し前記軸部材に回転自在に
    取り付けられる取付部と、 前記取付台および前記取付板の少なくともいずれか一方
    に他方に向けて突出し前記接点の接触部分を覆うフラン
    ジ部とを具備したことを特徴とするコード巻取装置。
  2. 【請求項2】 フランジ部は、 取付台および取付板のいずれか一方に設けられ他方に向
    けて突出する大フランジと、 前記取付台および前記取付板のいずれか他方に設けられ
    前記大フランジの内周側に位置してこの大フランジと略
    同軸上に重なって一方に向けて突出する小フランジとを
    備えたことを特徴とする請求項1記載のコード巻取装
    置。
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