JPH10113865A - 電解インプロセスドレッシング装置および研削装置 - Google Patents
電解インプロセスドレッシング装置および研削装置Info
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- JPH10113865A JPH10113865A JP28615796A JP28615796A JPH10113865A JP H10113865 A JPH10113865 A JP H10113865A JP 28615796 A JP28615796 A JP 28615796A JP 28615796 A JP28615796 A JP 28615796A JP H10113865 A JPH10113865 A JP H10113865A
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 経済的で電解効率の高いインプロセスドレッ
シングが可能な電解インプロセスドレッシング技術を提
供する。 【解決手段】 対向して配置されたドレッシング電極5
と砥石車Gの研削面Gaとの間が外部から封止された封
止空間10とされるとともに、封止空間10内に、電解
クーラントがクーラントノズル7により供給される構成
とされている。これにより、ドレッシング電極5と砥石
車Gとの間隙への空気の流入が抑制されるとともに、こ
の間隙からの電解クーラントの流出が抑制されて、砥石
車Gの周速にかかわらず、電解クーラントは封止空間1
0内の電解ドレッシング領域全体に均一に保持されて、
経済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが確
保される。
シングが可能な電解インプロセスドレッシング技術を提
供する。 【解決手段】 対向して配置されたドレッシング電極5
と砥石車Gの研削面Gaとの間が外部から封止された封
止空間10とされるとともに、封止空間10内に、電解
クーラントがクーラントノズル7により供給される構成
とされている。これにより、ドレッシング電極5と砥石
車Gとの間隙への空気の流入が抑制されるとともに、こ
の間隙からの電解クーラントの流出が抑制されて、砥石
車Gの周速にかかわらず、電解クーラントは封止空間1
0内の電解ドレッシング領域全体に均一に保持されて、
経済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが確
保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解インプロセス
ドレッシング装置および研削装置に関し、さらに詳細に
は、研削加工中に電解ドレッシングが行われる研削装置
において、ドレッシング電極と砥石面との間に電解液を
均一に安定供給するための技術に関する。
ドレッシング装置および研削装置に関し、さらに詳細に
は、研削加工中に電解ドレッシングが行われる研削装置
において、ドレッシング電極と砥石面との間に電解液を
均一に安定供給するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】先端精密加工技術の一つとして、微粒メ
タルボンド砥石を用いた研削技術が注目されてきてお
り、これと並行して、メタルボンド砥石の能力を充分に
発揮する電解ドレッシング技術が開発されている。特に
近時は、この電解ドレッシングを研削加工中に行う電解
インプロセスドレッシング(Electrolytic In-process
Dressing:ELID) 研削が実用化されて、信頼性の高い安
定した超精密研削加工が実現されるに至った。
タルボンド砥石を用いた研削技術が注目されてきてお
り、これと並行して、メタルボンド砥石の能力を充分に
発揮する電解ドレッシング技術が開発されている。特に
近時は、この電解ドレッシングを研削加工中に行う電解
インプロセスドレッシング(Electrolytic In-process
Dressing:ELID) 研削が実用化されて、信頼性の高い安
定した超精密研削加工が実現されるに至った。
【0003】図6にELID研削技術を利用したセンタ
レス研削盤が示されており、メタルボンド砥石からなる
砥石車aが(+)極とされるとともに、この砥石車aの
円筒研削面bに対向して設けられたドレッシング電極c
が(−)極とされ、これらの間隙における砥石車aの回
転方向上流側位置に、電解クーラント(電解液)を供給
するクーラントノズルdがクーラント通路eを介して臨
んでいる。fは調整車、gはブレード、Wはワーク(工
作物)をそれぞれ示している。
レス研削盤が示されており、メタルボンド砥石からなる
砥石車aが(+)極とされるとともに、この砥石車aの
円筒研削面bに対向して設けられたドレッシング電極c
が(−)極とされ、これらの間隙における砥石車aの回
転方向上流側位置に、電解クーラント(電解液)を供給
するクーラントノズルdがクーラント通路eを介して臨
んでいる。fは調整車、gはブレード、Wはワーク(工
作物)をそれぞれ示している。
【0004】そして、ワークWの研削加工中において、
クーラントノズルdから電解クーラントを供給しながら
直流パルス電流を流すことにより、電解作用によって上
記研削面bのメタルボンド部分が溶出されて、研削面b
における砥粒の突出状態が維持されることになる。
クーラントノズルdから電解クーラントを供給しながら
直流パルス電流を流すことにより、電解作用によって上
記研削面bのメタルボンド部分が溶出されて、研削面b
における砥粒の突出状態が維持されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のELID研削装置においては次の列挙するよ
うな種々の問題点があり、その改良が要望されていた。
うな従来のELID研削装置においては次の列挙するよ
うな種々の問題点があり、その改良が要望されていた。
【0006】(1) 砥石車aの周速を上げると、砥石車a
の外周を連れ回る空気が、電解クーラントと共にドレッ
シング電極cと砥石車aの間隙に多量に侵入して、電解
クーラントの供給が不均一で悪くなるとともに、遠心力
により電解クーラントが飛散して、いわゆるクーラント
剥離を生じる。これがため、電解効率の大幅な低下を招
くとともに、砥石車aの切れ味寿命も短くしてしまう。
の外周を連れ回る空気が、電解クーラントと共にドレッ
シング電極cと砥石車aの間隙に多量に侵入して、電解
クーラントの供給が不均一で悪くなるとともに、遠心力
により電解クーラントが飛散して、いわゆるクーラント
剥離を生じる。これがため、電解効率の大幅な低下を招
くとともに、砥石車aの切れ味寿命も短くしてしまう。
【0007】(2)(1)により、電解クーラントの消耗が激
しいため、電解ドレッシング中はクーラントノズルdか
ら多量の電解クーラントを供給する必要があって、不経
済であり、また、電解クーラントやミストの飛散による
作業環境の悪化・汚染という問題も生じる。
しいため、電解ドレッシング中はクーラントノズルdか
ら多量の電解クーラントを供給する必要があって、不経
済であり、また、電解クーラントやミストの飛散による
作業環境の悪化・汚染という問題も生じる。
【0008】(3) ドレッシング電極c内にクーラント通
路eがあるため、ドレッシング電極cの加工に制約があ
り、クーラント通路eの自由度も少なく、クーラントノ
ズルdの形状寸法にも制限がある。これがため、これら
を介して供給される電解クーラント量の分布にも限界が
あり、電解インプロセスドレッシング効果が十分に発揮
されない。
路eがあるため、ドレッシング電極cの加工に制約があ
り、クーラント通路eの自由度も少なく、クーラントノ
ズルdの形状寸法にも制限がある。これがため、これら
を介して供給される電解クーラント量の分布にも限界が
あり、電解インプロセスドレッシング効果が十分に発揮
されない。
【0009】(4) 電解ドレッシングを安定させて行うた
めには、砥石車aとドレッシング電極cとの間隙に流れ
る電解クーラントの流量を大きくする必要があるが、反
面、この流量があまり大きいと、ワークWが軽量の場
合、その支持状態が不安定になってしまい、高精度な研
削が確保できない。
めには、砥石車aとドレッシング電極cとの間隙に流れ
る電解クーラントの流量を大きくする必要があるが、反
面、この流量があまり大きいと、ワークWが軽量の場
合、その支持状態が不安定になってしまい、高精度な研
削が確保できない。
【0010】これらの問題点は平面研削盤等の他の研削
装置においても同様であった。
装置においても同様であった。
【0011】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、ドレッ
シング電極と砥石車との間隙への空気の流入とこの間隙
からの電解クーラントの流出を抑制することにより、経
済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが可能
な電解インプロセスドレッシング装置を提供することに
ある。
されたものであって、その目的とするところは、ドレッ
シング電極と砥石車との間隙への空気の流入とこの間隙
からの電解クーラントの流出を抑制することにより、経
済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが可能
な電解インプロセスドレッシング装置を提供することに
ある。
【0012】また、本発明の他の目的とするところは、
上記電解インプロセスドレッシング装置を備えた信頼性
の高い安定した超精密研削加工が可能な研削装置を提供
することにある。
上記電解インプロセスドレッシング装置を備えた信頼性
の高い安定した超精密研削加工が可能な研削装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電解インプロセスドレッシング装置は、導
電性のボンド材を用いた砥石車を備える研削装置に装着
されるものであって、上記砥石車の研削面に対向してド
レッシング電極が設けられるとともに、このドレッシン
グ電極と上記研削面の間隙が外部から封止された封止空
間とされ、この封止空間内に、電解クーラントを供給す
るクーラントノズルが連通されていることを特徴とす
る。
め、本発明の電解インプロセスドレッシング装置は、導
電性のボンド材を用いた砥石車を備える研削装置に装着
されるものであって、上記砥石車の研削面に対向してド
レッシング電極が設けられるとともに、このドレッシン
グ電極と上記研削面の間隙が外部から封止された封止空
間とされ、この封止空間内に、電解クーラントを供給す
るクーラントノズルが連通されていることを特徴とす
る。
【0014】また、本発明の研削装置は、導電性のボン
ド材を用いた砥石車を備えるとともに、この砥石車の研
削加工部と干渉しない部位に、上記電解インプロセスド
レッシング装置が設けられていることを特徴とする。
ド材を用いた砥石車を備えるとともに、この砥石車の研
削加工部と干渉しない部位に、上記電解インプロセスド
レッシング装置が設けられていることを特徴とする。
【0015】ここに、「封止空間」とは、電解クーラン
トが一定期間均一に滞留保持されうる程度の密封性を有
する空間を意味し、より具体的には、砥石車の外周を連
れ回りする外部空気の内部への流入が抑制されるととも
に、内部の電解クーラントの外部への流出が抑制される
程度の密封性を有する空間を意味し、以下明細書全体を
通じて同様とする。
トが一定期間均一に滞留保持されうる程度の密封性を有
する空間を意味し、より具体的には、砥石車の外周を連
れ回りする外部空気の内部への流入が抑制されるととも
に、内部の電解クーラントの外部への流出が抑制される
程度の密封性を有する空間を意味し、以下明細書全体を
通じて同様とする。
【0016】本発明においては、研削加工中に電解ドレ
ッシングが行われるところ、対向して配置されたドレッ
シング電極と砥石車の研削面との間が外部から封止され
た封止空間とされるとともに、この封止空間内に、電解
クーラントがクーラントノズルにより供給される構成と
されているから、ドレッシング電極と砥石車との間隙へ
の空気の流入が抑制されるとともに、この間隙からの電
解クーラントの流出が抑制される。これにより、砥石車
の周速にかかわらず、電解クーラントは上記封止空間内
つまり電解ドレッシングが行われる領域全体に均一に保
持されて、経済的で電解効率の高いインプロセスドレッ
シングが確保されるとともに、ワークの支持状態が不安
定になることもなく、また電解クーラントやミストの飛
散も有効に防止される。
ッシングが行われるところ、対向して配置されたドレッ
シング電極と砥石車の研削面との間が外部から封止され
た封止空間とされるとともに、この封止空間内に、電解
クーラントがクーラントノズルにより供給される構成と
されているから、ドレッシング電極と砥石車との間隙へ
の空気の流入が抑制されるとともに、この間隙からの電
解クーラントの流出が抑制される。これにより、砥石車
の周速にかかわらず、電解クーラントは上記封止空間内
つまり電解ドレッシングが行われる領域全体に均一に保
持されて、経済的で電解効率の高いインプロセスドレッ
シングが確保されるとともに、ワークの支持状態が不安
定になることもなく、また電解クーラントやミストの飛
散も有効に防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0018】実施形態1 本発明に係る電解インプロセスドレッシング方式の研削
装置を図1および図2に示し、この研削装置は、具体的
には、工作物(ワーク)Wとして電子部品材料等の円筒
外径面に鏡面研削加工等の超精密研削加工を施すための
センタレス研削盤であって、回転駆動される砥石車Gお
よび調整車Rと、ワークWを回転支持するブレードB
と、電解インプロセスドレッシング装置Dとを主要部と
して備えてなる。
装置を図1および図2に示し、この研削装置は、具体的
には、工作物(ワーク)Wとして電子部品材料等の円筒
外径面に鏡面研削加工等の超精密研削加工を施すための
センタレス研削盤であって、回転駆動される砥石車Gお
よび調整車Rと、ワークWを回転支持するブレードB
と、電解インプロセスドレッシング装置Dとを主要部と
して備えてなる。
【0019】砥石車Gおよび調整車Rはいずれも従来周
知の一般的基本構成を備えてなる。例えば、砥石車G
は、図示しないが、装置ベッドの砥石車台上に回転可能
に装着されるとともに、伝達ベルト機構や歯車機構等の
動力伝達機構を介して駆動モータ等の回転駆動源に連係
されている。同じく、調整車Rは、装置ベッドのスライ
ドベース上に回転可能に装着されるとともに、動力伝達
機構を介して駆動モータ等の回転駆動源に連係されてい
る。
知の一般的基本構成を備えてなる。例えば、砥石車G
は、図示しないが、装置ベッドの砥石車台上に回転可能
に装着されるとともに、伝達ベルト機構や歯車機構等の
動力伝達機構を介して駆動モータ等の回転駆動源に連係
されている。同じく、調整車Rは、装置ベッドのスライ
ドベース上に回転可能に装着されるとともに、動力伝達
機構を介して駆動モータ等の回転駆動源に連係されてい
る。
【0020】また、上記砥石車Gとしては、導電性のボ
ンド材を用いた砥石が用られ、例えば、鋳鉄ファイバボ
ンド等を用いたメタルボンド超砥粒砥石が好適に使用さ
れている。この砥石車Gは、給電体1を介して電源2の
(+)極に電気的に接続されている。3は研削加工中の
ワークWに対して研削クーラント(研削液)を供給する
ためのクーラントノズルを示している。
ンド材を用いた砥石が用られ、例えば、鋳鉄ファイバボ
ンド等を用いたメタルボンド超砥粒砥石が好適に使用さ
れている。この砥石車Gは、給電体1を介して電源2の
(+)極に電気的に接続されている。3は研削加工中の
ワークWに対して研削クーラント(研削液)を供給する
ためのクーラントノズルを示している。
【0021】電解インプロセスドレッシング装置Dは、
研削加工中に上記砥石車Gの研削面Gaに対して電解ド
レッシングを行うもので、砥石車Gの研削加工部と干渉
しない部位に、つまり、図示のものにおいては、ワーク
Wの支持位置から離隔した砥石車Gの上部位置に設けら
れている。
研削加工中に上記砥石車Gの研削面Gaに対して電解ド
レッシングを行うもので、砥石車Gの研削加工部と干渉
しない部位に、つまり、図示のものにおいては、ワーク
Wの支持位置から離隔した砥石車Gの上部位置に設けら
れている。
【0022】電解インプロセスドレッシング装置Dは、
ドレッシング電極5、封止空間形成部6およびクーラン
トノズル7などを主要部として備えてなる。
ドレッシング電極5、封止空間形成部6およびクーラン
トノズル7などを主要部として備えてなる。
【0023】ドレッシング電極5は上記砥石車Gの円筒
状研削面Gaに対応した円筒電極面5aを備えてなり、
この円筒電極面5aの全面が上記研削面Gaに近接した
等距離をもって対向するように配置されている。また、
ドレッシング電極5は、給電体8を介して上記電源2の
(−)極に電気的に接続されている。
状研削面Gaに対応した円筒電極面5aを備えてなり、
この円筒電極面5aの全面が上記研削面Gaに近接した
等距離をもって対向するように配置されている。また、
ドレッシング電極5は、給電体8を介して上記電源2の
(−)極に電気的に接続されている。
【0024】封止空間形成部6は、ドレッシング電極5
と砥石車Gの研削面Gaの間隙に封止空間10を形成す
るもので、具体的には、電気絶縁材料からなる封止ハウ
ジングの形態とされている。
と砥石車Gの研削面Gaの間隙に封止空間10を形成す
るもので、具体的には、電気絶縁材料からなる封止ハウ
ジングの形態とされている。
【0025】この封止ハウジング6は、円周カバー11
と側部カバー12からなるスカート状のもので、上記ド
レッシング電極5の外周部に、このドレッシング電極5
の周囲を被覆するように取り囲んで、垂下状に一体的に
設けられている。
と側部カバー12からなるスカート状のもので、上記ド
レッシング電極5の外周部に、このドレッシング電極5
の周囲を被覆するように取り囲んで、垂下状に一体的に
設けられている。
【0026】円周カバー11は、上記砥石車Gの研削面
Gaの円周方向部位を被覆する平板状のもので、ドレッ
シング電極5における砥石車Gの回転方向両側位置にそ
れぞれ取り付け固定されるとともに、その水平な下部先
端縁11aが上記砥石車Gの研削面Gaに接近または接
触している。これに対応して、図1に示すように、円周
カバー11の下端面が、上記ドレッシング電極5の円筒
電極面5aに連続する円筒面に形成されている。
Gaの円周方向部位を被覆する平板状のもので、ドレッ
シング電極5における砥石車Gの回転方向両側位置にそ
れぞれ取り付け固定されるとともに、その水平な下部先
端縁11aが上記砥石車Gの研削面Gaに接近または接
触している。これに対応して、図1に示すように、円周
カバー11の下端面が、上記ドレッシング電極5の円筒
電極面5aに連続する円筒面に形成されている。
【0027】また、上記側部カバー12は、上記砥石車
Gの研削面Gaの側部を被覆する平板状のもので、ドレ
ッシング電極5の左右両側位置にそれぞれ取り付け固定
されるとともに、その先端縁が上記砥石車Gに摺接して
いる。具体的には、側部カバー12の内側面に、耐磨耗
性の電気絶縁材料からなるシールテープ13が水平状に
一体的に取り付けられており、このシールテープ13
が、上記砥石車Gの砥粒のない平坦な母体部分に摺接し
ている。
Gの研削面Gaの側部を被覆する平板状のもので、ドレ
ッシング電極5の左右両側位置にそれぞれ取り付け固定
されるとともに、その先端縁が上記砥石車Gに摺接して
いる。具体的には、側部カバー12の内側面に、耐磨耗
性の電気絶縁材料からなるシールテープ13が水平状に
一体的に取り付けられており、このシールテープ13
が、上記砥石車Gの砥粒のない平坦な母体部分に摺接し
ている。
【0028】このように構成された封止ハウジング6
(11,12)は、上記ドレッシング電極5の周囲を被
覆するように取り囲んで、外部から封止された上記封止
空間10を形成している。これにより、砥石車Gの回転
方向上流側においては、砥石車Gの外周を連れ回りする
空気の上記封止空間10内への侵入が遮断され、一方、
砥石車Gの回転方向下流側においては、封止空間10か
らの電解クーラントの流出が抑制される。
(11,12)は、上記ドレッシング電極5の周囲を被
覆するように取り囲んで、外部から封止された上記封止
空間10を形成している。これにより、砥石車Gの回転
方向上流側においては、砥石車Gの外周を連れ回りする
空気の上記封止空間10内への侵入が遮断され、一方、
砥石車Gの回転方向下流側においては、封止空間10か
らの電解クーラントの流出が抑制される。
【0029】クーラントノズル7は、上記封止空間10
内に電解クーラントを供給するもので、上記封止空間1
0内における砥石車Gの回転方向上流側に連通されてい
る。具体的には、上記砥石車G回転方向上流側に位置す
る上記円周カバー11に、クーラント通路15が垂直方
向に貫設されて、上記封止空間10内に連通するととも
に、このクーラント通路15に上記クーラントノズル7
が下向きに接続されている。
内に電解クーラントを供給するもので、上記封止空間1
0内における砥石車Gの回転方向上流側に連通されてい
る。具体的には、上記砥石車G回転方向上流側に位置す
る上記円周カバー11に、クーラント通路15が垂直方
向に貫設されて、上記封止空間10内に連通するととも
に、このクーラント通路15に上記クーラントノズル7
が下向きに接続されている。
【0030】上記クーラントノズル7により供給される
電解クーラントは、弱導電性の研削液であり、具体的に
は、その成分や組成を調製することにより、電解専用の
もの、通常の研削用のもの、あるいは両者を共用するも
のが適宜選択使用される。図示の場合は、電解用のクー
ラントノズル7と前述した研削用のクーラントノズル3
から、同じクーラントが供給される。
電解クーラントは、弱導電性の研削液であり、具体的に
は、その成分や組成を調製することにより、電解専用の
もの、通常の研削用のもの、あるいは両者を共用するも
のが適宜選択使用される。図示の場合は、電解用のクー
ラントノズル7と前述した研削用のクーラントノズル3
から、同じクーラントが供給される。
【0031】なお、研削盤の研削条件やワークWの形状
寸法等に応じて、研削用のクーラントノズル3が省略さ
れ、電解用のクーラントノズル7が、本来の電解用とし
ての機能に加えて、研削用としての機能を兼備すること
も可能である。
寸法等に応じて、研削用のクーラントノズル3が省略さ
れ、電解用のクーラントノズル7が、本来の電解用とし
ての機能に加えて、研削用としての機能を兼備すること
も可能である。
【0032】しかして、以上のように構成されたセンタ
レス研削装置において、ワークWは、その外径面が砥石
車Gと調整車Rに挟圧されて回転されるとともに、その
外径面下部がブレードBにより回転支持された状態で、
その外径面に研削加工が施される。一方、この研削加工
中に、ドレッシング装置Dにより、上記研削面Gaの性
状に応じた電解ドレッシングがインプロセスで随時行わ
れる。
レス研削装置において、ワークWは、その外径面が砥石
車Gと調整車Rに挟圧されて回転されるとともに、その
外径面下部がブレードBにより回転支持された状態で、
その外径面に研削加工が施される。一方、この研削加工
中に、ドレッシング装置Dにより、上記研削面Gaの性
状に応じた電解ドレッシングがインプロセスで随時行わ
れる。
【0033】この電解ドレッシングにおいては、電解用
クーラントがクーラントノズル7から封止空間10(ド
レッシング電極面と研削面Ga間)に供給されるととも
に、砥石車Gとドレッシング電極5に直流パルス電流が
流され、これにより、上記研削面Gaのメタルボンド部
分が電解作用で溶出されて、研削面Gaにおける砥粒の
突出状態が維持されることとなる。
クーラントがクーラントノズル7から封止空間10(ド
レッシング電極面と研削面Ga間)に供給されるととも
に、砥石車Gとドレッシング電極5に直流パルス電流が
流され、これにより、上記研削面Gaのメタルボンド部
分が電解作用で溶出されて、研削面Gaにおける砥粒の
突出状態が維持されることとなる。
【0034】この場合、対向して配置されたドレッシン
グ電極5と砥石車Gの研削面Gaとの間が外部から封止
された封止空間10とされるとともに、この封止空間1
0内に、電解クーラントがクーラントノズル7により供
給される構成とされているから、ドレッシング電極5と
砥石車Gとの間隙への空気の流入が抑制されるととも
に、この間隙からの電解クーラントの流出が抑制され
る。また、砥石車Gの回転による遠心力により、電解ク
ーラントが飛散してしまう、いわゆるクーラント剥離も
防止される。
グ電極5と砥石車Gの研削面Gaとの間が外部から封止
された封止空間10とされるとともに、この封止空間1
0内に、電解クーラントがクーラントノズル7により供
給される構成とされているから、ドレッシング電極5と
砥石車Gとの間隙への空気の流入が抑制されるととも
に、この間隙からの電解クーラントの流出が抑制され
る。また、砥石車Gの回転による遠心力により、電解ク
ーラントが飛散してしまう、いわゆるクーラント剥離も
防止される。
【0035】したがって、砥石車Gの周速にかかわら
ず、電解クーラントは上記封止空間10内つまり電解ド
レッシングが行われる領域全体に均一に保持されて、経
済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが確保
され、砥石車Gの切れ味寿命も長くなる。
ず、電解クーラントは上記封止空間10内つまり電解ド
レッシングが行われる領域全体に均一に保持されて、経
済的で電解効率の高いインプロセスドレッシングが確保
され、砥石車Gの切れ味寿命も長くなる。
【0036】また、封止空間10内には電解クーラント
が確実に滞留保持されることから、クーラントノズル7
からのクーラント供給量は、基本的に封止空間10から
のわずかなクーラント流出量を補給する程度でよく、経
済的である。また、電解クーラントやミストの飛散が有
効に防止されて、作業環境の悪化や汚染も少ない。
が確実に滞留保持されることから、クーラントノズル7
からのクーラント供給量は、基本的に封止空間10から
のわずかなクーラント流出量を補給する程度でよく、経
済的である。また、電解クーラントやミストの飛散が有
効に防止されて、作業環境の悪化や汚染も少ない。
【0037】また、クーラント通路15が、加工に制約
があるドレッシング電極5ではなく、封止ハウジング6
に設けられているため、クーラント通路15の形状寸法
等に自由度があり、封止空間10の容量やクーラント必
要供給量に応じた規格寸法(形状、開口断面積等)のク
ーラントノズル7を採用することができ、この点から
も、封止空間10内における電解クーラント量の分布を
均一にでき、電解インプロセスドレッシング効果を十分
に発揮し得る。
があるドレッシング電極5ではなく、封止ハウジング6
に設けられているため、クーラント通路15の形状寸法
等に自由度があり、封止空間10の容量やクーラント必
要供給量に応じた規格寸法(形状、開口断面積等)のク
ーラントノズル7を採用することができ、この点から
も、封止空間10内における電解クーラント量の分布を
均一にでき、電解インプロセスドレッシング効果を十分
に発揮し得る。
【0038】さらに、封止空間10の容量を目的に応じ
て適宜設定することにより、安定した電解ドレッシング
を行うために十分な量の電解クーラントを確保すること
ができるとともに、封止空間10からの電解クーラント
の流出量も抑制されており、軽量なワークWにあって
も、その支持状態が不安定になることはなく、高精度な
研削を確保することができる。
て適宜設定することにより、安定した電解ドレッシング
を行うために十分な量の電解クーラントを確保すること
ができるとともに、封止空間10からの電解クーラント
の流出量も抑制されており、軽量なワークWにあって
も、その支持状態が不安定になることはなく、高精度な
研削を確保することができる。
【0039】実施形態2 本実施形態は図3に示されており、実施形態1における
電解インプロセスドレッシング装置Dの封止ハウジング
6の構成が改変されたものである。
電解インプロセスドレッシング装置Dの封止ハウジング
6の構成が改変されたものである。
【0040】すなわち、砥石車Gの回転方向下流側の円
周カバー21が、弾性ゴム等の弾性を有する電気絶縁材
料からなるシール板の形態とされてなる。この円周カバ
ー21は、ドレッシング電極5における砥石車Gの回転
方向下流側位置に、締付けねじ22,22により一体的
に取り付け固定されるとともに、その水平な下部先端縁
21aが、砥石車Gの研削面Gaに弾性的に接触するシ
ールリップとされている。
周カバー21が、弾性ゴム等の弾性を有する電気絶縁材
料からなるシール板の形態とされてなる。この円周カバ
ー21は、ドレッシング電極5における砥石車Gの回転
方向下流側位置に、締付けねじ22,22により一体的
に取り付け固定されるとともに、その水平な下部先端縁
21aが、砥石車Gの研削面Gaに弾性的に接触するシ
ールリップとされている。
【0041】しかして、このように構成された封止ハウ
ジング6においては、実施形態1と同様に外部から封止
された上記封止空間10を形成するとともに、砥石車G
の回転方向下流側におけるシール機能、つまり封止空間
10からの電解クーラントの流出を抑制する機能がより
強化され、ないしは長期にわたり発揮されることとな
る。その他の構成および作用は実施形態1と同様であ
る。
ジング6においては、実施形態1と同様に外部から封止
された上記封止空間10を形成するとともに、砥石車G
の回転方向下流側におけるシール機能、つまり封止空間
10からの電解クーラントの流出を抑制する機能がより
強化され、ないしは長期にわたり発揮されることとな
る。その他の構成および作用は実施形態1と同様であ
る。
【0042】実施形態3 本実施形態は図4に示されており、電解インプロセスド
レッシング装置Dが平面研削盤に適用されたものであ
る。
レッシング装置Dが平面研削盤に適用されたものであ
る。
【0043】この平面研削盤は、砥石車Gの回転軸20
が垂直に配された縦軸平面研削盤であって、ワークWを
供給排出するロータリテーブルTが上記砥石車Gの研削
面Gaと平行に配されている。
が垂直に配された縦軸平面研削盤であって、ワークWを
供給排出するロータリテーブルTが上記砥石車Gの研削
面Gaと平行に配されている。
【0044】砥石車Gは、実施形態1と同様に、従来周
知の一般的基本構成を備えてなり、図示のものにおいて
は、メタルボンド超砥粒砥石からなるカップ型砥石車が
用いられ、給電体1を介して電源2の(+)極に電気的
に接続されている。
知の一般的基本構成を備えてなり、図示のものにおいて
は、メタルボンド超砥粒砥石からなるカップ型砥石車が
用いられ、給電体1を介して電源2の(+)極に電気的
に接続されている。
【0045】電解インプロセスドレッシング装置Dは、
基本構成が実施形態1と同様で、砥石車Gの研削加工部
と干渉しない部位に、つまり、図示のものにおいては、
ワークWの加工位置と対向する砥石車Gの水平方向反対
側位置に設けられている。また、電解インプロセスドレ
ッシング装置Dを構成するドレッシング電極105、封
止ハウジング106およびクーラントノズル107の具
体的構造は、上記カップ型砥石車Gの形状に対応したも
のとされている。
基本構成が実施形態1と同様で、砥石車Gの研削加工部
と干渉しない部位に、つまり、図示のものにおいては、
ワークWの加工位置と対向する砥石車Gの水平方向反対
側位置に設けられている。また、電解インプロセスドレ
ッシング装置Dを構成するドレッシング電極105、封
止ハウジング106およびクーラントノズル107の具
体的構造は、上記カップ型砥石車Gの形状に対応したも
のとされている。
【0046】ドレッシング電極105は上記砥石車Gの
環状研削面Gaに対応した扇状の平面電極面105aを
備えてなり、この平面電極面105aの全面が、上記研
削面Gaに近接した等距離をもって、つまり平行に対向
して配置されている。また、ドレッシング電極105
は、給電体8を介して上記電源2の(−)極に電気的に
接続されている。
環状研削面Gaに対応した扇状の平面電極面105aを
備えてなり、この平面電極面105aの全面が、上記研
削面Gaに近接した等距離をもって、つまり平行に対向
して配置されている。また、ドレッシング電極105
は、給電体8を介して上記電源2の(−)極に電気的に
接続されている。
【0047】封止ハウジング106は、実施形態1と同
様、円周カバー111と側部カバー112からなり、上
記ドレッシング電極105の外周部に、このドレッシン
グ電極105の周囲を被覆するように取り囲んで、起立
状に一体的に設けられている。
様、円周カバー111と側部カバー112からなり、上
記ドレッシング電極105の外周部に、このドレッシン
グ電極105の周囲を被覆するように取り囲んで、起立
状に一体的に設けられている。
【0048】円周カバー111は、ドレッシング電極1
05における砥石車Gの回転方向両側位置にそれぞれ取
り付け固定され、その水平な上部先端縁111aが上記
砥石車Gの研削面Gaに接近または接触している。
05における砥石車Gの回転方向両側位置にそれぞれ取
り付け固定され、その水平な上部先端縁111aが上記
砥石車Gの研削面Gaに接近または接触している。
【0049】また、上記側部カバー112は、ドレッシ
ング電極105の円弧状輪郭を有する左右両側縁部にそ
れぞれ取り付け固定される円弧状断面のもので、その先
端縁が上記砥石車Gに摺接している。具体的には、側部
カバー112の円筒内側面に、耐磨耗性の電気絶縁材料
からなるシールテープ113が一体的に取り付けられて
おり、このシールテープ113が、上記砥石車Gの砥粒
のない円筒状の母体部分に摺接している。
ング電極105の円弧状輪郭を有する左右両側縁部にそ
れぞれ取り付け固定される円弧状断面のもので、その先
端縁が上記砥石車Gに摺接している。具体的には、側部
カバー112の円筒内側面に、耐磨耗性の電気絶縁材料
からなるシールテープ113が一体的に取り付けられて
おり、このシールテープ113が、上記砥石車Gの砥粒
のない円筒状の母体部分に摺接している。
【0050】しかして、このように構成された封止ハウ
ジング106(111,112)は、上記ドレッシング
電極105の周囲を被覆するように取り囲んで、外部か
ら封止された封止空間110を形成している。これによ
り、実施形態1と同様、砥石車Gの回転方向上流側にお
いては、砥石車Gの外周を連れ回りする空気の上記封止
空間10内への侵入を遮断し、一方、砥石車Gの回転方
向下流側においては、封止空間10からの電解クーラン
トの流出を抑制する。
ジング106(111,112)は、上記ドレッシング
電極105の周囲を被覆するように取り囲んで、外部か
ら封止された封止空間110を形成している。これによ
り、実施形態1と同様、砥石車Gの回転方向上流側にお
いては、砥石車Gの外周を連れ回りする空気の上記封止
空間10内への侵入を遮断し、一方、砥石車Gの回転方
向下流側においては、封止空間10からの電解クーラン
トの流出を抑制する。
【0051】クーラントノズル107の取付け構造は、
具体的には、上記砥石車Gの回転方向上流側に位置する
上記円周カバー111に、クーラント通路15が上記封
止空間110内に連通するように貫設され、このクーラ
ント通路115に上記クーラントノズル107が下向き
に接続されている。その他の構成および作用は実施形態
1と同様である。
具体的には、上記砥石車Gの回転方向上流側に位置する
上記円周カバー111に、クーラント通路15が上記封
止空間110内に連通するように貫設され、このクーラ
ント通路115に上記クーラントノズル107が下向き
に接続されている。その他の構成および作用は実施形態
1と同様である。
【0052】図示しないが、縦軸両頭平面研削盤におい
ても、上記電解インプロセスドレッシング装置Dが天地
逆転した状態で下側の砥石車に適用されることで、容易
に電解インプロセスドレッシング方式の研削装置とする
ことが可能である。
ても、上記電解インプロセスドレッシング装置Dが天地
逆転した状態で下側の砥石車に適用されることで、容易
に電解インプロセスドレッシング方式の研削装置とする
ことが可能である。
【0053】なお、上述した実施形態1ないし3はあく
までも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本
発明はこれに限定されることなくその範囲内で種々の設
計変更が可能である。
までも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本
発明はこれに限定されることなくその範囲内で種々の設
計変更が可能である。
【0054】例えば、封止ハウジング6,106の具体
的構造は図示の実施形態のものに限定されず、封止され
た封止空間を形成しうる他の構造も採用可能である。
的構造は図示の実施形態のものに限定されず、封止され
た封止空間を形成しうる他の構造も採用可能である。
【0055】一例として、実施形態1または2におい
て、図示しないが、円周カバー11の下部先端縁11a
の部分に、砥石車Gの研削面Gaに接触するブラシが設
けられたり、あるいは、エアノズルが設けられて、上記
下部先端縁11aと研削面Gaとの間を封止するエアカ
ーテンが形成されても良い。
て、図示しないが、円周カバー11の下部先端縁11a
の部分に、砥石車Gの研削面Gaに接触するブラシが設
けられたり、あるいは、エアノズルが設けられて、上記
下部先端縁11aと研削面Gaとの間を封止するエアカ
ーテンが形成されても良い。
【0056】また、図5に示すような構成も採用可能で
ある。すなわち、実施形態1、2と同様なセンタレス研
削盤の電解インプロセスドレッシング装置において、こ
れら実施形態における砥石車Gの回転方向上流側の円周
カバー11が省略された構造とされている。具体的に
は、砥石車Gの回転方向下流側において、円周カバー1
1が砥石カバー25に取り付けられるとともに、ドレッ
シング電極5に固定されている。一方、砥石車Gの回転
方向上流側において、クーラントノズル7が上記ドレッ
シング電極5と砥石車Gとの間隙に臨んで設けられてい
る。このクーラントノズル7の取り付けは、図示しない
が、上記砥石カバー25に直接取り付けられても、ある
いは上記ドレッシング電極5に取り付けられても良い。
ある。すなわち、実施形態1、2と同様なセンタレス研
削盤の電解インプロセスドレッシング装置において、こ
れら実施形態における砥石車Gの回転方向上流側の円周
カバー11が省略された構造とされている。具体的に
は、砥石車Gの回転方向下流側において、円周カバー1
1が砥石カバー25に取り付けられるとともに、ドレッ
シング電極5に固定されている。一方、砥石車Gの回転
方向上流側において、クーラントノズル7が上記ドレッ
シング電極5と砥石車Gとの間隙に臨んで設けられてい
る。このクーラントノズル7の取り付けは、図示しない
が、上記砥石カバー25に直接取り付けられても、ある
いは上記ドレッシング電極5に取り付けられても良い。
【0057】さらに、本発明は上述したセンタレス研削
盤や平面研削盤の他、超精密研削加工を施す他の方式の
研削盤等にももちろん採用可能である。この場合、電解
インプロセスドレッシング装置Dの各構成部材は、適用
される研削盤の砥石車形状に対応したものとされてい
る。
盤や平面研削盤の他、超精密研削加工を施す他の方式の
研削盤等にももちろん採用可能である。この場合、電解
インプロセスドレッシング装置Dの各構成部材は、適用
される研削盤の砥石車形状に対応したものとされてい
る。
【0058】
【発明の効果】以上詳細したように、本発明の電解イン
プロセスドレッシング装置によれば、導電性のボンド材
を用いた砥石車の研削面に対向してドレッシング電極が
設けられるとともに、このドレッシング電極と上記研削
面の間隙が外部から封止された封止空間とされ、この封
止空間内に、電解クーラントを供給するクーラントノズ
ルが連通されているから、ドレッシング電極と砥石車と
の間隙への空気の流入が抑制されるとともに、この間隙
からの電解クーラントの流出が抑制され、また、砥石車
の回転による遠心力に起因するクーラント剥離も有効に
防止される。
プロセスドレッシング装置によれば、導電性のボンド材
を用いた砥石車の研削面に対向してドレッシング電極が
設けられるとともに、このドレッシング電極と上記研削
面の間隙が外部から封止された封止空間とされ、この封
止空間内に、電解クーラントを供給するクーラントノズ
ルが連通されているから、ドレッシング電極と砥石車と
の間隙への空気の流入が抑制されるとともに、この間隙
からの電解クーラントの流出が抑制され、また、砥石車
の回転による遠心力に起因するクーラント剥離も有効に
防止される。
【0059】したがって、砥石車の周速にかかわらず、
電解クーラントは上記封止空間内の電解ドレッシングが
行われる領域全体に確実に滞留保持されるとともに、砥
石車の回転により発生する動圧との相乗効果により電解
クーラントの分布が密となり、電解効率の高い安定した
電解インプロセスドレッシングが実現する。これによ
り、砥石車の切れ味寿命の大幅な延長も可能となる。
電解クーラントは上記封止空間内の電解ドレッシングが
行われる領域全体に確実に滞留保持されるとともに、砥
石車の回転により発生する動圧との相乗効果により電解
クーラントの分布が密となり、電解効率の高い安定した
電解インプロセスドレッシングが実現する。これによ
り、砥石車の切れ味寿命の大幅な延長も可能となる。
【0060】しかも、クーラントノズルからのクーラン
ト供給量は、基本的に上記封止空間からのクーラント流
出量に対応するところ、上記封止空間内には電解クーラ
ントが確実に滞留保持されて、その流出量もわずかであ
り、経済的である。
ト供給量は、基本的に上記封止空間からのクーラント流
出量に対応するところ、上記封止空間内には電解クーラ
ントが確実に滞留保持されて、その流出量もわずかであ
り、経済的である。
【0061】また、クーラント通路が、加工に制約があ
るドレッシング電極ではなく、形状寸法等に自由度があ
る封止ハウジングに設けられていると、上記封止空間の
容量やクーラント必要供給量に最適な規格寸法のクーラ
ントノズルを採用することができる。これにより、上記
効果とも相まって、封止空間内における電解クーラント
量の分布をより均一にすることができ、電解インプロセ
スドレッシング効果を十分に発揮し得る。
るドレッシング電極ではなく、形状寸法等に自由度があ
る封止ハウジングに設けられていると、上記封止空間の
容量やクーラント必要供給量に最適な規格寸法のクーラ
ントノズルを採用することができる。これにより、上記
効果とも相まって、封止空間内における電解クーラント
量の分布をより均一にすることができ、電解インプロセ
スドレッシング効果を十分に発揮し得る。
【0062】さらに、上記封止空間からの電解クーラン
トの流出量はわずかであるから、安定した電解ドレッシ
ングを行うために多量の電解クーラントを供給しても、
ワーク重量のいかんにかかわらず、その支持状態が不安
定になることはなく、高精度な研削を確保することがで
き、電解クーラントやミストの飛散が有効に防止され作
業環境の汚染も少ない。
トの流出量はわずかであるから、安定した電解ドレッシ
ングを行うために多量の電解クーラントを供給しても、
ワーク重量のいかんにかかわらず、その支持状態が不安
定になることはなく、高精度な研削を確保することがで
き、電解クーラントやミストの飛散が有効に防止され作
業環境の汚染も少ない。
【0063】また、上記電解インプロセスドレッシング
装置を備えた研削装置にあっては、は、上記の効果と相
まって、信頼性の高い安定した超精密研削加工が実現す
る。
装置を備えた研削装置にあっては、は、上記の効果と相
まって、信頼性の高い安定した超精密研削加工が実現す
る。
【図1】本発明の実施形態1である電解インプロセスド
レッシング方式のセンタレス研削盤の要部構成を一部断
面で示す正面図である。
レッシング方式のセンタレス研削盤の要部構成を一部断
面で示す正面図である。
【図2】同じく同研削盤の要部構成を一部断面で示す側
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施形態2である電解インプロセスド
レッシング方式のセンタレス研削盤の要部構成を一部断
面で示す正面図である。
レッシング方式のセンタレス研削盤の要部構成を一部断
面で示す正面図である。
【図4】本発明の実施形態3である電解インプロセスド
レッシング方式の平面研削盤の要部構成を示し、図4
(a) は一部断面で示す正面図、図4(b) は一部断面で示
す平面図である。
レッシング方式の平面研削盤の要部構成を示し、図4
(a) は一部断面で示す正面図、図4(b) は一部断面で示
す平面図である。
【図5】本発明に係るセンタレス研削盤における電解イ
ンプロセスドレッシング装置の要部構成の改変例を示す
正面図である。
ンプロセスドレッシング装置の要部構成の改変例を示す
正面図である。
【図6】従来の電解インプロセスドレッシング方式のセ
ンタレス研削盤を示し、図6(a) は一部断面で示す正面
図、図6(b) は一部断面で示す平面図である。
ンタレス研削盤を示し、図6(a) は一部断面で示す正面
図、図6(b) は一部断面で示す平面図である。
W 工作物(ワーク) G 砥石車 Ga 砥石車の研削面 D 電解インプロセスドレッシング装
置 1 給電体 2 電源 3 クーラントノズル 5 ドレッシング電極 5a ドレッシング電極の電極面 6 封止ハウジング 7 クーラントノズル 8 給電体 10 封止空間 11 円周カバー 11a 円周カバーの先端縁 12 側部カバー 13 シールテープ 15 クーラント通路 21 円周カバー 21a 円周カバーの先端縁 105 ドレッシング電極 105a ドレッシング電極の電極面 106 封止ハウジング 107 クーラントノズル 110 封止空間 111 円周カバー 111a 円周カバーの先端縁 112 側部カバー
置 1 給電体 2 電源 3 クーラントノズル 5 ドレッシング電極 5a ドレッシング電極の電極面 6 封止ハウジング 7 クーラントノズル 8 給電体 10 封止空間 11 円周カバー 11a 円周カバーの先端縁 12 側部カバー 13 シールテープ 15 クーラント通路 21 円周カバー 21a 円周カバーの先端縁 105 ドレッシング電極 105a ドレッシング電極の電極面 106 封止ハウジング 107 クーラントノズル 110 封止空間 111 円周カバー 111a 円周カバーの先端縁 112 側部カバー
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性のボンド材を用いた砥石車を備え
る研削装置に装着されるものであって、 前記砥石車の研削面に対向してドレッシング電極が設け
られるとともに、このドレッシング電極と前記研削面の
間隙が外部から封止された封止空間とされ、 この封止空間内に、電解液を供給するクーラントノズル
が連通されていることを特徴とする電解インプロセスド
レッシング装置。 - 【請求項2】 前記ドレッシング電極の外周部に電気絶
縁材料からなる封止ハウジングが設けられ、 この封止ハウジングは、前記ドレッシング電極と前記砥
石車の研削面の周囲を被覆して、前記封止空間が形成さ
れるとともに、この封止空間内の砥石車回転方向上流側
に、前記クーラントノズルが連通されていることを特徴
とする請求項1に記載の電解インプロセスドレッシング
装置。 - 【請求項3】 前記封止ハウジングは、前記砥石車の研
削面の円周方向部位を被覆する円周カバーと、前記砥石
車の研削面の側部を被覆する側部カバーとからなり、 前記円周カバーは、その先端縁が前記砥石車の研削面に
接近または接触して、砥石車の外周を連れ回りする空気
を遮断するとともに、前記側部カバーは、その先端縁が
前記砥石車に摺接するように構成されていることを特徴
とする請求項2に記載の電解インプロセスドレッシング
装置。 - 【請求項4】 前記砥石車回転方向上流側に位置する前
記円周カバーに、前記封止空間内に連通するクーラント
通路が貫設されるとともに、このクーラント通路に前記
クーラントノズルが連通されていることを特徴とする請
求項3に記載の電解インプロセスドレッシング装置。 - 【請求項5】 研削加工中に電解ドレッシングが行われ
る電解インプロセスドレッシング方式の研削装置であっ
て、 導電性のボンド材を用いた砥石車を備えるとともに、こ
の砥石車の研削加工部と干渉しない部位に、請求項1か
ら4のいずれか一つに記載の電解インプロセスドレッシ
ング装置が設けられてなることを特徴とする研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28615796A JPH10113865A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 電解インプロセスドレッシング装置および研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28615796A JPH10113865A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 電解インプロセスドレッシング装置および研削装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10113865A true JPH10113865A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17700685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28615796A Pending JPH10113865A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 電解インプロセスドレッシング装置および研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10113865A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011051031A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Fuji Heavy Ind Ltd | 研削加工装置 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP28615796A patent/JPH10113865A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011051031A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Fuji Heavy Ind Ltd | 研削加工装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010515 |