JPH10135770A - 圧電部品 - Google Patents
圧電部品Info
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- JPH10135770A JPH10135770A JP8288258A JP28825896A JPH10135770A JP H10135770 A JPH10135770 A JP H10135770A JP 8288258 A JP8288258 A JP 8288258A JP 28825896 A JP28825896 A JP 28825896A JP H10135770 A JPH10135770 A JP H10135770A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組立てが容易でかつ共振特性の変化が生じにく
い圧電部品を提供する。 【解決手段】リード端子11が立設した圧電振動板12
を、外壁面に配線パターン21が形成されたケース13
の収容部14,15,16,17に収容し、リード端子
11と配線パターン21とを導電性樹脂61で接続す
る。
い圧電部品を提供する。 【解決手段】リード端子11が立設した圧電振動板12
を、外壁面に配線パターン21が形成されたケース13
の収容部14,15,16,17に収容し、リード端子
11と配線パターン21とを導電性樹脂61で接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電振動子が組み
込まれた圧電部品に関する。
込まれた圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミックス等からなる圧電
振動子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図8は、従来の圧
電部品の断面図、図9は、図8に示す圧電部品を構成す
る圧電振動子と、その圧電振動子を挟持した端子電極板
とを示す斜視図、図10は、その断面図である。
振動子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図8は、従来の圧
電部品の断面図、図9は、図8に示す圧電部品を構成す
る圧電振動子と、その圧電振動子を挟持した端子電極板
とを示す斜視図、図10は、その断面図である。
【0003】ここでは図8に示す圧電部品80を説明す
るにあたり、先ず、その圧電部品を構成する、圧電振動
子およびその圧電振動子を挟む端子電極板について、構
造および作用を説明する。ここでは代表として、図8に
示す複数の圧電振動子のうちの圧電振動子84、および
その圧電振動子84を挟む端子電極板87,88につい
て、図9、図10を参照して、構造および作用を説明す
る。そして、最後に図8に示す圧電部品について説明す
る。
るにあたり、先ず、その圧電部品を構成する、圧電振動
子およびその圧電振動子を挟む端子電極板について、構
造および作用を説明する。ここでは代表として、図8に
示す複数の圧電振動子のうちの圧電振動子84、および
その圧電振動子84を挟む端子電極板87,88につい
て、図9、図10を参照して、構造および作用を説明す
る。そして、最後に図8に示す圧電部品について説明す
る。
【0004】図9に示す圧電振動子84には、その圧電
振動子84の表面84aおよび裏面84bに電極膜が形
成されている。一方、端子電極板87,88は、圧電振
動子84を支持するための平板状の支持部87a,88
aを有し、図10に示すように、この支持部87a,8
8aの中心部分に導電性の突起87b,88bが形成さ
れている。圧電振動子84は、2枚の端子電極板87,
88で挟持されており、圧電振動子84に形成された電
極膜と端子電極板87,88に形成された突起87b,
88bとが電気的に接している。ここで、2枚の端子電
極板87,88の間に高周波電圧が印加されると圧電振
動子84がその圧電振動子84固有の周波数で共振す
る。
振動子84の表面84aおよび裏面84bに電極膜が形
成されている。一方、端子電極板87,88は、圧電振
動子84を支持するための平板状の支持部87a,88
aを有し、図10に示すように、この支持部87a,8
8aの中心部分に導電性の突起87b,88bが形成さ
れている。圧電振動子84は、2枚の端子電極板87,
88で挟持されており、圧電振動子84に形成された電
極膜と端子電極板87,88に形成された突起87b,
88bとが電気的に接している。ここで、2枚の端子電
極板87,88の間に高周波電圧が印加されると圧電振
動子84がその圧電振動子84固有の周波数で共振す
る。
【0005】以下に、図8に示す圧電部品80を構成す
るケース94に収納される各部品の収納方法を説明しな
がら、圧電部品80の構造を説明し、その後圧電部品8
0の作用を説明する。先ず、圧電振動子82を、電極板
89および端子電極板86で挟み、端子電極板86の裏
面に絶縁板91を配置し、これらの部品を跨ぐようにコ
字状電極板92を配置する。また、コ字状電極板92の
裏面に圧電振動子81を配置し、コ字状電極板92との
間に圧電振動子81を挟むように端子電極板85を配置
する。また、端子電極板85の裏面に板バネ93を配置
する。また、コ字状電極板92の反対側の面に圧電振動
子83を配置し、コ字状電極板92との間に圧電振動子
83を挟むように電極板90を配置する。さらに、電極
板90の裏面に端子電極板87を配置し、端子電極板8
7の裏面に圧電振動子84を配置する。また、端子電極
板87との間に圧電振動子84を挟むように端子電極板
88を配置する。このようにして、各部品を配列し、配
列部品95を構成する。その後、圧電部品95をケース
94に収納することにより、図8に示す圧電部品80が
構成される。
るケース94に収納される各部品の収納方法を説明しな
がら、圧電部品80の構造を説明し、その後圧電部品8
0の作用を説明する。先ず、圧電振動子82を、電極板
89および端子電極板86で挟み、端子電極板86の裏
面に絶縁板91を配置し、これらの部品を跨ぐようにコ
字状電極板92を配置する。また、コ字状電極板92の
裏面に圧電振動子81を配置し、コ字状電極板92との
間に圧電振動子81を挟むように端子電極板85を配置
する。また、端子電極板85の裏面に板バネ93を配置
する。また、コ字状電極板92の反対側の面に圧電振動
子83を配置し、コ字状電極板92との間に圧電振動子
83を挟むように電極板90を配置する。さらに、電極
板90の裏面に端子電極板87を配置し、端子電極板8
7の裏面に圧電振動子84を配置する。また、端子電極
板87との間に圧電振動子84を挟むように端子電極板
88を配置する。このようにして、各部品を配列し、配
列部品95を構成する。その後、圧電部品95をケース
94に収納することにより、図8に示す圧電部品80が
構成される。
【0006】圧電部品80を構成する端子電極板85,
86,87,88の先端部は、それぞれ外部回路と接続
するための取出し電極を兼ねており、電圧が印加される
と、各圧電振動子それぞれが固有の周波数で共振し、フ
ィルタ等としての機能を発揮する。ところが、図8に示
す圧電部品80は、組立てにあたり、配列部品95の配
列状態を保ったまま、その配列部品95を、一面が開口
したケース94に収納しなければならないため、配列部
品95の収納に熟練を要する手作業が必要であり、生産
効率が悪いという問題がある。
86,87,88の先端部は、それぞれ外部回路と接続
するための取出し電極を兼ねており、電圧が印加される
と、各圧電振動子それぞれが固有の周波数で共振し、フ
ィルタ等としての機能を発揮する。ところが、図8に示
す圧電部品80は、組立てにあたり、配列部品95の配
列状態を保ったまま、その配列部品95を、一面が開口
したケース94に収納しなければならないため、配列部
品95の収納に熟練を要する手作業が必要であり、生産
効率が悪いという問題がある。
【0007】この問題を解決するために、特開平7−2
21583号公報に1つの提案が示されている。図11
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部材から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図11に示す圧電部品では、組立てに当
り、バキューム吸引力を利用した治具111,112
で、ケース113を構成する平板113a,113bと
配列部品95を押え、接合用部品114で、ケース11
3を構成する部材113c,113dを平板113a,
113bとともに加熱してケース113を組立てること
により、配列部品95がケース113に収納される。
21583号公報に1つの提案が示されている。図11
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部材から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図11に示す圧電部品では、組立てに当
り、バキューム吸引力を利用した治具111,112
で、ケース113を構成する平板113a,113bと
配列部品95を押え、接合用部品114で、ケース11
3を構成する部材113c,113dを平板113a,
113bとともに加熱してケース113を組立てること
により、配列部品95がケース113に収納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の、特
開平7−221583号公報に提案された方法は、上述
のようにバキューム吸引力を利用した治具111,11
2、および接合用部材114を用いてケース113を組
み立てているため、圧電部品の組み立てが複雑になると
いう問題があり、また、組み立てられた圧電部品を構成
する圧電振動子は、突起が形成されている電極板で挟ま
れるようにケースに収納されるため、電極板から受ける
力により圧電振動子の特性が変化し、圧電部品の歩留り
が低下するという問題もある。
開平7−221583号公報に提案された方法は、上述
のようにバキューム吸引力を利用した治具111,11
2、および接合用部材114を用いてケース113を組
み立てているため、圧電部品の組み立てが複雑になると
いう問題があり、また、組み立てられた圧電部品を構成
する圧電振動子は、突起が形成されている電極板で挟ま
れるようにケースに収納されるため、電極板から受ける
力により圧電振動子の特性が変化し、圧電部品の歩留り
が低下するという問題もある。
【0009】また、上述した、圧電部品を構成する端子
電極板を得るためには、例えば厚み0.1mm程度のば
ね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを施した材料を
プレス加工で端子電極板の型に打ち抜き、かつその中央
部に圧電振動子と電気的接触を行うための突起を形成し
なければならないが、突起を形成する際に端子電極板に
反りが生じると、圧電部品を組み立てた際に圧電振動子
の周辺部と端子電極板が接触し、圧電部品の共振特性が
変化してしまうため、電極板は高精度の平坦性を有する
ように加工されなければならないという問題がある。
電極板を得るためには、例えば厚み0.1mm程度のば
ね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを施した材料を
プレス加工で端子電極板の型に打ち抜き、かつその中央
部に圧電振動子と電気的接触を行うための突起を形成し
なければならないが、突起を形成する際に端子電極板に
反りが生じると、圧電部品を組み立てた際に圧電振動子
の周辺部と端子電極板が接触し、圧電部品の共振特性が
変化してしまうため、電極板は高精度の平坦性を有する
ように加工されなければならないという問題がある。
【0010】また、圧電部品を組み立てた際に、圧電振
動子に加わる圧力が弱すぎると端子電極板と圧電振動子
との電気的な接触が不十分になり、逆に、加わる圧力が
強すぎると、圧電部品の等価回路における抵抗が増大す
るため、端子電極板の突起の高さが厳密に管理されなけ
ればならないという問題もある。本発明は、上記事情に
鑑み、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が防止さ
れた圧電部品を提供することを目的とする。
動子に加わる圧力が弱すぎると端子電極板と圧電振動子
との電気的な接触が不十分になり、逆に、加わる圧力が
強すぎると、圧電部品の等価回路における抵抗が増大す
るため、端子電極板の突起の高さが厳密に管理されなけ
ればならないという問題もある。本発明は、上記事情に
鑑み、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が防止さ
れた圧電部品を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を成する本発明
の圧電部品は、 (1)表面および裏面に電極膜が形成されてなる圧電振
動板 (2)この圧電振動板の表面および裏面それぞれに立設
するリード端子 (3)上記リード端子が立設した圧電振動板を内部に収
容した状態に上記リード端子を保持する、上記リード端
子に接続された配線パターンが形成されてなる箱体 を備えたことを特徴とする。
の圧電部品は、 (1)表面および裏面に電極膜が形成されてなる圧電振
動板 (2)この圧電振動板の表面および裏面それぞれに立設
するリード端子 (3)上記リード端子が立設した圧電振動板を内部に収
容した状態に上記リード端子を保持する、上記リード端
子に接続された配線パターンが形成されてなる箱体 を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の圧電部品は、リード端子が立設し
た圧電振動子を、箱体の内部に収容した状態にリード端
子を保持するものであるため、特開平7−221583
号公報に提案されたような、バキューム吸引力を利用し
た治具は不要であり、また、圧電部品の組立中や組立後
に、圧電振動子に特性が変化するような力が加わること
もない。したがって、組み立てが容易で、かつ共振特性
の変化が防止された圧電部品が構成される。
た圧電振動子を、箱体の内部に収容した状態にリード端
子を保持するものであるため、特開平7−221583
号公報に提案されたような、バキューム吸引力を利用し
た治具は不要であり、また、圧電部品の組立中や組立後
に、圧電振動子に特性が変化するような力が加わること
もない。したがって、組み立てが容易で、かつ共振特性
の変化が防止された圧電部品が構成される。
【0013】ここで、本発明の圧電部品において、上記
配線パターンが、上記箱体の外壁面に形成されることが
好ましい。箱体の外壁面に配線パターンを形成すると、
圧電振動板どうしの接続を容易に行なうことができる。
また、本発明の圧電部品は、上記リード端子が、相対的
に、上記圧電振動子側で太径の部分、上記箱体側で細径
の部分を有するものであって、上記リード端子と上記圧
電振動板の電極膜、及び前記リード端子と前記配線パタ
ーンが、それぞれ導電性樹脂により接続されることが好
ましい。
配線パターンが、上記箱体の外壁面に形成されることが
好ましい。箱体の外壁面に配線パターンを形成すると、
圧電振動板どうしの接続を容易に行なうことができる。
また、本発明の圧電部品は、上記リード端子が、相対的
に、上記圧電振動子側で太径の部分、上記箱体側で細径
の部分を有するものであって、上記リード端子と上記圧
電振動板の電極膜、及び前記リード端子と前記配線パタ
ーンが、それぞれ導電性樹脂により接続されることが好
ましい。
【0014】導電性樹脂を用いると、リード端子と圧電
振動板の電極膜の接続、およびリード端子と配線パター
ンの接続を容易に行なうことができ、リード端子を、相
対的に径の異なる部分を有し、箱体をこのリード端子の
細径の部分を保持するように形成することにより、箱体
内における、圧電振動板の、リード端子が立設した方向
の位置決めがなされる。
振動板の電極膜の接続、およびリード端子と配線パター
ンの接続を容易に行なうことができ、リード端子を、相
対的に径の異なる部分を有し、箱体をこのリード端子の
細径の部分を保持するように形成することにより、箱体
内における、圧電振動板の、リード端子が立設した方向
の位置決めがなされる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の圧電部品の一実
施形態を示す斜視図、図2はその底面図、図3は、図1
に示す圧電部品を構成する、リード端子と、このリード
端子が立設した圧電振動板を示す斜視図、図4は、図3
に示すリード端子の側面図、図5は、その正面図であ
る。
施形態を示す斜視図、図2はその底面図、図3は、図1
に示す圧電部品を構成する、リード端子と、このリード
端子が立設した圧電振動板を示す斜視図、図4は、図3
に示すリード端子の側面図、図5は、その正面図であ
る。
【0016】図1に示す圧電部品10は、内部に、図3
に示すような、表裏面にリード端子11が立設した圧電
振動子12を4個備えている。圧電振動板12はその表
面12aおよび裏面12bそれぞれに電極膜を有し、リ
ード端子11は圧電振動板12の表面12aおよび裏面
12bそれぞれに立設している。このリード端子11
は、図4,図5に示すように、円柱形状であって、かつ
一端側が他端側よりも太径に形成されており、このリー
ド端子11の太径の部分が、導電性樹脂により圧電振動
板12の電極膜に接着されている。
に示すような、表裏面にリード端子11が立設した圧電
振動子12を4個備えている。圧電振動板12はその表
面12aおよび裏面12bそれぞれに電極膜を有し、リ
ード端子11は圧電振動板12の表面12aおよび裏面
12bそれぞれに立設している。このリード端子11
は、図4,図5に示すように、円柱形状であって、かつ
一端側が他端側よりも太径に形成されており、このリー
ド端子11の太径の部分が、導電性樹脂により圧電振動
板12の電極膜に接着されている。
【0017】このような構造を有する、表裏面にリード
端子11が立設した圧電振動子12は、図1に示すよう
に、ケース13に形成された収容部14,15,16,
17に収容されている。ケース13は組立ての途中段階
においてはその側面18に開口を有しており、また、そ
のケース13の上面板13a、下面板13bには、リー
ド端子11を保持するリード端子保持部19と、開口か
らリード端子保持部19につながるスリット20とが形
成されている。
端子11が立設した圧電振動子12は、図1に示すよう
に、ケース13に形成された収容部14,15,16,
17に収容されている。ケース13は組立ての途中段階
においてはその側面18に開口を有しており、また、そ
のケース13の上面板13a、下面板13bには、リー
ド端子11を保持するリード端子保持部19と、開口か
らリード端子保持部19につながるスリット20とが形
成されている。
【0018】圧電振動板12を各収容部14,15,1
6,17に収容する際は、リード端子11が立設した圧
電振動板12を、リード端子11がスリット20内に配
置されるようにしてケース13の側面18の開口から、
ケース13の中に挿入する。このような収容部14,1
5,16,17を有するケース13には、図1、図2に
示すように、このケース13の外壁面に配線パターン2
1が形成されており、さらに配線パターン21と接続さ
れた、外部回路と接続するための4つの外部端子22,
23,24,25が備えられている。この配線パターン
21は、ケース13の各収容部14,15,16,17
に、リード端子11が立設した圧電振動板12が収容さ
れると、図1に示すように、収容部15に収容された圧
電振動板12の表面12aに立設したリード端子11
と、収容部14,17に収容された圧電振動板12の表
面12aに立設したリード端子11とを電気的に接続す
るとともに、収容部16に収容された圧電振動板12の
表面12aに立設したリード端子11を外部端子24に
電気的に接続し、さらに図2に示すように、収容部16
に収容された圧電振動板12の裏面12bに立設したリ
ード端子11と、収容部14,17に収容された圧電振
動板12の裏面12bに立設したリード端子11とを電
気的に接続するとともに、収容部14,15,17に収
容された圧電振動板12の裏面12bに立設したリード
端子11を、それぞれ外部端子22,23,25に電気
的に接続する。
6,17に収容する際は、リード端子11が立設した圧
電振動板12を、リード端子11がスリット20内に配
置されるようにしてケース13の側面18の開口から、
ケース13の中に挿入する。このような収容部14,1
5,16,17を有するケース13には、図1、図2に
示すように、このケース13の外壁面に配線パターン2
1が形成されており、さらに配線パターン21と接続さ
れた、外部回路と接続するための4つの外部端子22,
23,24,25が備えられている。この配線パターン
21は、ケース13の各収容部14,15,16,17
に、リード端子11が立設した圧電振動板12が収容さ
れると、図1に示すように、収容部15に収容された圧
電振動板12の表面12aに立設したリード端子11
と、収容部14,17に収容された圧電振動板12の表
面12aに立設したリード端子11とを電気的に接続す
るとともに、収容部16に収容された圧電振動板12の
表面12aに立設したリード端子11を外部端子24に
電気的に接続し、さらに図2に示すように、収容部16
に収容された圧電振動板12の裏面12bに立設したリ
ード端子11と、収容部14,17に収容された圧電振
動板12の裏面12bに立設したリード端子11とを電
気的に接続するとともに、収容部14,15,17に収
容された圧電振動板12の裏面12bに立設したリード
端子11を、それぞれ外部端子22,23,25に電気
的に接続する。
【0019】図6は、収容部に収容された、表裏面にリ
ード端子が立設した圧電振動板を、ケースの側面からみ
た図である。ケース13の収容部14,15,16,1
7に、リード端子11が立設した圧電振動板12を収容
して、リード端子11と配線パターン21とを導電性樹
脂61により接続し、ケース11の側面18に蓋を取り
付けることにより、図1、図2に示す圧電部品10が構
成される。
ード端子が立設した圧電振動板を、ケースの側面からみ
た図である。ケース13の収容部14,15,16,1
7に、リード端子11が立設した圧電振動板12を収容
して、リード端子11と配線パターン21とを導電性樹
脂61により接続し、ケース11の側面18に蓋を取り
付けることにより、図1、図2に示す圧電部品10が構
成される。
【0020】このように構成された圧電部品10を構成
する各外部端子22,23,24,25に電圧が印加さ
れると、各収容部14,15,16,17に収容されて
いる圧電振動子12それぞれが固有の周波数で振動し、
フィルタ等としての機能を発揮する。図7は、図1、図
2に示す圧電部品の等価回路を示す図である。
する各外部端子22,23,24,25に電圧が印加さ
れると、各収容部14,15,16,17に収容されて
いる圧電振動子12それぞれが固有の周波数で振動し、
フィルタ等としての機能を発揮する。図7は、図1、図
2に示す圧電部品の等価回路を示す図である。
【0021】図7に示す等価回路を構成する各圧電振動
子71,72,73,74はそれぞれ、図1に示すケー
ス13の収容部14,15,16,17に収容されてい
る各圧電振動子12に対応しており、各端子75,7
6,77,78は、それぞれ図1に示す外部端子22,
23,24,25に対応しており、圧電部品10は、先
に説明したように、図1,図2に示すような配線パター
ン21により、収容部14,15,17に収容された圧
電振動板どうしが接続されるとともに、収容部14,1
6に収容された圧電振動板どうしが接続されているた
め、4素子構造のラダー型フィルタが構成される。
子71,72,73,74はそれぞれ、図1に示すケー
ス13の収容部14,15,16,17に収容されてい
る各圧電振動子12に対応しており、各端子75,7
6,77,78は、それぞれ図1に示す外部端子22,
23,24,25に対応しており、圧電部品10は、先
に説明したように、図1,図2に示すような配線パター
ン21により、収容部14,15,17に収容された圧
電振動板どうしが接続されるとともに、収容部14,1
6に収容された圧電振動板どうしが接続されているた
め、4素子構造のラダー型フィルタが構成される。
【0022】以上説明したように、圧電部品10は、リ
ード端子11が立設した圧電振動子12を、ケース13
の内部に収容した状態にリード端子11を保持するもの
であるため、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が
防止される。また、この圧電部品10には、そのケース
13の外壁面に、配線パターン21が形成されているた
め、圧電振動板どうしの配線が容易に行われる。
ード端子11が立設した圧電振動子12を、ケース13
の内部に収容した状態にリード端子11を保持するもの
であるため、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が
防止される。また、この圧電部品10には、そのケース
13の外壁面に、配線パターン21が形成されているた
め、圧電振動板どうしの配線が容易に行われる。
【0023】また、圧電部品10では、リード端子と圧
電振動板の電極膜の接続、およびリード端子と配線パタ
ーンの接続を導電性樹脂により行なっているため、圧電
振動板の固定および接続が容易であり、また、両端の径
が異なるリード端子11を備え、リード端子保持部19
が、リード端子11の細径の部分を保持するものである
ため、リード端子が立設した圧電振動板は、ケース13
に収容した際にリード端子11の延びる方向にずれにく
く、導電性樹脂を、リード端子および配線パターンに容
易に塗布することができる。
電振動板の電極膜の接続、およびリード端子と配線パタ
ーンの接続を導電性樹脂により行なっているため、圧電
振動板の固定および接続が容易であり、また、両端の径
が異なるリード端子11を備え、リード端子保持部19
が、リード端子11の細径の部分を保持するものである
ため、リード端子が立設した圧電振動板は、ケース13
に収容した際にリード端子11の延びる方向にずれにく
く、導電性樹脂を、リード端子および配線パターンに容
易に塗布することができる。
【0024】尚、この圧電部品10では、両端の径が異
なるリード端子11が備えられているが、両端の径は同
一であってもよい。また、リード端子11と圧電振動板
12の電極膜、およびリード端子11と配線パターン2
1は、それぞれ導電性樹脂により接続されているが、例
えば半田で接続してもよい。また、圧電部品10では、
ケース13の外壁面に配線パターン21が形成されてい
るが、リード端子が立設した圧電振動板がケースの内部
に収容されて、リード端子と配線パターンが接続される
のであれば、例えばケースの内部に配線パターンが形成
されてもよい。
なるリード端子11が備えられているが、両端の径は同
一であってもよい。また、リード端子11と圧電振動板
12の電極膜、およびリード端子11と配線パターン2
1は、それぞれ導電性樹脂により接続されているが、例
えば半田で接続してもよい。また、圧電部品10では、
ケース13の外壁面に配線パターン21が形成されてい
るが、リード端子が立設した圧電振動板がケースの内部
に収容されて、リード端子と配線パターンが接続される
のであれば、例えばケースの内部に配線パターンが形成
されてもよい。
【0025】以下に、以上に説明した圧電部品10の製
造方法について説明する。先ず、所定の組成に調合した
PZTセラミックスを板状に成形し1300℃で焼成す
る。次に、Agとガラスフリットとを有機ビヒクルとバ
インダで混合して得られたペーストを、そのセラミック
スの両面に印刷して焼成し、さらに2500Vで分極し
てPZTの単板を作製する。次に、これを所定の大きさ
に切断し、圧電振動子を作製した。また、図4,図5に
示すように、異なる2つの径を有するリード端子を作製
する。リード端子の径は、太径の部分では、直径が0.
6φ、長さが0.25mmで、細径の部分では、直径が
0.4φ、長さが0.65mmになるように加工する。
造方法について説明する。先ず、所定の組成に調合した
PZTセラミックスを板状に成形し1300℃で焼成す
る。次に、Agとガラスフリットとを有機ビヒクルとバ
インダで混合して得られたペーストを、そのセラミック
スの両面に印刷して焼成し、さらに2500Vで分極し
てPZTの単板を作製する。次に、これを所定の大きさ
に切断し、圧電振動子を作製した。また、図4,図5に
示すように、異なる2つの径を有するリード端子を作製
する。リード端子の径は、太径の部分では、直径が0.
6φ、長さが0.25mmで、細径の部分では、直径が
0.4φ、長さが0.65mmになるように加工する。
【0026】次に、圧電振動子の表裏面それぞれに、リ
ード端子を、このリード端子の太径の部分を圧電振動子
の表裏面側にして導電性樹脂を用いて立設する。次に、
図1に示すような外部端子が接続されたケースに、リー
ド端子が立設した圧電振動子を収容し、図6に示すよう
に、リード端子と配線パターンとを導電性樹脂で接続
し、温度160℃で2時間加熱して導電性樹脂を硬化さ
せる。
ード端子を、このリード端子の太径の部分を圧電振動子
の表裏面側にして導電性樹脂を用いて立設する。次に、
図1に示すような外部端子が接続されたケースに、リー
ド端子が立設した圧電振動子を収容し、図6に示すよう
に、リード端子と配線パターンとを導電性樹脂で接続
し、温度160℃で2時間加熱して導電性樹脂を硬化さ
せる。
【0027】導電性樹脂として、以下に示す割合で配合
される材料を用いる。 Ag粉末:比表面積0.45mm2 /g、平均粒径1.
6μm 87重量% エポキシ樹脂:7重量% アルキッド樹脂:3重量% ブチルカルビトールアセテート:1.5重量% テレピネオール:1.5重量% 次に、ケースの側面に蓋をし、封止樹脂塞ぎ止め用のマ
イラーフィルムでスリット部を覆い、封止用樹脂をケー
ス表面に塗布する。
される材料を用いる。 Ag粉末:比表面積0.45mm2 /g、平均粒径1.
6μm 87重量% エポキシ樹脂:7重量% アルキッド樹脂:3重量% ブチルカルビトールアセテート:1.5重量% テレピネオール:1.5重量% 次に、ケースの側面に蓋をし、封止樹脂塞ぎ止め用のマ
イラーフィルムでスリット部を覆い、封止用樹脂をケー
ス表面に塗布する。
【0028】このようにして、圧電部品が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧電部品
によれば、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が生
じにくい圧電部品が得られる。
によれば、組み立てが容易で、かつ共振特性の変化が生
じにくい圧電部品が得られる。
【図1】本発明の圧電部品の一実施形態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の圧電部品の一実施形態を示す底面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す圧電部品を構成する、リード端子
と、このリード端子が立設した圧電振動板を示す斜視図
である。
と、このリード端子が立設した圧電振動板を示す斜視図
である。
【図4】図3に示すリード端子の側面図である。
【図5】図3に示すリード端子の正面図である。
【図6】収容部に収容された、表裏面にリード端子が立
設した圧電振動子を、ケースの側面からみた図である。
設した圧電振動子を、ケースの側面からみた図である。
【図7】図1、図2に示す圧電部品の等価回路を示す図
である。
である。
【図8】従来の圧電部品の断面図である。
【図9】図8に示す圧電部品を構成する圧電振動子と、
その圧電振動子を挟持した端子電極板とを示す斜視図で
ある。
その圧電振動子を挟持した端子電極板とを示す斜視図で
ある。
【図10】図8に示す圧電部品を構成する圧電振動子
と、その圧電振動子を挟持した端子電極板とを示す断面
図である。
と、その圧電振動子を挟持した端子電極板とを示す断面
図である。
【図11】特開平7−221583号公報に提案され
た、複数の部品から構成される圧電部品を、一部を分解
して示す斜視図である。
た、複数の部品から構成される圧電部品を、一部を分解
して示す斜視図である。
10 圧電部品 11 リード端子 12 圧電振動板 12a 表面 12b 裏面 13 ケース 14,15,16,17 収容部 18 側面 19 リード端子保持部 20 スリット 21 配線パターン 22,23,24,25 外部端子 61 導電性樹脂
Claims (3)
- 【請求項1】 表面および裏面に電極膜が形成されてな
る圧電振動板と、 該圧電振動板の表面および裏面それぞれに立設するリー
ド端子と、 前記リード端子が立設した圧電振動板を内部に収容した
状態に前記リード端子を保持する、前記リード端子に接
続された配線パターンが形成されてなる箱体とを備えた
ことを特徴とする圧電部品。 - 【請求項2】 前記箱体が、前記配線パターンを該箱体
の外壁面に形成してなるものであることを特徴とする請
求項1記載の圧電部品。 - 【請求項3】 前記リード端子が、相対的に、前記圧電
振動板側で太径の部分、前記箱体側で細径の部分を有す
るものであって、前記リード端子と前記圧電振動板の電
極膜、および前記リード端子と前記配線パターンが、ぞ
れぞれ導電性樹脂により接続されてなることを特徴とす
る請求項1記載の圧電部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288258A JPH10135770A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 圧電部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288258A JPH10135770A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 圧電部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10135770A true JPH10135770A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17727873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8288258A Withdrawn JPH10135770A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 圧電部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10135770A (ja) |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288258A patent/JPH10135770A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |