JPH10139392A - フォークリフトトラックのマスト装置 - Google Patents
フォークリフトトラックのマスト装置Info
- Publication number
- JPH10139392A JPH10139392A JP29827296A JP29827296A JPH10139392A JP H10139392 A JPH10139392 A JP H10139392A JP 29827296 A JP29827296 A JP 29827296A JP 29827296 A JP29827296 A JP 29827296A JP H10139392 A JPH10139392 A JP H10139392A
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- Japan
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- rod
- mast
- bracket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リフトシリンダの出力ロッド上端とインナマ
スト側ブラケットとの連結部に自由度がないと、インナ
マストの撓み等によりシリンダチューブ側の耐久性が低
下する。 【解決手段】 アウタマスト2とリフトシリンダ1のシ
リンダチューブ20が予め一体に形成されたマスト装置
において、ロッド14の上端面14aとインナマスト3
側のブラケット15の下面15aとを球面接触させて、
両者をフローティング可能な構造とした。
スト側ブラケットとの連結部に自由度がないと、インナ
マストの撓み等によりシリンダチューブ側の耐久性が低
下する。 【解決手段】 アウタマスト2とリフトシリンダ1のシ
リンダチューブ20が予め一体に形成されたマスト装置
において、ロッド14の上端面14aとインナマスト3
側のブラケット15の下面15aとを球面接触させて、
両者をフローティング可能な構造とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトト
ラックのマスト装置、特にアウタマストとリフトシリン
ダのシリンダチューブとを予め一体に形成したタイプの
マスト装置に関し、さらに詳しくはリフトシリンダの出
力ロッドとインナマストとの連結部の構造に関する。
ラックのマスト装置、特にアウタマストとリフトシリン
ダのシリンダチューブとを予め一体に形成したタイプの
マスト装置に関し、さらに詳しくはリフトシリンダの出
力ロッドとインナマストとの連結部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】マスト構成要素の数の削減や重量軽減を
目的として、特開昭57−175699号公報に示され
ているように、アウタマストとリフトシリンダのシリン
ダチューブとを一体に形成したマスト装置が知られてい
る。このタイプのマスト装置では、リフトシリンダの出
力ロッドとインナマスト側のブラケットとがリジットに
連結された構造となっている。
目的として、特開昭57−175699号公報に示され
ているように、アウタマストとリフトシリンダのシリン
ダチューブとを一体に形成したマスト装置が知られてい
る。このタイプのマスト装置では、リフトシリンダの出
力ロッドとインナマスト側のブラケットとがリジットに
連結された構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにリフトシ
リンダの出力ロッドとインナマスト側のブラケットとが
リジットに連結されている場合、荷役作業時のインナマ
ストの撓みや捩れ等の変位がリフトシリンダの出力ロッ
ドに直接加わるために、特にシリンダチューブの上端に
おけるロッドガイド部の負担が極端に大きくなる。その
結果、上記のロッドガイド部の耐久性が乏しく、特にロ
ッドガイド部のシール性能が早期に劣化しやすいことか
ら、そのシール部の保守点検やシール部材の交換を頻繁
に行う必要があった。
リンダの出力ロッドとインナマスト側のブラケットとが
リジットに連結されている場合、荷役作業時のインナマ
ストの撓みや捩れ等の変位がリフトシリンダの出力ロッ
ドに直接加わるために、特にシリンダチューブの上端に
おけるロッドガイド部の負担が極端に大きくなる。その
結果、上記のロッドガイド部の耐久性が乏しく、特にロ
ッドガイド部のシール性能が早期に劣化しやすいことか
ら、そのシール部の保守点検やシール部材の交換を頻繁
に行う必要があった。
【0004】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、前述したリフトシリンダの出力ロッドとイ
ンナマストとの連結部にある程度の自由度を持たせるこ
とでとりわけリフトシリンダのシリンダチューブ上端の
ロッドガイド部の耐久性向上を図った構造を提供しよう
とするものである。
れたもので、前述したリフトシリンダの出力ロッドとイ
ンナマストとの連結部にある程度の自由度を持たせるこ
とでとりわけリフトシリンダのシリンダチューブ上端の
ロッドガイド部の耐久性向上を図った構造を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アウタマストとリフトシリンダのシリンダチューブ
とを予め一体に形成し、リフトシリンダの伸縮動作によ
り昇降駆動されるインナマストを前記アウタマストに案
内支持させた構造のマスト装置であって、前記リフトシ
リンダの出力ロッドとインナマストに固定されたブラケ
ットとを前記出力ロッドの直径方向にフローティング可
能に連結したことを特徴とするものである。
は、アウタマストとリフトシリンダのシリンダチューブ
とを予め一体に形成し、リフトシリンダの伸縮動作によ
り昇降駆動されるインナマストを前記アウタマストに案
内支持させた構造のマスト装置であって、前記リフトシ
リンダの出力ロッドとインナマストに固定されたブラケ
ットとを前記出力ロッドの直径方向にフローティング可
能に連結したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における出力ロッドの上端面とブラケットの下面
とが球面接触もしくは点接触するものとして形成されて
いることを特徴としている。
の発明における出力ロッドの上端面とブラケットの下面
とが球面接触もしくは点接触するものとして形成されて
いることを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明における出力ロッドとブラケットとが上下方向で
の所定量の遊びを許容する連結体によって相互に連結さ
れていることを特徴としている。
の発明における出力ロッドとブラケットとが上下方向で
の所定量の遊びを許容する連結体によって相互に連結さ
れていることを特徴としている。
【0008】したがって、請求項1に記載の発明では、
リフトシリンダの出力ロッドとインナマストのブラケッ
トとの連結部で前記出力ロッドの直径方向での相対移動
が許容され、結果的に荷役作業時におけるインナマスト
の撓みや捩れ等の変位が上記連結部で吸収されて、出力
ロッド側に直接的に伝わりにくくなる。
リフトシリンダの出力ロッドとインナマストのブラケッ
トとの連結部で前記出力ロッドの直径方向での相対移動
が許容され、結果的に荷役作業時におけるインナマスト
の撓みや捩れ等の変位が上記連結部で吸収されて、出力
ロッド側に直接的に伝わりにくくなる。
【0009】特に、請求項2に記載の発明のように両者
が球面接触もしくは点接触している場合には、両者の相
対移動がスムーズに行われ、同時に上下方向の相対変位
も許容される。
が球面接触もしくは点接触している場合には、両者の相
対移動がスムーズに行われ、同時に上下方向の相対変位
も許容される。
【0010】請求項3に記載の発明では、上記のような
出力ロッドとブラケットとの間の相対移動が許容される
ことはもちろんのこと、リフトシリンダの収縮作動によ
ってインナマストを下降させようとする場合に、万が一
インナマストが引っ掛かったとしても、出力ロッドだけ
が先に降りてしまうことがない。
出力ロッドとブラケットとの間の相対移動が許容される
ことはもちろんのこと、リフトシリンダの収縮作動によ
ってインナマストを下降させようとする場合に、万が一
インナマストが引っ掛かったとしても、出力ロッドだけ
が先に降りてしまうことがない。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リフト
シリンダの出力ロッドとインナマストのブラケットとの
連結部がフローティング構造となっていて、その出力ロ
ッドの直径方向での相対移動が許容されることから、イ
ンナマストの撓みや捩れ等の変位が上記フローティング
部で吸収されるために出力ロッド側に無理な力として伝
わりにくくなる。これにより、リフトシリンダのシリン
ダチューブ上端のロッドガイド部の負担を少なくするこ
とができ、シール部材等を含むロッドガイド部の耐久性
向上に貢献できる。
シリンダの出力ロッドとインナマストのブラケットとの
連結部がフローティング構造となっていて、その出力ロ
ッドの直径方向での相対移動が許容されることから、イ
ンナマストの撓みや捩れ等の変位が上記フローティング
部で吸収されるために出力ロッド側に無理な力として伝
わりにくくなる。これにより、リフトシリンダのシリン
ダチューブ上端のロッドガイド部の負担を少なくするこ
とができ、シール部材等を含むロッドガイド部の耐久性
向上に貢献できる。
【0012】特に、請求項2に記載の発明のように上記
フローティング部が球面接触もしくは点接触のものとし
て形成されていることにより、上記のフローティング動
作が一段とスムーズに行われる利点がある。
フローティング部が球面接触もしくは点接触のものとし
て形成されていることにより、上記のフローティング動
作が一段とスムーズに行われる利点がある。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、上記出力
ロッドとインナマストのブラケットとが上下方向の遊び
をもった連結体で相互に連結されていることから、請求
項2に記載の発明と同様の効果のほかに、インナマスト
の下降時に該インナマストが途中で引っ掛かったとして
もリフトシリンダの出力ロッドが先に降りてしまうこと
がなく、常時一体となって動くため、安全性および信頼
性を高めることができる利点がある。
ロッドとインナマストのブラケットとが上下方向の遊び
をもった連結体で相互に連結されていることから、請求
項2に記載の発明と同様の効果のほかに、インナマスト
の下降時に該インナマストが途中で引っ掛かったとして
もリフトシリンダの出力ロッドが先に降りてしまうこと
がなく、常時一体となって動くため、安全性および信頼
性を高めることができる利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明の代表的な実施
の形態を示す図であって、二段マストの例を示してい
る。
の形態を示す図であって、二段マストの例を示してい
る。
【0015】図1〜3に示すように、リフトシリンダ1
と一体の左右のアウタマスト2の内側にインナマスト3
が昇降可能に配設されている。左右のアウタマスト2,
2同士はアッパビーム4、クロスビーム5およびマスト
サポート6を介して相互に連結されている一方、左右の
インナマスト3,3同士はマストヘッド7とタイビーム
8とを介して相互に連結されている。そして、各インナ
マスト3の内側にはリフトブラケット9が昇降可能に配
設されているとともに、このリフトブラケット9にフィ
ンガバー(キャリッジ)10が固定されており、このフ
ィンガバー10に図示外のフォークが装着される。
と一体の左右のアウタマスト2の内側にインナマスト3
が昇降可能に配設されている。左右のアウタマスト2,
2同士はアッパビーム4、クロスビーム5およびマスト
サポート6を介して相互に連結されている一方、左右の
インナマスト3,3同士はマストヘッド7とタイビーム
8とを介して相互に連結されている。そして、各インナ
マスト3の内側にはリフトブラケット9が昇降可能に配
設されているとともに、このリフトブラケット9にフィ
ンガバー(キャリッジ)10が固定されており、このフ
ィンガバー10に図示外のフォークが装着される。
【0016】前記マストヘッド7にはチェーンホイール
ブラケット11を介して一対のチェーンホイール12が
支持されていて、各チェーンホイール12にリフトチェ
ーン13が巻き掛けられている。各リフトチェーン13
の一端はクロスビーム5に連結されているとともに他端
はリフトブラケット9に連結されている。
ブラケット11を介して一対のチェーンホイール12が
支持されていて、各チェーンホイール12にリフトチェ
ーン13が巻き掛けられている。各リフトチェーン13
の一端はクロスビーム5に連結されているとともに他端
はリフトブラケット9に連結されている。
【0017】そして、後述するように、リフトシリンダ
1の出力ロッドであるロッド14がブラケット15を介
してインナマスト3に連結されていることから、図2の
状態からリフトシリンダ1が伸長動作すると、インナマ
スト3の上昇動作に伴ってチェーンホイール12が一体
的に上昇し、その結果としてフィンガバー10がインナ
マスト3に沿ってリフトシリンダ1の倍の速度で上昇す
ることになる。なお、図2中の16はチルトブラケッ
ト、17はマストサポートブラケットである。
1の出力ロッドであるロッド14がブラケット15を介
してインナマスト3に連結されていることから、図2の
状態からリフトシリンダ1が伸長動作すると、インナマ
スト3の上昇動作に伴ってチェーンホイール12が一体
的に上昇し、その結果としてフィンガバー10がインナ
マスト3に沿ってリフトシリンダ1の倍の速度で上昇す
ることになる。なお、図2中の16はチルトブラケッ
ト、17はマストサポートブラケットである。
【0018】先に述べた左右のアウタマスト2は、図3
に示すようにウェブ18とその前後に曲折形成されたフ
ランジ部19とによって断面略コ字状のものとして形成
されているものの、そのウェブ18の中間部にリフトシ
リンダ1の主要な要素である円環状のシリンダチューブ
20が予め一体に形成されており、このシリンダチュー
ブ20の中心とウェブ18の中心とを一致させてある。
に示すようにウェブ18とその前後に曲折形成されたフ
ランジ部19とによって断面略コ字状のものとして形成
されているものの、そのウェブ18の中間部にリフトシ
リンダ1の主要な要素である円環状のシリンダチューブ
20が予め一体に形成されており、このシリンダチュー
ブ20の中心とウェブ18の中心とを一致させてある。
【0019】一方、左右のアウタマスト2の内側に配設
される左右のインナマスト3は、ウェブ21とその前後
のフランジ部22とにより断面略H状のものとして形成
されていて、そのインナマスト3のフランジ部22の一
端がアウタマスト2側のフランジ部19の内側に入り込
むことでアウタマスト2に対しインナマスト3が昇降可
能に案内されている。
される左右のインナマスト3は、ウェブ21とその前後
のフランジ部22とにより断面略H状のものとして形成
されていて、そのインナマスト3のフランジ部22の一
端がアウタマスト2側のフランジ部19の内側に入り込
むことでアウタマスト2に対しインナマスト3が昇降可
能に案内されている。
【0020】すなわち、アウタマスト2およびこれと一
体のシリンダチューブ20はその寸法が車幅方向で相互
にオーバーラップしていると同時に、シリンダチューブ
20とインナマスト3もまたその寸法が車幅方向で相互
にオーバーラップしており、結果的にアウタマスト2と
リフトシリンダ1およびインナマスト3が車幅方向で部
分的に相互にオーバーラップすることで、左右のマスト
の幅寸法Wの縮小化が図られている。
体のシリンダチューブ20はその寸法が車幅方向で相互
にオーバーラップしていると同時に、シリンダチューブ
20とインナマスト3もまたその寸法が車幅方向で相互
にオーバーラップしており、結果的にアウタマスト2と
リフトシリンダ1およびインナマスト3が車幅方向で部
分的に相互にオーバーラップすることで、左右のマスト
の幅寸法Wの縮小化が図られている。
【0021】そして、アウタマスト2のウェブ18とそ
の前後のフランジ部19とのなす内コーナー部がインナ
マスト3に対する内アングル状のスライド案内面23と
して設定されており、このスライド案内面23に対し同
じく内アングル状のライナ24を介してインナマスト3
側のフランジ部22が昇降可能に案内されていて、アウ
タマスト2に対するインナマスト3の車幅方向および車
両前後方向での位置規制がなされている。これにより、
左右のマストは、その平面視において、左右のリフトシ
リンダ1,1の軸心を通る平面を対称中心として、前後
対称形状に形成されている。
の前後のフランジ部19とのなす内コーナー部がインナ
マスト3に対する内アングル状のスライド案内面23と
して設定されており、このスライド案内面23に対し同
じく内アングル状のライナ24を介してインナマスト3
側のフランジ部22が昇降可能に案内されていて、アウ
タマスト2に対するインナマスト3の車幅方向および車
両前後方向での位置規制がなされている。これにより、
左右のマストは、その平面視において、左右のリフトシ
リンダ1,1の軸心を通る平面を対称中心として、前後
対称形状に形成されている。
【0022】図4は前記リフトシリンダ1のロッド14
とインナマスト3との連結部の詳細を示す図で、図1,
4に示すように、ロッド14はシリンダチューブ20の
上端に装着したロッドガイド25およびシール部材26
を介して昇降可能に案内支持されており、そのロッド1
4の上端面14aは凸型の球面状に形成されている。他
方、インナマスト3の上端部に一体に固定されたブラケ
ット15の下面15aもまた凹型の球面状に形成されて
いて、これにより前記ロッド14とブラケット15とは
球面接触により相互に当接している。
とインナマスト3との連結部の詳細を示す図で、図1,
4に示すように、ロッド14はシリンダチューブ20の
上端に装着したロッドガイド25およびシール部材26
を介して昇降可能に案内支持されており、そのロッド1
4の上端面14aは凸型の球面状に形成されている。他
方、インナマスト3の上端部に一体に固定されたブラケ
ット15の下面15aもまた凹型の球面状に形成されて
いて、これにより前記ロッド14とブラケット15とは
球面接触により相互に当接している。
【0023】また、ロッド14の上端部には連結体とし
ての略L字状のフック27が連結されており、このフッ
ク27の先端27aはブラケット15の上面側まで伸び
てその上面に対し微少な遊びC1を保ちつつ対峙してい
る。なお、フック27は、ロッド14の上端部外周に形
成された周溝28とこれに嵌合する固定バンド29およ
びボルト・ナット30,31とによりロッド14に固定
されている。
ての略L字状のフック27が連結されており、このフッ
ク27の先端27aはブラケット15の上面側まで伸び
てその上面に対し微少な遊びC1を保ちつつ対峙してい
る。なお、フック27は、ロッド14の上端部外周に形
成された周溝28とこれに嵌合する固定バンド29およ
びボルト・ナット30,31とによりロッド14に固定
されている。
【0024】このようにロッド14とインナマスト3側
のブラケット15との連結部では、ロッド14側の上端
面14aとブラケット15側の下面15aとの球面接触
のためにその球面内で両者がフローティング可能となっ
ているとともに、前記遊びC1の範囲内で上下方向に相
対移動可能となっている。
のブラケット15との連結部では、ロッド14側の上端
面14aとブラケット15側の下面15aとの球面接触
のためにその球面内で両者がフローティング可能となっ
ているとともに、前記遊びC1の範囲内で上下方向に相
対移動可能となっている。
【0025】したがって、本実施形態によれば、ロッド
14とインナマスト3側のブラケット15とはインナマ
スト3自体の自重のために上記のように球面接触してお
り、荷役作業時にリフトシリンダ1のロッド14が上昇
すればそれに応じてインナマスト3が押し上げられる。
14とインナマスト3側のブラケット15とはインナマ
スト3自体の自重のために上記のように球面接触してお
り、荷役作業時にリフトシリンダ1のロッド14が上昇
すればそれに応じてインナマスト3が押し上げられる。
【0026】その際、荷役荷重のためにインナマスト3
に撓みや捩れが生じたとしても、それらの変位は球面接
触部での滑りにより吸収されてしまうことから、ロッド
ガイド25に無理な力として加わることがない。
に撓みや捩れが生じたとしても、それらの変位は球面接
触部での滑りにより吸収されてしまうことから、ロッド
ガイド25に無理な力として加わることがない。
【0027】また、リフトシリンダ1のロッド14が下
降すればインナマスト3もその自重のためにロッド14
の動きに追従して下降する。そして、下降途中で万が一
インナマスト3が引っ掛かり等を生じてリフトシリンダ
1の動きに追従しなくなった場合には、フック27の先
端27aがブラケット15の上面に当接してインナマス
ト3を引き下げる。これにより、インナマスト3が引っ
掛かりを生じた場合にロッド14のみが単独で下降して
しまうのを未然に防止できることになる。
降すればインナマスト3もその自重のためにロッド14
の動きに追従して下降する。そして、下降途中で万が一
インナマスト3が引っ掛かり等を生じてリフトシリンダ
1の動きに追従しなくなった場合には、フック27の先
端27aがブラケット15の上面に当接してインナマス
ト3を引き下げる。これにより、インナマスト3が引っ
掛かりを生じた場合にロッド14のみが単独で下降して
しまうのを未然に防止できることになる。
【0028】このように本実施形態によれば、荷役作業
に伴うインナマスト3の撓みや捩れをロッド14とブラ
ケット15との球面接触部で吸収できるために、ロッド
ガイド25に無理な力が加わることがなく、ロッドガイ
ド25やシール部材26の耐久性が向上することにな
る。
に伴うインナマスト3の撓みや捩れをロッド14とブラ
ケット15との球面接触部で吸収できるために、ロッド
ガイド25に無理な力が加わることがなく、ロッドガイ
ド25やシール部材26の耐久性が向上することにな
る。
【0029】ここで、ロッド14の上端面14aを上記
のように球面状に形成する一方で、ブラケット15の下
面15aを球面状にすることなく平面状のものとした場
合には、両者は点接触のかたちとなり、これによっても
また第1の実施の形態と同様の機能を発揮させることが
できる。
のように球面状に形成する一方で、ブラケット15の下
面15aを球面状にすることなく平面状のものとした場
合には、両者は点接触のかたちとなり、これによっても
また第1の実施の形態と同様の機能を発揮させることが
できる。
【0030】図5は本発明の第2の実施の形態を示し、
この例では図4に示したフック27に代えてワイヤ32
を連結体として用いて固定バンド29とブラケット15
とを連結したものである。
この例では図4に示したフック27に代えてワイヤ32
を連結体として用いて固定バンド29とブラケット15
とを連結したものである。
【0031】図6は本発明の第3の実施の形態を示し、
この例ではロッド14の上端面14aとブラケット15
の下面15aとを球面接触とする一方、ブラケット15
に形成された連結孔33を貫通するストッパボルト34
によりロッド14とブラケット15とを連結したもので
ある。
この例ではロッド14の上端面14aとブラケット15
の下面15aとを球面接触とする一方、ブラケット15
に形成された連結孔33を貫通するストッパボルト34
によりロッド14とブラケット15とを連結したもので
ある。
【0032】すなわち、ストッパボルト34はロッド1
4の上端面14aに螺合されていて、そのストッパボル
ト34の径は連結孔33の径よりも小さく形成されてい
て遊びC2を有している一方、連結孔33よりも大径の
ストッパボルト34の頭部34aとブラケット15との
間にも遊びC3をもたせてある。
4の上端面14aに螺合されていて、そのストッパボル
ト34の径は連結孔33の径よりも小さく形成されてい
て遊びC2を有している一方、連結孔33よりも大径の
ストッパボルト34の頭部34aとブラケット15との
間にも遊びC3をもたせてある。
【0033】本実施形態の場合にも遊びC2およびC3の
範囲内でフローティング可能であり、第1の実施の形態
と全く同様に機能する。
範囲内でフローティング可能であり、第1の実施の形態
と全く同様に機能する。
【図1】本発明の代表的な実施の形態を示すマスト装置
の断面説明図。
の断面説明図。
【図2】本発明の代表的な実施の形態を示すマスト装置
の斜視図。
の斜視図。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】図2の要部の分解斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す要部の分解斜
視図。
視図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す要部断面図。
1…リフトシリンダ 2…アウタマスト 3…インナマスト 14…ロッド 14a…上端面 15…ブラケット 15a…下面 20…シリンダチューブ 27…フック(連結体) 32…ワイヤ(連結体) 34…ストッパボルト(連結体)
Claims (3)
- 【請求項1】 アウタマストとリフトシリンダのシリン
ダチューブとを予め一体に形成し、リフトシリンダの伸
縮動作により昇降駆動されるインナマストを前記アウタ
マストに案内支持させた構造のマスト装置であって、 前記リフトシリンダの出力ロッドとインナマストに固定
されたブラケットとを前記出力ロッドの直径方向にフロ
ーティング可能に連結したことを特徴とするフォークリ
フトトラックのマスト装置。 - 【請求項2】 前記出力ロッドの上端面とブラケットの
下面とが球面接触もしくは点接触していることを特徴と
する請求項1記載のフォークリフトトラックのマスト装
置。 - 【請求項3】 前記出力ロッドとブラケットとが上下方
向での所定量の遊びを許容する連結体によって相互に連
結されていることを特徴とする請求項2記載のフォーク
リフトトラックのマスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29827296A JPH10139392A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | フォークリフトトラックのマスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29827296A JPH10139392A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | フォークリフトトラックのマスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139392A true JPH10139392A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17857496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29827296A Pending JPH10139392A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | フォークリフトトラックのマスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139392A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007153562A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Tcm Corp | フォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造 |
| CN100439229C (zh) * | 2006-01-16 | 2008-12-03 | 安徽合力股份有限公司 | 25吨空箱堆高机起升装置 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29827296A patent/JPH10139392A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007153562A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Tcm Corp | フォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造 |
| CN100439229C (zh) * | 2006-01-16 | 2008-12-03 | 安徽合力股份有限公司 | 25吨空箱堆高机起升装置 |
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