JPH10140023A - 架橋されたペリノン/キノフタロン - Google Patents

架橋されたペリノン/キノフタロン

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JPH10140023A
JPH10140023A JP9251458A JP25145897A JPH10140023A JP H10140023 A JPH10140023 A JP H10140023A JP 9251458 A JP9251458 A JP 9251458A JP 25145897 A JP25145897 A JP 25145897A JP H10140023 A JPH10140023 A JP H10140023A
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JP9251458A
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Dietmar Kalz
デイートマー・カルツ
Dieter Arlt
デイーター・アルルト
Karl-Heinz Reinhardt
カール−ハインツ・ラインハルト
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Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/12Perinones, i.e. naphthoylene-aryl-imidazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B25/00Quinophthalones

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 昇華に対して改善された堅牢性を有するペリ
ノン及びキノフタロン染料を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 〔式中、Ar1、Ar2、B、X1及びX2は明細書に記載
のものである〕の化合物またはその互変異性形。化合物
の具体的一例を示すと、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は架橋されたペリノン、キノフタロ
ン及びペリノン−キノフタロン、その製造方法並びにプ
ラスチックのバルク(bulk)染色のためのその使用に関
する。
【0002】プラスチックのバルク染色に対して例えば
フランス国特許出願公開第1,075,110号または
米国特許出願公開第5,466,805号から知られて
いるペリノン染料を用いることは公知である。
【0003】更にプラスチックのバルク染色に対して例
えばドイツ国特許出願公開第4,435,714号また
は同第2,132,681号に記載されるキノフタロン
染料を用いることは公知である。
【0004】かかる化合物は事実良好な温度安定性及び
光に対する高い堅牢性に特徴があるが、その昇華に対す
る堅牢性をさらに改良する必要性がある。染色工程、即
ち射出成型機中において、染料の望ましくない昇華が2
40℃以上の温度で少なからず生じ、このことが作業装
置を汚染し、高価な洗浄装置を必要とさせる。
【0005】従って、本発明の目的は、昇華に対して改
善された堅牢性を有するペリノン及びキノフタロン染料
を提供することである。
【0006】一般式(I)
【0007】
【化9】
【0008】式中、Ar1及びAr2は相互に独立して未
置換または置換された炭素環式芳香環を完成させる基を
表し、Bは未置換または置換されたアルキレン基または
【0009】
【化10】
【0010】の基を表し、ここにrは1〜4の数を表
し、その末端は各々の場合に2つの基Ar1及びAr2
芳香族炭素原子に結合され、そしてX1及びX2は相互に
独立して式
【0011】
【化11】
【0012】よりなる群から選ばれる式の基を表し、こ
こにこれらのものは各々の場合に
【0013】
【化12】
【0014】基が環内においてC−C二重結合に隣接す
るように位置し、ここにYは未置換または置換されたベ
ンゼンまたはナフタレン環の基を形成し、Zは未置換ま
たは置換されたオルト−フェニレン、オルト−ナフチレ
ン、ペリ−(1,8)−ナフチレンまたは相互に融合す
る2個より多いベンゼン環からなるアリーレンを表し、
ここに相互に融合する2個より多いベンゼン環を含むア
リール基はオルト位置におけるか、またはナフタレンに
おけるペリ位置に対応して架橋され、RaはHまたはO
Hを表し、そしてRbはHまたはハロゲン、殊にF、B
r及びClを表す、の化合物またはその互変異性形が見
いだされた。
【0015】ペリ位置は実際はナフタレンの1,8−位
置に対応する。しかしながら、文献及び本出願の関連の
両方においてまた、この意味は相互に融合する2個より
多いベンゼン環を含むアリーレンにも及ぶ。
【0016】挙げ得るZの可能な置換基は例えば次のも
のである:C1〜C6−アルキル、ハロゲン、ニトロ、ア
リール、アリールオキシスルホニル、ヒドロキシル、C
1〜C6−アルコキシ、アリールオキシ、随時アルキルも
しくはアシルで置換されていてもよいアミノ、随時アル
キルもしくはアリールで置換されていてもよいアミノス
ルホニル、或いは融合された環式脂肪族または複素環。
【0017】好適な置換基は次のものである:塩素、臭
素、ニトロ、メトキシ、NH2、ベンジルオキシ、ヒド
ロキシル、−SO2O(C65)、−SO2N(C
32、SO2NHCH3、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソ−プロピル、n−、s−もしくはt−ブチル、
NHCOCH3、−N(C252または随時置換されて
いてもよいフェニル。
【0018】Yにより完成されるベンゼンまたはナフタ
レン基の挙げ得る可能な置換基には例えば次のものがあ
る:ハロゲン、殊にCl及びBr、−COOH、RがC
1〜C10−、好ましくはC1〜C4−アルキル、殊にメチ
ル及びエチル、C6〜C10−アリールまたはC5〜C8
シクロアルキルを表す−COOR、並びにC1〜C6−ア
ルキル、殊にメチルを表すもの。
【0019】Ar1及びAr2により完成される炭素環式
芳香族環の挙げ得る可能な置換基には例えば次のものが
ある:C1〜C6−アルキル、殊にメチル、エチル、n−
プロピル、イソ−プロピル並びにn−、s−及びt−ブ
チル、ハロゲン、殊にCl及びBr、アルキル−及びア
リールカルボニル、アルキル−及びアリールスルホニ
ル、ニトロ、アリール、殊に随時置換されていてもよい
フェニル、アリールオキシスルホニル、殊に−SO2
65、ヒドロキシル、C1〜C6−アルコキシ例えばメ
トキシまたはベンジルオキシ、アリールオキシ例えばフ
ェノキシ、随時アルキルまたはアシルで置換されていて
もよいアミノ例えばNH2、NHCOCH3及び−N(C
252、随時アルキルまたはアリールで置換されてい
てもよいアミノスルホニル例えばSO2N(CH32
びSO2NHCH3、或いは融合された環式脂肪族または
複素環。
【0020】Ar1及びAr2は相互に独立して好ましく
は随時置換されていてもよいベンゼンまたはナフタレ
ン、殊に随時置換されていてもよいベンゼン環を完成さ
せる基を表す。
【0021】アルキレン基Bの可能な置換基の例として
直鎖状もしくは分枝鎖状のいずれかであり得るCF3
挙げ得る。
【0022】殊に好適な式(I)の化合物は式(II)
【0023】
【化13】
【0024】式中、Y1及びY2は相互に独立して随時置
換されていてもよいベンゼンまたはナフタレン環の基を
形成し、Ra1及びRa2は相互に独立してHまたはOHを
表し、Rb1及びRb2は相互に独立してHまたはハロゲ
ン、殊にF、BrまたはClを表し、そしてAr1、A
2及びBは上記の意味を有する、に対応するものまた
はその互変異性形である。
【0025】挙げ得る基Y1及びY2に対する可能な置換
基は例えば基Yに対して挙げ得るものである。
【0026】Rb1及びRb2は殊に好ましくは各々水素を
表す。
【0027】殊に好適な式(II)の化合物は式(II
a)
【0028】
【化14】
【0029】式中、n及びmは相互に独立して0〜4の
数を表し、R1及びR2は相互に独立して各々Y1及びY2
により完成される基の置換基に対して挙げられるような
同一もしくは相異なる意味を表し、o及びpは相互に独
立して0〜2、殊に0または1の数を表し、R3及びR4
は相互に独立して各々Ar1及びAr2により完成される
炭素環式芳香族環の置換基に対して挙げられるような同
一もしくは相異なる意味を仮定することができ、Rb1
びRb2は上記の意味を有し、かつ好ましくはHを表し、
a1及びRa2は上記の意味を有し、かつ好ましくはOH
を表し、そしてBは上記の意味を有する、に対応するも
のまたはその互変異性形である。
【0030】Bの好適な意味は随時置換されていてもよ
いC1〜C5−アルキレン基並びに式
【0031】
【化15】
【0032】の基である。
【0033】ここに殊に挙げられる基は次のものであ
る:−CH2−、−CH2−CH2−、−CH2CH2CH2
−、−CH2CH2CH2CH2−、
【0034】
【化16】
【0035】Bは特に好ましくは次のものを表す:−C
2−、−CH(CF3)−、−C(CF3)2または−C(C
3)2−、−O−、
【0036】
【化17】
【0037】特に好適な式(II)の化合物は Y1=Y2a1=Ra2b1=Rb2 及び Ar1=Ar2 であるものである。
【0038】対応して有利である式(IIa)の化合物
は n=m R1=R2a1=Ra2b1=Rb2 o=p 及び R3=R4 であるものであり、ここに殊にn、m、o及びpは0を
表す。
【0039】Bの意味における随時置換されていてもよ
いアルキレン基並びに式
【0040】
【化18】
【0041】式中、rは上記の意味を有する、の基は好
ましくは各々の場合にその末端でカルボニル基に対して
パラ位置にあるそれぞれの芳香族基Ar1及びAr2に結
合する。
【0042】殊に好適な式(II)の化合物は式(II
b)
【0043】
【化19】
【0044】式中、n、m、R1、R2、Rb1、Rb2及び
Bは上記の意味を有する、に対応するものまたはその互
変異性形である。
【0045】本発明による式(I)の化合物はプラスチ
ックのバルク染色中での昇華に対する顕著な堅牢性に特
徴がある。またこれらのものは光に対する極めて良好な
堅牢性、良好な熱安定性及び殊に高い染色強度を有す
る。例えば式(II)の化合物の非二重結合性キノフタ
ロンとの染色強度の比較により添加剤の増加以上のこと
が示され、このことは相乗効果を示すものである。
【0046】対称的に架橋された式(II)のキノフタ
ロン、即ちY1=Y2、Ra1=Ra2、Rb1=Rb2及びAr
1=Ar2であるものの架橋員Bを介して二重結合されな
いキノフタロンに対する特殊な利点は、実質的には二重
結合系及び非二重結合系は同様の色調であるにもかかわ
らず、本発明によるキノフタロンの染色強度は同じ量を
用いた場合に概してかなり高いことにある。
【0047】本発明による式(II)のキノフタロンが
1及びY2及び/またはRa1及びR a2及び/またはAr
1及びAr2に対して異なる意味を有する場合、多分製造
の結果として生成される対称及び非対称性キノフタロン
の混合物を意図する目的に用いることができる。
【0048】同様に好適である式(I)の化合物は式
(III)
【0049】
【化20】
【0050】式中、Z1及びZ2は相互に独立して随時置
換されていてもよいオルト−フェニレン、オルト−ナフ
チレン、ペリ−(1,8)−ナフチレンまたは相互に融
合する2個より多いベンゼン環からなるアリーレンを表
し、ここに相互に融合する2個より多いベンゼン環を含
むアリール基はオルト位置におけるか、またはナフタレ
ンにおけるペリ位置に対応して架橋され、そしてA
1、Ar2及びBは上記の意味を有する、に対応するも
のまたはその互変異性形である。
【0051】基Z1及びZ2に対する挙げ得る可能な置換
基は例えば基Zに対して挙げられるものである。
【0052】殊に好適な基Z1及びZ2は相互に独立して
随時置換されていてもよいペリ−(1,8)−ナフチレ
ンに対応する。
【0053】殊に好適である式(III)の化合物は式
(IIIa)
【0054】
【化21】
【0055】式中、n1及びm1は相互に独立して0〜
4、殊に0または1の数を表し、R5及びR6は相互に独
立して各々の場合に同一もしくは相異なり、かつ基Z1
及びZ2に対して挙げられる置換基の意味を仮定するこ
とができ、そして殊にハロゲン及びC1〜C6−アルキル
を表し、o及びpは相互に独立して0〜2、殊に0また
は1の数を表し、R3及びR4は相互に独立して各々の場
合に同一もしくは相異なり、かつ基Z1及びZ2に対して
挙げられる置換基の意味を仮定することができ、そして
殊にハロゲン、NO2、−NH−アシルまたは−NH−
アルキルを表し、そしてBは上記の意味を有する、に対
応するものである。
【0056】Bの好適な意味は上記のものに対応する。
【0057】特に好適な式(III)の化合物は Z1=Z2及び Ar1=Ar2 であるものである。
【0058】対応して有利である式(IIIa)の化合
物は n1=m15=R6 o=p 及び R3=R4 であるものであり、ここに殊にn1、m1、o及びpは0
を表す。
【0059】Bの意味における随時置換されていてもよ
いアルキレン基は好ましくはカルボキシル基に対してパ
ラ位置にあるそれぞれの芳香族基Ar1またはAr2に結
合される。
【0060】殊に好適である式(III)の化合物は式
(IIIb)
【0061】
【化22】
【0062】式中、n1、m1、R5、R6及びBは上記の
意味を有する、に対応するものである。
【0063】本発明による式(III)の化合物は同様
にプラスチックのバルク染色中での昇華に対する顕著な
堅牢性に特徴がある。またこれらのものは光に対する極
めて良好な堅牢性、良好な熱安定性及び殊に高い染色強
度を有する。例えば非二重結合性ペリノンとの染色強度
の比較により添加剤の増加以上のことが示され、このこ
とは相乗効果を示すものである。
【0064】式(III)の対称的ペリノン、即ちZ1
=Z2及びAr1=Ar2であるものの架橋員Bを介して
二重結合されないペリノンに対する特殊な利点は、実質
的には二重結合系及び非二重結合系は同様の色調である
にもかかわらず、本発明によるペリノンの染色強度は同
じ量を用いた場合に概してかなり高いことにある。
【0065】本発明による式(III)のペリノンがZ
1及びZ2及び/またはAr1及びAr2に対して異なる意
味を有する場合、多分製造の結果として生成される式
(III)の対称及び非対称性ペリノンの混合物を意図
する目的に用いることが有利であり得る。
【0066】また好適である式(I)の化合物は式(I
V)
【0067】
【化23】
【0068】式中、Y、Z、Ra、Rb、Ar1、Ar2
びBは上記の意味を有する、に対応するものまたはその
互変異性形である。
【0069】殊に好適である式(IV)の化合物は式
(IVa)
【0070】
【化24】
【0071】式中、R1、R3、R4、R5、Rb1、Ra1
B、n、p及びn1は上記の意味を有する、に対応する
するものまたはその互変異性形である。
【0072】特に好適である式(IV)の化合物は式
(IVb)
【0073】
【化25】
【0074】式中、R1、R5、Rb1、B、n及びn1
上記の意味を有する、に対応するものまたはその互変異
性形である。
【0075】本発明による式(IV)の化合物は同様に
プラスチックのバルク染色中での昇華に対する顕著な堅
牢性に特徴がある。またこれらのものは光に対する極め
て良好な堅牢性、良好な熱安定性及び殊に高い染色強度
を有する。
【0076】熱安定性は300℃及びこれよりかなり以
上で極めて良好である。
【0077】式(IV)の化合物並びに式(II)及び
(III)のものからなる調製物から生じる混合物が殊
に好ましい。特に有利な混合物は式(IV)の化合物に
加えて0〜25重量%の式(II)の化合物及び0〜2
5重量%の式(III)の化合物からなるものであり、
ここに化合物(IV)、(II)及び(III)の合計
は100%である。
【0078】更に本発明は式(V)
【0079】
【化26】
【0080】式中、Ar1、Ar2及びBは上記の意味を
有する、のテトラカルボン酸またはその無水物を1つま
たはそれ以上の式(VI)及び/または(VII)
【0081】
【化27】
【0082】式中、RcはH、COOHまたはハロゲ
ン、殊にF、Br及びClを表し、殊にHまたはCOO
Hを表し、そしてY、Z及びRaは上記の意味を有す
る、の化合物と縮合反応させ、その際に式(VI)及び
(VII)の化合物の合計がテトラカルボン酸(V)を
ベースとして2モル当量に対応することを特徴とする、
本発明による式(I)の化合物の製造方法に関する。
【0083】化合物(I)の製造に用いる反応体のモル
当量の表示は単に化学量論量を示すためのものであり、
そして工業的により適当であり得るそれより大量または
少量を除外するものではない。
【0084】勿論また用いる式(IV)及び(VII)
の化合物の合計はテトラカルボン酸(V)またはその無
水物をベースとして2モル当量より多くすることができ
る。しかしながら、化学量論量を用いることが好まし
い。
【0085】ここに縮合反応は等モル量の(V)及び
(VI)及び/または(VII)の成分を120〜25
0℃の温度で一緒に溶融するか、またはより有利には1
10〜220℃の温度にて、適当ならば圧力下で溶媒中
で反応させることにより直接行うことができ、その際に
反応水は蒸留により除去することができる。
【0086】適当な溶媒には例えば次のものがある:ク
ロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、トリクロロベン
ゼン、キシレン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピ
ロリドン、氷酢酸、プロピオン酸、フェノール、クレゾ
ール、フェノキシエタノール、グリコール並びにそのモ
ノ−及びジアルキルエーテル、アルコール例えばメタノ
ール、エタノール及びi−プロパノール、水及び水性溶
媒例えば希硫酸等。
【0087】適当ならば、反応は酸触媒の添加と共に行
い得る。
【0088】適当な触媒には例えば次のものがある:塩
化亜鉛、p−トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、有機酸
等。
【0089】式(V)のテトラカルボン酸は殊に好まし
くはその無水物の状態で用いる。
【0090】本発明による方法に好適に用いる式(V)
の化合物は式(Va)
【0091】
【化28】
【0092】式中、R3、R4、B、o及びpは上記の意
味を有する、に対応するものまたはその無水物である。
【0093】特に好適に用いる(V)の化合物は式(V
b)
【0094】
【化29】
【0095】式中、Bは−CH2−、CH(CF3)−、−
C(CF3)2−、−C(CH3)2−−O−、
【0096】
【化30】
【0097】を表し、ここにr=2〜4である、に対応
するものまたはその無水物である。
【0098】式(V)の化合物は特願昭60 166
325号、ドイツ国特許出願公開第2,337,631
号、Chem. Heterocycl. Comp. 30, 1994, 31〜34頁及び
米国特許出願公開第3,332,964号からある場合
に公知である。
【0099】好適な式(VI)の化合物は式(VIa)
【0100】
【化31】
【0101】式中、R1、Rc、Ra及びnは上記の意味
を有する、のキナルジンである。
【0102】適当な式(VIa)のキナルジンは例えば
下記式のものである:
【0103】
【化32】
【0104】式(VII)のジアミンは公知であるか、
または例えば公知のジアミンと同様に製造し得る。
【0105】好適な式(VII)の芳香族ジアミンには
次のものがある:o−フェニレンジアミン、クロロ−o
−フェニレンジアミン、ジクロロ−o−フェニレンジア
ミン、メチル−o−フェニレンジアミン、エチル−o−
フェニレンジアミン、メトキシ−o−フェニレンジアミ
ン、アセトアミノ−o−フェニレンジアミン、フェニル
−o−フェニレンジアミン、ナフチレン−o−ジアミ
ン、更に1,8−ナフチレン−ジアミン、クロロ−1,
8−ナフチレンジアミン、ジクロロ−1,8−ナフチレ
ンジアミン、メチル−1,8−ナフチレンジアミン、ジ
メチル−1,8−ナフチレンジアミン、メトキシ−1,
8−ナフチレンジアミン、エトキシ−1,8−ナフチレ
ンジアミン、アセトアミノ−1,8−ナフチレンジアミ
ン及び1,8−ジアミノアセトナフチレン。
【0106】他の好適な変法において、式(VII)の
化合物として随時置換されていてもよいペリナフチレン
ジアミン、殊に1,8−ナフチレンジアミンを用いる。
【0107】好適な方法は式(V)のテトラカルボン酸
またはその無水物を式(VIb)及び/または(VI
c)
【0108】
【化33】
【0109】式中、Rc1及びRc2は相互に独立してH、
COOHまたはハロゲン、殊にF、Br及びClを表
し、そして殊にHまたはCOOHを表し、そしてRa1
a2,Y1及びY2は上記の意味を有する、の化合物と縮
合反応させ、ここに化合物(VIb)及び(VIc)は
テトラカルボン酸(V)をベースとして2モル当量に対
応することを特徴とする、式(II)に対応する式
(I)の化合物の製造に対する本発明による方法であ
る。
【0110】ここに縮合反応は等モル量の(V)及び
(VIb)及び/または(VIc)の成分を160〜2
50℃、好ましくは180〜220℃、殊に好ましくは
190〜200℃の温度で一緒に溶融するか、またはよ
り有利には110〜220℃、好ましくは160〜18
0℃の温度で、適当ならば圧力下で溶媒中で反応させる
ことにより直接行うことができ、その際に反応水は蒸留
により除去することができる。
【0111】好適な式(VIb)及び(VIc)の化合
物は式(VIbb)
【0112】
【化34】
【0113】及び式(VIcc)
【0114】
【化35】
【0115】式中、R1、R2、Rc1、Rc2、Ra1
a2、n及びmは上記の意味を有する、のキナルジンで
ある。
【0116】式(II)の化合物の製造に対する反応バ
ッチは好ましくはアルコール例えばメタノール、エタノ
ール、プロパノールまたはブタノールを用いる希釈によ
り処理する。また芳香族希釈剤例えばクロロベンゼンま
たはトルエンを使用し得る。本発明によるこの方法は好
ましくは本発明による化合物を理論値の85〜95%の
収率で与える。
【0117】適当ならば、縮合反応に続いてハロゲン
化、殊に塩素化または臭素化を行うことができ、その際
にこのものはそれ自体公知の条件下で行う。かくて例え
ば氷酢酸中で、80〜120℃の温度でのRb1=Rb2
Hである式(II)化合物の臭素化によりRb1及びRb2
が臭素を表す式(II)の化合物が生成される。
【0118】また本発明による方法は式(V)のテトラ
カルボン酸またはその無水物を式(VIIa)及び/ま
たは(VIIb)
【0119】
【化36】
【0120】の化合物と縮合反応させ、ここに用いるジ
アミン(VIIa)及び(VIIb)がテトラカルボン
酸(V)をベースとして2モル当量に対応し、そしてZ
1及びZ2が上記の意味を有することを特徴とする、式
(III)に対応する式(I)の化合物の製造に好適に
適する。
【0121】ここに縮合反応は等モル量の(V)及び
(VIIa)及び/または(VIIb)の成分を120
〜250℃、好ましくは120〜180℃の温度で溶融
するか、またはより有利には120〜220℃、好まし
くは120〜180℃の温度で、適当ならば圧力下で溶
媒中で反応させることにより直接行うことができ、その
際に反応水は蒸留により除去することができる。
【0122】随時アルキル−及びアリールアミノスルホ
ニル基よりなる群からの置換基を持っていてもよい式
(III)の化合物は例えば1個の置換基がアルキル−
またはアリールアミンを有するクロロスルホニル基を表
す式(III)の対応する化合物から製造し得る。
【0123】また1個の置換基がアリールオキシスルホ
ニル基である本発明による式(III)の化合物は塩基
例えばピリジン、トリエチルアミン或いはアルカリ金属
またはアルカリ土金属炭酸塩、水酸化物または酸化物の
存在下における対応するクロロスルホニル染料とフェノ
ールまたはナフトールとの反応により得ることができ
る。
【0124】置換基がアルキルオキシまたはアシルオキ
シを表す式(III)の化合物は加えてヒドロキシル基
を有する本発明による化合物のアルキル化またはアシル
化により製造し得る。
【0125】更に随時アシル化またはアルキル化されて
いてもよいアミノ基を有する式(III)の化合物は対
応する置換基がニトロ基を表す対応する化合物を通常の
還元剤例えば鉄、亜鉛、硫化ナトリウム、水素等で還元
し、そして適当ならば続いてアシル化またはアルキル化
することにより得ることができる。またアシル化工程は
アシル化剤の添加による還元の経路により行い得る。
【0126】式(III)の化合物の製造に対する反応
バッチは好ましくはアルコール例えばメタノール、エタ
ノール、プロパノールまたはブタノールを用いる希釈に
より処理する。また芳香族希釈剤例えばクロロベンゼン
またはトルエンを使用し得る。本発明による方法は好ま
しくは本発明による化合物を理論値の90〜95%の収
率で生成させる。
【0127】また本発明による方法は式(V)のテトラ
カルボン酸またはその無水物を化合物の置換基が上記の
意味を有する式(VI)の化合物及び式(VII)のジ
アミンと縮合反応させ、ここに式(VI)及び(VI
I)の化合物の合計がテトラカルボン酸(V)をベース
として2モル当量であることを特徴とする、式(IV)
に対応する式(I)の化合物の製造しに適する。好適な
式(V)〜(VII)の化合物は上記のものである。
【0128】化合物(VI)及び(VII)の相互の比
は広い範囲内で変え得る。このものは例えば(VI):
(VII)=10:90〜90:10である。その比は
好ましくは約1:1である。
【0129】ここに縮合反応は等モル量の(V)及び
(VI)及び(VII)の成分を160〜250℃、好
ましくは160〜250℃、殊に好ましくは190〜2
00℃の温度で一緒に溶融するか、またはより有利には
110〜220℃、好ましくは160〜180℃の温度
で、適当ならば圧力下で溶媒中で反応させることにより
直接行うことができ、その際に反応水は蒸留により除去
することができる。
【0130】更に本発明はAr1及びAr2が上記の意味
を有し、そしてBが式−CH2−CH2−、−CH2CH2
CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、
【0131】
【化37】
【0132】の基を表す式(V)またはその無水物に関
する。
【0133】本発明による好適な式(V)の化合物は既
に上に挙げた好適な形態、即ち対応する置換基の意味を
有する式(Va)または(Vb)に対応し、ここにBは
本発明による式(V)の化合物に対して与えられる意味
の範囲を有する。
【0134】更に本発明は式(VIII) Cl−B−Cl (VIII) の二塩化物をフリーデル−クラフツ条件下で式(IX
a)及び/または(IXb)
【0135】
【化38】
【0136】のジメチル化合物と反応させ、ここに用い
る化合物(IXa)及び(IXb)の量を化合物(VI
II)1モル当たり少なくとも2モル当量に調整し、そ
して次に生じる反応生成物を酸化し、その際にAr1
Ar2及びBは上記の最も広い意味を有することを特徴
とする、式(V)の化合物の製造方法に関する。
【0137】式(IXa)または(IXb)の好適な化
合物はo−キシレンである。好適な酸化剤として硝酸を
挙げ得る。
【0138】本発明による式(I)の化合物はバルク中
のプラスチックの染色に適する。
【0139】ここにバルク染色は殊に染料を溶融プラス
チック組成物中に例えば押出機を用いて配合するか、ま
たは染料を重合の前でもプラスチックの製造に対する出
発成分例えば単量体に加える方法を意味するものとして
理解される。
【0140】殊に好適なプラスチックは熱プラスチック
例えばビニル重合体、ポリエステル及びポリアミド、並
びにポリオレフィン、殊にポリエチレン及びポリプロピ
レンである。
【0141】適当なビニル重合体はポリスチレン、スチ
レン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリロニトリル
ターポリマー、ポリメタクリレート、ポリ塩化ビニルな
どである。
【0142】更に適当なポリエステルは次のものであ
る:ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート及
びセルロースエステル。
【0143】ポリスチレン、スチレン共重合体、ポリカ
ーボネート及びポリメタクリレートが好ましい。ポリス
チレン、ポリエチレン及びポリプロピレンが殊に好まし
い。挙げられる高分子量化合物は個々にか、混合物、プ
ラスチック組成物または溶融物として存在し得る。
【0144】本発明による染料は細かく分割された状態
で用いられ、ここに分散剤を共使用することができる
が、本質的なものではない。
【0145】化合物(I)を重合後に用いる場合、これ
らのものは混合するか、または乾燥状態のプラスチック
の粒子で粉砕し、そしてこの混合物を例えば混合ローラ
ー上か、または押出機中で可塑化し、そして均質にす
る。しかしながらまた、染料は溶融組成物に加え、そし
て撹拌により均一に分散させ得る。次に更にこのように
予備染色した材料を常法で例えば剛毛、スレッド糸など
への紡糸、または成型体を生成させるための押出しまた
は射出成型により処理する。
【0146】式(I)の染料は重合触媒、殊に過酸化物
に耐久性があるため、染料をプラスチックに対する単量
体性出発物質に加え、次に重合触媒の存在下で重合を行
うこともできる。この目的のためには染料は好ましくは
単量体成分に溶解させるか、またはこれらのものと緊密
に混合する。
【0147】式(I)の染料は好ましくは上記の重合体
を染色するために重合体の量をベースとして0.000
1〜1重量%、殊に0.01〜0.5重量%の量で用い
る。重合体に不溶性である顔料例えば二酸化チタンの添
加により対応して価値ある不透明な染色物を得ることが
できる。
【0148】二酸化チタンは重合体の量をベースとして
0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の
量で使用し得る。
【0149】また種々の式(I)の染料の混合物及び/
または式(I)の染料と他の染料及び/または無機もし
くは有機顔料との混合物を本発明の方法により使用し得
る。式(II)の化合物は黄色であり、式(III)の
ものは赤色であり、そして式(IV)のものは橙色であ
る。
【0150】本発明を次の実施例により説明するが、こ
れに限定されるものではなく、ここに部は重量で示す。
百分率データは重量による百分率(重量%)を表す。
【0151】
【実施例】
実施例1 式
【0152】
【化39】
【0153】のキナルジン20g(0.14モル)及び
4,4’−イソプロピリデン二フタル酸二無水物18.
5g(0.058モル)をフェノール150g(1.6
モル)に加え、そして混合物を175℃に加熱した。こ
の工程中に、反応水を留去させた。反応温度を12時間
保持した。その後、反応混合物を100℃に冷却し、そ
してエタノール350mlを約1時間にわたって徐々に
加えた。温度が65〜70℃に降下したらすぐに、この
温度を保持した。次に混合物を室温に冷却した。結晶性
沈殿を吸引濾過し、そして温メタノールで数回洗浄し
た。最後に、このものを熱水で洗浄し、そして真空中に
て70℃で乾燥した。
【0154】収量:29.3g=理論値の91%。
【0155】染料は式
【0156】
【化40】
【0157】を有していた。
【0158】この染料の色調強度は各々の場合に同じ重
量をベースとして式
【0159】
【化41】
【0160】の非二重結合性染料より約5%高かった。
二重結合性染料の300℃での熱重量分析(TGA)を
介して測定された昇華は上記式の未架橋染料の場合より
からり低かった。
【0161】このものはバルク中のポリスチレンを良好
な堅牢性を有する透明な帯緑−黄色の色調に染色した。
【0162】実施例2 式
【0163】
【化42】
【0164】の3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボ
ン酸26.4g(0.14モル)及び4,4’−イソプ
ロピリデン二フタル酸二無水物18.5g(0.058
モル)をフェノール150ml(1.6モル)に撹拌し
ながら加え、混合物を175℃に加熱し、そしてこの温
度で12時間保持した。この工程中に、反応水を留去
し、そして二酸化炭素を3−ヒドロキシキナルジン−4
−カルボン酸から分別した。次に混合物を100℃に冷
却し、メタノール250mlを約1時間にわたって加
え、そして混合物を室温に冷却した。結晶性沈殿を濾別
し、そしてメタノール500ml及び次に熱軟水500
mlで洗浄した。次に染料を乾燥した。
【0165】収量:31.6g=理論値の93%。
【0166】染料は式
【0167】
【化43】
【0168】を有していた。
【0169】この染料の色調強度は同じ量の式
【0170】
【化44】
【0171】の非二重結合性染料より約10%高かっ
た。
【0172】400℃で、この染料物質は上記式の非二
重結合性染料よりかなり少ない量で昇華した(TGAに
より測定)。
【0173】このものはバルク中のプラスチック例えば
ポリカーボネート、ABS、ポリエステル及びポリプロ
ピレンを極めて良好な堅牢性を有する透明な中性の黄色
の色調に染色した。フェノールの代わりにまた、o−ジ
クロロベンゼン、ニトロベンゼン及びジトリルエーテル
を溶媒として用い、同様な結果が得られた。
【0174】実施例3 式
【0175】
【化45】
【0176】の3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボ
ン酸26.4g(0.14モル)及び4,4’−メチレ
ン二フタル酸二無水物18.0g(0.058モル)を
o−ジクロロベンゼン150ml(1.6モル)に撹拌
しながら加え、そして混合物を220℃に加熱した。反
応を12時間にわたって行い、反応水を留去し、そして
二酸化炭素を分別した。その後、混合物を100℃に冷
却し、そしてメタノール250mlを加えた。室温に冷
却した後、結晶化した染料を濾別し、メタノール250
ml及び次に熱軟水500mlで洗浄し、そして真空中
にて70℃で乾燥した。
【0177】収量:31.7g=理論値の92%。
【0178】染料は式
【0179】
【化46】
【0180】を有していた。
【0181】プラスチック例えばポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリエステルまたはポリプロピレンをバル
ク中で極めて良好な堅牢性を有する中性の黄色の色調に
染色した。
【0182】300℃で、この染料物質は非二重結合性
染料(実施例2参照)よりかなり少ない量で昇華した
(TGAにより測定)。色調強度は同じ量の非二重結合
性染料(実施例2参照)と比較して約5%高かった。
【0183】実施例4 式
【0184】
【化47】
【0185】の3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボ
ン酸26.4g(0.14モル)及び4,4’−[2,
2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)−
エチリデン]二フタル酸二無水物26.0g(0.05
6モル)を80℃でo−ジクロロベンゼン150ml
(1.6モル)に撹拌しながら加え、そして混合物を1
70℃に加熱した。反応温度を12時間保持した。この
工程中、反応水を留去し、そして二酸化炭素をヒドロキ
シキナルジンカルボン酸から分別した。12時間後に混
合物を100℃に冷却し、そしてメタノール250ml
を約1時間にわたって加えた。室温に冷却した後、沈殿
した結晶性染料を吸引濾過し、メタノール250mlで
洗浄し、熱軟水500mlで洗浄し、そして真空中にて
70℃で乾燥した。
【0186】収量:39.5g=理論値の93%。
【0187】染料は構造式
【0188】
【化48】
【0189】を有していた。
【0190】ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリア
ミド、ポリエステル及びABSを高い温度安定性及び極
めて良好な堅牢性を有する中性の黄色の色調に染色し
た。
【0191】染料は400℃で熱安定性であり、そして
非二重結合性染料(式に対しては実施例2参照)よりか
なり少ない程度で(TGAにより測定)昇華した。
【0192】実施例5 ポリスチレン粒子100g及び実施例2からの染料0.
02gをドラム混合機中にて強く混合した。乾燥状態で
染色した粒子をスクリュー射出成型機上にて240℃で
処理した。光に対して極めて良好な堅牢性を有する透明
な黄色シートが得られた。ポリスチレンの代わりにま
た、ブタジエン及びアクリロニトリルとの共重合体を用
いた。二酸化チタン0.5gを更に加えた場合、濃い、
不透明な染色物が得られた。
【0193】実施例6 4,4’−イソプロピリデン二フタル酸二無水物16.
8g及び1,8−ナフチレンジアミン19.0gを撹拌
しながらo−ジクロロベンゼン150mlに加えた。混
合物を窒素雰囲気の存在下で130℃に加熱し、そして
この温度を8時間保持した。次に反応混合物を150℃
で更に3時間加熱し、続いて80℃に冷却し、そしてメ
タノール150mlを加えた。更に65〜70℃で2時
間後、混合物を室温に冷却し、室温で1時間撹拌し、そ
して染料を濾別した。その後、染料をメタノール100
mlで洗浄し、次に熱水250mlで洗浄し、そして真
空中にて60℃で乾燥した。
【0194】収量:27.9g=理論値の96%。
【0195】染料は構造式
【0196】
【化49】
【0197】を有していた。
【0198】またo−ジクロロベンゼンの代わりに、他
の溶媒例えばo−キシレン、フェノール、ジフェニルエ
ーテルまたはジトリルエーテルを用いた。帯黄色の色調
の橙色染料はプラスチック例えばポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレ
ンまたはアクリロニトリル、ブタジエン及びスチレンの
共重合体をバルク中で昇華及び光に対して堅牢性である
温度安定性の染色物に染色した。
【0199】熱重量分析により、5%のみの昇華による
染料の損失が400℃で生じた。これに対し、式
【0200】
【化50】
【0201】の非架橋染料においては、同じ条件下での
昇華による染料の損失は9%であった。
【0202】実施例7 4,4’−メチレン二フタル酸二無水物15.4g及び
1,8−ナフチレンジアミン16.0gを窒素雰囲気中
にて約80℃で撹拌しながらフェノール150mlに加
えた。反応混合物を130℃に加熱し、そしてこの温度
で8時間保持した。次にこのものを80℃に冷却し、メ
タノール250mlを加え、そして混合物を60〜65
℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次に
1時間撹拌した。得られた染料を吸引濾過し、メタノー
ル100ml及び熱水250mlで洗浄し、そして真空
中にて60℃で乾燥した。
【0203】収量:27g=理論値の93%。
【0204】染料は式
【0205】
【化51】
【0206】を有していた。
【0207】染料はバルク中のプラスチック例えばポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネートまたはア
クリロニトリル、ブタジエン及びスチレンの共重合体を
黄色−橙色の色調に染色した。染色物は昇華に対して堅
牢性であり、そして光に対する高い堅牢性及び高い温度
安定性を有していた。染料の熱重量分析により400℃
での昇華による重量損失が与えられ、このものは既に実
施例6に挙げられた非架橋性化合物よりかなり低かっ
た。
【0208】実施例8 4,4’−[2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフ
ルオロメチル)エチリデン]二フタル酸二無水物15.
4g及び1,8−ナフチレンジアミン16.0gをo−
ジクロロベンゼン200mlに反応体上に窒素を通しな
がら加えた。混合物を130℃に加熱し、そしてこの温
度で8時間保持した。次に反応混合物を80℃に冷却
し、そしてメタノール250mlを加えた。混合物を6
0〜65℃で2時間撹拌し、次に室温に冷却した。染料
沈殿物を吸引濾過し、そしてメタノール100mlで洗
浄した。次にこのものを熱水250mlで洗浄し、そし
て真空中にて60℃で乾燥した。
【0209】収量:19.2g=理論値の94%。
【0210】染料は構造式
【0211】
【化52】
【0212】を有し、そしてバルク中でポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル、ブ
タジエン及びスチレンの共重合体、ポリカーボネート並
びにポリエステルを極めて良好な堅牢性例えば光に対す
る堅牢性、泳動に対する堅牢性、熱安定性及び昇華に対
する堅牢性を有する黄色−橙色の色調に染色した。
【0213】この染料の400℃における熱重量分析に
おいて、実施例6に挙げられた非架橋性染料の場合より
もかなり低い昇華による物質の損失が観察された。
【0214】実施例9 3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボン酸10.2g
(0.05モル)、1,8−ジアミノ−ナフタレン8.
0g(0.05モル)及びイソプロピリデン−ビス−フ
タル酸無水物18.5gを60℃でフェノール100g
中に撹拌しながら導入した。次に反応混合物を170〜
175℃に加熱し、そしてこの温度で14時間保持し
た。80℃に冷却した後、メタノール350mlを加え
た。沈殿した染料を吸引濾過し、そしてメタノール及び
次に熱水で洗浄した。その後、生成物を真空中にて70
℃で乾燥した。収量は式
【0215】
【化53】
【0216】の橙色染料28.9gであり、このものは
更にほぼ各々の場合に10%である両側が二重のペリノ
ンと同様の比の両側が二重のキノフタロンからなってい
た。染料は両側が二重のペリノン染料より約20%高い
色調強度を有していた。染料は300℃までは熱安定性
であり、そしてこの温度で極めて良好な堅牢性を有して
いた。
【0217】実施例10 3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボン酸10.2g
(0.05モル)を60℃のフェノール100g中に導
入し、そして混合物を撹拌しながら170℃で0.5時
間保持した。次にこのものを150℃に冷却し、そして
イソプロピリデン−ビス−フタル酸無水物18.5g
(0.055モル)及び1,8−ジアミノ−ナフタレン
8.0gを導入した。温度を150℃で3時間及び17
0℃で9時間保持した。混合物を80℃に冷却し、メタ
ノール350mlを加え、染料を室温で吸引濾過し、そ
してメタノール及び次に熱水で洗浄した。真空中にて7
0℃で乾燥した後、帯赤−橙色の染料32.0gが得ら
れた。
【0218】染料は実施例1のものと同様の組成を有し
ていた。
【0219】実施例11 キナルジン7.15g(0.05モル)、1,8−ジア
ミノナフタレン8.0g及びイソプロピリデン−ビス−
フタル酸無水物18.5gを撹拌しながら60℃のフェ
ノール100gに加えた。次に混合物を170〜175
℃に加熱し、そしてこの温度を10時間保持した。次に
混合物を冷却し、メタノール250mlを80℃で加
え、そして沈殿した染料を吸引濾過した。メタノール及
び熱水で洗浄した後、染料を真空中にて70℃で乾燥し
た。収量は25.3gであった。
【0220】染料は式
【0221】
【化54】
【0222】を有していた。
【0223】また両側が二重のキノフタロン染料(10
%)及び両側が二重のペリノン染料(10%)がこの染
料との混合物中に存在した。染料は300℃で熱安定性
であり、そして昇華に対する極めて良好な堅牢性を有し
ていた。
【0224】実施例12 3−ヒドロキシキナルジン−4−カルボン酸10.2g
(0.05モル)、1,8−ナフチレンジアミン8.0
g(0.05モル)及びヘキサフルオロ−イソプロピリ
デン−ビス−フタル酸無水物15.5g(0.05モ
ル)を撹拌しながら60℃のフェノール100g中に導
入した。反応混合物を170〜175℃に加熱し、そし
てこの温度で14時間保持した。80℃に冷却した後、
メタノール300mlを加え、結晶として分別した染料
を吸引濾過し、最初にメタノール及び次に水で洗浄し、
そして真空中にて70℃で乾燥した。収量は32.9g
であった。染料は式
【0225】
【化55】
【0226】を有し、そして更に各々の場合に15%の
ほぼ同様の比の両側が二重のキノフタロン及びペリノン
染料からなっていた。染料は300℃まで熱安定性であ
り、そしてこの温度で昇華に対して極めて良好な堅牢性
を有していた。
【0227】実施例13 3−ヒドロキシ−4−クロロ−キナルジン9.7g
(0.05モル)、1,8−ナフチレンジアミン8.0
g(0.05モル)及びイソプロピリデン−ビス−フタ
ル酸無水物18.5gを撹拌しながら60℃のフェノー
ル100gに加えた。次に混合物を170〜175℃に
加熱し、そして温度を12時間保持した。60℃に冷却
した後、混合物をメタノール300mlで希釈し、結晶
として沈殿した染料を吸引濾過し、最初にメタノール及
び次に水で洗浄し、その後真空中にて70℃で乾燥し
た。
【0228】収量は式
【0229】
【化56】
【0230】の橙色の色調の染料27.7gであった。
【0231】一部は更にまた両側が二重のヒドロキシ−
キノフタロン(10%)及び両側が二重のペリノン(1
0%)として存在した。染料は300℃まで熱安定性で
あり、そしてこの温度で昇華に対して極めて良好な堅牢
性を有していた。
【0232】実施例14 ヒドロキシキナルジンカルボン酸5.1g(0.025
モル)、1,8−ナフタレンジアミン4.0g(0.0
25モル)及び式
【0233】
【化57】
【0234】の3−ヒドロキシフタル酸無水物のエーテ
ル7.8g(0.025モル)を60℃でフェノール1
00mlに加え、そして混合物を175℃に加熱した。
この温度を13時間保持し、その間に反応水を留去させ
た。次にメタノール400mlを60℃で加え、結晶性
染料沈殿物を濾別し、最初にメタノール及び次に水で洗
浄し、そしてその後乾燥した。
【0235】収量:12.5g。
【0236】橙色の染料は式
【0237】
【化58】
【0238】を有していた。
【0239】熱重量分析により、400℃でも昇華に対
する優れた堅牢性が生じていた。
【0240】実施例15 ヒドロキシキナルジンカルボン酸20.4g(0.1モ
ル)及び実施例14のような式を有する3−ヒドロキシ
フタル酸無水物のエーテル15.6g(0.05モル)
を60℃で撹拌しながらフェノール150mlに加え、
そして混合物を175℃に加熱した。この温度を15時
間保持した。この操作中、反応水を留去させた。次に混
合物をメタノールを用いて60℃で希釈し、結晶性の染
料沈殿を濾別し、メタノール及び次に水で洗浄し、そし
て乾燥した。
【0241】収量:26.2g=理論値の88%。
【0242】黄色の染料は式
【0243】
【化59】
【0244】を有していた。
【0245】400℃でも昇華に対する優れた堅牢性が
生じていた。
【0246】実施例16 1,8−ナフタレンジアミン16g(0.1モル)及び
実施例14のような式を有する3−ヒドロキシフタル酸
無水物のエーテル15.6g(0.05モル)を反応体
上に窒素を通し、かつ撹拌しながら60℃でフェノール
150mlに加え、そして混合物を175℃に保持し
た。この温度を15時間保持し、その間に反応水は留去
された。次に混合物をメタノール400mlで希釈し、
結晶性の赤色染料を濾別し、最初にメタノール及び次に
水で洗浄し、そして乾燥した。
【0247】収量:25.6g=理論値の92%。
【0248】染料は式
【0249】
【化60】
【0250】を有していた。
【0251】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0252】実施例17 ヒドロキシキナルジンカルボン酸5.1g(0.025
モル)、1,8−ナフタレンジアミン4.0g(0.0
25モル)及び式
【0253】
【化61】
【0254】のエステル無水物8.5g(0.025モ
ル)を60℃でフェノール100mlに加え、混合物を
175℃に加熱し、そして170〜175℃で20時間
保持した。この操作中、反応水は留去された。次に混合
物を60℃に冷却し、そしてメタノール400mlを加
えた。析出した染料を濾別し、メタノール及び次に水で
洗浄し、そして乾燥した。
【0255】収量:14.6g 染料は式
【0256】
【化62】
【0257】を有していた。
【0258】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0259】実施例18 実施例17におけるような式を有するエステル無水物1
7g(0.05モル)及びヒドロキシキナルジンカルボ
ン酸20.4g(0.1モル)を60℃でフェノール1
50mlに加え、混合物を175℃に加熱し、そしてこ
の温度で20時間撹拌した。この操作中、反応水は留去
された。その後、混合物を60℃に冷却し、そしてメタ
ノール400mlを加えた。結晶化した染料を濾別し、
最初にメタノール及び次に水で洗浄し、そして乾燥し
た。
【0260】収量:27.3g=理論値の91%。
【0261】染料は式
【0262】
【化63】
【0263】を有していた。
【0264】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0265】実施例19 エステル無水物(実施例17におけるような式)17g
(0.05モル)及び1,8−ナフタレンジアミン16
g(0.1モル)を撹拌し、かつ反応体上に窒素を通し
ながら60℃でフェノール150mlに加え、混合物を
175℃に加熱し、そしてこの温度で13時間保持し
た。この操作中、反応水は留去された。60℃に冷却し
た後、メタノール400mlを加えた。結晶化した染料
を濾別し、最初にメタノール及び次に水で洗浄し、そし
て乾燥した。
【0266】収量:27.1g=理論値の93%。
【0267】赤色の染料は式
【0268】
【化64】
【0269】を有していた。
【0270】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0271】実施例20 フェノール150mlを60℃で溶融し、そしてヒドロ
キシキナルジンカルボン酸10.2g(0.05モ
ル)、式
【0272】
【化65】
【0273】のジエステル無水物20.5g(0.05
モル)及び1,8−ナフタレンジアミン8.0g(0.
05モル)を加えた。混合物を窒素下にて175℃に加
熱し、そして170〜175℃で20時間保持した。こ
の操作中、反応水は留去された。次に混合物を60℃に
冷却し、そしてメタノール400mlを加えた。結晶化
した染料を濾別し、メタノール及び次に水で洗浄し、そ
して乾燥した。
【0274】収量:29.7g。
【0275】橙色の染料は式
【0276】
【化66】
【0277】を有していた。
【0278】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0279】実施例21 フェノール150mlを60℃で溶融し、そしてヒドロ
キシキナルジンカルボン酸20.4g(0.1モル)及
び式
【0280】
【化67】
【0281】のジエステル無水物20.5g(0.05
モル)を加えた。混合物を窒素下にて175℃に加熱
し、そしてこの温度で20時間保持した。この操作中、
反応水は留去された。次に混合物を60℃に冷却し、黄
色の染料をメタノールを用いて沈殿させ、濾別し、メタ
ノール及び水で洗浄し、そして乾燥した。染料は式
【0282】
【化68】
【0283】を有していた。
【0284】収量:30.8g=理論値の89%。
【0285】実施例22 フェノール150mlを60℃で溶融し、そして1,8
−ナフタレンジアミン16g(0.1モル)及び式
【0286】
【化69】
【0287】のジエステル無水物20.5g(0.05
モル)を加えた。混合物を窒素下にて175℃に加熱
し、そしてこの温度で20時間保持した。この操作中、
反応水は留去された。次に混合物を60℃に冷却し、赤
色の染料をメタノールを用いて沈殿させ、濾別し、メタ
ノール及び水で洗浄し、そして乾燥した。染料は式
【0288】
【化70】
【0289】を有していた。
【0290】収量:30.3g=理論値の92%。
【0291】このものは400℃でも昇華に対する優れ
た堅牢性を示した。
【0292】染色例 ポリプロピレン粒子100g及び実施例21からの染料
0.1gを接着促進剤として数滴のプロピレングリコー
ルを添加しながらドラム混合機中で混合した。次に外側
を染料で被覆したポリプロピレン粒子をスクリュー射出
成型機上にて280℃で処理した。光に対して極めて良
好な堅牢性を有する透明な黄色シートが得られた。染色
物はブリーディングは示さなかった。また更に二酸化チ
タン2%を染料に加えた場合、濃い不透明な染色物が得
られた。
【0293】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0294】1.一般式(I)
【0295】
【化71】
【0296】式中、Ar1及びAr2は相互に独立して未
置換または置換された炭素環式芳香環を完成させる基を
表し、Bは未置換または置換されたアルキレン基または
【0297】
【化72】
【0298】の基を表し、ここにrは1〜4の数を表
し、その末端は各々の場合に2つの基Ar1及びAr2
芳香族炭素原子に結合され、そしてX1及びX2は相互に
独立して式
【0299】
【化73】
【0300】よりなる群から選ばれる式の基を表し、こ
こにこれらのものは各々の場合に
【0301】
【化74】
【0302】基が環内においてC−C二重結合に隣接す
るように位置し、ここにYは未置換または置換されたベ
ンゼンまたはナフタレン環の基を形成し、Zは未置換ま
たは置換されたオルト−フェニレン、オルト−ナフチレ
ン、ペリ−(1,8)−ナフチレンまたは相互に融合す
る2個より多いベンゼン環からなるアリーレンを表し、
ここに相互に融合する2個より多いベンゼン環を含むア
リール基はオルト位置におけるか、またはナフタレンに
おけるペリ位置に対応して架橋され、RaはHまたはO
Hを表し、そしてRbはHまたはハロゲンを表す、の化
合物またはその互変異性形。
【0303】2.Ar1及びAr2が相互に独立して未置
換または置換されたベンゼンまたはナフタレン環を完成
させる基を表す、上記1に記載の化合物。
【0304】3.Ar1及びAr2が相互に独立して未置
換または置換されたベンゼン環を完成させる基を表す、
上記1に記載の化合物。
【0305】4.式(II)
【0306】
【化75】
【0307】式中、Y1及びY2は相互に独立して未置換
または置換されたベンゼンまたはナフタレン環を形成
し、Ra1及びRa2は相互に独立してHまたはOHを表
し、そしてRb1及びRb2は相互に独立してHまたはハロ
ゲンを表す、に対応する上記1に記載の化合物またはそ
の互変異性形。
【0308】5.Rb1及びRb2が相互に独立してHまた
はF、BrもしくはClを表す、上記4に記載の化合
物。
【0309】6.式(IIa)
【0310】
【化76】
【0311】式中、n及びmは相互に独立して0〜4の
数を表し、R1及びR2は相互に独立して各々の場合に同
一もしくは相異なり、かつハロゲン、−COOH、Rが
1〜C10−アルキル、C6〜C10−アリールまたはC5
〜C8−シクロアルキルを表す−COOR、及びC1〜C
6−アルキルを表し、o及びpは相互に独立して0〜2
の数を表し、そしてR3及びR4は相互に独立して各々の
場合に同一もしくは相異なり、かつC1〜C6−アルキ
ル、ハロゲン、アルキル−及びアリールカルボニル、ア
ルキル−及びアリールスルホニル、ニトロ、アリール、
アリールオキシスルホニル、ヒドロキシル、C1〜C6
アルコキシ、またはベンジルオキシ、アリールオキシ例
えばフェノキシ、未置換またはアルキルもしくはアシル
で置換されたアミノ、未置換またはアルキルもしくはア
リールで置換されたアミノスルホニル、或いは融合され
た環式脂肪族または複素環を表す、に対応する上記4に
記載の化合物またはその互変異性形。
【0312】7.式(IIa)
【0313】
【化77】
【0314】式中、n及びmは相互に独立して0〜4の
数を表し、R1及びR2は相互に独立して各々の場合に同
一もしくは相異なり、かつCl及びBr、−COOH、
Rがメチルもしくはエチル、C6〜C10−アリールまた
はC5〜C8−シクロアルキルを表す−COOR、並びに
メチルを表し、o及びpは相互に独立して0または1の
数を表し、そしてR3及びR4は相互に独立して各々の場
合に同一もしくは相異なり、かつメチル、エチル、n−
プロピル、イソ−プロピル、n−、s−及びt−ブチ
ル、Cl及びBr、アルキル−及びアリールカルボニ
ル、アルキル−及びアリールスルホニル、ニトロ、未置
換もしくは置換されたフェニル、−SO2OC65、ヒ
ドロキシル、メトキシもしくはベンジルオキシ、フェノ
キシ、NH2、NHCOCH3及び−N(C252、S
2H(CH32及びSO2NHCH3、或いは融合され
た環式脂肪族または複素環を表す、に対応する上記4に
記載の化合物またはその互変異性形。
【0315】8.Bが未置換または置換されたC1〜C5
−アルキレン基または式
【0316】
【化78】
【0317】式中、r=2〜4、の基である、上記1に
記載の化合物。
【0318】9.Bが式−CH2−、−CH2−CH
2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2
【0319】
【化79】
【0320】の基を表す、上記1に記載の化合物。
【0321】10. Y1=Y2a1=Ra2b1=Rb2 及び Ar1=Ar2 である、上記4に記載の化合物。
【0322】11. n=m R1=R2a1=Ra2b1=Rb2 o=p 及び R3=R4 である、上記6に記載の化合物。
【0323】12. n=m R1=R2a1=Ra2b1=Rb2 o=p 及び R3=R4 であり、ここにn、m、o及びpが0を表す、上記6に
記載の化合物。
【0324】13.式(IIb)
【0325】
【化80】
【0326】に対応する上記6に記載の化合物またはそ
の互変異性形。
【0327】14.式(III)
【0328】
【化81】
【0329】式中、Z1及びZ2は相互に独立して未置換
または置換されたオルト−フェニレン、オルト−ナフチ
レン、ペリ−(1,8)−ナフチレンまたは相互に融合
する2個より多いベンゼン環からなるアリーレンを表
し、ここに相互に融合する2個より多いベンゼン環を含
むアリール基はオルト位置におけるか、またはナフタレ
ンにおけるペリ位置に対応して架橋される、に対応する
上記1に記載の化合物またはその互変異性形。
【0330】15.基Z1及びZ2が相互に独立して未置
換または置換されたペリ−(1,8)−ナフチレンに対
応する、上記14に記載の化合物。
【0331】16.式(IIIa)
【0332】
【化82】
【0333】式中、n1及びm1は相互に独立して0〜4
の数を表し、R5及びR6は相互に独立して各々の場合に
同一もしくは相異なり、かつC1〜C6−アルキル、ハロ
ゲン、ニトロ、アリール、アリールオキシスルホニル、
ヒドロキシル、C1〜C6−アルコキシ、アリールオキ
シ、未置換またはアルキルもしくはアシルで置換された
アミノ、未置換またはアルキルもしくはアリールで置換
されたアミノスルホニル、或いは融合された環式脂肪族
または複素環を表し、o及びpは相互に独立して0〜2
の数を表し、そしてR3及びR4は相互に独立して各々の
場合に同一もしくは相異なり、かつC1〜C6−アルキ
ル、ハロゲン、ニトロ、アリール、アリールオキシスル
ホニル、ヒドロキシル、C1〜C6−アルコキシ、アリー
ルオキシ、未置換またはアルキルもしくはアシルで置換
されたアミノ、未置換またはアルキルもしくはアリール
で置換されたアミノスルホニル、或いは融合された環式
脂肪族または複素環を表す、に対応する上記14に記載
の化合物。
【0334】17.式(IIIa)
【0335】
【化83】
【0336】式中、n1及びm1は相互に独立して0〜4
の数を表し、R5及びR6は相互に独立して各々の場合に
同一もしくは相異なり、かつハロゲン及びC1〜C6−ア
ルキルを表し、o及びpは相互に独立して0または1の
数を表し、そしてR3及びR4は相互に独立して各々の場
合に同一もしくは相異なり、かつハロゲン、NO2、−
NH2、−NH−アシルまたは−NH−アルキルを表
す、に対応する上記14に記載の化合物。
【0337】18. Z1=Z2及び Ar1=Ar2 である、上記14に記載の化合物。
【0338】19. n1=m15=R6 o=p 及び R3=R4 である、上記16に記載の化合物。
【0339】20.n1、m1、o及びpが0を表し、そ
してR5=R6及びR3=R4である、上記11に記載の化
合物。
【0340】21.式(IIIb)
【0341】
【化84】
【0342】に対応する、上記16に記載の化合物。
【0343】22.式(IV)
【0344】
【化85】
【0345】に対応する上記1に記載の化合物またはそ
の互変異性形。
【0346】23.式(IVa)
【0347】
【化86】
【0348】式中、Ra1及びRa2は相互に独立してHま
たはOHを表し、Rb1及びRb2は相互に独立してHまた
はハロゲンを表し、n及びn1は相互に独立して0〜4
の数を表し、R1はハロゲン、−COOH、RがC1〜C
10−アルキル、C6〜C10−アリールまたはC5〜C8
シクロアルキルを表す−COOR、或いはC1〜C6−ア
ルキルを表し、o及びpは相互に独立して0〜2の数を
表し、R3及びR4は相互に独立して各々の場合に同一も
しくは相異なり、かつC1〜C6−アルキル、ハロゲン、
アルキル−及びアリールカルボニル、アルキル−及びア
リールスルホニル、ニトロ、アリール、アリールオキシ
スルホニル、ヒドロキシル、C1〜C6−アルコキシまた
はベンジルオキシ、アリールオキシ、未置換またはアル
キルもしくはアシルで置換されたアミノ、未置換または
アルキルもしくはアリールで置換されたアミノスルホニ
ル、或いは融合された環式脂肪族または複素環を表し、
そしてR5はC1〜C6−アルキル、ハロゲン、ニトロ、
アリール、アリールオキシスルホニル、ヒドロキシル、
1〜C6−アルコキシ、アリールオキシ、未置換または
アルキルもしくはアシルで置換されたアミノ、未置換ま
たはアルキルもしくはアリールで置換されたアミノスル
ホニル、或いは融合された環式脂肪族または複素環を表
す、に対応する上記22に記載の化合物またはその互変
異性形。
【0349】24.式(IVa)
【0350】
【化87】
【0351】式中、Ra1及びRa2は相互に独立してHま
たはOHを表し、Rb1及びRb2は相互に独立してHまた
はF、BrもしくはClを表し、n及びn1は相互に独
立して0〜4の数を表し、R1はCl及びBr、−CO
OH、Rがメチル及びエチル、C6〜C10−アリールま
たはC5〜C8−シクロアルキルを表す−COOR、或い
はメチルを表し、o及びpは相互に独立して0または1
の数を表し、R3及びR4は相互に独立して各々の場合に
同一もしくは相異なり、かつメチル、エチル、n−プロ
ピル、イソ−プロピル、n−、s−及びt−ブチル、C
l及びBr、アルキル−及びアリールカルボニル、アル
キル−及びアリールスルホニル、ニトロ、未置換もしく
は置換されたフェニル、−SO2OC65、ヒドロキシ
ル、メトキシもしくはベンジルオキシ、フェノキシ、N
2、NHCOCH3及び−N(C252、SO2N(C
32及びSO2NHCH3、或いは融合された環式脂肪
族または複素環を表し、そしてR5はハロゲン及びC1
6−アルキルを表す、に対応する上記22に記載の化
合物またはその互変異性形。
【0352】25.式(IVb)
【0353】
【化88】
【0354】に対応する上記23に記載の化合物または
その互変異性形。
【0355】26.式(V)
【0356】
【化89】
【0357】のテトラカルボン酸またはその無水物を、
1つまたはそれ以上の式(VI)及び/または(VI
I)
【0358】
【化90】
【0359】式中、RcはH、COOHまたはハロゲン
を表し、そしてAr1、Ar2、B、Y、Z及びRaは上
記1に記載の意味を有する、の化合物と縮合反応させ、
その際に式(VI)及び(VII)の化合物の合計がテ
トラカルボン酸(V)をベースとして2モル当量に対応
する、上記1に記載の本発明による式(I)の化合物の
製造方法。
【0360】27.式(V)
【0361】
【化91】
【0362】式中、Ar1及びAr2は相互に独立して未
置換または置換された炭素環式芳香族環を完成させる基
を表し、そしてBは式−CH2−CH2−、−CH2CH2
CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、
【0363】
【化92】
【0364】の基を表す、の化合物またはその無水物。
【0365】28.上記1に記載の染料を溶融したプラ
スチック組成物中に配合するか、または該染料を重合前
にプラスチックの製造に対する出発成分に加える、プラ
スチックのバルク染色方法。
【0366】29.プラスチックが熱プラスチックであ
る、上記28に記載の方法。
【0367】30.染色するプラスチックがビニル重合
体、殊にポリスチレン、ポリエステルまたはポリプロピ
レン或いはポリオレフィン、殊にポリエチレンまたはポ
リプロピレンである、上記28に記載の方法。
【0368】31.少なくとも1つの請求項1に記載の
化合物で染色されたプラスチック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ・ラインハルト ドイツ40789モンハイム・ブレーアシユト ラーセ43ベー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、Ar1及びAr2は相互に独立して未置換または置
    換された炭素環式芳香環を完成させる基を表し、 Bは未置換または置換されたアルキレン基または式 【化2】 の基を表し、ここにrは1〜4の数を表し、 その末端は各々の場合に2つの基Ar1及びAr2の芳香
    族炭素原子に結合され、そしてX1及びX2は相互に独立
    して式 【化3】 よりなる群から選ばれる式の基を表し、ここにこれらの
    ものは各々の場合に 【化4】 基が環内においてC−C二重結合に隣接するように位置
    し、ここにYは未置換または置換されたベンゼンまたは
    ナフタレン環の基を形成し、 Zは未置換または置換されたオルト−フェニレン、オル
    ト−ナフチレン、ペリ−(1,8)−ナフチレンまたは
    相互に融合する2個より多いベンゼン環からなるアリー
    レンを表し、ここに相互に融合する2個より多いベンゼ
    ン環を含むアリール基はオルト位置におけるか、または
    ナフタレンにおけるペリ位置に対応して架橋され、 RaはHまたはOHを表し、そしてRbはHまたはハロゲ
    ンを表す、の化合物またはその互変異性形。
  2. 【請求項2】 式(V) 【化5】 のテトラカルボン酸またはその無水物を、1つまたはそ
    れ以上の式(VI)及び/または(VII) 【化6】 式中、RcはH、COOHまたはハロゲンを表し、そし
    てAr1、Ar2、B、Y、Z及びRaは請求項1に記載
    の意味を有する、の化合物と縮合反応させ、その際に式
    (VI)及び(VII)の化合物の合計がテトラカルボ
    ン酸(V)をベースとして2モル当量に対応する、請求
    項1に記載の本発明による式(I)の化合物の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 式(V) 【化7】 式中、Ar1及びAr2は相互に独立して未置換または置
    換された炭素環式芳香族環を完成させる基を表し、そし
    てBは式−CH2−CH2−、−CH2CH2CH2−、−
    CH2CH2CH2CH2−、 【化8】 の基を表す、の化合物またはその無水物。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の染料を溶融したプラス
    チック組成物中に配合するか、または該染料を重合前に
    プラスチックの製造のための出発成分に加える、プラス
    チックのバルク染色方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの請求項1に記載の化合
    物で染色されたプラスチック。
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