JPH101404A - 固形乳剤およびその製造法 - Google Patents

固形乳剤およびその製造法

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JPH101404A
JPH101404A JP8153982A JP15398296A JPH101404A JP H101404 A JPH101404 A JP H101404A JP 8153982 A JP8153982 A JP 8153982A JP 15398296 A JP15398296 A JP 15398296A JP H101404 A JPH101404 A JP H101404A
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Abstract

(57)【要約】 固形乳剤およびその製造法 【課題】乳化性、粉体特性が改善された固形乳剤の提
供。 【解決手段】濡れ促進物質を含有する水溶性被覆物質で
農薬活性成分を被覆せしめた固形乳剤。 【効果】本発明の固形乳剤は、農薬有効成分を高濃度に
含有し、しかも有機溶媒を用いることなく固形化するこ
とができるため、乳剤と同じ特性を保ったまま、生産、
輸送、保管の面で安全で、作物上での汚れがなく、且
つ、使用に際して、人畜や環境面でも安全な製剤であ
る。また、本発明の固形乳剤は、水に容易に乳化し、粉
体特性(流動性、見かけ比重等)が改善されているの
で、従来の固形乳剤に代わる使用の簡便な製剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳化性が改善され
た農薬固形乳剤およびその製造法に関する。本発明の固
形乳剤は、人畜に有害な、又、環境に悪影響を及ぼす有
機溶媒を用いず、又、生産、輸送、保管等の面で取り扱
いに便利な農薬固形乳剤として用いられる。
【0002】
【従来の技術】農薬製剤には粉剤、DL粉剤、粒剤、水
和剤、乳剤、固形乳剤、フロアブル、顆粒剤等がある。
これらは使用目的によって最適な製剤が使われている。
近年、人間や他の動植物、あるいは環境に安全な製剤の
開発が進められている。例えば、微粒子状の水和剤は、
フロアブルや顆粒にすることで薬液調整時の簡便性や人
への安全性が高められている。一方、農業の集約化が進
み大規模化したり、農作業の省力化が進んでくると、空
中散布による方法が多くなってきている。これは薬剤を
水で希釈して散布する方法で、乳剤、(顆粒)水和剤、フ
ロアブル等の製剤が使われている。しかし、乳剤の場
合、有機溶剤を多量に含有しており、これを多量に使用
した場合、大気汚染や自動車や建物等の塗装皮膜への汚
染等が社会問題となっている。又、生産、運搬、保管等
において危険物取締法の適用を受ける。このような問題
を解決するために有機溶剤を含有しない固形乳剤が報告
されている。例えば、特開平5−238904には、水
溶性被覆物質中に農薬活性成分を保持せしめた粒子径5
0μm以下の農薬マイクロカプセルが開示されている。
しかし、濡れ促進物質を含有する水溶性被覆物質につい
ての記載はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の固形乳剤では、達し得なかった乳化性の改善、粉体特
性の改善、固形乳剤の高濃度化、蔬菜等の植物上への水
不溶物の残留による商品価値の低下等の欠点を解決し、
しかも簡便に製造でき、人畜に安全で、環境汚染の少な
い固形乳剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、濡れ促進物質を
含有させた水溶性被覆物質で農薬活性成分を被覆する
と、予想外にも使用時、水に乳化させたときの乳化性が
改善され、しかも固形乳剤の粉末流動性や見かけ比重も
改善され、さらに作物上での汚れのない固形乳剤を得る
ことを知見した。本発明者らは、これらの知見に基づい
て、さらに研究を重ねた結果、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】すなわち、本発明は、(1)濡れ促進物質
を含有する水溶性被覆物質で農薬活性成分を被覆せしめ
た固形乳剤、(2)濡れ促進物質が尿素系化合物、有機
カルボン酸塩、単糖類、オリゴ糖類または水溶性無機塩
類である上記(1)記載の固形乳剤、(3)尿素系化合
物が尿素である上記(2)記載の固形乳剤、(4)水溶
性被覆物質の溶解度パラメータ(sp)値が約5〜40
であり、成膜作用または包接作用を有する上記(1)記
載の固形乳剤、(5)水溶性被覆物質が水溶性高分子物
質またはシクロデキストリン類である上記(1)記載の
固形乳剤、(6)水溶性高分子物質が水溶性天然高分子
物質、水溶性合成高分子物質または水溶性半合成高分子
物質である上記(5)記載の固形乳剤、(7)水溶性天
然高分子物質が水溶性植物粘質物である上記(6)記載
の固形乳剤、(8)水溶性被覆物質がポリビニルアルコ
ール、デキストリン、アラビアガムまたはシクロデキス
トリンである上記(1)記載の固形乳剤、(9)農薬活
性成分が5〜40℃で油状である上記(1)記載の固形
乳剤、(10)農薬活性成分と水溶性被覆物質との配合
比が、約1/100〜10/1(重量比)である上記
(1)記載の固形乳剤、(11)濡れ促進物質の含有量
が製剤全体に対して約5〜50重量%である上記(1)
記載の固形乳剤、(12)水溶性被覆物質と濡れ促進物
質とを溶解した水溶液に、農薬活性成分を乳化させ、得
られた乳化液を噴霧乾燥する上記(1)記載の固形乳剤
の製造法、(13)上記(12)によって製造される固
形乳剤、および(14)上記(1)記載の固形乳剤を水
に乳化した農薬に関する。なお、本明細書中で用いられ
るTMは、登録商標を意味する。
【0006】本発明の固形乳剤において、農薬活性成分
としては、約5〜40℃で油状であれば、殺虫剤、殺菌
剤、除草剤などのいずれの農薬活性成分であっても良
く、1種または2種以上の農薬活性成分を用いることが
できる。本発明の固形乳剤において使用できる、農薬活
性成分を以下に例示する。フェンチオン(fenthion)、フ
ェニトロチオン(fenitrothion)、プロパホス(propapho
s)、シアノホス(cyanophos)、プロチオホス(prothiofo
s)、スルプロホス(sulprofos)、EPN、シアノフェン
ホス(cyanofenphos)、オキシデプロホス(oxydeprofo
s)、ジスルホトン(disulfoton)、チオメトン(thiometo
n)、マラソン(malathion)、メカルバム(mecalbam)、ピ
リミホスメチル(pirimiphosmethyl)、ダイアジノン(dia
zinon)、エトリムホス(etrimfos)、イソキサチオン(iso
xathion)、ピラクロホス(pyraclophos)、クロルチオホ
ス(chlorthiophos)、イソフェンホス(isofenphos)、E
DDP、シフルスリン(cyfluthrin)、パーメスリン(per
methrin)、シハロスリン(cyhalothrin)、フェンバレレ
ート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinat
e)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、シラネオフ
ァン(silaneophane)、シクロプロトリン(cycloprothri
n)、IBP、エジフェンホス(edifenphos)、プロピコナ
ゾール(propiconazole)、イマザリル(imazalil)、トリ
デモルフ(tridemorph)、エタゾール(ethazol)、ピリフ
ェノックス(pyrifenox)、ブタクロール(butachlor)、メ
トラクロール(metolachlor)、チオベンカルブ(thioben
carb)、ブチレート(butylate)、EPTC、モリネート
(molinate)、セトキシジム(sethoxydim)、フルアジホッ
プーブチル(fluazifop-butyl)、ラクトフェン(lactofe
n)、ピペロホス(piperophos)、エスプロカルブ(esproca
rb)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ベノキサゾール
(benoxazol)など。
【0007】本発明で使用される水溶性被覆物質は、水
に易溶性(水に対する溶解度が25℃で約100mg/
ml以上、好ましくは約130mg/ml以上)であ
る。結晶性も低く、溶解度パラメータ値(sp値)が約
5〜40、好ましくは約10〜30の範囲のものが用い
られる。なかでも、成膜作用や包接作用を有する物質が
好ましい。該水溶性被覆物質としては、水溶性天然高分
子物質、水溶性半合成高分子物質、水溶性合成高分子物
質等の水溶性高分子物質やシクロデキストリン類が挙げ
られる。
【0008】水溶性天然高分子物質としては、デンプン
質、マンナン、海藻類、水溶性植物粘質物、微生物によ
る粘質物およびタンパク質等が挙げられる。具体的に、
デンプン質としては米デンプン、かんしょデンプン、ば
れいしょデンプン、タピオカデンプン、小麦デンプン、
コーンスターチ等である。マンナンとしてはこんにゃく
マンナン等である。海藻類としてはふのり、寒天、アル
ギン酸ナトリウム等である。水溶性植物粘質物としては
トロロアオイ、トラガントガム、アラビアガム等であ
る。タンパク質としてはニカワ、ゼラチン、カゼイン、
コラーゲン等である。なかでも、水溶性植物粘質物が好
ましく、さらに好ましくはアラビアガムである。このア
ラビアガムとしては、Acacia senegalおよびAcasia sey
alやそれと同種の植物から得られるもので、アラビノー
スを主成分とする水溶性多糖類である。
【0009】水溶性合成高分子物質としては、ポリビニ
ルアルコール(ゴーセノールKL−05TM、ゴーセノー
ルGL−03TM、ゴーセノールGL−05TM)、ポリエ
チレンオキシド、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリビニルビリドン、ポリカプロラクタ
ム、メチルメタクリレートとブチルメタクリレートとの
コポリマー(オイドラギットTM)等が挙げられる。
【0010】水溶性半合成高分子物質としては、セルロ
ース系水溶性半合成高分子物質、デンプン系水溶性半合
成高分子物質等が挙げられる。セルロース系のものとし
てはビスコース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース等である。デンプン系のもの
としては可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、
ジアルデヒドデンプン、デキストリン、デキストリン誘
導体(例えば、デキストリンを構成するグルコースの
2、3、6位の一部あるいはすべての水酸基の水素を他
の官能基(例、下記に示したジヒドロキシアルキル基、
糖残基、ヒドロキシアルキル基等)に置換した化合
物)、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉等で
ある。なかでも、デンプン系水溶性半合成高分子物質が
好ましく、具体的にはデキストリンが好ましい。デキス
トリンとは、一般にアミロデキストリン、エリトロデキ
ストリン、アクロデキストリンおよびマルトデキストリ
ンの四種が知られている。本件発明に用いられるもの
は、水溶性であればいずれであってもよく、また、その
混合物であってもよい。アミロデキストリンは冷水には
難溶性であるため、その配合はなるべく少ない方が好ま
しく、エリトロデキストリン、アクロデキストリンおよ
びマルトデキストリン、特に、エリトロデキストリンが
主成分であるデキストリンが好ましい。
【0011】上記の水溶性高分子物質の分子量や重合度
は、該高分子物質を構成するモノマーの種類や高分子物
質自体の特性によって、適宜決定され、特に限定される
べきものではない。前記したように、水溶性であり、成
膜作用を有する物質であればいかなるものでも使用する
ことができる。例えば、デキストリンであれば分子量が
約10,000以下、好ましくは約3,000〜10,0
00の範囲のエリトロデキストリンやアクロデキストリ
ンを主体とした物が用いられる。ポリビニルアルコール
であれば、平均重合度約300〜3,000、好ましく
は約300〜1,000の範囲であり、鹸化度が約78
〜99mol%、好ましくは約78〜95mol%のものが用
いられる。アラビアガムであれば、分子量約150,0
00〜600,000、好ましくは約240,000〜5
80,000のものが用いられる。
【0012】本発明で使用されるシクロデキストリン類
としては、例えばシクロデキストリンおよび水溶性シク
ロデキストリン誘導体等が挙げられる。シクロデキスト
リンとしては、α−、β−またはγ−シクロデキストリ
ン等で挙げられる。水溶性シクロデキストリン誘導体
(以下CyDと略記)とは、好ましくは6〜12個のグ
ルコース単位からなる環状オリゴ糖のグルコースの2、
3、6位の一部あるいはすべての水酸基の水素を他の官
能基(例えば、ジヒドロキシアルキル基、糖残基、ヒド
ロキシアルキル基等)に置換した化合物である。水溶性
シクロデキストリン誘導体の好ましい具体例としては、
【化1】 〔式中、qは6〜12の整数を、R1、R2およびR3
個々の繰り返し単位中で同一または異なって、それぞれ
ジヒドロキシアルキル基、糖残基またはヒドロキシアル
キル基を示す。〕で表される化合物が挙げられる。その
具体例としては、例えばα−CyD(q=6)、β−C
yD(q=7)、γ−CyD(q=8)、δ−CyD
(q=9)等の水酸基のエーテル誘導体が挙げられる。
【0013】R1〜R3で示されるジヒドロキシアルキル
基としては、例えばジヒドロキシ−C1-6アルキル基
(例、ジヒドロキシメチル、2,2−ジヒドロキシエチ
ル、2,2−ジヒドロキシプロピル、2,2−ジヒドロキ
シペンチル、2,2−ジヒドロキシヘキシル等)、好ま
しくはジヒドロキシ−C1-4アルキル基(例、ジヒドロ
キシメチル、2,2−ジヒドロキシエチル、2,2−ジヒ
ドロキシプロピル等)が用いられる。R1〜R3で示され
る糖残基としては、例えばC3-24糖残基(例、エリスロ
シル、トリオシル、アラビノシル、リボシル、グルコシ
ル、ガラクトシル、グレセロ−グルコ−ヘプトシル、マ
ルトシル、ラクトシル、マルトトリオシル、ジマントシ
ル等)、好ましくはC6-24糖残基(例、グルコシル、ガ
ラクトシル、グレセロ−グルコ−ヘプトシル、マルトシ
ル、ラクトシル、マルトトリオシル、ジマントシル
等)、特に好ましくはC6-12糖残基(例、グルコシル、
ガラクトシル、グレセロ−グルコ−ヘプトシル、マルト
シル、ラクトシル等)が用いられる。R1〜R3で示され
るヒドロキシアルキル基としては、例えばヒドロキシ−
1-6アルキル基(例、ヒドロキシメチル、2−ヒドロ
キシエチル等)が用いられる。水溶性シクロデキストリ
ン誘導体のさらに好ましい具体例としては、式(I)で
表される化合物において、R1〜R3のうち少なくとも一
つが糖残基であるものが挙げられる。その例としては、
例えばグリコシル−α,β,γ,δ−CyD、マルトシ
ル−α,β,γ,δ−CyD、マルトトリオシル−α,
β,γ,δ−CyD、ジマルトシル−α,β,γ,δ−
CyD等が挙げられる。これらの中でマルトシル−α,
β,γ,δ−CyD、グリコシル−α,β,γ,δ−C
yDが好ましい。さらに、マルトシル−β−CyD、グ
リコシル−β−CyDが特に好ましい。本発明で使用さ
れるシクロデキストリン類の中では、α−シクロデキス
トリンが好ましい。具体的市販品としては、トヨデリン
TM(約50%のシクロデキストリン含有、特に30%
のα−シクロデキストリン含有:東洋醸造製)、イソエ
リートTM(約60%のα−シクロデキストリン含有:日
研化学製)等などが挙げられる。
【0014】また、上記水溶性被覆物質は1種または2
種以上を混合して使用してもよい。一般に、水溶性天然
高分子物質は気候の変動によって、その生産量が大きく
変化し、供給面に不安があるが、水溶性合成高分子物質
は供給面で安定しており好ましい。このように原料供給
の観点からは水溶性合成高分子物質がよい。このため、
水溶性合成高分子物質と他の水溶性被覆物質を混合して
用いることが行われる。例えば、水溶性合成高分子物質
としてポリビニルアルコールを用い、水溶性天然高分子
物質としてアラビアガムあるいは水溶性半合成高分子物
質としてデキストリン等を用いる組み合わせが挙げられ
る。このような場合、水溶性合成高分子物質と他方の被
覆物質との配合比は、水溶性合成高分子物質/他方の被
覆物質が約2/1以下であるのが好ましく、更には約1
/50〜1/1が好ましい。
【0015】従って、上記のうち好ましい水溶性被膜物
質は、水溶性合成高分子物質、植物粘質物の水溶性天然
高分子物質、デンプン系水溶性半合成高分子物質、シク
ロデキストリンである。具体的には、ポリビニルアルコ
ール、デキストリン、アラビアガム、シクロデキストリ
ンである。農薬活性成分と水溶性被覆物質との配合比
は、約1/100〜10/1(重量比)、好ましくは、
約1/20〜5/1の範囲である。
【0016】本発明で使用される濡れ促進物質とは、本
発明の固形乳剤を用時水に乳化させるときに、固形乳剤
の濡れを促進させ、固形乳剤を速やかに水中に乳化させ
る水溶性の物質である。濡れ促進物質は本発明の固形乳
剤を水に乳化させるときに次のような作用を有する。 (1) 濡れ促進物質が水に溶けだし、固形乳剤を構成する
粒子(マイクロカプセル)間の集合を崩壊させる。 (2) 濡れ促進物質が水に溶けだし、マイクロカプセルの
水溶性被覆の崩壊を促進し、被覆されている農薬活性成
分を瞬時に乳化させる。 このように、濡れ促進物質と水との作用の結果、固形乳
剤の水による濡れが促進される。このような濡れ促進物
質としては、具体的には次のようなものが用いられる。 (1) 尿素、チオ尿素等の尿素系化合物。 (2) 酢酸アンモニウム、酢酸ナトリウム等の有機カルボ
ン酸塩。 (3) グルコース、フルクトース、マンノースまたはそれ
らの誘導体等の単糖類。 (4) ショ糖(グラニュ糖)、乳糖またはそれらの誘導体
等のオリゴ糖類。 (5) 硫酸アンモニウム(硫安)、塩化カリウム、塩化ア
ンモニウム等の水溶性無機塩類。 これらの濡れ促進物質は1種または2種以上を混合して
用いることができる。濡れ促進物質のうち尿素、ショ糖
(グラニュ糖)、乳糖、塩化カリウム等が好ましく、よ
り好ましくは尿素である。濡れ促進物質は、製剤全体に
対して通常約5〜50重量%、好ましくは約5〜30重
量%の範囲で使用される。
【0017】本発明の固形乳剤には、通常の乳剤に用い
られる界面活性剤を含有してもよい。そのような界面活
性剤としては、アニオン性界面活性剤や非イオン性界面
活性剤が一種または二種以上混合して使用される。アニ
オン性界面活性剤としては、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム(ニューカルゲンBX-CTM;竹本油脂)、ポ
リオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテルサルフ
ェートアンモニウム塩(デイクスゾール60ATM;第一工業
製薬)など、非イオン性界面活性剤としてはポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテルなどが汎用される。界面活性剤は、
製剤全体に対して通常約0.2〜30重量%、好ましく
は約0.2〜20重量%の範囲で使用される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の固形乳剤の製造は、次の
ような工程で行うことができる。 (1) 農薬活性成分、水溶性被覆物質および濡れ促進物質
の水乳液の調製 水溶性被覆物質と濡れ促進物質との水溶液に農薬活性成
分および所望により界面活性剤を添加し、乳化・撹拌機
を用いて、乳液を調製する。使用できる乳化・撹拌機器
としては、ホモミキサー、マイクロフルイダイザー、ス
リーワンモーター、ダイミノル等が挙げられる。この撹
拌は、必要により、加温しながら行ってもよい。この際
の水の量は、使用される水溶性被覆物質や農薬活性成分
の種類によって、適宜、選択される。水溶性被覆物質や
農薬活性成分が高濃度となり、後の乾燥工程での障害に
ならない程度に調製する。通常は、水溶性被覆物質が約
50%(W/V)以下となる濃度範囲である。好ましくは
約2〜50%(W/V)の範囲である。得られる乳液の粘
度は、25℃において約2,000cp以下、好ましく
は約1,000cp以下である。また、乳液を調製する
場合には、乳化粒子の大きさが、平均粒子径約0.1〜
5μm、好ましくは約0.2〜3μm程度になるように
調製する。
【0019】(2) 調製液の乾燥 上記(1)工程で調製された液を、減圧乾燥や噴霧乾燥に
よって乾燥する。減圧乾燥等の手段によって、乾燥した
場合には、乾燥物を粉砕し、所定の粒子径以下の粒子に
篩分けする。また、スプレードライヤー等による噴霧乾
燥などの手段によって、乾燥した場合には、その乾燥条
件を適宜選択し、所望の粒子径のものを得る。特定の範
囲の粒子径を有する固形乳剤を得るには、この噴霧乾燥
の手段が有効である。噴霧乾燥の条件としては、溶媒で
ある水分を除去できる範囲の温度であればよい。例え
ば、約50〜250℃、好ましくは約70〜200℃の
温度範囲で乾燥する。
【0020】このようにして得られた固形乳剤は、有機
溶媒を使用する必要がなく、安全性に優れている。又、
包装容器も紙袋包装が可能となるため、使用後の容器廃
棄物の問題が解決される。一方、水溶性フィルムを用い
て包装すれば、農薬に直接触れることなく散布液の調製
が可能となり、使用者にとっても非常に安全な製剤であ
る。これら固形乳剤は配合されている活性成分の使用方
法に従って、それ自体公知の方法で散布、適用される。
【0021】
【実施例】以下、実施例、参考例、試験例を記載し本発
明をさらに詳細に説明する。尚、ここにおいて用いられ
る%及び部は特記のないかぎり全て重量%及び重量部を
示す。
【0022】実施例1 ゴーセノールKL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)25gを水225gに溶解した後、パインデッ
クス#3(デキストリン:松谷化学製)50gと尿素10gを
加え溶解する。この溶液にスミチオン(純度96.8%、住
友化学製)85gを添加し、マイクロフルイダイザー(200
00psi、1パス)で乳化し、この乳化液をスプレードライ
ヤーで(入り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rp
m)水を蒸発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオ
ン含量50%)を得た。
【0023】実施例2 ゴーセノールGL-03(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)25gを水225gに溶解した後、パインデッ
クス#3(デキストリン:松谷化学製)50gと尿素10gを
加え溶解する。この溶液にスミチオン(純度96.8%、住
友化学製)85gを添加し、マイクロフルイダイザー(200
00psi、1パス)で乳化し、この乳化液をスプレードライ
ヤーで(入り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rp
m)水を蒸発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオ
ン含量50%)を得た。
【0024】実施例3 ゴーセノールGL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)25gを水225gに溶解した後、パインデッ
クス#3(デキストリン:松谷化学製)50gと尿素10gを
加え溶解する。この溶液にスミチオン(純度96.8%、住
友化学製)85gを添加し、マイクロフルイダイザー(200
00psi、1パス)で乳化し、この乳化液をスプレードライ
ヤーで(入り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rp
m)水を蒸発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオ
ン含量50%)を得た。
【0025】実施例4 ゴーセノールGL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)25gを水225gに溶解した後、パインデッ
クス#3(デキストリン:松谷化学製)50gとグラニュ糖
10gを加え溶解する。この溶液にスミチオン(純度96.8
%、住友化学製)85gを添加し、マイクロフルイダイザ
ー(20000psi、1パス)で乳化し、この乳化液をスプレ
ードライヤーで(入り口温度170℃、アトマイザー回転
数30000rpm)水を蒸発乾固して、スミチオン固形乳剤
(スミチオン含量50%)を得た。
【0026】実施例5 アラビアガム25g、パインデックス#3(デキストリン:
松谷化学製)25g、尿素6gを水160gに溶解した後、この
溶液にスミチオン(純度96.8%、住友化学製)56gを添
加し、マイクロフルイダイザー(20000psi、1パス)で
乳化し、この乳化液をスプレードライヤーで(入り口温
度170℃、アトマイザー回転数30000rpm)水を蒸発乾固
して、スミチオン固形乳剤(スミチオン含量50%)を得
た。
【0027】実施例6 アラビアガム25g、パインデックス#3(デキストリン:
松谷化学製)25g、塩化カリウム6gを水160gに溶解した
後、この溶液にスミチオン(純度96.8%、住友化学製)
56gを添加し、マイクロフルイダイザー(20000psi、1パ
ス)で乳化し、この乳化液をスプレードライヤーで(入
り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rpm)水を蒸
発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオン含量50
%)を得た。
【0028】実施例7 ゴーセノールKL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)15g、パインデックス#3(デキストリ
ン:松谷化学製)30g、乳糖6gを水135gに溶解した後、
この溶液にスミチオン(純度96.8%、住友化学製)51g
を添加し、マイクロフルイダイザー(20000psi、1パ
ス)で乳化し、この乳化液をスプレードライヤーで(入
り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rpm)水を蒸
発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオン含量50
%)を得た。
【0029】実施例8 ゴーセノールKL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)15g、パインデックス#3(デキストリ
ン:松谷化学製)30g、グラニュ糖6gを水135gに溶解し
た後、この溶液にスミチオン(純度96.8%、住友化学
製)51gを添加し、マイクロフルイダイザー(20000ps
i、1パス)で乳化し、この乳化液をスプレードライヤー
で(入り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rpm)
水を蒸発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオン含
量50%)を得た。
【0030】参考例1 ゴーセノールKL-05(ポリビニールアルコール:日本合
成化学工業製)25gを水225gに溶解した後、パインデッ
クス#3(デキストリン:松谷化学製)を50g添加し溶解
する。この液にスミチオン(純度96.8%、住友化学製)
75gを添加し、マイクロフルイダイザー(20000psi、1パ
ス)で乳化し、この乳化液をスプレードライヤーで(入
り口温度170℃、アトマイザー回転数30000rpm)水を蒸
発乾固して、スミチオン固形乳剤(スミチオン含量50
%)を得た。
【0031】参考例2 アラビアガム50gを水160gに溶解した後、スミチオン
(純度96.8%、住友化学製)50gを添加し、マイクロフ
ルイダイザー(20000psi、1パス)で乳化し、この乳化
液をスプレードライヤーで(入り口温度170℃、アトマ
イザー回転数30000rpm)水を蒸発乾固して、スミチオン
固形乳剤(スミチオン含量50%)を得た。
【0032】試験例1 濡れ速度 500mlのビーカーに3度硬水200mlを入れ、これに固形乳
剤1gを投入する。試料を落とし終わってから水面下に没
するまでの時間を測定する。 第1表より、本発明の固形乳剤は、濡れ速度が改善され
ていることが分かった。
【0033】試験例2 乳化安定性 固形乳剤1gを1Lのメスシリンダーに取り、3度硬水で100
0倍に希釈し、1時間後、希釈液の相分離や沈殿の有無を
観察し、乳化安定性を調べた。 第2表より、本発明の固形乳剤は、乳化安定性に優れて
いることが分かった。
【0034】
【本発明の効果】本発明の固形乳剤は、農薬有効成分を
高濃度に含有し、しかも有機溶媒を用いることなく固形
化することができるため、乳剤と同じ特性を保ったま
ま、生産、輸送、保管の面で安全で、作物上での汚れが
なく、且つ、使用に際して、人畜や環境面でも安全な製
剤である。また、本発明の固形乳剤は、水に容易に乳化
し、粉体特性(流動性、見かけ比重等)が改善されてい
るので、従来の固形乳剤に代わる使用の簡便な製剤であ
る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濡れ促進物質を含有する水溶性被覆物質で
    農薬活性成分を被覆せしめた固形乳剤。
  2. 【請求項2】濡れ促進物質が尿素系化合物、有機カルボ
    ン酸塩、単糖類、オリゴ糖類または水溶性無機塩類であ
    る請求項1記載の固形乳剤。
  3. 【請求項3】尿素系化合物が尿素である請求項2記載の
    固形乳剤。
  4. 【請求項4】水溶性被覆物質の溶解度パラメータ(s
    p)値が約5〜40であり、成膜作用または包接作用を
    有する請求項1記載の固形乳剤。
  5. 【請求項5】水溶性被覆物質が水溶性高分子物質または
    シクロデキストリン類である請求項1記載の固形乳剤。
  6. 【請求項6】水溶性高分子物質が水溶性天然高分子物
    質、水溶性合成高分子物質または水溶性半合成高分子物
    質である請求項5記載の固形乳剤。
  7. 【請求項7】水溶性天然高分子物質が水溶性植物粘質物
    である請求項6記載の固形乳剤。
  8. 【請求項8】水溶性被覆物質がポリビニルアルコール、
    デキストリン、アラビアガムまたはシクロデキストリン
    である請求項1記載の固形乳剤。
  9. 【請求項9】農薬活性成分が5〜40℃で油状である請
    求項1記載の固形乳剤。
  10. 【請求項10】農薬活性成分と水溶性被覆物質との配合
    比が、約1/100〜10/1(重量比)である請求項
    1記載の固形乳剤。
  11. 【請求項11】濡れ促進物質の含有量が製剤全体に対し
    て約5〜50重量%である請求項1記載の固形乳剤。
  12. 【請求項12】水溶性被覆物質と濡れ促進物質とを溶解
    した水溶液に、農薬活性成分を乳化させ、得られた乳化
    液を噴霧乾燥する請求項1記載の固形乳剤の製造法。
  13. 【請求項13】請求項12によって製造される固形乳
    剤。
  14. 【請求項14】請求項1記載の固形乳剤を水に乳化した
    農薬。
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