JPH10144840A - リードフレームの加工方法およびリードフレーム - Google Patents

リードフレームの加工方法およびリードフレーム

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JPH10144840A
JPH10144840A JP8315713A JP31571396A JPH10144840A JP H10144840 A JPH10144840 A JP H10144840A JP 8315713 A JP8315713 A JP 8315713A JP 31571396 A JP31571396 A JP 31571396A JP H10144840 A JPH10144840 A JP H10144840A
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lead frame
resist
etching
die pad
lead
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Chikao Ikenaga
知加雄 池永
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W90/00Package configurations
    • H10W90/701Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
    • H10W90/751Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
    • H10W90/756Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーリード先端部の形状をワイヤボンデ
ィング性の良いものとしたリードフレームとその加工方
法を提供する。 【解決手段】 リードフレーム素材の表裏のレジストパ
ターンは、それぞれ、インナーリード先端を形成するた
めのレジスト部を互いに分離した状態で、且つ、ダイパ
ッドを形成するためのレジスト部に連続して、周辺に、
補助レジスト部を設け、且つ、補助レジスト部とインナ
ーリード先端を形成するためのレジスト部との間隔を、
インナーリード先端を形成するためのレジスト部同志の
間隔に略一致させるようしたもので、エッチング外形加
工工程は、該表裏のレジストパターンを耐エッチングマ
スクとしてエッチングにより、ダイパッドに一体的に連
結した不要部を設けて外形加工を行うものであり、金型
プレス工程は、ダイパッドに一体的に連結した不要部を
プレスにより切断除去し、所望形状のダイパッド部を形
成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,樹脂封止型半導体
装置の組立部材であるリードフレームに関するもので、
特に、インナーリード先端部の形状が良いリードフレー
ムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表される
ように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどって
きている。多端子IC、特にゲートアレイやスタンダー
ドセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DS
P(Digital Signal Processo
r)等をコストパーフォーマンス高くユーザに提供する
パッケージとしてリードフレームを用いたプラスチック
QFP(Quad Flat Package)が主流
となり、現在では300ピンを超えるものまで実用化に
至ってきている。
【0003】QFPは、パッケージの4方向に外部回路
と電気的に接続するためのアウターリードを設けた構造
で多端子化に対応できるものとして開発されてきたが、
一般には、図6(b)に示すリードフレーム610を用
い、図6(a)に示すように、ダイパッド611上に半
導体素子620を搭載し、銀めっき等の表面処理がなさ
れたインナーリード612先端部と半導体素子620の
端子621とをワイヤ630にて結線し、封止用樹脂6
40で全体を封止し、さらに、ダムバー部614をカッ
トし、アウターリード613をガルウイング状に成形し
ている。尚、図6(b)(ロ)は、図6(b)(イ)の
F1−F2における断面の一部を拡大して示している。
ここで用いられる単層リードフレーム610は、通常、
42合金(42%ニッケル−鉄合金)あるいは銅合金な
どの電気伝導率が高く,且つ機械的強度が大きい金属材
を素材とし、フォトエッチング法かあるいはスタンピン
グ法により、外形加工されている。
【0004】従来、フォトエッチング法による外形加工
方法の場合は、図2(a)に示すように、リードフレー
ム素材220の両面にレジスト230を形成し、レジス
ト230を耐エッチングマスクとしてリードフレーム素
材220をエッチング外形加工していた。図2に示すフ
ォトエッチング法による外形加工方法は、インナーリー
ド先端部を形成するためのレジスト231は、互いに分
離し、且つ、ダイパッドを形成するためのレジスト23
2とも、リードフレームの形状に対応するように間隔を
あけて設けておき、エッチングを行うものである。尚、
図2は、インナーリード先端部とダイパッドの一部を示
した要部の平面図である。そして、図2(b)はエッチ
ング加工後、レジストを剥離した状態を示している。ま
た、図2(b)のB1方向から見た側面図が図2(c)
である。そして、図2(a)に示す形状に、レジストを
形成されたリードフレーム素材は、一般には、図3に示
す方法のいずれかを用い、エッチングが行われ、図5
(b)に示すような所望のリードフレームを得ていた。
【0005】ここで、図3に基づいて、リードフレーム
素材へのエッチングの入り方、ないしリードフレーム素
材へのエッチングの入れ方の面から、リードフレーム素
材のエッチング方法について、以下、簡単に説明してお
く。尚、図3はリードフレーム加工におけるインナーリ
ード部の一部断面を示したものである。図3(イ)に示
すエッチング方法は、インナーリードピッチがそれほど
小さくない場合に適用されるもので、リードフレーム素
材の表裏のレジストパターンの幅をほぼ同じくして、表
裏からのエッチング量をほぼ同じとするものであるが、
リードフレーム素材へのエッチングはほぼ等方的に進行
するため、リードフレーム素材の板厚からくる制限があ
り、インナーリードの狭ピッチ化にも限界があった。こ
の方法の場合、図4(a)、図4(b)にインナーリー
ド先端部の断面を示すように、同じリード間隔Wで所定
のワイヤボンディング平坦幅Waとした場合には、リー
ドフレーム素材の厚さが薄い方(図4(b))が、リー
ドフレーム素材の厚さが厚い方(図4(a))に比べ、
インナーリード間のピッチが小となることが分かる。即
ち、インナーリードピッチPaよりインナーリードピッ
チPbが小となる。また、リードフレームの多ピン化に
対応するため、リードフレーム素材の板厚自体を薄くし
た場合には、アウターリード部の板厚の薄肉化と狭ピッ
チ化を伴い、アウターリード自体が薄く、幅が細くな
り、強度が低下するため、フォーミング等の後工程にお
けるアウターリードのスキュー対応やコープラナリイテ
ィー(平坦性)維持が難しくなり、実装に際しては、パ
ッケージ搭載精度維持が難しくなるという実装面での問
題を抱えていた。
【0006】図3(ロ)や図3(ハ)に示すエッチング
方法は、リードフレームの板厚は薄くせずに、インナー
リードの狭ピッチを達成するために、リードフレーム素
材の表裏からのエッチング量に差をつけるものである。
図3(ロ)に示すエッチング方法は、図3(イ)に示す
エッチング方法において、ワイヤボンディング面側でな
い裏面からのエッチング量を表面からのエッチング量に
比べて大きくして(図3(ロ)(d1))、加工するも
のである。図3(ハ)に示すエッチング方法は、図3
(イ)に示すエッチング方法において、裏面のレジスト
パターン幅W1bを表面のレジストパターン幅W1aに
比べ小とし(図3(ハ)(c2))、表裏面側からエッ
チングを行い、裏面からのエッチング量を表面からのエ
ッチング量に比べて大きくするものである。図3(ロ)
や図3(ハ)に示す方法においては、図4(a)、図4
(c)にインナーリード先端の断面を示すように、同じ
リード間隔Wで所定のワイヤボンディング平坦幅Waと
した場合には、インナーリードピッチPcは、図3
(イ)に示す方法により作製されたリードフレームのイ
ンナーリードピッチPaよりも小となる。
【0007】したがって、インナーリードの狭ピッチ化
に伴ない、図2(a)に示すようにレジストを形成し、
リードフレーム素材をエッチング加工する方法において
は、図3(イ)に示すエッチング方法よりも、図3
(ロ)や図3(ハ)に示すエッチング方法が次第に採ら
れるようになってきた。しかし、図2(a)に示すよう
にレジストを形成してエッチングを行う、図2に示す方
法においては、インナーリード先端が小ピッチ化される
にしたがい、インナーリード先端部の形状が、図2
(b)に示すように、先細りの状態となり、これがワイ
ヤボンディング時には、認識不良や転びの発生の原因と
なり、問題となっていた。図3(ロ)や図3(ハ)に示
すエッチング方法を採る場合には、図3(イ)に示すエ
ッチング方法に比べ、先細りの状態が顕著となり、特
に、図3(ロ)や図3(ハ)に示すエッチング方法にお
いては、エッチング量が多い側(通常裏面側と言う)
は、図2(c)に示すように、先端の細りが著しく、針
状突起212Dを形成する場合もあり、ワイヤボンディ
ング性の点で大きな問題となっていた。
【0008】一方、このような、エッチング外形加工に
おけるインナーリード先端の先細りを防止するため、図
5に示すように、インナーリードの先端同志を一体的に
連結する連結部517を設けた状態でエッチングによる
外形加工を行った後に、連結部517を金型によりカッ
トしてリードフレームを作製する方法もある(これを以
下先端カット法と呼ぶ)。尚、520はインナーリード
固定用テープである。しかし、この先端カット法の場合
には、カットバリが出て、やはりワイヤボンディング時
には問題となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
図2に示すエッチング方法においては、インナーリード
先端部の形状不良が発生し、図5に示す先端カット法に
おいては、インナーリード先端にカットバリが発生し、
いずれもワイヤボンディング性の点で問題となってい
た。本発明は、このような状況のもと、インナーリード
先端部の形状を従来の図2に示すエッチング方法におけ
るものより良くし、且つ、インナーリード先端にカット
バリが発生しないリードフレームとその加工方法を提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
の加工方法は、ダイパッドを有する半導体装置用のリー
ドフレームの加工方法であって、リードフレーム素材の
表裏両面にレジストを塗布し、リードフレーム素材の表
裏からそれぞれ所定のパターン版を介してレジストを露
光して、リードフレーム素材の表裏にレジストパターン
を形成した後、表裏のレジストパターンを耐エッチング
マスクとしてリードフレーム素材のエッチングを行うエ
ッチング外形加工工程と、エッチング外形加工工程によ
り作製されたものの不要部を、金型により切断除去する
金型プレス工程とを有しており、リードフレーム素材の
表裏のレジストパターンは、それぞれ、インナーリード
先端を形成するためのレジスト部を、互いに分離した状
態で、且つ、ダイパッドを形成するためのレジスト部に
連続して、周辺に、補助レジスト部を設け、且つ、補助
レジスト部とインナーリード先端を形成するためのレジ
スト部との間隔を、インナーリード先端を形成するため
のレジスト部同志の間隔に略一致させたもので、エッチ
ング外形加工工程は、該表裏のレジストパターンを耐エ
ッチングマスクとしてエッチングにより、ダイパッドに
一体的に連結した不要部を設けて外形加工を行うもので
あり、金型プレス工程は、ダイパッドに一体的に連結し
た不要部をプレスにより切断除去し、所望形状のダイパ
ッド部を形成するものであることを特徴とするものであ
る。そして、上記の金型プレス工程における切断除去
は、切断部を予めエッチング外形加工工程により、リー
ドフレーム素材の厚さよりも薄肉に形成しておくもので
あることを特徴とするものである。
【0011】本発明のリードフレームは、本発明のリー
ドフレームの加工方法により作製されたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】本発明のリードフレームの加工方法は、このよ
うな構成にすることにより、図2(a)に示すようにレ
ジストを形成してエッチングを行う、図2に示すエッチ
ング方法より、ワイヤボンディング性の点で良いリード
フレームの加工ができ、且つ、図5に示す先端カット法
におけるインナーリード先端のカットバリが発生しない
リードフレームの加工ができるリードフレームの加工方
法の提供を可能としている。具体的には、リードフレー
ム素材の表裏のレジストパターンは、それぞれ、インナ
ーリード先端を形成するためのレジスト部を、互いに分
離した状態で、且つ、ダイパッドを形成するためのレジ
スト部に連続して、周辺に、補助レジスト部を設け、且
つ、補助レジスト部とインナーリード先端を形成するた
めのレジスト部との間隔を、インナーリード先端を形成
するためのレジスト部同志の間隔に略一致させたもの
で、エッチング外形加工工程は、該表裏のレジストパタ
ーンを耐エッチングマスクとしてエッチングにより、ダ
イパッドに一体的に連結した不要部を設けて外形加工を
行うものであり、金型プレス工程は、ダイパッドに一体
的に連結した不要部をプレスにより切断除去し、所望形
状のダイパッド部を形成するものであることにより、イ
ンナーリード先端部における、ダイパッド側からのエッ
チングの進行をインナーリード間と同じ程度に抑えるこ
とができ、図2に示す従来のエッチング方法よりもエッ
チング後の形状を良くすることができ、且つ、インナー
リード先端部自体は金型により切断しないため、バリ発
生のないものとしている。そして、金型プレス工程にお
ける切断除去は、切断部を予めエッチング外形加工工程
により、リードフレーム素材の厚さよりも薄肉に形成し
ておくものであることにより、切断作業を極めて容易と
している。また、本発明のリードフレームは、本発明の
リードフレームの加工方法により作製されるもので、結
局、ワイヤボンディング性の良いリードフレームの提供
を可能としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のリードフレームの製造方
法を図1を用いて説明する。図1は、実施の形態を説明
するため、要部であるインナーリード112の先端部に
おける状態を拡大して示した工程図である。図1中、1
10はリードフレーム、111はダイパッド、112は
インナーリード、120リードフレーム素材、130は
レジスト、131、132はレジスト部、135は補助
レジスト部、150は不要部である。図1(a)は製版
後の状態、図1(b)はエッチングしてレジストを剥離
した後の状態、図1(c)は金型プレスにより不要部1
50を切断除去した後の状態を示した図である。先ず、
リードフレーム素材の表裏両面にレジストを塗布し、リ
ードフレーム素材の表裏からそれぞれ所定のパターン版
を介してレジストを露光して、リードフレーム素材の表
裏にレジストパターンを形成する。(図1(a)) リードフレーム素材の表裏のレジストパターンは、それ
ぞれ、インナーリード先端を形成するためのレジスト部
131を、互いに分離した状態で、且つ、ダイパッドを
形成するためのレジスト部132に連続して、周辺に、
補助レジスト部135を設け、補助レジスト部135と
インナーリード先端を形成するためのレジスト部131
との間隔を、インナーリード先端を形成するためのレジ
スト部131同志の間隔に略一致させておく。後工程で
ある金型プレスによる切断を容易とするため、予め、切
断箇所においては、片面からのみエッチングが入るよう
にリードフレーム素材の片面側のみにレジストを設けて
おくと良い。尚、場合によっては、切断箇所を間欠的に
貫通させるようにレジストを設けても良い。次いで、レ
ジストパターンを耐エッチングマスクとして、リードフ
レーム素材の表裏からエッチングを行った後、表裏のレ
ジストを剥離し、洗浄処理等を施しておく。(図1
(b)) エッチングは、インナーリード112先端を互いに分離
した状態で、且つ、ダイパッド111に一体的に連結し
た不要部150を設けて外形加工を行う。次いで、金型
プレスにより、ダイパッドに一体的に連結した不要部1
50を切断除去し、所望形状のダイパッド部を形成し、
本発明のリードフレーム110を得る。(図1(c)) 金型プレスにより、本来不要である150を除去するの
であるが、切断する箇所は、エッチングが片面からのみ
入っていると(この状態をハーフエッチングと言う)、
貫通していないがこの部分の厚さは薄く切断が容易に行
われる。このように、エッチング外形加工工程、金型プ
レス工程を経て、インナーリード先端を金型にてカット
しないで、且つ、従来の図2に示すエッチング方法にお
いて作製されるリードフレームよりもインナーリード先
端の形状が良いリードフレームを製造できる。
【0014】本発明のリードフレームは、上記のように
して作製されるのであるが、リードフレーム材質として
は、各種銅材、鉄−ニッケル合金に適用でき、板厚も特
に限定はされない。また、リードフレームの形状につい
ては、QFPが一般的であるが、特に限定はされない。
【0015】
【実施例】更に、本発明のリードフレーム部材の製造方
法を、実施例を挙げて、図1に基づいて詳しく説明す
る。先ず、実施例1を挙げる。実施例1は、リードフレ
ーム素材120として、0.15mm厚の銅材を用い、
インナーリード112の先端のピッチが0.20mmで
あるQFP用のリードフレーム110の作製である。レ
ジスト130としては、重クロム酸カリウムを感光剤と
して水溶性カゼインレジストを用い、リードフレーム素
材120の両面に塗布し、乾燥、ベーキング処理等を経
た後、リードフレーム素材120の両面から所定のパタ
ーン版を用いてレジストを露光し、次いで現像処理等を
経てレジストパターンをリードフレーム素材の両面に形
成した。(図1(a)) 露光は超高圧水銀灯を使用した。この後、硬膜処理、洗
浄処理等を行い、表裏に形成したレジスト130を耐エ
ッチングマスクとしてリードフレーム素材120をその
両面から、塩化第二鉄水溶液をスプレーにて噴射して吹
きかけ、所定の寸法形状に貫通させた後、アルカリ液に
よるレジスト膜の剥膜処理、洗浄処理、乾燥処理等を行
った。(図1(b)) この状態では、設計では本来不要である不要部150が
ダイパッド111に一体的に連結して設けられている。
インナーリード112の先端には、図1(b)に示すよ
うに、先細りが見られなかった。この後、ワイヤボンデ
ィング位置等所定の領域を銀めっきし、所定の位置にイ
ンナーリード固定用の耐熱性テープ(ポリイミドテー
プ)を接着してから、設計通りの所定のダイパッド形状
になるように、不要部150を金型により、切断除去し
た。(図1(c)) この後、ダウンセット加工等を行った。(図示していな
い) 尚、所定のダイパッド形状になるように金型でカットを
行う工程は、めっき工程前でも、テーピング工程前でも
良い。本実施例の場合は、金型による切断箇所を予めエ
ッチングにてリードフレーム素材よりも薄肉にしていな
かったため、ダイパッド周囲の切断箇所には、カットバ
リが見られたが、インナーリード112の先端は金型で
カットしていないのでカットバリはない。
【0016】次いで、実施例2を挙げる。実施例2は、
リードフレーム素材120として、0.15mm厚の鉄
−ニッケル系合金(42%ニッケル鉄合金〜42合金と
も言う)を用い、インナーリード112の先端のピッチ
が0.20mmであるQFP用のリードフレーム110
の作製である。レジスト130としては、重クロム酸カ
リウムを感光剤としてポリビニルアルコールレジストを
用い、実施例1と同様にして、リードフレーム素材12
0の両面に塗布し、乾燥、ベーキング処理等を経た後、
リードフレーム素材120の両面から所定のパターン版
を用いてレジストを露光し、次いで現像処理等を経てレ
ジストパターンをリードフレーム素材の両面に形成し
た。(図1(a)) 本実施例では、予め、金型により切断する箇所にはエッ
チングにて片側からのみエッチングが入るように、レジ
ストパターンを作成した。次いで、実施例1と同様、硬
膜処理、洗浄処理等行った後、エッチングにて外形加工
表裏に形成したレジスト130を耐エッチングマスクと
してリードフレーム素材120をその両面から、塩化第
二鉄水溶液をスプレーにて噴射して吹きかけ、所定の寸
法形状に貫通させてから、アルカリ液によるレジスト膜
の剥膜処理、洗浄処理、乾燥処理等を行った。(図1
(b)) この状態では、設計では本来不要である不要部150が
ダイパッド111に一体的に連結して設けられている。
インナーリード112の先端には、図1(b)に示すよ
うに、先細りが見られれなかった。この後、実施例1と
同様、ワイヤボンディング位置等所定の領域を銀めっき
し、所定の位置にインナーリード固定用の耐熱性テープ
(ポリイミドテープ)を接着してから、設計通りの所定
のダイパッド形状になるように、不要部150を金型に
より、切断除去し(図1(c))、次いでダウンセット
加工等を行った。(図示していない) 実施例1と同様、本実施例においても、所定のダイパッ
ド形状になるように金型でカットを行う工程は、めっき
工程前でも、テーピング工程前でも良い。本実施例の場
合は、金型による切断箇所を予めエッチングにてリード
フレーム素材よりも薄肉にしているため、ダイパッド周
囲の切断箇所には、カットバリがみられなかった。勿
論、インナーリード112の先端は金型でカットしてい
ないのでカットバリはない。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記のように、インナーリー
ド先端部の形状を、従来の図2に示すエッチング方法に
おけるものより良くし、且つ、インナーリード先端にカ
ットバリが発生しないリードフレームとその加工方法の
提供を可能としている。これにより、インナーリードピ
ッチの微細化にもかかわらず、ワイヤボンディング性の
良いものとしている。即ち、インナーリードピッチの微
細化にもかかわらず、ワイヤボンディングにおける認識
不良や転びの発生のないリードフレームの提供を可能と
している。結局、半導体装置のさらなる多端子化の要求
に伴うリードフレームのインナーリードピッチの微細化
に対応できるリードフレームの提供を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードフレームの加工方法の実施の形
態を示した図
【図2】従来のリードフレームのエッチングによる外形
加工方法を説明するための平面図
【図3】リードフレームのエッチング方法を説明するた
めの断面図
【図4】インナーリード先端部のピッチとエッチング方
法との関係を説明するための図
【図5】先端カット方法による外形加工を説明するため
の図
【図6】樹脂封入型半導体装置とリードフレームを説明
するための図
【符号の説明】
110 リードフレーム 111 ダイパッド 112 インナーリード 120 リードフレーム素材 130 レジスト 131、132 レジスト部 135 補助レジスト部 150 不要部 211 ダイパッド 212 インナーリード 212D 針状突起 220 リードフレーム素材 230 レジスト 231、232 レジスト部 310 リードフレーム素材 320 フオトレジスト 330 レジストパターン 340 インナーリード 510 リードフレーム 511 ダイパッド 511A 吊りリード 512 インナーリード 517 連結部 520 インナーリード固定
用テープ 600 半導体装置 610 リードフレーム 611 ダイパッド 612 インナーリード 613 ダイパッド 614 ダムバー 615 フレーム部(枠部) 620 半導体素子 621 半導体素子のパッド 630 ワイヤ 640 樹脂部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイパッドを有する半導体装置用のリー
    ドフレームの加工方法であって、リードフレーム素材の
    表裏両面にレジストを塗布し、リードフレーム素材の表
    裏からそれぞれ所定のパターン版を介してレジストを露
    光して、リードフレーム素材の表裏にレジストパターン
    を形成した後、表裏のレジストパターンを耐エッチング
    マスクとしてリードフレーム素材のエッチングを行うエ
    ッチング外形加工工程と、エッチング外形加工工程によ
    り作製されたものの不要部を、金型により切断除去する
    金型プレス工程とを有しており、リードフレーム素材の
    表裏のレジストパターンは、それぞれ、インナーリード
    先端を形成するためのレジスト部を、互いに分離した状
    態で、且つ、ダイパッドを形成するためのレジスト部に
    連続して、周辺に、補助レジスト部を設け、且つ、補助
    レジスト部とインナーリード先端を形成するためのレジ
    スト部との間隔を、インナーリード先端を形成するため
    のレジスト部同志の間隔に略一致させたもので、エッチ
    ング外形加工工程は、該表裏のレジストパターンを耐エ
    ッチングマスクとしてエッチングにより、ダイパッドに
    一体的に連結した不要部を設けて外形加工を行うもので
    あり、金型プレス工程は、ダイパッドに一体的に連結し
    た不要部をプレスにより切断除去し、所望形状のダイパ
    ッド部を形成するものであることを特徴とするリードフ
    レームの加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の金型プレス工程における切断
    除去は、切断部を予めエッチング外形加工工程により、
    リードフレーム素材の厚さよりも薄肉に形成しておくも
    のであることを特徴とするリードフレームの加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2のリードフレームの加
    工方法により作製されたことを特徴とするリードフレー
    ム。
JP8315713A 1996-11-13 1996-11-13 リードフレームの加工方法およびリードフレーム Withdrawn JPH10144840A (ja)

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