JPH10147130A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH10147130A JPH10147130A JP30493896A JP30493896A JPH10147130A JP H10147130 A JPH10147130 A JP H10147130A JP 30493896 A JP30493896 A JP 30493896A JP 30493896 A JP30493896 A JP 30493896A JP H10147130 A JPH10147130 A JP H10147130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- opening
- door
- outlet
- heater core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
温調性能を高めた「自動車用空気調和装置」を提供す
る。 【解決手段】 一つのユニットケース22内に、ヒータ
コア24とエバポレータ23とを上下に略平行に設け、
エバポレータ以降の冷風通路29はユニットケースに沿
って直線的に形成し、温風通路28はヒータコアを冷風
通路からオフセットすることにより湾曲して形成する。
さらに、冷風吹出口31と温風吹出口32,33とを仕
切ると共に温風吹出口と温風通路とを仕切る仕切壁40
に、主として冷風が流れ込む領域に臨む第1開口41
と、ヒータコア空気出口24aに臨む第2開口42とを
形成する。第1開口には第1ドア43を、第2開口には
第2ドア44を開閉自在に取り付け、これら第1と第2
のドア43,44を、空調モードに応じて開閉ないし開
度調整する。
Description
装置に関し、特に一つのユニットケース内にエバポレー
タとヒータコアが設けられた自動車用空気調和装置に関
する。
は、図5に示すように、外気又は内気を取り入れるイン
テークユニット10、取り入れられた空気を冷却するエ
バポレータ11が設けられたクーラユニット12、及び
取り入れられた空気を加熱するヒータコア13が設けら
れ所望の温度の調和空気とするヒータユニット14が、
車室内のインストルメントパネル下部に車両左右方向に
延伸して取り付けられている。
が狭小な小型車などにおいては、上述した自動車用空気
調和装置を車両左右方向に延伸して取り付けると、乗員
の足元スペースが狭くなるという問題があり、従来よ
り、室内の余剰スペースを利用できるコンパクトな自動
車用空気調和装置の開発が望まれていた。
合には、レイアウトの問題を解消する以前の問題とし
て、適切な調和空気を供給するという本来的な機能を発
揮させる必要があり、例えば、ユニットケース内の通気
抵抗を最小限にするための配置や、車室内に吹出される
空気の温度を所望の温度に調節するいわゆる温調性能を
確保することが必要不可欠となる。
みてなされたものであり、コンパクト化され、加えて通
気抵抗の低減や温調性能を高めた自動車用空気調和装置
を提供することを目的とする。
の請求項1に記載の発明は、ユニットケースと、前記ユ
ニットケース内に収納され空気を冷却するエバポレータ
と、前記ユニットケース内に収納され空気を加熱するヒ
ータコアと、前記ユニットケースに設けられ主として冷
風を導出する冷風吹出口と、前記ユニットケースに設け
られ主として温風を導出する温風吹出口と、を有し、前
記エバポレータ以降の空気通路が、前記ヒータコアを通
過する温風通路と、前記ヒータコアを迂回して流れる冷
風通路とに分岐されてなる自動車用空気調和装置におい
て、前記エバポレータと前記ヒータコアとを略平行に配
置し、前記冷風通路を前記ユニットケースに沿って直線
的に形成する一方、前記温風通路を前記冷風通路に対し
て湾曲して形成し、前記冷風吹出口と前記温風吹出口と
を仕切ると共に前記温風吹出口と前記温風通路とを仕切
る仕切壁に、主として冷風が流れ込む領域に臨む第1開
口と、前記ヒータコアの空気出口に臨む第2開口とを形
成し、前記第1開口に、第1ドアを開閉自在に取り付
け、前記第2開口に、第2ドアを開閉自在に取り付け、
空調モードに応じて前記第1と第2のドアを開閉ないし
開度調整することを特徴とする自動車用空気調和装置で
ある。
ニットケース内にエバポレータとヒータコアとが略平行
に配置されているので、きわめてコンパクト化されたも
のとなり、車室内の余剰スペースを利用して配置するこ
とができる。また、冷風通路をユニットケースに沿って
直線的に形成することにより、フルクール時における通
気抵抗を低減することができ、急冷効果が高まることに
なる。さらに、空調モードに応じて第2開口を開くと、
温風通路の湾曲形状がヒータコアの空気出口からは直線
形状に変更されるため、温風が通る経路の通気抵抗が著
しく低減される結果、温風吹出口まで、騒音の増大を招
くことなく大風量の温風を流下させることが可能とな
る。
タコアが、前記エバポレータの上部に略水平に設けられ
ていることを特徴とする。
タとは略平行であれば良く、両者を縦置き(空気の通過
面が略鉛直をなす)に配置することも、両者を横置き
(空気の通過面が略水平をなす)に配置することも、あ
るいは両者を斜め置きに配置することも可能であるが、
請求項2に記載の発明のように、ヒータコアが、エバポ
レータの上部に略水平に設けられていることがより好ま
しい。このように、ヒータコアを上部に、エバポレータ
を下部に設けると、ユニットケースの高さ方向の寸法を
所定内に抑えつつ、該ユニットケースの車両左右方向ま
たは前後方向の寸法を小さくすることができるため、ユ
ニットケースの車室内における設置スペースを大幅に低
減することが可能となる。また、エバポレータを下部に
配置することにより、エバポレータで発生する凝縮水の
排水構造が容易となる。
開口は、温風系空調モード時に開かれることを特徴とす
る。
により、温風通路の湾曲形状がヒータコアの空気出口か
らは直線形状に変更されるため、温風が通る経路の通気
抵抗が著しく低減される。この結果、温風吹出口まで、
騒音の増大を招くことなく大風量の温風を流下させるこ
とが可能となり、暖房性能や窓晴れ性能などを高めるこ
とが可能となる。
吹出口から導出した冷風を乗員の上半身に向けて吹出す
と共に前記温風吹出口から導出した温風を乗員の足元に
向けて吹出すバイレベルモード時に、前記第1開口は開
かれ、前記第2開口は閉じられることを特徴とする。
た温風は第2開口から温風吹出口へは流下せずに、湾曲
形状をなす温風通路を通り、第1開口から温風吹出口に
流下して、乗員の足元に向けて吹き出される。したがっ
て、必要以上に多量の温風が温風吹出口に流下しないた
め、乗員の上半身に向けて吹き出される冷風と、足元に
向けて吹き出される温風との温度差が大きくなり過ぎる
ことはなく、快適な頭寒足熱タイプの空調を実現でき
る。
レベルモード時において、前記第2ドアは、開度が調整
されて開閉されることを特徴とする。
異なるものであることから、上記のように構成すれば、
バイレベルモード時の前記温度差を広範囲の中から所望
に応じて設定することができ、ユーザの要望を広く受け
入れることが可能となる。
ドアは、前記冷風吹出口に開閉自在に設けられた冷風吹
出口用ドアと一体的に構成されていることを特徴とす
る。
駆動系を流用して第1ドアを開閉できるため、第1ドア
用の駆動系が複雑になることはない。
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態であ
る自動車用空気調和装置のユニットを示す断面図であ
る。
2内には、エバポレータ23と、ヒータコア24とが収
納されている。これらヒータコア24およびエバポレー
タ23は、空気の通過面が略水平をなし、エバポレータ
23の上部にヒータコア24が位置するように収納され
ている。エバポレータ23とヒータコア24との間に
は、エバポレータ23を通過した空気を案内する湾曲状
の案内板25が形成されている。エバポレータ23には
図示しない冷房サイクルからの冷媒が循環し、取り入れ
空気との間で熱交換することにより当該取り入れ空気を
冷却する。また、ヒータコア24にはエンジンの冷却水
が循環し、当該ヒータコア24を通過する空気との間で
熱交換することにより空気を加熱する。
ニットに接続されており、インテークユニットにより取
り入れられた外気および/または内気は、エバポレータ
23の下側に形成された導入口26からユニットケース
22内へ導入され、エバポレータ23を通過し、上方へ
向かって流れる。
24とを水平に上下に配置することで、ユニットケース
の高さ方向の寸法を所定内に抑えつつ、該ユニットケー
スの車両左右方向又は前後方向の寸法を小さくすること
ができる。これにより、きわめてコンパクト化されたユ
ニット21が構成され、ユニットケース22の車室内に
おける設置スペースを大幅に低減することが可能となる
ため、車室内の余剰スペースを利用して配置することが
できる。
4を通過して混合室27へ流下する温風通路28が湾曲
して形成されており、またヒータコア24を迂回してユ
ニットケース22に沿ってそのまま混合室27へ上昇す
る冷風通路29が形成されている。換言すれば、ユニッ
トケース22に沿って直線的に形成された冷風通路29
に対して、ヒータコア24がオフセットされ、これによ
り温風通路28が湾曲して形成されている。また、ヒー
タコア24の前面であって、温風通路28と冷風通路2
9との分岐点には、ミックスドア30が回動可能に設け
られている。
温度に応じて、モータアクチュエータなどによってその
開度が調節され、温風通路28を全閉するフルクール位
置FC(図1の二点鎖線で示す位置)と、冷風通路29
を全閉するフルホット位置FH(図1に実線で示す位
置)との間を回動する。ミックスドア30の開度によっ
て温風通路28へ流れる空気量と冷風通路29へ流れる
空気量との比率が調節される。エバポレータ23を通過
した空気は、ミックスドア30によって温風通路28と
冷風通路29とに分岐され、温風通路28に導かれた空
気はヒータコア24を通過することにより加熱される。
一方、冷風通路29に導かれた空気はそのままの温度を
維持するが、混合室27に流下すると温風通路28を通
過した温風と混合することにより所望の温度に調節され
た空気となる。
冷風を導出する冷風吹出口としてのベント吹出口31
と、主として温風を導出する温風吹出口としてのフット
吹出口32およびデフロスト吹出口33とが形成されて
いる。フット吹出口32は、ユニットケース22の側面
部にベント吹出口31に近接して形成されている。これ
らベント吹出口31、フット吹出口32およびデフロス
ト吹出口33は、それぞれ、車室内の乗員の上半身に向
けて調和空気を供給するための吹出口、車室内の乗員の
足下に向けて調和空気を吹き出すための吹出口、フロン
トガラスやサイドガラスの内面に向けて調和空気を吹き
出すための吹出口である。また、ベント吹出口31を開
閉するベントドア(冷風吹出口用ドアに相当する)3
4、デフロスト吹出口33およびフット吹出口32を開
閉するデフ−フットドア35が開閉自在に取付けられ、
空調モードに応じて各吹出口31,32,33を開閉す
るようになっている。
和装置のユニット21では、ユニットケース22の上部
に、冷風吹出口31(ベント吹出口)と温風吹出口3
2,33(フット吹出口およびデフロスト吹出口)とを
仕切ると共に温風吹出口32,33と温風通路28とを
仕切る仕切壁40が設けられている。この仕切壁40に
は、混合室27のうち主として冷風が流れ込む領域に臨
みフット吹出口32に近接する第1開口41と、ヒータ
コア24の空気出口24aに臨む第2開口42とが形成
されている。また、第1開口41を開閉する第1ドア4
3、第2開口42を開閉する第2ドア44が開閉自在に
取付けられ、空調モードに応じて第1開口41、第2開
口42を開閉するようになっている。
3は、ベントドア34と一体的に構成され、全体として
バタフライドア45となっている。このバタフライドア
45は、ベントドア34がベント吹出口31を閉じると
第1ドア43も第1開口41を閉じ、ベントドア34が
ベント吹出口31を開くにつれて第1ドア43も第1開
口41を開くように回動する。また、ベントドア34が
ベント吹出口31を最大限に開くと、この位置に回動し
たベントドア34によって第1開口41が閉じられるよ
うになっている。第1ドア43とベントドア34とを一
体化してバタフライドア45とすることにより、ベント
ドア34の駆動系を流用して第1ドア43も開閉できる
ため、第1ドア43用の駆動系が複雑にならない。
ト21によれば、インテークユニットからの空気は導入
口26からユニットケース22内に導入され、エバポレ
ータ23を通過することにより冷却される。このエバポ
レータ23を通過した空気は案内板25により案内され
つつ上昇し、ミックスドア30に至る。このミックスド
ア30によって、エバポレータ23を通過した空気は、
温風通路28と冷風通路29とに分岐され、温風通路2
8に導かれた空気はヒータコア24を通過して温風とな
って混合室27に流下し、冷風通路29に導かれた空気
は冷風のまま混合室27に流下する。混合室27におい
て温風と冷風とが混合され、所望の温度に調節された空
気となる。
モードに対応した吹出口31,32,33から吹き出さ
れる。空調モードは、車室内に設けられた空調モードレ
バーの操作などによって設定される。空調モードごとの
空気の流れを図2および図3に基づいて説明する。
内に吹出す温風系空調モード時の空気の流れを示す図で
ある。温風系空調モードには、乗員の足元に向けて温風
を吹出して車室内の暖房を行うフットモードと、ガラス
の曇り除去を行うデフロストモードとがあり、図2
(A)は、フットモード時の空気の流れを示し、同図
(B)は、デフロストモードの空気の流れを示す図であ
る。
調モード時には、ベント吹出口31はベントドア34に
より全閉され、第1開口41も第1ドア43により全閉
される一方、第2開口42が第2ドア44により全開さ
れる。そして、フットモードが選択されている場合に
は、図2(A)に示すように、デフ−フットドア35に
より、フット吹出口32が全開され、デフロスト吹出口
33が全閉される。また、デフロストモードが選択され
ている場合には、図2(B)に示すように、デフ−フッ
トドア35により、フット吹出口32が全閉され、デフ
ロスト吹出口33が全開される。
かれているので、ヒータコア24の空気出口24aが第
2開口42に臨み、ヒータコア24を通過した温風が温
風吹出口32,33に向けてそのまま流下する。ミック
スドア30が冷風通路29を全閉するフルホット位置F
H以外にあるときには、冷風通路29を流下してきた冷
風は、混合室27において温風と混合され、所望の温度
に調節された空気が温風吹出口32,33に向けて流下
する。これにより、フットモード時には、主に温風を乗
員の足元に向けて吹出して車室内の暖房を行うことがで
き、デフロストモード時には、主に温風をフロントガラ
スやサイドガラスの内面に向けて吹出してガラスの曇り
除去を行うことができる。
口42を開くことにより、温風通路28の湾曲形状がヒ
ータコア24の空気出口24aからは直線形状に変更さ
れるため、温風が通る経路の通気抵抗が著しく低減され
る。この結果、フット吹出口32またはデフロスト吹出
口33まで、騒音の増大を招くことなく大風量の温風を
流下させることが可能となり、暖房性能や窓晴れ性能を
高めることが可能となる。
止するデフ/フットモードも温風系空調モードの一つで
あり、このデフ/フットモードの場合には図示省略する
が、デフ−フットドア35により、フット吹出口32が
大きく開かれ、デフロスト吹出口33が微開とされてい
る。空気の流れは上述したのと同様であり、温風が通る
経路の通気抵抗が低減される結果、暖房性能および窓晴
れ性能を高めることが可能となる。
れを示す図である。
には、ベント吹出口31のみがベントドア34により全
開され、デフロスト吹出口33はデフ−フットドア35
により、フット吹出口32に連なる第1開口41はベン
トドア34により、第2開口42は第2ドア44によ
り、それぞれ全閉される。
42がともに閉じられているので、空気は、フット吹出
口32およびデフロスト吹出口33に向けて流れない。
ミックスドア30が温風通路28を全閉するフルクール
位置FC以外にあるときには、温風通路28を流下して
きた温風は、混合室27において冷風と混合され、所望
の温度に調節された空気がベント吹出口31に向けて流
下する。これにより、主に冷風を乗員の上半身に向けて
吹出して車室内の冷房を行うことができる。
れるので温風通路28は湾曲形状のままであるが、当該
モードでは温風量が比較的少量であるため、温風通路2
8の通気抵抗が多少増加しようとも温調性能に支障を来
すことはない。
のユニット21では、特に、ミックスドア30が温風通
路28を全閉するとともにベント吹出口31のみが全開
するフルクールモードにおいて、エバポレータ23を通
過した冷風は、ユニットケース22に沿って直線的に冷
風通路29を上昇するため、通気抵抗が小さく、急冷効
果を高めることができる。
ータ23に冷媒を循環させると、取り入れ空気との間で
熱交換が行われ、これによりエバポレータ23の表面に
凝縮水が付着するが、本実施の形態である自動車用空気
調和装置のユニット21では、エバポレータ23をユニ
ットケース22の下部に配置しているので、凝縮水をそ
のままユニットケース22に落下させ、ドレン口36か
ら排水することができる。
の流れを示す図である。バイレベルモードは、ベント吹
出口31から導出した冷風を乗員の上半身に向けて吹出
すと共にフット吹出口32から導出した温風を乗員の足
元に向けて吹出して、頭寒足熱タイプの空調モードであ
る。
ド時には、ベント吹出口31がベントドア34により半
開され、これに伴い第1開口41が第1ドア43により
半開される。デフロスト吹出口33はデフ−フットドア
35により、第2開口42は第2ドア44により、それ
ぞれ全閉される。
開されているので、温風通路28を流下してきた温風は
第1開口41を通ってフット吹出口32に向けて主とし
て流下し、冷風通路29を流下してきた冷風はベント吹
出口31に向けて主として流下する。これにより、乗員
の上半身には冷風が吹出される一方で、足元には温風が
吹出され、頭寒足熱タイプの空調を行うことができる。
和装置のユニット21では、温風通路28の通気抵抗の
低減を図る第2開口42および第2ドア44を設けてあ
るので、バイレベルモード時において、第2ドア44を
開度制御して開閉することで、車室内に吹出されるフッ
ト風とベント風との温度差の制御を簡単に行うことがで
きる。
ドにおける温度特性線図から明らかなように、フット風
とベント風との温度差は、第2開口42を全閉している
ときを最小にし、第2ドア44を回動して第2開口42
を弱開、中開にするにつれて大きくなり、第2開口42
を全開にすると最大となる。バイレベルモード時のフッ
ト風とベント風との温度差いわゆる上下差温は、通常1
0〜30℃に設定するのが好ましいとされているが、乗
員の温度感覚や車両の使用環境は個々に異なるものであ
ることから、上下差温を広範囲の中から所望に応じて設
定し得る本実施の形態のユニット21は、ユーザの要望
を広く受け入れることが可能となる。
によれば、ユニットケース内にエバポレータとヒータコ
アとが略平行に配置されているので、きわめてコンパク
ト化された自動車用空気調和装置となる。したがって、
車室内の余剰スペースを有効に利用して配置することが
できる。また、冷風通路をユニットケースに沿って直線
的に形成することにより、フルクール時における通気抵
抗を低減することができ、急冷効果が高まることにな
る。さらに、空調モードに応じて第2開口を開くと、温
風通路の湾曲形状がヒータコアの空気出口からは直線形
状に変更されるため、温風が通る経路の通気抵抗が著し
く低減される結果、温風吹出口まで、騒音の増大を招く
ことなく大風量の温風を流下させることが可能となる。
ニットケースの高さ方向の寸法を所定内に抑えつつ、該
ユニットケースの車両左右方向または前後方向の寸法を
小さくすることができるため、ユニットケースの車室内
における設置スペースを大幅に低減することが可能とな
る。また、エバポレータを下部に配置することにより、
エバポレータで発生する凝縮水の排水構造が容易とな
る。
風系空調モード時に第2開口を開くので、温風通路の湾
曲形状がヒータコアの空気出口からは直線形状に変更さ
れ、温風が通る経路の通気抵抗が著しく低減される。こ
の結果、温風吹出口まで、騒音の増大を招くことなく大
風量の温風を流下させることが可能となり、暖房性能や
窓晴れ性能などを高めることが可能となる。
イレベルモード時に必要以上に多量の温風が温風吹出口
に流下しないため、乗員の上半身に向けて吹き出される
冷風と、足元に向けて吹き出される温風との温度差が大
きくなり過ぎることはなく、快適な頭寒足熱タイプの空
調を実現できる。
イレベルモード時の前記温度差を広範囲の中から所望に
応じて設定することができ、乗員の温度感覚や車両の使
用環境は個々に異なるものであることから、ユーザの要
望を広く受け入れることが可能となる。
風吹出口用ドアの駆動系を流用して第1ドアを開閉でき
るため、第1ドア用の駆動系が複雑にならない。
装置のユニットを示す断面図である。
に吹出す温風系空調モード時の空気の流れを示す図であ
り、同図(A)は、フットモード時の空気の流れを示
し、同図(B)は、デフロストモードの空気の流れを示
す図である。
を示し、同図(B)は、バイレベルモードの空気の流れ
を示す図である。
ける温度特性線図を示すグラフである。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ユニットケース(22)と、前記ユニッ
トケース(22)内に収納され空気を冷却するエバポレ
ータ(23)と、前記ユニットケース(22)内に収納
され空気を加熱するヒータコア(24)と、前記ユニッ
トケース(22)に設けられ主として冷風を導出する冷
風吹出口(31)と、前記ユニットケース(22)に設
けられ主として温風を導出する温風吹出口(32,3
3)と、を有し、前記エバポレータ(23)以降の空気
通路が、前記ヒータコア(24)を通過する温風通路
(28)と、前記ヒータコア(24)を迂回して流れる
冷風通路(29)とに分岐されてなる自動車用空気調和
装置において、 前記エバポレータ(23)と前記ヒータコア(24)と
を略平行に配置し、 前記冷風通路(29)を前記ユニットケース(22)に
沿って直線的に形成する一方、前記温風通路(28)を
前記冷風通路(29)に対して湾曲して形成し、 前記冷風吹出口(31)と前記温風吹出口(32,3
3)とを仕切ると共に前記温風吹出口(32,33)と
前記温風通路(28)とを仕切る仕切壁(40)に、主
として冷風が流れ込む領域に臨む第1開口(41)と、
前記ヒータコア(24)の空気出口(24a)に臨む第
2開口(42)とを形成し、 前記第1開口(41)に、第1ドア(43)を開閉自在
に取り付け、 前記第2開口(42)に、第2ドア(44)を開閉自在
に取り付け、 空調モードに応じて前記第1と第2のドア(43,4
4)を開閉ないし開度調整することを特徴とする自動車
用空気調和装置。 - 【請求項2】 前記ヒータコア(24)が、前記エバポ
レータ(23)の上部に略水平に設けられていることを
特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置。 - 【請求項3】 前記第2開口(42)は、温風系空調モ
ード時に開かれることを特徴とする請求項1に記載の自
動車用空気調和装置。 - 【請求項4】 前記冷風吹出口(31)から導出した冷
風を乗員の上半身に向けて吹出すと共に前記温風吹出口
(32)から導出した温風を乗員の足元に向けて吹出す
バイレベルモード時に、前記第1開口(41)は開か
れ、前記第2開口(42)は閉じられることを特徴とす
る請求項1に記載の自動車用空気調和装置。 - 【請求項5】 前記バイレベルモード時において、前記
第2ドア(44)は、開度が調整されて開閉されること
を特徴とする請求項4に記載の自動車用空気調和装置。 - 【請求項6】 前記第1ドア(43)は、前記冷風吹出
口(31)に開閉自在に設けられた冷風吹出口用ドア
(34)と一体的に構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30493896A JP3686191B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30493896A JP3686191B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147130A true JPH10147130A (ja) | 1998-06-02 |
| JP3686191B2 JP3686191B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=17939131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30493896A Expired - Fee Related JP3686191B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3686191B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6786278B2 (en) | 2000-06-23 | 2004-09-07 | Halla Climate Control Corp. | Compact air conditioner for automobiles |
| US6886630B2 (en) * | 2000-04-04 | 2005-05-03 | Calsonic Kansei Corporation | Compact heating, ventilation and air conditioning system for automobiles |
| US7036576B2 (en) * | 2001-08-24 | 2006-05-02 | Japan Climate Systems Corporation | Automotive air conditioner |
| JP2009269425A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
| WO2024002111A1 (zh) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | 法雷奥汽车空调湖北有限公司 | 供暖、通风和/或空调装置及机动车辆 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30493896A patent/JP3686191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6886630B2 (en) * | 2000-04-04 | 2005-05-03 | Calsonic Kansei Corporation | Compact heating, ventilation and air conditioning system for automobiles |
| US6786278B2 (en) | 2000-06-23 | 2004-09-07 | Halla Climate Control Corp. | Compact air conditioner for automobiles |
| US7036576B2 (en) * | 2001-08-24 | 2006-05-02 | Japan Climate Systems Corporation | Automotive air conditioner |
| JP2009269425A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
| WO2024002111A1 (zh) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | 法雷奥汽车空调湖北有限公司 | 供暖、通风和/或空调装置及机动车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3686191B2 (ja) | 2005-08-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4185649B2 (ja) | 自動車用の空気調和ユニット | |
| CN110293811B (zh) | 车辆用空调装置 | |
| JP3694974B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JP4032349B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2000255247A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3686191B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH10250345A (ja) | 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置 | |
| JP3872164B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JP2005225445A (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JPH10244820A (ja) | 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置 | |
| JP3877187B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH09188123A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH1058939A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPS6238805Y2 (ja) | ||
| JPH08276721A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JP3375801B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH10250344A (ja) | 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置 | |
| JPH11348534A (ja) | 縦置き式自動車用空気調和装置 | |
| JPS6343129Y2 (ja) | ||
| JPS6332498Y2 (ja) | ||
| JP4435346B2 (ja) | 自動車用エアコンユニット | |
| JPS6228483Y2 (ja) | ||
| JP3996698B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH0249122Y2 (ja) | ||
| JPS6140584Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050222 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050426 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050531 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20050602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |