JPH10154426A - Cvケ−ブルの製造装置 - Google Patents
Cvケ−ブルの製造装置Info
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- JPH10154426A JPH10154426A JP8314382A JP31438296A JPH10154426A JP H10154426 A JPH10154426 A JP H10154426A JP 8314382 A JP8314382 A JP 8314382A JP 31438296 A JP31438296 A JP 31438296A JP H10154426 A JPH10154426 A JP H10154426A
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブル6の偏心をロングランドダイス2の
出口で検出することにより、長尺な冷却管3内を通過す
るケーブル6を無駄にしないCVケーブルの製造装置を
提供する。 【解決手段】 ロングランドダイス2と冷却管3の間
に、アルミニウム合金製であり、ロングランドダイス2
から押し出されるケーブル6を密接して挿通させる検出
部筒体4を配置すると共に、この検出部筒体4の外周に
X線検出器5を取り付けた。
出口で検出することにより、長尺な冷却管3内を通過す
るケーブル6を無駄にしないCVケーブルの製造装置を
提供する。 【解決手段】 ロングランドダイス2と冷却管3の間
に、アルミニウム合金製であり、ロングランドダイス2
から押し出されるケーブル6を密接して挿通させる検出
部筒体4を配置すると共に、この検出部筒体4の外周に
X線検出器5を取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体の周囲にポリ
エチレンの絶縁層を押し出し成形し架橋処理を施す横型
のCVケーブルの製造装置に関する。
エチレンの絶縁層を押し出し成形し架橋処理を施す横型
のCVケーブルの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル(架橋ポリエチレンケーブ
ル)は、外周に内部半導電層を形成した導体の周囲を架
橋ポリエチレンの絶縁層で覆うと共に、さらにこの周囲
を外部半導電層を介してビニルシースで被覆したもので
ある。架橋ポリエチレンは、ポリエチレンに架橋処理を
施したものであり、これによって絶縁層の耐熱性を向上
させることができる。このようにポリエチレンに架橋処
理を施す方法としては、ポリエチレンに架橋剤として有
機過酸化物を添加し加熱することにより化学反応を生じ
させる方法が広く用いられている。そして、この架橋方
法を用いるCVケーブルの製造装置では、導体の周囲に
ポリエチレンの絶縁層を押し出し成形する成形工程と、
この成形工程により成形したケーブルを加熱して架橋処
理を施す架橋工程を連続して行うようにしている。
ル)は、外周に内部半導電層を形成した導体の周囲を架
橋ポリエチレンの絶縁層で覆うと共に、さらにこの周囲
を外部半導電層を介してビニルシースで被覆したもので
ある。架橋ポリエチレンは、ポリエチレンに架橋処理を
施したものであり、これによって絶縁層の耐熱性を向上
させることができる。このようにポリエチレンに架橋処
理を施す方法としては、ポリエチレンに架橋剤として有
機過酸化物を添加し加熱することにより化学反応を生じ
させる方法が広く用いられている。そして、この架橋方
法を用いるCVケーブルの製造装置では、導体の周囲に
ポリエチレンの絶縁層を押し出し成形する成形工程と、
この成形工程により成形したケーブルを加熱して架橋処
理を施す架橋工程を連続して行うようにしている。
【0003】上記成形工程と架橋工程を連続して行うC
Vケーブルの製造装置には、縦型や横型のもの等があ
る。縦型の製造装置は、導体の周囲にポリエチレンの絶
縁層を押し出し成形するクロスヘッドを上方に設け、こ
こから下方に押し出されたケーブルを垂直方向に配置さ
れた架橋管内に挿通させて加熱することによりポリエチ
レンに架橋処理を施すと共に、この下方に垂直方向に配
置された冷却管内に挿通させることによりケーブルを冷
却するものである。
Vケーブルの製造装置には、縦型や横型のもの等があ
る。縦型の製造装置は、導体の周囲にポリエチレンの絶
縁層を押し出し成形するクロスヘッドを上方に設け、こ
こから下方に押し出されたケーブルを垂直方向に配置さ
れた架橋管内に挿通させて加熱することによりポリエチ
レンに架橋処理を施すと共に、この下方に垂直方向に配
置された冷却管内に挿通させることによりケーブルを冷
却するものである。
【0004】これに対して横型の製造装置は、図2に示
すように、クロスヘッド1から押し出されたケーブル6
を挿通させるロングランドダイス2と冷却管3が水平方
向に配置されている。即ち、クロスヘッド1は、ニップ
ル1aの先端から順次横方向に繰り出される導体6aの
周囲にポリエチレンの絶縁層6bを押し出し成形してケ
ーブル6を形成する。また、ロングランドダイス2は、
クロスヘッド1から押し出されたケーブル6を、このケ
ーブル6の外周に密接して水平方向に挿通させると共
に、ヒータ7によって内部を加熱することによりポリエ
チレンに架橋処理を施す。なお、このロングランドダイ
ス2は、クロスヘッド1との接続部付近に配置した多孔
体2cを介してケーブル6の外周面との界面に潤滑剤8
を供給するようになっている。冷却管3は、筒状の内部
に冷水9を流し、ロングランドダイス2から繰り出され
たケーブル6をこの冷水9中に通すことにより冷却す
る。そして、この冷却管3の出口に設けたリップシール
3eによって冷水9を封止しケーブル6のみを外部に送
り出すようになっている。
すように、クロスヘッド1から押し出されたケーブル6
を挿通させるロングランドダイス2と冷却管3が水平方
向に配置されている。即ち、クロスヘッド1は、ニップ
ル1aの先端から順次横方向に繰り出される導体6aの
周囲にポリエチレンの絶縁層6bを押し出し成形してケ
ーブル6を形成する。また、ロングランドダイス2は、
クロスヘッド1から押し出されたケーブル6を、このケ
ーブル6の外周に密接して水平方向に挿通させると共
に、ヒータ7によって内部を加熱することによりポリエ
チレンに架橋処理を施す。なお、このロングランドダイ
ス2は、クロスヘッド1との接続部付近に配置した多孔
体2cを介してケーブル6の外周面との界面に潤滑剤8
を供給するようになっている。冷却管3は、筒状の内部
に冷水9を流し、ロングランドダイス2から繰り出され
たケーブル6をこの冷水9中に通すことにより冷却す
る。そして、この冷却管3の出口に設けたリップシール
3eによって冷水9を封止しケーブル6のみを外部に送
り出すようになっている。
【0005】ここで、CVケーブルは、導体6aが正確
に架橋ポリエチレンの絶縁層6bの中心に配置されてい
ないと、この絶縁層6bの厚さに偏り(偏肉)が生じて
絶縁特性が悪化する。従って、縦型と横型の製造装置の
いずれの場合にも、クロスヘッド1は、導体6aの周囲
に均等に絶縁層6bを押し出し成形する必要がある。ま
た、上記横型の製造装置では、十数m以上の長さを有す
るロングランドダイス2が水平方向に配置されているの
で、ケーブル6がこの内部を通過する間にも導体6aが
中心からずれて偏心を生じるおそれがある。そこで、従
来は、図3に示すように、ケーブル6の偏心の有無を検
出するための検出器例えばX線検出器5を冷却管3のさ
らに後方に設けていた。X線検出器5は、ケーブル6の
上下と左右の両側にそれぞれ1対ずつのX線照射部5a
とX線受光部5bを配置し、これらのX線照射部5aか
ら照射されたX線がケーブル6内を透過してX線受光部
5bで受光することにより撮影した投影像に基づいて、
導体6aが正確に絶縁層6bの中心に位置しているか、
又は、偏心が生じているかを検出するものである。ま
た、このX線検出器5の前後には、ケーブル6の外周を
軸心位置にガイドするためのガイドロ−ルが設けられて
いる。そして、このX線検出器5により所定量以上の偏
心が検出されると、クロスヘッド1を調整して導体6a
が絶縁層6bの中心に正確に配置されるようにする。
に架橋ポリエチレンの絶縁層6bの中心に配置されてい
ないと、この絶縁層6bの厚さに偏り(偏肉)が生じて
絶縁特性が悪化する。従って、縦型と横型の製造装置の
いずれの場合にも、クロスヘッド1は、導体6aの周囲
に均等に絶縁層6bを押し出し成形する必要がある。ま
た、上記横型の製造装置では、十数m以上の長さを有す
るロングランドダイス2が水平方向に配置されているの
で、ケーブル6がこの内部を通過する間にも導体6aが
中心からずれて偏心を生じるおそれがある。そこで、従
来は、図3に示すように、ケーブル6の偏心の有無を検
出するための検出器例えばX線検出器5を冷却管3のさ
らに後方に設けていた。X線検出器5は、ケーブル6の
上下と左右の両側にそれぞれ1対ずつのX線照射部5a
とX線受光部5bを配置し、これらのX線照射部5aか
ら照射されたX線がケーブル6内を透過してX線受光部
5bで受光することにより撮影した投影像に基づいて、
導体6aが正確に絶縁層6bの中心に位置しているか、
又は、偏心が生じているかを検出するものである。ま
た、このX線検出器5の前後には、ケーブル6の外周を
軸心位置にガイドするためのガイドロ−ルが設けられて
いる。そして、このX線検出器5により所定量以上の偏
心が検出されると、クロスヘッド1を調整して導体6a
が絶縁層6bの中心に正確に配置されるようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
横型の製造装置では、X線検出器5が所定量以上の偏心
を検出すると、その時点で既にクロスヘッド1から押し
出されロングランドダイス2と冷却管3内を通過してい
るケーブル6は、導体6aがそれ以上に偏心している可
能性が高いために、そのほとんどが不良品となる。そし
て、ロングランドダイス2は上記のように十数m以上の
長さを有し、冷却管3はさらに長い数十m(例えば60
m程度)の長さを有するため、極めて長いケーブル6が
不良品となり無駄になるという問題があった。
横型の製造装置では、X線検出器5が所定量以上の偏心
を検出すると、その時点で既にクロスヘッド1から押し
出されロングランドダイス2と冷却管3内を通過してい
るケーブル6は、導体6aがそれ以上に偏心している可
能性が高いために、そのほとんどが不良品となる。そし
て、ロングランドダイス2は上記のように十数m以上の
長さを有し、冷却管3はさらに長い数十m(例えば60
m程度)の長さを有するため、極めて長いケーブル6が
不良品となり無駄になるという問題があった。
【0007】なお、上記縦型の製造装置では、ケーブル
が垂直に降下しながらポリエチレンの架橋処理が施され
るので、架橋管や冷却管を通過する際に導体が偏心する
おそれは生じない。従って、この縦型の製造装置では、
クロスヘッドが正確に導体を中心に配置して押し出し成
形を行えばよいので、このクロスヘッドと架橋管との間
にX線検出器を配置することができ、このX線検出器が
所定量以上の偏心を検出した場合にもケーブルに無駄は
生じない。しかしながら、この縦型の製造装置は、架橋
管と冷却管を垂直に配置するために50〜60m以上の
高さが必要になるので、横型の製造装置よりも設備コス
トが非常に高価なものとなる。
が垂直に降下しながらポリエチレンの架橋処理が施され
るので、架橋管や冷却管を通過する際に導体が偏心する
おそれは生じない。従って、この縦型の製造装置では、
クロスヘッドが正確に導体を中心に配置して押し出し成
形を行えばよいので、このクロスヘッドと架橋管との間
にX線検出器を配置することができ、このX線検出器が
所定量以上の偏心を検出した場合にもケーブルに無駄は
生じない。しかしながら、この縦型の製造装置は、架橋
管と冷却管を垂直に配置するために50〜60m以上の
高さが必要になるので、横型の製造装置よりも設備コス
トが非常に高価なものとなる。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、X線検出器をロングランドダイスと冷却管と
の間に配置することにより、偏心が検出された場合に不
良となるケーブルの長さをできるだけ短くするCVケー
ブルの製造装置を提供することを目的としている。
のであり、X線検出器をロングランドダイスと冷却管と
の間に配置することにより、偏心が検出された場合に不
良となるケーブルの長さをできるだけ短くするCVケー
ブルの製造装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上記課
題を解決するために、導体の周囲にポリエチレンの絶縁
層を押し出し成形してケーブルを形成するクロスヘッド
と、このクロスヘッドから押し出されたケーブルを密接
して水平方向に挿通させ加熱することによりポリエチレ
ンの架橋処理を施すロングランドダイスと、このロング
ランドダイスから押し出されたケーブルを水平方向に挿
通させて冷却する冷却管とを備えたCVケーブルの製造
装置において、ロングランドダイスと冷却管との間に、
X線を透過する材質からなり、このロングランドダイス
から冷却管に至る間のケーブルを密接して挿通させる検
出部筒体を配置すると共に、この検出部筒体の外部側か
ら内部を通過するケーブルのX線投影像を撮影して導体
の偏心を検出するX線検出器を設けたことを特徴とす
る。
題を解決するために、導体の周囲にポリエチレンの絶縁
層を押し出し成形してケーブルを形成するクロスヘッド
と、このクロスヘッドから押し出されたケーブルを密接
して水平方向に挿通させ加熱することによりポリエチレ
ンの架橋処理を施すロングランドダイスと、このロング
ランドダイスから押し出されたケーブルを水平方向に挿
通させて冷却する冷却管とを備えたCVケーブルの製造
装置において、ロングランドダイスと冷却管との間に、
X線を透過する材質からなり、このロングランドダイス
から冷却管に至る間のケーブルを密接して挿通させる検
出部筒体を配置すると共に、この検出部筒体の外部側か
ら内部を通過するケーブルのX線投影像を撮影して導体
の偏心を検出するX線検出器を設けたことを特徴とす
る。
【0010】上記手段によれば、X線検出器がロングラ
ンドダイスと冷却管との間に配置されるので、このX線
検出器が所定量以上の偏心を検出した場合に、その時点
で既にクロスヘッドから押し出されロングランドダイス
内を通過しているケーブルだけが不良となり、冷却管を
通過しているケーブルは良品として使用することができ
るようになる。
ンドダイスと冷却管との間に配置されるので、このX線
検出器が所定量以上の偏心を検出した場合に、その時点
で既にクロスヘッドから押し出されロングランドダイス
内を通過しているケーブルだけが不良となり、冷却管を
通過しているケーブルは良品として使用することができ
るようになる。
【0011】また、検出部筒体は、ロングランドダイス
から押し出されたケーブルを、このケーブルの外周に密
接して挿通させるので、ケーブルを正確に軸心位置に保
持することができる。さらに、検出部筒体はX線を透過
する材質によって形成されるので、X線検出器は、この
検出部筒体の外部からX線を透過させて導体の偏心を検
出することができる。
から押し出されたケーブルを、このケーブルの外周に密
接して挿通させるので、ケーブルを正確に軸心位置に保
持することができる。さらに、検出部筒体はX線を透過
する材質によって形成されるので、X線検出器は、この
検出部筒体の外部からX線を透過させて導体の偏心を検
出することができる。
【0012】なお、導体には、通常は予め外周に内部半
導電層が形成されている。また、クロスヘッドは、この
導体の周囲にポリエチレンの絶縁層を押し出し成形する
と同時に、その外周に外部半導電層も形成することがで
きる。
導電層が形成されている。また、クロスヘッドは、この
導体の周囲にポリエチレンの絶縁層を押し出し成形する
と同時に、その外周に外部半導電層も形成することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態を示すものであ
って、CVケーブルの製造装置の部分拡大縦断面正面図
である。なお、図2及び図3に示した従来例と同様の機
能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
って、CVケーブルの製造装置の部分拡大縦断面正面図
である。なお、図2及び図3に示した従来例と同様の機
能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0015】本実施形態のCVケーブルの製造装置は、
ロングランドダイス2と冷却管3との間に検出部筒体4
を配置し、この検出部筒体4の外周にX線検出器5を取
り付けている。この製造装置は、図2及び図3に示した
ものと同様の構造のクロスヘッド1(図1では図示せ
ず)とロングランドダイス2と冷却管3を用いている。
ロングランドダイス2は、両端にフランジ部2a,2a
を設けた鋼材等の筒体2bを複数本連接して十数m以上
の長さに形成したものであり、クロスヘッド1の押し出
し口の後方に水平方向にまっすぐに配置される。そし
て、各筒体2bの内径は、クロスヘッド1から押し出さ
れるケーブル6の外径に一致させて、このケーブル6が
外周を密接させて挿通されるようにしている。また、各
筒体2bの外周には、ヒータ7が配置され、これらの筒
体2bの内部を通過するケーブル6を加熱して架橋処理
を施すようになっている。なお、このロングランドダイ
ス2は、ケーブル6を密接して挿通させる内径を有し水
平方向に配置されるものであれば、その材質や構造は本
実施形態のものに限定されるものではなく、このケーブ
ル6の加熱手段もヒータ7には限定されない。また、図
2に示した潤滑剤8の供給も必要に応じて任意である。
ロングランドダイス2と冷却管3との間に検出部筒体4
を配置し、この検出部筒体4の外周にX線検出器5を取
り付けている。この製造装置は、図2及び図3に示した
ものと同様の構造のクロスヘッド1(図1では図示せ
ず)とロングランドダイス2と冷却管3を用いている。
ロングランドダイス2は、両端にフランジ部2a,2a
を設けた鋼材等の筒体2bを複数本連接して十数m以上
の長さに形成したものであり、クロスヘッド1の押し出
し口の後方に水平方向にまっすぐに配置される。そし
て、各筒体2bの内径は、クロスヘッド1から押し出さ
れるケーブル6の外径に一致させて、このケーブル6が
外周を密接させて挿通されるようにしている。また、各
筒体2bの外周には、ヒータ7が配置され、これらの筒
体2bの内部を通過するケーブル6を加熱して架橋処理
を施すようになっている。なお、このロングランドダイ
ス2は、ケーブル6を密接して挿通させる内径を有し水
平方向に配置されるものであれば、その材質や構造は本
実施形態のものに限定されるものではなく、このケーブ
ル6の加熱手段もヒータ7には限定されない。また、図
2に示した潤滑剤8の供給も必要に応じて任意である。
【0016】冷却管3は、両端にフランジ部3a,3a
を設けた鋼材等の筒体3bを複数本連接して数十m(例
えば60m)の長さに形成したものであり、上記ロング
ランドダイス2よりも十分に大きい内径を有する。そし
て、これらの筒体3bの内径部には、取水口3cと排水
口3dを通じて冷水9を流すことができるようになって
いる。また、最後尾の筒体3bの後端には、内径部に冷
水9を封止するためのリップシール3eを設けた筒体3
fが固定されている。なお、この冷却管3は、ケーブル
6を水平方向に挿通させて冷却するものであれば、その
材質や構造は本実施形態のものに限定されるものではな
く、このケーブル6の冷却手段も冷水9を用いるものに
は限定されない。
を設けた鋼材等の筒体3bを複数本連接して数十m(例
えば60m)の長さに形成したものであり、上記ロング
ランドダイス2よりも十分に大きい内径を有する。そし
て、これらの筒体3bの内径部には、取水口3cと排水
口3dを通じて冷水9を流すことができるようになって
いる。また、最後尾の筒体3bの後端には、内径部に冷
水9を封止するためのリップシール3eを設けた筒体3
fが固定されている。なお、この冷却管3は、ケーブル
6を水平方向に挿通させて冷却するものであれば、その
材質や構造は本実施形態のものに限定されるものではな
く、このケーブル6の冷却手段も冷水9を用いるものに
は限定されない。
【0017】検出部筒体4は、両端にフランジ部4a,
4aを設けた短いアルミニウム合金製の筒体であり、上
記ロングランドダイス2と同一の内径を有する。この検
出部筒体4は、前方のフランジ部4aをロングランドダ
イス2の後端のフランジ部2aに軸心位置を合わせて固
定することにより、このロングランドダイス2から押し
出されたケーブル6を密接して挿通させることになる。
また、この検出部筒体4は、後方のフランジ部4aを冷
却管3の前端のフランジ部3aに軸心位置を合わせて固
定することにより、挿通させたケーブル6をこの冷却管
3の内径部内に送り出すことになる。この際、各フラン
ジ部2a,4a,3aの接合面は、シール材10,10
によって封止される。従って、冷却管3の内径部の冷水
9は、フランジ部3a,4aの間のシール材10とリッ
プシール3eとの間で封止されると共に、取水口3cか
ら流入し排水口3dから流出することにより、ケーブル
6の周囲を冷却することができる。そして、この冷却管
3の後端からは、この冷水9によって冷却されたケーブ
ル6のみがリップシール3eを介して外部に送り出され
る。
4aを設けた短いアルミニウム合金製の筒体であり、上
記ロングランドダイス2と同一の内径を有する。この検
出部筒体4は、前方のフランジ部4aをロングランドダ
イス2の後端のフランジ部2aに軸心位置を合わせて固
定することにより、このロングランドダイス2から押し
出されたケーブル6を密接して挿通させることになる。
また、この検出部筒体4は、後方のフランジ部4aを冷
却管3の前端のフランジ部3aに軸心位置を合わせて固
定することにより、挿通させたケーブル6をこの冷却管
3の内径部内に送り出すことになる。この際、各フラン
ジ部2a,4a,3aの接合面は、シール材10,10
によって封止される。従って、冷却管3の内径部の冷水
9は、フランジ部3a,4aの間のシール材10とリッ
プシール3eとの間で封止されると共に、取水口3cか
ら流入し排水口3dから流出することにより、ケーブル
6の周囲を冷却することができる。そして、この冷却管
3の後端からは、この冷水9によって冷却されたケーブ
ル6のみがリップシール3eを介して外部に送り出され
る。
【0018】X線検出器5は、検出部筒体4の外周の上
下と左右の両側にそれぞれ1対ずつのX線照射部5aと
X線受光部5bを配置し、これらのX線照射部5aから
照射されたX線を検出部筒体4内のケーブル6に透過さ
せてX線受光部5bで受光させるものである。X線は、
ケーブル6の絶縁層6b内のみを透過する場合と導体6
a内を透過する場合とでは透過率が異なる。従って、X
線受光部5bで撮影したX線投影像に基づいて、導体6
aの上下方向と左右方向の位置を知ることができ、この
導体6aが正確に絶縁層6bの中心に位置しているか、
又は、偏心が生じているかを検出することができる。
下と左右の両側にそれぞれ1対ずつのX線照射部5aと
X線受光部5bを配置し、これらのX線照射部5aから
照射されたX線を検出部筒体4内のケーブル6に透過さ
せてX線受光部5bで受光させるものである。X線は、
ケーブル6の絶縁層6b内のみを透過する場合と導体6
a内を透過する場合とでは透過率が異なる。従って、X
線受光部5bで撮影したX線投影像に基づいて、導体6
aの上下方向と左右方向の位置を知ることができ、この
導体6aが正確に絶縁層6bの中心に位置しているか、
又は、偏心が生じているかを検出することができる。
【0019】上記検出部筒体4は、架台11上に設置さ
れたリニアガイド12に支持される。リニアガイド12
は、検出部筒体4を前後方向に移動可能に支持するもの
であり、これによってロングランドダイス2の熱膨張に
よる伸縮を吸収することができる。
れたリニアガイド12に支持される。リニアガイド12
は、検出部筒体4を前後方向に移動可能に支持するもの
であり、これによってロングランドダイス2の熱膨張に
よる伸縮を吸収することができる。
【0020】なお、X線検出器5は、ハードX線を用い
しも良いが設備が大がかりとなる傾向があり、作業者の
安全性にも問題が生じるおそれがある。従って、このX
線検出器5は、ソフトX線を用いることが好ましく、こ
のために、検出部筒体4の材質はX線を透過し易いもの
を使用すべきである。従って、この検出部筒体4は、本
実施形態のようなアルミニウム合金製やベリリウム等を
用いることが好ましい。また、この検出部筒体4は、少
なくともX線の透過部にのみベリリウム等のX線を透過
し易い材質を用いてもよい。さらに、この検出部筒体4
は、筒体としての剛性を確保するためにある程度の肉厚
が必要となるが、少なくともX線の透過部の肉厚はでき
るだけ薄く形成することが好ましい。もっとも、この検
出部筒体4は、ロングランドダイス2から押し出される
ケーブル6を密接して挿通させるものであれば、その構
造は本実施形態のものに限定されるものではない。ま
た、X線検出器5は、この検出部筒体4内のケーブル6
のX線投影像を少なくとも2方向から撮影できるもので
あれば、導体6aの偏心を検出することはできる。
しも良いが設備が大がかりとなる傾向があり、作業者の
安全性にも問題が生じるおそれがある。従って、このX
線検出器5は、ソフトX線を用いることが好ましく、こ
のために、検出部筒体4の材質はX線を透過し易いもの
を使用すべきである。従って、この検出部筒体4は、本
実施形態のようなアルミニウム合金製やベリリウム等を
用いることが好ましい。また、この検出部筒体4は、少
なくともX線の透過部にのみベリリウム等のX線を透過
し易い材質を用いてもよい。さらに、この検出部筒体4
は、筒体としての剛性を確保するためにある程度の肉厚
が必要となるが、少なくともX線の透過部の肉厚はでき
るだけ薄く形成することが好ましい。もっとも、この検
出部筒体4は、ロングランドダイス2から押し出される
ケーブル6を密接して挿通させるものであれば、その構
造は本実施形態のものに限定されるものではない。ま
た、X線検出器5は、この検出部筒体4内のケーブル6
のX線投影像を少なくとも2方向から撮影できるもので
あれば、導体6aの偏心を検出することはできる。
【0021】上記構成のCVケーブルの製造装置は、導
体6aの偏心が所定量以上になったことをX線検出器5
が検出すると、図2に示したクロスヘッド1の位置を調
整し、この導体6aの偏心を修正する。この際、クロス
ヘッド1から押し出されロングランドダイス2内を通過
しているケーブル6は、同様の偏心が生じている場合が
多いので不良品となる。しかし、冷却管3を通過してい
るケーブル6は、既にX線検出器5によって偏心がない
ことを検出済みであり、しかも、ロングランドダイス2
から押し出されたケーブル6は、ポリエチレンの架橋が
完了し絶縁層6bが硬化しているので、この冷却管3内
でさらに偏心が発生することはないため、良品として使
用することができる。従って、ロングランドダイス2内
の十数m以上のケーブル6は無駄になるが、冷却管3内
の数十mに及ぶ長尺なケーブル6まで無駄にするような
ことがなくなる。
体6aの偏心が所定量以上になったことをX線検出器5
が検出すると、図2に示したクロスヘッド1の位置を調
整し、この導体6aの偏心を修正する。この際、クロス
ヘッド1から押し出されロングランドダイス2内を通過
しているケーブル6は、同様の偏心が生じている場合が
多いので不良品となる。しかし、冷却管3を通過してい
るケーブル6は、既にX線検出器5によって偏心がない
ことを検出済みであり、しかも、ロングランドダイス2
から押し出されたケーブル6は、ポリエチレンの架橋が
完了し絶縁層6bが硬化しているので、この冷却管3内
でさらに偏心が発生することはないため、良品として使
用することができる。従って、ロングランドダイス2内
の十数m以上のケーブル6は無駄になるが、冷却管3内
の数十mに及ぶ長尺なケーブル6まで無駄にするような
ことがなくなる。
【0022】なお、本実施形態では、導体6aの周囲に
ポリエチレンの絶縁層6bのみを押し出し成形する製造
装置について説明したが、この絶縁層6bの外周にさら
に外部半導電層も同時に押し出し成形する製造装置にも
同様に実施可能である。
ポリエチレンの絶縁層6bのみを押し出し成形する製造
装置について説明したが、この絶縁層6bの外周にさら
に外部半導電層も同時に押し出し成形する製造装置にも
同様に実施可能である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のCVケーブルの製造装置によれば、X線検出器が所定
量以上の偏心を検出した場合にも、ロングランドダイス
内を通過しているケーブルだけを不良にすれば足り、冷
却管を通過している長尺なケーブルは良品として使用す
ることができるので、無駄を少なくして生産性を向上さ
せることができる。
のCVケーブルの製造装置によれば、X線検出器が所定
量以上の偏心を検出した場合にも、ロングランドダイス
内を通過しているケーブルだけを不良にすれば足り、冷
却管を通過している長尺なケーブルは良品として使用す
ることができるので、無駄を少なくして生産性を向上さ
せることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、CV
ケーブルの製造装置の部分拡大縦断面正面図である。
ケーブルの製造装置の部分拡大縦断面正面図である。
【図2】従来例を示すものであって、CVケーブルの製
造装置の縦断面正面図である。
造装置の縦断面正面図である。
【図3】従来例を示すものであって、CVケーブルの製
造装置の正面図である。
造装置の正面図である。
1 クロスヘッド 2 ロングランドダイス 3 冷却管 4 検出部筒体 5 X線検出器 6 ケーブル 6a 導体 6b 絶縁層 7 ヒータ 9 冷水
Claims (1)
- 【請求項1】 導体の周囲にポリエチレンの絶縁層を押
し出し成形してケーブルを形成するクロスヘッドと、こ
のクロスヘッドから押し出されたケーブルを密接して水
平方向に挿通させ加熱することによりポリエチレンの架
橋処理を施すロングランドダイスと、このロングランド
ダイスから押し出されたケーブルを水平方向に挿通させ
て冷却する冷却管とを備えたCVケーブルの製造装置に
おいて、ロングランドダイスと冷却管との間に、X線を
透過する材質からなり、このロングランドダイスから冷
却管に至る間のケーブルを密接して挿通させる検出部筒
体を配置すると共に、この検出部筒体の外部側から内部
を通過するケーブルのX線投影像を撮影して導体の偏心
を検出するX線検出器を設けたことを特徴とするCVケ
ーブルの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314382A JPH10154426A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | Cvケ−ブルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314382A JPH10154426A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | Cvケ−ブルの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10154426A true JPH10154426A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18052674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8314382A Pending JPH10154426A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | Cvケ−ブルの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10154426A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002313163A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケーブルの製造装置 |
| JP2008526518A (ja) * | 2005-01-10 | 2008-07-24 | メルフェ エス.アー. | 導電体の加熱装置および方法 |
| US7910045B2 (en) | 2005-01-10 | 2011-03-22 | Maillefer S.A. | Arrangement and method for heating an electrical conductor |
| CN115424788A (zh) * | 2022-09-28 | 2022-12-02 | 中天科技装备电缆有限公司 | 机车薄壁电缆生产线自动调偏装置 |
| KR20230097663A (ko) * | 2021-12-24 | 2023-07-03 | 주식회사 에스씨 | 신선효율이 향상된 합금 연선도체 제조시스템 |
| CN118919180A (zh) * | 2024-10-10 | 2024-11-08 | 铜陵精达特种电磁线股份有限公司 | 一种peek绝缘线加工工艺 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8314382A patent/JPH10154426A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002313163A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケーブルの製造装置 |
| JP2008526518A (ja) * | 2005-01-10 | 2008-07-24 | メルフェ エス.アー. | 導電体の加熱装置および方法 |
| US7910045B2 (en) | 2005-01-10 | 2011-03-22 | Maillefer S.A. | Arrangement and method for heating an electrical conductor |
| JP4758440B2 (ja) * | 2005-01-10 | 2011-08-31 | メルフェ エス.アー. | 導電体の加熱装置および方法 |
| KR101154619B1 (ko) * | 2005-01-10 | 2012-06-08 | 메일레퍼 에스.에이. | 전기도체 가열장치 및 방법 |
| KR20230097663A (ko) * | 2021-12-24 | 2023-07-03 | 주식회사 에스씨 | 신선효율이 향상된 합금 연선도체 제조시스템 |
| CN115424788A (zh) * | 2022-09-28 | 2022-12-02 | 中天科技装备电缆有限公司 | 机车薄壁电缆生产线自动调偏装置 |
| CN118919180A (zh) * | 2024-10-10 | 2024-11-08 | 铜陵精达特种电磁线股份有限公司 | 一种peek绝缘线加工工艺 |
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