JPH10156580A - アルミニウムダイカスト材のろう付方法 - Google Patents
アルミニウムダイカスト材のろう付方法Info
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- die
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- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/28—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950°C
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- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
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- Materials Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高温に加熱してろう付を行うことのできるアル
ミニウムダイカスト材のろう付方法を提供する。 【解決手段】ゲート速度20m/秒以上で製造したアル
ミニウムダイカスト材を用い、ろう付温度500℃以下
でろう付する。さらに、好ましくは、アルミニウムダイ
カスト材を、鋳造圧力600kg/cm2 以下で製造す
るのが良い。ろう付は、Al:6〜24wt%、残部Zn
及び不純物からなるろう材を用いて行うのが良い。
ミニウムダイカスト材のろう付方法を提供する。 【解決手段】ゲート速度20m/秒以上で製造したアル
ミニウムダイカスト材を用い、ろう付温度500℃以下
でろう付する。さらに、好ましくは、アルミニウムダイ
カスト材を、鋳造圧力600kg/cm2 以下で製造す
るのが良い。ろう付は、Al:6〜24wt%、残部Zn
及び不純物からなるろう材を用いて行うのが良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミニウムダ
イカスト材のろう付方法に関する。
イカスト材のろう付方法に関する。
【0002】なお、この明細書において、「アルミニウ
ム」の語はその合金を含む意味で用いる。
ム」の語はその合金を含む意味で用いる。
【0003】
【従来の技術】アルミニウムダイカスト製品は、複雑形
状の製品を製作可能で鋳肌の状態が良く、かつ短時間で
鋳造できて生産性も良いため、自動車部品や家電製品を
はじめとして種々の分野で広く使用されている。また、
アルミニウムダイカスト製品は、上記のような特徴を有
しているため、ダイカスト材どうし、あるいは鋳物材や
展伸材と接合して使用したいという要望がある。
状の製品を製作可能で鋳肌の状態が良く、かつ短時間で
鋳造できて生産性も良いため、自動車部品や家電製品を
はじめとして種々の分野で広く使用されている。また、
アルミニウムダイカスト製品は、上記のような特徴を有
しているため、ダイカスト材どうし、あるいは鋳物材や
展伸材と接合して使用したいという要望がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウムダイカスト材は400℃程度以上の高温に晒され
ると表面にブリスターと称されるふくれが発生するた
め、400℃以上の高温に加熱してろう付することはで
きなかった。また、ふくれの発生を避けるために低温度
でろう付すると、フラックスの溶融が不十分なために、
母材表面の酸化膜除去効果が低下してろうの濡れ広がり
が悪く、十分な継手強度が得られないという問題点が生
じる。
ニウムダイカスト材は400℃程度以上の高温に晒され
ると表面にブリスターと称されるふくれが発生するた
め、400℃以上の高温に加熱してろう付することはで
きなかった。また、ふくれの発生を避けるために低温度
でろう付すると、フラックスの溶融が不十分なために、
母材表面の酸化膜除去効果が低下してろうの濡れ広がり
が悪く、十分な継手強度が得られないという問題点が生
じる。
【0005】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、高温に加熱してろう付を行う
ことのできるアルミニウムダイカスト材のろう付方法の
提供を目的とする。
てなされたものであって、高温に加熱してろう付を行う
ことのできるアルミニウムダイカスト材のろう付方法の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ゲート速度20m/秒以上で製造した
アルミニウムダイカスト材を用い、ろう付温度500℃
以下でろう付することを特徴とするものである。
に、この発明は、ゲート速度20m/秒以上で製造した
アルミニウムダイカスト材を用い、ろう付温度500℃
以下でろう付することを特徴とするものである。
【0007】この発明に用いるアルミニウムダイカスト
材の組成は特に限定されることはなく、JIS規格アル
ミニウムやその他の中から適宜選択使用すれば良い。代
表的なものとしてはJISADC10、ADC12等を
挙示し得る。
材の組成は特に限定されることはなく、JIS規格アル
ミニウムやその他の中から適宜選択使用すれば良い。代
表的なものとしてはJISADC10、ADC12等を
挙示し得る。
【0008】アルミニウムダイカスト材は、アルミニウ
ムの溶湯を湯口から金型内部に噴射注入することにより
製造されるが、この発明においては、湯口から噴射され
るアルミニウムの速度換言すればゲート速度が20m/
秒以上に規定される。この理由は次のとおりである。
ムの溶湯を湯口から金型内部に噴射注入することにより
製造されるが、この発明においては、湯口から噴射され
るアルミニウムの速度換言すればゲート速度が20m/
秒以上に規定される。この理由は次のとおりである。
【0009】即ち、湯口から噴出されたアルミニウム溶
湯は、金型形状に従って流れるが、この湯流れによって
内部に金型内の空気、窒素等のガスを巻き込む。而し
て、ゲート速度を20m/秒以上の高速に設定すること
により、巻き込まれたガスは微細化されかつ分散してい
るものと推測され、その結果、爾後に施すろう付加熱時
に、ふくれの発生を抑制できるものとなる。ゲート速度
が20m/秒未満では、かかる効果に乏しく、ろう付加
熱時に大きなふくれが多く発生してろう付を阻害する。
好ましくは、ゲート速度を30m/秒以上、特に40m
/秒以上に設定するのが良い。また、ゲート速度の上限
は特に限定されることはないが、大き過ぎると金型への
焼付が発生するのでおのずから限定される。なお、ゲー
ト速度20m/秒以上の要件は、ダイカストマシンは従
来のままで、型の改造のみによってこれを実現するの
が、簡易性及びコスト面から最も有利である。
湯は、金型形状に従って流れるが、この湯流れによって
内部に金型内の空気、窒素等のガスを巻き込む。而し
て、ゲート速度を20m/秒以上の高速に設定すること
により、巻き込まれたガスは微細化されかつ分散してい
るものと推測され、その結果、爾後に施すろう付加熱時
に、ふくれの発生を抑制できるものとなる。ゲート速度
が20m/秒未満では、かかる効果に乏しく、ろう付加
熱時に大きなふくれが多く発生してろう付を阻害する。
好ましくは、ゲート速度を30m/秒以上、特に40m
/秒以上に設定するのが良い。また、ゲート速度の上限
は特に限定されることはないが、大き過ぎると金型への
焼付が発生するのでおのずから限定される。なお、ゲー
ト速度20m/秒以上の要件は、ダイカストマシンは従
来のままで、型の改造のみによってこれを実現するの
が、簡易性及びコスト面から最も有利である。
【0010】ゲート速度以外の条件は任意に設定し得る
が、好ましくは、鋳造圧力(オンメタル圧力)を600
kg/cm2 以下に設定するのが良い。鋳造圧力が60
0kg/cm2 を超えると、ダイカスト材内部に巻き込
まれたガスの圧力も高くなり、ろう付加熱時にふくれが
発生し易いものとなる。特に好ましくは500kg/c
m2 以下に設定するのが良い。また、鋳造圧力が低すぎ
ると湯廻りが悪くなり形状を出すのが困難となるため、
鋳造圧力は少なくとも200kg/cm2 以上に設定す
るのが良い。また、型減圧を実施した方が、ダイカスト
材内部に巻き込まれるガスの絶対量が減少することか
ら、より高品質なダイカスト材が得られひいてはろう付
品が得られる点で好ましい。型減圧を行う場合、減圧開
始の時期としてはプランジャが注湯口を塞ぐ前から行う
のが好ましい。もとより、型減圧を実施しなくても、本
発明によって良好なろう付が可能となる。
が、好ましくは、鋳造圧力(オンメタル圧力)を600
kg/cm2 以下に設定するのが良い。鋳造圧力が60
0kg/cm2 を超えると、ダイカスト材内部に巻き込
まれたガスの圧力も高くなり、ろう付加熱時にふくれが
発生し易いものとなる。特に好ましくは500kg/c
m2 以下に設定するのが良い。また、鋳造圧力が低すぎ
ると湯廻りが悪くなり形状を出すのが困難となるため、
鋳造圧力は少なくとも200kg/cm2 以上に設定す
るのが良い。また、型減圧を実施した方が、ダイカスト
材内部に巻き込まれるガスの絶対量が減少することか
ら、より高品質なダイカスト材が得られひいてはろう付
品が得られる点で好ましい。型減圧を行う場合、減圧開
始の時期としてはプランジャが注湯口を塞ぐ前から行う
のが好ましい。もとより、型減圧を実施しなくても、本
発明によって良好なろう付が可能となる。
【0011】上記のような条件で製造されたダイカスト
材を用い、このダイカスト材と他のアルミニウム接合部
材を組み合わせてろう付を行う。ろう付温度は500℃
以下に設定する必要がある。ろう付温度が500℃を超
えると、20m/秒以上のゲート速度で製造されたアル
ミニウムダイカスト材であっても、やはりふくれが発生
して良好なろう付を阻害するとともに、ダイカスト材の
寸法変化を生じるからである。好ましくは480℃以下
のろう付温度とするのが良い。一方、ろう付温度の下限
は限定されないが、本発明に用いるアルミニウムダイカ
スト材の特性を有効に発揮させるために、400℃以上
さらに好ましくは420℃以上に加熱するのが良い。
材を用い、このダイカスト材と他のアルミニウム接合部
材を組み合わせてろう付を行う。ろう付温度は500℃
以下に設定する必要がある。ろう付温度が500℃を超
えると、20m/秒以上のゲート速度で製造されたアル
ミニウムダイカスト材であっても、やはりふくれが発生
して良好なろう付を阻害するとともに、ダイカスト材の
寸法変化を生じるからである。好ましくは480℃以下
のろう付温度とするのが良い。一方、ろう付温度の下限
は限定されないが、本発明に用いるアルミニウムダイカ
スト材の特性を有効に発揮させるために、400℃以上
さらに好ましくは420℃以上に加熱するのが良い。
【0012】ろう付に際して、本発明に用いるアルミニ
ウムダイカスト材と組み合わされる接合部材はアルミニ
ウムダイカスト材でもアルミニム展伸材でもアルミニウ
ム鋳物材でも良い。
ウムダイカスト材と組み合わされる接合部材はアルミニ
ウムダイカスト材でもアルミニム展伸材でもアルミニウ
ム鋳物材でも良い。
【0013】また、前記ろう付に用いるろう材は、50
0℃以下というろう付温度との関係で決定される融点を
有するものであれば良い。その好適例として、Al:6
〜24wt%、残部Zn及び不純物からなるろう材を挙げ
得る。このろう材において、Alはろう材の融点(溶融
温度範囲)の調整のために含有されるものであるが、6
wt%未満では融点が低くなり過ぎ、傾斜姿勢でのろう付
においてろうが垂れ落ちるとか、使用可能なフラックス
が存在しなくなるというような不具合がある。一方、2
4wt%を超えると融点が高くなり過ぎ、500℃でもろ
う材が溶けなくなる場合がある。好ましくは、Alの含
有量は8wt%以上とするのが良く、また20wt%以下と
するのが良い。ろう材の残部はZnであり、不純物の存
在は許容される。
0℃以下というろう付温度との関係で決定される融点を
有するものであれば良い。その好適例として、Al:6
〜24wt%、残部Zn及び不純物からなるろう材を挙げ
得る。このろう材において、Alはろう材の融点(溶融
温度範囲)の調整のために含有されるものであるが、6
wt%未満では融点が低くなり過ぎ、傾斜姿勢でのろう付
においてろうが垂れ落ちるとか、使用可能なフラックス
が存在しなくなるというような不具合がある。一方、2
4wt%を超えると融点が高くなり過ぎ、500℃でもろ
う材が溶けなくなる場合がある。好ましくは、Alの含
有量は8wt%以上とするのが良く、また20wt%以下と
するのが良い。ろう材の残部はZnであり、不純物の存
在は許容される。
【0014】ろう付に使用するフラックスも、ろう付温
度、ろう材の融点との関係で、これらよりも低い温度で
溶融する塩化物系、フッ化物系あるいはこれらの混合物
その他のものを適宜用いれば良い。低融点のフラックス
の一例として、BaCl2 :14wt%、NaCl:2wt
%、KCl:38wt%、LiCl:9wt%、ZnC
l2 :17wt%、KAlF4 :6wt%、LiF:1wt
%、PbCl2 :13wt%の混合物からなるものや、C
sAlF4 からなるものを挙示できる。
度、ろう材の融点との関係で、これらよりも低い温度で
溶融する塩化物系、フッ化物系あるいはこれらの混合物
その他のものを適宜用いれば良い。低融点のフラックス
の一例として、BaCl2 :14wt%、NaCl:2wt
%、KCl:38wt%、LiCl:9wt%、ZnC
l2 :17wt%、KAlF4 :6wt%、LiF:1wt
%、PbCl2 :13wt%の混合物からなるものや、C
sAlF4 からなるものを挙示できる。
【0015】なお、上記ろう材やフラックスの供給方法
や他のろう付条件も限定されることはない。
や他のろう付条件も限定されることはない。
【0016】この発明に係るアルミニウムダイカスト材
のろう付方法によれば、ゲート速度20m/秒以上で製
造したアルミニウムダイカスト材を用いるため、巻き込
まれたガスは微細化されかつ分散しているものと推測さ
れる。そして、このようなダイカスト材を用いて、ろう
付温度500℃以下でろう付するから、ろう付加熱時に
巻き込まれたガスの膨脹が抑制され、従ってふくれの発
生程度が抑制されかつその数も少なくなり、良好なろう
付が達成される。
のろう付方法によれば、ゲート速度20m/秒以上で製
造したアルミニウムダイカスト材を用いるため、巻き込
まれたガスは微細化されかつ分散しているものと推測さ
れる。そして、このようなダイカスト材を用いて、ろう
付温度500℃以下でろう付するから、ろう付加熱時に
巻き込まれたガスの膨脹が抑制され、従ってふくれの発
生程度が抑制されかつその数も少なくなり、良好なろう
付が達成される。
【0017】
(実施例1)ダイカスト用アルミニウムとしてJIS
ADC10を用い、縦100mm×横150mm×肉厚
8mmの平板からなるアルミニウムダイカスト材を製造
するに際し、ゲート速度、鋳造圧力及び型減圧の有無を
後掲の表1のように設定した。
ADC10を用い、縦100mm×横150mm×肉厚
8mmの平板からなるアルミニウムダイカスト材を製造
するに際し、ゲート速度、鋳造圧力及び型減圧の有無を
後掲の表1のように設定した。
【0018】次に得られた各ダイカスト材に対し、JI
SA6063からなる同形、同大のアルミニウム押出材
をT形に組み付けるとともに、接合部位に、直径3mm
の棒状ろう材を配置してフラックスを塗布し、表1のよ
うなろう付温度に設定してろう付を行った。ここに、ろ
う材としてはZn−16wt%Alからなるものを用い、
フラックスとしてはBaCl2 :14wt%、NaCl:
2wt%、KCl:38wt%、LiCl:9wt%、ZnC
l2 :17wt%、KAlF4 :6wt%、LiF:1wt
%、PbCl2 :13wt%の混合物からなるものを用い
た。また、ろう付はダイカスト材を水平に対して45度
の傾斜姿勢に保持して行った。
SA6063からなる同形、同大のアルミニウム押出材
をT形に組み付けるとともに、接合部位に、直径3mm
の棒状ろう材を配置してフラックスを塗布し、表1のよ
うなろう付温度に設定してろう付を行った。ここに、ろ
う材としてはZn−16wt%Alからなるものを用い、
フラックスとしてはBaCl2 :14wt%、NaCl:
2wt%、KCl:38wt%、LiCl:9wt%、ZnC
l2 :17wt%、KAlF4 :6wt%、LiF:1wt
%、PbCl2 :13wt%の混合物からなるものを用い
た。また、ろう付はダイカスト材を水平に対して45度
の傾斜姿勢に保持して行った。
【0019】そして、得られたろう付品の外観状態を目
視観察した。その結果を表1に併せて示す。
視観察した。その結果を表1に併せて示す。
【0020】
【表1】
【0021】上記表1の結果から、本発明範囲内のゲー
ト速度、ろう付温度のものは、ふくれの発生がほとんど
認められないか認められても実用上支障のないものであ
り、ろう付状態も良好で問題ないものであった。これに
対し、ゲート速度が本発明範囲を逸脱するもの(試料N
o10)や、ろう付温度が本発明範囲を逸脱するもの
(試料No11)は、大きなふくれが発生して、ろう付
状態も不良であった。
ト速度、ろう付温度のものは、ふくれの発生がほとんど
認められないか認められても実用上支障のないものであ
り、ろう付状態も良好で問題ないものであった。これに
対し、ゲート速度が本発明範囲を逸脱するもの(試料N
o10)や、ろう付温度が本発明範囲を逸脱するもの
(試料No11)は、大きなふくれが発生して、ろう付
状態も不良であった。
【0022】また、試料No1と7、あるいは3と8、
あるいは6と9の比較から、鋳造圧力600kg/cm
2 以下で製造したダイカスト材を用いた場合には、さら
に一層ふくれの発生を抑制できることがわかる。
あるいは6と9の比較から、鋳造圧力600kg/cm
2 以下で製造したダイカスト材を用いた場合には、さら
に一層ふくれの発生を抑制できることがわかる。
【0023】また、試料No2と5の比較から、型減圧
を行った場合には、さらに一層ふくれの発生を抑制でき
ることがわかる。
を行った場合には、さらに一層ふくれの発生を抑制でき
ることがわかる。
【0024】(実施例2)前記表1の試料No6に示し
たアルミニウムダイカスト材を用いるとともに、使用ろ
う材及びろう付温度を下記表2のように設定し、フラッ
クスとしてCsAlF4 を用いた以外は、上記実施例1
と同様にろう付を行い、ろう付後のろう付状態を目視観
察した。その結果を表2に示す。
たアルミニウムダイカスト材を用いるとともに、使用ろ
う材及びろう付温度を下記表2のように設定し、フラッ
クスとしてCsAlF4 を用いた以外は、上記実施例1
と同様にろう付を行い、ろう付後のろう付状態を目視観
察した。その結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2の結果から明らかなように、Alの含
有量が本発明範囲であるろう材を用いた場合には、良好
なろう付状態を実現できるものであることを確認し得
た。
有量が本発明範囲であるろう材を用いた場合には、良好
なろう付状態を実現できるものであることを確認し得
た。
【0027】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、ゲート速度
20m/秒以上で製造したアルミニウムダイカスト材を
用い、ろう付温度500℃以下でろう付することを特徴
とするものであるから、500℃以下の範囲で例えば4
00℃以上のような比較的高温にてろう付を行った場合
でも、ろう付加熱時のふくれの発生を抑制し得て良好な
ろう付が可能となる。その結果、アルミニウムダイカス
ト材と他の接合部材をろう付した複合ろう付品、例えば
エアインテークマニホルド等の自動車部品やその他のろ
う付品の提供が可能となる。
20m/秒以上で製造したアルミニウムダイカスト材を
用い、ろう付温度500℃以下でろう付することを特徴
とするものであるから、500℃以下の範囲で例えば4
00℃以上のような比較的高温にてろう付を行った場合
でも、ろう付加熱時のふくれの発生を抑制し得て良好な
ろう付が可能となる。その結果、アルミニウムダイカス
ト材と他の接合部材をろう付した複合ろう付品、例えば
エアインテークマニホルド等の自動車部品やその他のろ
う付品の提供が可能となる。
【0028】しかも、比較的高温でのろう付が可能とな
るから、フラックスやろう材の選択自由度が広がり、ろ
う付を容易となしうる効果もある。
るから、フラックスやろう材の選択自由度が広がり、ろ
う付を容易となしうる効果もある。
【0029】また、請求項2のように、アルミニウムダ
イカスト材を、鋳造圧力600kg/cm2 以下で製造
した場合には、上記効果に加えて、さらにふくれの発生
を抑制し得るという効果を奏する。
イカスト材を、鋳造圧力600kg/cm2 以下で製造
した場合には、上記効果に加えて、さらにふくれの発生
を抑制し得るという効果を奏する。
【0030】また、請求項3のように、Al:6〜24
wt%、残部Zn及び不純物からなるろう材を用いてろう
付を行う場合には、該ろう材が低融点のものであるか
ら、益々良好なろう付が可能となるという効果がある。
wt%、残部Zn及び不純物からなるろう材を用いてろう
付を行う場合には、該ろう材が低融点のものであるか
ら、益々良好なろう付が可能となるという効果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲート速度20m/秒以上で製造したア
ルミニウムダイカスト材を用い、ろう付温度500℃以
下でろう付することを特徴とするアルミニウムダイカス
ト材のろう付方法。 - 【請求項2】 アルミニウムダイカスト材を、鋳造圧力
600kg/cm2以下で製造することを特徴とする請
求項1に記載のアルミニウムダイカスト材のろう付方
法。 - 【請求項3】 Al:6〜24wt%、残部Zn及び不純
物からなるろう材を用いてろう付を行うことを特徴とす
る請求項1または2に記載のアルミニウムダイカスト材
のろう付方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320144A JPH10156580A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | アルミニウムダイカスト材のろう付方法 |
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