JPH10158604A - 粘着テープ巻重体の切断方法 - Google Patents

粘着テープ巻重体の切断方法

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JPH10158604A
JPH10158604A JP8321430A JP32143096A JPH10158604A JP H10158604 A JPH10158604 A JP H10158604A JP 8321430 A JP8321430 A JP 8321430A JP 32143096 A JP32143096 A JP 32143096A JP H10158604 A JPH10158604 A JP H10158604A
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JP
Japan
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adhesive tape
pressure
roll
sensitive adhesive
foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP8321430A
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English (en)
Inventor
Hirafumi Tada
衡史 多田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最外層に離型紙が積層されている粘着テープ
巻重体をコアカッターで切断する際に、髭のような離型
紙の傷等の欠点のない粘着テープ巻重体を得るための粘
着テープ巻重体の切断方法を提供する。 【解決手段】 粘着剤層に積層された離型紙が外側とな
るように巻かれた発泡体粘着テープ巻重体の最外層に、
厚さ1.5mm以上で、且つ、25%圧縮強度0.5〜
1.3kg/cm2 の発泡体シートを巻き付け、切断刃
によって切断することを特徴とする粘着テープ巻重体の
切断方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着テープ巻重体
の切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープ巻重体の製造方法としては、
広幅の粘着テープ巻重体を作製しておき、該広幅の粘着
テープ巻重体を巻き戻しながら所定幅にスリットし、所
定長さに巻重するスリッター方式と、図1に示されるよ
うに、広幅、定尺の粘着テープ巻重体を作製しておき、
該広幅、定尺の粘着テープ巻重体を、そのまま巻芯(コ
ア)と共に所定幅に輪切りするコアカッター方式の2方
式がある。
【0003】発泡体を基材とする粘着テープは、基材の
一面に粘着剤層がある緩衝用粘着テープであれ、基材の
両面に粘着剤層がある貼合せ用粘着テープであれ、いず
れも粘着剤層の外側に位置するように離型紙を仮着して
巻重体が作製されている。
【0004】上記広幅の発泡体粘着テープ巻重体から図
1に示されるコアカッター方式で個々の製品を得ようと
すると、図2に示されるように、最初にコアカッターの
切断刃が、離型紙に触れた際に、離型紙表面が堅く、こ
れに対し基材の発泡体が柔らかいため、接触圧で窪んだ
離型紙上で切断刃がぶれて、図2−(3)及び(4)に
黒く塗りつぶして示されるように、上記粘着テープ巻重
体の離型紙の複数箇所に回転方向の傷を付けてしまい、
中には、図3に示すような細い髭のような離型紙の傷と
なったり、該髭のような離型紙の部分が、脱離して粘着
剤層が露出する傷となったりする問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、最外層に離型紙が積層されている粘着テープ巻重体
をコアカッターで切断する際に、髭のような離型紙の傷
等の欠点のない粘着テープ巻重体を得るための粘着テー
プ巻重体の切断方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘着剤層に積
層された離型紙が外側となるように巻かれた発泡体粘着
テープ巻重体の最外層に、厚さ1.5mm以上で、且
つ、25%圧縮強度0.5〜1.3kg/cm2 の発泡
体シートを巻き付け、切断刃によって切断することを特
徴とする粘着テープ巻重体の切断方法をその要旨とする
ものである。
【0007】本発明の粘着テープ巻重体の切断方法で切
断される発泡体粘着テープの基材は特に限定されるもの
ではなく、その厚さが1mm以上であり、25%圧縮強
度が0.5kg/cm2 未満のものが好ましい。又、そ
の材質としては特に限定されるものではないが、例え
ば、ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム等が挙げ
られる。上記粘着テープは、基材の一面に粘着剤層が設
けられ、該粘着剤層上に離型紙が外側となるように巻か
れた発泡体粘着テープ巻重体からなる粘着テープ、例え
ば、被着体に貼付され、被着体が作り出す隙間を埋める
ための所謂「隙間テープ」等であってもよく、発泡体両
面粘着テープの片面に、両面離型処理された離型紙が積
層され、更に、上記離型紙が外側となるように巻かれた
発泡体両面粘着テープ巻重体からなる被着体貼合わせ用
の両面粘着テープであってもよい。
【0008】又、粘着剤層に用いられる粘着剤は、特に
限定されるものではなく、天然ゴム、SBR、ニトリル
ゴム等のゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、エチレン−
酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂系粘着剤等に必要に応
じ粘着付与樹脂、安定剤、充填剤、溶剤、光重合開始
剤、着色剤等を添加した粘着剤等が挙げられる。これら
の粘着剤の性状は、溶剤に溶解もしくは分散媒に分散乳
化された溶液型ないしは分散体型のものであってもよ
く、加熱により軟化ないしは流動性を得るホットメルト
型のものであってもよく、又、粘着剤層形成時に光照射
により重合する光重合型のものであってもよい。
【0009】又、上記粘着剤層を基材面に形成する手段
は、特に限定されるものではなく、用いられる粘着剤に
よって適宜選択使用されるものであるが、例えば、離型
処理が施された工程紙上に、上記溶液型ないしは分散体
型もしくは光重合型モノマー組成物を塗工し、形成され
た粘着剤層を基材面に転写積層して形成する方法が挙げ
られる。
【0010】又、上記粘着剤層を保護するため仮着され
る離型紙は、剥離性が良好であれば特に限定されるもの
ではなく、用いられる粘着剤によって適宜選択使用され
るものであるが、例えば、厚さ50〜100μm程度の
クラフト紙、グラシン紙、上質紙等の紙類やポリエチレ
ンテレフタレートフィルム等のプラスチックフィルムの
一面もしくは両面に、シリコーン樹脂等の離型性を有す
る被膜を形成したものが挙げられる。
【0011】本発明の粘着テープ巻重体の切断方法で切
断される発泡体粘着テープの最外層に巻き付けられる発
泡体シートは、厚さが1.5mm以上で、且つ、25%
圧縮強度が0.5〜1.3kg/cm2 であれば、その
他材質等は特に限定されるものではない。上記発泡体シ
ートの厚さが1.5mm未満である場合、切断刃のぶれ
を十分に吸収できず、最外層の離型紙に前記髭を発生さ
せるおそれがある。又、上記発泡体シートの25%圧縮
強度が0.5kg/cm2 未満である場合、切断刃の接
触圧によって粘着テープ巻重体の接触部分が大きく歪
み、切断刃がぶれるために、最外層の離型紙に前記髭を
発生させるおそれがある。又、上記発泡体シートの25
%圧縮強度が1.3kg/cm2 を超えると、切断され
る発泡体粘着テープの25%圧縮強度との差が大きくな
るため、切断刃が、該発泡体シートを切断し、直下の粘
着テープ巻重体に接触した際、粘着テープ巻重体の最外
層の離型紙との間に空隙ができ、巻き付けた効果が発現
しにくくなる。
【0012】上記切断刃は、前記する広幅、定尺の粘着
テープ巻重体をコアと共に輪切りするコアカッターの切
断刃を指し、該コアカッターに用いられるものであれば
特に限定されるものではない。
【0013】本発明において切断の対象となる粘着テー
プ巻重体は、叙上のように、比較的柔らかく変形し易い
発泡体粘着テープの粘着剤層上に、滑り易く、且つ、所
謂「腰の強い」離型紙が積層されたものであり、本発明
の切断方法は、該粘着テープ巻重体の離型紙上からコア
カッターでコアと共に輪切りするものであるが、図4
に、発泡体シートが発泡体粘着テープの最外層に巻き付
けられた粘着テープ巻重体に、切断刃が接触し、これを
切断していく過程を示しているが、該粘着テープ巻重体
の最外層に巻き付けられた発泡体シートが、切断される
粘着テープ巻重体の最外層の巻重面に空間を作ることな
く、これに密着し、且つ、上記コアカッターの切断刃が
接触した際に、大きな歪みを生ずることがないので、正
確な位置にコアカッターの切断刃が接触し、切断刃にぶ
れを生じせしめない。よって、切断される粘着テープ巻
重体の最外層の離型紙に、細い髭のような傷や該髭のよ
うな部分が、脱離して粘着剤層が露出する傷を生じせし
める問題点を解決することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、実施例を
挙げて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例
に限定されるものではない。 (実施例1)厚さ2mm、25%圧縮強度が0.35k
g/cm2 の発泡体両面粘着テープの粘着剤層上に、両
面がシリコーン樹脂離型処理された厚さ100μm、引
裂強度50kg/cmのクラフト紙からなる離型紙を、
該離型紙が外側となるように巻かれた、幅1000m
m、長さ30mの発泡体両面粘着テープ巻重体を、その
最外層上に厚さ2mm、25%圧縮強度が1.0kg/
cm2 の発泡体シートを1周巻き付けた後、丸刃型コア
カッターにて幅25mmに切断した。得られた発泡体両
面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭の発生及び
該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点は全くなか
った。
【0015】(比較例1)実施例1において、発泡体シ
ートを用いなかったこと以外、実施例1と同様にして発
泡体両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得
られた発泡体両面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙
に、髭の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等
の欠点が、38巻中、30巻(発生率78.9%)あっ
た。
【0016】(実施例2)実施例1で用いた離型紙を、
シリコーン樹脂離型処理された厚さ50μm、引裂強度
150kg/cmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルムに変更したこと以外、実施例1と同様にし
て発泡体両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断し
た。得られた発泡体両面粘着テープ巻重体の最外層の離
型紙に、髭の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出す
る等の欠点は全くなかった。
【0017】(比較例2)実施例2において、発泡体シ
ートを用いなかったこと以外、実施例2と同様にして発
泡体両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得
られた発泡体粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭
の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点
が、38巻中、34巻(発生率89.5%)あった。
【0018】(実施例3)実施例1で用いた離型紙を、
厚さ55μm、引裂強度27kg/cmのグラシン紙に
変更したこと以外、実施例1と同様にして発泡体両面粘
着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得られた発泡
体両面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭の発生
及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点は全く
なかった。
【0019】(比較例3)実施例3において、発泡体シ
ートを用いなかったこと以外、実施例3と同様にして発
泡体両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得
られた発泡体両面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙
に、髭の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等
の欠点が、38巻中、22巻(発生率57.8%)あっ
た。
【0020】(実施例4)厚さ10mm、25%圧縮強
度が0.35kg/cm2 のエステル系ウレタン発泡体
(日本発条社製)の一面に、アクリル系粘着剤(綜研化
学社製、商品名「SKダイン1717」)100重量部
に対し、イソシアネート系硬化剤(綜研化学社製、商品
名「L−45」)1.5重量部を混合した粘着剤組成物
を、塗工後の厚さが60μmとなるように、塗布乾燥し
て粘着剤層を設け、該粘着剤層上にシリコーン樹脂離型
処理された厚さ100μm、引裂強度50kg/cmの
上質紙からなる離型紙を積層し、該離型紙が外側となる
ように巻重して幅1000mm、長さ10mの発泡体粘
着テープ巻重体を作製し、次いで、実施例1と同様にし
て発泡体粘着テープ巻重体を幅15mmに切断した。得
られた発泡体粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭
の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点
は全くなかった。
【0021】(比較例4)実施例4において、発泡体シ
ートを用いなかったこと以外、実施例4と同様にして発
泡体粘着テープ巻重体を幅15mmに切断した。得られ
た発泡体粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭の発
生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点が、
64巻中、59巻(発生率92.2%)あった。
【0022】(比較例5)実施例1において、発泡体両
面粘着テープ巻重体に巻き付けられる発泡体シートとし
て、厚さ2mm、25%圧縮強度が0.4kg/cm2
のものを用いたこと以外、実施例1と同様にして発泡体
両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得られ
た発泡体両面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭
の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点
が、38巻中、20巻(発生率52.6%)あった。
【0023】(比較例5)実施例1において、発泡体両
面粘着テープ巻重体に巻き付けられる発泡体シートとし
て、厚さ2mm、25%圧縮強度が1.5kg/cm2
のものを用いたこと以外、実施例1と同様にして発泡体
両面粘着テープ巻重体を幅25mmに切断した。得られ
た発泡体両面粘着テープ巻重体の最外層の離型紙に、髭
の発生及び該髭が脱離して粘着剤層が露出する等の欠点
が、38巻中、15巻(発生率39.5%)あった。
【0024】
【発明の効果】本発明の粘着テープ巻重体の切断方法
は、叙上の如く構成されているので、切断時の刃ぶれに
よる離型紙の髭の発生や該髭部分が脱離して粘着剤層が
露出する等の切断不良の発生を防止する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】(1):コアカッターによる発泡体粘着テープ
巻重体の輪切りの様子を、発泡体粘着テープ巻重体と切
断刃を取り出して示す斜視図及び(2):図1−(1)
の点線の丸で囲った部分付近を示すII−II線におけ
る断面図である。
【図2】発泡体粘着テープ巻重体をコアカッターによっ
て輪切りする初期の段階(発泡体粘着テープ、特に離型
紙と切断刃の接触の様子)を4段階(1〜4)に分けて
模式的に示した説明図である。
【図3】図2に示すコアカッターによる発泡体粘着テー
プ巻重体の輪切りの際に、切断された発泡体粘着テープ
巻重体の最外層の離型紙に生ずる髭の様子を、発泡体粘
着テープの端部を少し巻き戻して示す斜視図である。
【図4】本発明の粘着テープ巻重体の切断方法の実施の
1例を、図2の従来法と対比して示す説明図である。
【符号の説明】
1 発泡体粘着テープ巻重体 11 コア 12 離型紙 121 髭 13 粘着剤層 14 発泡体(基材) 2 切断刃 3 発泡体シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着剤層に積層された離型紙が外側とな
    るように巻かれた発泡体粘着テープ巻重体の最外層に、
    厚さ1.5mm以上で、且つ、25%圧縮強度0.5〜
    1.3kg/cm2 の発泡体シートを巻き付け、切断刃
    によって切断することを特徴とする粘着テープ巻重体の
    切断方法。
JP8321430A 1996-12-02 1996-12-02 粘着テープ巻重体の切断方法 Pending JPH10158604A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002173649A (ja) * 2000-12-04 2002-06-21 Asahi Rubber Kk 巻回テープ
CN103659879A (zh) * 2012-08-29 2014-03-26 纽珀有限公司 用于从管上定长切割管区段的方法和管区段组件
CN106737942A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 苏州市达瑞胶粘制品有限公司 一种无基材背胶卷切料不粘胶工艺
JP2019065213A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 Dic株式会社 発泡体基材粘着テープ、物品及び電子機器

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