JPH10160043A - 管の製造方法 - Google Patents
管の製造方法Info
- Publication number
- JPH10160043A JPH10160043A JP8317468A JP31746896A JPH10160043A JP H10160043 A JPH10160043 A JP H10160043A JP 8317468 A JP8317468 A JP 8317468A JP 31746896 A JP31746896 A JP 31746896A JP H10160043 A JPH10160043 A JP H10160043A
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- tube
- pipe
- raw
- peripheral surface
- female
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の管を互いに係合させて埋設したパイプル
ーフを構成するに際し、内部に雌継手を設けた管を合理
的に製造する。 【解決手段】素管1の内部に例えば溝形鋼からなる管部
分構成部材3を挿入して該部材3の長手方向端部である
壁部3aを素管1の内周面に当接させ、該部材3を素管
1の軸心と平行に配置する。壁部3aと素管1を溶接し
て管部分構成部材3の接続部3b側に該部材3と素管1
とによって閉鎖断面7を形成する。壁部3aの間の素管
1を所定幅で全長にわたって切断して溝2aを形成す
る。素管1は、管部分構成部材3によって拘束され、溝
2aの形成に伴う残留応力の放出を軽減して変形を防止
する。
ーフを構成するに際し、内部に雌継手を設けた管を合理
的に製造する。 【解決手段】素管1の内部に例えば溝形鋼からなる管部
分構成部材3を挿入して該部材3の長手方向端部である
壁部3aを素管1の内周面に当接させ、該部材3を素管
1の軸心と平行に配置する。壁部3aと素管1を溶接し
て管部分構成部材3の接続部3b側に該部材3と素管1
とによって閉鎖断面7を形成する。壁部3aの間の素管
1を所定幅で全長にわたって切断して溝2aを形成す
る。素管1は、管部分構成部材3によって拘束され、溝
2aの形成に伴う残留応力の放出を軽減して変形を防止
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管を連接させてパ
イプルーフを構築する際に用いて有利な管を製造する方
法に関するものである。
イプルーフを構築する際に用いて有利な管を製造する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】堤防のように幅が短く且つ幅方向の両側
が低くなっている場所や道路を横断するトンネルを構築
する場合、トンネルの構築場所に複数の管を目的の形
状,寸法に対応させて並列させると共に互いに連接して
埋設することで所謂パイプルーフを構築して地山を支持
し、このパイプルーフの内側を掘削してトンネルを構築
することが行われている。
が低くなっている場所や道路を横断するトンネルを構築
する場合、トンネルの構築場所に複数の管を目的の形
状,寸法に対応させて並列させると共に互いに連接して
埋設することで所謂パイプルーフを構築して地山を支持
し、このパイプルーフの内側を掘削してトンネルを構築
することが行われている。
【0003】パイプルーフを構築する管を埋設する場
合、先ず基準となる管を推進して埋設し、その後、埋設
された基準となる管に隣接させて新たな管を推進して埋
設する。この作業を繰り返すことで所定数の管を互いに
隣接させて並列し、これによりパイプルーフが構築され
る。
合、先ず基準となる管を推進して埋設し、その後、埋設
された基準となる管に隣接させて新たな管を推進して埋
設する。この作業を繰り返すことで所定数の管を互いに
隣接させて並列し、これによりパイプルーフが構築され
る。
【0004】特に、既に埋設された管に新たな管を隣接
して推進するに際し、相互の埋設位置が非管理状態にな
ることは好ましいことではない。このため、管の全長に
わたって一対の継手が形成されている。そして既に埋設
された管と新たな管の継手を係合させることで、該継手
をガイドとして両者の位置関係を保持している。
して推進するに際し、相互の埋設位置が非管理状態にな
ることは好ましいことではない。このため、管の全長に
わたって一対の継手が形成されている。そして既に埋設
された管と新たな管の継手を係合させることで、該継手
をガイドとして両者の位置関係を保持している。
【0005】上記管の継手は、該管の外周所定位置に全
長にわたって突設されるのが一般的である。即ち、予め
設定された径と長さを持った管の外周2か所に全長にわ
たって、例えば、2本のアングル材を背中合わせに配置
して溶接することでT型に構成した雄継手と、2本のア
ングル材をフランジを間隙を持って対向させて溶接する
ことで構成した雌継手とを夫々突設して構成されてい
る。
長にわたって突設されるのが一般的である。即ち、予め
設定された径と長さを持った管の外周2か所に全長にわ
たって、例えば、2本のアングル材を背中合わせに配置
して溶接することでT型に構成した雄継手と、2本のア
ングル材をフランジを間隙を持って対向させて溶接する
ことで構成した雌継手とを夫々突設して構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く構成された
管では、推進時に外周に突設した各継手が抵抗となって
大きな推力が必要となるという問題や、これらの継手が
地山に食い込んで管にローリングを生じることがあると
いう問題があった。このため、本件出願人は前記各問題
を解決し得るパイプを開発して実用新案登録出願を行っ
ている(実公平8−3515号)。
管では、推進時に外周に突設した各継手が抵抗となって
大きな推力が必要となるという問題や、これらの継手が
地山に食い込んで管にローリングを生じることがあると
いう問題があった。このため、本件出願人は前記各問題
を解決し得るパイプを開発して実用新案登録出願を行っ
ている(実公平8−3515号)。
【0007】本発明の目的は、上記パイプを合理的に製
造するための方法を提供せんとするものである。
造するための方法を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る管の製造方法は、内部に雌継手を有しパ
イプルーフを構築するために用いる管を製造するための
方法であって、所定の径と長さを持った素管と、雌継手
を構成するための、素管と同一長さを有し且つ素管の内
周面に当接可能な2つの長手方向端部を有する管部分構
成部材とを用意し、素管の内側に少なくとも1つの管部
分構成部材をその両長手方向端部を素管の内周面に沿わ
せて配置し、その後、互いに当接した管部分構成部材の
両長手方向端部と素管の内周面を夫々溶接して前記管部
分構成部材と素管内周面の一部で囲まれた雌空間部を形
成し、しかる後、前記管部分構成部材が取り付けられた
素管の周壁に前記雌空間部に連絡する溝を素管の全長に
わたって形成することで、前記溝と雌空間部とによって
雌継手を形成することを特徴とするものである。
に本発明に係る管の製造方法は、内部に雌継手を有しパ
イプルーフを構築するために用いる管を製造するための
方法であって、所定の径と長さを持った素管と、雌継手
を構成するための、素管と同一長さを有し且つ素管の内
周面に当接可能な2つの長手方向端部を有する管部分構
成部材とを用意し、素管の内側に少なくとも1つの管部
分構成部材をその両長手方向端部を素管の内周面に沿わ
せて配置し、その後、互いに当接した管部分構成部材の
両長手方向端部と素管の内周面を夫々溶接して前記管部
分構成部材と素管内周面の一部で囲まれた雌空間部を形
成し、しかる後、前記管部分構成部材が取り付けられた
素管の周壁に前記雌空間部に連絡する溝を素管の全長に
わたって形成することで、前記溝と雌空間部とによって
雌継手を形成することを特徴とするものである。
【0009】上記管の製造方法では、パイプルーフを構
築するために予め設定された径と長さを持った素管と、
雌継手を構成するために長手方向端部を有する管部分構
成部材を用意し、少なくとも1つの管部分構成部材を素
管の内部に配置して該部材の両長手方向端部を素管の内
周面に当接させると共に当接部位を溶接して管部分構成
部材と素管の内周面の一部で囲まれた雌空間部を形成す
ることが出来る。更に、素管の前記雌空間部に対応する
部位を全長にわたって切断することで、素管に溝を形成
したにも係わらず該溝の両側を管部分構成部材を介して
接続した閉鎖断面とすることが出来、且つ溝と雌空間部
とによって雌継手を構成することが出来る。
築するために予め設定された径と長さを持った素管と、
雌継手を構成するために長手方向端部を有する管部分構
成部材を用意し、少なくとも1つの管部分構成部材を素
管の内部に配置して該部材の両長手方向端部を素管の内
周面に当接させると共に当接部位を溶接して管部分構成
部材と素管の内周面の一部で囲まれた雌空間部を形成す
ることが出来る。更に、素管の前記雌空間部に対応する
部位を全長にわたって切断することで、素管に溝を形成
したにも係わらず該溝の両側を管部分構成部材を介して
接続した閉鎖断面とすることが出来、且つ溝と雌空間部
とによって雌継手を構成することが出来る。
【0010】特に、第1工程で素管の内周面に管部分構
成部材を溶接することで、断面形状を素管自身の周壁に
よる閉鎖断面と、素管の周壁と管部分構成部材とによっ
て構成される閉鎖断面を同時に形成することが出来る。
そして第2工程で素管を全長にわたって切断したとき、
切断部位と管部分構成部材の長手方向端部との間は自由
端となるものの、他の部位は閉鎖断面を維持する。この
ため、素管に製管時の応力が残留している場合であって
も、この残留応力の影響は管部分構成部材の長手方向端
部と切断部位の周辺に限定され、管全体に歪みが生じる
ことがない。
成部材を溶接することで、断面形状を素管自身の周壁に
よる閉鎖断面と、素管の周壁と管部分構成部材とによっ
て構成される閉鎖断面を同時に形成することが出来る。
そして第2工程で素管を全長にわたって切断したとき、
切断部位と管部分構成部材の長手方向端部との間は自由
端となるものの、他の部位は閉鎖断面を維持する。この
ため、素管に製管時の応力が残留している場合であって
も、この残留応力の影響は管部分構成部材の長手方向端
部と切断部位の周辺に限定され、管全体に歪みが生じる
ことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、上記管の製造方法の好まし
い実施形態について図を用いて説明する。図1は製造工
程を示す図、図2は管の一例を説明する軸心に直角方向
の断面図、図3は管の他の例を示す図、図4は管の他の
例を示す図である。
い実施形態について図を用いて説明する。図1は製造工
程を示す図、図2は管の一例を説明する軸心に直角方向
の断面図、図3は管の他の例を示す図、図4は管の他の
例を示す図である。
【0012】本発明に係る管の製造方法を説明するのに
先立って、目的の管A〜Fの構成例について図2〜図4
により説明する。これらの管A〜Fは夫々図示しないパ
イプルーフを構築するために用いられるものであり、地
中を推進する際に極端な抵抗の偏りをなくすことでロー
リングの発生を防止すると共に推力の増大を防止し得る
ようにしたものである。
先立って、目的の管A〜Fの構成例について図2〜図4
により説明する。これらの管A〜Fは夫々図示しないパ
イプルーフを構築するために用いられるものであり、地
中を推進する際に極端な抵抗の偏りをなくすことでロー
リングの発生を防止すると共に推力の増大を防止し得る
ようにしたものである。
【0013】図2に示す管Aは、予め設定された径と肉
厚及び長さを有する素管1と、予め設定された断面形状
と長さを有し素管1の内周面に溶接されて雌継手2を構
成する管部分構成部材3と、素管1の外周面に突設され
前記雌継手3と係合する雄継手4と、を有して構成され
ている。
厚及び長さを有する素管1と、予め設定された断面形状
と長さを有し素管1の内周面に溶接されて雌継手2を構
成する管部分構成部材3と、素管1の外周面に突設され
前記雌継手3と係合する雄継手4と、を有して構成され
ている。
【0014】素管1は鋼管からなり、該素管1の径及び
肉厚等の仕様は構築すべきパイプルーフの長さや作用す
る土圧等の条件に応じて設定されている。通常、パイプ
ルーフに利用する管の素管は大径管であり、板材を捩じ
って或いは曲げて製管されるのが一般的である。このた
め、素管1には比較的高い応力が残留していることが多
い。
肉厚等の仕様は構築すべきパイプルーフの長さや作用す
る土圧等の条件に応じて設定されている。通常、パイプ
ルーフに利用する管の素管は大径管であり、板材を捩じ
って或いは曲げて製管されるのが一般的である。このた
め、素管1には比較的高い応力が残留していることが多
い。
【0015】雌継手2は管Aを地中に推進する際に余分
な抵抗となることのないように、素管1の内周面側に形
成されている。この雌継手2は、管Aが埋設された後、
この管Aに隣接して新たな管Aを推進する際に、該新た
な管Aに突設された雄継手4を係合させて互いの関連位
置を保持する機能を有するものである。このため、雌継
手2は雄継手4を嵌合させることが可能な形状を持って
形成され、特に、雌継手2を構成する素管1の部位には
溝2aが形成されている。
な抵抗となることのないように、素管1の内周面側に形
成されている。この雌継手2は、管Aが埋設された後、
この管Aに隣接して新たな管Aを推進する際に、該新た
な管Aに突設された雄継手4を係合させて互いの関連位
置を保持する機能を有するものである。このため、雌継
手2は雄継手4を嵌合させることが可能な形状を持って
形成され、特に、雌継手2を構成する素管1の部位には
溝2aが形成されている。
【0016】雌継手2は必ずしも1か所のみに限定され
るものではなく、例えば図4(a)に示す管Dには2か
所に雌継手2が設けられている。この管Dは、パイプル
ーフを構築する際に1番始めに推進されて地中に埋設さ
れるものである。このように管Aには少なくとも1か所
に雌継手2が形成されている。
るものではなく、例えば図4(a)に示す管Dには2か
所に雌継手2が設けられている。この管Dは、パイプル
ーフを構築する際に1番始めに推進されて地中に埋設さ
れるものである。このように管Aには少なくとも1か所
に雌継手2が形成されている。
【0017】管部分構成部材3は素管1の内周面に溶接
され、該素管1と共に雌空間部を構成し、更に、該雌空
間部に対応する素管1に溝2aを形成することで雌継手
2を構成するものであり、素管1の内周面と当接して溶
接される2つの長手方向端部となる壁部3aを有してい
る。この壁部3aは必ずしも明確な壁状に形成される必
要はなく、要するに素管1の内周面と溶接し得る形状で
あれば良い。
され、該素管1と共に雌空間部を構成し、更に、該雌空
間部に対応する素管1に溝2aを形成することで雌継手
2を構成するものであり、素管1の内周面と当接して溶
接される2つの長手方向端部となる壁部3aを有してい
る。この壁部3aは必ずしも明確な壁状に形成される必
要はなく、要するに素管1の内周面と溶接し得る形状で
あれば良い。
【0018】管部分構成部材3は素管1に溶接されて該
素管1と共に雌継手2を構成するのみならず、該素管1
を拘束して溝2aの形成による残留応力の放出に伴う変
形の発生を防止する機能を有するものである。このた
め、管部分構成部材3の断面は連続した形状であること
が必要である。
素管1と共に雌継手2を構成するのみならず、該素管1
を拘束して溝2aの形成による残留応力の放出に伴う変
形の発生を防止する機能を有するものである。このた
め、管部分構成部材3の断面は連続した形状であること
が必要である。
【0019】本実施例に係る管Aでは、図2に示すよう
に、管部分構成部材3としてフランジからなる一対の壁
部3aと、ウエブからなる接続部3bと、を有する溝形
鋼を用いている。また図3(a)に示す管Bでは、構造
用鋼管或いは高圧配管用鋼管等の鋼管をC字状に切断し
た鋼材を用いており、C字型の両端部位を壁部3aとし
て機能させると共に他の部位を接続部3bとして機能さ
せている。更に、同図(b)に示す管Cでは、管部分構
成部材3としてフラットバーを用いており、該フラット
バーの両端部を壁部3aとして、他の部位を接続部3b
として機能させている。また図4(b)に示す管Eは、
管部分構成部材3としてR型に成形加工した鋼材を用い
ており、管Aに於ける溝形鋼の構成と略類似している。
従って、管部分構成部材3に形成されたフランジ状の壁
部3aを有している。
に、管部分構成部材3としてフランジからなる一対の壁
部3aと、ウエブからなる接続部3bと、を有する溝形
鋼を用いている。また図3(a)に示す管Bでは、構造
用鋼管或いは高圧配管用鋼管等の鋼管をC字状に切断し
た鋼材を用いており、C字型の両端部位を壁部3aとし
て機能させると共に他の部位を接続部3bとして機能さ
せている。更に、同図(b)に示す管Cでは、管部分構
成部材3としてフラットバーを用いており、該フラット
バーの両端部を壁部3aとして、他の部位を接続部3b
として機能させている。また図4(b)に示す管Eは、
管部分構成部材3としてR型に成形加工した鋼材を用い
ており、管Aに於ける溝形鋼の構成と略類似している。
従って、管部分構成部材3に形成されたフランジ状の壁
部3aを有している。
【0020】上記各管A〜Eでは、雌継手2と雄継手4
が対向する位置に形成されている。しかし、各継手2,
4の相対的な位置は必ずしも180 度対向する位置である
必要はなく、図4(c)に示す管Fのように、互いに90
度或いはそれ以外の角度を持っていても良い。
が対向する位置に形成されている。しかし、各継手2,
4の相対的な位置は必ずしも180 度対向する位置である
必要はなく、図4(c)に示す管Fのように、互いに90
度或いはそれ以外の角度を持っていても良い。
【0021】雄継手4は既に埋設された管Aの雌継手2
に嵌合して推進され、推進方向を案内されると共に両者
の関係位置を保持するものである。このため、雄継手4
は、雌継手2に容易に嵌合して案内され得るように、T
字形鋼によって或いは2枚のアングル材をフランジの背
中を互いに対向させてT字型に組み合わせることで構成
されている。何れの場合であっても、雄継手4は素管1
の所定位置に全長にわたって溶接されている。
に嵌合して推進され、推進方向を案内されると共に両者
の関係位置を保持するものである。このため、雄継手4
は、雌継手2に容易に嵌合して案内され得るように、T
字形鋼によって或いは2枚のアングル材をフランジの背
中を互いに対向させてT字型に組み合わせることで構成
されている。何れの場合であっても、雄継手4は素管1
の所定位置に全長にわたって溶接されている。
【0022】雄継手4の位置は、管がパイプルーフに占
める位置に応じて雌継手2を基準として設定されてい
る。即ち、管Aがパイプルーフの天井部或いは側壁部に
適用される場合、該管Aに於ける雌継手2と雄継手4は
素管1の中心を通る直径上に形成される。また管が天井
部と側壁部の交差部位に適用される場合、図4(c)に
示す管Fのように、雄継手4は雌継手2に対し90度の角
度を持った位置に形成される。更に、パイプルーフの天
井がアーチであるような場合、雄継手4は雌継手2に対
しアーチの円弧に応じた角度を持った位置に形成され
る。
める位置に応じて雌継手2を基準として設定されてい
る。即ち、管Aがパイプルーフの天井部或いは側壁部に
適用される場合、該管Aに於ける雌継手2と雄継手4は
素管1の中心を通る直径上に形成される。また管が天井
部と側壁部の交差部位に適用される場合、図4(c)に
示す管Fのように、雄継手4は雌継手2に対し90度の角
度を持った位置に形成される。更に、パイプルーフの天
井がアーチであるような場合、雄継手4は雌継手2に対
しアーチの円弧に応じた角度を持った位置に形成され
る。
【0023】次に、図1により管Aの製造方法について
説明する。先ず、同図(a)に示すように、素管1の内
部に管部分構成部材3を挿入し、壁部3aを素管1の内
周面に当接させた状態で該管部分構成部材3を素管1の
長手方向に沿って配置する。このとき、素管1の軸心と
管部分構成部材3の長手方向を正確に平行となるように
配置することが必要である。
説明する。先ず、同図(a)に示すように、素管1の内
部に管部分構成部材3を挿入し、壁部3aを素管1の内
周面に当接させた状態で該管部分構成部材3を素管1の
長手方向に沿って配置する。このとき、素管1の軸心と
管部分構成部材3の長手方向を正確に平行となるように
配置することが必要である。
【0024】例えば、管部分構成部材3が素管1の軸心
に対して曲がりが生じているような場合には、この管a
を埋設した後、該管Aの雌継手2に新たな管Aの雄継手
4を嵌合させて推進したとき、推進中の管Aの雄継手4
が雌継手2を構成する管部分構成部材3の壁部3aと接
触して有効な推進を行うことが不可能となる虞がある。
従って、素管1の内部に管部分構成部材3を挿入すると
共に該素管1の軸心と平行に配置した後、直ちに、壁部
3aと内周面に仮付けしておくことが好ましい。
に対して曲がりが生じているような場合には、この管a
を埋設した後、該管Aの雌継手2に新たな管Aの雄継手
4を嵌合させて推進したとき、推進中の管Aの雄継手4
が雌継手2を構成する管部分構成部材3の壁部3aと接
触して有効な推進を行うことが不可能となる虞がある。
従って、素管1の内部に管部分構成部材3を挿入すると
共に該素管1の軸心と平行に配置した後、直ちに、壁部
3aと内周面に仮付けしておくことが好ましい。
【0025】素管1の軸心に対し管部分構成部材3を平
行に配置した後、同図(b)に示すように、壁部3aと
素管1の内周面を溶接する。壁部3aと素管1の内周面
を溶接する場合、溶接作業の方法や装置は特に限定する
ものではないが、炭酸ガス溶接トーチ或いはサブマージ
ド溶接トーチ等のトーチ5を搭載した台車6を用いて自
動溶接することが好ましい。
行に配置した後、同図(b)に示すように、壁部3aと
素管1の内周面を溶接する。壁部3aと素管1の内周面
を溶接する場合、溶接作業の方法や装置は特に限定する
ものではないが、炭酸ガス溶接トーチ或いはサブマージ
ド溶接トーチ等のトーチ5を搭載した台車6を用いて自
動溶接することが好ましい。
【0026】上記の如くして素管1の内周面に管部分構
成部材3を溶接したとき、素管1の断面には、素管1自
身による閉鎖断面と、管部分構成部材3の壁部3aの間
に該部材3と素管1の一部による閉鎖断面と、管部分構
成部材3の接続部3bに該部材3と素管1の大部分とに
よる閉鎖断面7が構成される。
成部材3を溶接したとき、素管1の断面には、素管1自
身による閉鎖断面と、管部分構成部材3の壁部3aの間
に該部材3と素管1の一部による閉鎖断面と、管部分構
成部材3の接続部3bに該部材3と素管1の大部分とに
よる閉鎖断面7が構成される。
【0027】素管1に対して管部分構成部材3を溶接す
るのと同時に或いは前後して、同図(c)に示すよう
に、素管1の外周所定位置に雄継手4を溶接する。但
し、目的の管Aが2か所に雌継手2を設けたものである
場合、素管1の外周に雄継手4を設けることはない。
るのと同時に或いは前後して、同図(c)に示すよう
に、素管1の外周所定位置に雄継手4を溶接する。但
し、目的の管Aが2か所に雌継手2を設けたものである
場合、素管1の外周に雄継手4を設けることはない。
【0028】次に、同図(d)に示すように、管部分構
成部材3の長手方向両端部である壁部3aの間の素管1
を全長にわたって且つ予め設定された寸法で切断し溝2
aを形成する。素管1を切断する場合、切断方法を限定
するものではないが、ガス切断火口を取り付けたトーチ
或いはプラズマ切断トーチ等からなる2本のトーチ8を
図示しない台車に搭載して予め設定された間隔を持って
配置し、この状態で台車を移動させて切断することが好
ましい。
成部材3の長手方向両端部である壁部3aの間の素管1
を全長にわたって且つ予め設定された寸法で切断し溝2
aを形成する。素管1を切断する場合、切断方法を限定
するものではないが、ガス切断火口を取り付けたトーチ
或いはプラズマ切断トーチ等からなる2本のトーチ8を
図示しない台車に搭載して予め設定された間隔を持って
配置し、この状態で台車を移動させて切断することが好
ましい。
【0029】トーチ8を駆動して素管1を全長にわたっ
て切断したとき、この切断によって素管1に残留した応
力が放出され、これに伴って素管1に歪みが生じる虞が
ある。しかし、素管1には管部分構成部材3が溶接され
たことで、素管1,壁部3a,接続部3bからなる閉鎖
断面7が形成されており、素管1の挙動は管部分構成部
材3によって拘束される。従って、壁部3aと溝2aの
間に位置する素管1の一部は自由端となって歪みが生じ
ても、閉鎖断面7を形成する素管1の大部分では歪みが
発生することがない。
て切断したとき、この切断によって素管1に残留した応
力が放出され、これに伴って素管1に歪みが生じる虞が
ある。しかし、素管1には管部分構成部材3が溶接され
たことで、素管1,壁部3a,接続部3bからなる閉鎖
断面7が形成されており、素管1の挙動は管部分構成部
材3によって拘束される。従って、壁部3aと溝2aの
間に位置する素管1の一部は自由端となって歪みが生じ
ても、閉鎖断面7を形成する素管1の大部分では歪みが
発生することがない。
【0030】管部分構成部材3は、素管1を拘束して該
素管1全長にわたって切断したときに放出される残留応
力に伴う変形を拘束する機能を有する。このため、管部
分構成部材3には壁部3aを拡大或いは縮小する方向の
力が作用し、これに伴って接続部3bには曲げ力が作用
する。従って、管部分構成部材3は前記力に耐え得る強
度を有することが必要である。このため、図2に示す実
施例では、接続部3bとなるウエブを補強板9によって
補強している。
素管1全長にわたって切断したときに放出される残留応
力に伴う変形を拘束する機能を有する。このため、管部
分構成部材3には壁部3aを拡大或いは縮小する方向の
力が作用し、これに伴って接続部3bには曲げ力が作用
する。従って、管部分構成部材3は前記力に耐え得る強
度を有することが必要である。このため、図2に示す実
施例では、接続部3bとなるウエブを補強板9によって
補強している。
【0031】また素管1の残留応力の放出に伴う歪みを
軽減させるために、該素管1を切断する際に一定の間隔
で未切断部分を残しておき、素管1の温度が低下した
後、前記未切断部分を切断することが好ましい。このよ
うに切断することによって、素管1に発生する歪みを軽
減させることが可能である。
軽減させるために、該素管1を切断する際に一定の間隔
で未切断部分を残しておき、素管1の温度が低下した
後、前記未切断部分を切断することが好ましい。このよ
うに切断することによって、素管1に発生する歪みを軽
減させることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
管の製造方法では、先ず、素管の内周面に管部分構成部
材の長手方向端部となる壁部を当接させて溶接すること
で、該管部分構成部材と素管とによって閉鎖断面を構成
することが出来る。この状態では、素管に残留した応力
は放出されず、該素管に歪みが発生することはない。そ
の後、素管の管部分構成部材の間に形成された雌空間部
に対応する部位を全長にわたって切断して溝を形成する
ことで、管部分構成部材と溝によって雌継手を構成する
ことが出来る。また切断によって素管に歪みが生じるよ
うな場合であっても、この素管が管部分構成部材によっ
て拘束されるため、変形が生じることがない。
管の製造方法では、先ず、素管の内周面に管部分構成部
材の長手方向端部となる壁部を当接させて溶接すること
で、該管部分構成部材と素管とによって閉鎖断面を構成
することが出来る。この状態では、素管に残留した応力
は放出されず、該素管に歪みが発生することはない。そ
の後、素管の管部分構成部材の間に形成された雌空間部
に対応する部位を全長にわたって切断して溝を形成する
ことで、管部分構成部材と溝によって雌継手を構成する
ことが出来る。また切断によって素管に歪みが生じるよ
うな場合であっても、この素管が管部分構成部材によっ
て拘束されるため、変形が生じることがない。
【0033】従って、内部に雌継手を有する管を精度良
く製造することが出来る。このため、本発明に係る方法
で製造された管を用いることで円滑な推進を行うことが
可能であり、且つ推進された管の位置精度を向上させる
ことが出来る。
く製造することが出来る。このため、本発明に係る方法
で製造された管を用いることで円滑な推進を行うことが
可能であり、且つ推進された管の位置精度を向上させる
ことが出来る。
【図1】製造工程を示す図である。
【図2】管の一例を説明する軸心に直角方向の断面図で
ある。
ある。
【図3】管の他の例を示す図である。
【図4】管の他の例を示す図である。
A〜C 管 1 素管 2 雌継手 2a 溝 3 管部分構成部材 3a 壁部 3b 接続部 4 雄継手 5,8 トーチ 6 台車 7 閉鎖断面 9 補強板
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に雌継手を有しパイプルーフを構築
するために用いる管を製造するための方法であって、所
定の径と長さを持った素管と、雌継手を構成するため
の、素管と同一長さを有し且つ素管の内周面に当接可能
な2つの長手方向端部を有する管部分構成部材とを用意
し、素管の内側に少なくとも1つの管部分構成部材をそ
の両長手方向端部を素管の内周面に沿わせて配置し、そ
の後、互いに当接した管部分構成部材の両長手方向端部
と素管の内周面を夫々溶接して前記管部分構成部材と素
管内周面の一部で囲まれた雌空間部を形成し、しかる
後、前記管部分構成部材が取り付けられた素管の周壁に
前記雌空間部に連絡する溝を素管の全長にわたって形成
することで、前記溝と雌空間部とによって雌継手を形成
することを特徴とする管の製造方法。 - 【請求項2】 前記管部分構成部材が溝形鋼であること
を特徴とする請求項1に記載した管の製造方法。 - 【請求項3】 前記管部分構成部材がR型に成形加工し
た部材であることを特徴とする請求項1に記載した管の
製造方法。 - 【請求項4】 前記管部分構成部材がフラットバーであ
ることを特徴とする請求項1に記載した管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317468A JPH10160043A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317468A JPH10160043A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160043A true JPH10160043A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18088574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8317468A Pending JPH10160043A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160043A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100989946B1 (ko) * | 2009-12-22 | 2010-10-29 | 장성호 | 확폭된 플랜지부를 구비한 티형 가이드부가 형성된 강관을 이용한 비개착식 지중구조물 시공방법 |
| KR101022383B1 (ko) | 2010-08-31 | 2011-03-22 | (주)정토지오텍 | 비개착식 터널 시공 장치 및 이를 이용한 터널 시공 방법 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8317468A patent/JPH10160043A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100989946B1 (ko) * | 2009-12-22 | 2010-10-29 | 장성호 | 확폭된 플랜지부를 구비한 티형 가이드부가 형성된 강관을 이용한 비개착식 지중구조물 시공방법 |
| KR101022383B1 (ko) | 2010-08-31 | 2011-03-22 | (주)정토지오텍 | 비개착식 터널 시공 장치 및 이를 이용한 터널 시공 방법 |
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