JPH101606A - 耐光性に優れた樹脂組成物 - Google Patents

耐光性に優れた樹脂組成物

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JPH101606A
JPH101606A JP15675896A JP15675896A JPH101606A JP H101606 A JPH101606 A JP H101606A JP 15675896 A JP15675896 A JP 15675896A JP 15675896 A JP15675896 A JP 15675896A JP H101606 A JPH101606 A JP H101606A
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JP
Japan
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group
resin composition
mol
vinyl monomer
monomer unit
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JP15675896A
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English (en)
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Kazuhiko Maekawa
一彦 前川
Masanari Uno
将成 宇野
Tsutomu Miura
勤 三浦
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐光性および表面美麗性に優れている樹脂組
成物、並びに該樹脂組成物からなる成形品を提供するこ
と。 【解決手段】 ポリケトン樹脂(I)100重量部に対して、
アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物(II)を0.1〜5重
量部、並びに芳香族ビニル系単量体単位30〜100モル%
およびこれと共重合可能なビニル系単量体単位70〜0モ
ル%よりなる重合体ブロック(A)、並びにカルボキシ
ル基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ばれる
少なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単位0.1
〜100モル%およびこれと共重合可能なビニル系単量体
単位99.9〜0モル%よりなる重合体ブロック(B)から
構成されるブロック共重合体(III)を0.1〜20重量部配合
してなる樹脂組成物;並びに該樹脂組成物からなる成形
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリケトン樹脂、
アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物および特定の官
能基を有するブロック共重合体からなる樹脂組成物、並
びに該樹脂組成物からなる成形品に関する。本発明の樹
脂組成物から製造される成形品は、耐光性および表面美
麗性に優れており、産業資材、工業材料、家庭用品など
の成形材料として好適に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】ポリケトン樹脂は、機械的特性、耐水
性、塗装性、印刷性、耐磨耗性に優れ、成形材料用、繊
維用樹脂として最近注目されている。しかしながら、ポ
リケトン樹脂は耐光性に劣り、窓ガラスを透過してくる
太陽光あるいは蛍光燈の光に長時間曝されると、表面が
変色したり、表面の色調が損なわれるという欠点を有し
ている。近年、パーソナルコンピューターやファクシミ
リ等のOA機器の普及に伴い、ポリケトン樹脂をハウジ
ング材料として用いられているが、耐光性が不十分であ
るため、この樹脂の耐光性を改良することが望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヒンダードアミン系、
ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリチル酸
エステル系などの耐光性改良剤を、ポリケトン樹脂に単
に配合する方法では、高温下で溶融混練する必要がある
ため、該耐光性改良剤が溶融混練中に分解、飛散してし
まい、耐光性が効果的に改善されない。さらに、該耐光
性改良剤を含有する樹脂組成物を用いて成形品を製造す
ると、該耐光性改良剤がブリードアウトして成形機の金
型が汚染されるため、成形品表面の外観不良等が起こ
り、表面のきれいな成形品を連続して製造することは実
質上不可能である。
【0004】本発明の目的は、耐光性、表面美麗性に優
れた成形品を与える樹脂組成物、並びに該樹脂組成物か
らなる成形品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、芳香族ビニル系単
量体単位を30モル%以上含有する重合体ブロック
(A)と、カルボキシル基、エポキシ基および無水カル
ボン酸基より選ばれる少なくとも1種の官能基を有する
ビニル系単量体を0.1〜100モル%含有する重合体
ブロック(B)から構成されるブロック共重合体とアミ
ノ基含有ヒンダードアミン系化合物とを、ポリケトン樹
脂に特定量配合することにより、ポリケトン樹脂の有す
る特性を損なうことなく、耐光性および表面美麗性に優
れた成形品が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明は、下記の一般式(1)
で示される構造単位からなるポリケトン樹脂(I)10
0重量部に対して、アミノ基含有ヒンダードアミン系化
合物(II)を0.1〜5重量部、並びに芳香族ビニル系
単量体単位30〜100モル%およびこれと共重合可能
なビニル系単量体単位70〜0モル%よりなる重合体ブ
ロック(A)、並びにカルボキシル基、エポキシ基およ
び無水カルボン酸基より選ばれる少なくとも1種の官能
基を有するビニル系単量体単位0.1〜100モル%お
よびこれと共重合可能なビニル系単量体単位99.9〜
0モル%よりなる重合体ブロック(B)から構成される
ブロック共重合体(III)を0.1〜20重量部配合し
てなる樹脂組成物に関する。さらに、本発明は上記のポ
リケトン樹脂組成物からなる成形品に関する。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Aはオレフィンから誘導される単
位を表す。)
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるポリケトン樹
脂とは、一般式(1)で示される構造単位からなってお
り、一酸化炭素から誘導される単位とオレフィンから誘
導される単位とが交互に配列されている線状交互共重合
体である。
【0010】オレフィンとしては、例えば、エチレン、
プロピレン、ブテン、イソブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、ヘプテン、オクテン、ノネン、ドデセンなどを挙げ
ることができ、これらのうち1種または2種以上を用い
ることができる。これらのなかでも、エチレン、プロピ
レンを用いるのが好ましく、特にエチレンを用いるのが
好ましい。さらに、上記の単量体の他に、必要に応じ
て、スチレン、メチルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、ビニルアセテート、ウンデセン酸、ウンデセノー
ル、6−クロロヘキセン、N−ビニルピロリドン、スル
ホニルホスホン酸のジエチルエステルなどを併用するこ
ともできる。
【0011】ポリケトン樹脂は、例えば、パラジウム、
コバルトまたはニッケル化合物と、pKaが6以下、好
ましくは2以下の非ハロゲン化水素酸の陰イオンと、リ
ン、ヒ素またはアンチモンとから形成される触媒組成物
の存在下に、一酸化炭素およびオレフィンを接触させる
ことによって得られる。
【0012】本発明で用いられるポリケトン樹脂の、m
−クレゾール中60℃で測定した溶液粘度(以下、LV
Nと称することがある)は、0.5〜10.0dl/g
の範囲内であることが好ましい。LVNが0.5未満の
場合には、得られる樹脂組成物の力学的強度が不十分と
なる。
【0013】本発明に用いられるアミノ基含有ヒンダー
ドアミン系化合物(II)は、下記の一般式(2)で示さ
れる化合物が好ましい。
【0014】
【化4】
【0015】(式中、Xは水素原子または炭化水素基を
表す。)
【0016】一般式(2)のXが示す炭化水素基として
は、炭素数1〜12の炭化水素基が好ましく、そのなか
でもアルキル基、アリール基またはアラルキル基がより
好ましい。アルキル基としては、例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ドデシル基などが挙げられ、アリ
ール基としては、例えば、フェニル基、トリル基、ナフ
チル基などが挙げられ、アラルキル基としては、例え
ば、ベンジル基などが挙げられる。
【0017】アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)としては、例えば、4−アミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン、N−メチル−4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、N−エチル
−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、N−プロピル−4−アミノ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、N−イソプロピル−4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、N−n−ブ
チル−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、N−t−ブチル−4−アミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン、N−ペンチル−4−アミノ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、N−ヘキ
シル−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、N−オクチル−4−アミノ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン、N−ノニル−4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、N−デシル
−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、N−ドデシル−4−アミノ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、N−フェニル−4−アミノ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン、N−トリル−4
−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
N−ナフチル−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン、N−ベンジル−4−アミノ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン等を挙げることがで
き、これらのうち1種または2種以上を用いることがで
きる。これらのなかでも、4−アミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジンを用いるのが好ましい。
【0018】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)は、以下に述べる重合体ブロック(A)および重合
体ブロック(B)から構成されており、例えば、AB型
ジブロック共重合体、ABA型トリブロック共重合体、
BAB型トリブロック共重合体などを挙げることができ
る。これらのなかでも、AB型ジブロック共重合体が好
ましい。
【0019】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)を構成する重合体ブロック(A)は、芳香族ビニル
系単量体単位を、全構造単位に対して30〜100モル
%含有しており、55〜100モル%含有しているのが
好ましく、70〜100モル%含有しているのがより好
ましく、95〜100モル%含有しているのがさらに好
ましい。芳香族ビニル系単量体単位としては、例えば、
スチレン;α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、3,4−ジメチルスチ
レンなどのアルキル置換スチレン;クロロスチレンなど
のハロゲン置換スチレン;p-ヒドロキシスチレンなど
のヒドロキシスチレンなどから誘導される単位を挙げる
ことができ、これらのうち1種または2種以上を用いる
ことができる。これらのなかでも、スチレンから誘導さ
れる単位が好ましい。
【0020】重合体ブロック(A)の構造単位として、
必要に応じて、芳香族ビニル系単量体と共重合可能なビ
ニル系単量体単位を70モル%以下、好ましくは45モ
ル%以下、より好ましくは30モル%以下、さらに好ま
しくは5モル%以下の割合で含ませてもよい。芳香族ビ
ニル系単量体と共重合可能なビニル系単量体単位として
は、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸ブチル、N,N−ジメチルアクリルアミドなどから誘
導される単位を挙げることができる。
【0021】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)を構成する重合体ブロック(B)は、カルボキシル
基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ばれる少
なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単位を、
全構造単位に対してが0.1〜100モル%含有してお
り、0.1〜50モル%含有しているのが好ましく、
0.1〜30モル%含有しているのがさらに好ましい。
【0022】カルボキシル基を有するビニル系単量体単
位としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、マレイン酸などから誘
導される単位を挙げることができ、これらのうち1種ま
たは2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、アクリル酸、メタクリル酸から誘導される単位が好
ましい。
【0023】エポキシ基を有するビニル系単量体単位と
しては、例えば、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、イタコン酸グリシジルエステル、アリ
ルグリシジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−p−グリシジルエーテル、3,4−
エポキシブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−
ブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシクロヘ
キセンモノオキシド、p−グリシジルスチレンなどから
誘導される単位を挙げることができ、これらのうち1種
または2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トから誘導される単位が好ましい。
【0024】無水カルボン酸基(-CO-O-CO-)を有する
ビニル系単量体単位としては、例えば、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、ブテニル無水
コハク酸、テトラヒドロ無水フタール酸などから誘導さ
れる単位を挙げることができ、これらのうち1種または
2種以上を用いることができる。これらのなかでも、無
水マレイン酸から誘導される単位が好ましい。
【0025】重合体ブロック(B)は、必要に応じて、
上記の官能基を有するビニル系単量体単位と共重合可能
なビニル系単量体単位を、全構造単位に対して0〜9
9.9モル%、好ましくは50〜99.9モル%、より
好ましくは70〜99.9モル%含有させることができ
る。この併用可能なビニル系単量体単位としては、スチ
レン、p−スチレンスルホン酸、およびそのナトリウム
塩、カリウム塩などのスチレン系単量体;(メタ)アク
リロニトリル類;酢酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどの
ビニルエステル類;(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸2−ヒドロキシエチルなどの(メタ)アクリル酸およ
びそのエステル類;(メタ)アクリルアミド;N−ビニ
ル−2−ピロリドンなどから誘導される単位を挙げるこ
とができ、これらのうち1種または2種以上を用いるこ
とができる。これらのなかでも、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルから誘
導される単位が好ましい。
【0026】重合体ブロック(A)の数平均分子量は、
1,000〜100,000であるのが好ましく、2,
500〜50,000であるのがより好ましい。重合体
ブロック(B)の数平均分子量は、1,000〜10
0,000であるのが好ましく、2,500〜50,0
00であるのがより好ましい。ブロック共重合体(II
I)の数平均分子量は、2,000〜200,000で
あるのが好ましく、5,000〜100,000である
のがより好ましい。なお、本明細書でいう数平均分子量
は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)法により、標準ポリスチレン検量線から求めた値で
ある。
【0027】ブロック共重合体(III)の製造法は、特
に制限はないが、例えば、重合体ブロック(A)〔また
は重合体ブロック(B)〕を構成する単量体成分を、チ
オ−S−カルボン酸、2−アセチルチオエチルチオー
ル、10−アセチルチオデカンチオールなどの分子内に
チオエステル基とメルカプト基を含有する化合物の存在
下にラジカル重合し、得られた重合体を水酸化ナトリウ
ム、アンモニアなどのアルカリ、または塩酸、硫酸など
の酸で処理することにより、片末端にメルカプト基を有
する重合体とし、該重合体の存在下に、重合体ブロック
(B)〔または重合体ブロック(A)〕を構成する単量
体成分をラジカル重合することによりブロック共重合体
(III)を製造する方法が、目的とする数平均分子量お
よび分子量分布を有するブロック共重合体(III)を簡
便かつ効率的に得ることができるので好ましい。
【0028】本発明の樹脂組成物は、上記したポリケト
ン樹脂(I)とアミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)に、ブロック共重合体(III)を配合することに
より得られる。配合方法としては特に限定されないが、
予めアミノ基含有ヒンダードアミン系化合物(II)とブ
ロック共重合体(III)との混合物を製造した後、該混
合物をポリケトン樹脂(I)と混合する方法;予めブロ
ック共重合体(III)とポリケトン樹脂(I)との混合
物を製造した後、該混合物にアミノ基含有ヒンダードア
ミン系化合物(II)を混合する方法;予めアミノ基含有
ヒンダードアミン系化合物(II)とポリケトン樹脂
(I)との混合物を製造した後、該混合物にブロック共
重合体(III)を混合する方法;ポリケトン樹脂
(I)、アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物(II)
およびブロック共重合体(III)を同時に混合する方法
など、任意の方法が採用される。
【0029】アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)の配合割合は、ポリケトン樹脂(I)100重量
部に対して、0.01〜5重量部であり、0.05〜2
重量部であるのが好ましい。ブロック共重合体(III)
の配合割合は、ポリケトン樹脂(I)100重量部に対
して、0.1〜20重量部であり、1〜10重量部であ
るのが好ましい。ブロック共重合体(III)の配合割合
が20重量部を超える場合には、得られる樹脂組成物の
耐熱性が低下する。一方、0.1重量部未満の場合に
は、樹脂組成物の耐光性が充分に改善されない。
【0030】本発明の樹脂組成物は、上記のポリケトン
樹脂(I)、アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)およびブロック共重合体(III)を必須成分とす
るが、必要に応じて他の成分を含有していてもよい。他
の任意成分の例としては、ブロック共重合体(III)が
有する官能基(カルボキシル基、エポキシ基、無水カル
ボン酸基)とアミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)との反応を促進する作用を有する化合物を挙げる
ことができる。該化合物を添加することにより、より耐
光性に優れた樹脂組成物が得られる。特に、ブロック共
重合体(III)の使用量を少なくしても、樹脂組成物の
耐光性が十分に改善されるようになる。該化合物として
は、例えば、トリフェニルアミン、2,4,6−トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノールなどの3級アミ
ン;フッ化テトラブチルアンモニウム、塩化トリエチル
ベンジルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウ
ム、塩化トリオクチルアンモニウム、塩化トリブチルベ
ンジルアンモニウム、塩化N−ラウリルピリジニウム、
臭化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラエチルアン
モニウム、臭化−n−ブチルアンモニウムなどのアンモ
ニウム化合物;トリフェニルホスファイト、トリイソデ
シルホスファイトなどの亜リン酸エステル;アルキルト
リフェニルホスホニウムハロゲン化合物(例えば、臭化
エチルトリフェニルホスホニウム、n−ブチルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド等)、アルケニルトリフェニ
ルホスホニウムハロゲン化合物、テトラアルキルホスホ
ニウムハロゲン化合物(例えば、臭化テトラブチルホス
ホニウム等)などのホスホニウム化合物;トリフェニル
ホスフィンなどの3級ホスフィン;ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、3,5−ジカルボメトキシベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムなどのスルホン酸金属塩;ラウ
リル硫酸ナトリウムなどの硫酸エステルを挙げることが
できる。上記化合物の配合割合は、通常、ブロック共重
合体(III)100重量部に対して、約0.001〜1.
0重量部であるのが好ましい。
【0031】本発明の樹脂組成物は、必要に応じて、本
発明の効果を損なわない範囲内で公知の紫外線吸収剤を
併用することができる。これらの紫外線吸収剤を併用す
ると、より耐光性に優れた樹脂組成物が得られるので好
ましい。公知の紫外線吸収剤としては、例えば2,4−
ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オ
クトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキ
シベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒド
ロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸
収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t-ブチルフェニル、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)−ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ−t−ブチルフェニル)−ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェ
ニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ビス−(α,α−ジメチルベンジル)フェ
ニル]ベンゾトリアゾール、メチル−3−[3−t−ブ
チル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−
4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとポリエチレ
ングリコール(分子量300)との縮合物などのベンゾ
トリアゾール系紫外線吸収剤;p−オクチルフェニルサ
リチレート、フェニルサリチレート、t−ブチルフェニ
ルサリチレートなどのサリチレート系紫外線吸収剤;レ
ゾルシノールモノベンゾエート、3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、5
−t−ブチル−2−エトキシ−2’,2’−エチルオキ
サイド、5−ジヘキシルアミノ−2−シアノ−2,4−
ペンタジエンニトリルなどが挙げることができる。
【0032】本発明の樹脂組成物は、上記の化合物の他
に、必要に応じて、顔料、核剤、酸化防止剤、熱劣化防
止剤、アンチブロッキング剤、滑剤などの添加剤;ガラ
ス繊維、炭素繊維、ポリアミド繊維などの繊維状充填
剤;シリカ、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、タ
ルク、マイカ、酸化チタン、カーボンブラック、チタン
酸カリウムなどの粉末状充填剤;他のポリマーなどを含
有していてもよい。
【0033】本発明の樹脂組成物は、上記のポリケトン
樹脂(I)、アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
(II)、ブロック共重合体(III)、および必要に応じ
て、上記した他の成分を使用して、通常のポリマーブレ
ンドの手法により製造することができる。例えば、一軸
押出機、二軸押出機、ブラベンダー、ニーダー、バンバ
リーミキサーなどの溶融混練機を用いて溶融混練しても
よいし、単にドライブレンドするだけでもよい。溶融混
練して樹脂組成物を製造すると、ブロック共重合体(II
I)が有する官能基とアミノ基含有ヒンダードアミン系
化合物(II)が有するアミノ基との反応が進行し、得ら
れる樹脂組成物において、ポリケトン樹脂(I)マトリ
ックス中でアミノ含有ヒンダードアミン系化合物(II)
が微分散する状態をとり、耐光性および表面美麗性がよ
り優れたものが得られるので好ましい。さらに、溶融混
練する際に、上記したブロック共重合体(III)が有す
る官能基とアミノ基含有ヒンダードアミン系化合物(I
I)が有するアミノ基との反応を促進する作用を有する
化合物を共存させておくと、混練中にブロック共重合体
(III)が有する官能基とアミノ基含有ヒンダードアミ
ン系化合物(II)が有するアミノ基との反応が一層促進
され、耐光性および表面美麗性がより優れたものが得ら
れるので好ましい。溶融混練条件は特に制限されない
が、通常、約180〜300℃の温度で約3〜30分程
度混練するとよい。
【0034】本発明の樹脂組成物は、溶融成形や加熱加
工が可能であり、射出成形、押出成形、インフレーショ
ンフィルム成形、ブロー成形などの任意の成形方法によ
って種々の成形品を円滑に製造することができる。
【0035】本発明の樹脂組成物は、例えば、電動工
具、一般工業用部品、ギヤ、カムなどの機械部品、自動
車内外装部品、自動車電装部品、自動車のエンジンルー
ム内の部品などの自動車関連部品、家電・OA機器用の
ハウジング部品あるいはエレクトロニクス関連部品など
の各種用途の成形材料として有用である。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。なお、以下の実施例および比較例におい
て、耐光変色性、成形品の表面状態、アイゾット衝撃強
度、熱変形温度は、下記の方法により測定または評価し
た。
【0037】〔耐光変色性〕キセノンアーク式フェード
メーター(アトラス社製、Ci65型)を用い〔使用フィル
ター:パーレックスガラス、クリアガラス、ブラックパ
ネル温度:60℃、降雨スプレー:なし〕、 12.7
mm×63.6mm×3.2mmの板状試験片に300
時間光を照射した。光照射前後の試験片の色調を、色差
計(日本電色工業(株)社製、Σ−80)を用いて測定
し、その色調の差をΔYI値として表した。ΔYI値の
数字が大きい程、耐光性が悪いことを示す。
【0038】〔成形品の表面状態〕成形品の表面を目視
にて観察し、表面状態の良好なものを○、表面に傷やシ
ルバーストリークがあり、表面状態の不良なものを×で
示した。
【0039】〔アイゾット衝撃強度〕ASTM D25
6(ノッチ付き)に従って測定した。
【0040】〔熱変形温度〕ASTM D648(荷重
18.6kg/cm2)に従って測定した。
【0041】参考例1〔カルボキシル基を含有するブロ
ック共重合体の合成〕 90リットルの重合槽にスチレンを75kg仕込み、窒
素雰囲気下で内温が90℃になるまで昇温する。30分
後、チオ−S−酢酸を32g重合槽内に添加し、直ちに
ラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、7
重量%のトルエン溶液)を430ml/時間の速度で、
さらにチオ−S−酢酸(6重量%のトルエン溶液)を7
50ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合を開始し
た。重合率(ポリマー転換率)が40%になった時点で
重合を停止し、内温を冷却した。得られた粘性液体の溶
媒および未反応モノマーを除去することによって、末端
にチオ−S−酢酸エステル基を有する、数平均分子量1
1,000のポリスチレンを得た。このポリスチレン3
0kg、トルエン30kgおよびブタノール15kgを
90リットルの反応槽に仕込み、窒素雰囲気下、70℃
で10重量%の水酸化ナトリウム/メタノール溶液13
5mlを添加し、ポリスチレン末端のチオ−S−酢酸エ
ステル基のエステル交換反応を行った。2時間後、酢酸
30gを反応槽に添加し、反応を終了した。得られた反
応溶液から溶媒を留去する事によって、末端にメルカプ
ト基を有するポリスチレンを得た。メチルメタクリレー
ト28.2kg、メタクリル酸1.8Kg、トルエン4
8kgおよび末端にメルカプト基を有するポリスチレン
30kgを200リットルの重合槽に仕込み、90℃で
内部を十分窒素置換した後、ラジカル重合開始剤(V−
65、和光純薬(株)製、10重量%のトルエン溶液)
を54ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合を開始
した。重合率(ポリマー転換率)が95%になった時点
で重合を停止し、ポリスチレンブロック(A)およびメ
チルメタクリレート−メタクリル酸共重合体(メチルメ
タクリレート:メタクリル酸=94:6(モル比))ブ
ロック(B)から構成されるAB型ジブロック共重合体
(以下、ブロック共重合体1と称する)を得た。得られ
たブロック共重合体1の重合体ブロック(A)の数平均
分子量は11,000、重合体ブロック(B)の数平均
分子量は10,000、ブロック共重合体1の数平均分
子量は21,000であった。
【0042】参考例2〔エポキシ基を含有するブロック
共重合体の合成〕 90リットルの重合槽にスチレンを75kg仕込み、窒
素雰囲気下で内温が90℃になるまで昇温する。30分
後、チオ−S−酢酸を32g重合槽内に添加し、直ちに
ラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、7
重量%のトルエン溶液)を430ml/時間の速度で、
さらにチオ−S−酢酸(6重量%のトルエン溶液)を7
50ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合を開始し
た。重合率(ポリマー転換率)が40%になった時点で
重合を停止し、内温を冷却した。得られた粘性液体の溶
媒および未反応モノマーを除去することによって、末端
にチオ−S−酢酸エステル基を有する、数平均分子量1
1,000のポリスチレンを得た。このポリスチレン3
0kg、トルエン30kgおよびブタノール15kgを
90リットルの反応槽に仕込み、窒素雰囲気下、70℃
で10重量%の水酸化ナトリウム/メタノール溶液13
5mlを添加し、ポリスチレン末端のチオ−S−酢酸エ
ステル基のエステル交換反応を行った。2時間後、酢酸
30gを反応槽に添加し、反応を終了した。得られた反
応溶液から溶媒を留去する事によって、末端にメルカプ
ト基を有するポリスチレンを得た。メチルメタクリレー
ト29.1kg、グリシジルメタクリレート0.9K
g、トルエン48kgおよび末端にメルカプト基を有す
るポリスチレン30kgを200リットルの重合槽に仕
込み、90℃で内部を十分窒素置換した後、ラジカル重
合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、10重量%の
トルエン溶液)を54ml/時間の速度で重合槽に添加
し、重合を開始した。重合率(ポリマー転換率)が95
%になった時点で重合を停止し、ポリスチレンブロック
(A)およびメチルメタクリレート−グリシジルメタク
リレート共重合体(メチルメタクリレート:グリシジル
メタクリレート=97:3(モル比))ブロック(B)
から構成されるAB型ジブロック共重合体(以下、ブロ
ック共重合体2と称する)を得た。得られたブロック共
重合体2の重合体ブロック(A)の数平均分子量は1
1,000、重合体ブロック(B)の数平均分子量は
8,000、ブロック共重合体2の数平均分子量は1
9,000であった。
【0043】参考例3〔無水カルボン酸基を有するブロ
ック共重合体の合成〕 60リットルの重合槽にスチレンを45kg仕込み、窒
素雰囲気下で内温が90℃になるまで昇温する。30分
後、チオ−S−酢酸を19.2g重合槽内に添加し、直
ちにラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)
製、7重量%のトルエン溶液)を260ml/時間の速
度で、さらにチオ−S−酢酸(3重量%のトルエン溶
液)を900ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合
を開始した。重合率(ポリマー転換率)が40%になっ
た時点で重合を停止し、内温を冷却した。得られた粘性
液体の溶媒および未反応モノマーを除去することによっ
て、末端にチオ−S−酢酸エステル基を有する、数平均
分子量11,000のポリスチレンを得た。このポリス
チレン10kg、トルエン10kgおよびブタノール5
kgを30リットルの反応槽に仕込み、窒素雰囲気下、
70℃で10重量%の水酸化ナトリウム/メタノール溶
液45mlを添加し、ポリスチレン末端のチオ−S−酢
酸エステル基のエステル交換反応を行った。2時間後、
酢酸10gを反応槽に添加し、反応を終了した。得られ
た反応溶液から溶媒を留去する事によって、末端にメル
カプト基を有するポリスチレンを得た。スチレン8.0
kg、アクリロニトリル2.6kg、無水マレイン酸
0.6Kg、トルエン5.3kgおよび末端にメルカプ
ト基を有するポリスチレン3.3kgを50リットルの
重合槽に仕込み、90℃で内部を十分窒素置換した後、
ラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、1
0重量%のトルエン溶液)を30ml/時間の速度で、
さらに末端にメルカプト基を有するポリスチレン(40
重量%のトルエン溶液)を2.4kg/時間の速度で重
合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリマー転換
率)が65%になった時点で重合を停止し、ポリスチレ
ンブロック(A)およびスチレン−アクリロニトリル−
無水マレイン酸三元共重合体(スチレン:アクリロニト
リル:無水マレイン酸=71:24:5(モル比))ブ
ロック(B)から構成されるAB型ジブロック共重合体
(以下、ブロック共重合体3と称する)を得た。得られ
たブロック共重合体3の重合体ブロック(A)の数平均
分子量は11,000、重合体ブロック(B)の数平均
分子量は10,000、ブロック共重合体3の数平均分
子量は21,000であった。
【0044】参考例4〔ポリケトン樹脂の合成〕 一酸化炭素、エチレン及びプロピレンを、メタノール中
で、酢酸パラジウム、トリフルオロ酢酸および1,3−
ビス[ビス(2ーメトキシフェニル)ホスフィノ]プロパ
ンに接触させることにより、線状交互共重合体のポリケ
トン樹脂を製造した。このポリケトン樹脂の融点は22
0℃、LVNは1.78dl/g(m−クレゾール中、
60℃で測定)であった。
【0045】実施例1〜4 参考例4で得られたポリケトン樹脂に、4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン〔和光純薬工
業(株)製〕および参考例1〜3で得られたブロック共
重合体1〜3を、下記の表1に示す割合で配合し、ブラ
ベンダーを用いて混合した後、二軸押出機を用いて溶融
押し出しすることにより、樹脂組成物を得た。得られた
樹脂組成物から射出成形機を用いて試験片を作製し、各
種物性の評価を行った。その結果を下記の表1に示す。
【0046】実施例5、6 参考例4で得られたポリケトン樹脂に、4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン〔和光純薬工
業(株)製〕、2−(ヒドロキシ−3−tert−ブチ
ル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾチアゾー
ル〔住友化学工業(株)製「スミソーブ300」〕および
参考例3で得られたブロック共重合体3を、下記の表1
に示す割合で配合し、ブラベンダーを用いて混合した
後、二軸押出機を用いて溶融押し出しすることにより、
樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物から射出成形機
を用いて試験片を作製し、各種物性の評価を行った。そ
の結果を下記の表1に示す。
【0047】比較例1 参考例4で得られたポリケトン樹脂から射出成形機を用
いて試験片を作製し、実施例1〜6と同様の方法で試験
片の評価を行った。その結果を下記の表1に示す。
【0048】比較例2 参考例4で得られたポリケトン樹脂に、4−アミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジンを下記の表1
に示す割合で配合し、ブロック共重合体を配合しないこ
と以外は、実施例1〜6と同様にして樹脂組成物を作製
し、各種物性の評価を行った。その結果を下記の表1に
示す。
【0049】比較例3〜5 参考例4で得られたポリケトン樹脂に、ビス−(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケ
ート〔住友化学工業(株)製「スミソーブ577」〕およ
び/または2−(ヒドロキシ−3−tert−ブチル−
5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾチアゾール
〔住友化学工業(株)製「スミソーブ300」〕を下記の
表1に示す割合で配合し、且つブロック共重合体を配合
しない以外は、実施例1〜6と同様にして樹脂組成物を
作製し、各種物性の評価を行った。その結果を下記の表
1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物から製造される成形
品は、耐光性および表面美麗性に優れており、産業資
材、工業材料、家庭用品などの成形材料として好適に使
用することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1)で示される構造単位
    からなるポリケトン樹脂(I)100重量部に対して、
    アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物(II)を0.1
    〜5重量部、並びに芳香族ビニル系単量体単位30〜1
    00モル%およびこれと共重合可能なビニル系単量体単
    位70〜0モル%よりなる重合体ブロック(A)、並び
    にカルボキシル基、エポキシ基および無水カルボン酸基
    より選ばれる少なくとも1種の官能基を有するビニル系
    単量体単位0.1〜100モル%およびこれと共重合可
    能なビニル系単量体単位99.9〜0モル%よりなる重
    合体ブロック(B)から構成されるブロック共重合体
    (III)を0.1〜20重量部配合してなる樹脂組成
    物。 【化1】 (式中、Aはオレフィンから誘導される単位を表す。)
  2. 【請求項2】 アミノ基含有ヒンダードアミン系化合物
    (II)が、下記の一般式(2)で示される化合物である
    請求項1記載の樹脂組成物。 【化2】 (式中、Xは水素原子または炭化水素基を表す。)
  3. 【請求項3】 ブロック共重合体(III)を構成する、
    重合体ブロック(A)の数平均分子量が1,000〜1
    00,000であり、重合体ブロック(B)の数平均分
    子量が1,000〜100,000である請求項1また
    は2記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の樹脂
    組成物からなる成形品。
JP15675896A 1996-06-18 1996-06-18 耐光性に優れた樹脂組成物 Pending JPH101606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018026047A1 (ko) * 2016-08-02 2018-02-08 (주)효성 컬러가 개선된 폴리케톤 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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