JPH10176113A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH10176113A JPH10176113A JP34116496A JP34116496A JPH10176113A JP H10176113 A JPH10176113 A JP H10176113A JP 34116496 A JP34116496 A JP 34116496A JP 34116496 A JP34116496 A JP 34116496A JP H10176113 A JPH10176113 A JP H10176113A
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- Japan
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- thermoplastic resin
- weight
- resin composition
- parts
- inorganic filler
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱可塑性樹脂および無機充填剤からなり、曲
げ弾性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度などの機械的
特性が特に優れる熱可塑性樹脂組成物、並びに該熱可塑
性樹脂組成物からなる成形品を提供すること。 【解決手段】 熱可塑性樹脂(I)40〜98重量部と無機充
填剤(II)60〜2重量部とからなる混合物100重量部に対し
て、熱可塑性樹脂(I)に相溶性の重合体ブロック(A)、並
びにカルボキシル基、エポキシ基および無水カルボン酸
基より選ばれる少なくとも1種の官能基を有するビニル
系単量体単位0.1〜100モル%およびこれと共重合可能な
ビニル系単量体単位99.9〜0モル%よりなる重合体ブロ
ック(B)から構成されるブロック共重合体(III)を0.05〜
20重量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物;並びに該熱
可塑性樹脂組成物からなる成形品。
げ弾性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度などの機械的
特性が特に優れる熱可塑性樹脂組成物、並びに該熱可塑
性樹脂組成物からなる成形品を提供すること。 【解決手段】 熱可塑性樹脂(I)40〜98重量部と無機充
填剤(II)60〜2重量部とからなる混合物100重量部に対し
て、熱可塑性樹脂(I)に相溶性の重合体ブロック(A)、並
びにカルボキシル基、エポキシ基および無水カルボン酸
基より選ばれる少なくとも1種の官能基を有するビニル
系単量体単位0.1〜100モル%およびこれと共重合可能な
ビニル系単量体単位99.9〜0モル%よりなる重合体ブロ
ック(B)から構成されるブロック共重合体(III)を0.05〜
20重量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物;並びに該熱
可塑性樹脂組成物からなる成形品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂およ
び無機充填剤からなる混合物に、特定の官能基を有する
ブロック共重合体を配合してなる熱可塑性樹脂組成物、
並びに該熱可塑性樹脂組成物からなる成形品に関する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、無機充填剤が熱可塑性
樹脂中に良好に分散しているため、曲げ弾性率、曲げ強
度、アイゾッド衝撃強度などの機械的特性が特に優れ、
かつ無機充填剤の有する機能が効率良く発現されるの
で、家電製品、自動車用部品、建築資材、家庭用品、工
業材料などの各種成形材料の素材として好適に使用する
ことができる。
び無機充填剤からなる混合物に、特定の官能基を有する
ブロック共重合体を配合してなる熱可塑性樹脂組成物、
並びに該熱可塑性樹脂組成物からなる成形品に関する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、無機充填剤が熱可塑性
樹脂中に良好に分散しているため、曲げ弾性率、曲げ強
度、アイゾッド衝撃強度などの機械的特性が特に優れ、
かつ無機充填剤の有する機能が効率良く発現されるの
で、家電製品、自動車用部品、建築資材、家庭用品、工
業材料などの各種成形材料の素材として好適に使用する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】タルク、炭酸カルシウム、シリカ、酸化
鉄、水酸化アルミニムウム、カーボンブラック等の無機
充填剤を配合した熱可塑性樹脂組成物は、剛性と強度が
バランスされた機械的特性に優れた材料として期待され
ているが、一般に熱可塑性樹脂は疎水性であるため、表
面に極性基を有する無機充填剤の分散性が悪く、さらに
熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着性が不十分であ
るため、機械的特性の高度なバランスが要求される用途
に使用する場合には、満足できるものではなかった。こ
の問題点を解決するために、従来より脂肪酸、界面活性
剤、シランカップリング剤等の低分子の表面改質剤を、
無機充填剤の表面にコートして疎水化する方法などが行
われている。
鉄、水酸化アルミニムウム、カーボンブラック等の無機
充填剤を配合した熱可塑性樹脂組成物は、剛性と強度が
バランスされた機械的特性に優れた材料として期待され
ているが、一般に熱可塑性樹脂は疎水性であるため、表
面に極性基を有する無機充填剤の分散性が悪く、さらに
熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着性が不十分であ
るため、機械的特性の高度なバランスが要求される用途
に使用する場合には、満足できるものではなかった。こ
の問題点を解決するために、従来より脂肪酸、界面活性
剤、シランカップリング剤等の低分子の表面改質剤を、
無機充填剤の表面にコートして疎水化する方法などが行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、低分子の表面改質剤は無機充填剤表面との相
互作用は強いものの、熱可塑性樹脂との相溶性は不十分
であり、熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着強度は
十分に向上しない。
方法では、低分子の表面改質剤は無機充填剤表面との相
互作用は強いものの、熱可塑性樹脂との相溶性は不十分
であり、熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着強度は
十分に向上しない。
【0004】本発明の目的は、無機充填剤が熱可塑性樹
脂中で高度に分散され、曲げ弾性率、曲げ強度、アイゾ
ッド衝撃強度などの機械的特性が特に優れており、かつ
無機充填剤の有する機能が効率よく発現される熱可塑性
樹脂組成物、並びに該熱可塑性樹脂組成物からなる成形
品を提供することにある。
脂中で高度に分散され、曲げ弾性率、曲げ強度、アイゾ
ッド衝撃強度などの機械的特性が特に優れており、かつ
無機充填剤の有する機能が効率よく発現される熱可塑性
樹脂組成物、並びに該熱可塑性樹脂組成物からなる成形
品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂に相
溶性の重合体ブロック(A)と、カルボキシル基、エポ
キシ基および無水カルボン酸基より選ばれる少なくとも
1種の官能基を有するビニル系単量体を0.1〜100
モル%含有する重合体ブロック(B)から構成されるブ
ロック共重合体を、熱可塑性樹脂および無機充填剤から
なる混合物に特定量配合することにより、無機充填剤の
分散性や、熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着性が
著しく改善され、特に機械的特性に優れた熱可塑性樹脂
組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
を解決するために鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂に相
溶性の重合体ブロック(A)と、カルボキシル基、エポ
キシ基および無水カルボン酸基より選ばれる少なくとも
1種の官能基を有するビニル系単量体を0.1〜100
モル%含有する重合体ブロック(B)から構成されるブ
ロック共重合体を、熱可塑性樹脂および無機充填剤から
なる混合物に特定量配合することにより、無機充填剤の
分散性や、熱可塑性樹脂と無機充填剤の界面の接着性が
著しく改善され、特に機械的特性に優れた熱可塑性樹脂
組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂(I)
40〜98重量部と無機充填剤(II)60〜2重量部と
からなる混合物100重量部に対して、熱可塑性樹脂
(I)に相溶性の重合体ブロック(A)、並びにカルボ
キシル基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ば
れる少なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単
位0.1〜100モル%およびこれと共重合可能なビニ
ル系単量体単位99.9〜0モル%よりなる重合体ブロ
ック(B)から構成されるブロック共重合体(III)を
0.05〜20重量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物
に関する。さらに、本発明は上記の熱可塑性樹脂組成物
からなる成形品に関する。
40〜98重量部と無機充填剤(II)60〜2重量部と
からなる混合物100重量部に対して、熱可塑性樹脂
(I)に相溶性の重合体ブロック(A)、並びにカルボ
キシル基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ば
れる少なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単
位0.1〜100モル%およびこれと共重合可能なビニ
ル系単量体単位99.9〜0モル%よりなる重合体ブロ
ック(B)から構成されるブロック共重合体(III)を
0.05〜20重量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物
に関する。さらに、本発明は上記の熱可塑性樹脂組成物
からなる成形品に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる熱可塑性樹脂
としては、溶融成形可能な樹脂であれば特に制限され
ず、例えば、ポリスチレン樹脂、ゴム強化ポリスチレン
樹脂(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル
−スチレン共重合体(AS樹脂)、メタクリル酸メチル
−ブタジエン−スチレン共重合体(MBS樹脂)などの
スチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エ
チレン共重合体などの塩素含有ビニル系樹脂;ポリ(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸メチル−ス
チレン共重合体(MS樹脂)等の(メタ)アクリル系樹
脂;ポリカーボネート、ポリエステル−ポリカーボネー
ト等のポリカーボネート系樹脂;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリブチレンナフタレート等のポリエステ
ル系樹脂;ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン1
2、脂肪族ジアミン単位と芳香族ジカルボン酸単位から
なる半芳香族ポリアミド等のポリアミド系樹脂;ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体などのオレフィン系樹脂などを挙げることができ、こ
れらのうち1種または2種以上を用いることができる。
としては、溶融成形可能な樹脂であれば特に制限され
ず、例えば、ポリスチレン樹脂、ゴム強化ポリスチレン
樹脂(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル
−スチレン共重合体(AS樹脂)、メタクリル酸メチル
−ブタジエン−スチレン共重合体(MBS樹脂)などの
スチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エ
チレン共重合体などの塩素含有ビニル系樹脂;ポリ(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸メチル−ス
チレン共重合体(MS樹脂)等の(メタ)アクリル系樹
脂;ポリカーボネート、ポリエステル−ポリカーボネー
ト等のポリカーボネート系樹脂;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリブチレンナフタレート等のポリエステ
ル系樹脂;ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン1
2、脂肪族ジアミン単位と芳香族ジカルボン酸単位から
なる半芳香族ポリアミド等のポリアミド系樹脂;ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体などのオレフィン系樹脂などを挙げることができ、こ
れらのうち1種または2種以上を用いることができる。
【0008】本発明に用いられる無機充填剤としては、
例えば、タルク、クレー、カオリン、マイカ等のケイ酸
塩;シリカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛等の酸化
物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸
化物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩;
硫酸バリウム、硫酸カルシウム等の硫酸塩;カーボンブ
ラックなどからなる、粉末状や繊維状などの形状のもの
が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用いる
ことができる。特に、水酸基、アミノ基およびカルボキ
シル基のうち少なくとも1種の官能基を表面に有してい
る無機充填剤を用いるのが好ましい。粉末状の充填剤
は、平均粒子径が0.1〜200μmの範囲内のものが
好ましい。繊維状の充填剤は、平均長が0.1〜20m
m、アスペクト比が10〜2000の範囲内のものが好
ましい。
例えば、タルク、クレー、カオリン、マイカ等のケイ酸
塩;シリカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛等の酸化
物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸
化物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩;
硫酸バリウム、硫酸カルシウム等の硫酸塩;カーボンブ
ラックなどからなる、粉末状や繊維状などの形状のもの
が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用いる
ことができる。特に、水酸基、アミノ基およびカルボキ
シル基のうち少なくとも1種の官能基を表面に有してい
る無機充填剤を用いるのが好ましい。粉末状の充填剤
は、平均粒子径が0.1〜200μmの範囲内のものが
好ましい。繊維状の充填剤は、平均長が0.1〜20m
m、アスペクト比が10〜2000の範囲内のものが好
ましい。
【0009】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)は、以下に述べる重合体ブロック(A)および重合
体ブロック(B)から構成されており、例えば、AB型
ジブロック共重合体、ABA型トリブロック共重合体、
BAB型トリブロック共重合体などを挙げることができ
る。これらのなかでも、AB型ジブロック共重合体が好
ましい。
I)は、以下に述べる重合体ブロック(A)および重合
体ブロック(B)から構成されており、例えば、AB型
ジブロック共重合体、ABA型トリブロック共重合体、
BAB型トリブロック共重合体などを挙げることができ
る。これらのなかでも、AB型ジブロック共重合体が好
ましい。
【0010】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)を構成する重合体ブロック(A)は、熱可塑性樹脂
(I)に相溶性の重合体ブロックである。重合体ブロッ
ク(A)が熱可塑性樹脂(I)に相溶性を有しているか
どうかは、例えば、熱可塑性樹脂(I)と重合体ブロッ
ク(A)に相当する重合体とを混合し、フィルムに形成
した後、フィルムの透明性を目視により調べることによ
り容易に判定することができる。すなわち、透明なフィ
ルムが得られれば、相溶性を有していると判断できる。
したがって、このような予備試験の目視判定法を用いれ
ば、熱可塑性樹脂(I)に相溶性の重合体ブロック
(A)を与える単量体は容易に選定することができる。
I)を構成する重合体ブロック(A)は、熱可塑性樹脂
(I)に相溶性の重合体ブロックである。重合体ブロッ
ク(A)が熱可塑性樹脂(I)に相溶性を有しているか
どうかは、例えば、熱可塑性樹脂(I)と重合体ブロッ
ク(A)に相当する重合体とを混合し、フィルムに形成
した後、フィルムの透明性を目視により調べることによ
り容易に判定することができる。すなわち、透明なフィ
ルムが得られれば、相溶性を有していると判断できる。
したがって、このような予備試験の目視判定法を用いれ
ば、熱可塑性樹脂(I)に相溶性の重合体ブロック
(A)を与える単量体は容易に選定することができる。
【0011】以下に、代表的な熱可塑性樹脂(I)につ
いて、その樹脂に相溶性の重合体ブロック(A)の具体
例を示す。スチレン系樹脂に相溶性の重合体としては、
例えば、ポリスチレン、ポリビニルメチルエーテル、ポ
リメタクリル酸メチル、スチレン−アクリロニトリル共
重合体などを;塩素含有ビニル系樹脂に相溶性の重合体
としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル酸
メチル、ポリメタクリル酸エチル、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、メタクリル酸メチル−メタクリル酸エチル
共重合体などを;オレフィン系樹脂に相溶性の重合体と
しては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブタジエン、エチレン−プロピレン共重合体などを挙げ
ることができる。
いて、その樹脂に相溶性の重合体ブロック(A)の具体
例を示す。スチレン系樹脂に相溶性の重合体としては、
例えば、ポリスチレン、ポリビニルメチルエーテル、ポ
リメタクリル酸メチル、スチレン−アクリロニトリル共
重合体などを;塩素含有ビニル系樹脂に相溶性の重合体
としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル酸
メチル、ポリメタクリル酸エチル、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、メタクリル酸メチル−メタクリル酸エチル
共重合体などを;オレフィン系樹脂に相溶性の重合体と
しては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブタジエン、エチレン−プロピレン共重合体などを挙げ
ることができる。
【0012】本発明に用いられるブロック共重合体(II
I)を構成する重合体ブロック(B)は、カルボキシル
基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ばれる少
なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単位を、
全構造単位に対して0.1〜100モル%含有してお
り、0.1〜50モル%含有しているのが好ましく、
0.1〜30モル%含有しているのがさらに好ましい。
I)を構成する重合体ブロック(B)は、カルボキシル
基、エポキシ基および無水カルボン酸基より選ばれる少
なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体単位を、
全構造単位に対して0.1〜100モル%含有してお
り、0.1〜50モル%含有しているのが好ましく、
0.1〜30モル%含有しているのがさらに好ましい。
【0013】カルボキシル基を有するビニル系単量体単
位としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、マレイン酸などから誘
導される単位を挙げることができ、これらのうち1種ま
たは2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、アクリル酸、メタクリル酸から誘導される単位が好
ましい。
位としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、マレイン酸などから誘
導される単位を挙げることができ、これらのうち1種ま
たは2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、アクリル酸、メタクリル酸から誘導される単位が好
ましい。
【0014】エポキシ基を有するビニル系単量体単位と
しては、例えば、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、イタコン酸グリシジルエステル、アリ
ルグリシジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−p−グリシジルエーテル、3,4−
エポキシブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−
ブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシクロヘ
キセンモノオキシド、p−グリシジルスチレンなどから
誘導される単位を挙げることができ、これらのうち1種
または2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トから誘導される単位が好ましい。
しては、例えば、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、イタコン酸グリシジルエステル、アリ
ルグリシジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−p−グリシジルエーテル、3,4−
エポキシブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−
ブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシクロヘ
キセンモノオキシド、p−グリシジルスチレンなどから
誘導される単位を挙げることができ、これらのうち1種
または2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トから誘導される単位が好ましい。
【0015】無水カルボン酸基(-CO-O-CO-)を有する
ビニル系単量体単位としては、例えば、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、ブテニル無水
コハク酸、テトラヒドロ無水フタール酸などから誘導さ
れる単位を挙げることができ、これらのうち1種または
2種以上を用いることができる。これらのなかでも、無
水マレイン酸から誘導される単位が好ましい。
ビニル系単量体単位としては、例えば、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、ブテニル無水
コハク酸、テトラヒドロ無水フタール酸などから誘導さ
れる単位を挙げることができ、これらのうち1種または
2種以上を用いることができる。これらのなかでも、無
水マレイン酸から誘導される単位が好ましい。
【0016】重合体ブロック(B)は、必要に応じて、
上記の官能基を有するビニル系単量体単位と共重合可能
なビニル系単量体単位を、全構造単位に対して0〜9
9.9モル%、好ましくは50〜99.9モル%、より
好ましくは70〜99.9モル%含有させることができ
る。この併用可能なビニル系単量体単位としては、スチ
レン、p−スチレンスルホン酸、およびそのナトリウム
塩、カリウム塩などのスチレン系単量体;(メタ)アク
リロニトリル;酢酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどのビ
ニルエステル;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシルなどの(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)ア
クリルアミド;N−ビニル−2−ピロリドンなどから誘
導される単位を挙げることができ、これらのうち1種ま
たは2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、スチレ
ン、アクリロニトリルから誘導される単位が好ましい。
上記の官能基を有するビニル系単量体単位と共重合可能
なビニル系単量体単位を、全構造単位に対して0〜9
9.9モル%、好ましくは50〜99.9モル%、より
好ましくは70〜99.9モル%含有させることができ
る。この併用可能なビニル系単量体単位としては、スチ
レン、p−スチレンスルホン酸、およびそのナトリウム
塩、カリウム塩などのスチレン系単量体;(メタ)アク
リロニトリル;酢酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどのビ
ニルエステル;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシルなどの(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)ア
クリルアミド;N−ビニル−2−ピロリドンなどから誘
導される単位を挙げることができ、これらのうち1種ま
たは2種以上を用いることができる。これらのなかで
も、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、スチレ
ン、アクリロニトリルから誘導される単位が好ましい。
【0017】重合体ブロック(A)の数平均分子量は、
1,000〜100,000であるのが好ましく、2,
500〜50,000であるのがより好ましい。重合体
ブロック(B)の数平均分子量は、1,000〜10
0,000であるのが好ましく、2,500〜50,0
00であるのがより好ましい。ブロック共重合体(II
I)の数平均分子量は、2,000〜200,000で
あるのが好ましく、5,000〜100,000である
のがより好ましい。重合体ブロック(A)、重合体ブロ
ック(B)およびブロック共重合体(III)の数平均分
子量が、上記の範囲内にあるものを用いると、熱可塑性
樹脂(I)と無機充填剤(II)の混和性が非常に優れた
熱可塑性樹脂組成物が得られるので好ましい。なお、本
明細書でいう数平均分子量は、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC)法により、標準ポリスチレ
ン検量線から求めた値である。
1,000〜100,000であるのが好ましく、2,
500〜50,000であるのがより好ましい。重合体
ブロック(B)の数平均分子量は、1,000〜10
0,000であるのが好ましく、2,500〜50,0
00であるのがより好ましい。ブロック共重合体(II
I)の数平均分子量は、2,000〜200,000で
あるのが好ましく、5,000〜100,000である
のがより好ましい。重合体ブロック(A)、重合体ブロ
ック(B)およびブロック共重合体(III)の数平均分
子量が、上記の範囲内にあるものを用いると、熱可塑性
樹脂(I)と無機充填剤(II)の混和性が非常に優れた
熱可塑性樹脂組成物が得られるので好ましい。なお、本
明細書でいう数平均分子量は、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC)法により、標準ポリスチレ
ン検量線から求めた値である。
【0018】ブロック共重合体(III)の製造法は、特
に制限はないが、例えば、重合体ブロック(A)〔また
は重合体ブロック(B)〕を構成する単量体成分を、チ
オ−S−カルボン酸、2−アセチルチオエチルチオー
ル、10−アセチルチオデカンチオールなどの分子内に
チオエステル基とメルカプト基を含有する化合物の存在
下にラジカル重合し、得られた重合体を水酸化ナトリウ
ム、アンモニアなどのアルカリ、または塩酸、硫酸など
の酸で処理することにより、片末端にメルカプト基を有
する重合体とし、該重合体の存在下に、重合体ブロック
(B)〔または重合体ブロック(A)〕を構成する単量
体成分をラジカル重合することによりブロック共重合体
(III)を製造する方法が、目的とする数平均分子量お
よび分子量分布を有するブロック共重合体を簡便かつ効
率的に製造することができるので好ましい。
に制限はないが、例えば、重合体ブロック(A)〔また
は重合体ブロック(B)〕を構成する単量体成分を、チ
オ−S−カルボン酸、2−アセチルチオエチルチオー
ル、10−アセチルチオデカンチオールなどの分子内に
チオエステル基とメルカプト基を含有する化合物の存在
下にラジカル重合し、得られた重合体を水酸化ナトリウ
ム、アンモニアなどのアルカリ、または塩酸、硫酸など
の酸で処理することにより、片末端にメルカプト基を有
する重合体とし、該重合体の存在下に、重合体ブロック
(B)〔または重合体ブロック(A)〕を構成する単量
体成分をラジカル重合することによりブロック共重合体
(III)を製造する方法が、目的とする数平均分子量お
よび分子量分布を有するブロック共重合体を簡便かつ効
率的に製造することができるので好ましい。
【0019】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、上記した
熱可塑性樹脂(I)と無機充填剤(II)とからなる混合
物に、ブロック共重合体(III)を配合することにより
得られる。混合物における熱可塑性樹脂(I)の配合割
合は、40〜98重量部であり、50〜90重量部であ
るのが好ましい。混合物における無機充填剤の配合割合
は、60〜2重量部であり、50〜10重量部であるの
が好ましい。無機充填剤の配合割合が2重量部未満の場
合には、得られる熱可塑性樹脂組成物の機械的強度や無
機充填剤が有する機能の発現性に劣る。一方、無機充填
剤の配合割合が60重量部を超える場合には、溶融成形
性が悪くなる。ブロック共重合体(III)の配合割合
は、熱可塑性樹脂(I)と無機充填剤(II)とからなる
混合物100重量部に対して0.05〜20重量部であ
り、1〜15重量部であるのが好ましい。ブロック共重
合体(III)の配合割合が、20重量部を超える場合に
は、得られる熱可塑性樹脂組成物の耐熱性や伸びなどの
特性が劣る。一方、0.05重量部未満の場合には、無
機充填剤(II)が均一に分散されず、得られる熱可塑性
樹脂組成物は機械的特性などに劣る。
熱可塑性樹脂(I)と無機充填剤(II)とからなる混合
物に、ブロック共重合体(III)を配合することにより
得られる。混合物における熱可塑性樹脂(I)の配合割
合は、40〜98重量部であり、50〜90重量部であ
るのが好ましい。混合物における無機充填剤の配合割合
は、60〜2重量部であり、50〜10重量部であるの
が好ましい。無機充填剤の配合割合が2重量部未満の場
合には、得られる熱可塑性樹脂組成物の機械的強度や無
機充填剤が有する機能の発現性に劣る。一方、無機充填
剤の配合割合が60重量部を超える場合には、溶融成形
性が悪くなる。ブロック共重合体(III)の配合割合
は、熱可塑性樹脂(I)と無機充填剤(II)とからなる
混合物100重量部に対して0.05〜20重量部であ
り、1〜15重量部であるのが好ましい。ブロック共重
合体(III)の配合割合が、20重量部を超える場合に
は、得られる熱可塑性樹脂組成物の耐熱性や伸びなどの
特性が劣る。一方、0.05重量部未満の場合には、無
機充填剤(II)が均一に分散されず、得られる熱可塑性
樹脂組成物は機械的特性などに劣る。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性
樹脂(I)、無機充填剤(II)およびブロック共重合体
(III)を必須成分とするが、必要に応じて他の成分を
含有してもよい。他の任意成分としては、ブロック共重
合体(III)が有する官能基(カルボキシル基、エポキ
シ基、無水カルボン酸基)と、無機充填剤の表面に存在
していてもよい官能基(水酸基、アミノ基、カルボキシ
ル基)との反応を促進する作用を有する化合物を挙げる
ことができる。表面にこのような官能基を有する無機充
填剤を使用する場合には、該化合物を添加することによ
り、より機械的特性のバランスに優れた熱可塑性樹脂組
成物が得られるようになるので好ましい。特に、ブロッ
ク共重合体(III)の使用量を少なくしても、熱可塑性
樹脂組成物の機械的特性のバランスが十分に改善される
ようになる。該化合物としては、例えば、トリフェニル
アミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)
フェノールなどの3級アミン;フッ化テトラブチルアン
モニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化
テトラメチルアンモニウム、塩化トリオクチルアンモニ
ウム、塩化トリブチルベンジルアンモニウム、塩化N−
ラウリルピリジニウム、臭化テトラメチルアンモニウ
ム、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化−n−ブチル
アンモニウムなどのアンモニウム化合物;トリフェニル
ホスファイト、トリイソデシルホスファイトなどの亜リ
ン酸エステル;アルキルトリフェニルホスホニウムハロ
ゲン化合物(例えば、臭化エチルトリフェニルホスホニ
ウム、n−ブチルトリフェニルホスホニウムブロミド
等)、アルケニルトリフェニルホスホニウムハロゲン化
合物、テトラアルキルホスホニウムハロゲン化合物(例
えば、臭化テトラブチルホスホニウム等)などのホスホ
ニウム化合物;トリフェニルホスフィンなどの3級ホス
フィン;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,
5−ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸ナトリウムな
どのスルホン酸金属塩;ラウリル硫酸ナトリウムなどの
硫酸エステルを挙げることができる。上記化合物の配合
割合は、通常、無機充填剤(II)100重量部に対し
て、約0.001〜0.1重量部であるのが好ましい。
樹脂(I)、無機充填剤(II)およびブロック共重合体
(III)を必須成分とするが、必要に応じて他の成分を
含有してもよい。他の任意成分としては、ブロック共重
合体(III)が有する官能基(カルボキシル基、エポキ
シ基、無水カルボン酸基)と、無機充填剤の表面に存在
していてもよい官能基(水酸基、アミノ基、カルボキシ
ル基)との反応を促進する作用を有する化合物を挙げる
ことができる。表面にこのような官能基を有する無機充
填剤を使用する場合には、該化合物を添加することによ
り、より機械的特性のバランスに優れた熱可塑性樹脂組
成物が得られるようになるので好ましい。特に、ブロッ
ク共重合体(III)の使用量を少なくしても、熱可塑性
樹脂組成物の機械的特性のバランスが十分に改善される
ようになる。該化合物としては、例えば、トリフェニル
アミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)
フェノールなどの3級アミン;フッ化テトラブチルアン
モニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化
テトラメチルアンモニウム、塩化トリオクチルアンモニ
ウム、塩化トリブチルベンジルアンモニウム、塩化N−
ラウリルピリジニウム、臭化テトラメチルアンモニウ
ム、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化−n−ブチル
アンモニウムなどのアンモニウム化合物;トリフェニル
ホスファイト、トリイソデシルホスファイトなどの亜リ
ン酸エステル;アルキルトリフェニルホスホニウムハロ
ゲン化合物(例えば、臭化エチルトリフェニルホスホニ
ウム、n−ブチルトリフェニルホスホニウムブロミド
等)、アルケニルトリフェニルホスホニウムハロゲン化
合物、テトラアルキルホスホニウムハロゲン化合物(例
えば、臭化テトラブチルホスホニウム等)などのホスホ
ニウム化合物;トリフェニルホスフィンなどの3級ホス
フィン;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,
5−ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸ナトリウムな
どのスルホン酸金属塩;ラウリル硫酸ナトリウムなどの
硫酸エステルを挙げることができる。上記化合物の配合
割合は、通常、無機充填剤(II)100重量部に対し
て、約0.001〜0.1重量部であるのが好ましい。
【0021】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、上記の化
合物の他に、必要に応じて、顔料、酸化防止剤、熱劣化
防止剤、紫外線吸収剤、加工助剤、滑剤、発泡剤などの
添加剤;MBS樹脂、熱可塑性エラストマーや各種ゴム
のように、熱可塑性樹脂(I)の耐衝撃性をさらに向上
させるような樹脂などを含んでいてもよい。
合物の他に、必要に応じて、顔料、酸化防止剤、熱劣化
防止剤、紫外線吸収剤、加工助剤、滑剤、発泡剤などの
添加剤;MBS樹脂、熱可塑性エラストマーや各種ゴム
のように、熱可塑性樹脂(I)の耐衝撃性をさらに向上
させるような樹脂などを含んでいてもよい。
【0022】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、上記の熱
可塑性樹脂(I)、無機充填剤(II)、ブロック共重合
体(III)、および必要に応じて上記した他の成分を使
用して、通常の溶融ブレンドの手法により製造すること
ができる。例えば、一軸押出機、二軸押出機、ブラベン
ダー、バンバリーミキサー、カレンダーロール等の溶融
混練機を用いて溶融混練することができる。また、無機
充填剤に予めブロック共重合体(III)を溶解した溶液
を塗布、乾燥した後、該充填剤を熱可塑性樹脂(I)と
溶融混練することにより、一層分散性の良好な熱可塑性
樹脂組成物が得られる。
可塑性樹脂(I)、無機充填剤(II)、ブロック共重合
体(III)、および必要に応じて上記した他の成分を使
用して、通常の溶融ブレンドの手法により製造すること
ができる。例えば、一軸押出機、二軸押出機、ブラベン
ダー、バンバリーミキサー、カレンダーロール等の溶融
混練機を用いて溶融混練することができる。また、無機
充填剤に予めブロック共重合体(III)を溶解した溶液
を塗布、乾燥した後、該充填剤を熱可塑性樹脂(I)と
溶融混練することにより、一層分散性の良好な熱可塑性
樹脂組成物が得られる。
【0023】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、溶融成形
や加熱加工が可能であり、押出成形、カレンダー成形、
射出成形などの任意の成形方法によってフィルム、シー
ト、成型物等の種々の成形品を円滑に製造することがで
きる。
や加熱加工が可能であり、押出成形、カレンダー成形、
射出成形などの任意の成形方法によってフィルム、シー
ト、成型物等の種々の成形品を円滑に製造することがで
きる。
【0024】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、例えば、
自動車用の内・外装材やインストルメントパネル、バン
パー等の構造材、家電製品のハウジングや各種部品、建
築用資材としてドア、窓などの枠材、床材、壁材、ある
いは各種用途のフィルム、シートなどの成形材料として
有用である。
自動車用の内・外装材やインストルメントパネル、バン
パー等の構造材、家電製品のハウジングや各種部品、建
築用資材としてドア、窓などの枠材、床材、壁材、ある
いは各種用途のフィルム、シートなどの成形材料として
有用である。
【0025】
【実施例】以下に、実施例により本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるもので
はない。なお、下記の実施例および比較例において、曲
げ弾性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度は、下記の方
法により測定した。
るが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるもので
はない。なお、下記の実施例および比較例において、曲
げ弾性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度は、下記の方
法により測定した。
【0026】(曲げ弾性率、曲げ強度)ASTM D7
90に従って測定した。
90に従って測定した。
【0027】(アイゾッド衝撃強度)ASTM D25
6(ノッチ付き)に従って測定した。
6(ノッチ付き)に従って測定した。
【0028】参考例1〔カルボキシル基を含有するブロ
ック共重合体の合成〕 100リットルの重合槽にスチレン60kgおよびアク
リロニトリル20kgを仕込み、窒素雰囲気下で内温が
90℃になるまで昇温する。30分後、チオ−S−酢酸
を33g重合槽内に添加し、直ちにラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、7重量%のトルエン溶
液)を430ml/時間の速度で、さらにチオ−S−酢
酸(6重量%のトルエン溶液)を750ml/時間の速
度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリマ
ー転換率)が45%になった時点で重合を停止し、内温
を冷却した。得られた粘性液体の溶媒および未反応モノ
マーを除去することによって、末端にチオ−S−酢酸エ
ステル基を有する、数平均分子量11,000のスチレ
ン−アクリロニトリル共重合体を得た。このスチレン−
アルリロニトリル共重合体33kg、トルエン33kg
およびブタノール17kgを100リットルの反応槽に
仕込み、窒素雰囲気下、70℃で10重量%の水酸化ナ
トリウム/メタノール溶液135mlを添加し、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体の末端に存在するチオ−
S−酢酸エステル基のエステル交換反応を行った。2時
間後、酢酸30gを反応槽に添加し、反応を終了した。
得られた反応溶液から溶媒を留去する事によって、末端
にメルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共
重合体を得た。メチルメタクリレート28.2kg、メ
タクリル酸1.8Kg、トルエン48kgおよび末端に
メルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共重
合体30kgを200リットルの重合槽に仕込み、90
℃で内部を十分窒素置換した後、ラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、10重量%のトルエン
溶液)を54ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合
を開始した。重合率(ポリマー転換率)が95%になっ
た時点で重合を停止し、スチレン−アクリロニトリル共
重合体(スチレン:アクリロニトリル=60:40(モ
ル比))ブロック(A)およびメチルメタクリレート−
メタクリル酸共重合体(メチルメタクリレート:メタク
リル酸=93:7(モル比))ブロック(B)から構成
されるAB型ジブロック共重合体(以下、ブロック共重
合体1と称する)を得た。得られたブロック共重合体1
の重合体ブロック(A)の数平均分子量は11,00
0、重合体ブロック(B)の数平均分子量は10,00
0、ブロック共重合体1の数平均分子量は21,000
であった。
ック共重合体の合成〕 100リットルの重合槽にスチレン60kgおよびアク
リロニトリル20kgを仕込み、窒素雰囲気下で内温が
90℃になるまで昇温する。30分後、チオ−S−酢酸
を33g重合槽内に添加し、直ちにラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、7重量%のトルエン溶
液)を430ml/時間の速度で、さらにチオ−S−酢
酸(6重量%のトルエン溶液)を750ml/時間の速
度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリマ
ー転換率)が45%になった時点で重合を停止し、内温
を冷却した。得られた粘性液体の溶媒および未反応モノ
マーを除去することによって、末端にチオ−S−酢酸エ
ステル基を有する、数平均分子量11,000のスチレ
ン−アクリロニトリル共重合体を得た。このスチレン−
アルリロニトリル共重合体33kg、トルエン33kg
およびブタノール17kgを100リットルの反応槽に
仕込み、窒素雰囲気下、70℃で10重量%の水酸化ナ
トリウム/メタノール溶液135mlを添加し、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体の末端に存在するチオ−
S−酢酸エステル基のエステル交換反応を行った。2時
間後、酢酸30gを反応槽に添加し、反応を終了した。
得られた反応溶液から溶媒を留去する事によって、末端
にメルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共
重合体を得た。メチルメタクリレート28.2kg、メ
タクリル酸1.8Kg、トルエン48kgおよび末端に
メルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共重
合体30kgを200リットルの重合槽に仕込み、90
℃で内部を十分窒素置換した後、ラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、10重量%のトルエン
溶液)を54ml/時間の速度で重合槽に添加し、重合
を開始した。重合率(ポリマー転換率)が95%になっ
た時点で重合を停止し、スチレン−アクリロニトリル共
重合体(スチレン:アクリロニトリル=60:40(モ
ル比))ブロック(A)およびメチルメタクリレート−
メタクリル酸共重合体(メチルメタクリレート:メタク
リル酸=93:7(モル比))ブロック(B)から構成
されるAB型ジブロック共重合体(以下、ブロック共重
合体1と称する)を得た。得られたブロック共重合体1
の重合体ブロック(A)の数平均分子量は11,00
0、重合体ブロック(B)の数平均分子量は10,00
0、ブロック共重合体1の数平均分子量は21,000
であった。
【0029】参考例2〔エポキシ基を含有するブロック
共重合体の合成〕 100リットルの重合槽にスチレン60kgおよびアク
リロニトリル20kgを仕込み、窒素雰囲気下で内温が
90℃になるまで昇温する。30分後、チオ−S−酢酸
を33g重合槽内に添加し、直ちにラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、7重量%のトルエン溶
液)を430ml/時間の速度で、さらにチオ−S−酢
酸(6重量%のトルエン溶液)を750ml/時間の速
度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリマ
ー転換率)が45%になった時点で重合を停止し、内温
を冷却した。得られた粘性液体の溶媒および未反応モノ
マーを除去することによって、末端にチオ−S−酢酸エ
ステル基を有する、数平均分子量11,000のスチレ
ン−アクリロニトリル共重合体を得た。このスチレン−
アルリロニトリル共重合体33kg、トルエン33kg
およびブタノール17kgを100リットルの反応槽に
仕込み、窒素雰囲気下、70℃で10重量%の水酸化ナ
トリウム/メタノール溶液135mlを添加し、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体の末端に存在するチオ−
S−酢酸エステル基のエステル交換反応を行った。2時
間後、酢酸30gを反応槽に添加し、反応を終了した。
得られた反応溶液から溶媒を留去する事によって、末端
にメルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共
重合体を得た。メチルメタクリレート29.1kg、グ
リシジルメタクリレート0.9Kg、トルエン48kg
および末端にメルカプト基を有するスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体30kgを200リットルの重合槽に
仕込み、90℃で内部を十分窒素置換した後、ラジカル
重合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、10重量%
のトルエン溶液)を54ml/時間の速度で重合槽に添
加し、重合を開始した。重合率(ポリマー転換率)が9
5%になった時点で重合を停止し、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体(スチレン:アクリロニトリル=6
0:40(モル比))ブロック(A)およびメチルメタ
クリレート−グリシジルメタクリレート共重合体(メチ
ルメタクリレート:グリシジルメタクリレート=97:
3(モル比))ブロック(B)から構成されるAB型ジ
ブロック共重合体(以下、ブロック共重合体2と称す
る)を得た。得られたブロック共重合体2の重合体ブロ
ック(A)の数平均分子量は11,000、重合体ブロ
ック(B)の数平均分子量は8,000、ブロック共重
合体2の数平均分子量は19,000であった。
共重合体の合成〕 100リットルの重合槽にスチレン60kgおよびアク
リロニトリル20kgを仕込み、窒素雰囲気下で内温が
90℃になるまで昇温する。30分後、チオ−S−酢酸
を33g重合槽内に添加し、直ちにラジカル重合開始剤
(V−65、和光純薬(株)製、7重量%のトルエン溶
液)を430ml/時間の速度で、さらにチオ−S−酢
酸(6重量%のトルエン溶液)を750ml/時間の速
度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリマ
ー転換率)が45%になった時点で重合を停止し、内温
を冷却した。得られた粘性液体の溶媒および未反応モノ
マーを除去することによって、末端にチオ−S−酢酸エ
ステル基を有する、数平均分子量11,000のスチレ
ン−アクリロニトリル共重合体を得た。このスチレン−
アルリロニトリル共重合体33kg、トルエン33kg
およびブタノール17kgを100リットルの反応槽に
仕込み、窒素雰囲気下、70℃で10重量%の水酸化ナ
トリウム/メタノール溶液135mlを添加し、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体の末端に存在するチオ−
S−酢酸エステル基のエステル交換反応を行った。2時
間後、酢酸30gを反応槽に添加し、反応を終了した。
得られた反応溶液から溶媒を留去する事によって、末端
にメルカプト基を有するスチレン−アクリロニトリル共
重合体を得た。メチルメタクリレート29.1kg、グ
リシジルメタクリレート0.9Kg、トルエン48kg
および末端にメルカプト基を有するスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体30kgを200リットルの重合槽に
仕込み、90℃で内部を十分窒素置換した後、ラジカル
重合開始剤(V−65、和光純薬(株)製、10重量%
のトルエン溶液)を54ml/時間の速度で重合槽に添
加し、重合を開始した。重合率(ポリマー転換率)が9
5%になった時点で重合を停止し、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体(スチレン:アクリロニトリル=6
0:40(モル比))ブロック(A)およびメチルメタ
クリレート−グリシジルメタクリレート共重合体(メチ
ルメタクリレート:グリシジルメタクリレート=97:
3(モル比))ブロック(B)から構成されるAB型ジ
ブロック共重合体(以下、ブロック共重合体2と称す
る)を得た。得られたブロック共重合体2の重合体ブロ
ック(A)の数平均分子量は11,000、重合体ブロ
ック(B)の数平均分子量は8,000、ブロック共重
合体2の数平均分子量は19,000であった。
【0030】参考例3〔無水カルボン酸基を有するブロ
ック共重合体の合成〕 ポリプロピレン(三菱油化株式会社製「三菱ノーブレン
MH8」)を二軸押出機を用いて420℃で熱分解さ
せ、末端に二重結合を導入した。この重合体5kg、ト
ルエン50kgおよびチオ−S−酢酸0.4kgを反応
容器に取り、内部を十分に窒素置換した後、2,2’−
アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNと略称す
る)0.5kgを添加して、80℃で6時間反応させる
ことにより末端にチオアセチル基を有する重合体を得
た。この重合体を、トルエン40kgとn−ブタノール
10kgの混合溶媒に溶解し、5.6%水酸化カリウム
/n−ブタノール溶液0.5kgを添加して、窒素中ト
ルエン還流温度で6時間反応させることにより末端にメ
ルカプト基を有するポリプロピレンを得た。スチレン
8.0kg、アクリロニトリル2.6kg、無水マレイ
ン酸0.6Kg、トルエン5.3kgおよび末端にメル
カプト基を有するポリプロピレン3.3kgを60リッ
トルの重合槽に仕込み、90℃で内部を十分窒素置換し
た後、ラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)
製、10重量%のトルエン溶液)を30ml/時間の速
度で、さらに末端にメルカプト基を有するポリプロピレ
ン(40重量%のトルエン溶液)を2.4kg/時間の
速度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリ
マー転換率)が65%になった時点で重合を停止し、ポ
リプロピレンブロック(A)およびスチレン−アクリロ
ニトリル−無水マレイン酸三元共重合体(スチレン:ア
クリロニトリル:無水マレイン酸=58:38:4(モ
ル比))ブロック(B)から構成されるAB型ジブロッ
ク共重合体(以下、ブロック共重合体3と称する)を得
た。得られたブロック共重合体3の重合体ブロック
(A)の数平均分子量は11,000、重合体ブロック
(B)の数平均分子量は10,000、ブロック共重合
体3の数平均分子量は21,000であった。
ック共重合体の合成〕 ポリプロピレン(三菱油化株式会社製「三菱ノーブレン
MH8」)を二軸押出機を用いて420℃で熱分解さ
せ、末端に二重結合を導入した。この重合体5kg、ト
ルエン50kgおよびチオ−S−酢酸0.4kgを反応
容器に取り、内部を十分に窒素置換した後、2,2’−
アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNと略称す
る)0.5kgを添加して、80℃で6時間反応させる
ことにより末端にチオアセチル基を有する重合体を得
た。この重合体を、トルエン40kgとn−ブタノール
10kgの混合溶媒に溶解し、5.6%水酸化カリウム
/n−ブタノール溶液0.5kgを添加して、窒素中ト
ルエン還流温度で6時間反応させることにより末端にメ
ルカプト基を有するポリプロピレンを得た。スチレン
8.0kg、アクリロニトリル2.6kg、無水マレイ
ン酸0.6Kg、トルエン5.3kgおよび末端にメル
カプト基を有するポリプロピレン3.3kgを60リッ
トルの重合槽に仕込み、90℃で内部を十分窒素置換し
た後、ラジカル重合開始剤(V−65、和光純薬(株)
製、10重量%のトルエン溶液)を30ml/時間の速
度で、さらに末端にメルカプト基を有するポリプロピレ
ン(40重量%のトルエン溶液)を2.4kg/時間の
速度で重合槽に添加し、重合を開始した。重合率(ポリ
マー転換率)が65%になった時点で重合を停止し、ポ
リプロピレンブロック(A)およびスチレン−アクリロ
ニトリル−無水マレイン酸三元共重合体(スチレン:ア
クリロニトリル:無水マレイン酸=58:38:4(モ
ル比))ブロック(B)から構成されるAB型ジブロッ
ク共重合体(以下、ブロック共重合体3と称する)を得
た。得られたブロック共重合体3の重合体ブロック
(A)の数平均分子量は11,000、重合体ブロック
(B)の数平均分子量は10,000、ブロック共重合
体3の数平均分子量は21,000であった。
【0031】実施例1、2 ABS樹脂(電気化学工業(株)製「GR−300
0」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシウム(日
東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)および参考
例1または参考例2で得られたブロック共重合体を、下
記の表1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融
押出しした後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物
性の評価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
0」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシウム(日
東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)および参考
例1または参考例2で得られたブロック共重合体を、下
記の表1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融
押出しした後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物
性の評価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
【0032】実施例3、4 ポリプロピレン樹脂(三菱化学(株)製「Noblen
MA−4」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシ
ウム(日東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)お
よび参考例3で得られたブロック共重合体を、下記の表
1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融押出し
した後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物性の評
価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
MA−4」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシ
ウム(日東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)お
よび参考例3で得られたブロック共重合体を、下記の表
1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融押出し
した後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物性の評
価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
【0033】比較例1、2 ABS樹脂(電気化学工業(株)製「GR−300
0」)またはポリプロピレン樹脂(三菱化学(株)製
「Noblen MA−4」)に、平均粒子径0.77
μmの炭酸カルシウム(日東粉化工業(株)製「ニトレ
ックス90」)を下記の表1に示す割合で配合し、二軸
押出機を用いて溶融押出しした後、熱プレスにより試験
片を作製し、各種物性の評価を行った。得られた結果を
下記の表1に示す。
0」)またはポリプロピレン樹脂(三菱化学(株)製
「Noblen MA−4」)に、平均粒子径0.77
μmの炭酸カルシウム(日東粉化工業(株)製「ニトレ
ックス90」)を下記の表1に示す割合で配合し、二軸
押出機を用いて溶融押出しした後、熱プレスにより試験
片を作製し、各種物性の評価を行った。得られた結果を
下記の表1に示す。
【0034】比較例3 ポリプロピレン樹脂(三菱化学(株)製「Noblen
MA−4」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシ
ウム(日東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)お
よび参考例3で得られたブロック共重合体を、下記の表
1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融押出し
した後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物性の評
価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
MA−4」)、平均粒子径0.77μmの炭酸カルシ
ウム(日東粉化工業(株)製「ニトレックス90」)お
よび参考例3で得られたブロック共重合体を、下記の表
1に示す割合で配合し、二軸押出機を用いて溶融押出し
した後、熱プレスにより試験片を作製し、各種物性の評
価を行った。得られた結果を下記の表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、曲げ弾
性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度などの機械的特性
が特に優れ、かつ無機充填剤の有する機能を効率よく発
現させるので、家電製品、自動車用部品、建築資材、家
庭用品、工業材料などの各種成形材料として好適に使用
することができる。
性率、曲げ強度、アイゾッド衝撃強度などの機械的特性
が特に優れ、かつ無機充填剤の有する機能を効率よく発
現させるので、家電製品、自動車用部品、建築資材、家
庭用品、工業材料などの各種成形材料として好適に使用
することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂(I)40〜98重量部と
無機充填剤(II)60〜2重量部とからなる混合物10
0重量部に対して、熱可塑性樹脂(I)に相溶性の重合
体ブロック(A)、並びにカルボキシル基、エポキシ基
および無水カルボン酸基より選ばれる少なくとも1種の
官能基を有するビニル系単量体単位0.1〜100モル
%およびこれと共重合可能なビニル系単量体単位99.
9〜0モル%よりなる重合体ブロック(B)から構成さ
れるブロック共重合体(III)を0.05〜20重量部
配合してなる熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂(I)が、スチレン系樹
脂、塩素含有ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂およびオレフィン系樹脂より選ばれる少なく
とも1種である請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 ブロック共重合体(III)を構成する、
重合体ブロック(A)の数平均分子量が1,000〜1
00,000であり、重合体ブロック(B)の数平均分
子量が1,000〜100,000である請求項1また
は請求項2記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の熱可
塑性樹脂組成物からなる成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34116496A JPH10176113A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34116496A JPH10176113A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176113A true JPH10176113A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18343841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34116496A Pending JPH10176113A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176113A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999048971A1 (en) * | 1998-03-23 | 1999-09-30 | Kuraray Co., Ltd. | Flame-retardant resin composition |
| US6451901B1 (en) | 1999-07-23 | 2002-09-17 | Kuraray Co., Ltd. | Aqueous dispersion and process for producing the same |
| WO2021013569A1 (en) * | 2019-07-19 | 2021-01-28 | Basf Se | Branched polyacrylates by reacting epoxy-polyacrylate with thioacid and subsequent polymerization |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34116496A patent/JPH10176113A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999048971A1 (en) * | 1998-03-23 | 1999-09-30 | Kuraray Co., Ltd. | Flame-retardant resin composition |
| US6451901B1 (en) | 1999-07-23 | 2002-09-17 | Kuraray Co., Ltd. | Aqueous dispersion and process for producing the same |
| WO2021013569A1 (en) * | 2019-07-19 | 2021-01-28 | Basf Se | Branched polyacrylates by reacting epoxy-polyacrylate with thioacid and subsequent polymerization |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |