JPH10163505A - 半導体慣性センサ及びその製造方法 - Google Patents
半導体慣性センサ及びその製造方法Info
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- JPH10163505A JPH10163505A JP8319606A JP31960696A JPH10163505A JP H10163505 A JPH10163505 A JP H10163505A JP 8319606 A JP8319606 A JP 8319606A JP 31960696 A JP31960696 A JP 31960696A JP H10163505 A JPH10163505 A JP H10163505A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェーハの貼り合わせやレーザ加工が不要で
大量生産に適する、低コストの半導体慣性センサを得
る。また寄生容量が低く、高感度で高精度であって寸法
精度に優れた半導体慣性センサを得る。 【解決手段】 半導体慣性センサ30は、ガラス基板1
0の上方に可動電極26が設けられ、この可動電極26
を挟んで一対の固定電極27,28が設けられる。可動
電極26及び一対の固定電極27,28がポリシリコン
からなる。
大量生産に適する、低コストの半導体慣性センサを得
る。また寄生容量が低く、高感度で高精度であって寸法
精度に優れた半導体慣性センサを得る。 【解決手段】 半導体慣性センサ30は、ガラス基板1
0の上方に可動電極26が設けられ、この可動電極26
を挟んで一対の固定電極27,28が設けられる。可動
電極26及び一対の固定電極27,28がポリシリコン
からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量型の加速
度センサ、角速度センサ等に適する半導体慣性センサ及
びその製造方法に関するものである。
度センサ、角速度センサ等に適する半導体慣性センサ及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体慣性センサとし
て、ガラス基板と単結晶シリコンの構造からなる共振
角速度センサが提案されている(M. Hashimoto et al.,
"Silicon Resonant Angular Rate Sensor", Techinica
l Digest of the 12th Sensor Symposium, pp.163-166
(1994))。このセンサは両側をトーションバーで浮動す
るようにした音叉構造の可動電極を有する。この可動電
極は電磁駆動によって励振されている。角速度が作用す
ると可動電極にコリオリ力が生じて、可動電極がトーシ
ョンバーの回りに捩り振動を起こして共振する。センサ
はこの可動電極の共振による可動電極と検出電極との間
の静電容量の変化により作用した角速度を検出する。こ
のセンサを作製する場合には、厚さ200μm程度の結
晶方位が(110)の単結晶シリコン基板を基板表面に
対して垂直にエッチングして可動電極部分などの構造を
作製する。この比較的厚いシリコン基板を垂直にエッチ
ングするためにはSF6ガスによる異方性ドライエッチ
ングを行うか、或いはトーションバーの可動電極部分へ
の付け根の隅部にYAGレーザで孔あけを行った後に、
KOHなどでウエットエッチングを行っている。エッチ
ング加工を行ったシリコン基板は陽極接合によりガラス
基板と一体化される。
て、ガラス基板と単結晶シリコンの構造からなる共振
角速度センサが提案されている(M. Hashimoto et al.,
"Silicon Resonant Angular Rate Sensor", Techinica
l Digest of the 12th Sensor Symposium, pp.163-166
(1994))。このセンサは両側をトーションバーで浮動す
るようにした音叉構造の可動電極を有する。この可動電
極は電磁駆動によって励振されている。角速度が作用す
ると可動電極にコリオリ力が生じて、可動電極がトーシ
ョンバーの回りに捩り振動を起こして共振する。センサ
はこの可動電極の共振による可動電極と検出電極との間
の静電容量の変化により作用した角速度を検出する。こ
のセンサを作製する場合には、厚さ200μm程度の結
晶方位が(110)の単結晶シリコン基板を基板表面に
対して垂直にエッチングして可動電極部分などの構造を
作製する。この比較的厚いシリコン基板を垂直にエッチ
ングするためにはSF6ガスによる異方性ドライエッチ
ングを行うか、或いはトーションバーの可動電極部分へ
の付け根の隅部にYAGレーザで孔あけを行った後に、
KOHなどでウエットエッチングを行っている。エッチ
ング加工を行ったシリコン基板は陽極接合によりガラス
基板と一体化される。
【0003】また別の半導体慣性センサとして、シリ
コン基板上にエッチングで犠牲層をパターン化した後、
除去することにより可動電極としてのポリシリコン振動
子を形成したマイクロジャイロ(K. Tanaka et al., "A
micromachined vibrating gyroscope", Sensors and A
ctuators A 50, pp.111-115 (1995))が開示されてい
る。このマイクロジャイロは、いわゆる表面マイクロマ
シニング技術を用いた構造となっている。具体的には、
シリコン基板に不純物拡散によって検出電極を形成し、
その上に犠牲層となるリン酸ガラス膜を成膜してパター
ニングした後、ポリシリコンを成膜し、更に垂直エッチ
ング等の加工を行って構造体を形成する。最後に犠牲層
をエッチングにより除去することにより、可動電極部分
を切り離して検出電極に対してギャップを作り出し可動
電極を浮動状態にする。
コン基板上にエッチングで犠牲層をパターン化した後、
除去することにより可動電極としてのポリシリコン振動
子を形成したマイクロジャイロ(K. Tanaka et al., "A
micromachined vibrating gyroscope", Sensors and A
ctuators A 50, pp.111-115 (1995))が開示されてい
る。このマイクロジャイロは、いわゆる表面マイクロマ
シニング技術を用いた構造となっている。具体的には、
シリコン基板に不純物拡散によって検出電極を形成し、
その上に犠牲層となるリン酸ガラス膜を成膜してパター
ニングした後、ポリシリコンを成膜し、更に垂直エッチ
ング等の加工を行って構造体を形成する。最後に犠牲層
をエッチングにより除去することにより、可動電極部分
を切り離して検出電極に対してギャップを作り出し可動
電極を浮動状態にする。
【0004】また別の半導体慣性センサとして、ガラ
ス基板と単結晶シリコンの構造からなる振動型半導体素
子の製造方法が開示されている(特開平7−28342
0)。この製造方法では、エッチストップ層を介して貼
り合わせた2枚のウェーハのうちの1枚のウェーハに可
動電極部分及び固定電極部分の加工を行い、この加工を
行ったウェーハを接合面として貼り合わせウェーハをガ
ラス基板に陽極接合した後、加工を行っていない側のウ
ェーハを除去し、続いてエッチストップ層を除去してい
る。
ス基板と単結晶シリコンの構造からなる振動型半導体素
子の製造方法が開示されている(特開平7−28342
0)。この製造方法では、エッチストップ層を介して貼
り合わせた2枚のウェーハのうちの1枚のウェーハに可
動電極部分及び固定電極部分の加工を行い、この加工を
行ったウェーハを接合面として貼り合わせウェーハをガ
ラス基板に陽極接合した後、加工を行っていない側のウ
ェーハを除去し、続いてエッチストップ層を除去してい
る。
【0005】更に別の半導体慣性センサとして、ガラ
ス基板と単結晶シリコンの構造からなるジャイロスコー
プが提案されている(J.Bernstein et al., "A Microma
chined Comb-Drive Tuning Fork Rate Gyroscope", IEE
E MEMS '93 Proceeding, pp.143-148 (1993))。このジ
ャイロスコープは、検出電極を形成したガラス基板と、
エッチングを行った後に高濃度ボロン拡散を行って可動
電極、固定電極等を形成した単結晶シリコン基板とをボ
ロン拡散を行った部分を接合面として接合し、更にボロ
ンを拡散していないシリコン基板部分をエッチングによ
り除去することにより、作られる。
ス基板と単結晶シリコンの構造からなるジャイロスコー
プが提案されている(J.Bernstein et al., "A Microma
chined Comb-Drive Tuning Fork Rate Gyroscope", IEE
E MEMS '93 Proceeding, pp.143-148 (1993))。このジ
ャイロスコープは、検出電極を形成したガラス基板と、
エッチングを行った後に高濃度ボロン拡散を行って可動
電極、固定電極等を形成した単結晶シリコン基板とをボ
ロン拡散を行った部分を接合面として接合し、更にボロ
ンを拡散していないシリコン基板部分をエッチングによ
り除去することにより、作られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記〜の従来のセ
ンサの製造技術には、次の欠点があった。の共振角速
度センサの製造方法では、ガラス基板に対して浮動する
構造になるべきシリコン能動部が陽極接合時に静電引力
によりガラス基板に貼り付いて可動電極にならないこと
があった。この貼り付き(sticking)を防ぐために可動
電極と検出電極とを短絡して静電力が働かない状態で陽
極接合した後に、レーザを用いて短絡していた電極間を
切り離していた。また島状の固定電極を形成するために
ガラス基板に接合した後、レーザアシストエッチングを
行う必要があった。これらのレーザ加工は極めて複雑で
あって、センサを量産しようとする場合には不適切であ
った。
ンサの製造技術には、次の欠点があった。の共振角速
度センサの製造方法では、ガラス基板に対して浮動する
構造になるべきシリコン能動部が陽極接合時に静電引力
によりガラス基板に貼り付いて可動電極にならないこと
があった。この貼り付き(sticking)を防ぐために可動
電極と検出電極とを短絡して静電力が働かない状態で陽
極接合した後に、レーザを用いて短絡していた電極間を
切り離していた。また島状の固定電極を形成するために
ガラス基板に接合した後、レーザアシストエッチングを
行う必要があった。これらのレーザ加工は極めて複雑で
あって、センサを量産しようとする場合には不適切であ
った。
【0007】のマイクロジャイロは、シリコンウェー
ハを基板とするため、センサの寄生容量が大きく、感度
や精度を高くすることが困難であった。の振動型半導
体素子の製造方法では、シリコンウェーハの貼り合わせ
などの手間のかかる工程を必要とした。更にのジャイ
ロスコープの製造方法では、ボロンを拡散した部分をエ
ッチストップ部分として構造体全体を形成するため、エ
ッチストップ効果が不完全の場合にはオーバエッチング
により可動電極や固定電極の厚さが薄くなり、寸法精度
に劣る問題点があった。
ハを基板とするため、センサの寄生容量が大きく、感度
や精度を高くすることが困難であった。の振動型半導
体素子の製造方法では、シリコンウェーハの貼り合わせ
などの手間のかかる工程を必要とした。更にのジャイ
ロスコープの製造方法では、ボロンを拡散した部分をエ
ッチストップ部分として構造体全体を形成するため、エ
ッチストップ効果が不完全の場合にはオーバエッチング
により可動電極や固定電極の厚さが薄くなり、寸法精度
に劣る問題点があった。
【0008】本発明の目的は、ウェーハの貼り合わせや
レーザ加工が不要で大量生産に適する、低コストの半導
体慣性センサ及びその製造方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、寄生容量が低く、高感度で高精度
の半導体慣性センサ及びその製造方法を提供することに
ある。本発明の更に別の目的は、寸法精度に優れた半導
体慣性センサ及びその製造方法を提供することにある。
レーザ加工が不要で大量生産に適する、低コストの半導
体慣性センサ及びその製造方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、寄生容量が低く、高感度で高精度
の半導体慣性センサ及びその製造方法を提供することに
ある。本発明の更に別の目的は、寸法精度に優れた半導
体慣性センサ及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1、図2及び図7に示すように、ガラス基板10の上
方に浮動するように設けられた可動電極26と、ガラス
基板10上に可動電極26を挟んで設けられた一対の固
定電極27,28とを備えた半導体慣性センサ30,6
0において、可動電極26及び一対の固定電極27,2
8がポリシリコンからなることを特徴とする。請求項2
に係る発明は、図3、図4及び図8に示すように、ガラ
ス基板10上に形成された検出電極12と、この検出電
極12の上方に浮動するように設けられた可動電極26
とを備えた半導体慣性センサ40,70において、可動
電極26がポリシリコンからなることを特徴とする。請
求項3に係る発明は、図5、図6及び図9に示すよう
に、ガラス基板10上に形成された検出電極12と、こ
の検出電極12の上方に浮動するように設けられた可動
電極26と、ガラス基板10上に可動電極26を挟んで
設けられた一対の固定電極27,28とを備えた半導体
慣性センサ50,80において、可動電極26及び一対
の固定電極27,28がポリシリコンからなることを特
徴とする。
図1、図2及び図7に示すように、ガラス基板10の上
方に浮動するように設けられた可動電極26と、ガラス
基板10上に可動電極26を挟んで設けられた一対の固
定電極27,28とを備えた半導体慣性センサ30,6
0において、可動電極26及び一対の固定電極27,2
8がポリシリコンからなることを特徴とする。請求項2
に係る発明は、図3、図4及び図8に示すように、ガラ
ス基板10上に形成された検出電極12と、この検出電
極12の上方に浮動するように設けられた可動電極26
とを備えた半導体慣性センサ40,70において、可動
電極26がポリシリコンからなることを特徴とする。請
求項3に係る発明は、図5、図6及び図9に示すよう
に、ガラス基板10上に形成された検出電極12と、こ
の検出電極12の上方に浮動するように設けられた可動
電極26と、ガラス基板10上に可動電極26を挟んで
設けられた一対の固定電極27,28とを備えた半導体
慣性センサ50,80において、可動電極26及び一対
の固定電極27,28がポリシリコンからなることを特
徴とする。
【0010】半導体慣性センサ30,40,50,6
0,70及び80は、基板にガラス基板を用いるため、
寄生容量が低く、高感度で高精度である。また可動電極
26がエッチングにより作製されたポリシリコンからな
るため、寸法精度に優れる。
0,70及び80は、基板にガラス基板を用いるため、
寄生容量が低く、高感度で高精度である。また可動電極
26がエッチングにより作製されたポリシリコンからな
るため、寸法精度に優れる。
【0011】請求項4に係る発明は、図1及び図7に示
すように、ポリシリコンからなる一対の固定電極27,
28とこれらの固定電極27,28に挟まれて設けられ
たポリシリコンからなる可動電極26がシリコンを浸食
せずにエッチング可能な膜21を介して形成されたシリ
コンウェーハ20をガラス基板10に接合する工程と、
シリコンウェーハ20と膜21を順次エッチングして除
去することにより一対の固定電極27,28に挟まれて
設けられた浮動の可動電極26を有する半導体慣性セン
サ30,60を得る工程とを含む半導体慣性センサの製
造方法である。
すように、ポリシリコンからなる一対の固定電極27,
28とこれらの固定電極27,28に挟まれて設けられ
たポリシリコンからなる可動電極26がシリコンを浸食
せずにエッチング可能な膜21を介して形成されたシリ
コンウェーハ20をガラス基板10に接合する工程と、
シリコンウェーハ20と膜21を順次エッチングして除
去することにより一対の固定電極27,28に挟まれて
設けられた浮動の可動電極26を有する半導体慣性セン
サ30,60を得る工程とを含む半導体慣性センサの製
造方法である。
【0012】請求項5に係る発明は、図4及び図8に示
すように、ガラス基板10上に検出電極12を形成する
工程と、ポリシリコンからなる可動電極26がシリコン
を浸食せずにエッチング可能な膜21を介して形成され
たシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極12
に対向するようにガラス基板10に接合する工程と、シ
リコンウェーハ20と膜21を順次エッチングして除去
することにより検出電極12に対向して設けられた浮動
の可動電極26を有する半導体慣性センサ40,70を
得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法である。
すように、ガラス基板10上に検出電極12を形成する
工程と、ポリシリコンからなる可動電極26がシリコン
を浸食せずにエッチング可能な膜21を介して形成され
たシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極12
に対向するようにガラス基板10に接合する工程と、シ
リコンウェーハ20と膜21を順次エッチングして除去
することにより検出電極12に対向して設けられた浮動
の可動電極26を有する半導体慣性センサ40,70を
得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法である。
【0013】請求項6に係る発明は、図5及び図9に示
すように、ガラス基板10上に検出電極12を形成する
工程と、ポリシリコンからなる一対の固定電極27,2
8とこれらの固定電極27,28に挟まれて設けられた
ポリシリコンからなる可動電極26がシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な膜21を介して形成されたシリコ
ンウェーハ20を可動電極26が検出電極12に対向す
るようにガラス基板10に接合する工程と、シリコンウ
ェーハ20と膜21を順次エッチングして除去すること
により一対の固定電極27,28に挟まれて設けられた
浮動の可動電極26を有する半導体慣性センサ50,8
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
すように、ガラス基板10上に検出電極12を形成する
工程と、ポリシリコンからなる一対の固定電極27,2
8とこれらの固定電極27,28に挟まれて設けられた
ポリシリコンからなる可動電極26がシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な膜21を介して形成されたシリコ
ンウェーハ20を可動電極26が検出電極12に対向す
るようにガラス基板10に接合する工程と、シリコンウ
ェーハ20と膜21を順次エッチングして除去すること
により一対の固定電極27,28に挟まれて設けられた
浮動の可動電極26を有する半導体慣性センサ50,8
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
【0014】請求項7に係る発明は、図1に示すよう
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、シリ
コンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表面に形成
されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリコン
層22を形成する工程と、膜21をエッチストップ層と
してポリシリコン層22をエッチングすることによりシ
リコンウェーハ20の膜21上にポリシリコンからなる
可動電極26と可動電極26の両側にポリシリコンから
なる一対の固定電極27,28を形成する工程と、可動
電極26と一対の固定電極27,28が形成されたシリ
コンウェーハ20を可動電極26が凹部11に対向する
ようにガラス基板10に接合する工程と、ガラス基板1
0と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエッチス
トップ層としてエッチングして除去する工程と、膜21
をエッチングして除去することにより一対の固定電極2
7,28に挟まれて設けられた可動電極26を有する半
導体慣性センサ30を得る工程とを含む半導体慣性セン
サの製造方法である。
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、シリ
コンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表面に形成
されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリコン
層22を形成する工程と、膜21をエッチストップ層と
してポリシリコン層22をエッチングすることによりシ
リコンウェーハ20の膜21上にポリシリコンからなる
可動電極26と可動電極26の両側にポリシリコンから
なる一対の固定電極27,28を形成する工程と、可動
電極26と一対の固定電極27,28が形成されたシリ
コンウェーハ20を可動電極26が凹部11に対向する
ようにガラス基板10に接合する工程と、ガラス基板1
0と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエッチス
トップ層としてエッチングして除去する工程と、膜21
をエッチングして除去することにより一対の固定電極2
7,28に挟まれて設けられた可動電極26を有する半
導体慣性センサ30を得る工程とを含む半導体慣性セン
サの製造方法である。
【0015】請求項8に係る発明は、図4に示すよう
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、ガラ
ス基板10の凹部11の底面に検出電極12を形成する
工程と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21
が表面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上に
ポリシリコン層22を形成する工程と、膜21をエッチ
ストップ層としてポリシリコン層22をエッチングする
ことによりシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリ
コンからなる可動電極26を形成する工程と、可動電極
26が形成されたシリコンウェーハ20を可動電極26
が検出電極12に対向するようにガラス基板10に接合
する工程と、ガラス基板10と接合したシリコンウェー
ハ20を膜21をエッチストップ層としてエッチングし
て除去する工程と、膜21をエッチングして除去するこ
とにより検出電極12に対向して設けられた可動電極2
6を有する半導体慣性センサ40を得る工程とを含む半
導体慣性センサの製造方法である。
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、ガラ
ス基板10の凹部11の底面に検出電極12を形成する
工程と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21
が表面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上に
ポリシリコン層22を形成する工程と、膜21をエッチ
ストップ層としてポリシリコン層22をエッチングする
ことによりシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリ
コンからなる可動電極26を形成する工程と、可動電極
26が形成されたシリコンウェーハ20を可動電極26
が検出電極12に対向するようにガラス基板10に接合
する工程と、ガラス基板10と接合したシリコンウェー
ハ20を膜21をエッチストップ層としてエッチングし
て除去する工程と、膜21をエッチングして除去するこ
とにより検出電極12に対向して設けられた可動電極2
6を有する半導体慣性センサ40を得る工程とを含む半
導体慣性センサの製造方法である。
【0016】請求項9に係る発明は、図5に示すよう
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、ガラ
ス基板10の凹部11の底面に検出電極12を形成する
工程と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21
が表面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上に
ポリシリコン層22を形成する工程と、膜21をエッチ
ストップ層としてポリシリコン層22をエッチングする
ことによりシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリ
コンからなる可動電極26と可動電極26の両側にポリ
シリコンからなる一対の固定電極27,28を形成する
工程と、可動電極26と一対の固定電極27,28が形
成されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電
極12に対向するようにガラス基板10に接合する工程
と、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ20を
膜21をエッチストップ層としてエッチングして除去す
る工程と、膜21をエッチングして除去することにより
一対の固定電極27,28に挟まれて設けられた可動電
極26を有する半導体慣性センサ50を得る工程とを含
む半導体慣性センサの製造方法である。
に、ガラス基板10に凹部11を形成する工程と、ガラ
ス基板10の凹部11の底面に検出電極12を形成する
工程と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21
が表面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上に
ポリシリコン層22を形成する工程と、膜21をエッチ
ストップ層としてポリシリコン層22をエッチングする
ことによりシリコンウェーハ20の膜21上にポリシリ
コンからなる可動電極26と可動電極26の両側にポリ
シリコンからなる一対の固定電極27,28を形成する
工程と、可動電極26と一対の固定電極27,28が形
成されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電
極12に対向するようにガラス基板10に接合する工程
と、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ20を
膜21をエッチストップ層としてエッチングして除去す
る工程と、膜21をエッチングして除去することにより
一対の固定電極27,28に挟まれて設けられた可動電
極26を有する半導体慣性センサ50を得る工程とを含
む半導体慣性センサの製造方法である。
【0017】請求項10に係る発明は、図7に示すよう
に、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26と可動電極26の両側にポリシリコンからなる一
対の固定電極27,28を形成する工程と、可動電極2
6と一対の固定電極27,28が形成されたシリコンウ
ェーハ20をガラス基板10に接合する工程と、ガラス
基板10と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエ
ッチストップ層としてエッチングして除去する工程と、
膜21をエッチングして除去することにより一対の固定
電極27,28に挟まれて設けられた可動電極26を有
する半導体慣性センサ60を得る工程とを含む半導体慣
性センサの製造方法である。
に、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26と可動電極26の両側にポリシリコンからなる一
対の固定電極27,28を形成する工程と、可動電極2
6と一対の固定電極27,28が形成されたシリコンウ
ェーハ20をガラス基板10に接合する工程と、ガラス
基板10と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエ
ッチストップ層としてエッチングして除去する工程と、
膜21をエッチングして除去することにより一対の固定
電極27,28に挟まれて設けられた可動電極26を有
する半導体慣性センサ60を得る工程とを含む半導体慣
性センサの製造方法である。
【0018】請求項11に係る発明は、図8に示すよう
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26を形成する工程と、可動電極26が形成されたシ
リコンウェーハ20を可動電極26が検出電極12に対
向するようにガラス基板10に接合する工程と、ガラス
基板10と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエ
ッチストップ層としてエッチングして除去する工程と、
膜21をエッチングして除去することにより検出電極1
2に対向して設けられた可動電極26を有する半導体慣
性センサ70を得る工程とを含む半導体慣性センサの製
造方法である。
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26を形成する工程と、可動電極26が形成されたシ
リコンウェーハ20を可動電極26が検出電極12に対
向するようにガラス基板10に接合する工程と、ガラス
基板10と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエ
ッチストップ層としてエッチングして除去する工程と、
膜21をエッチングして除去することにより検出電極1
2に対向して設けられた可動電極26を有する半導体慣
性センサ70を得る工程とを含む半導体慣性センサの製
造方法である。
【0019】請求項12に係る発明は、図9に示すよう
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26と可動電極26の両側にポリシリコンからなる一
対の固定電極27,28を形成する工程と、可動電極2
6と一対の固定電極27,28が形成されたシリコンウ
ェーハ20を可動電極26が検出電極12に対向するよ
うにガラス基板10に接合する工程と、ガラス基板10
と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエッチスト
ップ層としてエッチングして除去する工程と、膜21を
エッチングして除去することにより一対の固定電極2
7,28に挟まれて設けられた可動電極26を有する半
導体慣性センサ80を得る工程とを含む半導体慣性セン
サの製造方法である。
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜21が表
面に形成されたシリコンウェーハ20の膜21上にポリ
シリコン層22を形成する工程と、ポリシリコン層22
の所定の部分をエッチングして薄層を形成する工程と、
膜21をエッチストップ層として薄層を有するポリシリ
コン層22をエッチングすることによりシリコンウェー
ハ20の膜21上に薄層のポリシリコンからなる可動電
極26と可動電極26の両側にポリシリコンからなる一
対の固定電極27,28を形成する工程と、可動電極2
6と一対の固定電極27,28が形成されたシリコンウ
ェーハ20を可動電極26が検出電極12に対向するよ
うにガラス基板10に接合する工程と、ガラス基板10
と接合したシリコンウェーハ20を膜21をエッチスト
ップ層としてエッチングして除去する工程と、膜21を
エッチングして除去することにより一対の固定電極2
7,28に挟まれて設けられた可動電極26を有する半
導体慣性センサ80を得る工程とを含む半導体慣性セン
サの製造方法である。
【0020】この請求項4ないし12に係る製造方法で
は、ウェーハの貼り合わせやレーザ加工が不要で大量生
産に適するため、低コストで半導体慣性センサを製造で
きる。また基板にガラス基板を用いるので、センサは寄
生容量が低い。更にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な膜をエッチストップ層とするため、可動電極等のエ
ッチング加工が正確に行われ、寸法精度に優れる。この
ため高感度で高精度な半導体慣性センサが作られる。
は、ウェーハの貼り合わせやレーザ加工が不要で大量生
産に適するため、低コストで半導体慣性センサを製造で
きる。また基板にガラス基板を用いるので、センサは寄
生容量が低い。更にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な膜をエッチストップ層とするため、可動電極等のエ
ッチング加工が正確に行われ、寸法精度に優れる。この
ため高感度で高精度な半導体慣性センサが作られる。
【0021】なお、本明細書で、「シリコンを浸食せず
にエッチング可能な膜」とは、当該膜をエッチング除去
する際に、シリコンが浸食されないエッチャントを選ぶ
ことができる膜であることを意味する。また、この膜を
エッチストップ層として利用する際には、前記エッチャ
ントとは異なるエッチャントによって、シリコンのみを
エッチングすることが可能である。このような性質の膜
としては、酸化膜や窒化膜などが挙げられる。
にエッチング可能な膜」とは、当該膜をエッチング除去
する際に、シリコンが浸食されないエッチャントを選ぶ
ことができる膜であることを意味する。また、この膜を
エッチストップ層として利用する際には、前記エッチャ
ントとは異なるエッチャントによって、シリコンのみを
エッチングすることが可能である。このような性質の膜
としては、酸化膜や窒化膜などが挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、本発
明の第1実施形態の半導体慣性センサ30は加速度セン
サであって、ガラス基板10上に固着された固定電極2
7及び28の間に可動電極26を有する。可動電極2
6、固定電極27及び28は、それぞれポリシリコンか
らなり、電極26と電極27及び電極26と電極28の
互いに対向する部分が櫛状に形成される。可動電極26
はガラス基板10に形成された凹部11の上方に位置
し、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aは基板10上に固着される。図示しないが、
ビーム基端部31a、固定電極27及び28には個別に
電気配線がなされる。この半導体慣性センサ30では、
可動電極26に対して、図の矢印で示すようにビーム基
端部31aと31aを結ぶ線に直交する水平方向の加速
度が作用すると、可動電極26はビーム31,31を支
軸として振動する。可動電極26と固定電極27及び2
8の間の間隔が広がったり、狭まったりすると、可動電
極26と固定電極27及び28の間の静電容量が変化す
る。この静電容量の変化から作用した加速度が求められ
る。
いて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、本発
明の第1実施形態の半導体慣性センサ30は加速度セン
サであって、ガラス基板10上に固着された固定電極2
7及び28の間に可動電極26を有する。可動電極2
6、固定電極27及び28は、それぞれポリシリコンか
らなり、電極26と電極27及び電極26と電極28の
互いに対向する部分が櫛状に形成される。可動電極26
はガラス基板10に形成された凹部11の上方に位置
し、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aは基板10上に固着される。図示しないが、
ビーム基端部31a、固定電極27及び28には個別に
電気配線がなされる。この半導体慣性センサ30では、
可動電極26に対して、図の矢印で示すようにビーム基
端部31aと31aを結ぶ線に直交する水平方向の加速
度が作用すると、可動電極26はビーム31,31を支
軸として振動する。可動電極26と固定電極27及び2
8の間の間隔が広がったり、狭まったりすると、可動電
極26と固定電極27及び28の間の静電容量が変化す
る。この静電容量の変化から作用した加速度が求められ
る。
【0023】次に、本発明の第1実施形態の半導体慣性
センサ30の製造方法について述べる。図1に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な膜21を形成する。この膜21としては、ウェーハ
を熱酸化することにより形成される酸化膜、或いは化学
気相成長(CVD)法でSiH2Cl2又はSiH4とN
H3ガスを用いて形成される窒化シリコン膜などが挙げ
られる。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜2
1,21を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸で
エッチング除去する。このシリコンウェーハ20の両面
にCVD法により約5μm厚のポリシリコン層22を形
成する。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表
面にスパッタリング等によりAl膜23を形成し、パタ
ーニングした後、SF6ガスによる低温での異方性ドラ
イエッチングを行う。
センサ30の製造方法について述べる。図1に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な膜21を形成する。この膜21としては、ウェーハ
を熱酸化することにより形成される酸化膜、或いは化学
気相成長(CVD)法でSiH2Cl2又はSiH4とN
H3ガスを用いて形成される窒化シリコン膜などが挙げ
られる。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜2
1,21を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸で
エッチング除去する。このシリコンウェーハ20の両面
にCVD法により約5μm厚のポリシリコン層22を形
成する。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表
面にスパッタリング等によりAl膜23を形成し、パタ
ーニングした後、SF6ガスによる低温での異方性ドラ
イエッチングを行う。
【0024】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が凹部11
に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。その
後、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ20及
び残存するポリシリコン層22を膜21をエッチストッ
プ層としてKOHなどのエッチャントによりウエットエ
ッチング又はSF6などのエッチャントによりドライエ
ッチングすることにより除去する。続いて、フッ酸など
のエッチャントにより膜21を除去する。これにより可
動電極26が一対の固定電極27,28に挟まれて凹部
11の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ30が
得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が凹部11
に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。その
後、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ20及
び残存するポリシリコン層22を膜21をエッチストッ
プ層としてKOHなどのエッチャントによりウエットエ
ッチング又はSF6などのエッチャントによりドライエ
ッチングすることにより除去する。続いて、フッ酸など
のエッチャントにより膜21を除去する。これにより可
動電極26が一対の固定電極27,28に挟まれて凹部
11の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ30が
得られる。
【0025】図3及び図4は第2実施形態の半導体慣性
センサ40を示す。この半導体慣性センサ40は加速度
センサであって、ガラス基板10上に固着された枠体2
9の間に可動電極26を有する。可動電極26、枠体2
9は、それぞれポリシリコンからなり、電極26は窓枠
状の枠体29に間隔をあけて収容される。可動電極26
はガラス基板10に形成された凹部11の上方に位置
し、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aは枠体29の凹み29aに位置しかつ基板1
0上に固着される。この凹部11の底面には凹部の深さ
より小さい厚さの検出電極12が形成される。
センサ40を示す。この半導体慣性センサ40は加速度
センサであって、ガラス基板10上に固着された枠体2
9の間に可動電極26を有する。可動電極26、枠体2
9は、それぞれポリシリコンからなり、電極26は窓枠
状の枠体29に間隔をあけて収容される。可動電極26
はガラス基板10に形成された凹部11の上方に位置
し、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aは枠体29の凹み29aに位置しかつ基板1
0上に固着される。この凹部11の底面には凹部の深さ
より小さい厚さの検出電極12が形成される。
【0026】図示しないが、ビーム基端部31a及び検
出電極12には個別に電気配線がなされる。この半導体
慣性センサ40では、可動電極26に対して、図の矢印
で示すようにビーム基端部31aと31aを結ぶ線に直
交する鉛直方向の加速度が作用すると、可動電極26は
ビーム31,31を支軸として振動する。可動電極26
と検出電極12の間の間隔が広がったり、狭まったりす
ると、可動電極26と検出電極12の間の静電容量が変
化する。この静電容量の変化から作用した加速度が求め
られる。
出電極12には個別に電気配線がなされる。この半導体
慣性センサ40では、可動電極26に対して、図の矢印
で示すようにビーム基端部31aと31aを結ぶ線に直
交する鉛直方向の加速度が作用すると、可動電極26は
ビーム31,31を支軸として振動する。可動電極26
と検出電極12の間の間隔が広がったり、狭まったりす
ると、可動電極26と検出電極12の間の静電容量が変
化する。この静電容量の変化から作用した加速度が求め
られる。
【0027】次に、本発明の第2実施形態の半導体慣性
センサ40の製造方法について述べる。図4に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成し、この凹部11の底面
にスパッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,C
uなどから選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を
形成する。一方、シリコンウェーハ20の両面にシリコ
ンを浸食せずにエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコ
ン膜のような膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜
又は窒化シリコン膜21,21を形成した後、一方の表
面の膜21をフッ酸でエッチング除去する。このシリコ
ンウェーハ20の両面にCVD法により約5μm厚のポ
リシリコン層22を形成する。膜21が残存する側のポ
リシリコン層22の表面にスパッタリング等によりAl
膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガスによ
る低温での異方性ドライエッチングを行う。
センサ40の製造方法について述べる。図4に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成し、この凹部11の底面
にスパッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,C
uなどから選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を
形成する。一方、シリコンウェーハ20の両面にシリコ
ンを浸食せずにエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコ
ン膜のような膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜
又は窒化シリコン膜21,21を形成した後、一方の表
面の膜21をフッ酸でエッチング除去する。このシリコ
ンウェーハ20の両面にCVD法により約5μm厚のポ
リシリコン層22を形成する。膜21が残存する側のポ
リシリコン層22の表面にスパッタリング等によりAl
膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガスによ
る低温での異方性ドライエッチングを行う。
【0028】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる枠体2
9が形成される。Al膜23を除去した後、可動電極2
6と枠体29が形成されたシリコンウェーハ20を可動
電極26が検出電極12に対向するようにガラス基板1
0に陽極接合する。その後、ガラス基板10と接合した
シリコンウェーハ20及び残存するポリシリコン層22
を膜21をエッチストップ層としてKOHなどのエッチ
ャントによりウエットエッチング又はSF6などのエッ
チャントによりドライエッチングすることにより除去す
る。続いて、フッ酸などのエッチャントにより膜21を
除去する。これにより可動電極26が枠体29に挟まれ
て検出電極12の上方に浮動に形成された半導体慣性セ
ンサ40が得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる枠体2
9が形成される。Al膜23を除去した後、可動電極2
6と枠体29が形成されたシリコンウェーハ20を可動
電極26が検出電極12に対向するようにガラス基板1
0に陽極接合する。その後、ガラス基板10と接合した
シリコンウェーハ20及び残存するポリシリコン層22
を膜21をエッチストップ層としてKOHなどのエッチ
ャントによりウエットエッチング又はSF6などのエッ
チャントによりドライエッチングすることにより除去す
る。続いて、フッ酸などのエッチャントにより膜21を
除去する。これにより可動電極26が枠体29に挟まれ
て検出電極12の上方に浮動に形成された半導体慣性セ
ンサ40が得られる。
【0029】図5及び図6は第3実施形態の半導体慣性
センサ50を示す。この半導体慣性センサ50は角速度
センサであって、ガラス基板10上に固着された固定電
極27及び28の間に音叉構造の一対の可動電極26,
26を有する。可動電極26、固定電極27及び28
は、それぞれポリシリコンからなり、電極26と電極2
7及び電極26と電極28の互いに対向する部分が櫛状
に形成される。可動電極26,26はガラス基板10に
形成された凹部11の上方に位置し、コ字状のビーム3
1,31によりその両端が支持され、ガラス基板10に
対して浮動になっている。ビーム31の基端部31aは
基板10上に固着される。この凹部11の底面には凹部
の深さより小さい厚さの検出電極12が形成される。図
示しないが、ビーム基端部31a、固定電極27及び2
8、検出電極12には個別に電気配線がなされ、固定電
極27及び28に交流電圧を印加し、静電力により可動
電極を励振するようになっている。この半導体慣性セン
サ50では、可動電極26,26に対してビーム基端部
31aと31aを結ぶ線を中心として角速度が作用する
と、可動電極26,26にコリオリ力が生じてこの中心
線の回りに捩り振動を起こして共振する。この共振時の
可動電極26と検出電極12との間の静電容量の変化に
より作用した角速度が検出される。
センサ50を示す。この半導体慣性センサ50は角速度
センサであって、ガラス基板10上に固着された固定電
極27及び28の間に音叉構造の一対の可動電極26,
26を有する。可動電極26、固定電極27及び28
は、それぞれポリシリコンからなり、電極26と電極2
7及び電極26と電極28の互いに対向する部分が櫛状
に形成される。可動電極26,26はガラス基板10に
形成された凹部11の上方に位置し、コ字状のビーム3
1,31によりその両端が支持され、ガラス基板10に
対して浮動になっている。ビーム31の基端部31aは
基板10上に固着される。この凹部11の底面には凹部
の深さより小さい厚さの検出電極12が形成される。図
示しないが、ビーム基端部31a、固定電極27及び2
8、検出電極12には個別に電気配線がなされ、固定電
極27及び28に交流電圧を印加し、静電力により可動
電極を励振するようになっている。この半導体慣性セン
サ50では、可動電極26,26に対してビーム基端部
31aと31aを結ぶ線を中心として角速度が作用する
と、可動電極26,26にコリオリ力が生じてこの中心
線の回りに捩り振動を起こして共振する。この共振時の
可動電極26と検出電極12との間の静電容量の変化に
より作用した角速度が検出される。
【0030】次に、本発明の第3実施形態の半導体慣性
センサ50の製造方法について述べる。図5に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成し、この凹部11の底面
にスパッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,C
uなどから選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を
形成する。一方、シリコンウェーハ20の両面にシリコ
ンを浸食せずにエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコ
ン膜のような膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜
又は窒化シリコン膜21,21を形成した後、一方の表
面の膜21をフッ酸でエッチング除去する。このシリコ
ンウェーハ20の両面にCVD法により約5μm厚のポ
リシリコン層22を形成する。膜21が残存する側のポ
リシリコン層22の表面にスパッタリング等によりAl
膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガスによ
る低温での異方性ドライエッチングを行う。
センサ50の製造方法について述べる。図5に示すよう
に、先ずガラス基板10にフッ酸などのエッチャントで
エッチングして凹部11を形成し、この凹部11の底面
にスパッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,C
uなどから選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を
形成する。一方、シリコンウェーハ20の両面にシリコ
ンを浸食せずにエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコ
ン膜のような膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜
又は窒化シリコン膜21,21を形成した後、一方の表
面の膜21をフッ酸でエッチング除去する。このシリコ
ンウェーハ20の両面にCVD法により約5μm厚のポ
リシリコン層22を形成する。膜21が残存する側のポ
リシリコン層22の表面にスパッタリング等によりAl
膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガスによ
る低温での異方性ドライエッチングを行う。
【0031】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極
12に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。
その後、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ2
0及び残存するポリシリコン層22を膜21をエッチス
トップ層としてKOHなどのエッチャントによりウエッ
トエッチング又はSF6などのエッチャントによりドラ
イエッチングすることにより除去する。続いて、フッ酸
などのエッチャントにより膜21を除去する。これによ
り凹部11の上方に検出電極12に対向しかつ一対の固
定電極27,28に挟まれて設けられた可動電極26を
有する半導体慣性センサ50が得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極
12に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。
その後、ガラス基板10と接合したシリコンウェーハ2
0及び残存するポリシリコン層22を膜21をエッチス
トップ層としてKOHなどのエッチャントによりウエッ
トエッチング又はSF6などのエッチャントによりドラ
イエッチングすることにより除去する。続いて、フッ酸
などのエッチャントにより膜21を除去する。これによ
り凹部11の上方に検出電極12に対向しかつ一対の固
定電極27,28に挟まれて設けられた可動電極26を
有する半導体慣性センサ50が得られる。
【0032】図7は第4実施形態の半導体慣性センサ6
0を示す。この半導体慣性センサは加速度センサであっ
て、第1実施形態の半導体慣性センサ30と同様に、ガ
ラス基板10上に固着された固定電極27及び28の間
に可動電極26を有する。第1実施形態のセンサ30と
の相違点は、ガラス基板10に凹部11がなく、可動電
極26が固定電極27及び28より薄層に形成されたと
ころにある。可動電極26が固定電極27及び28より
薄いため、可動電極26と平坦なガラス基板10との間
にギャップが形成される。図7では示していないが、一
対の固定電極27及び28のそれぞれの櫛歯の部分は可
動電極26と同じ厚さを有する。このセンサ60の動作
及びその他の構成は第1実施形態の半導体慣性センサ3
0と同じである。
0を示す。この半導体慣性センサは加速度センサであっ
て、第1実施形態の半導体慣性センサ30と同様に、ガ
ラス基板10上に固着された固定電極27及び28の間
に可動電極26を有する。第1実施形態のセンサ30と
の相違点は、ガラス基板10に凹部11がなく、可動電
極26が固定電極27及び28より薄層に形成されたと
ころにある。可動電極26が固定電極27及び28より
薄いため、可動電極26と平坦なガラス基板10との間
にギャップが形成される。図7では示していないが、一
対の固定電極27及び28のそれぞれの櫛歯の部分は可
動電極26と同じ厚さを有する。このセンサ60の動作
及びその他の構成は第1実施形態の半導体慣性センサ3
0と同じである。
【0033】次に、本発明の第4実施形態の半導体慣性
センサ60の製造方法について述べる。図7に示すよう
に、シリコンウェーハ20の両面にシリコンを浸食せず
にエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような
膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリ
コン膜21,21を形成した後、一方の表面の膜21を
フッ酸でエッチング除去する。このシリコンウェーハ2
0の両面にCVD法により約5μm厚のポリシリコン層
22を形成する。膜21が残存する側のポリシリコン層
22の表面にスパッタリング等によりAl膜32を形成
し、パターニングした後、SF6ガスによる低温での軽
度の異方性ドライエッチングを行う。これにより片側の
ポリシリコン層22の所定の部分が薄層となる。この薄
層が形成されたポリシリコン層22の表面にスパッタリ
ング等によりAl膜23を形成し、パターニングした
後、SF6ガスによる低温での異方性ドライエッチング
を行う。
センサ60の製造方法について述べる。図7に示すよう
に、シリコンウェーハ20の両面にシリコンを浸食せず
にエッチング可能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような
膜21を形成する。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリ
コン膜21,21を形成した後、一方の表面の膜21を
フッ酸でエッチング除去する。このシリコンウェーハ2
0の両面にCVD法により約5μm厚のポリシリコン層
22を形成する。膜21が残存する側のポリシリコン層
22の表面にスパッタリング等によりAl膜32を形成
し、パターニングした後、SF6ガスによる低温での軽
度の異方性ドライエッチングを行う。これにより片側の
ポリシリコン層22の所定の部分が薄層となる。この薄
層が形成されたポリシリコン層22の表面にスパッタリ
ング等によりAl膜23を形成し、パターニングした
後、SF6ガスによる低温での異方性ドライエッチング
を行う。
【0034】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上に薄
層を有するポリシリコンからなる可動電極26とこの可
動電極26の両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンか
らなる一対の固定電極27,28が形成される。Al膜
23を除去した後、可動電極26と一対の固定電極2
7,28が形成されたシリコンウェーハ20をガラス基
板10に陽極接合する。これ以降、第1実施形態の製造
方法と同様に行い、可動電極26が一対の固定電極2
7,28に挟まれてガラス基板10の上方に浮動に形成
された半導体慣性センサ60が得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上に薄
層を有するポリシリコンからなる可動電極26とこの可
動電極26の両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンか
らなる一対の固定電極27,28が形成される。Al膜
23を除去した後、可動電極26と一対の固定電極2
7,28が形成されたシリコンウェーハ20をガラス基
板10に陽極接合する。これ以降、第1実施形態の製造
方法と同様に行い、可動電極26が一対の固定電極2
7,28に挟まれてガラス基板10の上方に浮動に形成
された半導体慣性センサ60が得られる。
【0035】図8は第5実施形態の半導体慣性センサ7
0を示す。この半導体慣性センサ70は加速度センサで
あって、第2実施形態の半導体慣性センサ40と同様
に、ガラス基板10上に固着された枠体29の間に可動
電極26を有する。第2実施形態のセンサ40との相違
点は、ガラス基板10に凹部11がなく、可動電極26
と検出電極12の合計厚さが枠体29よりも薄くなるよ
うに、可動電極26が薄層に形成されたところにある。
このように構成することにより可動電極26と検出電極
12との間にギャップが形成される。このセンサ70の
動作及びその他の構成は第2実施形態の半導体慣性セン
サ40と同じである。
0を示す。この半導体慣性センサ70は加速度センサで
あって、第2実施形態の半導体慣性センサ40と同様
に、ガラス基板10上に固着された枠体29の間に可動
電極26を有する。第2実施形態のセンサ40との相違
点は、ガラス基板10に凹部11がなく、可動電極26
と検出電極12の合計厚さが枠体29よりも薄くなるよ
うに、可動電極26が薄層に形成されたところにある。
このように構成することにより可動電極26と検出電極
12との間にギャップが形成される。このセンサ70の
動作及びその他の構成は第2実施形態の半導体慣性セン
サ40と同じである。
【0036】次に、本発明の第5実施形態の半導体慣性
センサ70の製造方法について述べる。図8に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような膜21を形成す
る。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜21,2
1を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸でエッチ
ング除去する。このシリコンウェーハ20の両面にCV
D法により約5μm厚のポリシリコン層22を形成す
る。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表面に
スパッタリング等によりAl膜32を形成し、パターニ
ングした後、SF6ガスによる低温での軽度の異方性ド
ライエッチングを行う。これにより片側のポリシリコン
層22の所定の部分が薄層となる。この薄層が形成され
たポリシリコン層22の表面にスパッタリング等により
Al膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガス
による低温での異方性ドライエッチングを行う。
センサ70の製造方法について述べる。図8に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような膜21を形成す
る。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜21,2
1を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸でエッチ
ング除去する。このシリコンウェーハ20の両面にCV
D法により約5μm厚のポリシリコン層22を形成す
る。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表面に
スパッタリング等によりAl膜32を形成し、パターニ
ングした後、SF6ガスによる低温での軽度の異方性ド
ライエッチングを行う。これにより片側のポリシリコン
層22の所定の部分が薄層となる。この薄層が形成され
たポリシリコン層22の表面にスパッタリング等により
Al膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガス
による低温での異方性ドライエッチングを行う。
【0037】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる枠体2
9が形成される。Al膜23を除去した後、可動電極2
6と枠体29が形成されたシリコンウェーハ20を可動
電極26が検出電極12に対向するようにガラス基板1
0に陽極接合する。これ以降、第2実施形態の製造方法
と同様に行い、可動電極26が枠体29に挟まれて検出
電極12の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ7
0が得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる枠体2
9が形成される。Al膜23を除去した後、可動電極2
6と枠体29が形成されたシリコンウェーハ20を可動
電極26が検出電極12に対向するようにガラス基板1
0に陽極接合する。これ以降、第2実施形態の製造方法
と同様に行い、可動電極26が枠体29に挟まれて検出
電極12の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ7
0が得られる。
【0038】図9は第6実施形態の半導体慣性センサ8
0を示す。この半導体慣性センサ80は角速度センサで
あって、第3実施形態の半導体慣性センサ50と同様
に、ガラス基板10上に固着された固定電極27及び2
8の間に音叉構造の一対の可動電極26,26を有す
る。第3実施形態のセンサ50との相違点は、ガラス基
板10に凹部11がなく、可動電極26と検出電極12
の合計厚さが固定電極27,28よりも薄くなるよう
に、可動電極26が薄層に形成されたところにある。こ
のように構成することにより可動電極26と検出電極1
2との間にギャップが形成される。図9では示していな
いが、一対の固定電極27及び28のそれぞれの櫛歯の
部分は可動電極26と同じ厚さを有する。このセンサ8
0の動作及びその他の構成は第3実施形態の半導体慣性
センサ50と同じである。
0を示す。この半導体慣性センサ80は角速度センサで
あって、第3実施形態の半導体慣性センサ50と同様
に、ガラス基板10上に固着された固定電極27及び2
8の間に音叉構造の一対の可動電極26,26を有す
る。第3実施形態のセンサ50との相違点は、ガラス基
板10に凹部11がなく、可動電極26と検出電極12
の合計厚さが固定電極27,28よりも薄くなるよう
に、可動電極26が薄層に形成されたところにある。こ
のように構成することにより可動電極26と検出電極1
2との間にギャップが形成される。図9では示していな
いが、一対の固定電極27及び28のそれぞれの櫛歯の
部分は可動電極26と同じ厚さを有する。このセンサ8
0の動作及びその他の構成は第3実施形態の半導体慣性
センサ50と同じである。
【0039】次に、本発明の第6実施形態の半導体慣性
センサ80の製造方法について述べる。図9に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような膜21を形成す
る。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜21,2
1を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸でエッチ
ング除去する。このシリコンウェーハ20の両面にCV
D法により約5μm厚のポリシリコン層22を形成す
る。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表面に
スパッタリング等によりAl膜32を形成し、パターニ
ングした後、SF6ガスによる低温での軽度の異方性ド
ライエッチングを行う。これにより片側のポリシリコン
層22の所定の部分が薄層となる。この薄層が形成され
たポリシリコン層22の表面にスパッタリング等により
Al膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガス
による低温での異方性ドライエッチングを行う。
センサ80の製造方法について述べる。図9に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、シリコンウ
ェーハ20の両面にシリコンを浸食せずにエッチング可
能な酸化膜又は窒化シリコン膜のような膜21を形成す
る。ウェーハ両面に酸化膜又は窒化シリコン膜21,2
1を形成した後、一方の表面の膜21をフッ酸でエッチ
ング除去する。このシリコンウェーハ20の両面にCV
D法により約5μm厚のポリシリコン層22を形成す
る。膜21が残存する側のポリシリコン層22の表面に
スパッタリング等によりAl膜32を形成し、パターニ
ングした後、SF6ガスによる低温での軽度の異方性ド
ライエッチングを行う。これにより片側のポリシリコン
層22の所定の部分が薄層となる。この薄層が形成され
たポリシリコン層22の表面にスパッタリング等により
Al膜23を形成し、パターニングした後、SF6ガス
による低温での異方性ドライエッチングを行う。
【0040】これにより膜21をエッチストップ層とし
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極
12に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。
これ以降、第3実施形態の製造方法と同様に行い、可動
電極26が一対の固定電極27,28に挟まれて検出電
極12に対向しかつ上方に浮動に形成された半導体慣性
センサ80が得られる。
てポリシリコン層22がエッチングされ、膜21上にポ
リシリコンからなる可動電極26とこの可動電極26の
両側に僅かに間隙をあけてポリシリコンからなる一対の
固定電極27,28が形成される。Al膜23を除去し
た後、可動電極26と一対の固定電極27,28が形成
されたシリコンウェーハ20を可動電極26が検出電極
12に対向するようにガラス基板10に陽極接合する。
これ以降、第3実施形態の製造方法と同様に行い、可動
電極26が一対の固定電極27,28に挟まれて検出電
極12に対向しかつ上方に浮動に形成された半導体慣性
センサ80が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、従来のウェーハの貼
り合わせやレーザ加工による半導体慣性センサの製法と
異なり、本発明によればこれらの貼り合わせウェーハや
レーザ加工が不要となり、大量生産に適した低コストの
半導体慣性センサを製作することができる。可動電極、
固定電極又は枠体などの構造体がシリコンウェーハに支
持された状態でガラス基板に接合するため、従来のよう
な貼り付き(sticking)現象を生じず、検出電極やガラ
ス基板に対して所定のギャップで可動電極を設けること
ができる。
り合わせやレーザ加工による半導体慣性センサの製法と
異なり、本発明によればこれらの貼り合わせウェーハや
レーザ加工が不要となり、大量生産に適した低コストの
半導体慣性センサを製作することができる。可動電極、
固定電極又は枠体などの構造体がシリコンウェーハに支
持された状態でガラス基板に接合するため、従来のよう
な貼り付き(sticking)現象を生じず、検出電極やガラ
ス基板に対して所定のギャップで可動電極を設けること
ができる。
【0042】また基板をシリコン基板でなく、ガラス基
板にすることにより、静電容量で検出を行うセンサで
は、素子の寄生容量が低下し、高感度で高精度の半導体
慣性センサが得られる。更にSiO2からなる熱酸化膜
やSi3N4からなる窒化シリコン膜をエッチストップ層
として、シリコンウェーハをエッチングすることによ
り、従来のボロン拡散したエッチストップ技術と異な
り、エッチストップ効果が確実で、オーバーエッチング
されて可動電極、固定電極などが薄くならず、寸法精度
に優れた可動電極及び固定電極を形成することができ
る。
板にすることにより、静電容量で検出を行うセンサで
は、素子の寄生容量が低下し、高感度で高精度の半導体
慣性センサが得られる。更にSiO2からなる熱酸化膜
やSi3N4からなる窒化シリコン膜をエッチストップ層
として、シリコンウェーハをエッチングすることによ
り、従来のボロン拡散したエッチストップ技術と異な
り、エッチストップ効果が確実で、オーバーエッチング
されて可動電極、固定電極などが薄くならず、寸法精度
に優れた可動電極及び固定電極を形成することができ
る。
【図1】図2のA−A線要部に相当する本発明の第1実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図2】本発明の第1実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図3】本発明の第2実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図4】図3のB−B線要部に相当する本発明の第2実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図5】図6のC−C線要部に相当する本発明の第3実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図6】本発明の第3実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図7】本発明の第4実施形態の半導体慣性センサ及び
その製造工程を示す断面図。
その製造工程を示す断面図。
【図8】本発明の第5実施形態の半導体慣性センサ及び
その製造工程を示す断面図。
その製造工程を示す断面図。
【図9】本発明の第6実施形態の半導体慣性センサ及び
その製造工程を示す断面図。
その製造工程を示す断面図。
10 ガラス基板 11 凹部 12 検出電極 20 シリコンウェーハ 21 酸化膜 22 ポリシリコン層 26 可動電極 27,28 一対の固定電極 29 枠体 30,40,50,60,70,80 半導体慣性セン
サ
サ
Claims (12)
- 【請求項1】 ガラス基板(10)の上方に浮動するように
設けられた可動電極(26)と、前記ガラス基板(10)上に前
記可動電極(26)を挟んで設けられた一対の固定電極(27,
28)とを備えた半導体慣性センサ(30,60)において、 前記可動電極(26)及び一対の固定電極(27,28)がポリシ
リコンからなることを特徴とする半導体慣性センサ。 - 【請求項2】 ガラス基板(10)上に形成された検出電極
(12)と、前記検出電極(12)の上方に浮動するように設け
られた可動電極(26)とを備えた半導体慣性センサ(40,7
0)において、 前記可動電極(26)がポリシリコンからなることを特徴と
する半導体慣性センサ。 - 【請求項3】 ガラス基板(10)上に形成された検出電極
(12)と、前記検出電極(12)の上方に浮動するように設け
られた可動電極(26)と、前記ガラス基板(10)上に前記可
動電極(26)を挟んで設けられた一対の固定電極(27,28)
とを備えた半導体慣性センサ(50,80)において、 前記可動電極(26)及び一対の固定電極(27,28)がポリシ
リコンからなることを特徴とする半導体慣性センサ。 - 【請求項4】 ポリシリコンからなる一対の固定電極(2
7,28)と前記一対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられ
たポリシリコンからなる可動電極(26)がシリコンを浸食
せずにエッチング可能な膜(21)を介して形成されたシリ
コンウェーハ(20)をガラス基板(10)に接合する工程と、 前記シリコンウェーハ(20)と前記膜(21)を順次エッチン
グして除去することにより前記一対の固定電極(27,28)
に挟まれて設けられた浮動の可動電極(26)を有する半導
体慣性センサ(30,60)を得る工程とを含む半導体慣性セ
ンサの製造方法。 - 【請求項5】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形成
する工程と、 ポリシリコンからなる可動電極(26)がシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な膜(21)を介して形成されたシリコ
ンウェーハ(20)を前記可動電極(26)が前記検出電極(12)
に対向するように前記ガラス基板(10)に接合する工程
と、 前記シリコンウェーハ(20)と前記膜(21)を順次エッチン
グして除去することにより前記検出電極(12)に対向して
設けられた浮動の可動電極(26)を有する半導体慣性セン
サ(40,70)を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造
方法。 - 【請求項6】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形成
する工程と、 ポリシリコンからなる一対の固定電極(27,28)と前記一
対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられたポリシリコ
ンからなる可動電極(26)がシリコンを浸食せずにエッチ
ング可能な膜(21)を介して形成されたシリコンウェーハ
(20)を前記可動電極(26)が前記検出電極(12)に対向する
ように前記ガラス基板(10)に接合する工程と、 前記シリコンウェーハ(20)と前記膜(21)を順次エッチン
グして除去することにより前記一対の固定電極(27,28)
に挟まれて設けられた浮動の可動電極(26)を有する半導
体慣性センサ(50,80)を得る工程とを含む半導体慣性セ
ンサの製造方法。 - 【請求項7】 ガラス基板(10)に凹部(11)を形成する工
程と、 シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜(21)が表面に
形成されたシリコンウェーハ(20)の前記膜(21)上にポリ
シリコン層(22)を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記ポリシリコン
層(22)をエッチングすることにより前記シリコンウェー
ハ(20)の膜(21)上にポリシリコンからなる可動電極(26)
と前記可動電極(26)の両側にポリシリコンからなる一対
の固定電極(27,28)を形成する工程と、 前記可動電極(26)と一対の固定電極(27,28)が形成され
たシリコンウェーハ(20)を前記可動電極(26)が前記凹部
(11)に対向するように前記ガラス基板(10)に接合する工
程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられた可動電極(2
6)を有する半導体慣性センサ(30)を得る工程とを含む半
導体慣性センサの製造方法。 - 【請求項8】 ガラス基板(10)に凹部(11)を形成する工
程と、 前記ガラス基板(10)の凹部(11)の底面に検出電極(12)を
形成する工程と、 シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜(21)が表面に
形成されたシリコンウェーハ(20)の前記膜(21)上にポリ
シリコン層(22)を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記ポリシリコン
層(22)をエッチングすることにより前記シリコンウェー
ハ(20)の膜(21)上にポリシリコンからなる可動電極(26)
を形成する工程と、 前記可動電極(26)が形成されたシリコンウェーハ(20)を
前記可動電極(26)が前記検出電極(12)に対向するように
前記ガラス基板(10)に接合する工程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記検
出電極(12)に対向して設けられた可動電極(26)を有する
半導体慣性センサ(40)を得る工程とを含む半導体慣性セ
ンサの製造方法。 - 【請求項9】 ガラス基板(10)に凹部(11)を形成する工
程と、 前記ガラス基板(10)の凹部(11)の底面に検出電極(12)を
形成する工程と、 シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜(21)が表面に
形成されたシリコンウェーハ(20)の前記膜(21)上にポリ
シリコン層(22)を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記ポリシリコン
層(22)をエッチングすることにより前記シリコンウェー
ハ(20)の膜(21)上にポリシリコンからなる可動電極(26)
と前記可動電極(26)の両側にポリシリコンからなる一対
の固定電極(27,28)を形成する工程と、 前記可動電極(26)と一対の固定電極(27,28)が形成され
たシリコンウェーハ(20)を前記可動電極(26)が前記検出
電極(12)に対向するように前記ガラス基板(10)に接合す
る工程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられた可動
電極(26)を有する半導体慣性センサ(50)を得る工程
とを含む半導体慣性センサの製造方法。 - 【請求項10】 シリコンを浸食せずにエッチング可能
な膜(21)が表面に形成されたシリコンウェーハ(20)の前
記膜(21)上にポリシリコン層(22)を形成する工程と、 前記ポリシリコン層(22)の所定の部分をエッチングして
薄層を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記薄層を有する
ポリシリコン層(22)をエッチングすることにより前記シ
リコンウェーハ(20)の膜(21)上に薄層のポリシリコンか
らなる可動電極(26)と前記可動電極(26)の両側にポリシ
リコンからなる一対の固定電極(27,28)を形成する工程
と、 前記可動電極(26)と一対の固定電極(27,28)が形成され
たシリコンウェーハ(20)をガラス基板(10)に接合する工
程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられた可動電極(2
6)を有する半導体慣性センサ(60)を得る工程とを含む半
導体慣性センサの製造方法。 - 【請求項11】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形
成する工程と、 シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜(21)が表面に
形成されたシリコンウェーハ(20)の前記膜(21)上にポリ
シリコン層(22)を形成する工程と、 前記ポリシリコン層(22)の所定の部分をエッチングして
薄層を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記薄層を有する
ポリシリコン層(22)をエッチングすることにより前記シ
リコンウェーハ(20)の膜(21)上にポリシリコンからなる
可動電極(26)を形成する工程と、 前記可動電極(26)が形成されたシリコンウェーハ(20)を
前記可動電極(26)が前記検出電極(12)に対向するように
前記ガラス基板(10)に接合する工程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記検
出電極(12)に対向して設けられた可動電極(26)を有する
半導体慣性センサ(70)を得る工程とを含む半導体慣性セ
ンサの製造方法。 - 【請求項12】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形
成する工程と、 シリコンを浸食せずにエッチング可能な膜(21)が表面に
形成されたシリコンウェーハ(20)の前記膜(21)上にポリ
シリコン層(22)を形成する工程と、 前記ポリシリコン層(22)の所定の部分をエッチングして
薄層を形成する工程と、 前記膜(21)をエッチストップ層として前記薄層を有する
ポリシリコン層(22)をエッチングすることにより前記シ
リコンウェーハ(20)の膜(21)上に薄層のポリシリコンか
らなる可動電極(26)と前記可動電極(26)の両側にポリシ
リコンからなる一対の固定電極(27,28)を形成する工程
と、 前記可動電極(26)と一対の固定電極(27,28)が形成され
たシリコンウェーハ(20)を前記可動電極(26)が前記検出
電極(12)に対向するように前記ガラス基板(10)に接合す
る工程と、 前記ガラス基板(10)と接合したシリコンウェーハ(20)を
前記膜(21)をエッチストップ層としてエッチングして除
去する工程と、 前記膜(21)をエッチングして除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)に挟まれて設けられた可動電極(2
6)を有する半導体慣性センサ(80)を得る工程とを含む半
導体慣性センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8319606A JPH10163505A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体慣性センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8319606A JPH10163505A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体慣性センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10163505A true JPH10163505A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18112159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8319606A Withdrawn JPH10163505A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体慣性センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10163505A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010019922A (ko) * | 1999-08-31 | 2001-03-15 | 구자홍 | 정전형 미세 구조물 및 제조 방법 |
| JP2003510194A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | インプット/アウトプット,インコーポレーテッド | マイクロ加工構造用テンポラリーブリッジ |
| JP2006521688A (ja) * | 2003-03-31 | 2006-09-21 | モトローラ・インコーポレイテッド | 真空を維持するための微結晶粒ゲッタ層を有するマイクロデバイス組立体 |
| KR100687467B1 (ko) | 2005-07-11 | 2007-02-27 | 한국과학기술연구원 | 경사각 측정 센서 및 그 제조방법 |
| KR100768620B1 (ko) | 2006-04-06 | 2007-10-18 | 학교법인 포항공과대학교 | 회전 측정용 전기적 용량 센서 |
| JP2009055294A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Seiko Instruments Inc | 発振子、発振子の製造方法、及び発振器 |
| JP2010056764A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Seiko Instruments Inc | Mems振動子 |
| JP2011041179A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 微小共振子およびその製造方法 |
| US7906823B2 (en) | 2007-08-21 | 2011-03-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | MEMS apparatus and method of manufacturing the same |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8319606A patent/JPH10163505A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |