JPH10175317A - インクジェットプリンタのヘッド吸引装置 - Google Patents

インクジェットプリンタのヘッド吸引装置

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JPH10175317A
JPH10175317A JP34008196A JP34008196A JPH10175317A JP H10175317 A JPH10175317 A JP H10175317A JP 34008196 A JP34008196 A JP 34008196A JP 34008196 A JP34008196 A JP 34008196A JP H10175317 A JPH10175317 A JP H10175317A
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JP
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cap
ink
nozzle
ink jet
negative pressure
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JP34008196A
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English (en)
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Juntaro Oku
淳太郎 奥
Hiroyuki Takada
浩之 高田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全ノズルを均一的かつ確実にメンテナンスする
ことができかつ負圧吸引能力を小さくする。 【解決手段】ノズルヘッド200の長手(X)方向に整
列配設された多数のインクジェットノズル207に離隔
接近可能でかつ接近状態でインクジェットノズル207
を覆うことが可能なキャップ220を有し、このキャッ
プ220をノズルヘッド200の長手方向に直接または
間接的に移動可能に形成しかつインクジェットノズル2
07の一部に接近させかつ負圧を利用して当該インクジ
ェットノズル207からインクを吸引可能に形成すると
ともに全インクジェットノズルを複数回に分けて負圧吸
引可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負圧を利用してノ
ズルヘッドの各インクジェットノズルからインクを吸引
するインクジェットプリンタのヘッド吸引装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、1ドット相
当の微細なインクジェットノズルからインクをジェット
(飛翔)させて印字するものであるから、インクに含ま
れるごみやインク塊によりノズルの目詰りが生じ易い。
そこで、定期的にノズル内をメンテナンス(クリーニン
グ)する必要が生じる。
【0003】メンテナンス方法としては、各ノズルに共
通のインク圧力室に通常よりも高圧力を加えてインクを
吐出させる加圧吐出方式と,各ノズルの先端から負圧を
利用してインクを吸引する負圧吸引方式とがある。
【0004】一般的なインクジェットプリンタは、印字
媒体の行方向に1ドット分で列方向に複数ドット分のイ
ンクジェットノズルを有するノズルヘッドを、スプロケ
ット,タイミングベルト等から構築した往復移動手段を
用いて、行方向の全長に渡って往復移動しつつ往動中に
印字するものと形成されている。
【0005】したがって、インクジェットノズルの数が
少ないので、加圧吐出方式および負圧吸引方式のいずれ
でも、比較的容易にメンテナンスをすることができる。
【0006】ところで、上記従来の各色用ノズルヘッド
を行方向の全長に渡って往復移動させかつその各往動中
に印字して1行印字をし、1行印字後に印字媒体(普通
紙,OHP用紙等)Mを列方向に1行送りしてこれらを
繰り返すいわゆるシリアル型のインクジェットプリンタ
に比較して大幅な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って
連続印字運転可能であるとともに、いわゆるレーザープ
リンタに比較して大幅な小型化を図れるインクジェット
プリンタが本出願人から提案(例えば、特願平8−29
6957号)されている。
【0007】すなわち、図5において、ドラム10は一
定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印字
媒体Mを保持可能である。このドラム10の回転(Y)
方向には各色用ノズルヘッド200が配設されている。
したがって、行方向(紙面に垂直方向)の全長に一体型
の各色用ノズルヘッド200あるいは行方向に複数のノ
ズルユニット要素を並べた一体的な各色用ノズルヘッド
200を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分だけ
往復移動させつつ回転中の印字媒体Mに各色用インクジ
ェットノズル207からインクを吹付けて行方向印字さ
せるとともに、インクジェットノズル間ピッチの往動中
にドラム10の回転を利用しつつ列方向印字させること
ができる。つまり、行方向印字と列方向印字とを同時的
に進行可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
【0008】また、各色用ノズルヘッド200と当該各
色用インクタンク(インクカセット)213とがチュー
ブを介して離れた位置に配設されているので、各色用ノ
ズルヘッド200を軽くでき行方向の往復移動速度をよ
り大幅に高められる点も一層の印字高速化を助長すると
ともに、各色用インクタンク(インクカセット)213
の容量を大幅に拡大できるので、例えば500枚以上の
連続印字運転ができるわけである。
【0009】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図5で右)側には給送手段60と媒体供給手段9
0とが設けられ、他方(図5で左)側には媒体剥離手段
140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段190
とが設けられている。
【0010】給送手段60は、カセット給送手段71お
よび手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚
ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給
送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでドラム1
0側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印字媒体
Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段16
0は剥離された印字媒体Mを図5で左方向に排出搬送す
る。方向切換手段190は排出トレイ192および上部
排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0011】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0012】ここに、ノズルヘッド200のメンテナン
スに関して、加圧吐出方式を採用する場合には、例えば
図6に示す如く、インクタンク213(フィルタ21
4)とノズルヘッド200とを結ぶインク供給チューブ
215に加圧ポンプ216を設けるとともに、ノズルヘ
ッド200とインクタンク213とを結ぶインク戻りチ
ューブ217に開閉弁218を設け、開閉弁218を閉
じかつ加圧ポンプ216でインクタンク213からイン
クを供給しつつインク圧力室206の圧力を強めること
により行うことができる。
【0013】また、負圧吸引方式のメンテナンスに関し
ては、例えば模式的に現わした図7および図8に示す如
く、進退動手段260を形成するソレノイド263でバ
ネ262の付勢力に抗してノズルヘッド200(ユニッ
ト200U)を図7で左方向つまりドラム10から離れ
る方向に退動させかつこれと連動させてリンク機構から
なるキャップ移動手段230を働かせ、キャップ220
で各インクジェットノズル207を覆い、しかる後にキ
ャップ220と廃インク回収手段240の一部を形成す
る廃インクタンク245とを結ぶ吸引チューブ241を
介しかつ吸引ポンプ244を働かせることによって、各
インクジェットノズル207からインク負圧吸引するこ
とによりメンテナンスすることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
加圧吐出方式では、行(X)方向に配設されたインクジ
ェットノズル207の数が多数(例えば、2,600以
上)になると、各インクジェットノズル207は塞がれ
ていないので、インク加圧室206の圧力を相当高圧に
しないと全ノズル207を均一的にメンテナンスするこ
とができない。しかし、高圧にすると、ノズルヘッド2
00,両チューブ215・217,加圧ポンプ216等
の耐圧性を高めなければならなくなるので、高コスト
化,大型大重化してしまう。プリンタ全体の低コスト
化,小型軽量化に反する。したがって、主たるメンテナ
ンス手段としては、採用し難い。
【0015】かくして、図7,図8に示す負圧吸引方式
を主たるメンテナンス手段として採用することになる
が、これにも次のような問題がある。すなわち、行
(X)方向に長い全インクジェットノズル207に1つ
のキャップ220を均一に密閉覆することはそれぞれの
加工精度や取付け精度等との関係から難しい。したがっ
て、吸引ポンプ244等が大型化しかつ負圧吸引能力を
大きくしなければならない。しかも、ノズルヘッド20
0およびキャップ220を精巧に仕上げたとしても、抵
抗の小さいつまり目詰りしていないインクジェットノズ
ル207から多くのインクを吸引してしまうので、実際
に目詰りする虞れの強いインクジェットノズル207の
メンテナンスが不十分となり易い。
【0016】本発明の目的は、全ノズルを均一的かつ確
実にメンテナンスすることができかつ負圧吸引能力を小
さくすることのできる小型のインクジェットプリンタの
ヘッド吸引装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】加圧吐出方式は、同一の
インク圧力室206に等しく連通された多数のインクジ
ェットノズル207へ均一的に圧力を加えなければなら
ずかつ同時にメンテナンス動作させるものである。しか
るに、負圧吸引方式を考えると、各インクジェットノズ
ル207は外部に対しては独立的存在といえる。
【0018】本発明は、この点に着目し、全インクジェ
ットノズルを複数ノズルブロックの集合と捉え、各ブロ
ックに属するノズルごとにかつ各ブロックを順次(順
番)に負圧吸引可能に形成し、前記目的を達成可能に形
成したものである。
【0019】すなわち、請求項1の発明は、ノズルヘッ
ドの長手方向に整列配設された多数のインクジェットノ
ズルに離隔接近可能でかつ接近状態でインクジェットノ
ズルを覆うことが可能なキャップを有し、このキャップ
をノズルヘッドの長手方向に直接または間接的に移動可
能に形成しかつインクジェットノズルの一部に接近させ
かつ負圧を利用して当該インクジェットノズルからイン
クを吸引可能に形成するとともに全インクジェットノズ
ルを複数回に分けて負圧吸引可能に形成した、ことを特
徴とする。
【0020】かかる発明では、キャップをノズルヘッド
の長手方向に整列配設された全インクジェットノズルの
うちの一部に接近させて覆いかつ負圧を利用して当該一
部インクジェットノズルからインクを吸引してメンテナ
ンスを行う。次いで、キャップを直接または間接的にノ
ズルヘッドの長手方向に移動させ、次の一部インクジェ
ットノズルからインクを吸引する。したがって、多数の
インクジェットノズルを複数回に分けて負圧吸引するの
で、各一部のインクジェットノズルとキャップとの密閉
塞の馴染みがよいので均一かつ確実にメンテナンスでき
るとともに、負圧吸引能力を負圧吸引回数分の1に小さ
くかつ吸引ポンプ等を大幅に小型化することができる。
【0021】また、請求項2の発明は、長手方向に整列
配設された多数のインクジェットノズルを有するノズル
ヘッドに離隔接近可能かつ接近状態でインクジェットノ
ズルを覆うことが可能なキャップと,接近状態のキャッ
プを介しかつ負圧を利用してインクジェットノズルから
インクを吸引可能な負圧利用吸引手段とを具備し、キャ
ップの長手方向寸法をノズルヘッドの長手方向寸法を整
数(N)分割した大きさに形成するとともに、当該キャ
ップをノズルヘッドの長手方向に直接または間接的に少
なくとも分割整数(N)から1を差引いた回数(N−
1)だけ相対移動可能に形成し、負圧利用吸引手段の分
割整数(N)回の吸引動作によってノズルヘッドの全て
のインクジェットノズルからインクを吸引するように形
成した、ことを特徴とする。
【0022】かかる発明では、整数(N)分割されたキ
ャップで全インクジェットノズルのうちの1/Nの数
(一部)のインクジェットノズルを覆い負圧吸引してメ
ンテナンスを行う。次いで、キャップをノズルヘッドの
長手方向にキャップ長さ分だけ直接または間接的に移動
させ、当該1/Nの数(一部)のインクジェットノズル
についてメンテナンスを行う。したがって、キャップを
ノズルヘッドに対して少なくとも(N−1)回だけその
長手方向に相対移動させつつ行うので、各一部のインク
ジェットノズルとキャップとの密閉塞の馴染みがよいか
ら均一かつ確実に全インクジェットノズルをメンテナン
スできるとともに、負圧吸引能力を負圧吸引回数分の1
に小さくかつ吸引ポンプ等を大幅に小型化することがで
きる。
【0023】さらに、請求項3の発明は、前記キャップ
を長手方向に分割した複数のキャップ要素から形成し、
前記負圧利用吸引手段と各キャップ要素との間に各キャ
ップを順番に切替える切替手段を設け、キャップを長手
方向に間接的に相対移動させつつ複数回の吸引動作によ
って前記ノズルヘッドの全てのインクジェットノズルか
らインクを吸引するように形成した、ことを特徴とす
る。
【0024】かかる発明では、ノズルヘッドの長手方向
に分割された各キャップ要素でノズルヘッドの当該各一
部のインクジェットノズルを覆う。そして、切替手段を
用いて各キャップ要素を長手方向に順番に切替えつつ、
つまり間接的に相対移動させつつ、各一部のインクジェ
ットノズルごとのメンテナンスを分割回数だけ行う。
【0025】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらにキャップで全インクジ
ェットノズルを覆ったままその長手方向に負圧吸引動作
を切替移行させればよいので、例えばキャップ移動手段
を一掃できるから一段と均一なメンテナンスを行えかつ
より大幅な小型化を図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本ヘッド吸引装置は、図1,図2に
示す如く、ノズルヘッド200の長手方向に整列配設さ
れた多数のインクジェットノズル207に離隔接近可能
でかつ接近状態でインクジェットノズル207を覆うこ
とが可能なキャップ220を有し、このキャップ220
をノズルヘッド200の長手方向に直接または間接的に
移動可能に形成しかつインクジェットノズル207の一
部に接近させかつ負圧を利用して当該インクジェットノ
ズル207からインクを吸引可能に形成するとともに、
全インクジェットノズルを複数回に分けて負圧吸引可能
に形成されている。
【0027】なお、インクジェットプリンタの全体的構
成は、先提案のプリンタ(図5)の場合と同様とした場
合について説明する。図5の場合と共通する部分につい
てはそれらの説明を簡略化または省略する。
【0028】図2において、キャップ220の行(X)
方向の長さは、ノズルヘッド200(ノズルユニット2
00U)の長手(X)方向寸法の例えば1/2とされ、
かつノズルヘッド200に整列配設された多数のインク
ジェットノズル207のうちの各一部にX方向で離隔接
近可能でかつその一部インクジェットノズル207を覆
うことができる。
【0029】キャップ移動手段230は、X方向に延設
されたねじ軸235と,このねじ軸235を回転させる
可逆回転切替可能なモータ237と,ねじ軸235に螺
合可能なナット部材236とからなり、キャップ220
をX方向に直接に移動することができる。ナット部材2
36は、キャップ220の下部に一体的に固着されてい
る。なお、キャップ220は、図1に示すガイド部材2
29によってX方向に摺動ガイドされかつねじ軸235
に対して廻止めされている。
【0030】負圧利用吸引手段を形成する廃インク回収
手段240は、廃インクタンク245と,キャップ22
0と廃インクタンク245とを接続(連通)する吸引チ
ューブ241と,この吸引チューブ241の途中に介装
された吸引ポンプ244とからなり、負圧吸引能力は先
提案プリンタの場合(図8)の負圧吸引能力に比較して
ノズルヘッド200の長手(X)方向寸法に対するキャ
ップ220の長手(X)方向寸法の比率分だけ小さい。
この実施形態では、1/2である。
【0031】したがって、吸引ポンプ244やキャップ
移動手段230のモータ237等を大幅に小型化できる
とともに、短い寸法であるからノズルヘッド200とキ
ャップ220との加工精度や取付け精度を過度に高級化
しなくても、両者200,220の密閉塞の馴染みがよ
く安定したクリーニングを行える。
【0032】ここに、モータ237は、制御ユニット
(図示省略)によって、キャップ220をノズルヘッド
200に対してX方向に連続および間歇的に相対移動可
能に選択的に切替え可能に形成されている。
【0033】また、全インクジェットノズル207のメ
ンテナンス後は、昇降手段(図示省略)によってキャッ
プ移動手段230がキャップ220を担持したまま図5
で下方(X方向でもよい。)に移動され、ノズルヘッド
200とドラム10との接近を許容可能とされている。
【0034】かかる第1の実施形態では、印字運転が終
了しあるいは印字運転開始前に、図1に示す進退動手段
260によってノズルヘッド200がドラム10から引
離されると、昇降手段がキャップ移動手段230を図1
に示す位置へ上昇させる。
【0035】すると、制御ユニットは、加圧ポンプ24
4を起動するとともにモータ237を回動駆動させて、
キャップ220をノズルヘッド200に対して図2に示
すX方向に間歇的に(または連続して)相対移動させ
る。
【0036】したがって、キャップ220は、その時点
で覆っている一部のインクジェットノズル207からイ
ンクを吸引してメンテナンスする。ノズルヘッド200
の全長に渡って直接に相対移動した時点で、全てのイン
クジェットノズル207を均一かつ確実にメンテナンス
することができる。
【0037】しかして、この第1の実施形態によれば、
各一部のインクジェットノズル207とキャップ220
との密閉塞の馴染みがよいので均一かつ確実にメンテナ
ンスできるとともに、負圧吸引能力を負圧吸引回数分の
1に小さくかつ吸引ポンプ244等を大幅に小型化する
ことができるとともに、ノズルユニット200やキャッ
プ220の加工精度や取付け精度を過度に高級化しなく
てもすむから低コスト化も図れる。
【0038】(第2の実施形態)この実施形態は、図3
に示される。
【0039】キャップ220は、その長手(X)方向の
寸法がノズルヘッド200の長手方向寸法の整数〔N
(この実施形態では、“2”)〕分割された大きさの2
つのキャップ要素220A,220Bから形成されると
ともに、図3で上下方向に段違いとして一体に形成され
ている。
【0040】キャップ移動手段230は、一対のガイド
ポスト234A,234Bと,上下スプロケット238
SU,238SDに張設されたチェーン238Cと,下
スプロケット238SDを回動させるモータ239とか
らなり、キャップ要素220Aおよび220Bをノズル
ヘッド200のそれぞれに対応する図3で左側のインク
ジェットノズル207および右側のインクジェットノズ
ル207に選択的に移動させることができる。
【0041】負圧利用吸引手段を形成する廃インク回収
手段240は、第1の実施形態の場合と同じ吸引チュー
ブ241,吸引ポンプ244および廃インクタンク24
5とからなる。
【0042】しかし、キャップ220を2分割構造(2
20A,220B)としてあることから、各キャップ要
素220A,220Bを吸引チューブ241(吸引ポン
プ244)に接続するための切替手段250を設けてあ
る。図3中の241A,241Bは枝チューブである。
【0043】図3に示す状態では、キャップ要素220
Aがノズルヘッド200の左半分のインクジェットノズ
ル207を覆いかつ切替手段250は枝チューブ241
Aを吸引チューブ241に接続する。したがって、左半
分のインクジェットノズル207についてのメンテナン
スを行える。
【0044】引続き、制御ユニットは、キャップ移動手
段230のモータ239を回転させ、キャップ220
(220A,220B)をノズルユニット200の長手
(X)方向に間接的に相対移動させる。したがって、今
度は、右側のキャップ要素220Bがノズルヘッド20
0の右半分のインクジェットノズル207を覆う。切替
手段250は、枝チューブ241Bを吸引チューブ24
1に接続する。よって、右半分のインクジェットノズル
207のメンテナンスを行える。
【0045】ここに、分割整数(N=2)から1を差引
いた回数(1=2−1)だけキャップ220をX方向に
相対移動させかつ分割整数(N=2)回の吸引動作によ
り、全てのインクジェットノズル207について第1の
実施形態の場合と同様に均一かつ確実にメンテナンスす
ることができる。
【0046】なお、キャップ移動手段230は、不使用
時には第1の実施形態の場合と同様に、図5で下方に下
降されあるいはX方向に退避される。
【0047】(第3の実施形態)この実施形態では、図
4に示す如く、キャップ220を長手(X)方向に分割
した複数(4つ)のキャップ要素221A,221B,
221C,221Dから形成し、負圧利用吸引手段(廃
インク回収手段240)の吸込ポンプ244と各キャッ
プ要素221A〜221Dとの間に各キャップ要素22
1を順番に切替える切替手段250を設け、キャップ2
20を長手(X)方向に間接的に相対移動させつつ複数
回(4回)の吸引動作によってノズルヘッド200の全
てのインクジェットノズル207からインクを吸引して
メンテナンスできるように形成されている。
【0048】したがって、この実施形態では、第1およ
び第2の実施形態におけるキャップ移動手段230が不
要である。
【0049】すなわち、切替手段250は、キャップ要
素221A,221Bに接続された先枝チューブ241
A,241Bのいずれかを枝チューブ241ABに選択
的に切替える切替ユニット251A,キャップ要素22
1C,221Dに接続された先枝チューブ241C,2
41Dのいずれかを枝チューブ241CDに選択的に切
替える切替ユニット251Bおよび枝チューブ241A
B,241CDを吸引チューブ241に選択的に切替え
る切替ユニット252とからなり、各キャップ要素22
1A,221B,221C,221Dを順番に切替えて
吸引動作可能に形成されている。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ノズルヘッド
の長手方向に整列配設された多数のインクジェットノズ
ルに離隔接近可能でかつ接近状態でインクジェットノズ
ルを覆うことが可能なキャップを有し、このキャップを
ノズルヘッドの長手方向に直接または間接的に移動可能
に形成しかつインクジェットノズルの一部に接近させか
つ負圧を利用して当該インクジェットノズルからインク
を吸引可能に形成するとともに全インクジェットノズル
を複数回に分けて負圧吸引可能に形成されているので、
各一部のインクジェットノズルとキャップとの密閉塞の
馴染みがよいので均一かつ確実にメンテナンスできると
ともに、負圧吸引能力を負圧吸引回数分の1に小さくか
つ吸引ポンプ等を大幅に小型化することができる。しか
も、ノズルユニットやキャップの加工精度や取付け精度
を過度に高級化しなくてもすむから低コスト化も図れ
る。
【0051】また、請求項2の発明によれば、長手方向
に整列配設された多数のインクジェットノズルを有する
ノズルヘッドに離隔接近可能かつ接近状態でインクジェ
ットノズルを覆うことが可能なキャップと,接近状態の
キャップを介しかつ負圧を利用してインクジェットノズ
ルからインクを吸引可能な負圧利用吸引手段とを具備
し、キャップの長手方向寸法をノズルヘッドの長手方向
寸法を整数(N)分割した大きさに形成するとともに、
当該キャップをノズルヘッドの長手方向に直接または間
接的に少なくとも分割整数(N)から1を差引いた回数
(N−1)だけ相対移動可能に形成し、負圧利用吸引手
段の分割整数(N)回の吸引動作によってノズルヘッド
の全てのインクジェットノズルからインクを吸引するよ
うに形成されているので、各一部のインクジェットノズ
ルとキャップとの密閉塞の馴染みがよいので均一かつ確
実に全インクジェットノズルをメンテナンスできるとと
もに、負圧吸引能力を負圧吸引回数分の1に小さくかつ
吸引ポンプ等を大幅に小型化することができる。しか
も、ノズルユニットやキャップの加工精度や取付け精度
を過度に高級化しなくてもすむから低コスト化も図れ
る。
【0052】さらに、請求項3の発明によれば、キャッ
プを長手方向に分割した複数のキャップ要素から形成
し、負圧利用吸引手段と各キャップ要素との間に各キャ
ップを順番に切替える切替手段を設け、キャップを長手
方向に間接的に相対移動させつつ複数回の吸引動作によ
ってノズルヘッドの全てのインクジェットノズルからイ
ンクを吸引するように形成されているので、請求項2の
発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらにキャップ
で全インクジェットノズルを覆ったままその長手方向に
負圧吸引動作を切替移行させればよいので、一段と均一
なメンテナンスを行えかつ例えばキャップ移動手段を一
掃できるからより大幅な小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】同じく、外観斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図5】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの側面図である。
【図6】先提案プリンタの加圧吐出方式のメンテナンス
手段を説明するための図である。
【図7】先提案プリンタの負圧吸引方式のメンテナンス
手段の側面図である。
【図8】同じく、外観斜視図である。
【符号の説明】
200 ノズルヘッド 206 インク圧力室 207 インクジェットノズル 210 インク供給手段 213 インクタンク 215 インク供給チューブ 216 加圧ポンプ 217 インク戻りチューブ 218 開閉弁 220 キャップ 221 キャップ要素 230 キャップ移動手段 234 支柱 235 ねじ軸 236 ナット部材 237 モータ 238SU,238SD スプロケット 238C チェーン 239 モータ 240 廃インク回収手段(ヘッド吸引装置…負圧利用
吸引手段) 241 吸引チューブ 244 吸引ポンプ 245 廃インクタンク 250 切替手段 260 進退動手段 262 バネ 263 ソレノイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルヘッドの長手方向に整列配設され
    た多数のインクジェットノズルに離隔接近可能でかつ接
    近状態でインクジェットノズルを覆うことが可能なキャ
    ップを有し、このキャップをノズルヘッドの長手方向に
    直接または間接的に移動可能に形成しかつインクジェッ
    トノズルの一部に接近させかつ負圧を利用して当該イン
    クジェットノズルからインクを吸引可能に形成するとと
    もに全インクジェットノズルを複数回に分けて負圧吸引
    可能に形成した、ことを特徴とするインクジェットプリ
    ンタのヘッド吸引装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に整列配設された多数のインク
    ジェットノズルを有するノズルヘッドに離隔接近可能か
    つ接近状態でインクジェットノズルを覆うことが可能な
    キャップと,接近状態のキャップを介しかつ負圧を利用
    してインクジェットノズルからインクを吸引可能な負圧
    利用吸引手段とを具備し、 キャップの長手方向寸法をノズルヘッドの長手方向寸法
    を整数(N)分割した大きさに形成するとともに、当該
    キャップをノズルヘッドの長手方向に直接または間接的
    に少なくとも分割整数(N)から1を差引いた回数(N
    −1)だけ相対移動可能に形成し、負圧利用吸引手段の
    分割整数(N)回の吸引動作によってノズルヘッドの全
    てのインクジェットノズルからインクを吸引するように
    形成した、ことを特徴とするインクジェットプリンタの
    ヘッド吸引装置。
  3. 【請求項3】 前記キャップを長手方向に分割した複数
    のキャップ要素から形成し、前記負圧利用吸引手段と各
    キャップ要素との間に各キャップを順番に切替える切替
    手段を設け、キャップを長手方向に間接的に相対移動さ
    せつつ複数回の吸引動作によって前記ノズルヘッドの全
    てのインクジェットノズルからインクを吸引するように
    形成した、ことを特徴とする請求項2記載のインクジェ
    ットプリンタのヘッド吸引装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008188898A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Konica Minolta Holdings Inc 記録装置
JP2014046528A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Mimaki Engineering Co Ltd ヘッド清掃方法、ヘッド清掃装置およびインクジェットプリンター
JP2016220618A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社石巻水産鉄工 吸引・分離装置

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