JPH10180785A - フィルムの製造方法 - Google Patents

フィルムの製造方法

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JPH10180785A
JPH10180785A JP35738596A JP35738596A JPH10180785A JP H10180785 A JPH10180785 A JP H10180785A JP 35738596 A JP35738596 A JP 35738596A JP 35738596 A JP35738596 A JP 35738596A JP H10180785 A JPH10180785 A JP H10180785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roll
takeup device
cooling roll
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP35738596A
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English (en)
Inventor
Kenji Kajita
賢治 梶田
Masashi Hashimoto
正志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、収縮率の小さいフィルムの製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、熱可塑性樹脂をカレンダーロ
ールでフイルム状に加工し、そのフィルムを複数のクー
リングロールで50℃以下に冷却し、その後最終クーリ
ングロールと巻取装置との速度比を1.02〜1.07
で巻き取ることを特徴とするフィルムの製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】 本発明は、フィルムの製造
方法に関するものである。更に詳しくは、収縮率の小さ
いフィルムの製造方法に関するものである。
【0011】
【従来の技術】 カレンダー加工機で生産されるフィル
ムは、カレンダーロール、テンター、クーリングロール
を経て巻取装置で巻き取られる方法が知られている(特
開昭62-74626号公報)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】 フイルムは、倉庫内
で数カ月保管され、特に夏場の高温時には倉庫内温度が
50℃以上にもなり、フィルムは、熱による経時的な変
化を受ける。従来のカレンダー加工機で生産されるフィ
ルムは収縮率が大きく、長期間の保管中に注文長さ以下
に収縮し問題であった。本発明者らは、高温下で保管し
ても収縮が小さいフイルムを得るべく鋭意検討した結
果、本発明に到達したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】以下、本発明を詳細に説
明する。 1) 熱可塑性樹脂をカレンダーロールでフイルム状に
加工し、そのフィルムを複数のクーリングロールで50
℃以下に冷却し、その後最終クーリングロールと巻取装
置との速度比を1.02〜1.07で巻き取ることを特
徴とするフィルムの製造方法。 2) フィルムが農業用軟質塩化ビニールフイルムであ
り、クーリングロールと巻取装置の間にエキスパンダー
ロールを設けることを特徴とする上記1記載のフィルム
の製造方法。
【0014】本発明の製造方法は、カレンダーロールで
熱可塑性樹脂をフィルム状に製膜し、その後クーリング
ロールにより冷却し、その冷却されたフイルムを巻取装
置で巻き取る方法であり、最終クーリングロールと巻取
装置との間のフィルム生地温度を50℃以下になるよう
にクーリングロールで充分に冷却し、50℃以下になっ
たフィルムを巻取装置速度比1.02〜1.07で巻き
取る方法である。最終クーリングロールと巻取装置間の
速度比は、1.07以下1.02以上であり、1.06
以下1.03以上が好ましく、最終クーリングロールと
巻取装置間の速度比がこの範囲であると、フィルム内に
含有する歪みが小さくフィルムの収縮防止効果があり、
フィルムのタルミ等によりシワが発生しにくく外観の良
好な製品を得ることができる。
【0015】本発明の最終クーリングロールと巻取装置
との間のフィルム生地温度は、50℃以下であり、望ま
しくは40℃以下になるように生地を冷却する。クーリ
ングロールと巻取装置間の生地温度が50℃を越えると
フィルムのタルミ等によりシワが生じ易く外観の良好な
製品を得ることが難しい。又、クーリングロールにおい
てフイルム生地を急冷するのが望ましく、急冷すること
で強度(引裂荷重,エレメンドルフ等)のあるフィルム
を得ることが出来る。カレンダーロールとクーリングロ
ールの間にテンターを設置することができ横および縦方
向に延伸し、クーリングロールで生地を冷却し、最後に
巻取装置にて紙管などに巻き取る。
【0016】フィルムの収縮性は、これらの各工程間の
ライン速度比および生地温度等の条件により決定され、
特に生地がガラス転移温度以下に冷却されるクーリング
ロール以降の工程での速度比が重要となる。エキスパン
ダーロールは、クーリングロールと巻取装置との間に設
置することが好ましく、入り口幅より出口幅を広くする
ものであり、その展開量(入り口幅と出口幅の差)を2
0〜40mmとなるようにエキスパンダーロールを調整
することが好ましい。またエキスパンダーロールは、鉄
芯と傾斜ゴムロール、鉄芯と10本前後のゴム帯でロー
ルを形成するものなど利用できる。このようなエキスパ
ンダーロールを設置することによりフィルムのタルミ等
によりシワが発生しにくくなる。巻き取ったフィルム巻
物中にシワが含まれていると、シワの入った部分のフィ
ルム強度が弱く破れやすく又外観的にも不適当である。
【0017】カレンダー成形する前処理は、一般に加工
されるように、高速ミキサーやリボンブレンダーを用い
て熱可塑性樹脂と添加剤などを混合した後に、バンバリ
ーミキサー、連続混練機やミキシングロールで混練する
方法を選ぶことができる。
【0018】本発明の製造方法に用いることのできる材
料は、カレンダー成形法により製造される熱可塑性樹脂
から選択され、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル系樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネー
ト、フッ素系樹脂等、限定されるものではない。中でも
ポリ塩化ビニル系樹脂が好ましく、ポリ塩化ビニル系樹
脂としては、ポリ塩化ビニル、及び塩化ビニルを主体と
してこれと他のモノマー(例えば酢酸ビニル、エチレ
ン、プロピレン、アルキルビニルエーテル、アクリル酸
エステル、メタクリル酸エステル、マレイン酸エステ
ル、アクリロニトリル等)とのコポリマー、及びポリ塩
化ビニルまたは前記のコポリマーとのポリマーブレンド
等が例示できる。本発明に使用される熱可塑性樹脂に
は、必要に応じ、本発明の趣旨に反しない範囲内で、熱
安定剤、滑剤(スリップ剤、ブロッキング剤)、可塑
剤、防曇剤、防霧剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸
収剤、着色剤、帯電防止剤、赤外線吸収剤、防カビ剤、
防藻剤等の合成樹脂用添加剤を適宜添加して使用するこ
とができる。熱安定剤としては、例えばステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、
ジオクチル錫マレエート、ジオクチル錫メルカプタイ
ド、有機リン酸金属塩、有機リン酸エステル、βジケト
ン化合物等が例示できる。滑剤としては、例えばパラフ
ィン、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、脂肪酸
金属石鹸、ステアリルアルコール等の高級アルコール、
ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等が例
示できる。
【0019】可塑剤としては、ジ−n−エチルヘキシル
フタレート、ジベンジルフタレート、ジイソデシルフタ
レート等のフタル酸エステル、ジ−n−オクチルアジペ
ート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート等のアジピン
酸エステル、トリクレジルフォスフェート等のリン酸エ
ステル、エポキシ化大豆油等が例示できる。防曇剤とし
ては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、及びこれらのアルキレンオキサイド付加物等が
例示できる。防霧剤としては、パープルオロアルキル基
またはパーフルオロアルケニル基を含有するフッ素系界
面活性剤、有機シロキサン系界面活性剤等が例示でき
る。酸化防止剤としては、ジラウリルチオプロピオネー
ト、2,2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−
4−エチルフェノール)、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルフェノール等が例示できる。光安定剤と
しては、4−アセチキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルペピリジン、ビス(4−アセチキシ−2,2,6,6
−テトラメチルペピリジル)アジペート、トリ(4−ア
セチキシ−2,2,6,6−テトラメチルペピリジル)
ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレート等が例示
できる。
【0020】紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−(2’−
ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール等が例示できる。着色剤
としては、酸化チタン、群青、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーン、カーボンブラック等が例示で
きる。赤外線吸収剤としては、マグネシウム、カルシウ
ム、アルミニウム等の酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、炭
酸塩及びこれらの複合物が例示できる。
【0021】
【実施例】本発明を実施例及び比較例によって具体的に
説明する。なお、被覆材フィルムの試験方法は以下の通
りである。 〔常温収縮率の測定〕製造した原反フィルムを巻物の状
態のままで23℃の環境下に2週間保管した後、解反時
に解反台にて一定の速さで50m測り取る(解反時長
さ)。解反後のフィルムを23℃にて1ヶ月保管し、保
管後フィルム長さ[m]を求めた。収縮率は次式にて計
算した。
【0022】〔温水収縮率の測定〕予め、解反前に原反
フイルムに針で突き刺しマーキングし、原反の外周を巻
尺にて測定し原反長さ[mm]とする。フィルムを解反
後、50℃の温水中にフィルムを10分間浸せきし、マ
ーキング間の長さをノギスにて測定し温水浸セキ後長さ
[mm]とする。収縮率は次式にて計算した。
【0023】〔実施例,比較例〕平均重合度1300の
ポリ塩化ビニル100重量部,フタル酸ジオクチル(DO
P)45重量部,トリクレジルホスフェート5重量部,エ
ポキシ樹脂2重量部,Ba−Zn系液状複合安定剤1.
5重量部,Ba−Zn系金属石鹸1重量部,メチレンビ
スアミド0.2重量部,ソルビタン系防曇剤2重量部を
ヘンセルミキサーでドライブレンドした。この後に連続
混練機にて混練し、その後28インチ逆L型カレンダー
ロール190℃、テイクオフロール170℃、テンター
150℃、クーリングロール50℃で冷却し、巻き付け
角90度展開量30mmになるエキスパンダーロールで
展開後、巻取装置を用いて厚さ0.05mm幅3000
mmのフィルムを成形した。シワ発生と収縮率を求め
た。
【0024】実施例1 クーリングロールの速度を104.3m/min、巻取装置
の速度を108.1m/min(速度比:1.036)にて
フィルムを作成した。 実施例2 クーリングロールの速度を104.7m/min、巻取装置
の速度を109.9m/min(速度比:1.050)にて
フィルムを作成した。
【0025】比較例1 クーリングロールの速度を104.3m/min、巻取装置
の速度を111.9m/min(速度比:1.073)にて
フィルムを作成した。 比較例2 クーリングロールの速度を104.2m/min、巻取装置
の速度を107.2m/min(速度比:1.029)にて
フィルムを作成した。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明に基づいて製造した農業用塩化ビ
ニル系樹脂フィルムは、幅継ぎ加工等の後に長期間保管
した場合でもシワを発生することなく収縮率が小さいた
め注文長さより短くならず、農業用被覆資材として好適
に利用しうる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂をカレンダーロールでフイ
    ルム状に加工し、そのフィルムを複数のクーリングロー
    ルで50℃以下に冷却し、その後最終クーリングロール
    と巻取装置との速度比を1.02〜1.07で巻き取る
    ことを特徴とするフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 フィルムが農業用軟質塩化ビニールフイ
    ルムであり、最終クーリングロールと巻取装置の間にエ
    キスパンダーロールを設けることを特徴とする請求項1
    記載のフィルムの製造方法。
JP35738596A 1996-12-26 1996-12-26 フィルムの製造方法 Pending JPH10180785A (ja)

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JP35738596A JPH10180785A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 フィルムの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230119314A (ko) * 2022-02-07 2023-08-16 주식회사 수에코신소재 배관보호용 ptfe 후막필름의 제조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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