JPH101834A - 複合結束紡績糸 - Google Patents
複合結束紡績糸Info
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- JPH101834A JPH101834A JP15567296A JP15567296A JPH101834A JP H101834 A JPH101834 A JP H101834A JP 15567296 A JP15567296 A JP 15567296A JP 15567296 A JP15567296 A JP 15567296A JP H101834 A JPH101834 A JP H101834A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spun yarn
- composite
- denier
- continuous
- fibers
- Prior art date
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィラメントと短繊維とからなり、均整さ、
強力、取扱性に優れ、しかも嵩高性、適度なハリ、コ
シ、ドレープ性に優れた複合結束紡績糸を提供する。 【解決手段】 フィラメントと100mm以下の短繊維
とからなる結束紡績糸であって、短繊維が40本以上存
在し、フィラメントが糸断面方向では均一に分布し、糸
長手方向では周期的に位置を変えて分布している複合結
束紡績糸。
強力、取扱性に優れ、しかも嵩高性、適度なハリ、コ
シ、ドレープ性に優れた複合結束紡績糸を提供する。 【解決手段】 フィラメントと100mm以下の短繊維
とからなる結束紡績糸であって、短繊維が40本以上存
在し、フィラメントが糸断面方向では均一に分布し、糸
長手方向では周期的に位置を変えて分布している複合結
束紡績糸。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続フィラメント
の均整さ、強力、良好な取扱性と、短繊維のナチュラル
な自然感、嵩高性、暖かみ、更に適度なハリ・コシ・ド
レープ性と良好な工程通過性を有する新規な複合結束紡
績糸に関する。
の均整さ、強力、良好な取扱性と、短繊維のナチュラル
な自然感、嵩高性、暖かみ、更に適度なハリ・コシ・ド
レープ性と良好な工程通過性を有する新規な複合結束紡
績糸に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでポリエステルフィラメントはそ
の優れた特性を生かして衣料用途を初め各種の用途に使
用されている。特に最近では衣料用途で、絹をターゲッ
トにした研究が盛んに進められており、一部では絹を凌
駕する風合いと特性を持ったポリエステルフィラメント
も開発されている。
の優れた特性を生かして衣料用途を初め各種の用途に使
用されている。特に最近では衣料用途で、絹をターゲッ
トにした研究が盛んに進められており、一部では絹を凌
駕する風合いと特性を持ったポリエステルフィラメント
も開発されている。
【0003】しかし、フィラメントは一般的に均整なる
が故に単調な表面、外観、タッチになりやすく、カジュ
アル分野、中厚地分野では使用しくく、そのためにフィ
ラメントにナチュラルなムラを付与するために不均一延
伸、(不均一)複合(エア)加工等色々な製造、加工方
法が検討されている。しかしフィラメントの不均一延伸
ではムラが目立ちすぎる、紡績糸の膨らみ、暖かみが無
い、そのためにフィラメント特有のメタリックな冷たい
感触になりやすい等の問題があり、これをカバーしてふ
くらみを持たせるために仮撚加工と併用することも行わ
れているが、複層構造にした後ふかつき防止するために
強撚し、ふくらみ、ドレープ性を持たせるために減量す
ることも行われているが、まだ不充分であった。
が故に単調な表面、外観、タッチになりやすく、カジュ
アル分野、中厚地分野では使用しくく、そのためにフィ
ラメントにナチュラルなムラを付与するために不均一延
伸、(不均一)複合(エア)加工等色々な製造、加工方
法が検討されている。しかしフィラメントの不均一延伸
ではムラが目立ちすぎる、紡績糸の膨らみ、暖かみが無
い、そのためにフィラメント特有のメタリックな冷たい
感触になりやすい等の問題があり、これをカバーしてふ
くらみを持たせるために仮撚加工と併用することも行わ
れているが、複層構造にした後ふかつき防止するために
強撚し、ふくらみ、ドレープ性を持たせるために減量す
ることも行われているが、まだ不充分であった。
【0004】一方紡績工程でフィラメントとステープル
を複合することも行われているが、リング精紡を使用す
ると生産性が良くない。オープンエンド紡績では連続繊
維と複合すると、加撚−解撚が不安定になって、品質の
安定性に問題があった。又結束紡績の手法を使ってコア
ヤーンも作られているが、コアヤーンではステープルが
外層を全面に覆うので、紡績糸と同様の外観となった。
又フィラメントが芯部に纏まっているので、ずれ易く工
程通過性に問題が出やすかった。更にマルチフィラメン
トを開繊してステープルと均一に混合する事も試みられ
ているが、断面方向、長手方向にほぼ均一に分布してい
るのでコアヤーンと同様にずれ易いという問題があっ
た。
を複合することも行われているが、リング精紡を使用す
ると生産性が良くない。オープンエンド紡績では連続繊
維と複合すると、加撚−解撚が不安定になって、品質の
安定性に問題があった。又結束紡績の手法を使ってコア
ヤーンも作られているが、コアヤーンではステープルが
外層を全面に覆うので、紡績糸と同様の外観となった。
又フィラメントが芯部に纏まっているので、ずれ易く工
程通過性に問題が出やすかった。更にマルチフィラメン
トを開繊してステープルと均一に混合する事も試みられ
ているが、断面方向、長手方向にほぼ均一に分布してい
るのでコアヤーンと同様にずれ易いという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点に着目して成されたものであって、そ
の課題は、連続フィラメントの均整さ、強力、良好な取
扱性と、短繊維のナチュラル自然感、嵩高性、暖かみ、
更に適度なハリ・コシ、ドレープ性と良好な工程通過性
を有する新規な複合結束紡績糸を得ようとするものであ
る。
従来技術の問題点に着目して成されたものであって、そ
の課題は、連続フィラメントの均整さ、強力、良好な取
扱性と、短繊維のナチュラル自然感、嵩高性、暖かみ、
更に適度なハリ・コシ、ドレープ性と良好な工程通過性
を有する新規な複合結束紡績糸を得ようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
の出来た本発明に係る複合結束紡績糸の構成は、デニー
ル比率で20〜80%の連続フィラメントと、デニール
比率で80〜20%の繊維長が100mm以下、繊維本
数が40本以上の短繊維からなる複合結束紡績糸であっ
て、該短繊維の主として端部が複合結束紡績糸の表層に
捲き付いて結束しており、且つ連続フィラメントは該複
合糸の断面方向ではほぼ均一に分布しているが、長手方
向では周期的に位置を変えて分布していることに特徴を
有している。
の出来た本発明に係る複合結束紡績糸の構成は、デニー
ル比率で20〜80%の連続フィラメントと、デニール
比率で80〜20%の繊維長が100mm以下、繊維本
数が40本以上の短繊維からなる複合結束紡績糸であっ
て、該短繊維の主として端部が複合結束紡績糸の表層に
捲き付いて結束しており、且つ連続フィラメントは該複
合糸の断面方向ではほぼ均一に分布しているが、長手方
向では周期的に位置を変えて分布していることに特徴を
有している。
【0007】また、少なくとも連続フィラメントはポリ
エステルからなるものがよい実施態様である。
エステルからなるものがよい実施態様である。
【0008】さらに、また、連続フィラメント及び短繊
維とも実施的にポリエステル繊維からなり且つ連続フィ
ラメントは実質的に1m当たり5〜50の撚数を有し、
且つフィラメント数が10本以上、異形度1.1以上、
フィラメントデニール1.5デニール以上であり、且つ
後者の短繊維の極限粘度が0.5以下、単繊維繊度が
3.5デニール以下であることにより一層好ましい複合
結束紡績糸が得られる。
維とも実施的にポリエステル繊維からなり且つ連続フィ
ラメントは実質的に1m当たり5〜50の撚数を有し、
且つフィラメント数が10本以上、異形度1.1以上、
フィラメントデニール1.5デニール以上であり、且つ
後者の短繊維の極限粘度が0.5以下、単繊維繊度が
3.5デニール以下であることにより一層好ましい複合
結束紡績糸が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複合結束紡績
糸について詳細に説明する。まず本発明は、連続フィラ
メントと短繊維の複合された複合結束紡績糸であり、そ
れぞれデニール比率で20〜80%でなければならな
い。連続フィラメントが20%未満では複合結束紡績糸
の特徴が大きすぎて、ムラが大きく強力、取扱性にも問
題があり、他方80%を越えるとフィラメントリッチで
ナチュラル感、暖かみ、膨らみに欠ける等のほか、短繊
維の比率が少なすぎて結束成分が少なく、糸の収束性に
も問題がありしごかれてきたないネップ、スラブ等とな
り本発明からは除外される。
糸について詳細に説明する。まず本発明は、連続フィラ
メントと短繊維の複合された複合結束紡績糸であり、そ
れぞれデニール比率で20〜80%でなければならな
い。連続フィラメントが20%未満では複合結束紡績糸
の特徴が大きすぎて、ムラが大きく強力、取扱性にも問
題があり、他方80%を越えるとフィラメントリッチで
ナチュラル感、暖かみ、膨らみに欠ける等のほか、短繊
維の比率が少なすぎて結束成分が少なく、糸の収束性に
も問題がありしごかれてきたないネップ、スラブ等とな
り本発明からは除外される。
【0010】次に短繊維は繊維長は100mm以下で且
つ40本以上からなることが好ましい。繊維長が100
mmを越えるように長くなると、短繊維の繊維本数にも
よるが結束に寄与する端部が少なくなり、結束部が少な
くなって強力が低くなり、また、毛羽端が少なくなるの
で紡績糸調の感覚が少なくなり本発明からは除外され
る。しかし、あまり繊維長が短かくなると、強力に寄与
する成分が小さくなるので20mm以上が好ましい。更
に、繊維の端部が少なくなると、複合結束紡績糸中の端
部の空間による紡績糸特有の嵩高性、膨らみ、暖かみに
欠けたものとなり好ましくないのである。又、繊維本数
も少ないと同様の理由で40本以上が好ましい。
つ40本以上からなることが好ましい。繊維長が100
mmを越えるように長くなると、短繊維の繊維本数にも
よるが結束に寄与する端部が少なくなり、結束部が少な
くなって強力が低くなり、また、毛羽端が少なくなるの
で紡績糸調の感覚が少なくなり本発明からは除外され
る。しかし、あまり繊維長が短かくなると、強力に寄与
する成分が小さくなるので20mm以上が好ましい。更
に、繊維の端部が少なくなると、複合結束紡績糸中の端
部の空間による紡績糸特有の嵩高性、膨らみ、暖かみに
欠けたものとなり好ましくないのである。又、繊維本数
も少ないと同様の理由で40本以上が好ましい。
【0011】次に、本複合結束紡績糸の中での連続フィ
ラメントは断面方向ではほぼ均一に分布しているが、長
手方向では周期的に位置を変えて分布していることが必
須である。シース/コアヤーンではシース成分が表面を
覆うので、表面の繊維のタッチ、特性が強くなり機能面
での複合効果は発揮出来るものの、タッチ、風合いでは
表面繊維のものとなる。しかしほぼ断面方向で均一に混
合されていることにより、シース/コア繊維の(短繊
維、長繊維)複合されたものとなる。しかも断面方向で
ほぼ長/短繊維が均一に分布していることにより、連続
マルチフィラメントと短繊維の染着性差によるイラツキ
も防止できるのと、結束した状態で連続フィラメント/
短繊維の絡合性も強くなる。
ラメントは断面方向ではほぼ均一に分布しているが、長
手方向では周期的に位置を変えて分布していることが必
須である。シース/コアヤーンではシース成分が表面を
覆うので、表面の繊維のタッチ、特性が強くなり機能面
での複合効果は発揮出来るものの、タッチ、風合いでは
表面繊維のものとなる。しかしほぼ断面方向で均一に混
合されていることにより、シース/コア繊維の(短繊
維、長繊維)複合されたものとなる。しかも断面方向で
ほぼ長/短繊維が均一に分布していることにより、連続
マルチフィラメントと短繊維の染着性差によるイラツキ
も防止できるのと、結束した状態で連続フィラメント/
短繊維の絡合性も強くなる。
【0012】更に、本発明では連続フィラメントは長手
方向で位置を変化して分布していることが重要である。
即ち、連続フィラメントが長手方向にほぼ同じ位置にあ
ると、結束、収束しても短繊維が移動し易いが、本発明
のように長手方向で位置を変えて分布していると、短繊
維が収束点で移動が阻害されて、ネップにもなりにくく
集束性も良好に保たれるのである。
方向で位置を変化して分布していることが重要である。
即ち、連続フィラメントが長手方向にほぼ同じ位置にあ
ると、結束、収束しても短繊維が移動し易いが、本発明
のように長手方向で位置を変えて分布していると、短繊
維が収束点で移動が阻害されて、ネップにもなりにくく
集束性も良好に保たれるのである。
【0013】この為には、実質的に連続マルチフィラメ
ントには撚数が1m当たり5〜50回の加撚されている
ことが好ましい。5回/m未満では集束部の移動は殆ど
阻害されず、逆に50回/mを越えると、複合結束紡績
糸中に均一に分布させるために、連続マルチフィラメン
トを開繊しようとしても、撚りの集束により不充分によ
り本発明からは除外される。又、集束部を与える他の手
段として、開繊を阻害する交絡を与えてもよい。しかし
交絡数が50ケ/mを越えると上記の撚りと同様の理由
で好ましくない。
ントには撚数が1m当たり5〜50回の加撚されている
ことが好ましい。5回/m未満では集束部の移動は殆ど
阻害されず、逆に50回/mを越えると、複合結束紡績
糸中に均一に分布させるために、連続マルチフィラメン
トを開繊しようとしても、撚りの集束により不充分によ
り本発明からは除外される。又、集束部を与える他の手
段として、開繊を阻害する交絡を与えてもよい。しかし
交絡数が50ケ/mを越えると上記の撚りと同様の理由
で好ましくない。
【0014】又、連続マルチフィラメントにより短繊維
を挟み込む為には、連続マルチフィラメント10本以上
のフィラメントからなることが好ましい。更に、連続フ
ィラメントは異形度1.1以上の異形断面であることが
好ましい。これは短繊維を挟み込み、固定し易いのと比
較的太い連続フィラメントは異形断面の方がヌメリ感が
少なくなる。この為には図1に示す例のうち3葉以上の
多葉断面、複数の突起をもった異形断面が好ましい。こ
の際異形度は余り小さいと異形の効果が発揮されないの
で、外接円と内接円の比で評価した異形度で1.1以上
が好ましい。次に連続マルチフィラメントのフィラメン
トデニールは1.5デニール以上が必要である。1.5
デニール未満では異形の効果も小さく、しかもハリ・コ
シに劣ったものとなるので好ましくないのである。
を挟み込む為には、連続マルチフィラメント10本以上
のフィラメントからなることが好ましい。更に、連続フ
ィラメントは異形度1.1以上の異形断面であることが
好ましい。これは短繊維を挟み込み、固定し易いのと比
較的太い連続フィラメントは異形断面の方がヌメリ感が
少なくなる。この為には図1に示す例のうち3葉以上の
多葉断面、複数の突起をもった異形断面が好ましい。こ
の際異形度は余り小さいと異形の効果が発揮されないの
で、外接円と内接円の比で評価した異形度で1.1以上
が好ましい。次に連続マルチフィラメントのフィラメン
トデニールは1.5デニール以上が必要である。1.5
デニール未満では異形の効果も小さく、しかもハリ・コ
シに劣ったものとなるので好ましくないのである。
【0015】次に、本発明で用いられる連続マルチフィ
ラメントは特に限定はなく、開繊可能な処理がされてい
るものであればよく、レーヨン、ジアセテート、トリア
セテートなどの再生繊維、半合成繊維をはじめ、ナイロ
ン、ポリエステル、アクリル、プロミックス等が、好適
に使用される。しかし取扱、風合いの面から特にポリエ
ステルが好ましい。
ラメントは特に限定はなく、開繊可能な処理がされてい
るものであればよく、レーヨン、ジアセテート、トリア
セテートなどの再生繊維、半合成繊維をはじめ、ナイロ
ン、ポリエステル、アクリル、プロミックス等が、好適
に使用される。しかし取扱、風合いの面から特にポリエ
ステルが好ましい。
【0016】次に、本発明で用いられる短繊維も特に限
定はなく、綿、ウール、麻等の天然繊維、ポリエステ
ル、アクリル、ナイロン等の合成繊維、レーヨン、ポリ
ノジック等の再生繊維が好適に使用される。又繊維長は
上記の範囲内であれば特に限定はないが、あまり長いと
結束部を形成する端部が少なくなり好ましくない。
定はなく、綿、ウール、麻等の天然繊維、ポリエステ
ル、アクリル、ナイロン等の合成繊維、レーヨン、ポリ
ノジック等の再生繊維が好適に使用される。又繊維長は
上記の範囲内であれば特に限定はないが、あまり長いと
結束部を形成する端部が少なくなり好ましくない。
【0017】次に、構成繊維の物性は通常のもので差し
支えないが、好ましくは連続マルチフィラメントの強力
は工程通過性、布帛特性の点で3.5g/d以上が好ま
しい。しかし絡合が強い、加撚する等により短繊維で強
力を持たせられる場合にはこれに限定されない。
支えないが、好ましくは連続マルチフィラメントの強力
は工程通過性、布帛特性の点で3.5g/d以上が好ま
しい。しかし絡合が強い、加撚する等により短繊維で強
力を持たせられる場合にはこれに限定されない。
【0018】又、連続マルチフィラメントの熱収縮率は
10%以上にして布帛の収縮を主としてフィラメントで
持たせる場合と、連続マルチフィラメントとして熱によ
り伸長するものを使用し、複合糸からフィラメントを伸
長させソフトで優しいタッチを表現することもできる。
又、短繊維も上記の連続マルチフィラメントと同様、熱
により伸長するファイバーを使用することにより、大き
な膨らみの複合糸も得られる。
10%以上にして布帛の収縮を主としてフィラメントで
持たせる場合と、連続マルチフィラメントとして熱によ
り伸長するものを使用し、複合糸からフィラメントを伸
長させソフトで優しいタッチを表現することもできる。
又、短繊維も上記の連続マルチフィラメントと同様、熱
により伸長するファイバーを使用することにより、大き
な膨らみの複合糸も得られる。
【0019】次に、短繊維がポリエステル繊維からなる
ときは繊維の極限粘度は0.5以下が好ましい。これは
紡績糸のピリングは糸形態にもよるが、極限粘度に大き
く依存し、0.5以下、更に好ましくは0.48以下で
ある。
ときは繊維の極限粘度は0.5以下が好ましい。これは
紡績糸のピリングは糸形態にもよるが、極限粘度に大き
く依存し、0.5以下、更に好ましくは0.48以下で
ある。
【0020】又、短繊維の繊度は余り太いと、曲げモー
メントが大きく結束しにくいので好ましくない。同じ理
由で中空、異形断面等の様に断面2次モーメントの大き
くなるものは、短繊維デニールは細くしなければならな
い。又、一般に短繊維の繊度は連続マルチフィラメント
の繊度より細いのが好ましいが、用途、要求特性、風合
いによって異なり、必ずしもこれに限定されないが3.
5デニール以下が好ましい。
メントが大きく結束しにくいので好ましくない。同じ理
由で中空、異形断面等の様に断面2次モーメントの大き
くなるものは、短繊維デニールは細くしなければならな
い。又、一般に短繊維の繊度は連続マルチフィラメント
の繊度より細いのが好ましいが、用途、要求特性、風合
いによって異なり、必ずしもこれに限定されないが3.
5デニール以下が好ましい。
【0021】又、連続マルチフィラメント及び/又は短
繊維がポリエステル繊維からなる場合には該ポリエステ
ル繊維の一部又は全部に微細孔形成剤を含むことが好ま
しい。これは織編物にしたあと、減量処理等によりフィ
ラメントの側面に微細孔を形成させることにより、ヌメ
リ等を防止するためである。勿論この為には、全部のフ
ィラメントにあった方が好ましいが、本発明の複合結束
紡績糸のように、ほぼ均一に連続フィラメント/短繊維
が分布している糸では構成比率、微細孔の数、大きさに
もよるがいずれか一方でも本発明の目的の一つである、
優しいドライタッチが得られる。
繊維がポリエステル繊維からなる場合には該ポリエステ
ル繊維の一部又は全部に微細孔形成剤を含むことが好ま
しい。これは織編物にしたあと、減量処理等によりフィ
ラメントの側面に微細孔を形成させることにより、ヌメ
リ等を防止するためである。勿論この為には、全部のフ
ィラメントにあった方が好ましいが、本発明の複合結束
紡績糸のように、ほぼ均一に連続フィラメント/短繊維
が分布している糸では構成比率、微細孔の数、大きさに
もよるがいずれか一方でも本発明の目的の一つである、
優しいドライタッチが得られる。
【0022】このための微細孔形成剤としては、カオリ
ン、メタカオリンのようにポリエステルとほぼ同じ光学
的屈折率のものが、くすみがなく深色感が得られて好ま
しいが、酸化チタン等も好ましい。又、その他の紡糸性
を阻害せず、均一にポリマー中に分散するファインセラ
ミックスも適用出来る。更に、ポリエチレングリコール
等を混入させてもよい。
ン、メタカオリンのようにポリエステルとほぼ同じ光学
的屈折率のものが、くすみがなく深色感が得られて好ま
しいが、酸化チタン等も好ましい。又、その他の紡糸性
を阻害せず、均一にポリマー中に分散するファインセラ
ミックスも適用出来る。更に、ポリエチレングリコール
等を混入させてもよい。
【0023】次に、連続フィラメント及び/又は短繊維
は長手方向及び/又は断面方向で構成繊維の太さが異な
る事により、本発明の複合結束紡績糸のナチュラルな自
然感、嵩高性がより助長される。特に短繊維の比率の少
ないときに有効である。
は長手方向及び/又は断面方向で構成繊維の太さが異な
る事により、本発明の複合結束紡績糸のナチュラルな自
然感、嵩高性がより助長される。特に短繊維の比率の少
ないときに有効である。
【0024】次に、本発明でいうポリエステル繊維と
は、エチレンテレフタレート単位を主構成単位とするも
のであって、通常エチレンテレフタレート単位を85モ
ル%以上含むコーポリエステル又はこれらのポリエステ
ル混合物である。テレフタール酸、エチレングリコール
以外の共重合成分としては、イソフタール酸、2−6ナ
フタリンジカルボン酸、アジピン酸、ヒパシン酸、シュ
ウ酸、ジエチレングリコール、シクロヘキサン、ジメタ
ノール、P−オキシ安息香酸又はこれらの誘導体が挙げ
られる。
は、エチレンテレフタレート単位を主構成単位とするも
のであって、通常エチレンテレフタレート単位を85モ
ル%以上含むコーポリエステル又はこれらのポリエステ
ル混合物である。テレフタール酸、エチレングリコール
以外の共重合成分としては、イソフタール酸、2−6ナ
フタリンジカルボン酸、アジピン酸、ヒパシン酸、シュ
ウ酸、ジエチレングリコール、シクロヘキサン、ジメタ
ノール、P−オキシ安息香酸又はこれらの誘導体が挙げ
られる。
【0025】又、ポリエステル繊維として上記の異染色
性の物を組み合わせてもよいし、他の例としてポリエス
テルフィラメントとアクリル、レーヨン、ポリノジック
等の化合繊の短繊維、綿、麻、ウール等の天然繊維との
異染性繊維の複合により、前記の特性が得られる他に異
染性を強調したり、トーンを強調したり、更にはシャン
ブレー効果を与えるなど、巾広い用途に適用出来る複合
結束紡績糸を得ることが出来る。
性の物を組み合わせてもよいし、他の例としてポリエス
テルフィラメントとアクリル、レーヨン、ポリノジック
等の化合繊の短繊維、綿、麻、ウール等の天然繊維との
異染性繊維の複合により、前記の特性が得られる他に異
染性を強調したり、トーンを強調したり、更にはシャン
ブレー効果を与えるなど、巾広い用途に適用出来る複合
結束紡績糸を得ることが出来る。
【0026】又、複合結束紡績糸は通常の実撚りを有す
る紡績糸と異なり、捲付き部が短かいのでしごきによ
り、結束端が戻ってフリーになり脱落する事もあるの
で、必要に応じて加撚されていることも好ましい。この
場合加撚方向は、反結束方向では結束部が戻り解けて端
部が移動して、スラブ、ネップになり易いので結束方向
(捲付いている方向)が好ましい。又、この場合、撚係
数(T・D1/2 )は2000程度以下が好ましい。
る紡績糸と異なり、捲付き部が短かいのでしごきによ
り、結束端が戻ってフリーになり脱落する事もあるの
で、必要に応じて加撚されていることも好ましい。この
場合加撚方向は、反結束方向では結束部が戻り解けて端
部が移動して、スラブ、ネップになり易いので結束方向
(捲付いている方向)が好ましい。又、この場合、撚係
数(T・D1/2 )は2000程度以下が好ましい。
【0027】次に、本発明を具現するための具体的な方
法及び装置について説明する。図2は、本発明の複合結
束紡績糸を製造する装置の側面図であり、Aはスライバ
ー、Bは連続マルチフィラメント、Cは複合結束紡績糸
であり、スライバーAはバックローラー2とフロントロ
ーラー4の間で所定のドラフトをうける。フィードロー
ラー9により低張力状態で電気用繊装置に供給され、高
電圧を付与されて、その反発力で開繊されたフィラメン
トがフロントローラー4に上流にて周期的に開繊された
状態でスライバーと合わされ、断面方向には連続フィラ
メントはほぼ均一に分散しているが、長手方向には周期
的に位置を変えて分布するのである。なお、1はガイ
ド、3はセカンドローラーであり、11、12はガイド
である。複合結束紡績糸Cはフロントローラー4を経て
エアー仮撚ノズル5で加撚、解撚されフリー短繊維の末
端繊維が結束して複合結束紡績糸が得られる。ついで、
デリベリローラー6をへてローラー7により駆動される
チーズ8に捲取られる。
法及び装置について説明する。図2は、本発明の複合結
束紡績糸を製造する装置の側面図であり、Aはスライバ
ー、Bは連続マルチフィラメント、Cは複合結束紡績糸
であり、スライバーAはバックローラー2とフロントロ
ーラー4の間で所定のドラフトをうける。フィードロー
ラー9により低張力状態で電気用繊装置に供給され、高
電圧を付与されて、その反発力で開繊されたフィラメン
トがフロントローラー4に上流にて周期的に開繊された
状態でスライバーと合わされ、断面方向には連続フィラ
メントはほぼ均一に分散しているが、長手方向には周期
的に位置を変えて分布するのである。なお、1はガイ
ド、3はセカンドローラーであり、11、12はガイド
である。複合結束紡績糸Cはフロントローラー4を経て
エアー仮撚ノズル5で加撚、解撚されフリー短繊維の末
端繊維が結束して複合結束紡績糸が得られる。ついで、
デリベリローラー6をへてローラー7により駆動される
チーズ8に捲取られる。
【0028】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明をより
具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によ
って制約を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合
しうる範囲で適宜変更を加えて実施することも勿論可能
であり、それらはいずれも本発明に含まれる。
具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によ
って制約を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合
しうる範囲で適宜変更を加えて実施することも勿論可能
であり、それらはいずれも本発明に含まれる。
【0029】尚、下記実施例で採用した各物性の測定法
は下記の通りである。 (1)破断強度、伸度 JIS−L−1013(1992)に準じ、東洋ボール
ドウィン社製テンシロンを用いて試料長(ゲージ長)2
00mm、引張速度200mm/分でS−S曲線を測定
し、破断強度、伸度を算定した。 (2)熱水収縮率(SHW) JIS−L−1013(1992)に準じ、次によっ
た。すなわち適当な枠周のラップリールで初荷重(1/
10)g/デニールで8回捲のカセをとり、カセに(1
/30)g/デニールの荷重をかけその長さ10 (m
m)を測定する。ついでその荷重を取り除き、(1/1
000)g/デニールの荷重を掛けた状態でカセを沸騰
水中に30分間浸漬する。その後カセを沸騰水から取り
出し、冷却後再び(1/3)g/デニールの荷重をかけ
てそのときの長さ11(mm)を測定する。熱水収縮率
(SHW)は次式により算定される。 SHW=(10 −11 )×100÷10
は下記の通りである。 (1)破断強度、伸度 JIS−L−1013(1992)に準じ、東洋ボール
ドウィン社製テンシロンを用いて試料長(ゲージ長)2
00mm、引張速度200mm/分でS−S曲線を測定
し、破断強度、伸度を算定した。 (2)熱水収縮率(SHW) JIS−L−1013(1992)に準じ、次によっ
た。すなわち適当な枠周のラップリールで初荷重(1/
10)g/デニールで8回捲のカセをとり、カセに(1
/30)g/デニールの荷重をかけその長さ10 (m
m)を測定する。ついでその荷重を取り除き、(1/1
000)g/デニールの荷重を掛けた状態でカセを沸騰
水中に30分間浸漬する。その後カセを沸騰水から取り
出し、冷却後再び(1/3)g/デニールの荷重をかけ
てそのときの長さ11(mm)を測定する。熱水収縮率
(SHW)は次式により算定される。 SHW=(10 −11 )×100÷10
【0030】(3)交絡度 適当な長さの糸を取り出し、下端に(1/10)g/デ
ニールの荷重を掛けて垂直につり下げる。ついで適当な
ニードルを糸に突き刺し静かに持ち上げニードルが停止
した距離13 (cm)を100回測定し、これにより平
均値L(cm)を求め次式により算定する。 交絡度=100÷(2×L)
ニールの荷重を掛けて垂直につり下げる。ついで適当な
ニードルを糸に突き刺し静かに持ち上げニードルが停止
した距離13 (cm)を100回測定し、これにより平
均値L(cm)を求め次式により算定する。 交絡度=100÷(2×L)
【0031】(4)ウースターノルマル(URn) ツェルベガー社製ウースターイーブネステスターC型を
使用し糸速度50M/分で走行させ仮撚を付与しつつ試
料のデニールに応じたスロットにてノーマルで2分間測
定、チャートを2.5cm/分で描かせる。次いでチャ
ートを2.5cmで2分割しそれぞれの最高値(M1 ,
M2 )/最低値(L1 ,L2 )を読み取りこれから次式
で算定する。 URn=〔(M1 +M2 )+(L1 +L2 )〕/2
使用し糸速度50M/分で走行させ仮撚を付与しつつ試
料のデニールに応じたスロットにてノーマルで2分間測
定、チャートを2.5cm/分で描かせる。次いでチャ
ートを2.5cmで2分割しそれぞれの最高値(M1 ,
M2 )/最低値(L1 ,L2 )を読み取りこれから次式
で算定する。 URn=〔(M1 +M2 )+(L1 +L2 )〕/2
【0032】(5)異形度 100〜1500倍の倍率で断面を撮影し外接円と内接
円の比で表す。 (6)極限粘度 フェノールとテトラクロロエタンの等重量混合物を溶媒
として、ウベローデ粘度計を使用して20℃±0.5℃
の恒温条件下で粘度ηsp/Cを溶液濃度Cに対してプロ
ットしC→0にηsp/Cを外挿して求める。
円の比で表す。 (6)極限粘度 フェノールとテトラクロロエタンの等重量混合物を溶媒
として、ウベローデ粘度計を使用して20℃±0.5℃
の恒温条件下で粘度ηsp/Cを溶液濃度Cに対してプロ
ットしC→0にηsp/Cを外挿して求める。
【0033】実施例1 村田機械(株)製のMJS結束紡績機を使用し、フロン
トローラー直前に高圧電極による開繊装置を取り付け実
施した。 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル 50d−
12f 撚数:18T/m、オイルとして下記の化1の
もの(特開昭61−12972参照)で表わされるアミ
ンオキサイドを0.5%付着させた。
トローラー直前に高圧電極による開繊装置を取り付け実
施した。 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル 50d−
12f 撚数:18T/m、オイルとして下記の化1の
もの(特開昭61−12972参照)で表わされるアミ
ンオキサイドを0.5%付着させた。
【0034】
【化1】
【0035】ここに、R1 ,R3 は炭素数1〜4のアル
キル基、R2 は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケ
ニル基である。 高圧電極(特公昭52−38144 記載)の印加 電
圧:7500V 電極直前のテンション:3g/Y 粗糸:東洋紡タフセル(1.2デニール 繊維長38m
m カット) 紡出番手:30番手(英式) 引出しローラー6の速度 150m/min エアー仮撚ノズル(村田機械製) エアー圧 4.5k
g/cm2 G 得られた複合結束紡績糸を用いて綾組織で製織し、染色
仕上げ後、経糸密度98本/in、緯糸密度82本/i
nとした。得られた織物は短繊維のナチュラルな自然
感、嵩高性、暖かみ、更に適度なハリ・コシ、ドレープ
性もあった。また、連続マルチフィラメントはほぼ複合
結束紡績糸の断面方向には均一に分布しているが、長手
方向では周期的に位置を変えて分布しているので、しご
きに対して強く工程通過性も良好であった。
キル基、R2 は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケ
ニル基である。 高圧電極(特公昭52−38144 記載)の印加 電
圧:7500V 電極直前のテンション:3g/Y 粗糸:東洋紡タフセル(1.2デニール 繊維長38m
m カット) 紡出番手:30番手(英式) 引出しローラー6の速度 150m/min エアー仮撚ノズル(村田機械製) エアー圧 4.5k
g/cm2 G 得られた複合結束紡績糸を用いて綾組織で製織し、染色
仕上げ後、経糸密度98本/in、緯糸密度82本/i
nとした。得られた織物は短繊維のナチュラルな自然
感、嵩高性、暖かみ、更に適度なハリ・コシ、ドレープ
性もあった。また、連続マルチフィラメントはほぼ複合
結束紡績糸の断面方向には均一に分布しているが、長手
方向では周期的に位置を変えて分布しているので、しご
きに対して強く工程通過性も良好であった。
【0036】実施例2 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル 50d1
2f 撚数:18T/m 粗糸:東洋紡エステル(0.7デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.48連続マルチフィラメン
トのオイリング、複合結束紡績糸の製造条件、織物規格
は実施例1と同様にした。得られた織物は短繊維のナチ
ュラルな自然感、嵩高性、暖かみ、があり更には短繊維
の単糸繊度が細いので、非常に優しいタッチの商品が得
られた。また、更に連続マルチフィラメントのフィラメ
ント繊度が太いので適度なハリ・コシもあった。更に、
ポリエステルで問題になりやすいピリング(JISL−
1076− '92A法(ICI法)に準拠して測定)も
4.5級で問題なく、複合結束紡績糸の絡合性も実施例
1と同様に連続マルチフィラメントが分布しているので
しごきに対して強く工程通過性も問題なかった。
2f 撚数:18T/m 粗糸:東洋紡エステル(0.7デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.48連続マルチフィラメン
トのオイリング、複合結束紡績糸の製造条件、織物規格
は実施例1と同様にした。得られた織物は短繊維のナチ
ュラルな自然感、嵩高性、暖かみ、があり更には短繊維
の単糸繊度が細いので、非常に優しいタッチの商品が得
られた。また、更に連続マルチフィラメントのフィラメ
ント繊度が太いので適度なハリ・コシもあった。更に、
ポリエステルで問題になりやすいピリング(JISL−
1076− '92A法(ICI法)に準拠して測定)も
4.5級で問題なく、複合結束紡績糸の絡合性も実施例
1と同様に連続マルチフィラメントが分布しているので
しごきに対して強く工程通過性も問題なかった。
【0037】比較例1 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル 50d4
8f、撚数:60T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.60、連続マルチフィラメ
ントのオイリング、複合結束紡績糸の製造条件、織物規
格は実施例1と同様にした。得られた織物は短繊維のナ
チュラルな自然感、嵩高性、暖かみがあったが、連続マ
ルチフィラメントのフィラメントデニールが細くハリ・
コシで劣った物であった。また、極限粘度が0.60と
高いのでピリングが2.0級と悪くしかもポリエステル
マルチフィラメントの撚数が60T/mと多いので開繊
が悪くコアヤーン状に連続マルチフィラメントが固まっ
て分布しており、複合結束紡績糸の絡合性にも問題があ
り、ワーパーでもしごかれスラブ・ネップも発生し、糸
切れも問題となった。
8f、撚数:60T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.60、連続マルチフィラメ
ントのオイリング、複合結束紡績糸の製造条件、織物規
格は実施例1と同様にした。得られた織物は短繊維のナ
チュラルな自然感、嵩高性、暖かみがあったが、連続マ
ルチフィラメントのフィラメントデニールが細くハリ・
コシで劣った物であった。また、極限粘度が0.60と
高いのでピリングが2.0級と悪くしかもポリエステル
マルチフィラメントの撚数が60T/mと多いので開繊
が悪くコアヤーン状に連続マルチフィラメントが固まっ
て分布しており、複合結束紡績糸の絡合性にも問題があ
り、ワーパーでもしごかれスラブ・ネップも発生し、糸
切れも問題となった。
【0038】比較例2 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル 50d1
8f、撚数:3T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.60 連続マルチフィラメントのオイリング、複合結束紡績糸
の製造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られ
た織物は短繊維のナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみ
があったが、連続マルチフィラメントのフィラメントデ
ニール細くハリ・コシで劣ったものであった。また、極
限粘度が0.60と高いのでピリングが2.0級と悪く
しかもポリエステルマルチフィラメントの撚数が3T/
mと少ないので開繊がほぼ均一で、断面方向にはほぼ均
一に分布しているが、長手方向もほぼ均一に分布しその
ため複合結束紡績糸の絡合性にも問題があり、ワーパー
でもしごかれスラブ・ネップも発生し、糸切れも問題と
なった。
8f、撚数:3T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.60 連続マルチフィラメントのオイリング、複合結束紡績糸
の製造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られ
た織物は短繊維のナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみ
があったが、連続マルチフィラメントのフィラメントデ
ニール細くハリ・コシで劣ったものであった。また、極
限粘度が0.60と高いのでピリングが2.0級と悪く
しかもポリエステルマルチフィラメントの撚数が3T/
mと少ないので開繊がほぼ均一で、断面方向にはほぼ均
一に分布しているが、長手方向もほぼ均一に分布しその
ため複合結束紡績糸の絡合性にも問題があり、ワーパー
でもしごかれスラブ・ネップも発生し、糸切れも問題と
なった。
【0039】比較例3 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル30d8
f、撚数:10T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
m カット)、極限粘度:0.48 連続マルチフィラメントのオイリング、複合結束紡績糸
の製造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られ
た織物は短繊維は比率が83.1%と大きく紡績糸調の
ナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみがあったが、連続
マルチフィラメントの比率が少なく、ハリ・コシで劣っ
た物であった。又、連続マルチフィラメントのフィラメ
ント数が8本と低く、複合紡績糸の絡合性にも問題があ
り、比較例2と同様の問題があった。
f、撚数:10T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
m カット)、極限粘度:0.48 連続マルチフィラメントのオイリング、複合結束紡績糸
の製造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られ
た織物は短繊維は比率が83.1%と大きく紡績糸調の
ナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみがあったが、連続
マルチフィラメントの比率が少なく、ハリ・コシで劣っ
た物であった。又、連続マルチフィラメントのフィラメ
ント数が8本と低く、複合紡績糸の絡合性にも問題があ
り、比較例2と同様の問題があった。
【0040】比較例4 連続マルチフィラメントB:東洋紡エステル150d7
2f、撚数:10T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.48 連続マルチフィラメントのオイリング、複合紡績糸の製
造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られた織
物は短繊維の比率が15.3%と小さく紡績糸調のナチ
ュラルな自然感、嵩高性、暖かみがなく、連続マルチフ
ィラメントの感覚のものであった。しかもステープルも
平均19本と少なく、結束ファイバーも少なく糸強力、
集束性にも問題があり比較例2と同様の問題があった。
2f、撚数:10T/m 粗糸:東洋紡エステル(1.4デニール 繊維長38m
mカット)、極限粘度:0.48 連続マルチフィラメントのオイリング、複合紡績糸の製
造条件、織物規格は実施例1と同様にした。得られた織
物は短繊維の比率が15.3%と小さく紡績糸調のナチ
ュラルな自然感、嵩高性、暖かみがなく、連続マルチフ
ィラメントの感覚のものであった。しかもステープルも
平均19本と少なく、結束ファイバーも少なく糸強力、
集束性にも問題があり比較例2と同様の問題があった。
【0041】
【発明の効果】このように本発明の複合結束紡績糸は、
従来のものに比し、均整さ、強力、良好な取扱性と共に
短繊維のナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみ、更に適
度なハリ・コシ、ドレープ性と良好な工程通過性が得ら
れるという顕著な効果が得られるのである。
従来のものに比し、均整さ、強力、良好な取扱性と共に
短繊維のナチュラルな自然感、嵩高性、暖かみ、更に適
度なハリ・コシ、ドレープ性と良好な工程通過性が得ら
れるという顕著な効果が得られるのである。
【図1】本発明に好適に使用される連続フィラメントの
断面の例である。
断面の例である。
【図2】本発明の製造装置の一例を示す略側面図
A:スライバー 2:バックローラー
7:テークアップドラム B:連続マルチフィラメント 4:フロントローラー
9:フィードローラー C:複合結束紡績糸 5:エア仮撚ノズル
10:開繊ノズル
7:テークアップドラム B:連続マルチフィラメント 4:フロントローラー
9:フィードローラー C:複合結束紡績糸 5:エア仮撚ノズル
10:開繊ノズル
Claims (3)
- 【請求項1】 デニール比率で20〜80%の連続フィ
ラメントと、デニール比率で80〜20%の繊維長が1
00mm以下、繊維本数が40本以上の短繊維からなる
複合結束紡績糸であって、該短繊維の主として端部が該
複合結束紡績糸の表層に捲き付いて結束しており、且つ
連続フィラメントは該複合結束紡績糸の断面方向ではほ
ぼ均一に分布しており、しかも長手方向では周期的に位
置を変えて分布していることを特徴とする複合結束紡績
糸。 - 【請求項2】 少なくとも連続フィラメントはポリエス
テルからなる請求項1に記載の複合結束紡績糸。 - 【請求項3】 連続フィラメント及び短繊維は実質的に
ポリエステル繊維からなり且つ前者は実質的に1m当た
り5〜50の撚数を有し且つ、フィラメント数が10本
以上、異形度1.1以上、フィラメントデニールが1.
5デニール以上であり、且つ後者の繊維の極限粘度が
0.5以下、単繊維繊度が3.5デニール以下である請
求項1に記載の複合結束紡績糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15567296A JPH101834A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 複合結束紡績糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15567296A JPH101834A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 複合結束紡績糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101834A true JPH101834A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15611066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15567296A Pending JPH101834A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 複合結束紡績糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005075722A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | エア交絡紡績糸及びそれを含む布帛 |
| CN116497495A (zh) * | 2023-06-30 | 2023-07-28 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种段彩起绒纱及其制备方法和装置 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15567296A patent/JPH101834A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005075722A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | エア交絡紡績糸及びそれを含む布帛 |
| CN116497495A (zh) * | 2023-06-30 | 2023-07-28 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种段彩起绒纱及其制备方法和装置 |
| CN116497495B (zh) * | 2023-06-30 | 2023-09-22 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种段彩起绒纱及其制备方法和装置 |
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