JPH10188794A - フラットアパーチャーグリル - Google Patents
フラットアパーチャーグリルInfo
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- JPH10188794A JPH10188794A JP34349696A JP34349696A JPH10188794A JP H10188794 A JPH10188794 A JP H10188794A JP 34349696 A JP34349696 A JP 34349696A JP 34349696 A JP34349696 A JP 34349696A JP H10188794 A JPH10188794 A JP H10188794A
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- grid
- aperture grill
- longitudinal direction
- flat aperture
- grill
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接線全域渡って均一な引っ張り応力を発生
させることが出来るフラットアパーチャーグリルを提供
する。 【解決手段】 細条スリット孔11を形成する細条グリ
ッド12からなる有孔部と、この有孔部の外周に延在す
る外周部13とからなるフラットアパーチャーグリル1
において、上記外周部13のうち、細条グリッド12の
長手方向の延長線上にある外周部に、グリッド12の長
手方向と同じ向きのスリット状の切り欠き部133を設
ける。
させることが出来るフラットアパーチャーグリルを提供
する。 【解決手段】 細条スリット孔11を形成する細条グリ
ッド12からなる有孔部と、この有孔部の外周に延在す
る外周部13とからなるフラットアパーチャーグリル1
において、上記外周部13のうち、細条グリッド12の
長手方向の延長線上にある外周部に、グリッド12の長
手方向と同じ向きのスリット状の切り欠き部133を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーブラウン
管の色選別電極構体の構成部品であるフラットアパーチ
ャーグリルに関するものであり、製造工程で発生するア
パーチャーグリルの変形を解消するためのフラットアパ
ーチャーグリルの形状に関するものである。
管の色選別電極構体の構成部品であるフラットアパーチ
ャーグリルに関するものであり、製造工程で発生するア
パーチャーグリルの変形を解消するためのフラットアパ
ーチャーグリルの形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7はアパーチャグリル方式の色選別電
極構体の構成を示す斜視構成図である。図において、1
0はスリット状の孔(以下、細条スリット孔と記す)1
1を形成する細条グリッドが多数配列されたアパーチャ
ーグリル、2はアパーチャーグリル10に一端が固定さ
れる一対の保持部材21と、保持部材間に差し渡って配
置され、保持部材21に固定されたアパーチャーグリル
10に所定の架張力を発生するための一対の弾性部材2
2とから構成されるフレーム、3はフレーム2に一端が
固定され、他端がカラーブラウン管のガラスバルブの一
部であるパネルに埋設されたピン(図示せず)に係合す
るための嵌合孔311を有する支持構体、4は上記フレ
ーム2の弾性部材22に溶接固定され、弾性部材22と
バイメタル構造を形成する高膨張プレート、5は上記ア
パーチャグリル10に接するように配置され、アパーチ
ャグリル10の振動を減衰する働きを持つダンパ線、6
は上記ダンパ線5に所定の張力を付加する働きのダンパ
スプリングである。
極構体の構成を示す斜視構成図である。図において、1
0はスリット状の孔(以下、細条スリット孔と記す)1
1を形成する細条グリッドが多数配列されたアパーチャ
ーグリル、2はアパーチャーグリル10に一端が固定さ
れる一対の保持部材21と、保持部材間に差し渡って配
置され、保持部材21に固定されたアパーチャーグリル
10に所定の架張力を発生するための一対の弾性部材2
2とから構成されるフレーム、3はフレーム2に一端が
固定され、他端がカラーブラウン管のガラスバルブの一
部であるパネルに埋設されたピン(図示せず)に係合す
るための嵌合孔311を有する支持構体、4は上記フレ
ーム2の弾性部材22に溶接固定され、弾性部材22と
バイメタル構造を形成する高膨張プレート、5は上記ア
パーチャグリル10に接するように配置され、アパーチ
ャグリル10の振動を減衰する働きを持つダンパ線、6
は上記ダンパ線5に所定の張力を付加する働きのダンパ
スプリングである。
【0003】アパーチャーグリル10は金属素材に化学
エッチングで細条スリット孔11を形成し、図8に示す
ような1枚のフラットアパーチャーグリル1として供給
される。このフラットアパーチャーグリル1は細条スリ
ット孔11を形成する細条グリッド12からなる有孔
部、及び有孔部に続く外周部13から形成されている。
エッチングで細条スリット孔11を形成し、図8に示す
ような1枚のフラットアパーチャーグリル1として供給
される。このフラットアパーチャーグリル1は細条スリ
ット孔11を形成する細条グリッド12からなる有孔
部、及び有孔部に続く外周部13から形成されている。
【0004】上記のようなフラットアパーチャーグリル
1をフレーム2に接合する方法としては、図9(a)に
示すように、フラットアパーチャーグリル1の細条グリ
ッドの長手方向の外周部を、フレーム2とほぼ同じ曲率
を有するグリッド長手方向クランプ板8で保持し、次に
図9(b)に示すように、フレーム2を下方から突き上
げることで、細条グリッドのたるみを取り除いた状態
で、外周部のフレームと接触している箇所をシーム溶接
で接合している。その後外周部の不要部分をトリミング
して、アパーチャーグリル10とフレーム2の接合は完
了する。
1をフレーム2に接合する方法としては、図9(a)に
示すように、フラットアパーチャーグリル1の細条グリ
ッドの長手方向の外周部を、フレーム2とほぼ同じ曲率
を有するグリッド長手方向クランプ板8で保持し、次に
図9(b)に示すように、フレーム2を下方から突き上
げることで、細条グリッドのたるみを取り除いた状態
で、外周部のフレームと接触している箇所をシーム溶接
で接合している。その後外周部の不要部分をトリミング
して、アパーチャーグリル10とフレーム2の接合は完
了する。
【0005】アパーチャーグリル10の接合されたフレ
ーム2は防錆の目的の黒化膜が形成され、その後支持構
体3やダンパ線5が取り付けられる。その後、ガラスパ
ネルと一体化され、蛍光面作成などの後工程に回され
る。カラーブラウン管の製造工程には上記の黒化膜形成
工程や、ガラスパネルの背面に取りつくファンネルを接
合するフリット工程、真空引きの為の排気工程があり3
50〜480℃程度の熱工程となっている。この際にア
パーチャーグリル10とフレーム2の接合面に波状のシ
ワが発生することがある。
ーム2は防錆の目的の黒化膜が形成され、その後支持構
体3やダンパ線5が取り付けられる。その後、ガラスパ
ネルと一体化され、蛍光面作成などの後工程に回され
る。カラーブラウン管の製造工程には上記の黒化膜形成
工程や、ガラスパネルの背面に取りつくファンネルを接
合するフリット工程、真空引きの為の排気工程があり3
50〜480℃程度の熱工程となっている。この際にア
パーチャーグリル10とフレーム2の接合面に波状のシ
ワが発生することがある。
【0006】このシワの発生を解消する方法としては、
本発明と同時に出願した、同一発明人による発明(整理
番号AP501507)に記載の方法がある。図10は
このような方法を説明する図であり、フラットアパーチ
ャーグリル1のフレーム2との接合部となるグリル接合
線7の延長線上をグリル溶接線上クランプ板9で保持
し、グリル接合線7上に細条グリッドの長手方向と垂直
な方向に引っ張り応力を発生させるようにして、フラッ
トアパーチャーグリル1をフレーム2に接合している。
またこの場合、グリッドの長手方向の変位によるたるみ
を発生させないために、グリッドの長手方向の延長上に
グリッド長手方向クランプ板8を配置している。
本発明と同時に出願した、同一発明人による発明(整理
番号AP501507)に記載の方法がある。図10は
このような方法を説明する図であり、フラットアパーチ
ャーグリル1のフレーム2との接合部となるグリル接合
線7の延長線上をグリル溶接線上クランプ板9で保持
し、グリル接合線7上に細条グリッドの長手方向と垂直
な方向に引っ張り応力を発生させるようにして、フラッ
トアパーチャーグリル1をフレーム2に接合している。
またこの場合、グリッドの長手方向の変位によるたるみ
を発生させないために、グリッドの長手方向の延長上に
グリッド長手方向クランプ板8を配置している。
【0007】しかし一方ではグリッド長手方向クランプ
板8による拘束が、フラットアパーチャーグリルに必要
な細条グリッドの長手方向と垂直な方向の引っ張りに対
して抵抗となるため、接合部の中央部にいくに従って引
っ張り応力が弱くなってしまう問題があった。そこで、
必要とする引っ張り応力を発生させるために、引っ張り
応力の発生しにくい中央部に関してはフレーム2の突き
上げ量を増やして引っ張り応力をかせぐ等の方法を取ら
ねばならなかった。
板8による拘束が、フラットアパーチャーグリルに必要
な細条グリッドの長手方向と垂直な方向の引っ張りに対
して抵抗となるため、接合部の中央部にいくに従って引
っ張り応力が弱くなってしまう問題があった。そこで、
必要とする引っ張り応力を発生させるために、引っ張り
応力の発生しにくい中央部に関してはフレーム2の突き
上げ量を増やして引っ張り応力をかせぐ等の方法を取ら
ねばならなかった。
【0008】また、図9に示す従来の方法に用いられる
フラットアパーチャーグリルは、図11に示すように、
外周部の有孔部近辺には不要部剥ぎとりのための凹部ラ
イン131と、端部形状決め孔132が設けられている
が、図10に示す方法に用いられるフラットアパーチャ
ーグリルは、細条グリッドの長手方向と垂直な方向に発
生させる引っ張り応力を内部に伝達するために、端部形
状決め孔132が削除されている。このため溶接線端外
の外周部にもグリッド長手方向と長手方向に垂直な方向
の両方の応力が混在した形で発生している。この状態で
不要外周部をトリミングすると、接合線端部に応力が集
中して、その部分から破断が発生したり、シワが発生し
たりする。その対策として、グリッド長手方向と長手方
向に垂直な方向に発生する応力を調整する必要があっ
た。
フラットアパーチャーグリルは、図11に示すように、
外周部の有孔部近辺には不要部剥ぎとりのための凹部ラ
イン131と、端部形状決め孔132が設けられている
が、図10に示す方法に用いられるフラットアパーチャ
ーグリルは、細条グリッドの長手方向と垂直な方向に発
生させる引っ張り応力を内部に伝達するために、端部形
状決め孔132が削除されている。このため溶接線端外
の外周部にもグリッド長手方向と長手方向に垂直な方向
の両方の応力が混在した形で発生している。この状態で
不要外周部をトリミングすると、接合線端部に応力が集
中して、その部分から破断が発生したり、シワが発生し
たりする。その対策として、グリッド長手方向と長手方
向に垂直な方向に発生する応力を調整する必要があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、グリッ
ド長手方向をクランプ板8により拘束し、クランプ板9
により細条グリッドの長手方向と垂直な方向に引っ張り
応力を発生させて、フラットアパーチャーグリル1をフ
レーム2に接合する場合、上記のようなフラットアパー
チャーグリルを用いると、接合部全域に亘って引っ張り
応力が均一になるように調整する必要があった。また、
目的とする応力よりも高い応力が一部発生しまうなどの
問題があった。また、アパーチャーグリル部の破断やシ
ワの発生を防ぐために、グリッド長手方向と長手方向に
垂直な方向に発生する応力のバランスを調整する必要が
あった。
ド長手方向をクランプ板8により拘束し、クランプ板9
により細条グリッドの長手方向と垂直な方向に引っ張り
応力を発生させて、フラットアパーチャーグリル1をフ
レーム2に接合する場合、上記のようなフラットアパー
チャーグリルを用いると、接合部全域に亘って引っ張り
応力が均一になるように調整する必要があった。また、
目的とする応力よりも高い応力が一部発生しまうなどの
問題があった。また、アパーチャーグリル部の破断やシ
ワの発生を防ぐために、グリッド長手方向と長手方向に
垂直な方向に発生する応力のバランスを調整する必要が
あった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、接合部全域に亘って目標とする
引っ張り応力を発生させることが出来るフラットアパー
チャーグリルを提供することを目的としている。また、
グリッド長手方向に垂直な方向に必要な引っ張り応力を
かけても溶接線端部に破断やシワが発生することがない
フラットアパーチャーグリルを提供することを目的とし
ている。
ためになされたもので、接合部全域に亘って目標とする
引っ張り応力を発生させることが出来るフラットアパー
チャーグリルを提供することを目的としている。また、
グリッド長手方向に垂直な方向に必要な引っ張り応力を
かけても溶接線端部に破断やシワが発生することがない
フラットアパーチャーグリルを提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成に係
るフラットアパーチャーグリルは、フラットアパーチャ
ーグリルの外周部のうち、細条グリッドの長手方向の延
長線上にある外周部に、グリッドの長手方向と同じ向き
のスリット状の切り欠き部を設けたものである。
るフラットアパーチャーグリルは、フラットアパーチャ
ーグリルの外周部のうち、細条グリッドの長手方向の延
長線上にある外周部に、グリッドの長手方向と同じ向き
のスリット状の切り欠き部を設けたものである。
【0012】本発明の第2の構成に係るフラットアパー
チャーグリルは、フラットアパーチャーグリルの外周部
の四隅に、フラットアパーチャーグリルの外周部のう
ち、細条グリッドの長手方向に垂直な方向の延長線上に
ある外周部が、細条グリッドの長手方向の拘束を受けな
いようにする切り欠き部を設けたものである。
チャーグリルは、フラットアパーチャーグリルの外周部
の四隅に、フラットアパーチャーグリルの外周部のう
ち、細条グリッドの長手方向に垂直な方向の延長線上に
ある外周部が、細条グリッドの長手方向の拘束を受けな
いようにする切り欠き部を設けたものである。
【0013】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1によるフラ
ットアパーチャーグリルを図1に基づいて説明する。図
1はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図であ
り、11は細条スリット孔、12は細条スリット孔11
を形成する細条グリッド、13は外周部である。外周部
13のうち細条グリッド12の長手方向の延長線上部分
にはスリット状に切り欠いた孔(以下、外周部グリッド
長手方向スリット孔と記す)133が、長手方向が細条
グリッドの長手方向と一致する方向で設けられている。
17インチのブラウン管に適用したものでは、外周部グ
リッド長手方向スリット孔133の長さは50mm、幅は
1mm、配列ピッチは10mm間隔とした。このようなフラ
ットアパーチャーグリル1のグリッド長手方向クランプ
エリア80を保持し、フラットアパーチャーグリル1の
フレーム2との接合を行うグリル溶接線エリア70に、
細条グリッドの長手方向に垂直な方向に引っ張り応力を
かけるために、フラットアパーチャーグリル1のフレー
ム2との接合線の両側にあるグリル溶接線上クランプエ
リア90をクランプして引っ張った状態を図2に示す。
このような状態で接合線上に発生する応力は応力の大小
に拘わらず中央部から端部にかけてほぼ均一な値となっ
た。
ットアパーチャーグリルを図1に基づいて説明する。図
1はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図であ
り、11は細条スリット孔、12は細条スリット孔11
を形成する細条グリッド、13は外周部である。外周部
13のうち細条グリッド12の長手方向の延長線上部分
にはスリット状に切り欠いた孔(以下、外周部グリッド
長手方向スリット孔と記す)133が、長手方向が細条
グリッドの長手方向と一致する方向で設けられている。
17インチのブラウン管に適用したものでは、外周部グ
リッド長手方向スリット孔133の長さは50mm、幅は
1mm、配列ピッチは10mm間隔とした。このようなフラ
ットアパーチャーグリル1のグリッド長手方向クランプ
エリア80を保持し、フラットアパーチャーグリル1の
フレーム2との接合を行うグリル溶接線エリア70に、
細条グリッドの長手方向に垂直な方向に引っ張り応力を
かけるために、フラットアパーチャーグリル1のフレー
ム2との接合線の両側にあるグリル溶接線上クランプエ
リア90をクランプして引っ張った状態を図2に示す。
このような状態で接合線上に発生する応力は応力の大小
に拘わらず中央部から端部にかけてほぼ均一な値となっ
た。
【0014】本実施の形態1に係るフラットアパーチャ
ーグリル1においては、フラットアパーチャーグリル1
の外周部のうち、細条グリッドの長手方向の延長線上に
ある外周部の、フラットアパーチャーグリルのフレーム
との溶接線よりも外側の部分にグリッド長手方向と平行
なスリット孔133が設けられているために、グリッド
長手方向はグリッド長手方向クランプ板で拘束されて変
位しないが、グリッド長手方向に垂直な方向に関しては
ある程度変位がゆるされる。このためグリル溶接線上に
引っ張り応力を作用させるために、グリル溶接線上の端
部を引っ張った場合に、引っ張り力は全てグリル溶接線
上に作用されるため、グリル溶接線上全域に渡って引っ
張り応力が均等に発生する。
ーグリル1においては、フラットアパーチャーグリル1
の外周部のうち、細条グリッドの長手方向の延長線上に
ある外周部の、フラットアパーチャーグリルのフレーム
との溶接線よりも外側の部分にグリッド長手方向と平行
なスリット孔133が設けられているために、グリッド
長手方向はグリッド長手方向クランプ板で拘束されて変
位しないが、グリッド長手方向に垂直な方向に関しては
ある程度変位がゆるされる。このためグリル溶接線上に
引っ張り応力を作用させるために、グリル溶接線上の端
部を引っ張った場合に、引っ張り力は全てグリル溶接線
上に作用されるため、グリル溶接線上全域に渡って引っ
張り応力が均等に発生する。
【0015】なお、上記実施の形態1では、外周部13
のうち細条グリッド12の長手方向の延長線上部分に外
周部グリッド長手方向スリット孔133を設けたが、端
部まで切り欠いた状態の単なるスリットとしてもよい。
のうち細条グリッド12の長手方向の延長線上部分に外
周部グリッド長手方向スリット孔133を設けたが、端
部まで切り欠いた状態の単なるスリットとしてもよい。
【0016】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
るフラットアパーチャーグリルを図3に基づいて説明す
る。図3はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、外周部13の四隅に切り欠き領域134を設け
たものである。切り欠き領域134は、最外端グリッド
の延長線上から外側で、かつグリル溶接線の延長線上か
ら外側に10mmのところから外側の領域とした。このよ
うなフラットアパーチャーグリル1のグリッド長手方向
クランプエリア80を保持し、フラットアパーチャーグ
リル1のフレーム2との接合を行うグリル溶接線エリア
70に、細条グリッドの長手方向に垂直な方向に引っ張
り応力をかけるために、フラットアパーチャーグリル1
のフレーム2との接合線の両側にあるグリル溶接線上ク
ランプエリア90をクランプして引っ張った状態を図4
に示す。このような状態では、切り欠き領域134があ
るために、グリル溶接線端外の外周部には、グリッド長
手方向には応力が発生せず、グリル長手方向に垂直な方
向の引っ張り応力しか発生しなかった。従って、この状
態でフラットアパーチャーグリル1をフレーム2に溶接
し、不要外周部をトリミングしたものは従来のフラット
アパーチャーグリルで発生していたようなシワは発生し
なかった。
るフラットアパーチャーグリルを図3に基づいて説明す
る。図3はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、外周部13の四隅に切り欠き領域134を設け
たものである。切り欠き領域134は、最外端グリッド
の延長線上から外側で、かつグリル溶接線の延長線上か
ら外側に10mmのところから外側の領域とした。このよ
うなフラットアパーチャーグリル1のグリッド長手方向
クランプエリア80を保持し、フラットアパーチャーグ
リル1のフレーム2との接合を行うグリル溶接線エリア
70に、細条グリッドの長手方向に垂直な方向に引っ張
り応力をかけるために、フラットアパーチャーグリル1
のフレーム2との接合線の両側にあるグリル溶接線上ク
ランプエリア90をクランプして引っ張った状態を図4
に示す。このような状態では、切り欠き領域134があ
るために、グリル溶接線端外の外周部には、グリッド長
手方向には応力が発生せず、グリル長手方向に垂直な方
向の引っ張り応力しか発生しなかった。従って、この状
態でフラットアパーチャーグリル1をフレーム2に溶接
し、不要外周部をトリミングしたものは従来のフラット
アパーチャーグリルで発生していたようなシワは発生し
なかった。
【0017】実施の形態2に係るフラットアパーチャー
グリル1においては、四隅に切り欠き領域134がある
ために、グリル溶接線端外にはグリッド長手方向のクラ
ンプが効かないので、グリル溶接線上に引っ張り応力を
発生した場合に、発生する応力はグリッド長手方向に垂
直な方向のみとなり、グリル溶接線端部に不要な応力が
集中することが緩和される。このため応力集中により発
生する端部のシワが解消される。
グリル1においては、四隅に切り欠き領域134がある
ために、グリル溶接線端外にはグリッド長手方向のクラ
ンプが効かないので、グリル溶接線上に引っ張り応力を
発生した場合に、発生する応力はグリッド長手方向に垂
直な方向のみとなり、グリル溶接線端部に不要な応力が
集中することが緩和される。このため応力集中により発
生する端部のシワが解消される。
【0018】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
るフラットアパーチャーグリルを図5に基づいて説明す
る。図5はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、外周部13の四隅に、実施の形態2の切り欠き
領域134の代わりに、グリル溶接方向(グリッド長手
方向に垂直な方向)とほぼ平行にスリット状に切り欠い
た孔(以下、外周部グリル溶接線方向スリット孔と記
す)135を設けている。外周部グリル溶接線方向スリ
ット孔135の長手方向は、最外端グリッドの延長線上
から垂直に外側に向かって外側から約10mmのところま
で延びている。また、スリット孔135はグリル溶接線
の延長線上から外側に10mmのところに位置し、スリッ
ト孔に変形が集中するのを防ぐためにそれより外側にも
同じようなスリット孔を数個配置している。スリット孔
135のピッチは10mmとし、スリット孔の幅は1mmと
した。このような構成としても、四隅にあるグリッド長
手方向に垂直な方向の切り欠き(スリット孔135)の
ために、実施の形態2と同様、グリル溶接線端外にはグ
リッド長手方向のクランプが効かないので、グリル溶接
線上に引っ張り応力を発生した場合に、発生する応力は
グリッド長手方向に垂直な方向のみとなり、グリル溶接
線端部に不要な応力が集中することが緩和され、実施の
形態2と同様の効果を得ることが出来る。この場合、フ
ラットアパーチャーグリル1の外周縁形状は従来と同じ
であり、実施の形態2に比べて角が少ない分、取扱いが
容易になるという利点がある。
るフラットアパーチャーグリルを図5に基づいて説明す
る。図5はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、外周部13の四隅に、実施の形態2の切り欠き
領域134の代わりに、グリル溶接方向(グリッド長手
方向に垂直な方向)とほぼ平行にスリット状に切り欠い
た孔(以下、外周部グリル溶接線方向スリット孔と記
す)135を設けている。外周部グリル溶接線方向スリ
ット孔135の長手方向は、最外端グリッドの延長線上
から垂直に外側に向かって外側から約10mmのところま
で延びている。また、スリット孔135はグリル溶接線
の延長線上から外側に10mmのところに位置し、スリッ
ト孔に変形が集中するのを防ぐためにそれより外側にも
同じようなスリット孔を数個配置している。スリット孔
135のピッチは10mmとし、スリット孔の幅は1mmと
した。このような構成としても、四隅にあるグリッド長
手方向に垂直な方向の切り欠き(スリット孔135)の
ために、実施の形態2と同様、グリル溶接線端外にはグ
リッド長手方向のクランプが効かないので、グリル溶接
線上に引っ張り応力を発生した場合に、発生する応力は
グリッド長手方向に垂直な方向のみとなり、グリル溶接
線端部に不要な応力が集中することが緩和され、実施の
形態2と同様の効果を得ることが出来る。この場合、フ
ラットアパーチャーグリル1の外周縁形状は従来と同じ
であり、実施の形態2に比べて角が少ない分、取扱いが
容易になるという利点がある。
【0019】なお、外周部グリル溶接線方向スリット孔
135は端部まで切り欠いた状態の単なるスリットとし
てもよい。
135は端部まで切り欠いた状態の単なるスリットとし
てもよい。
【0020】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
るフラットアパーチャーグリルを図6に基づいて説明す
る。図6はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、本発明の実施の形態1と実施の形態3の両方を
取り入れたものである。この場合は目的とする引っ張り
応力が溶接線全体に亘って均一に確保され、さらにグリ
ル溶接線端外にもシワが発生しないものを得ることが出
来た。また、実施の形態1と実施の形態2の両方を取り
入れたものにおいても同様の効果が得られる。
るフラットアパーチャーグリルを図6に基づいて説明す
る。図6はフラットアパーチャーグリル1を示す平面図
であり、本発明の実施の形態1と実施の形態3の両方を
取り入れたものである。この場合は目的とする引っ張り
応力が溶接線全体に亘って均一に確保され、さらにグリ
ル溶接線端外にもシワが発生しないものを得ることが出
来た。また、実施の形態1と実施の形態2の両方を取り
入れたものにおいても同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
れば、フラットアパーチャーグリルの外周部のうち、細
条グリッドの長手方向の延長線上にある外周部に、グリ
ッドの長手方向と同じ向きのスリット状の切り欠き部を
設けたので、溶接線上の端部を引っ張った場合に、溶接
線全域渡って均一な引っ張り応力を発生させることが容
易に可能となる。
れば、フラットアパーチャーグリルの外周部のうち、細
条グリッドの長手方向の延長線上にある外周部に、グリ
ッドの長手方向と同じ向きのスリット状の切り欠き部を
設けたので、溶接線上の端部を引っ張った場合に、溶接
線全域渡って均一な引っ張り応力を発生させることが容
易に可能となる。
【0022】また、本発明の第2の構成によれば、フラ
ットアパーチャーグリルの外周部の四隅に、フラットア
パーチャーグリルの外周部のうち、細条グリッドの長手
方向に垂直な方向の延長線上にある外周部が、細条グリ
ッドの長手方向の拘束を受けないようにする切り欠き部
を設けたので、グリッド長手方向に垂直な方向に必要な
引っ張り応力をかけても溶接線端部に破断やシワが発生
することがない。
ットアパーチャーグリルの外周部の四隅に、フラットア
パーチャーグリルの外周部のうち、細条グリッドの長手
方向に垂直な方向の延長線上にある外周部が、細条グリ
ッドの長手方向の拘束を受けないようにする切り欠き部
を設けたので、グリッド長手方向に垂直な方向に必要な
引っ張り応力をかけても溶接線端部に破断やシワが発生
することがない。
【図1】 本発明の実施の形態1によるフラットアパー
チャーグリルを示す平面図である。
チャーグリルを示す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1によるフラットアパー
チャーグリルを用いて色選別電極構体を製造する方法を
示す斜視図である。
チャーグリルを用いて色選別電極構体を製造する方法を
示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態2によるフラットアパー
チャーグリルを示す平面図である。
チャーグリルを示す平面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2によるフラットアパー
チャーグリルを用いて色選別電極構体を製造する方法を
示す斜視図である。
チャーグリルを用いて色選別電極構体を製造する方法を
示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態3によるフラットアパー
チャーグリルを示す平面図である。
チャーグリルを示す平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4によるフラットアパー
チャーグリルを示す平面図である。
チャーグリルを示す平面図である。
【図7】 アパーチャーグリル方式色選別電極構体の構
造を示す斜視構成図である。
造を示す斜視構成図である。
【図8】 フラットアパーチャーグリルを示す概略構成
図である。
図である。
【図9】 従来の色選別電極構体の製造方法を示す斜視
図と一部断面構成図である。
図と一部断面構成図である。
【図10】 本発明に係わる色選別電極構体の製造方法
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】 従来のフラットアパーチャーグリルの外周
部形状を示す部分平面図である。
部形状を示す部分平面図である。
1 フラットアパーチャグリル、10 アパーチャーグ
リル、11 細条スリット孔、12 細条グリッド、1
3 外周部、131 凹部ライン、132 端部形状決
め孔、133 外周部グリッド長手方向スリット、13
4 切り欠き領域、135 外周部グリル溶接線方向ス
リット孔、2 フレーム、21 保持部材、22 弾性
部材、3 支持構体、311 嵌合孔、4 高膨張プレ
ート、5ダンパ線、6 ダンパスプリング、7 グリル
溶接線、70 グリル溶接線エリア、8 グリッド長手
方向クランプ板、80 グリッド長手方向クランプエリ
ア、9 グリル溶接線上クランプ板、90 グリル溶接
線上クランプエリア。
リル、11 細条スリット孔、12 細条グリッド、1
3 外周部、131 凹部ライン、132 端部形状決
め孔、133 外周部グリッド長手方向スリット、13
4 切り欠き領域、135 外周部グリル溶接線方向ス
リット孔、2 フレーム、21 保持部材、22 弾性
部材、3 支持構体、311 嵌合孔、4 高膨張プレ
ート、5ダンパ線、6 ダンパスプリング、7 グリル
溶接線、70 グリル溶接線エリア、8 グリッド長手
方向クランプ板、80 グリッド長手方向クランプエリ
ア、9 グリル溶接線上クランプ板、90 グリル溶接
線上クランプエリア。
Claims (2)
- 【請求項1】 細条スリット孔を形成する細条グリッド
からなる有孔部と、この有孔部の外周に延在する外周部
とからなるフラットアパーチャーグリルにおいて、上記
フラットアパーチャーグリルの外周部のうち、上記細条
グリッドの長手方向の延長線上にある外周部に、グリッ
ドの長手方向と同じ向きのスリット状の切り欠き部を設
けたことを特徴とするフラットアパーチャーグリル。 - 【請求項2】 細条スリット孔を形成する細条グリッド
からなる有孔部と、この有孔部の外周に延在する外周部
とからなるフラットアパーチャーグリルにおいて、上記
フラットアパーチャーグリルの外周部の四隅に、フラッ
トアパーチャーグリルの外周部のうち、細条グリッドの
長手方向に垂直な方向の延長線上にある外周部が、細条
グリッドの長手方向の拘束を受けないようにする切り欠
き部を設けたことを特徴とするフラットアパーチャーグ
リル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34349696A JPH10188794A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | フラットアパーチャーグリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34349696A JPH10188794A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | フラットアパーチャーグリル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10188794A true JPH10188794A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18361970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34349696A Pending JPH10188794A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | フラットアパーチャーグリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10188794A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6890237B2 (en) | 1999-12-27 | 2005-05-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Shadow mask assembly manufacturing method and cathode ray tube manufacturing method |
| EP1116257A4 (en) * | 1998-08-25 | 2006-12-06 | Sony Electronics Inc | SCHILTZENMASKENSTRUKTUR FOR CATHODES BEAM TUBES |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34349696A patent/JPH10188794A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1116257A4 (en) * | 1998-08-25 | 2006-12-06 | Sony Electronics Inc | SCHILTZENMASKENSTRUKTUR FOR CATHODES BEAM TUBES |
| US6890237B2 (en) | 1999-12-27 | 2005-05-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Shadow mask assembly manufacturing method and cathode ray tube manufacturing method |
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