JPH10200820A - 固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法

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JPH10200820A
JPH10200820A JP9004436A JP443697A JPH10200820A JP H10200820 A JPH10200820 A JP H10200820A JP 9004436 A JP9004436 A JP 9004436A JP 443697 A JP443697 A JP 443697A JP H10200820 A JPH10200820 A JP H10200820A
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turned
clamp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素の特性バラツキに起因する固定パターン
ノイズは除去できるが、回路の特性バラツキに起因する
縦筋状の固定パターンノイズが残る。 【解決手段】 水平ブランキング期間において、先ず、
サンプルホールドスイッチ21およびクランプスイッチ
24sをオン、クランプスイッチ24rをオフさせて明
時の信号レベル成分をキャパシタ23sにサンプルホー
ルドし、続いてサンプルホールドスイッチ21およびク
ランプスイッチ24rをオン、クランプスイッチ24s
をオフさせて暗時の基準レベル成分をキャパシタ23r
にサンプルホールドする。そして、水平有効期間におい
て、各列ごとに順に水平選択スイッチ26s,26rお
よびリファレンススイッチ22をオンさせてキャパシタ
23s,23rにサンプルホールドされている各信号成
分を水平信号線15s,15rに読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置およ
びその駆動方法に関し、特に画素そのものが増幅機能を
持ち、かつ画素の信号を電圧で出力する増幅型固体撮像
装置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】増幅型固体撮像装置としては、BASI
S(Base Stored Image Senser)、BCMD(Bulk Charge
Modulation Device) 、CMOSのAPS(Active Pixe
l Sensor) などが知られている。これらの増幅型固体撮
像装置では、画素そのものに増幅機能を持たせるため
に、MOS構造等の能動素子を用いて画素を構成してい
ることから、能動素子の特性(しきい値電圧Vth等)
のバラツキがそのまま画像信号に乗ってきてしまう。こ
の特性のバラツキは、画素それぞれに固定の値を持つた
め、画面上に固定パターンノイズ(FPN;Fixed Pater
n Noise)として現れる。
【0003】この画素の特性バラツキに起因する固定パ
ターンノイズを除去すべくなされた増幅型固体撮像装置
の従来例を図8に示す。同図において、行列状に多数配
列された画素101は、列単位で各出力端が垂直信号線
102に接続されている。そして、各垂直信号線102
の一端には、各画素101の信号を読み出すための垂直
出力回路103が各列ごとに接続されている。なお、図
8には、ある列の垂直出力回路103の具体的な回路構
成のみを示す。
【0004】この垂直出力回路103において、垂直信
号線102の一端にはNchMOSトランジスタからな
るサンプルホールドスイッチ104s,104rの各一
端が接続されている。また、垂直信号線102の一端と
基準電位VSSとの間には、NchMOSトランジスタ
からなるスイッチ105が接続されている。サンプルホ
ールドスイッチ104s,104rの各他端間には、N
chMOSトランジスタからなるスイッチ105s,1
06,105rが直列に接続されている。
【0005】サンプルホールドスイッチ104s,10
4rの各他端と基準電位VSSとの間に、キャパシタ1
07s,107rが接続されている。サンプルホールド
スイッチ104s,104rの各他端にはさらに、Pc
hMOSトランジスタからなるソースフォロワ108
s,108rの各ゲートが接続されている。これらソー
スフォロワ108s,108rの各一端は基準電位VS
Sに接続され、その各他端と2本の水平信号線110
s,110rとの間にはPchMOSトランジスタから
なる水平選択スイッチ109s,109rが接続されて
いる。
【0006】次に、上記構成の従来装置における固定パ
ターンノイズの除去のための回路動作について説明す
る。
【0007】水平ブランキング期間において、垂直走査
によってある行が選択されると、その選択された行の画
素101の画素リセット前の明時の信号成分(以下、信
号レベル成分と称する)と画素リセット後の暗時の信号
成分(以下、基準レベル成分と称する)とが順にサンプ
ルホールドスイッチ104s,104rによってサンプ
リングされ、かつキャパシタ107s,107rにホー
ルドされる。
【0008】次に、水平有効期間において、水平走査に
よってある列が選択され、その選択された列の水平選択
スイッチ109s,109rがオン状態になることによ
り、キャパシタ107s,107rにホールドされた信
号レベル成分および基準レベル成分が水平信号線110
s,110rに読み出され、さらに水平出力回路111
を介して外部回路へ出力される。そして、外部回路にお
いて、両出力の差分がとられることにより、両出力に共
通に乗っているノイズ成分が相殺される。その結果、画
素101のしきい値電圧Vthなどの特性バラツキに起
因する固定パターンノイズの除去された信号が得られる
ことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の増幅型固体撮像装置では、画素101の特性バ
ラツキに起因する固定パターンノイズについては除去で
きるものの、垂直信号線102と水平信号線110s,
110rとの間の垂直出力回路103において、信号レ
ベル成分と基準レベル成分を別々のサンプルホールドス
イッチ104s,104rでサンプルホールドしている
ので、これらサンプルホールドスイッチ104s,10
4rのスイッチングに伴ってオフセット性のノイズが発
生し、このノイズ成分が回路の特性バラツキによって列
間で異なる場合には、画面上に縦筋状の固定パターンノ
イズとして現れることになる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、画素の特性バラツキ
に起因する固定パターンノイズのみならず、回路の特性
バラツキに起因する縦筋状の固定パターンノイズをも抑
制することが可能な固体撮像装置およびその駆動方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像装
置は、行列状に配列された複数の画素と、これら画素の
各出力端が列単位で接続された垂直信号線に一端が接続
された第1のスイッチ手段と、この第1のスイッチ手段
の他端と基準電位点との間に接続された第2のスイッチ
手段と、第1のスイッチ手段の他端に各一端が共通に接
続された第1,第2の蓄電手段と、これら蓄電手段の各
他端と基準電位点との間にそれぞれ接続された第3,第
4のスイッチ手段と、第1,第2の蓄電手段の各他端と
第1,第2の水平信号線との間に接続された第5,第6
のスイッチ手段とを各列ごとに備えた構成となってい
る。
【0012】本発明による駆動方法は、上記構成の固体
撮像装置の駆動に当たり、水平ブランキング期間におい
て、先ず、第1のスイッチ手段および第3のスイッチ手
段をオン、第4のスイッチ手段をオフさせて信号レベル
成分(明時の信号成分)を第1の蓄電手段にサンプルホ
ールドし、続いて第1のスイッチ手段および前記第4の
スイッチ手段をオン、第3のスイッチ手段をオフさせて
基準レベル成分(暗時の信号成分)を第2の蓄電手段に
サンプルホールドし、次に水平有効期間において、各列
ごとに順に第5,第6のスイッチ手段および第2のスイ
ッチ手段をオンさせて第1,第2の蓄電手段にサンプル
ホールドされている明時および暗時の各信号成分を第
1,第2の水平信号線に読み出すようにする。
【0013】上記構成の固体撮像装置およびその駆動方
法において、水平ブランキング期間において先ず、第1
のスイッチ手段させて信号レベル成分をサンプリング
し、かつ第3のスイッチ手段をオン、第4のスイッチ手
段をオフさせ、第1の蓄電手段の出力端を基準電位とす
ることで第1の蓄電手段にホールドする。このとき、第
1のスイッチ手段のスイッチングに伴うノイズ成分が第
1の蓄電手段に乗ってくる。続いて、同様にして、第1
のスイッチ手段させて基準レベル成分をサンプリング
し、かつ第4のスイッチ手段をオン、第3のスイッチ手
段をオフさせ、第2の蓄電手段の出力端を基準電位とす
ることで第2の蓄電手段にホールドする。このときも、
第1のスイッチ手段のスイッチングに伴うノイズ成分が
第2の蓄電手段に乗ってくる。
【0014】次に、水平有効期間において、各列ごとに
順に第5,第6のスイッチ手段をオンさせて水平選択
し、同時に第2のスイッチ手段をオンさせ、第1,第2
の蓄電手段の各入力端を基準電位とすることで、第1,
第2の蓄電手段にサンプルホールドされている信号レベ
ル成分および基準レベル成分を第1,第2の水平信号線
に読み出す。このとき、信号レベル成分および基準レベ
ル成分には、第1のスイッチ手段のスイッチングに伴う
ノイズ成分が共通に乗っている。したがって、後段の回
路において、信号レベル成分と基準レベル成分の差分を
とることにより、第1のスイッチ手段のスイッチングに
伴うノイズ成分がキャンセルされる。その結果、画素の
特性バラツキに起因する固定パターンノイズのみなら
ず、回路の特性バラツキに起因する縦筋状の固定パター
ンノイズをも抑制できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態を示す概略構
成図である。図1において、画素(ピクセル)11が行
列状に多数配列されており、これら画素11の出力端が
列単位で垂直信号線12-1〜12-nに接続されている。
画素11の各々からは、信号が電圧として垂直信号線1
2-1〜12-nに出力される。垂直信号線12-1〜12-n
の各一端には、各列ごとに信号レベル成分と基準レベル
成分とを出力する垂直出力回路13-1〜13-nが接続さ
れている。
【0017】垂直出力回路13-1〜13-nの各々には、
水平シフトレジスタ14から列選択信号Col(1)〜Col(n)
が与えられるとともに、リファレンス信号Ref(1)〜Ref
(n)およびクランプ信号Clamp S(1)〜Clamp S(n),Clamp
R(1)〜Clamp R(n)が各列ごとに与えられる。これらの
タイミング信号は、水平シフトレジスタ14、あるいは
他のタイミング発生回路(図示せず)で生成される。垂
直出力回路13-1〜13-nから出力される信号レベル成
分および基準レベル成分は、2本の水平信号線15s,
15rを介して水平出力回路16に供給される。
【0018】図2に、i列の垂直出力回路13-iおよび
水平出力回路16の具体的な回路構成を示す。先ず、垂
直出力回路13-iにおいて、垂直信号線12-iの一端に
はNchMOSトランジスタからなるサンプルホールド
スイッチ21の一端が接続されている。このサンプルホ
ールドスイッチ21のゲートには、サンプルホールド信
号SHが印加される。サンプルホールドスイッチ21の他
端と基準電位Vrefとの間には、NchMOSトラン
ジスタからなるリファレンススイッチ22が接続されて
いる。このリファレンススイッチ22のゲートには、リ
ファレンス信号Ref が印加される。
【0019】サンプルホールドスイッチ21の他端には
さらに、第1,第2の蓄電手段であるキャパシタ23
r,23sの各一端が接続されている。キャパシタ23
r,23sの各他端と基準電位Vrefとの間には、N
chMOSトランジスタからなるクランプスイッチ24
r,24sが接続されている。これらクランプスイッチ
24r,24sの各ゲートには、クランプ信号Clamp R
,Clamp S がそれぞれ印加される。
【0020】キャパシタ23r,23sの各他端にはさ
らに、PchMOSトランジスタからなるソースフォロ
ワ25r,25sの各ゲートが接続されている。これら
ソースフォロワ25r,25sの各ドレインは、負側電
源VSSに接続されている。ソースフォロワ25r,2
5sの各ソースには、PchMOSトランジスタからな
る水平選択スイッチ26r,26sの各ドレインが接続
されている。これら水平選択スイッチ26r,26sの
各ゲートには、列選択信号Col が印加される。水平選択
スイッチ26r,26sの各ソースは、水平信号線15
r,15sに接続されている。
【0021】続いて、水平出力回路15において、水平
信号線15r,15sの各一端にはキャパシタ27r,
27sの各一端がそれぞれ接続されている。これらキャ
パシタ27r,27sの各一端と正側電源VDDとの間
には、PchMOSトランジスタからなるスイッチ28
r,28sが接続されている。また、キャパシタ27
r,27sの各他端と基準電位Vrefとの間には、P
chMOSトランジスタからなるクランプスイッチ29
r,29sが接続されている。
【0022】キャパシタ27r,27sの各他端にはさ
らに、ソースフォロワ回路30r,30sの各入力端、
即ちNchMOSトランジスタからなる駆動トランジス
タ31r,31sの各ゲートが接続されている。駆動ト
ランジスタ31r,31sの各ドレインは正側電源VD
Dに接続され、各ソースはNchMOSトランジスタか
らなる負荷トランジスタ32r,32sを介して負側電
源VSSに接続されている。そして、駆動トランジスタ
31r,31sの各ソースは出力端子33r,33sに
接続されている。
【0023】次に、上記構成の垂直出力回路13-1〜1
3-nおよび水平出力回路16の回路動作について、図3
のタイミングチャートを用いて図4の動作説明図を参照
しつつ説明する。
【0024】なお、図4において、VsigSは画素11の
信号レベル成分、VsigRは画素11の基準レベル成分で
ある。 vshはサンプルホールドスイッチ21のスイッチ
ングに伴うオフセット性のノイズ、 vclampSはクランプ
スイッチ24sのスイッチングに伴うオフセット性のノ
イズ、 vclampRはクランプスイッチ24rのスイッチン
グに伴うオフセット性のノイズである。 g-sfcは垂直出
力回路13のソースフォロワ25s,25rのゲイン、
g-sfCは水平出力回路16のソースフォロワ30s,3
0rのゲインである。sf-offset-Scは垂直出力回路13
の信号レベル用のソースフォロワ25sのオフセット、
sf-offset-Rcは垂直出力回路13の基準レベル用のソー
スフォロワ25rのオフセット、sf-offset-SCは水平出
力回路16の信号レベル用のソースフォロワ30sのオ
フセット、sf-offset-RCは水平出力回路16の基準レベ
ル用のソースフォロワ30rのオフセットである。
【0025】水平ブランキング期間HBLKにおいて、
サンプルホールド信号SHが“H”レベルになり、これに
同期して各列のクランプ信号Clamp S(1),Clamp S(2),
……が“H”レベルに、クランプ信号Clamp R(1),Clam
p R(2),……が“L”レベルになると(時刻t1)、サ
ンプルホールドスイッチ21およびクランプスイッチ2
4sがオン、クランプスイッチ24rがオフとなるた
め、画素11の信号レベル成分VsigSがキャパシタ23
sにサンプルホールドされる。
【0026】その際、図5(a)から明らかなように、
サンプルホールドスイッチ21を先にオフさせ、その後
クランプスイッチ24sをオフさせる(時刻t2)。こ
のような位相関係にすることで、サンプルホールドスイ
ッチ21のスイッチングに伴うノイズ(以下、スイッチ
ングノイズと称する)はキャパシタ23sに乗ってくる
が、クランプスイッチ24sのスイッチングノイズの影
響は、キャパシタ23sの出力端の寄生容量をCo/キ
ャパシタ23sの容量をCとすると、Co/Cとなるた
めほとんどない。この時刻t1〜時刻t2の期間が、画
素11の信号レベル成分VsigSをサンプルホールドする
期間となる。
【0027】同様にして、サンプルホールド信号SHが
“H”レベルになり、これに同期して各列のクランプ信
号Clamp R(1),Clamp R(2),……が“H”レベルに、ク
ランプ信号Clamp S(1),Clamp S(2),……が“L”レベ
ルになると(時刻t3)、サンプルホールドスイッチ2
1およびクランプスイッチ24rがオン、クランプスイ
ッチ24sがオフとなるため、画素11の基準レベル成
分VsigRがキャパシタ23rにサンプルホールドされ
る。
【0028】この基準レベル成分VsigRをサンプルホー
ルドする場合にも、信号レベル成分VsigSをサンプルホ
ールドする場合と同様に(図5(a)を参照)、サンプ
ルホールドスイッチ21を先にオフさせ、その後クラン
プスイッチ24rをオフさせる(時刻t4)。この時刻
t3〜時刻t4の期間が、画素11の基準レベル成分V
sigRをサンプルホールドする期間となる。
【0029】続いて、各列の垂直出力回路13-1〜13
-nからの信号の読み出し動作に移行する。水平有効期間
において、先ず、1列目の列選択信号Col(1)が“L”レ
ベルとなり、1列目の垂直出力回路13-1が選択される
ことで、この垂直出力回路13-1の水平選択スイッチ2
6s,26rがオンとなる(時刻t5)。このとき、1
列目のリファレンス信号Ref(1)が“H”レベルとなり、
リファレンススイッチ22がオン状態となる。これによ
り、キャパシタ23s,23rにサンプルホールドされ
ていた信号レベル成分VsigSおよび基準レベル成分Vsi
gRは、ソースフォロワ25s,25rおよび水平選択ス
イッチ26s,26rを経て水平信号線15s,15r
に出力される。
【0030】そして、それまで“H”レベル状態にあっ
たクランプ信号Clamp が“L”レベルに遷移し、クラン
プスイッチ29s,29rがオフ状態になることで、信
号レベル成分VsigSおよび基準レベル成分VsigRがキャ
パシタ27s,27rにサンプルホールドされる。この
際、ソースフォロワ25s,25rを構成するPMOS
トランジスタのVthバラツキに起因するオフセットバ
ラツキも同時にキャパシタ27s,27rにサンプルホ
ールドされる。続いて、1列目のクランプ信号Clamp S
(1),Clamp R(1)が“H”レベルに遷移し、クランプス
イッチ24s,24rがオン状態となることで、ソース
フォロワ25s,25rのオフセットバラツキ分が出力
される(時刻t6)。
【0031】なお、キャパシタ23s,23rにサンプ
ルホールドしたデータを、読み出す前に破壊しないよう
にするためには、キャパシタ23s,23rの両端に接
続されているリファレンススイッチ22とクランプスイ
ッチ24s,24rとを同時にオン状態にしないように
する必要がある。すなわち、図5(b)から明らかなよ
うに、リファレンス信号Ref(i)を“L”レベルにした
後、クランプ信号ClampS(i),Clamp R(i)を“H”レベ
ルに遷移させるようにすれば良い。
【0032】上述したように、先ずキャパシタ23s,
23rにサンプルホールドした信号レベル成分VsigSお
よび基準レベル成分VsigRを出力した後、続いてソース
フォロワ25s,25rのオフセットバラツキ成分を出
力することで、水平出力回路16の両出力端子33s,
33r間の電圧は、 g-sfC・g-sfc(VsigS−VsigR)+(sf-offset-SC)+(sf-offset-RC)…(1) となる。
【0033】すなわち、サンプルホールドスイッチ21
のスイッチングに伴うオフセット性のノイズvsh が信号
レベル系と基準レベル系で相殺され、信号レベル成分V
sigSと基準レベル成分VsigRとの差に、垂直出力回路1
3のソースフォロワ25s,25rのゲインg-sfc およ
び水平CCD5威出力回路16のソースフォロワ30
s,30rのゲイン g-sfCが乗ぜられたものが出力され
るため、サンプルホールドスイッチ21のスイッチング
により発生するオフセット性のバラツキに起因する固定
パターンノイズを抑圧できる。なお、(1)式におい
て、(sf-offset-SC)+(sf-offset-RC)は、全画素の信号
に乗ってくる水平出力回路16のオフセット分であるの
で、固定パターンノイズにはならない。
【0034】図6は、本発明の他の実施形態を示す概略
構成図である。図6において、画素(ピクセル)51が
行列状に多数配列されており、これら画素51の出力端
が列単位で垂直信号線52-1〜52-nに接続されてい
る。画素51の各々からは、信号が電圧として垂直信号
線52-1〜52-nに出力される。垂直信号線52-1〜5
2-nの各一端には、各列ごとに信号レベル成分と基準レ
ベル成分とを出力する垂直出力回路53-1〜53-nが接
続されている。
【0035】垂直出力回路53-1〜53-nの各々には、
水平シフトレジスタ54から列選択信号Col(1)〜Col(n)
が与えられるとともに、例えばパルス発生回路(図示せ
ず)で生成されるリファレンス信号Ref およびクランプ
信号Clamp S ,Clamp R が各列に共通に与えられる。垂
直出力回路53-1〜53-nから出力される信号レベル成
分および基準レベル成分は、2本の水平信号線55s,
55rを介して水平出力回路56に供給される。
【0036】上記構成の本実施形態と先の実施形態との
違いは、先の実施形態では、リファレンス信号Ref(1)〜
Ref(n)およびクランプ信号Clamp S(1)〜Clamp S(n),Cl
ampR(1)〜Clamp R(n)を各列ごとに独立に与えるように
しているのに対し、本実施形態では、リファレンス信号
Ref およびクランプ信号Clamp S ,Clamp R を各列に共
通に与えるようにしている点にある。なお、垂直出力回
路53-1〜53-nおよび水平出力回路56としては、図
2に示した先の実施形態の場合と同様の回路構成のもの
が用いられる。
【0037】図7に、本実施形態に係るタイミングチャ
ートを示す。垂直出力回路53-1〜53-nおよび水平出
力回路56の基本的な回路動作は、先の実施形態の場合
と同じである。ただし、上述したように、リファレンス
信号Ref およびクランプ信号Clamp S ,R を各列共通に
している関係上、読み出し非選択の列のキャパシタ23
s,23r(図2を参照)にサンプルホールドしたデー
タを破壊しないようにするために、リファレンス信号Re
f とクランプ信号Clamp S ,R は、図5(c)に示す位
相関係である必要がある。
【0038】すなわち、時刻t7において、クランプ信
号Clamp S ,R が先に“L”レベルに遷移した後、リフ
ァレンス信号Ref が“H”レベルに遷移することで、キ
ャパシタ23s,23rの両端に接続されているリファ
レンススイッチ22とクランプスイッチ24s,24r
が同時にオン状態にならないため、読み出し非選択の列
のキャパシタ23s,23rの保持内容の破壊を確実に
防止できる。
【0039】なお、先の実施形態の場合には、リファレ
ンス信号Ref(1)〜Ref(n)およびクランプ信号Clamp S(1)
〜Clamp S(n),Clamp R(1)〜Clamp R(n)が各列独立であ
り、読み出し後(時刻t7)では、データが破壊されて
も構わないため、リファレンス信号Ref(1)〜Ref(n)とク
ランプ信号Clamp S(1)〜Clamp S(n),Clamp R(1)〜Clam
p R(n)の位相関係は厳しくはなく、図5(b)に示すよ
うに、i列のクランプ信号Clamp S , R (i)の“L”レ
ベルへの遷移とi+1列のリファレンス信号Ref(i+1)の
“H”レベルへの遷移とが同タイミングであっても構わ
ない。
【0040】本実施形態の場合にも、先の実施形態の場
合と同様に、サンプルホールドスイッチ21のスイッチ
ングにより発生するオフセット性のバラツキに起因する
固定パターンノイズを抑圧できる。また、リファレンス
信号Ref およびクランプ信号Clamp S ,R を各列共通に
したことで、各列独立とした先の実施形態に比して、垂
直出力回路53-1〜53-nの各々に対する配線系の構成
を簡略化できる利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
増幅型固体撮像装置において、各列ごとに設けられる垂
直出力回路中のサンプルホールドスイッチを明時の信号
レベル成分と暗時の基準レベル成分に共通化し、このサ
ンプルホールドスイッチのスイッチングに伴うオフセッ
ト性のノイズが信号レベル成分および基準レベル成分の
双方にに同じように乗るようにしたことにより、後段の
回路で信号レベル成分および基準レベル成分の差分をと
る際にこのノイズ成分をキャンセルできるので、画素の
特性バラツキに起因する固定パターンノイズのみなら
ず、回路の特性バラツキに起因する縦筋状の固定パター
ンノイズをも抑制できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】垂直出力回路および水平出力回路の具体的な回
路構成を示す回路図である。
【図3】一実施形態に係るタイミングチャートである。
【図4】一実施形態に係る動作説明図である。
【図5】補足説明のためのタイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図7】他の実施形態に係るタイミングチャートであ
る。
【図8】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
11,51 画素 12-1〜12-n,52-1〜52-n
垂直信号線 13-1〜13-n,53-1〜53-n 垂直出力回路 14,54 水平シフトレジスタ 15r,15s,55r,55s 水平信号線 16,56 水平出力回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列された複数の画素と、 前記複数の画素の各出力端が列単位で接続された垂直信
    号線に一端が接続された第1のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段の他端と基準電位点との間に接
    続された第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段の他端に各一端が共通に接続さ
    れた第1,第2の蓄電手段と、 前記第1,第2の蓄電手段の各他端と基準電位点との間
    にそれぞれ接続された第3,第4のスイッチ手段と、 前記第1,第2の蓄電手段の各他端と第1,第2の水平
    信号線との間に接続された第5,第6のスイッチ手段と
    を各列ごとに備えたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 行列状に配列された複数の画素と、前記
    複数の画素の各出力端が列単位で接続された垂直信号線
    に一端が接続された第1のスイッチ手段と、前記第1の
    スイッチ手段の他端と基準電位点との間に接続された第
    2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段の他端に
    各一端が共通に接続された第1,第2の蓄電手段と、前
    記第1,第2の蓄電手段の各他端と基準電位点との間に
    それぞれ接続された第3,第4のスイッチ手段と、前記
    第1,第2の蓄電手段の各他端と第1,第2の水平信号
    線との間に接続された第5,第6のスイッチ手段とを各
    列ごとに備えた固体撮像装置の駆動方法であって、 水平ブランキング期間において、先ず、前記第1のスイ
    ッチ手段および前記第3のスイッチ手段をオン、前記第
    4のスイッチ手段をオフさせて明時の信号成分を前記第
    1の蓄電手段にサンプルホールドし、続いて前記第1の
    スイッチ手段および前記第4のスイッチ手段をオン、前
    記第3のスイッチ手段をオフさせて暗時の信号成分を前
    記第2の蓄電手段にサンプルホールドし、 次に水平有効期間において、各列ごとに順に前記第5,
    第6のスイッチ手段および前記第2のスイッチ手段をオ
    ンさせて前記第1,第2の蓄電手段にサンプルホールド
    されている明時および暗時の各信号成分を前記第1,第
    2の水平信号線に読み出すことを特徴とする固体撮像装
    置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチ手段および前記第
    3,第4のスイッチ手段をオフさせるとき、前記第1の
    スイッチ手段をオフさせた後前記第3,第4のスイッチ
    手段をオフさせることを特徴とする請求項2記載の固体
    撮像装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のスイッチ手段をオフさせた
    後、前記第3,第4のスイッチ手段をオンさせることを
    特徴とする請求項2記載の固体撮像装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のスイッチ手段および前記第
    3,第4のスイッチ手段を駆動する各タイミング信号を
    各列独立に与えることを特徴とする請求項2記載の固体
    撮像装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のスイッチ手段および前記第
    3,第4のスイッチ手段を駆動する各タイミング信号を
    各列共通に与えることを特徴とする請求項2記載の固体
    撮像装置の駆動方法。
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