JPH1020446A - シートフイルムパック及びこのカウンタ表示板組み込み方法 - Google Patents

シートフイルムパック及びこのカウンタ表示板組み込み方法

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Publication number
JPH1020446A
JPH1020446A JP17934296A JP17934296A JPH1020446A JP H1020446 A JPH1020446 A JP H1020446A JP 17934296 A JP17934296 A JP 17934296A JP 17934296 A JP17934296 A JP 17934296A JP H1020446 A JPH1020446 A JP H1020446A
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JP
Japan
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counter
sheet film
pack
counter display
display plate
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Pending
Application number
JP17934296A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Okutsu
太郎 奥津
Yoshio Hara
芳夫 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンタ表示板の組み込みと位置決めとを同
時に、しかも簡単,確実,ローコストに行う。 【解決手段】 カウンタ収納室18の底板18aとカウ
ンタ表示板19とに一直線上に整列される治具挿通用の
貫通孔18e,19aを設けてある。貫通孔18eから
カウンタ収納室18内に治具20を突き出させておき、
治具20の先端に貫通孔19aを合わせ、カウンタ表示
板19をカウンタ収納室18内に落とし込むと、カウン
タ表示窓18cにカウンタ数字「1」が表示され、カウ
ンタ表示板19が初期位置に位置決めされる。この後、
押さえ板をガイド溝18fに沿って挿入し、遮蔽板24
で引蓋側開口部18gを閉じてから、治具20を貫通孔
19a,18eから抜き去る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタ表示板の
初期位置の位置決めが組み込みと同時に簡単,確実,ロ
ーコストにできるようにしたシートフイルムパック及び
このカウンタ表示板組み込み方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートフイルムパックは、このパック本
体内に複数枚のシートフイルムユニットを積層して収納
しており、パックホルダに装填して使用される。このシ
ートフイルムパックは、引蓋を押し引きするだけの簡単
な操作でシートフイルムユニットの交換を迅速に行な
い、大型カメラで連続的な撮影を可能にするものであ
る。なお、シートフイルムユニットは、4×5インチの
シートフイルムを1枚ずつシースと呼ばれる保護ケース
に収納したものである。
【0003】例えば特開平8−110568号公報で本
出願人が提案したシートフイルムパックでは、パック本
体にボックス状のカウンタ収納室を設け、この中にパッ
クホルダのカウンタ送り爪によって回動歩進されるカウ
ンタ表示板が収納してある。カウンタ収納室の引蓋側に
は、カウンタ表示板を組み込むための開口が形成され、
カウンタ収納室の底板には、カウンタ表示板のカウンタ
数字やエンドマーク「E」を表示するカウンタ表示窓及
びパックホルダのカウンタ送り爪を受け入れる送り爪受
入れ開口部が設けられている。
【0004】カウンタ表示板をカウンタ収納室内に組み
込むには、引蓋側の開口からカウンタ表示板を手作業ま
たは機械によってカウンタ収納室内に落とし込み、この
上からガイド溝に沿って押さえ板を挿入した後、遮蔽板
で引蓋側の開口を閉じる。次に、送り爪受入れ開口部か
ら露呈されているカウンタ表示板を手または機械で回動
し、これを所定の初期位置(カウンタ表示窓にカウンタ
数字「1」が表示される位置)に位置決めする。そし
て、カウンタ表示板の位置決めが正しく行われたか否か
は、目視または固体撮像デバイス等のセンサによって確
認している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、カウ
ンタ表示板を手でカウンタ収納室に組み込んだ後、カウ
ンタ表示板を手で回し、目視で確認しながら初期位置に
位置決めする作業は、簡便で比較的ローコストに行える
が、人が行うため間違いも生じやすい。また、カウンタ
表示板の組み込み,回転,確認を全て機械で行うと、確
実ではあるが、製造設備が大掛かりなものとなり、簡便
さやコストの面で不利となる。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、カウンタ表示板の組み込みと位置決めとを同時に、
しかも簡単,確実,ローコストに行うことができるシー
トフイルムパック及びこのカウンタ表示板組み込み方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシートフイルムパックは、複数枚のシート
フイルムユニットを積層して収納するパック本体と、こ
のパック本体に形成されたカウンタ収納室と、このカウ
ンタ収納室内に回動自在に収納され、パック本体外から
の機械的な変位信号を受けて回動歩進されるカウンタ表
示板とを備えたシートフイルムパックにおいて、前記カ
ウンタ収納室の底板とカウンタ表示板とに一直線上に整
列される治具挿通用の貫通孔を設けたものである。
【0008】また、本発明のカウンタ表示板組み込み方
法は、複数枚のシートフイルムユニットを積層して収納
するパック本体と、このパック本体に形成されたカウン
タ収納室と、このカウンタ収納室内に回動自在に収納さ
れ、パック本体外からの機械的な変位信号を受けて回動
歩進されるカウンタ表示板とを備えたシートフイルムパ
ックのカウンタ表示板組み込み方法において、前記カウ
ンタ収納室の底板とカウンタ表示板とに一直線上に整列
される治具挿通用の貫通孔を設け、前記底板の貫通孔か
ら治具をカウンタ収納室内に突き出させた後、この治具
にカウンタ表示板の貫通孔を合わせてカウンタ表示板を
カウンタ収納室内に落とし込むことにより、カウンタ表
示板の組み込みと位置決めとを同時に行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図2において、本発明のシートフ
イルムパック1は、端部に着脱自在なキャップ部材2を
有する箱型のパック本体3と、その中に積層して収納さ
れた複数枚,例えば8枚のシートフイルムユニット4
と、パック本体3の上部(カメラに取り付ける側)に形
成された開口3aを開閉する把手5a付きの引蓋5とか
らなる。シートフイルムユニット4は、4×5インチサ
イズのシートフイルム6と、これを収納するプラスチッ
ク製のシース7とから構成されている。
【0010】引蓋5はシートフイルムユニット4よりも
サイズが大きく、把手5aを持って押し引きすることに
より、パック本体3の両縁部に形成した一対のガイドレ
ール8,9の溝8a,9aに沿ってスライドさせること
ができる。図3に示すように、シートフイルムパック1
をパックホルダ10に装填する以前は、引蓋5は、この
先端部5bに形成された一対の係止穴5c,5dがキャ
ップ部材2の爪部材12に形成された一対の爪部12
a,12bに係合され、また把手5a近傍に設けられた
突条部5eがパック本体3の端部に当接することによ
り、開口3aを閉じる位置に係止されている。
【0011】シートフイルムユニット4が積層して収納
されるフイルム収納室3bの底部には、シートフイルム
ユニット4を開口3a側に付勢する圧板バネ15が設け
られている。また、フイルム収納室3b近傍のパック本
体3には、引蓋5のスライド方向と直角にV字形の溝1
6が形成され、これにテレンプ部材17が固着されてい
る。把手5a側のパック本体3には、ボックス状のカウ
ンタ収納室18が設けられ、この底板18aの中央部に
一体に立設された軸18bを回動中心にして円盤状のカ
ウンタ表示板19が回動自在に落とし込まれている。
【0012】図4に示すように、カウンタ収納室18の
底板18aには、把手5a側にカウンタ表示板19のカ
ウンタ数字やエンドマーク「E」を表示するカウンタ表
示窓18cが形成され、また側部にパックホルダ10の
カウンタ送り爪を受け入れる送り爪受入れ開口部18d
が形成されている。そして、底板18aのフイルム収納
室3b寄りの所定位置には、カウンタ表示板19の組み
込み時に細い丸棒状の治具20が挿通される貫通孔18
eが形成されている。なお、貫通孔18eの形状及びサ
イズは、治具20の断面形状(本実施形態では円形)及
び断面サイズに合わせ、治具20を無理なく、またがた
つきなく挿入できるようにしてある。
【0013】図1及び図5に示すように、カウンタ表示
板19には、カウンタ表示板19が初期位置(カウンタ
表示窓18cにカウンタ数字「1」が表示される位置)
に位置決めされたときに、底板18aの貫通孔18eと
相対し、治具20が挿通される表示板位置決め用の貫通
孔19aが形成されている。この貫通孔19aも、底板
18aの貫通孔18eと同様に、治具20が無理なく、
またがたつきなく挿入できる形状(本実施形態では円
形)及びサイズにしてある。なお、図面を分かりやすく
するために、貫通孔18e,19aの各サイズを変えて
あるが、同じであってもよい。
【0014】カウンタ表示板19の表面19bには、撮
影枚数を示すカウンタ数字「1」,「2」,「3」,・
・・,「8」及びエンドマーク「E」が刻印されてお
り、この周縁には、パックホルダ10のカウンタ送り爪
が係合される爪部19cが形成されている(図1
(B))。カウンタ表示板19の裏面19dには、7個
の同じ形状の逆転防止爪21aと、これより高さが高い
1個の逆転防止爪21bとが形成されている。裏面19
dの中央部には、軸18bに通される円筒状の筒19e
が突設されている。なお、符号19fは軸18bが挿通
される筒19eの孔である。
【0015】図6及び図7に示すように、カウンタ表示
板19の上からバネ部22aを備えた押さえ板22がカ
ウンタ収納室18のガイド溝18fに差し込まれ、更に
その上からカウンタ収納室18の引蓋側開口部18gを
遮光する遮蔽板24が被せられる。この遮蔽板24は、
この三隅に形成された突起24a,24b,24cが、
カウンタ収納室18の対応する位置に形成された穴18
h,18i,18jに嵌合することにより、引蓋側開口
部18gに固定される。
【0016】図8に示すように、押さえ板22のバネ部
端22bは、遮蔽板24の内壁面に規制されているか
ら、押さえ板22の下端22dは、カウンタ表示板19
の裏面19cに常に当接されており、押さえ板22はカ
ウンタ表示板19の逆転防止爪21a,21bとの間に
ラチェット機構を構成する。
【0017】押さえ板22が、隣合う逆転防止爪21a
同志の各間及び逆転防止爪21aと逆転防止爪21bと
の間に入り込む(図5参照)カウンタ表示板19の回動
位置で、対応するカウンタ数字「1」〜「8」のいずれ
かがカウンタ表示窓18c(図1参照)に表示される。
また、押さえ板22が逆転防止爪21bに乗り上げ、突
起21cに当接すると、エンドマーク「E」がカウンタ
表示窓18cに表示される。
【0018】撮影終了後の引蓋5の押し引き操作毎にパ
ックホルダ10のカウンタ送り爪が爪部19cを押し、
カウンタ表示板19を1目盛分ずつ回動歩進させる。こ
のとき、押さえ板22の下端22dは、逆転防止爪21
aに乗り上げて押さえ板22は上昇されるが、1枚目か
ら7枚目までの撮影時には逆転防止爪21aの高さが低
いから、押さえ板22の上端22cは開口部24dから
外へは突出しない。
【0019】最後の8枚目を撮り終わった後、引蓋5を
押し引き操作すると、押さえ板22が高さが高い逆転防
止爪21bに乗り上げて上昇し、上端22cが開口部2
4dを通って引蓋5の係止穴5f(図2参照)に係合す
る。これにより、引蓋5がパック本体3にロックされ
る。また、同時に、押さえ板22の下端22dが突起2
1cに当接して、カウンタ表示板19のそれ以上の回動
が阻止される。
【0020】カウンタ表示板19をカウンタ収納室18
に組み込むには、まず治具20を外側から貫通孔18e
に挿入し(図4参照)、治具20の先端部がカウンタ収
納室18内に所定の長さ,例えば1cmで突出されるよ
うにする。次に、貫通孔19aを治具20の先端に合わ
せるとともに筒19eの孔19fを軸18bに合わせ、
カウンタ表示板19を引蓋側開口部18gからカウンタ
収納室18内に落とし込む。これにより、カウンタ表示
板19のカウンタ収納室18内への組み込みと初期位置
の位置決めとは同時に行われ、カウンタ表示窓18cに
は、最初のカウンタ数字「1」が表示される。
【0021】次に、カウンタ表示板19の上から押さえ
板22をガイド溝18fに沿って挿入すると、押さえ板
22の下端22dは逆転防止爪21aの斜面と逆転防止
爪21bの垂直面との間に降下する(図5参照)。この
後、遮蔽板24で引蓋側開口部18gを閉じると、押さ
え板22のバネ部端22bが遮蔽板24の内壁面に規制
されるから、押さえ板22の下端22dがカウンタ表示
板19を押さえ、カウンタ表示板19の初期位置からの
不用意な回動を阻止する。最後、治具20を貫通孔19
a,18eから抜き去る。
【0022】このように構成されたシートフイルムパッ
ク1を装填して使用するパックホルダ10は、図2に示
すように、ホルダ本体10aと、これに回動自在に取り
付けられた蓋51と、ホルダ本体10a内にスライド自
在に取り付けられた中枠52とからなる。蓋51には、
シートフイルムユニット4よりも小サイズの露光開口5
3が設けられている。
【0023】蓋51の裏面は、シートフイルムユニット
4の上面を受け止めてシートフイルムユニット4を露光
位置に位置決めする受け面54になっている。この受け
面54の長手方向には、一対の溝54aが形成されてお
り、この溝54aの底面に一端が固着された板バネ56
が2個ずつ計4個設けられている。この板バネ56は、
シートフイルムパック1をパックホルダ10内に装填し
て蓋51を閉じた際にパック本体3を図中下側に押圧す
る。また、これらの板バネ56は露光位置にあるシート
フイルムユニット4を上から押さえつける作用も行う。
【0024】蓋51のヒンジ近傍には、シートフイルム
パック1の装填時にキャップ部材2の溝部2aに係合し
てキャップ部材2をホルダ本体10a内に係止する突条
部57と、爪部材12の突起12c,12d(図3参
照)を押し下げて爪部12a,12bを引蓋5の係止穴
5c,5dから離脱させる一対の突起部58a,58b
とが形成されている。また、蓋51の内壁面で露光開口
53の短辺側近傍には、蓋51の内壁面と引蓋5との隙
間から外光が入り込むことを阻止するテレンプ部材59
が固着されている。また、蓋51の先端部の上面側に
は、シートフイルムパック1をホルダ本体10aから取
り出す際に操作されるノブ61がスライド自在に設けら
れている。
【0025】中枠52の隅部に設けられた箱部62,6
3内には、ホルダ本体10aとの間で中枠52のスライ
ド移動を制御するとともに、前記カウンタ表示板19を
歩進する機構等が内蔵されている。なお、箱部62,6
3の上壁に形成された開口から突出された爪部64,6
5は、開口3aの全開時に係止穴5c,5dに係合さ
れ、引蓋5の引抜き範囲の規制等を行う。
【0026】蓋51の上部には、図9に示すように、パ
ックホルダ10を大判カメラ71の露光枠72に位置決
めする凸条73,74が形成されている。また、符号7
5は、中枠52がスライドされる摺接面とホルダ本体1
0aの内壁面との隙間から外光が射し込むことを阻止す
るテレンプ部材である。
【0027】シートフイルムパック1をパックホルダ1
0のホルダ本体10a内に挿入して蓋51を閉じると、
突条部57がキャップ部材2の溝部2aに係合してキャ
ップ部材2がホルダ本体10a内に保持される。そし
て、突起58a,58bが突起12c,12dに当接し
て爪部材12を押し下げるから、爪部12a,12bが
引蓋5の係止穴5c,5dから外れ、引蓋5のロックは
解除される。
【0028】パックホルダ10を大判カメラ71の露光
枠72に装着してから、把手5aを把持して引蓋5を図
10に示す位置まで引き出す。この位置では、引蓋5は
爪部64,65で規制され、それ以上の引き出し操作が
阻止される。そして、パック本体3の開口3aが完全に
開放され、1枚目のシートフイルムユニット4aが、圧
板バネ15の付勢力により開口3aを通って受け面54
に当接され、露光位置にセットされる。このとき、箱部
62に内臓したラッチ機構によって中枠52はホルダ本
体10aに係止され、引蓋5の引出し操作に伴って中枠
52がスライド移動されることはない。
【0029】続いて、引蓋5を元の位置に戻すと、図1
1に示すように、引蓋5は1枚目のシートフイルムユニ
ット4aと2枚目のシートフイルムユニット4bとの間
に挿入され、露光位置にあるシートフイルムユニット4
aの平面性が確保される。このとき、箱部62に内臓し
たラッチ機構により、引蓋5が中枠52に係止されると
ともに、ホルダ本体10aと中枠52との係合が解除さ
れる。また、撮影者側から見える円弧状突起78(図2
参照)の窓に撮影準備完了を示す表示が出される。この
状態で大判カメラ71のシャッタを開閉することによっ
て、1枚目のシートフイルムユニット4aに露光が行わ
れる。
【0030】こうして1回目の撮影を終えた後に、把手
5aを把持して引くと、図12に示すように、キャップ
部材2だけをホルダ本体10aの奥に残して中枠52と
シートフイルムパック1とがホルダ本体10aから一体
的に引き出される。このとき、受け面54のエッジ部5
4bにより、露光済みの1枚目のシートフイルムユニッ
ト4aはそのままの位置に係止されるため、シートフイ
ルムユニット4aは、引蓋5の上面と受け面54との隙
間を通ってパック本体3から抜け出してゆく。
【0031】パック本体3から抜け出たシートフイルム
ユニット4aは、板バネ56によってホルダ本体10a
の底面側へ押し込まれる。この位置でスライド枠規制手
段(図示省略)が作用してそれ以上は中枠52の引き出
しができなくなる。なお、このとき、引蓋5がパック本
体3の開口3aを閉鎖しているから、このシートフイル
ムパック1をパックホルダ10から引き出した状態で
も、パック本体3内のシートフイルムユニット4に外光
が及ぶことはない。
【0032】次に、シートフイルムパック1を中枠52
とともにホルダ本体10aに挿入してゆくと、シートフ
イルムユニット4aの後端部がシース受け部31のリブ
31aで規制されているため、シートフイルムユニット
4aは間仕切り板33とパック本体3の先端部3eとの
隙間である回収口35を通ってパック本体3内に入り込
み、圧板バネ15に乗り上げ、未露光のシートフイルム
ユニット4の最下層に挿入される。
【0033】このようにして完全にシートフイルムパッ
ク1が中枠52とともにホルダ本体10a内に挿入され
ると、箱部62に内臓されたカウンタ送り爪が送り爪受
入れ開口部18dを介してカウンタ表示板19の爪部1
9cに係合し、カウンタ表示板19を1目盛り分だけ回
動歩進させる。これによって、カウンタ表示窓18cに
表示されたカウンタ数字が「1」から「2」に変更され
る。そして、2枚目のシートフイルムユニット4bが引
蓋5の真下に位置している以外は図9と同じ状態にな
る。以下、同様の操作を繰り返すことによって次々と撮
影を行うことができる。
【0034】上述した手順の繰り返しにより8枚目のシ
ートフイルムユニット4に撮影を行い、シートフイルム
パック1の引き出し及び挿入操作を行うと、パック本体
3内には露光済みのシートフイルムユニット4が撮影順
に上から積層され、開口3aは引蓋5で覆われた状態
(図9参照)になっている。こうして1個のシートフイ
ルムパック1について全撮影が終わると、押さえ板22
が逆転防止爪21bに乗り上げた後、突起21cに当接
してカウンタ表示板19のそれ以上の回動が阻止され
る。これにより、カウンタ表示窓に撮影可能枚数がゼロ
になったことを示す「E」が表示される。また、押さえ
板22の上端22cが開口部24dを通して引蓋5の係
止穴5fに係合し、引蓋5がパック本体3に係止され
る。また、同時に蓋51のロックが解除されるからノブ
61を操作して蓋51を開けることができる。
【0035】蓋51の回動とともに突起部58a,58
bによる突起12c,12dの押圧が解除されるから、
爪部材12が上昇し、爪部12a,12bが係止穴5
c,5dに係合してキャップ部材2と引蓋5とが連結さ
れる。一方、引蓋5の突条部5eがパック本体3の端部
に係合しているから、キャップ部材2がパック本体3に
係止される。そして、突条部57によるキャップ部材2
の押さえが解除されるから使用済のシートフイルムパッ
ク1をパックホルダ10から取り出すことができる。
【0036】以上説明した実施形態では、貫通孔に挿通
される治具を細い丸棒状としたが、本発明はこのような
形状に限定されず、例えば角棒状等でもよい。この場合
には、カウンタ収納室の底板及びカウンタ表示板の各貫
通孔の形状を治具の断面形状に合わせて変更する。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のシートフ
イルムパックによれば、カウンタ収納室の底板とカウン
タ表示板とに一直線上に整列される治具挿通用の貫通孔
を設けたので、きわめて簡単,ローコストな手段であり
ながら、カウンタ表示板の組み込みと位置決めとを同時
に、しかも確実に行うことができる。また、本発明のカ
ウンタ表示板組み込み方法によれば、底板の貫通孔から
治具を突き出させておき、この治具にカウンタ表示板の
貫通孔を合わせてカウンタ収納室に落とし込むので、き
わめて簡単な方法であるから、人手による作業,機械に
よる自動化のいずれにも容易に適用できる。すなわち、
人手による作業の場合には、設備費用はほとんど不要で
あるとともに、組み込みと同時にカウンタ表示板の初期
位置が自動的に決まるため、確実で非常に効率の高い作
業が可能となる。また、機械によって自動化する場合に
は、簡単な工程でカウンタ表示板の組み込みと位置決め
とが同時に行えるため、組立機械の構造を従来より単純
化でき、設備費用を軽減できるとともに、組立時間の大
幅な節約が期待でき、シートフイルムパックのローコス
ト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカウンタ収納室とカウンタ表示板
を示す断面図(A)及び平面図(B)である。
【図2】シートフイルムパックとパックホルダの外観図
である。
【図3】シートフイルムパックの側断面図である。
【図4】シートフイルムパックの底側からカウンタ収納
室を示す斜視図である。
【図5】カウンタ表示板と治具を示す斜視図である。
【図6】カウンタ収納室の構造を示す分解斜視図であ
る。
【図7】カウンタ収納室の内部構造を引蓋側開口部から
示す説明図である。
【図8】カウンタ収納室の内部構造を引蓋の把手側から
示す断面図である。
【図9】シートフイルムパックをパックホルダに装填し
た直後の状態を示す要部断面図である。
【図10】図9に示す状態から引蓋を引き出したシート
フイルムパックとパックホルダを示す要部断面図であ
る。
【図11】撮影時のシートフイルムパックとパックホル
ダを示す要部断面図である。
【図12】撮影後に中枠ごとパック本体を引き出した状
態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 シートフイルムパック 3 パック本体 4 シートフイルムユニット 5 引蓋 18 カウンタ収納室 18c カウンタ表示窓 18e,19a 貫通孔 19 カウンタ表示板 20 治具 22 押さえ板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートフイルムユニットを積層
    して収納するパック本体と、このパック本体に形成され
    たカウンタ収納室と、このカウンタ収納室内に回動自在
    に収納され、パック本体外からの機械的な変位信号を受
    けて回動歩進されるカウンタ表示板とを備えたシートフ
    イルムパックにおいて、 前記カウンタ収納室の底板とカウンタ表示板とに一直線
    上に整列される治具挿通用の貫通孔を設けたことを特徴
    とするシートフイルムパック。
  2. 【請求項2】 複数枚のシートフイルムユニットを積層
    して収納するパック本体と、このパック本体に形成され
    たカウンタ収納室と、このカウンタ収納室内に回動自在
    に収納され、パック本体外からの機械的な変位信号を受
    けて回動歩進されるカウンタ表示板とを備えたシートフ
    イルムパックのカウンタ表示板組み込み方法において、 前記カウンタ収納室の底板とカウンタ表示板とに一直線
    上に整列される治具挿通用の貫通孔を設け、前記底板の
    貫通孔から治具をカウンタ収納室内に突き出させた後、
    この治具にカウンタ表示板の貫通孔を合わせてカウンタ
    表示板をカウンタ収納室内に落とし込むことにより、カ
    ウンタ表示板の組み込みと位置決めとを同時に行うこと
    を特徴とするシートフイルムパックのカウンタ表示板組
    み込み方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7550074B2 (en) 2001-03-29 2009-06-23 Bp Oil International Limited Process for treating fuel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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