JPH10217954A - 搬器の制振装置 - Google Patents

搬器の制振装置

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Publication number
JPH10217954A
JPH10217954A JP2627197A JP2627197A JPH10217954A JP H10217954 A JPH10217954 A JP H10217954A JP 2627197 A JP2627197 A JP 2627197A JP 2627197 A JP2627197 A JP 2627197A JP H10217954 A JPH10217954 A JP H10217954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
plate
vibration
carrier
movable plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2627197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Katsumi
政芳 勝見
Masato Mihashi
真人 三橋
Sachiko Furuya
幸子 古屋
Tetsuya Koizumi
哲哉 小泉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10217954A publication Critical patent/JPH10217954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬器の振動が簡単且つ安価な構造で効果的に
抑制できる搬器の制振装置を提供する。 【解決手段】 搬器4の座席6は背もたれ部7とシート
部8とを備え、背もたれ部7は背もたれ部固定板7aと
該背もたれ部固定板7aに収納可能な背もたれ部可動板
7bとからなると共に、シート部8はシート部固定板8
aと該シート部固定板8aに収納可能なシート部可動板
8bとからなる。前記シート部固定板8aは、そのガイ
ド板部9先端においてピン10を介して外枠5に回動自
在に連結され、シート部8が背もたれ部7に沿って折り
畳まれる。そして、前記シート部8の折畳み動作に連動
して前記背もたれ部可動板7b及びシート部可動板8b
が前記背もたれ部固定板7a及びシート部固定板8aに
収納され、風に対する投影面積が半減されるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動循環式リフト
等における搬器の制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1条の鋼索(ロープ)が支索とえい索を
兼ねており、停留場において自動的に鋼索を把握,放索
して搬器がUターンする方式の自動循環式リフトの最大
の難点は、搬器が風に弱いことにある。鋼索に懸垂され
た搬器は、構造上、風の抗力を受け易く、現在は風速1
5m/s位で運転を停止している。
【0003】そこで、搬器の制振技術として種々提案さ
れており、一例として、図5に示すような動吸振器を利
用したものがある(特開平6−280934号参照)。
【0004】図5はばね質量型の動吸振器100を適用
した振り子型構造物101の構成要素を、図形化して示
したものである。被吊持体102が、リンク103を介
して支持部Oにより揺動可能に吊持され、被吊持体10
2とリンク103により質量m1 の振り子型構造物10
1(以下、質量m1 という)、例えばリフト搬器を形成
している。動吸振器100は、質量m1 の重心よりも上
方にて、質量m1 に制振力付与可能に設けてある。即
ち、この動吸振器100は、形態的には限定するもので
はないが、作用的にはリンク103を横切る方向に直線
運動可能に設けた質量m2 の振り子(TMD)104
(以下、質量m2 という)と、この質量m2とリンク1
03との間に介在するばね定数kのばね105と、及び
これと並列的に作用する減衰係数cのダンパー106と
に分けられる。
【0005】そして、上記のように質量m1 に付帯し
て、その重心よりも上方に動吸振器100を配置し、質
量m1 の振り子運動の固有振動に対して、付加質量比に
応じて最適な同調を行わせ、制振力を付与させるように
してある。即ち、リフト搬器101(質量m1 )の上部
にTMD104(質量m2 )を取り付け、質量m1 の固
有振動数と質量m2 の振動数を同調させることにより、
質量m2 の振幅を増幅し、ダンパー106により振動エ
ネルギーを吸収して、振動を低減させるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スキーリフ
トでの強風下における運転停止の主な理由は、強風時に
搬器が揺れてロープの支柱と接触する危険性があるから
である。また、搬器の振動は、乗客の乗車時よりも降車
後の空の搬器の方が軽くなるため、大きくなる傾向があ
る。
【0007】これに対し、上述した動吸振器(振り子)
を利用した制振方法では、風が一様でないため、振動も
ランダムな振動になり、本来定常的な振動の制振に効果
が期待できる上記制振方法では、十分な効果が発揮でき
ないという問題点があった。また、搬器毎に動吸振器を
設けるのは、コストの面でも不利である。
【0008】そこで、本発明の目的は、搬器の振動が簡
単且つ安価な構造で効果的に抑制できる搬器の制振装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る搬器の制振
装置は、搬器座席の背もたれ部とシート部の少なくとも
一方の板を固定板と可動板に分割し、必要に応じて可動
板を移動して固定板と重ね、風の当たる板面積を減少す
るようにしたことを特徴とする。
【0010】また、搬器握索装置の上方に位置して横風
に対向し得る抵抗板を搬器と一体的に設け、前記横風を
搬器が受けた際に生じるロープに対するモーメントと抵
抗板が受けた際に生じるモーメントが打ち消し合うよう
にしたことを特徴とする。
【0011】また、搬器のハンガーにガイドローラを設
ける一方、このガイドローラがロープの支柱横を通過す
る際に転動し得るガイドレールを、ばね及びダンパーを
介して前記支柱に支持させたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る搬器の制振装
置を実施例により詳細に説明する。
【0013】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
を示す、自動循環式リフトにおける搬器の構成説明図で
ある。
【0014】図1に示すように、ロープ1にはハンガー
2上端の握索装置3を介して搬器4が吊持されている。
この搬器4は、外枠5と座席6とから構成されている。
【0015】前記座席6は背もたれ部7とシート部8と
を備え、背もたれ部7は断面コ字状の背もたれ部固定板
7aと該背もたれ部固定板7aに収納可能な一枚板状の
背もたれ部可動板7bとからなると共に、シート部8は
断面コ字状のシート部固定板8aと該シート部固定板8
aに収納可能な一枚板状のシート部可動板8bとからな
る。
【0016】そして、背もたれ部7とシート部8は、前
記背もたれ部可動板7b及びシート部可動板8bを収納
した状態では、その各々の風に対する投影面積が非収納
状態の略半分になるように、それぞれの大きさ等が設定
されている。
【0017】また、前記背もたれ部可動板7b及びシー
ト部可動板8bは、前記背もたれ部固定板7a及びシー
ト部固定板8aにそれぞれ一体形成されたガイド板部9
に沿いスライドして収納又は非収納されるようになって
いる。
【0018】前記シート部固定板8aは、そのガイド板
部9先端においてピン10を介して外枠5に回動自在に
連結されている。即ち、このシート部固定板8aの回動
によりシート部8が背もたれ部7に沿って折り畳まれる
のである。
【0019】そして、前記シート部8の折畳み動作に連
動して前記背もたれ部可動板7b及びシート部可動板8
bが前記背もたれ部固定板7a及びシート部固定板8a
に収納されるようになっている。
【0020】即ち、外枠5とシート部可動板8bとを結
ぶ第1のレバー(連動機構)11がシート部固定板8a
の回動時にシート部可動板8bを押し上げて当該シート
部可動板8bを収納すると共に、シート部固定板8aと
背もたれ部可動板7bとを結ぶ第2のレバー(連動機
構)12が前記シート部固定板8aの回動時に、前記背
もたれ部可動板7bを押し上げて当該背もたれ部可動板
7bを収納するのである。
【0021】このように構成されるため、乗客の乗車時
には、図1の拡大図のようになり、シート部8が展開さ
れてシート部可動板8b及び背もたれ部可動板7bが非
収納状態となり、座席6の機能が従前通り維持される。
【0022】一方、乗客の降車時には、係員等により、
シート部8が背もたれ部7に沿って折り畳まれる。この
折畳み動作時には、シート部固定板8aのピン10を中
心とした回動に伴いレバー11,12を介して背もたれ
部可動板7b及びシート部可動板8bが押し上げられて
それぞれ背もたれ部固定板7a及びシート部固定板8a
に収納される。
【0023】これにより、背もたれ部7とシート部8の
風に対する投影面積が背もたれ部可動板7b及びシート
部可動板8bの非収納状態の略半分となり、振動の原因
となる搬器4へ作用する風外力を低減し、振動を低く抑
えることができる。
【0024】この結果、乗客が降車して軽くなった搬器
4が、風に煽られて大きく揺れてロープ1の支柱に接触
する等の危険性がなくなる。換言すれば、運転を停止す
る風の強さの上限値を上げられるのである。
【0025】[第2実施例]図2は本発明の第2実施例
を示す、自動循環式リフトにおける搬器の構成説明図で
ある。
【0026】これは、第1実施例の背もたれ部7におけ
る背もたれ部可動板7bを、背もたれ部固定板7aに枢
支されたセーフティーバー13の回動動作に連動させて
同背もたれ部固定板7aに収納するようにした例であ
る。
【0027】即ち、セーフティーバー13と背もたれ部
可動板7bとがレバー14で連結され、セーフティーバ
ー13が不使用位置から使用位置へ回動される(図中矢
印方向の反対方向)のに伴い、背もたれ部可動板7bが
レバー14により引き上げられて非収納状態となるので
ある。
【0028】これによるも、乗客の降車時には、セーフ
ティーバー13が使用位置から不使用位置へ回動されて
背もたれ部可動板7bが背もたれ部固定板7aに収納さ
れるので、背もたれ部7における風に対する投影面積が
背もたれ部可動板7bの非収納状態の略半分となり、振
動の原因となる搬器4へ作用する風外力を低減し、振動
を低く抑えることができる。
【0029】[第3実施例]図3は本発明の第3実施例
を示す、自動循環式リフトにおける搬器の側面図(同図
(a))と正面図(同図(b))である。
【0030】これは、通常の搬器4において、ハンガー
2から起立された連結棒15aを介して、握索装置3の
上方に位置して横風に対向するように所定形状の抵抗板
15を設けた例である。
【0031】これによれば、搬器4が横風を受けた際に
生じるロープ1に対するモーメントと抵抗板15が受け
た際に生じるモーメントが打ち消し合い、風外力に対す
るバランスを保たせることで、振動を低減することがで
きる。
【0032】また、本実施例では、乗客の乗車時又は降
車時等どの状態にもかかわらずその効果が有効である利
点がある。
【0033】[第4実施例]図4は本発明の第4実施例
を示す、自動循環式リフトにおける搬器の制振装置の正
面図である。
【0034】これは、支柱16に設置した支持ブラケッ
ト17に、並列配置のばね18及びダンパー19の一端
側を回転自由に連結すると共に、これらの他端側を、同
じく支持ブラケット17に支持棒20を介して吊持され
たガイドレール21に連結する一方、このガイドレール
21上を転動可能なガイドローラ22を搬器4のハンガ
ー2中間部に設けた例である。
【0035】これによれば、搬器4が揺れた際には、ガ
イドローラ22がガイドレール21に当接して転動する
ことになり、この時の衝撃がばね18で吸収されると共
に振動はダンパー19で減衰され、搬器4の支柱16へ
の衝突が防止される。
【0036】また、本実施例では、搬器4側にはガイド
ローラ22だけ設ければよいので、コスト的にも有利で
ある。
【0037】尚、本発明は上記各実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、搬器座席の背
もたれ部とシート部の少なくとも一方の板を固定板と可
動板に分割し、必要に応じて可動板を移動して固定板と
重ね、風の当たる板面積を減少するようにしたので、乗
客降車後の空車時等に可動板を固定板と重ねることで、
当該時等に風の当たる板面積を減らすことができ、簡単
且つ廉価な構造で搬器の振動を低く抑えることができ
る。
【0039】請求項2の発明によれば、搬器握索装置の
上方に位置して横風に対向し得る抵抗板を搬器と一体的
に設け、前記横風を搬器が受けた際に生じるロープに対
するモーメントと抵抗板が受けた際に生じるモーメント
が打ち消し合うようにしたので、振動の原因となる搬器
へ作用する風外力に対するバランスを保たせることがで
き、簡単且つ廉価な構造で搬器の振動を低く抑えること
ができる。
【0040】請求項3の発明によれば、搬器のハンガー
にガイドローラを設ける一方、このガイドローラがロー
プの支柱横を通過する際に転動し得るガイドレールを、
ばね及びダンパーを介して前記支柱に支持させたので、
風により生じる搬器の振動エネルギーをガイドレール部
で吸収し、搬器の支柱への衝突を防止することができ
る。また、支柱側の機構による制振装置であるので、搬
器側機構によるものより少ない工事量・工事費で実現可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、自動循環式リフト
における搬器の構成説明図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す、自動循環式リフト
における搬器の構成説明図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す、自動循環式リフト
における搬器の側面図(同図(a))と正面図(同図
(b))である。
【図4】本発明の第4実施例を示す、自動循環式リフト
における搬器の制振装置の正面図である。
【図5】従来の動吸振器を利用した制振装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ロープ 2 ハンガー 3 握索装置 4 搬器 5 外枠 6 座席 7 背もたれ部 7a 背もたれ部固定板 7b 背もたれ部可動板 8 シート部 8a シート部固定板 8b シート部可動板 9 ガイド板部 10 ピン 11 レバー 12 レバー 13 セーフティーバー 14 レバー 15 抵抗板 15a 連結棒 16 支柱 17 支持ブラケット 18 ばね 19 ダンパー 20 支持棒 21 ガイドレール 22 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 哲哉 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬器座席の背もたれ部とシート部の少な
    くとも一方の板を固定板と可動板に分割し、必要に応じ
    て可動板を移動して固定板と重ね、風の当たる板面積を
    減少するようにしたことを特徴とする搬器の制振装置。
  2. 【請求項2】 搬器握索装置の上方に位置して横風に対
    向し得る抵抗板を搬器と一体的に設け、前記横風を搬器
    が受けた際に生じるロープに対するモーメントと抵抗板
    が受けた際に生じるモーメントが打ち消し合うようにし
    たことを特徴とする搬器の制振装置。
  3. 【請求項3】 搬器のハンガーにガイドローラを設ける
    一方、このガイドローラがロープの支柱横を通過する際
    に転動し得るガイドレールを、ばね及びダンパーを介し
    て前記支柱に支持させたことを特徴とする搬器の制振装
    置。
JP2627197A 1997-02-10 1997-02-10 搬器の制振装置 Withdrawn JPH10217954A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143316A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Nippon Cable Co Ltd 単線固定循環式索道の停留場構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143316A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Nippon Cable Co Ltd 単線固定循環式索道の停留場構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511