JPH10226342A - 電動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置 - Google Patents
電動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置Info
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- JPH10226342A JPH10226342A JP9032302A JP3230297A JPH10226342A JP H10226342 A JPH10226342 A JP H10226342A JP 9032302 A JP9032302 A JP 9032302A JP 3230297 A JP3230297 A JP 3230297A JP H10226342 A JPH10226342 A JP H10226342A
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- torque
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操舵トルク、アシストトルクを機械的変位量
として直接比較して、故障検出機構及びアシスト禁止機
構を一体化した異常検出制御装置を提供する。 【解決手段】 電動式パワーステアリングシステムであ
って、操舵トルクを検出する第1の検出手段20と、ア
シストモータ10の付加トルクを検出する第2の検出手
段30と、第1の検出手段20の検出信号に応じて変位
する第1の電極及びこの第1の電極に対して正常時は通
電状態にあり第2の検出手段30の検出信号に応じて変
位する第2の電極とからなり、前記操舵トルクと前記付
加トルクとの比が所定の範囲を越えたとき第1及び第2
の電極が相対的に変位して断電状態に切り換わり前記付
加トルクを零にする比較手段40とを備えた。
として直接比較して、故障検出機構及びアシスト禁止機
構を一体化した異常検出制御装置を提供する。 【解決手段】 電動式パワーステアリングシステムであ
って、操舵トルクを検出する第1の検出手段20と、ア
シストモータ10の付加トルクを検出する第2の検出手
段30と、第1の検出手段20の検出信号に応じて変位
する第1の電極及びこの第1の電極に対して正常時は通
電状態にあり第2の検出手段30の検出信号に応じて変
位する第2の電極とからなり、前記操舵トルクと前記付
加トルクとの比が所定の範囲を越えたとき第1及び第2
の電極が相対的に変位して断電状態に切り換わり前記付
加トルクを零にする比較手段40とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールを操作したとき、その操舵トルクにアシストトルク
を付加して操作性を良くする電動式パワーステアリング
システムの異常検出制御装置に関する。
ールを操作したとき、その操舵トルクにアシストトルク
を付加して操作性を良くする電動式パワーステアリング
システムの異常検出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動式パワーステアリングシステ
ムにおいては、例えば、特開昭64−56274号公報
或いは特開平2−293260号公報等に開示されてい
るように、操舵トルクとアシストトルクを電気信号に変
換し、これらを電気制御ユニット(以下ECUと云う)
により制御している。ECUには、これらの制御回路と
ともに、故障検出機構及びアシスト禁止機構が設けられ
ている。即ち、操舵トルクとアシストトルクの関係が許
容範囲を越えたときこれらをソフト的に比較して故障検
出を行い、さらに、この検出信号に基づいてアシスト禁
止の制御を行っている。
ムにおいては、例えば、特開昭64−56274号公報
或いは特開平2−293260号公報等に開示されてい
るように、操舵トルクとアシストトルクを電気信号に変
換し、これらを電気制御ユニット(以下ECUと云う)
により制御している。ECUには、これらの制御回路と
ともに、故障検出機構及びアシスト禁止機構が設けられ
ている。即ち、操舵トルクとアシストトルクの関係が許
容範囲を越えたときこれらをソフト的に比較して故障検
出を行い、さらに、この検出信号に基づいてアシスト禁
止の制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動式パワーステアリングシステムのECUに
おいては、操舵トルクからアシストトルクを演算する制
御回路とともに、電気的に構成された故障検出機構及び
アシスト禁止機構が設けられているので、これらを構成
するハードやソフトが必要であり、システムが複雑にな
ってコスト高になるという問題がある。また、縁石等に
接触して操舵トルクが大きくなった場合には、広い範囲
でアシストトルクを付加することが有効であり、パワー
ステアリングの制御許容範囲の範囲を拡大することが要
望されている。
た従来の電動式パワーステアリングシステムのECUに
おいては、操舵トルクからアシストトルクを演算する制
御回路とともに、電気的に構成された故障検出機構及び
アシスト禁止機構が設けられているので、これらを構成
するハードやソフトが必要であり、システムが複雑にな
ってコスト高になるという問題がある。また、縁石等に
接触して操舵トルクが大きくなった場合には、広い範囲
でアシストトルクを付加することが有効であり、パワー
ステアリングの制御許容範囲の範囲を拡大することが要
望されている。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、操舵トルク及びアシストトルクを機
械的変位量として直接比較して、故障検出機構及びアシ
スト禁止機構を一体化し、制御許容範囲を拡大した電動
式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置を提
供することにある。
ので、その目的は、操舵トルク及びアシストトルクを機
械的変位量として直接比較して、故障検出機構及びアシ
スト禁止機構を一体化し、制御許容範囲を拡大した電動
式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に請求項1の発明が採った手段は、実施例で使用する符
号を付して説明すると、ステアリングホイール1の操舵
トルクを検出し、この検出信号に応じてアシストモータ
10のトルクを付加する電動式パワーステアリングシス
テムであって、前記操舵トルクを検出する第1の検出手
段20と、前記アシストモータ10の付加トルクを検出
する第2の検出手段30と、前記第1の検出手段20の
検出信号に応じて変位する第1の電極41及びこの第1
の電極41に対して正常時は通電状態にあり第2の検出
手段30の検出信号に応じて変位する第2の電極42と
からなり、前記操舵トルクと前記付加トルクとの関係が
所定の範囲を越えたとき第1の電極41及び第2の電極
42が相対的に変位して断電状態に切り換わり前記付加
トルクを零にする比較手段40と、を備えたところに特
徴を有する。
に請求項1の発明が採った手段は、実施例で使用する符
号を付して説明すると、ステアリングホイール1の操舵
トルクを検出し、この検出信号に応じてアシストモータ
10のトルクを付加する電動式パワーステアリングシス
テムであって、前記操舵トルクを検出する第1の検出手
段20と、前記アシストモータ10の付加トルクを検出
する第2の検出手段30と、前記第1の検出手段20の
検出信号に応じて変位する第1の電極41及びこの第1
の電極41に対して正常時は通電状態にあり第2の検出
手段30の検出信号に応じて変位する第2の電極42と
からなり、前記操舵トルクと前記付加トルクとの関係が
所定の範囲を越えたとき第1の電極41及び第2の電極
42が相対的に変位して断電状態に切り換わり前記付加
トルクを零にする比較手段40と、を備えたところに特
徴を有する。
【0006】請求項2の発明が採った手段は、前記第1
及び第2の電極42,43がブラシ44と接触する位置
は、中立位置において各電極が当接するストッパ側が広
く、反対側が狭く設定されいるところに特徴を有する。
及び第2の電極42,43がブラシ44と接触する位置
は、中立位置において各電極が当接するストッパ側が広
く、反対側が狭く設定されいるところに特徴を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1〜13図を参照して説明する。まず、電動式パワ
ーステアリングシステムに関して図10を参照して説明
する。ステアリングホイール1を操作すると、その操舵
トルクはギヤーケース2の入力軸3に伝達され、出力軸
4の下端のピニオンを介してラック5を駆動する。この
ラック5は操舵リンク6を介して車輪7の方向を変え
る。
き図1〜13図を参照して説明する。まず、電動式パワ
ーステアリングシステムに関して図10を参照して説明
する。ステアリングホイール1を操作すると、その操舵
トルクはギヤーケース2の入力軸3に伝達され、出力軸
4の下端のピニオンを介してラック5を駆動する。この
ラック5は操舵リンク6を介して車輪7の方向を変え
る。
【0008】一方、ギヤーケース2に取付けられたトル
クセンサ8が操舵トルクを検出し、その電気信号が電気
制御装置(以下ECUと云う)9に入力される。そし
て、ECU9からの信号に基づいてアシストモータ10
が駆動される。このアシストモータ10のトルクは、電
磁クラッチ11を介してギヤーケース12の入力軸13
に伝達され、出力軸14の下端のピニオンを介してラッ
ク5を駆動する。このラック5は、ステアリングホイー
ル1の出力軸4とともに、アシストモータ10の出力軸
14により駆動されるので、操作性が著しく改善され
る。
クセンサ8が操舵トルクを検出し、その電気信号が電気
制御装置(以下ECUと云う)9に入力される。そし
て、ECU9からの信号に基づいてアシストモータ10
が駆動される。このアシストモータ10のトルクは、電
磁クラッチ11を介してギヤーケース12の入力軸13
に伝達され、出力軸14の下端のピニオンを介してラッ
ク5を駆動する。このラック5は、ステアリングホイー
ル1の出力軸4とともに、アシストモータ10の出力軸
14により駆動されるので、操作性が著しく改善され
る。
【0009】ここで、電磁クラッチ11は、図11に示
すように、アシストモータ10の端面に取着されたソレ
ノイド15と、モータ軸10aに連結された第1のデイ
スク16及びピニオン軸17に連結された第2のデイス
ク18とから構成されており、ソレノイド15が通電さ
れると、第1のデイスク16及び第2のデイスク18が
一体化されてアシストモータ10のトルクがピニオン軸
17、ギヤ19を介して入力軸13に伝達されるように
なっている。
すように、アシストモータ10の端面に取着されたソレ
ノイド15と、モータ軸10aに連結された第1のデイ
スク16及びピニオン軸17に連結された第2のデイス
ク18とから構成されており、ソレノイド15が通電さ
れると、第1のデイスク16及び第2のデイスク18が
一体化されてアシストモータ10のトルクがピニオン軸
17、ギヤ19を介して入力軸13に伝達されるように
なっている。
【0010】つぎに、操舵トルクを検出する第1の検出
手段として、トーションバー方式の第1の検出装置20
について図12,図13をも参照して説明する。入力軸
3及び出力軸4は、それぞれギヤーケース2に回転可能
に取付けられている。トーションバー21は上端部がピ
ン22により入力軸3に一体化され、下端が出力軸4の
孔部4aに一体的に圧入されている。従って、入力軸3
に入力されたトルクは、トーションバー21を介して出
力軸4に伝達される。
手段として、トーションバー方式の第1の検出装置20
について図12,図13をも参照して説明する。入力軸
3及び出力軸4は、それぞれギヤーケース2に回転可能
に取付けられている。トーションバー21は上端部がピ
ン22により入力軸3に一体化され、下端が出力軸4の
孔部4aに一体的に圧入されている。従って、入力軸3
に入力されたトルクは、トーションバー21を介して出
力軸4に伝達される。
【0011】一方、入力軸3の外側にはスリーブ23が
嵌合されている。このスリーブ23には軸方向に平行な
長溝24と、傾斜溝25が形成されている。そして、長
溝24には出力軸4に固定されたピン26が挿入され、
傾斜溝25には入力軸3に固定されたピン27が挿入さ
れている。即ち、スリーブ23は出力軸4に対して軸方
向には移動するが、円周方向には回転しない。
嵌合されている。このスリーブ23には軸方向に平行な
長溝24と、傾斜溝25が形成されている。そして、長
溝24には出力軸4に固定されたピン26が挿入され、
傾斜溝25には入力軸3に固定されたピン27が挿入さ
れている。即ち、スリーブ23は出力軸4に対して軸方
向には移動するが、円周方向には回転しない。
【0012】ここで操舵トルクが入力軸3から出力軸4
へ伝達されるとき、トーションバー21にねじり角が発
生して、入力軸3と出力軸4との間に円周方向のずれが
発生する。従って、入力軸3に固定されたピン27は傾
斜溝25内を移動して、スリーブ23がその軸方向へ所
定量例えば寸法Hだけ上昇する。第1の検出装置20
は、この寸法Hを検出量として取り出すもので、スリー
ブ23の外周面には溝28が形成されている。
へ伝達されるとき、トーションバー21にねじり角が発
生して、入力軸3と出力軸4との間に円周方向のずれが
発生する。従って、入力軸3に固定されたピン27は傾
斜溝25内を移動して、スリーブ23がその軸方向へ所
定量例えば寸法Hだけ上昇する。第1の検出装置20
は、この寸法Hを検出量として取り出すもので、スリー
ブ23の外周面には溝28が形成されている。
【0013】一方、アシストモータ10の付加トルクを
検出する第2の検出手段としての第2の検出装置30
は、アシストモータ10の伝達力を検知するためにギヤ
ーケース12に設けられたもので、これは、第1の検出
装置20と同じ構成のトーションバー式であり、入力軸
13の外周部にスリーブ23が設けられている。そし
て、前述と同様に、スリーブ23の変位量がアシストモ
ータ10の付加トルクとして検出される。
検出する第2の検出手段としての第2の検出装置30
は、アシストモータ10の伝達力を検知するためにギヤ
ーケース12に設けられたもので、これは、第1の検出
装置20と同じ構成のトーションバー式であり、入力軸
13の外周部にスリーブ23が設けられている。そし
て、前述と同様に、スリーブ23の変位量がアシストモ
ータ10の付加トルクとして検出される。
【0014】つぎに、比較手段40として使用するI/
Oスイッチ40に関して、図1〜図8を参照して説明す
る。I/Oスイッチ40は、絶縁基板41の中央部に貼
付けられた第1の電極42と、この第1の電極42に対
して対向配置され絶縁基板41の中央部に貼付けられた
第2の電極43と、これら一対の電極42,43に対し
て摺動可能に接触するブラシ44とから構成されてお
り、一対の電極42,43は、レバー45が図13に示
すように第1の検出装置20のスリーブ23の溝28に
嵌合して、スリーブ23の変位量に応じて移動される。
なお、この移動は、直線的に摺動させてもよく、また、
円周方向に回動させてもよい。
Oスイッチ40に関して、図1〜図8を参照して説明す
る。I/Oスイッチ40は、絶縁基板41の中央部に貼
付けられた第1の電極42と、この第1の電極42に対
して対向配置され絶縁基板41の中央部に貼付けられた
第2の電極43と、これら一対の電極42,43に対し
て摺動可能に接触するブラシ44とから構成されてお
り、一対の電極42,43は、レバー45が図13に示
すように第1の検出装置20のスリーブ23の溝28に
嵌合して、スリーブ23の変位量に応じて移動される。
なお、この移動は、直線的に摺動させてもよく、また、
円周方向に回動させてもよい。
【0015】また、I/Oスイッチ40には、一対の電
極42,43が図1に示す一方向である矢印A方向へ移
動したとき、第1の電極42に当接してその変位を阻止
する第1のストッパ46と、一対の電極42,43が図
に示す他方向である矢印B方向へ移動したとき、第2の
電極43に当接してその変位を阻止する第2のストッパ
47が設けられている。また、電極42,43とレバー
45との間にはばね48が挿入されている。ブラシ44
は、第1の検出装置20と同様のトーションバー方式に
より第2の検出装置30の検出量に応じてプッシュプル
ワイヤ49を介して移動される。
極42,43が図1に示す一方向である矢印A方向へ移
動したとき、第1の電極42に当接してその変位を阻止
する第1のストッパ46と、一対の電極42,43が図
に示す他方向である矢印B方向へ移動したとき、第2の
電極43に当接してその変位を阻止する第2のストッパ
47が設けられている。また、電極42,43とレバー
45との間にはばね48が挿入されている。ブラシ44
は、第1の検出装置20と同様のトーションバー方式に
より第2の検出装置30の検出量に応じてプッシュプル
ワイヤ49を介して移動される。
【0016】尚、ブラシ44が電極42,43に接触す
る位置は、操舵トルクが加えられていない中立状態にお
いて、第1の電極42にあっては第1のストッパ46側
の電極42aが広く、反対側の電極42bが狭く設定さ
れ、第2の電極43にあっては、第2のストッパ47側
の電極43aが広く、反対側の電極43bが狭く設定さ
れている。
る位置は、操舵トルクが加えられていない中立状態にお
いて、第1の電極42にあっては第1のストッパ46側
の電極42aが広く、反対側の電極42bが狭く設定さ
れ、第2の電極43にあっては、第2のストッパ47側
の電極43aが広く、反対側の電極43bが狭く設定さ
れている。
【0017】ここで、操舵トルクによる第1の検出装置
20の検出量(電極42,43の移動量)と、アシスト
トルクによる第2検出装置30の検出量(ブラシ44の
移動量)との関係は、図8に示す制御線31に沿って制
御される。この際、図8において、後述するように、p
qrstp’q’r’s’t’で囲まれた制御許容範囲
は、正常時は第1の電極42,第2の電極43がブラシ
44を介して接触して電源ラインが通電状態にあり正常
状態で稼働されることを示し、制御許容範囲を越えた斜
線部分では、ブラシ44が一対の電極42,43から逸
脱して電源ラインが断電状態に切換わり、異常範囲(フ
ェールエリア)となることを示すものである。
20の検出量(電極42,43の移動量)と、アシスト
トルクによる第2検出装置30の検出量(ブラシ44の
移動量)との関係は、図8に示す制御線31に沿って制
御される。この際、図8において、後述するように、p
qrstp’q’r’s’t’で囲まれた制御許容範囲
は、正常時は第1の電極42,第2の電極43がブラシ
44を介して接触して電源ラインが通電状態にあり正常
状態で稼働されることを示し、制御許容範囲を越えた斜
線部分では、ブラシ44が一対の電極42,43から逸
脱して電源ラインが断電状態に切換わり、異常範囲(フ
ェールエリア)となることを示すものである。
【0018】つぎに、比較手段40としてのI/Oスイ
ッチ40の作用に関して図1〜図8を参照して説明す
る。一対の電極42,43が矢印A方向へ移動した場合
も矢印B方向に移動したときも、その作用は同じである
ので、矢印A方向へ移動する場合を例にして説明する。 1,操舵トルク及びアシストトルクがともに加わってい
ない場合(図7のSTEP10)は、図8におけるO点
(制御許容範囲)に相当し、図1に示すように、一対の
電極42,43にブラシ44が接触して、電源は通電状
態にある。
ッチ40の作用に関して図1〜図8を参照して説明す
る。一対の電極42,43が矢印A方向へ移動した場合
も矢印B方向に移動したときも、その作用は同じである
ので、矢印A方向へ移動する場合を例にして説明する。 1,操舵トルク及びアシストトルクがともに加わってい
ない場合(図7のSTEP10)は、図8におけるO点
(制御許容範囲)に相当し、図1に示すように、一対の
電極42,43にブラシ44が接触して、電源は通電状
態にある。
【0019】2,操舵トルクとアシストトルクが正常関
係にある(制御線31に沿って移動する)場合(STE
P11) 一対の電極42,43及びブラシ44が図1に示す関係
を維持して移動する。第1の電極42が第1のストッパ
46に当接すると(図8のH点、図2)、第1の電極4
2の移動が停止する。第2の電極43及びブラシ44は
引続き所定の関係を維持して移動して、通電状態は維持
される。
係にある(制御線31に沿って移動する)場合(STE
P11) 一対の電極42,43及びブラシ44が図1に示す関係
を維持して移動する。第1の電極42が第1のストッパ
46に当接すると(図8のH点、図2)、第1の電極4
2の移動が停止する。第2の電極43及びブラシ44は
引続き所定の関係を維持して移動して、通電状態は維持
される。
【0020】そして、更にブラシ44が移動して、図3
に示すように電極42aの幅に相当する距離を越えると
(図8に示すJ点、STEP12)電源は断電状態に切
り替わる。ところで、H点における制御許容範囲の幅寸
法H1は、第2の電極43の幅寸法43aに対応して増
減し、制御許容範囲の幅寸法H2は、第2の電極43の
幅寸法43aに対応して変化させることができる。
に示すように電極42aの幅に相当する距離を越えると
(図8に示すJ点、STEP12)電源は断電状態に切
り替わる。ところで、H点における制御許容範囲の幅寸
法H1は、第2の電極43の幅寸法43aに対応して増
減し、制御許容範囲の幅寸法H2は、第2の電極43の
幅寸法43aに対応して変化させることができる。
【0021】3,操舵トルクよりもアシストトルクが大
き過ぎる場合(STEP13、図4) ブラシ44が第2の電極43よりも早く進行するので、
図8に示すK点(フェールエリア)に達すると、ブラシ
44は第2の電極43を通過して絶縁基板41上に移動
して、電源が断電状態となり、故障を検出する。
き過ぎる場合(STEP13、図4) ブラシ44が第2の電極43よりも早く進行するので、
図8に示すK点(フェールエリア)に達すると、ブラシ
44は第2の電極43を通過して絶縁基板41上に移動
して、電源が断電状態となり、故障を検出する。
【0022】4,操舵トルクよりもアシストトルクが小
さ過ぎる場合(STEP13、図5及び図6) 第1の電極42が第1のストッパ46に当接するときに
ブラシ44が第1の電極42に接触していれば、第1の
電極42が停止するので、ブラシ44は引続き電極42
aの幅に相当する距離を移動する間通電状態が維持され
(図8のL1点,L2点、図5)、電極42aから外れた
とき即ち図8に示す「rst」線を越えたとき電源は断
電状態に切り替わる。また、第1の電極42が第1のス
トッパ46に当接する前にブラシ44が第1の電極42
から外れると(M1点、図6)、そのとき電源が断電状
態となる。
さ過ぎる場合(STEP13、図5及び図6) 第1の電極42が第1のストッパ46に当接するときに
ブラシ44が第1の電極42に接触していれば、第1の
電極42が停止するので、ブラシ44は引続き電極42
aの幅に相当する距離を移動する間通電状態が維持され
(図8のL1点,L2点、図5)、電極42aから外れた
とき即ち図8に示す「rst」線を越えたとき電源は断
電状態に切り替わる。また、第1の電極42が第1のス
トッパ46に当接する前にブラシ44が第1の電極42
から外れると(M1点、図6)、そのとき電源が断電状
態となる。
【0023】5,アシストトルクが逆方向に作用した場
合(STEP14、図6) ブラシ44が反対方向に移動するので、図8に示すM2
点(フェールエリア)に位置する。ブラシ44は絶縁基
板41上に移動して電源が断電状態となる。
合(STEP14、図6) ブラシ44が反対方向に移動するので、図8に示すM2
点(フェールエリア)に位置する。ブラシ44は絶縁基
板41上に移動して電源が断電状態となる。
【0024】尚、上記実施例中で、第1の電極42と第
1のストッパ46との間の距離及び第2の電極43と第
2のストッパ47との間の距離を0に設定すれば、その
フエールセーフの範囲は、図9に示すように変化する。
1のストッパ46との間の距離及び第2の電極43と第
2のストッパ47との間の距離を0に設定すれば、その
フエールセーフの範囲は、図9に示すように変化する。
【0025】つぎに、これらの制御回路及びフェールセ
ーフ機能について図14,15を参照して説明する。イ
グニッションスイッチ52をオンにすると、エンジンス
タータ連動リレーの接点51がオンされて、直流電源5
3が回路に接続される。エンジンスタータ接点51には
リレーコイル54が直列に接続されており、イグニッシ
ョンスイッチ52をオフにしてもその接点55及び接点
56が自己保持される。接点55は、I/Oスイッチ4
0及びリレーコイル54に直列に接続されており、ま
た、接点56はアシストモータ10のトルクをギヤ−ケ
ース12に伝達するか否かを制御する電磁クラッチ11
のソレノイド11aに直列に接続されている。尚、リレ
ー54と並列にコンデンサ57が接続されている。
ーフ機能について図14,15を参照して説明する。イ
グニッションスイッチ52をオンにすると、エンジンス
タータ連動リレーの接点51がオンされて、直流電源5
3が回路に接続される。エンジンスタータ接点51には
リレーコイル54が直列に接続されており、イグニッシ
ョンスイッチ52をオフにしてもその接点55及び接点
56が自己保持される。接点55は、I/Oスイッチ4
0及びリレーコイル54に直列に接続されており、ま
た、接点56はアシストモータ10のトルクをギヤ−ケ
ース12に伝達するか否かを制御する電磁クラッチ11
のソレノイド11aに直列に接続されている。尚、リレ
ー54と並列にコンデンサ57が接続されている。
【0026】つぎに、図15において、ステアリングホ
イール1を操作すると、第1の検出装置20が操舵トル
クを検出し、また、第2の検出装置30がアシストトル
クを検出する。そして、両者をI/Oスイッチ40で比
較して(図15のSTEP20)、その関係が制御許容
範囲であれば、I/Oスイッチ40が通電状態を保持し
(STEP24)、パワーアシストが継続される。
イール1を操作すると、第1の検出装置20が操舵トル
クを検出し、また、第2の検出装置30がアシストトル
クを検出する。そして、両者をI/Oスイッチ40で比
較して(図15のSTEP20)、その関係が制御許容
範囲であれば、I/Oスイッチ40が通電状態を保持し
(STEP24)、パワーアシストが継続される。
【0027】一方、その関係が異常範囲になると、即ち
フェールエリアに入ると、前述のように、I/Oスイッ
チ40が断電状態となり、故障を検出する。すると、リ
レー54がオフとなるので(STEP21)、その接点
55及び接点56も同時にオフとなる。これにより、ソ
レノイド11aが断電されて(STEP22)、電磁ク
ラッチ11が遮断される。そして、アシストモータ10
のトルクはギヤーケース12に伝達されないので、アシ
ストトルクは零となって、アシスト禁止を実施する。即
ち、異常を検出するとフェールセーフ機能が働いてマニ
ュアルステアリングに切換えられるのである(STEP
23)。
フェールエリアに入ると、前述のように、I/Oスイッ
チ40が断電状態となり、故障を検出する。すると、リ
レー54がオフとなるので(STEP21)、その接点
55及び接点56も同時にオフとなる。これにより、ソ
レノイド11aが断電されて(STEP22)、電磁ク
ラッチ11が遮断される。そして、アシストモータ10
のトルクはギヤーケース12に伝達されないので、アシ
ストトルクは零となって、アシスト禁止を実施する。即
ち、異常を検出するとフェールセーフ機能が働いてマニ
ュアルステアリングに切換えられるのである(STEP
23)。
【0028】尚、本実施例においては、急ハンドルや振
動等によりI/Oスイッチ40が瞬間的に断電状態とな
っても、コンデンサ57の容量に応じた時間だけ接点5
5及び接点56が自己保持されるので、その分、誤フェ
ールの発生が未然に防止できる。
動等によりI/Oスイッチ40が瞬間的に断電状態とな
っても、コンデンサ57の容量に応じた時間だけ接点5
5及び接点56が自己保持されるので、その分、誤フェ
ールの発生が未然に防止できる。
【0029】上記した第1の実施例によれば、つぎの効
果を奏する。 (1)I/Oスイッチ40を、対向する一対の電極4
2,43及びブラシ44とで構成し、故障検出機構とア
シスト禁止機構を一体化したので、構造が簡単にするこ
とができコストを低減し得て、しかも信頼性を向上させ
ることができる。 (2)フェールセーフ機能はI/Oスイッチ40により
制御しECU9に対して別個に設けているので、たとえ
ECU9に故障が発生してもフェールセーフが可能であ
る。 (3)I/Oスイッチ40は、一対の電極42,43に
それぞれストッパ46,47を設けたので、パワーステ
アリングの制御許容範囲を広く設定することができる。 (4)一対の電極42,43とブラシ44との機械的変
位を直接比較するので、電極の寸法、ストッパ46,4
7の位置を変えることにより、フェールセーフの調整範
囲を変化できる。
果を奏する。 (1)I/Oスイッチ40を、対向する一対の電極4
2,43及びブラシ44とで構成し、故障検出機構とア
シスト禁止機構を一体化したので、構造が簡単にするこ
とができコストを低減し得て、しかも信頼性を向上させ
ることができる。 (2)フェールセーフ機能はI/Oスイッチ40により
制御しECU9に対して別個に設けているので、たとえ
ECU9に故障が発生してもフェールセーフが可能であ
る。 (3)I/Oスイッチ40は、一対の電極42,43に
それぞれストッパ46,47を設けたので、パワーステ
アリングの制御許容範囲を広く設定することができる。 (4)一対の電極42,43とブラシ44との機械的変
位を直接比較するので、電極の寸法、ストッパ46,4
7の位置を変えることにより、フェールセーフの調整範
囲を変化できる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
あっては、比較手段によって操舵トルクとアシストトル
クを機械的変位として直接比較して故障検出を行い、こ
の故障検出と同時に機械的に電源非導通としてアシスト
禁止の制御を行っている。このため、故障検出機構及び
アシスト禁止機構を一体化することができて、簡単な構
成で信頼性を向上させ、コストを低減することができ、
しかも、電気制御ユニットも簡単にすることができると
いう効果を奏するものである。さらに、比較手段の電極
にストッパを設けたので、電極の大きさ及びストッパの
位置を選択することにより、パワーアシストの範囲を容
易に拡大することができるという優れた効果も奏する。
あっては、比較手段によって操舵トルクとアシストトル
クを機械的変位として直接比較して故障検出を行い、こ
の故障検出と同時に機械的に電源非導通としてアシスト
禁止の制御を行っている。このため、故障検出機構及び
アシスト禁止機構を一体化することができて、簡単な構
成で信頼性を向上させ、コストを低減することができ、
しかも、電気制御ユニットも簡単にすることができると
いう効果を奏するものである。さらに、比較手段の電極
にストッパを設けたので、電極の大きさ及びストッパの
位置を選択することにより、パワーアシストの範囲を容
易に拡大することができるという優れた効果も奏する。
【図1】 比較手段の機械的変位の第1の状態を示す図
である。
である。
【図2】 比較手段の機械的変位の第2の状態を示す図
である。
である。
【図3】 比較手段の機械的変位の第3の状態を示す図
である。
である。
【図4】 比較手段の機械的変位の第4の状態を示す図
である。
である。
【図5】 比較手段の機械的変位の第5の状態を示す図
である。
である。
【図6】 比較手段の機械的変位の第6の状態を示す図
である。
である。
【図7】 比較手段の制御形態を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】 アシスト特性及びフェールエリアを示すグラ
フである。
フである。
【図9】 電極及びストッパの寸法を変更した場合のア
シスト特性及びフェールエリアを示すグラフである。
シスト特性及びフェールエリアを示すグラフである。
【図10】 第1の実施例のシステムを説明するブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】 第1の実施例における要部の縦断正面図で
ある。
ある。
【図12】 第1の検出装置の縦断正面図である。
【図13】 第1の検出装置のスリーブの正面図であ
る。
る。
【図14】 第1の実施例における制御回路図である。
【図15】 第1の実施例における制御を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 ステアリングホイール 9 電気制御装置 10 アシストモータ 11 電磁クラッチ 20 第1の検出装置(第1の検出手段) 30 第2の検出装置(第2の検出手段) 40 I/0スイッチ(比較手段) 42 第1の電極 43 第2の電極 44 ブラシ
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリングホイールの操舵トルクを検
出する第1の検出手段と、この検出信号に応じて付加さ
れたアシストモータの付加トルクを検出する第2の検出
手段と、一対の電極及びブラシから構成され前記第1の
検出手段の検出信号と第2の検出手段の検出信号を比較
する比較手段とを備え、前記操舵トルクと前記付加トル
クとの関係が所定の範囲にあるときは該比較手段を通電
状態に形成してアシストモータのトルクを前記操舵トル
クに付加し、所定の範囲を越えたとき比較手段を断電状
態に切り換えて前記付加トルクを零にするようにした電
動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置で
あって、 前記比較手段を、 互いに対向して配置され第1の検出手段の検出信号に応
じて変位する第1及び第2の電極と、 これら第1及び第2の電極に対して摺動可能に接触し第
2の検出手段の検出信号に応じて変位するブラシと、 前記第1及び第2の電極が一方向に所定の距離変位した
とき第1の電極のみの変位を阻止する第1のストッパ及
び前記第1及び第2の電極が他方向に所定の距離変位し
たとき第2の電極のみの変位を阻止する第2のストッパ
とから構成したことを特徴とする電動式パワーステアリ
ングシステムの異常検出制御装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の電極がブラシと接触
する位置は、中立位置において各電極が当接するストッ
パ側が広く、反対側が狭く設定されていることを特徴と
する請求項1記載の電動式パワーステアリングシステム
の異常検出制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03230297A JP3743872B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 電動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03230297A JP3743872B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 電動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10226342A true JPH10226342A (ja) | 1998-08-25 |
| JP3743872B2 JP3743872B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=12355160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03230297A Expired - Fee Related JP3743872B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 電動式パワーステアリングシステムの異常検出制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3743872B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100337513B1 (ko) * | 1999-12-21 | 2002-05-23 | 류정열 | 자동차의 능동 조향 방법 |
| CN118392488A (zh) * | 2024-06-28 | 2024-07-26 | 常州恒达汽车零部件制造有限公司 | 一种用于汽车单向器的检测装置 |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP03230297A patent/JP3743872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100337513B1 (ko) * | 1999-12-21 | 2002-05-23 | 류정열 | 자동차의 능동 조향 방법 |
| CN118392488A (zh) * | 2024-06-28 | 2024-07-26 | 常州恒达汽车零部件制造有限公司 | 一种用于汽车单向器的检测装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3743872B2 (ja) | 2006-02-08 |
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