JPH10237334A - メチン色素 - Google Patents

メチン色素

Info

Publication number
JPH10237334A
JPH10237334A JP9042361A JP4236197A JPH10237334A JP H10237334 A JPH10237334 A JP H10237334A JP 9042361 A JP9042361 A JP 9042361A JP 4236197 A JP4236197 A JP 4236197A JP H10237334 A JPH10237334 A JP H10237334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
general formula
embedded image
methine
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9042361A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Doi
邦博 土井
Akira Tanaka
章 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP9042361A priority Critical patent/JPH10237334A/ja
Publication of JPH10237334A publication Critical patent/JPH10237334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】染着性、脱色性に優れたメチン色素を提供す
る。 【解決手段】分子内に下記一般式化1で示される置換基
を少なくとも1つ有するメチン色素。 【化1】 [式中R1は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリ
ール基、複素環基を表し、nは1〜4を表す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染料、医薬品、分
光増感色素等に有効な新規なメチン色素に関するもので
あり、さらに詳しくはハロゲン化銀写真感光材料に用い
る分光増感色素として有用な色素に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メチン色素はその合成の容易さ、バリエ
ーションの豊富さ、吸光度の高さといった長所のため
に、様々な分野において応用、研究が行われてきた。特
にハロゲン化銀写真感光材料の分野においては、分光増
感色素や減感色素、あるいはハレーションやイラジエー
ションを防止するために不要な波長の光を吸収するフィ
ルター染料として、従来多くのメチン色素が知られてき
た。
【0003】ハロゲン化銀写真感光材料はその使用目的
に応じて、それぞれ異なる特定波長域において高い感度
をもつことが要求される。そのようなハロゲン化銀写真
感光材料の製造技術の1つとして、いろいろな型のメチ
ン色素が増感色素としてハロゲン化銀写真乳剤に添加さ
れ、そのハロゲン化銀の固有の感光波長域より長波長域
において、特定の波長域における感度を極めて有効に高
めることは一般によく知られている。
【0004】色素によって分光増感をハロゲン化銀写真
乳剤に適用する場合には、単に分光増感効果の付与およ
び感度の上昇のみならず、次のような諸要求を満足する
ものでなければならない。(1)分光増感域が適当であ
ること。(2)感光材料の保存中において安定な写真特
性を維持していること。(3)現像処理後に分光増感の
ために投与した色素の残存による汚染やカブリを残さな
いこと。(4)他の写真用添加剤との悪い相互作用がな
いこと。
【0005】上記諸要求を満足させるために、従来から
様々なタイプのメチン色素、例えばシアニン色素やメロ
シアニン色素類が提案されてきている。例えば、He−
Neレーザー、赤色LD、赤色LEDといった赤色光源
対応の増感色素については米国特許4,965,183
号、同5,116,722号等に記載の色素などが提案
されており、これらは現像処理後の残色汚染が少ないこ
とを特長の一つとして挙げている。
【0006】しかし、これらの増感色素でさえ前記諸要
求を完全に満たすものではなく、さらなる改良が求めら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、染着
性、脱色性に優れた新規なメチン色素を提供し、特に写
真用分光増感色素として前記諸要求を満足させる高い感
度を有し、かつ現像処理後の残色汚染が少ない優れた色
素を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々検討の
結果、上記目的を満足させる優れた色素を下記の手段に
より見い出した。
【0009】(1)分子内に下記一般式化5で示される
置換基を少なくとも1つ有するメチン色素。
【化5】 [式中R1は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリ
ール基、複素環基を表し、nは1〜4を表す。]
【0010】(2)メチン色素が下記一般式化6、化
7、または化8で表されることを特徴とする(1)に記
載のメチン色素。
【化6】 [式中Z1およびZ2は、それぞれ5または6員含窒素複
素環を形成するのに必要な原子群を表す。L1は置換あ
るいは無置換のメチン基が7個以下の奇数個共役二重結
合で連結されて形成される3価の基を表す。R2および
3は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基
を表し、これらのうち少なくとも一方は前記一般式化5
で示される置換基を有する。pおよびqはそれぞれ0ま
たは1を表し、X-は該分子の電荷を中和するための陰
イオンを表す。]
【化7】 [式中Z1,Z2,R2,R3,pは一般式化6におけるそ
れぞれと同義である。L2は置換あるいは無置換のメチ
ン基が6個以下の偶数個共役二重結合をするように連結
された4価の基を表し、L3は置換あるいは無置換のメ
チン基が7個以下の奇数個共役二重結合で連結されて形
成される3価の基を表す。Y1およびY2は、5または6
員含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表し、R
2,R3,Y1,Y2のうち少なくとも1つは前記一般式化
5で示される置換基を有する。rは0または1を表し、
-は該分子の電荷を中和するための陰イオンを表
す。]
【化8】 [式中Z1,R2,pは一般式化6におけるそれぞれと同
義であり、L2,Y1,Y2,rは一般式化7におけるそ
れぞれと同義である。Y3およびY4は、5または6員含
窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表し、R2
1,Y2,Y3,Y4のうち少なくとも1つは前記一般式
化1で示される置換基を有する。mは0または1を表
す。]
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明のメチン色素は色素分子中に前記一般式
化5で示される置換基を有する。このようなメチン色素
には、シアニン系、メロシアニン系、ローダシアニンに
代表される多核メチン色素系、オキソノール系、スチリ
ル系、ベンジリデン系、アリーリデン系などの構造のも
のが挙げられる。これらのメチン色素は、分子内の電荷
を中和するためのカチオンを有していてもよく、アルカ
リ金属イオン(例えば、ナトリウムイオン、カリウムイ
オン)、置換されていてもよいアンモニウムイオン(例
えば、アンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイ
オン、ピリジウムイオン、モルホリニウムイオン)、シ
アニン色素を形成する複素環オニウムイオン等が挙げら
れる。本発明としてはシアニン系、メロシアニン系、ロ
ーダシアニンに代表される多核メチン色素系のものがよ
り好ましい。
【0012】本発明の特徴である一般式化5で表される
置換基について具体的に説明する。式中、R1は置換さ
れていてもよいアルキル基(例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
n−アミル基、β−ヒドロキシエチル基、γ−ヒドロキ
シプロピル基、β−アセトキシエチル基、γ−アセトキ
シプロピル基、β−メトキシエチル基、γ−メトキシプ
ロピル基、カルボキシメチル基、β−カルボキシエチル
基、γ−カルボキシプロピル基、δ−カルボキシブチル
基、ω−カルボキシペンチル基、メトキシカルボニルメ
チル基、エトキシカルボニルメチル基、β−メトキシカ
ルボニルエチル基、γ−メトキシカルボニルプロピル
基、δ−メトキシカルボニルブチル基、β−スルホエチ
ル基、γ−スルホプロピル基、γ−スルホブチル基、δ
−スルホブチル基、ベンジル基、フェネチル基、p−カ
ルボキシベンジル基、p−スルホフェネチル基、アリル
基、プロパルギル基、トリフルオロエチル基など)、ア
リール基(例えば、フェニル基、メトキシフェニル基、
クロロフェニル基、ニトロフェニル基など)、複素環基
(例えば、ピリジル基)を表す。これらのうち、炭素数
8個以下の置換もしくは無置換のアルキル基、アリール
基が好ましい。nは1〜4を表し、好ましくは1または
2である。
【0013】次に一般式化6,化7,化8について具体
的に説明する。式中Z1およびZ2は、それぞれ5または
6員含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表す。
これらの含窒素複素環の具体例としては、例えば、オキ
サゾリン環、オキサゾール環、ベンゾオキサゾール環、
ナフトオキサゾール環、チアゾリン環、チアゾール環、
チアジン環、ベンゾチアゾール環、ナフトチアゾール
環、ベンゾセレナゾール環、ナフトセレナゾール環、キ
ノリン環、ベンゾキノリン環、インドレニン環、ベンゾ
インドレニン環、ベンズイミダゾール環、ナフトイミダ
ゾール環等がある。さらにこれらの複素環の炭素原子に
はハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子など)、
アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−アミル基な
ど)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基など)、ヒドロキシ基、トリフル
オロメチル基、シアノ基、アルカンスルホニル基(例え
ば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基など)、
スルファモイル基(例えば、スルファモイル基、N,N
−ジメチルスルファモイル基、ピペリジノスルホニル
基、モルホリノスルホニル基など)、アリール基(例え
ば、フェニル基、メトキシフェニル基など)などの置換
基がついていても良い。これらの中で好ましいものは、
置換基を含めての炭素数が12個以下のものである。
【0014】Y1、Y2およびY3、Y4によって形成され
る含窒素複素環の具体例としては、例えばオキサゾリジ
ン環、チアゾリジン環、イミダゾリジン環、チオバルビ
ツール酸環等があり、これらの複素環の窒素置換基の例
としてはアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、n−ア
ミル基、β−ヒドロキシエチル基、γ−ヒドロキシプロ
ピル基、β−アセトキシエチル基、γ−アセトキシプロ
ピル基、β−メトキシエチル基、γ−メトキシプロピル
基、カルボキシメチル基、β−カルボキシエチル基、γ
−カルボキシプロピル基、δ−カルボキシブチル基、ω
−カルボキシペンチル基、メトキシカルボニルメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、β−メトキシカルボ
ニルエチル基、γ−メトキシカルボニルプロピル基、δ
−メトキシカルボニルブチル基、β−スルホエチル基、
γ−スルホプロピル基、γ−スルホブチル基、δ−スル
ホブチル基、ベンジル基、フェネチル基、p−カルボキ
シベンジル基、p−スルホフェネチル基、アリル基、プ
ロパルギル基など)、アリール基(例えば、フェニル
基、メトキシフェニル基など)、複素環基(例えば、2
−ピリジル基、2−チアゾリル基、4−テトラヒドロピ
ラニル基など)等がある。これらの中で好ましいもの
は、置換基を含めての炭素数が12個以下のものであ
る。
【0015】R2あるいはR3は置換もしくは無置換のア
ルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、i−プロピル基、n−ブチル基、n−アミル基、β
−ヒドロキシエチル基、γ−ヒドロキシプロピル基、β
−アセトキシエチル基、γ−アセトキシプロピル基、β
−メトキシエチル基、γ−メトキシプロピル基、カルボ
キシメチル基、β−カルボキシエチル基、γ−カルボキ
シプロピル基、δ−カルボキシブチル基、ω−カルボキ
シペンチル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシ
カルボニルメチル基、β−メトキシカルボニルエチル
基、γ−メトキシカルボニルプロピル基、δ−メトキシ
カルボニルブチル基、β−スルホエチル基、γ−スルホ
プロピル基、γ−スルホブチル基、δ−スルホブチル
基、ベンジル基、フェネチル基、p−カルボキシベンジ
ル基、p−スルホフェネチル基、アリル基、プロパルギ
ル基など)、アリ−ル基(例えば、フェニル基、メトキ
シフェニル基など)を表す。これらのうち、炭素数6個
以下の置換もしくは無置換のアルキル基が好ましい。
【0016】L1あるいはL3は置換されていてもよいメ
チン基が7個以下の奇数個共役二重結合で連結されて形
成される3価の基(例えば、=CH−、=CH−CH=
CH−、=CH−CH=CH−CH=CH−、=CH−
CH=CH−CH=CH−CH=CH−など)を表す。
2は置換されていてもよいメチン基が6個以下の偶数
個共役二重結合を形成するように連結された4価の基
(例えば、=CH−CH=、=CH−CH=CH−CH
=、=CH−CH=CH−CH=CH−CH=など)を
表す。これらのメチン基の置換基としては、置換されて
いてもよいアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、
ベンジル基など)、アリール基(例えば、フェニル基な
ど)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基
など)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基な
ど)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基など)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ
基など)、置換アミノ基(例えば、ピペリジノ基な
ど)、またはハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原
子など)などが挙げられる。また、メチン鎖の置換基同
士で5ないし6員環として環を形成していてもよく、こ
のような環の例としては下記化9などが挙げられる。
【化9】
【0017】p,q,mはそれぞれ0または1を表し、
p,qは好ましくは0である。rは0または1を表す。
【0018】X-は、該分子の電荷を中和するための陰
イオンを表す。これは、分子内の陽イオンの電荷を中和
するのに必要な数の陰電荷を供給するものであり、一価
でなくてもよく、二価でも、三価でもよい。このような
陰イオンの具体例としては、ハロゲンイオン(例えば、
-,Cl-,Br-,I-など)、アルキル硫酸イオン
(例えば、SO4 2-,HSO4 -,CH3OSO3 -など)、
スルホン酸イオン(例えば、p−トルエンスルホン酸イ
オン、メタンスルホン酸イオン、トリフルオロメタンス
ルホン酸イオンなど)、カルボン酸イオン(酢酸イオ
ン、トリフルオロ酢酸イオン、シュウ酸イオンなど)、
あるいは、PF6 -、BF4 -、ClO4 -、IO4 -、PO4
3-、NO3 -、ピクリン酸イオンなどが挙げられる。
【0019】次に本発明で用いられるメチン色素の具体
例を示す。但し、本発明に用いるメチン色素がこれらに
限定されるものではない。
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】
【化13】
【0024】
【化14】
【0025】
【化15】
【0026】
【化16】
【0027】
【化17】
【0028】
【化18】
【0029】
【化19】
【0030】
【化20】
【0031】
【化21】
【0032】
【化22】
【0033】
【化23】
【0034】
【化24】
【0035】
【化25】
【0036】
【化26】
【0037】
【化27】
【0038】
【化28】
【0039】
【化29】
【0040】
【化30】
【0041】
【化31】
【0042】
【化32】
【0043】
【化33】
【0044】
【化34】
【0045】
【化35】
【0046】
【化36】
【0047】
【化37】
【0048】
【化38】
【0049】
【化39】
【0050】次に代表的な合成例を挙げるが、他の例示
化合物も同様の方法、あるいは、例えば、Frances M. H
amer著“Cyanine Dyes and Related Compounds”(196
4、Interscience Publishers発刊)等に記載された従来
公知の方法を参考に容易に合成することができる。
【0051】化32の合成 無水−2−(4−エトキシ−3−メチル−1,3−ブタ
ジエニル)−3−(2−スルホエチル)ベンゾオキサゾ
リウムヒドロキシド1.69gに2−(フェニルスルホ
ニル)エトキシカルボニルメチルローダニン2.02g
とメタノール60mlを加え、室温下攪拌する中へトリ
エチルアミン0.5gを加え30分間反応させた。反応
終了後、析出した結晶を濾取した。得られた結晶をメタ
ノール続いてアセトンで洗浄後、乾燥して融点254℃
(分解)の濃青紫色結晶2.16gを得た。メタノール
溶液の吸収極大値は569nmであった。
【0052】本発明のメチン色素が分光増感色素として
用いられるハロゲン化銀写真乳剤は、通常の方法によっ
て製造された塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩
沃臭化銀等のいずれでもよい。
【0053】本発明のメチン色素を増感色素としてこれ
らのハロゲン化銀写真乳剤に添加するには、水溶液や水
と任意に混和可能なメタノール、エタノール、アセト
ン、セルソルブ、ピリジン、ジメチルホルムアミド等の
有機溶媒の単独または混合溶媒の溶液として添加するこ
とができる。また、これらの増感色素をハロゲン化銀写
真乳剤に添加する時期は、一般には第2熟成の終了直後
が好適である。その添加量は増感色素の種類又はハロゲ
ン化銀写真乳剤の種類によって異なるが、硝酸銀に換算
して100g当りおおよそ4〜1,200mgの広範囲
で使用することができる。
【0054】本発明のメチン色素が増感色素として用い
られるハロゲン化銀写真乳剤は貴金属増感、硫黄増感、
還元増感およびそれらの組み合わせられた増感あるいは
ポリアルキレンオキサイド系化合物等の添加などが施さ
れていてもよい。
【0055】本発明のメチン色素が増感色素として用い
られるハロゲン化銀写真乳剤は必要に応じて他の増感色
素、例えば、公知のシアニン、メロシアニン色素を併用
して分光増感してもよく、さらに公知の方法により安定
剤、界面活性剤、硬膜剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、
フィルター染料、イラジエーション防止染料、ハレーシ
ョン防止染料、防腐剤、可塑剤、マット化剤、カラーカ
プラー等のような添加剤を含有することができる。さら
に、安定化処理用感光材料に用いられる場合には現像主
薬やその前駆体を含むことができる。
【0056】本発明のメチン色素が増感色素として用い
られるハロゲン化銀写真乳剤の保護コロイドとしては、
ゼラチンの他にフタル化ゼラチン、マロン化ゼラチンの
ようなゼラチン誘導体やセルローズ誘導体、可溶性デン
プン、水溶性ポリマー等が挙げられる。
【0057】本発明のメチン色素が増感色素として用い
られるハロゲン化銀写真乳剤の塗布される支持体として
は例えば、バライタ紙、プラスチックがラミネートされ
た紙、合成紙、セルローズトリアセテート、ポリエチレ
ンテレフタレート等の樹脂フイルム等が使用できる。こ
れらの支持体には必要に応じて公知の方法によって下引
き層、ハレーション防止層を設けることもできる。
【0058】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明がこれらに限定されるものではない。
【0059】実施例1 慣用のハロゲン化銀写真乳剤の製法によって調製された
塩化銀乳剤に、本発明の増感色素化13と比較の増感色
素化40の0.05%DMF溶液を1.2ml/gAg
添加した。これらの乳剤を40℃の浴で45分間経時し
て分光増感作用を安定化させた。その後、安定剤、界面
活性剤、硬膜剤の所定量を添加してから、ポリエチレン
をラミネートした紙支持体上に塗布、乾燥し、35℃で
一夜経時した。次いで適当な大きさに裁断し、試験サン
プルとした。このようにして得た各サンプルをISO法
に基づきウエッジ露光し、D−72現像液(米国イース
トマンコダック社現像液処方)を用い、20℃で90秒
間現像し、停止、定着をさせ、さらに水洗を行い、乾燥
後所定の黒白像をもつストリップスを得た。これを米国
マクベス・コーポレーション社製MACHBETH−T
D504濃度計を用い濃度測定して、感度、カブリおよ
び残色を評価した。感度を決定した光学濃度の基準点は
[カブリ+0.70]の点であった。白光感度は増感色
素を投与していない未添加サンプルの感度を100とし
た時の相対値、また赤感度はイーストマンコダック社製
ラッテンゼラチンフィルターNo.29を用いて求め、
比較の増感色素化40の感度値を100とした時の相対
値として、それぞれ示した。残色性は未露光部分の色相
を視覚的に評価した。「5」が最もよく、「1」が最も
悪い品質を表す。結果を表1に示した。
【0060】
【化40】
【0061】
【表1】
【0062】実施例2 本発明の増感色素化30と比較の増感色素化41を用い
たた以外は、実施例1と同様にして、感度、カブリおよ
び残色を評価した。結果を表2に示した。
【0063】
【化41】
【0064】
【表2】
【0065】実施例3 本発明の増感色素化32、化33、化34と比較の増感
色素化42の0.025%DMF溶液を1.2ml/g
Ag添加した以外は、実施例1と同様にして、感度、カ
ブリおよび残色を評価した。結果を表3に示した。
【0066】
【化42】
【0067】
【表3】
【0068】表1、表2および表3より明らかなよう
に、本発明のメチン色素は増感色素として比較用増感色
素に比べ、高感度で、カブリや処理後の残色汚染が少な
く、良好な写真特性を備えていることが分かる。
【0069】
【発明の効果】本発明のメチン色素は染着性、脱色性に
優れており、特にハロゲン化銀写真感光材料用分光増感
色素として用いた場合には、色素汚染による残色が少な
く、かつ高感度のハロゲン化銀写真感光材料を得ること
ができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子内に下記一般式化1で示される置換
    基を少なくとも1つ有するメチン色素。 【化1】 [式中R1は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリ
    ール基、複素環基を表し、nは1〜4を表す。]
  2. 【請求項2】 メチン色素が下記一般式化2、化3、ま
    たは化4で表されることを特徴とする請求項1記載のメ
    チン色素。 【化2】 [式中Z1およびZ2は、それぞれ5または6員含窒素複
    素環を形成するのに必要な原子群を表す。L1は置換あ
    るいは無置換のメチン基が7個以下の奇数個共役二重結
    合で連結されて形成される3価の基を表す。R2および
    3は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基
    を表し、これらのうち少なくとも一方は前記一般式化1
    で示される置換基を有する。pおよびqはそれぞれ0ま
    たは1を表し、X-は該分子の電荷を中和するための陰
    イオンを表す。] 【化3】 [式中Z1,Z2,R2,R3,pは一般式化2におけるそ
    れぞれと同義である。L2は置換あるいは無置換のメチ
    ン基が6個以下の偶数個共役二重結合をするように連結
    された4価の基を表し、L3は置換あるいは無置換のメ
    チン基が7個以下の奇数個共役二重結合で連結されて形
    成される3価の基を表す。Y1およびY2は、5または6
    員含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表し、R
    2,R3,Y1,Y2のうち少なくとも1つは前記一般式化
    1で示される置換基を有する。rは0または1を表し、
    -は該分子の電荷を中和するための陰イオンを表
    す。] 【化4】 [式中Z1,R2,pは一般式化2におけるそれぞれと同
    義であり、L2,Y1,Y2,rは一般式化3におけるそ
    れぞれと同義である。Y3およびY4は、5または6員含
    窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表し、R2
    1,Y2,Y3,Y4のうち少なくとも1つは前記一般式
    化1で示される置換基を有する。mは0または1を表
    す。]
JP9042361A 1997-02-26 1997-02-26 メチン色素 Pending JPH10237334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9042361A JPH10237334A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 メチン色素

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9042361A JPH10237334A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 メチン色素

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10237334A true JPH10237334A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12633908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9042361A Pending JPH10237334A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 メチン色素

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10237334A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2846480B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH10237334A (ja) メチン色素
JP2001222086A (ja) 写真用分光増感色素
JPH10251531A (ja) メチン色素
JPH11202441A (ja) メチン色素
JP3356632B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3380349B2 (ja) 写真用分光増感色素
JPH10254085A (ja) 写真用分光増感色素
JPH09281632A (ja) 写真用分光増感色素
JPH11174616A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3626005B2 (ja) 写真用分光増感色素
JP2000330229A (ja) 写真用分光増感色素
JPH0990543A (ja) 写真用分光増感色素
JP2001013615A (ja) 写真用分光増感色素
JPH06230506A (ja) 写真用分光増感色素
JPH11212204A (ja) 写真用分光増感色素
JPH06222492A (ja) 写真用分光増感色素
JPH06222491A (ja) 写真用分光増感色素
JPH06324425A (ja) 写真用分光増感色素
JPH0695282A (ja) 写真用分光増感色素
JP2000136316A (ja) 写真用分光増感色素
JPH06332103A (ja) 写真用分光増感色素
JPH08201953A (ja) 写真用分光増感色素
JPH09197607A (ja) 写真用分光増感色素
JPH04242238A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料