JPH09197607A - 写真用分光増感色素 - Google Patents
写真用分光増感色素Info
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- JPH09197607A JPH09197607A JP8004587A JP458796A JPH09197607A JP H09197607 A JPH09197607 A JP H09197607A JP 8004587 A JP8004587 A JP 8004587A JP 458796 A JP458796 A JP 458796A JP H09197607 A JPH09197607 A JP H09197607A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高感度でカブリが少なく、かつ処理後の残色性
に優れた写真用分光増感色素を提供する。 【解決手段】下記化1または化2で示される写真用分光
増感色素。 【化1】 [式中Z1〜Z4は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R1〜R3は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L1、L2、L3は、
それぞれ炭素数1または3個単位の置換もしくは無置換
のメチン基ユニットを表す。X-はカウンターアニオン
を表す。nは電荷を中和するのに必要な整数を表す。
l、mはそれぞれ整数0または1を表わすが、lとmが
同時に0になることはない。] 【化2】 [式中Z5〜Z9は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R4、R5は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L4、L5は、炭素数
1または3個単位の置換もしくは無置換のメチン基ユニ
ットを表す。]
に優れた写真用分光増感色素を提供する。 【解決手段】下記化1または化2で示される写真用分光
増感色素。 【化1】 [式中Z1〜Z4は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R1〜R3は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L1、L2、L3は、
それぞれ炭素数1または3個単位の置換もしくは無置換
のメチン基ユニットを表す。X-はカウンターアニオン
を表す。nは電荷を中和するのに必要な整数を表す。
l、mはそれぞれ整数0または1を表わすが、lとmが
同時に0になることはない。] 【化2】 [式中Z5〜Z9は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R4、R5は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L4、L5は、炭素数
1または3個単位の置換もしくは無置換のメチン基ユニ
ットを表す。]
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用分光増感色素に関
するものであり、さらに詳しくはハロゲン化銀写真感光
材料に用いる増感色素として有用な色素に関するもので
ある。
するものであり、さらに詳しくはハロゲン化銀写真感光
材料に用いる増感色素として有用な色素に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料はその使用目
的に応じて、それぞれ異なる特定波長域において、高い
感度をもつことが要求される。そのようなハロゲン化銀
写真感光材料の製造技術の1つとして、いろいろの型の
シアニン色素やメロシアニン色素類が、ハロゲン化銀写
真乳剤に添加され、そのハロゲン化銀の固有の感光波長
域より長波長域において、特定の波長域における感度を
極めて有効に高めることは一般によく知られている。
的に応じて、それぞれ異なる特定波長域において、高い
感度をもつことが要求される。そのようなハロゲン化銀
写真感光材料の製造技術の1つとして、いろいろの型の
シアニン色素やメロシアニン色素類が、ハロゲン化銀写
真乳剤に添加され、そのハロゲン化銀の固有の感光波長
域より長波長域において、特定の波長域における感度を
極めて有効に高めることは一般によく知られている。
【0003】色素によって分光増感をハロゲン化銀写真
乳剤に適用する場合には、単に分光増感効果の付与およ
び感度の上昇のみならず、次のような諸要求を満足する
ものでなければならない。 (1)分光増感域が適当であること。(2)感光材料の
保存中において、安定な写真特性を維持していること。
(3)現像処理後に分光増感のために投与した色素の残
存による汚染や、カブリを残さないこと。(4)他の写
真用添加剤との悪い相互作用がないこと。
乳剤に適用する場合には、単に分光増感効果の付与およ
び感度の上昇のみならず、次のような諸要求を満足する
ものでなければならない。 (1)分光増感域が適当であること。(2)感光材料の
保存中において、安定な写真特性を維持していること。
(3)現像処理後に分光増感のために投与した色素の残
存による汚染や、カブリを残さないこと。(4)他の写
真用添加剤との悪い相互作用がないこと。
【0004】しかるに、今日までかなり多数のシアニ
ン、メロシアニン色素が知られているが、増感性をはじ
め写真特性等、上記諸要求を満足させるものは少ないの
が実状である。
ン、メロシアニン色素が知られているが、増感性をはじ
め写真特性等、上記諸要求を満足させるものは少ないの
が実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、上記諸要求を満足した優れた写真用分光増感色素
を提供することにある。
的は、上記諸要求を満足した優れた写真用分光増感色素
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々検討の
結果、化1または化2で示される色素が上記目的を満足
させるすぐれた色素であることを見出だした。
結果、化1または化2で示される色素が上記目的を満足
させるすぐれた色素であることを見出だした。
【0007】以下、化1、化2について以下に詳しく説
明する。式中、Z1〜Z9は、それぞれ5または6員含窒
素複素環を形成するのに必要な原子群を表す。うち
Z1、Z4、Z5で形成される含窒素複素環の具体例(便
宜上、原料三級塩基の名称で示す)としては、例えばオ
キサゾリン環、オキサゾール環、ベンゾオキサゾール
環、ナフトオキサゾール環、チアゾリン環、チアゾール
環、チアジン環、ベンゾチアゾール環、ナフトチアゾー
ル環、ベンゾセレナゾール環、ナフトセレナゾール環、
キノリン環、ベンゾキノリン環、インドレニン環、ベン
ゾインドレニン環、ベンズイミダゾール環、ナフトイミ
ダゾール環等がある。さらにこれらの複素環の炭素原子
にはハロゲン原子(例えば、塩素、臭素原子など)、ア
ルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチル、n−アミル基など)、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ基など)、ヒ
ドロキシ基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルカ
ンスルホニル基(例えば、メタンスルホニル、エタンス
ルホニル基など)、スルファモイル基(例えば、スルフ
ァモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、ピリジノ
スルホニル、モルホリノスルホニル基など)、アリール
基(例えば、フェニル、メトキシフェニル基など)など
の置換基がついていても良い。これらの中で好ましいも
のは、置換基を含めての炭素数が12個以下のものであ
る。またZ2、Z3、Z6〜Z9によって形成される含窒素
複素環の具体例としては、例えばオキサゾリジン環、チ
アゾリジン環、イミダゾリジン環等があり、これらの複
素環の窒素置換基の例としてはアルキル基(例えば、メ
チル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチ
ル、n−アミル、β−ヒドロキシエチル、γ−ヒドロキ
シプロピル、β−アセトキシエチル、γ−アセトキシプ
ロピル、β−メトキシエチル、γ−メトキシプロピル、
カルボキシメチル、β−カルボキシエチル、γ−カルボ
キシプロピル、δ−カルボキシブチル、ω−カルボキシ
ペンチル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、β−メトキシカルボニルエチル、γ−メト
キシカルボニルプロピル、δ−メトキシカルボニルブチ
ル、β−スルホエチル、γ−スルホプロピル、γ−スル
ホブチル、δ−スルホブチル、ベンジル、フェネチル、
p−カルボキシベンジル、p−スルホフェネチル、アリ
ル、プロパルギル基など)、アリール基(例えば、フェ
ニル、メトキシフェニル基など)、複素環基(例えば、
2−ピリジル、2−チアゾリル、4−テトラヒドロピラ
ニル基など)等がある。これらの中で好ましいものは、
置換基を含めての炭素数が12個以下のものである。R
1〜R5は置換もしくは無置換のアルキル基(例えば
Z2、Z3、Z6〜Z9の窒素置換基の例で述べたような)
を表す。うち好ましいものは、炭素数6個以下の置換も
しくは無置換のアルキル基であり、特にR3、R5につい
ては炭素数4個以下の低級アルキル基であることが好ま
しい。L1〜L5は、それぞれ炭素数1または3個単位の
置換もしくは無置換のメチン基ユニットを表す。それら
の置換基の例としてはアルキル基(例えば、Z2、Z3、
Z6〜Z9の窒素置換基の例で述べたような)、アリール
基(例えば、Z2、Z3、Z6〜Z9の窒素置換基の例で述
べたような)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エト
キシ、n−プロポキシ基など)があり、さらに互いに連
結して5または6員環を形成していてもよい。X-はカ
ウンターアニオン(例えば、塩素、臭素、ヨウ素、過塩
素酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、
メチル硫酸、エチル硫酸イオンなど)を表す。nは電荷
を中和するのに必要な整数を表す。l、mはそれぞれ整
数0または1を表わすが、lとmが同時に0になること
はない。
明する。式中、Z1〜Z9は、それぞれ5または6員含窒
素複素環を形成するのに必要な原子群を表す。うち
Z1、Z4、Z5で形成される含窒素複素環の具体例(便
宜上、原料三級塩基の名称で示す)としては、例えばオ
キサゾリン環、オキサゾール環、ベンゾオキサゾール
環、ナフトオキサゾール環、チアゾリン環、チアゾール
環、チアジン環、ベンゾチアゾール環、ナフトチアゾー
ル環、ベンゾセレナゾール環、ナフトセレナゾール環、
キノリン環、ベンゾキノリン環、インドレニン環、ベン
ゾインドレニン環、ベンズイミダゾール環、ナフトイミ
ダゾール環等がある。さらにこれらの複素環の炭素原子
にはハロゲン原子(例えば、塩素、臭素原子など)、ア
ルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチル、n−アミル基など)、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ基など)、ヒ
ドロキシ基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルカ
ンスルホニル基(例えば、メタンスルホニル、エタンス
ルホニル基など)、スルファモイル基(例えば、スルフ
ァモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、ピリジノ
スルホニル、モルホリノスルホニル基など)、アリール
基(例えば、フェニル、メトキシフェニル基など)など
の置換基がついていても良い。これらの中で好ましいも
のは、置換基を含めての炭素数が12個以下のものであ
る。またZ2、Z3、Z6〜Z9によって形成される含窒素
複素環の具体例としては、例えばオキサゾリジン環、チ
アゾリジン環、イミダゾリジン環等があり、これらの複
素環の窒素置換基の例としてはアルキル基(例えば、メ
チル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチ
ル、n−アミル、β−ヒドロキシエチル、γ−ヒドロキ
シプロピル、β−アセトキシエチル、γ−アセトキシプ
ロピル、β−メトキシエチル、γ−メトキシプロピル、
カルボキシメチル、β−カルボキシエチル、γ−カルボ
キシプロピル、δ−カルボキシブチル、ω−カルボキシ
ペンチル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、β−メトキシカルボニルエチル、γ−メト
キシカルボニルプロピル、δ−メトキシカルボニルブチ
ル、β−スルホエチル、γ−スルホプロピル、γ−スル
ホブチル、δ−スルホブチル、ベンジル、フェネチル、
p−カルボキシベンジル、p−スルホフェネチル、アリ
ル、プロパルギル基など)、アリール基(例えば、フェ
ニル、メトキシフェニル基など)、複素環基(例えば、
2−ピリジル、2−チアゾリル、4−テトラヒドロピラ
ニル基など)等がある。これらの中で好ましいものは、
置換基を含めての炭素数が12個以下のものである。R
1〜R5は置換もしくは無置換のアルキル基(例えば
Z2、Z3、Z6〜Z9の窒素置換基の例で述べたような)
を表す。うち好ましいものは、炭素数6個以下の置換も
しくは無置換のアルキル基であり、特にR3、R5につい
ては炭素数4個以下の低級アルキル基であることが好ま
しい。L1〜L5は、それぞれ炭素数1または3個単位の
置換もしくは無置換のメチン基ユニットを表す。それら
の置換基の例としてはアルキル基(例えば、Z2、Z3、
Z6〜Z9の窒素置換基の例で述べたような)、アリール
基(例えば、Z2、Z3、Z6〜Z9の窒素置換基の例で述
べたような)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エト
キシ、n−プロポキシ基など)があり、さらに互いに連
結して5または6員環を形成していてもよい。X-はカ
ウンターアニオン(例えば、塩素、臭素、ヨウ素、過塩
素酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、
メチル硫酸、エチル硫酸イオンなど)を表す。nは電荷
を中和するのに必要な整数を表す。l、mはそれぞれ整
数0または1を表わすが、lとmが同時に0になること
はない。
【0008】次に本発明の前記式化1または化2で示さ
れる増感色素のうち、代表的な例を挙げる。
れる増感色素のうち、代表的な例を挙げる。
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】
【0014】次に本発明の前記式化1または化2で示さ
れる色素のうち、代表的な合成例について述べる。
れる色素のうち、代表的な合成例について述べる。
【0015】S−1の合成
【0016】酢酸1.8gにジクロロメタン30mlを
加え、加熱還流下にイソシアン酸クロロスルホニル4.
5gを滴下し、さらに1時間加熱還流してからジクロロ
メタンを留去し中間体A4.3gを得た。
加え、加熱還流下にイソシアン酸クロロスルホニル4.
5gを滴下し、さらに1時間加熱還流してからジクロロ
メタンを留去し中間体A4.3gを得た。
【0017】6−アミノ−2−メチルベンゾチアゾール
4.5gとTHF120mlの混合溶液にトリエチルア
ミン4.2mlを加え、0℃に冷却撹拌下に中間体A
4.3gを滴下し、ついで室温で2時間撹拌した。反応
終了後、THFを留去し、エタノールを加え、析出した
結晶を濾取し、エタノールで洗浄後乾燥して、中間体B
3.2gを得た。(融点202℃〜分解)
4.5gとTHF120mlの混合溶液にトリエチルア
ミン4.2mlを加え、0℃に冷却撹拌下に中間体A
4.3gを滴下し、ついで室温で2時間撹拌した。反応
終了後、THFを留去し、エタノールを加え、析出した
結晶を濾取し、エタノールで洗浄後乾燥して、中間体B
3.2gを得た。(融点202℃〜分解)
【0018】中間体B2.9gとエチル−p−トルエン
スルホナート3.7gとを混合し、浴温90〜100℃
にて4時間加熱した。ついで3−エチル−2−メチルメ
ルカプト−1−フェニル−5−[2−(3−エチルベン
ゾチアゾリン−2−イリデン)エチリデン]−4−オキ
ソイミダゾリニウムメチルスルファート5.9gとエタ
ノール100mlを加えて加温し、加熱還流下にトリエ
チルアミン4.2mlを加えて、さらに30分間加熱還
流してから酢酸エチル300mlを加えた。放冷後、析
出した色素結晶を濾取し、酢酸エチルで洗浄後、シリカ
ゲルクロマトグラフィーにて単離精製して1.2gのS
−1を得た。(融点245℃〜分解、メタノール溶液の
吸収極大値600nm)
スルホナート3.7gとを混合し、浴温90〜100℃
にて4時間加熱した。ついで3−エチル−2−メチルメ
ルカプト−1−フェニル−5−[2−(3−エチルベン
ゾチアゾリン−2−イリデン)エチリデン]−4−オキ
ソイミダゾリニウムメチルスルファート5.9gとエタ
ノール100mlを加えて加温し、加熱還流下にトリエ
チルアミン4.2mlを加えて、さらに30分間加熱還
流してから酢酸エチル300mlを加えた。放冷後、析
出した色素結晶を濾取し、酢酸エチルで洗浄後、シリカ
ゲルクロマトグラフィーにて単離精製して1.2gのS
−1を得た。(融点245℃〜分解、メタノール溶液の
吸収極大値600nm)
【0019】
【化8】
【0020】前記式化1または化2で示される本発明の
増感色素が用いられるハロゲン化銀写真乳剤は、通常の
方法によって製造された塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、よ
う臭化銀、塩よう臭化銀等のいずれでもよい。本発明の
増感色素をこれらのハロゲン化銀写真乳剤に添加するに
は、水溶液や水と任意に混和可能なメタノール、エタノ
ール、アセトン、セルソルブ、ピリジン、ジメチルホル
ムアミド等の有機溶媒の単独または混合溶媒の溶液とし
て添加することができる。また、これらの増感色素をハ
ロゲン化銀乳剤に添加する時期は、乳剤製造工程中のい
かなる時期でもよいが、一般には第2熟成の終了直後に
添加するのが好適である。その添加量は増感色素の種
類、またはハロゲン化銀写真乳剤の種類等によって異な
るが、硝酸銀に換算して100g当りおおよそ4〜1,
200mgの広範囲で使用する事ができる。
増感色素が用いられるハロゲン化銀写真乳剤は、通常の
方法によって製造された塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、よ
う臭化銀、塩よう臭化銀等のいずれでもよい。本発明の
増感色素をこれらのハロゲン化銀写真乳剤に添加するに
は、水溶液や水と任意に混和可能なメタノール、エタノ
ール、アセトン、セルソルブ、ピリジン、ジメチルホル
ムアミド等の有機溶媒の単独または混合溶媒の溶液とし
て添加することができる。また、これらの増感色素をハ
ロゲン化銀乳剤に添加する時期は、乳剤製造工程中のい
かなる時期でもよいが、一般には第2熟成の終了直後に
添加するのが好適である。その添加量は増感色素の種
類、またはハロゲン化銀写真乳剤の種類等によって異な
るが、硝酸銀に換算して100g当りおおよそ4〜1,
200mgの広範囲で使用する事ができる。
【0021】本発明の増感色素が用いられるハロゲン化
銀写真乳剤は、貴金属増感、硫黄増感、還元増感および
それらの組み合わせられた増感あるいはポリアルキレン
オキサイド系化合物等の添加などが施されていてもよ
い。
銀写真乳剤は、貴金属増感、硫黄増感、還元増感および
それらの組み合わせられた増感あるいはポリアルキレン
オキサイド系化合物等の添加などが施されていてもよ
い。
【0022】本発明の増感色素が用いられるハロゲン化
銀写真乳剤は必要に応じて他の増感色素、例えば公知の
シアニン、メロシアニン色素を併用して分光増感しても
よく、さらに公知の方法により安定剤、界面活性剤、硬
膜剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤、フィルター染料、イ
ラジエーション防止染料、ハレーション防止染料、防腐
剤、可塑剤、マット化剤、カラーカプラー等のような添
加剤を含有することができる。さらに、安定化処理用感
光材料に用いられる場合には、現像主薬やその前駆体を
含むことができる。
銀写真乳剤は必要に応じて他の増感色素、例えば公知の
シアニン、メロシアニン色素を併用して分光増感しても
よく、さらに公知の方法により安定剤、界面活性剤、硬
膜剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤、フィルター染料、イ
ラジエーション防止染料、ハレーション防止染料、防腐
剤、可塑剤、マット化剤、カラーカプラー等のような添
加剤を含有することができる。さらに、安定化処理用感
光材料に用いられる場合には、現像主薬やその前駆体を
含むことができる。
【0023】本発明の増感色素が用いられるハロゲン化
銀写真乳剤の保護コロイドとしては、ゼラチンの他にフ
タル化ゼラチン、マロン化ゼラチンのようなゼラチン誘
導体やセルロース誘導体、可溶性デンプン、水溶性ポリ
マー等が挙げられる。
銀写真乳剤の保護コロイドとしては、ゼラチンの他にフ
タル化ゼラチン、マロン化ゼラチンのようなゼラチン誘
導体やセルロース誘導体、可溶性デンプン、水溶性ポリ
マー等が挙げられる。
【0024】本発明の増感色素が用いられるハロゲン化
銀写真乳剤の塗布される支持体としては、例えばバライ
タ紙、プラスチックがラミネートされた紙、合成紙、セ
ルローストリアセテート、ポリエチレンテレフタレート
等の樹脂フィルム等が使用できる。これらの支持体には
必要に応じて公知の方法によって下引層、ハレーション
防止層を設けることもできる。
銀写真乳剤の塗布される支持体としては、例えばバライ
タ紙、プラスチックがラミネートされた紙、合成紙、セ
ルローストリアセテート、ポリエチレンテレフタレート
等の樹脂フィルム等が使用できる。これらの支持体には
必要に応じて公知の方法によって下引層、ハレーション
防止層を設けることもできる。
【0025】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、もちろん本発明がこれに限定されるものではな
い。
するが、もちろん本発明がこれに限定されるものではな
い。
【0026】慣用のハロゲン化銀写真乳剤の製法によっ
て調製された塩化銀乳剤に本発明の増感色素と比較の増
感色素化8〜化13の0.75mmol/lDMF溶液
1.2ml/gAgを添加した。これらの乳剤を40℃
の浴で45分間経時して分光増感作用を安定化させた。
その後、安定剤、界面活性剤、硬膜剤の所定量を添加し
てから、ポリエチレンをラミネートした紙支持体上に塗
布、乾燥し、35℃で一夜経時した。次いで適当な大き
さに裁断し、試験サンプルとした。このようにして得た
各サンプルをISO法に基づきウエッジ露光し、Dー7
2現像液(米国イーストマンコダック社現像液処方)を
用い、20℃で90秒間現像し、停止、定着をさせ、さ
らに水洗を行い、乾燥後所定の黒白像をもつストリップ
スを得た。これを米国マクベス・コーポレーション社製
MACHBETHーTD504濃度計を用い濃度測定し
て、感度、カブリおよび残色を評価した。感度を決定し
た光学濃度の基準点は[カブリ+0.70]の点であっ
た。白光感度は増感色素を投与していない未添加サンプ
ルの感度を100とし、また赤感度はイーストマンコダ
ック社製ラッテンゼラチンフィルターNo.29を用い
て求め、表1については比較の増感色素化11の感度値
を100とした時の相対値で、表2については比較の増
感色素化14の感度値を100とした時の相対値でそれ
ぞれ示した。残色性は未露光部分の色相を視覚的に評価
した。「5」が最もよく、「1」が最も悪い品質を表
す。その結果を表1、表2に示す。
て調製された塩化銀乳剤に本発明の増感色素と比較の増
感色素化8〜化13の0.75mmol/lDMF溶液
1.2ml/gAgを添加した。これらの乳剤を40℃
の浴で45分間経時して分光増感作用を安定化させた。
その後、安定剤、界面活性剤、硬膜剤の所定量を添加し
てから、ポリエチレンをラミネートした紙支持体上に塗
布、乾燥し、35℃で一夜経時した。次いで適当な大き
さに裁断し、試験サンプルとした。このようにして得た
各サンプルをISO法に基づきウエッジ露光し、Dー7
2現像液(米国イーストマンコダック社現像液処方)を
用い、20℃で90秒間現像し、停止、定着をさせ、さ
らに水洗を行い、乾燥後所定の黒白像をもつストリップ
スを得た。これを米国マクベス・コーポレーション社製
MACHBETHーTD504濃度計を用い濃度測定し
て、感度、カブリおよび残色を評価した。感度を決定し
た光学濃度の基準点は[カブリ+0.70]の点であっ
た。白光感度は増感色素を投与していない未添加サンプ
ルの感度を100とし、また赤感度はイーストマンコダ
ック社製ラッテンゼラチンフィルターNo.29を用い
て求め、表1については比較の増感色素化11の感度値
を100とした時の相対値で、表2については比較の増
感色素化14の感度値を100とした時の相対値でそれ
ぞれ示した。残色性は未露光部分の色相を視覚的に評価
した。「5」が最もよく、「1」が最も悪い品質を表
す。その結果を表1、表2に示す。
【0027】
【化9】
【0028】
【化10】
【0029】
【化11】
【0030】
【化12】
【0031】
【化13】
【0032】
【化14】
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】表1、表2より明らかなように、本発明の
増感色素は、比較用増感色素に比べて、感度、カブリ、
残色性において優れていることがわかる。
増感色素は、比較用増感色素に比べて、感度、カブリ、
残色性において優れていることがわかる。
【0036】
【発明の効果】本発明の増感色素は、高感度で、カブリ
が少なく、かつ処理後の残色が少ないという優れた写真
特性を示す。
が少なく、かつ処理後の残色が少ないという優れた写真
特性を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記化1または化2で示される写真用分
光増感色素。 【化1】 [式中Z1〜Z4は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R1〜R3は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L1、L2、L3は、
それぞれ炭素数1または3個単位の置換もしくは無置換
のメチン基ユニットを表す。X-はカウンターアニオン
を表す。nは電荷を中和するのに必要な整数を表す。
l、mはそれぞれ整数0または1を表わすが、lとmが
同時に0になることはない。] 【化2】 [式中Z5〜Z9は、それぞれ5または6員含窒素複素環
を形成するのに必要な原子群を表す。R4、R5は置換も
しくは無置換のアルキル基を表す。L4、L5は、炭素数
1または3個単位の置換もしくは無置換のメチン基ユニ
ットを表す。]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004587A JPH09197607A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 写真用分光増感色素 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004587A JPH09197607A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 写真用分光増感色素 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197607A true JPH09197607A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11588179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004587A Pending JPH09197607A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 写真用分光増感色素 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09197607A (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004587A patent/JPH09197607A/ja active Pending
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