JPH10239148A - 振動測定装置 - Google Patents

振動測定装置

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JPH10239148A
JPH10239148A JP9045950A JP4595097A JPH10239148A JP H10239148 A JPH10239148 A JP H10239148A JP 9045950 A JP9045950 A JP 9045950A JP 4595097 A JP4595097 A JP 4595097A JP H10239148 A JPH10239148 A JP H10239148A
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JP
Japan
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light
optical system
measured
focal position
laser
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JP9045950A
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English (en)
Inventor
Hiromi Suzuki
宏美 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W72/00Interconnections or connectors in packages
    • H10W72/071Connecting or disconnecting
    • H10W72/0711Apparatus therefor

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被測定体を容易に測定エリアに合わ
せて正確な測定ができ、測定の信頼性を向上させる。 【解決手段】投光光学系からレーザ光Qを所定の焦点位
置Sに集光し、被測定体4を透過した光量変化を受光光
学系により検出し、この光量変化に基づいて被測定体4
の少なくとも振動を求める場合、投光光学系及び受光光
学系を組み込んだ筐体1をレーザ光Qの焦点位置Sを中
心として回転させる回転機構40を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
非接触で被測定体の変位量、振動量を測定する透過型レ
ーザ式の振動測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる非接触振動測定の技術としては、
例えば被測定体にレーザ光を照射したときのレーザ光の
反射光の移動量をポジションセンサで測定するレーザ変
位計を用いる第1の方式の他、レーザ光を被測定体に照
射したときのレーザ光の出射光と反射光との周波数ずれ
から被測定体の速度を測定し、その値を積分して変位量
を測定するレーザドップラ振動計を用いる第2の方式、
レーザ光を被測定体に照射したときのレーザ光の出射光
と反射光とを干渉させその干渉縞の移動量から変位を測
定するフリンジスキャン法を用いた第3の方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
変位計を用いる第1の方式では、被測定体が平面の場合
は正確に測定できるが、被測定体が曲率を持っている場
合、この曲率によってレーザ光の反射方向が変化してし
まい正確に測定できない。
【0004】又、被測定体の表面状態で反射光量と反射
光のレーザビーム形状とが異なるので、測定値の信頼性
が低下する。さらに、この方式では、三角測量で変位量
を測定するので、レーザ光の投光器と、被測定体と、受
光器との相対関係が変化した場合、測定値が変化してし
まい、再現性のある測定を行う場合、これら投光器、被
測定体及び受光器の高精度な位置合わせが必要となる。
【0005】レーザドップラ振動計を用いる第2の方式
では、測定できる被測定体の変位は、レーザ光の出射方
向と、被測定体からの反射レーザ光と、被測定体の変位
方向とが同じ方向の場合でしか測定できず、かつ被測定
体がレーザ光の進行方向に対して垂直方向に移動する場
合では変位は測定できない。
【0006】又、この方式では、上記第1の方式と同様
に、反射レーザ光を測定するので、曲率の大きな被測定
体に対する測定の場合、レーザ光の出射方向に対して大
きく傾いている場合、被測定体の表面の反射率が低い場
合などでは測定できない。
【0007】さらに、この方式では、被測定体の速度を
積分し変位を測定するので、応答速度が遅く、周波数の
高い変位は測定できない。フリンジスキャン法を用いた
第3の方式では、被測定体の変位量が大きいと干渉縞の
移動量が大きくなりすぎて測定が困難となり、このため
に測定できる変位量が制限される。
【0008】又、この方式では、被測定体の表面状態や
形状によって、干渉縞の分布やコントラストが異なるた
めに、測定値の信頼性が低下する。そこで本発明は、被
測定体を容易に測定エリアに合わせて正確な測定がで
き、測定の信頼性を向上できる振動測定装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、測定
用光を所定の焦点位置に集光し、この焦点位置に配置さ
れた被測定体を透過した光量変化を検出し、かつ測定用
光の焦点位置に光を集光してその反射光量に基づいて測
定用光の焦点位置に被測定体が配置されていることを検
出する光学系と、被測定体を透過した光量変化に基づい
て被測定体の少なくとも振動を求める処理手段とを備え
た振動測定装置において、少なくとも光学系を収納する
筐体と、この筐体を測定用光の焦点位置を中心として回
転させる回転機構と、を具備した振動測定装置である。
【0010】請求項2によれば、請求項1記載の振動測
定装置において、光学系は、測定用光を集光する投光光
学系と、この投光光学系の焦点位置に光を集光してその
反射光の光量に基づいて投光光学系の焦点位置に被測定
体が配置されていることを検出する位置出し光学系と、
投光光学系から投光された光を受光する受光光学系とを
備え、かつ回転機構は、少なくとも投光光学系と受光光
学系とを一体的に測定用光の焦点位置を中心として回転
させる機能を有する。請求項3によれば、請求項1記載
の振動測定装置において、回転機構及び筐体を一体的に
XYZ方向に移動させるXYZ移動機構を備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1乃至図4はワイヤボ
ンダ評価用の透過型レーザ式振動測定装置の構成図であ
って、図1は外観構成図、図2は上方A方向から見た光
学系の構成図、図3は側面B方向から見た光学系の構成
図、図4は上方A方向から見た回転機構の構成図であ
る。
【0012】筐体1の外部には、図2に示すようにレー
ザ電源2が備えられ、半導体レーザ3から出力されるレ
ーザ光の光出力を制御するものとなっている。このレー
ザ電源2としては、半導体レーザ3に流れる電流量を制
御する電流制御型電源と、半導体レーザ3に組み込まれ
たピンフォトダイオードの出力から半導体レーザ3の光
量を制御する光出力制御型電源と、半導体レーザ3の温
度を一定以内に制御する温度制御型電源とがあり、いず
れの電源を用いることができるが、ここでは光出力制御
型電源を用いる。
【0013】半導体レーザ3としては、波長670nm
の可視光のレーザ光を出力するものを用いるが、この半
導体レーザ3に代わって赤外波、可視光波長のいずれの
光源も用いることができる。
【0014】この半導体レーザ3から出力されるレーザ
光Qは、被測定体4、例えばワイヤボンダのキャピラリ
の振動する方向(イ)の偏光方向を持ち、かつビーム断
面強度がガウシアン分布になっている。
【0015】なお、ワイヤボンダは、超音波発振器10
0に発生する電圧及び電流を超音波振動子101に供給
して超音波振動させ、この超音波振動をホーン102の
先端部のキャピラリ4に伝達して、このキャピラリ4全
体を揺動させる。このキャピラリ4には、ボンディング
ワイヤが通っているので、キャピラリ4の揺動によりボ
ンディングが行われるようになっている。
【0016】この半導体レーザ3から出力されるレーザ
光Qの光路上には、レーザ光Qを所定の位置で、所定の
スポット形状を持つように集光して被測定体4に投光す
る投光光学系10が設けられている。
【0017】この投光光学系10について詳述すると、
図2に示すようにレーザ光Qの光路上には、コリメータ
レンズ11、ハーフミラー12、ピンホール13、集光
レンズ14、第1のプリズム15が配置され、この第1
のプリズム15の反射光路上に第2のプリズム16、さ
らに第2のプリズム16の反射光路上に第3のプリズム
17が配置されている。
【0018】コリメータレンズ11は、半導体レーザ3
から出力されたレーザ光Qのビームを平行光に変換する
ものであり、ハーフミラー12は、レーザ光Qをピンホ
ール13側と後述する位置出し光学系20とに分岐する
光学作用を持っている。
【0019】ピンホール13は、半径Wo のピンホール
孔が形成され、レーザ光Qのレーザビーム径をビーム半
径Wo に変換するものである。集光レンズ14は、焦点
距離fを有するもので、平行光のレーザ光Qを焦点位置
Sに集光する光学作用を持っている。
【0020】第1乃至第3のプリズム15〜17は、集
光レンズ14により集光されるレーザ光Qの光路を変換
するもので、レーザ光Qの光路を、第1のプリズム15
によりX方向に変換し、次に図1に示すように第2のプ
リズム16により負のZ方向に変換し、次に第3のプリ
ズム17によりY方向に変換して被測定体4に向けて出
射するものとなっている。
【0021】このように集光されるレーザ光Qの焦点位
置Sにおけるスポット径Wは、半導体レーザ3から出力
されるレーザ光Qの波長をλ、ピンホール孔の半径W
o 、集光レンズ14の焦点距離f、ピンホール13と集
光レンズ14との第1主平面までの距離Z1 によって次
式により決められる。
【0022】
【数1】
【0023】ここで、a=π*o *o /λ 又、集光レンズ14の第2主平面と焦点位置Sまでの距
離Z2 は、次式により決められる。
【0024】 Z2 =f−(W2 /Wo*(W2 /Wo*(f+Z1 ) …(2) 上記位置出し光学系20は、図2に示すように投光光学
系10の焦点位置Sにレーザ光Qi を集光してその反射
光の光量に基づいて投光光学系10の焦点位置Sに被測
定体4が配置されていることを検出する機能を有してい
る。
【0025】具体的に位置出し光学系20は、ハーフミ
ラー12で分岐されたレーザ光Qiを集光する集光レン
ズ21と、この集光レンズ21により集光されたレーザ
光Qi を投光光学系10の焦点位置Sと同一位置、又は
図5に示すように焦点位置Sの軸上の位置だし光焦点S
i に向かって光路を変換するミラー22とから構成され
ている。
【0026】図3にはかかるミラー22の配置角度を示
しており、レーザ光Qi は、投光光学系10から出射さ
れるレーザ光Qの光軸に対して垂直方向で、かつ焦点位
置Sと同一位置、又は位置だし光焦点Si に向かって、
例えば斜め上方の角度θ、例えば斜め上方の40度の方
向から照射するものとなっている。
【0027】なお、被測定体4の位置出しを行うには、
位置出し光学系20から出力されたレーザ光Qi が被測
定体に照射されたのを目視で確認すればよいが、これに
限らず、被測定体4の位置出しを行うために、被測定体
4にレーザ光Qi を照射したときの反射光を受光し、こ
の受光量を例えばオシロスコープなどの表示装置23に
表示する位置出し演算回路24を設けてもよい。
【0028】一方、受光光学系30は、図2に示すよう
に投光光学系10から投光され、被測定体4で遮光され
なかったレーザ光Qt を受光するもので、レーザ光Qt
の光路を変換するための第4〜第6のプリズム31〜3
3が配置されている。
【0029】このうち第4のプリズム31は、図1に示
すように第3のプリズム17の対向位置に配置され、レ
ーザ光Qt の光路を正のZ方向に変換し、次の第5のプ
リズム32は負のX方向に変換し、次の第6のプリズム
33は負のY方向に変換するように配置されている。
【0030】又、第5と第6のプリズムとの間には、図
2に示すように集光レンズ34が配置されている。この
集光レンズ34は、レーザ光Qt を所定の焦点位置に集
光するものである。
【0031】そして、第6のプリズム33の反射光路上
には、カラーフィルタ35、ピンフォトダイオード36
が配置されている。カラーフィルタ35は、ピンフォト
ダイオード36にレーザQt 以外の外乱光が入射しない
ように、レーザQt の波長λを選択的に透過させるため
に組み込まれている。
【0032】ピンフォトダイオード36は、受光面を集
光レンズ34の焦点位置に合わせて配置されるもので、
レーザQt を受光してその光量に応じた光電電流に変換
出力する機能を有している。
【0033】このピンフォトダイオード36の出力端子
には、ピンフォトダイオード36の光電電流を電圧に変
換する電流電圧変換アンプ37と、この電流電圧変換ア
ンプ37の出力電圧に所定の処理を施して電圧を増幅す
る増幅アンプ38とを介して図1に示す演算回路39が
接続されている。
【0034】ここで、被測定体4の形状が複雑な場合、
被測定体4を既知な距離だけ移動させたときの例えば増
幅アンプ38の直流出力を測定し、この増幅アンプ38
のゲインを調整することにより、被測定体4の形状によ
るレーザ光Qの透過光量変化を校正することができ、被
測定体4の形状に依存しない振動測定ができるものとな
る。
【0035】なお、被測定体4が不透明体であれば、レ
ーザ光Qの透過光量は、被測定体4の表面状態に依存し
ない。この演算回路39は、ピンフォトダイオード36
から出力され、電流電圧変換アンプ37及び増幅アンプ
38により処理の施された信号を入力し、この信号を直
流成分と交流成分とに分離し、このうち直流成分から被
測定体4の変位を求め、かつ交流成分から被測定体4の
振動振幅を求める機能を有している。
【0036】このように筐体1には、投光光学系10、
位置出し光学系20及び受光光学系30が組み込まれて
いる。この筐体1は、回転機構40の作動によってレー
ザ光Qの焦点位置Sを中心として矢印(ロ)方向に回転
するものとなっている。
【0037】この回転機構40は、図4に示すように半
円形状の固定板41を備え、この固定板41に対して筐
体1がレーザ光Qの焦点位置Sを中心として矢印(ロ)
方向に回転自在に設けられている。
【0038】この固定板41には、調整ねじ42が設け
られ、この調整ねじ42の先端部にラックが形成されて
いる。この調整ねじ42のラックは、筐体1に設けられ
たピニオン43に対して螺合している。なお、この調整
ねじ42は、ラックピニオン方式の機構に限らず、他の
方式の機構にしてもよい。
【0039】従って、この調整ねじ42を操作すること
により、筐体1がレーザ光Qの焦点位置Sを中心として
矢印(ロ)方向に回転する。又、固定板41の2箇所に
は、ロックねじ44、45が設けられている。そして、
筐体1側には、固定板41の湾曲面に対して接触する各
ローラ46、47が回転自在に設けられている。
【0040】この固定板41には、支持板48を介して
XYZステージ49が設けられている。このXYZステ
ージ49は、支持板48を介して回転機構40及び筐体
1を一体的にXYZ方向に移動する機能を有している。
【0041】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。被測定体4として例えばワイヤボンダの
キャピラリの振動を測定するには、この被測定体4が投
光光学系10の焦点位置Sの位置に合うように、測定装
置全体の位置合わせが行われる。
【0042】位置出し光学系20は、図2に示すように
半導体レーザ3から出力され、コリメータレンズ11で
平行光に変換され、ハーフミラー12で分岐されたレー
ザ光Qi を入射し、このレーザ光Qi を集光レンズ21
により投光光学系10の焦点位置Sと同一位置、又は図
5に示す焦点位置Sの軸上の位置だし光焦点Si に集光
する。
【0043】このとき、集光レンズ21により集光され
たレーザ光Qi は、ミラー22によって投光光学系10
の焦点位置Sと同一位置、又は位置だし光焦点Si に光
路が変換され、これら焦点位置Sと同一位置又は位置だ
し光焦点Si に向かって、例えば斜め上方の角度θ、例
えば図3に示すように斜め上方の40度の方向から照射
される。
【0044】被測定体4を、振動の測定点となる投光光
学系10の焦点位置Sと同一位置、又は位置だし光焦点
i に位置合わせするには、位置出し光学系20から出
射されたレーザ光Qi が被測定体4に照射するように、
回転機構40及びXYZステージ49を作動させればよ
い。
【0045】すなわち、XYZステージ49を作動させ
て筐体1に組み込まれている投光光学系10と受光光学
系30とを一体的にXYZ方向に移動し、かつ図4に示
すように回転機構40を回転動作させて投光光学系10
と受光光学系30とを一体的に投光光学系10の焦点位
置Sを中心として矢印(ロ)方向に回転させ、被測定体
4を投光光学系10の焦点位置Sと同一位置に位置合わ
せする。
【0046】なお、被測定体4の位置合わせの確認は、
位置出し光学系20から出力されたレーザ光Qi が被測
定体4に照射されたのを確認すればよい。又は被測定体
4にレーザ光Qi を照射したときの反射光を受光し、こ
の受光量を例えばオシロスコープなどの表示装置23に
表示することによって確認するようにしてもよい。
【0047】ところで、被測定体4が移動しながら振動
している場合、透過式振動計の場合、被測定体4の移動
方向は、投光光学系10から出射されるレーザ光Qの光
軸と平行でなければならない。もし、これら被測定体4
の移動方向と投光光学系10の光軸とが傾いていると、
被測定体4がレーザ光Qから外れてしまい、振動測定が
できなくなる。
【0048】ここで、通常の回転ステージにおいて、そ
の回転軸がステージ中心にある場合は、振動の測定点が
この回転軸上にない。このため、投光光学系10の光軸
と被測定体4の移動方向の傾きを調整するために回転ス
テージを調整すると、投光光学系10の光軸が平行移動
してしまい、被測定体4が光軸から外れてしまう。この
ような通常の回転ステージの機構では、傾きを調整する
とき、回転ステージとXYZステージとの両方を調整し
なければならない。
【0049】これに対して本発明装置では、回転機構4
0の回転中心を測定点である焦点位置Sに一致させてい
るので、一度、被測定体4を焦点位置Sに一致させれ
ば、回転機構40を動作させて筐体1を回転させても、
被測定体4は焦点位置Sから外れることはない。
【0050】従って、投光光学系10の光軸と被測定体
4の移動方向の傾き調整は、回転機構40の調整だけで
行える。すなわち、投光光学系10と受光光学系30と
は、被測定体4を挟む位置で、互いに対向して設置され
ているので、1台の回転機構40でこれら投光光学系1
0と受光光学系30との調整ができる。
【0051】このように被測定体4の位置合わせが行わ
れた後、被測定体4の振動測定が行われる。半導体レー
ザ3からレーザ光Qが出力されると、このレーザ光Q
は、コリメータレンズ11によりビームが平行光に変換
され、次のハーフミラー12を透過してピンホール13
に入射する。
【0052】このピンホール13でレーザ光Qは、ビー
ム半径Wo のレーザビーム径に変換され、次の集光レン
ズ14により焦点位置Sに集光される。そして、このレ
ーザ光Qは、第1乃至第3のプリズム15〜17により
それぞれ光路が変換され、被測定体4に照射される。
【0053】この被測定体4にレーザ光Qが照射された
とき、この被測定体4で遮光されずに透過したレーザ光
t は、受光光学系30の第4乃至第6のプリズム31
〜33でそれぞれ光路が変換され、カラーフィルタ35
を透過してピンフォトダイオード36に入射する。
【0054】このピンフォトダイオード36は、レーザ
t を受光してその光量に応じた光電電流に変換出力す
る。そして、このピンフォトダイオード36の光電電流
は、電流電圧変換アンプ37により電圧に変換され、次
の増幅アンプ38により電圧増幅され、演算回路39に
送られる。
【0055】ここで、被測定体4の形状が複雑な場合
は、被測定体4を既知な距離だけ移動させたときの例え
ば増幅アンプ38の直流出力を測定し、この増幅アンプ
38のゲインを調整して、被測定体4の形状によるレー
ザ光Qの透過光量変化を校正する。
【0056】演算回路39は、増幅アンプ38の増幅信
号を入力し、この信号を直流成分と交流成分とに分離
し、このうち直流成分から被測定体4の変位を求め、か
つ交流成分から被測定体4の振動振幅を求める。
【0057】このように上記一実施の形態においては、
投光光学系10からレーザ光Qを所定の焦点位置Sに集
光し、被測定体4を透過した光量変化を受光光学系30
により検出し、この光量変化に基づいて被測定体4の少
なくとも振動を求める場合、投光光学系10及び受光光
学系30を組み込んだ筐体1をレーザ光Qの焦点位置S
を中心として回転させる回転機構40を設けたので、被
測定体4を容易に測定エリアであるレーザ光Qの焦点位
置Sに合わせて正確な測定ができ、振動測定の信頼性を
向上できる。
【0058】そして、回転機構40及びその調整ねじ4
2の操作による調整時に、投光光学系10と受光光学系
30とを互いに位置関係を崩すことなく一体的に動くこ
とにより、測定装置本体と被測定体4との位置の調整が
容易にできる。
【0059】又、回転機構40の回転中心とレーザ光Q
の焦点位置Sとを一致させているので、レーザ光Qの光
軸を回転機構40により回転させるとき、被測定体4と
レーザ光Qの焦点位置Sとが移動しないので、レーザ光
Qの光軸と被測定体4の移動方向との位置合わせが容易
にできる。
【0060】被測定体4の形状が複雑な場合は、被測定
体4を既知な距離だけ移動させたときの例えば増幅アン
プ38の直流出力を測定し、この増幅アンプ38のゲイ
ンを調整することにより、被測定体4の形状によるレー
ザ光Qの透過光量変化を校正できる。
【0061】そのうえ、被測定体4で遮光されなかった
レーザ光Qi の光量を測定すること、又被測定体4の形
状に合わせて例えば増幅アンプ38のゲインを調整する
ことにより、被測定体4の表面状態、色、形状に依存し
ない振動測定ができる。
【0062】さらに、受光光学系30においてピンホー
ル径を変えるようにすれば、被測定体4の移動量に合わ
せた焦点深度を持たせることで、被測定体4が静止した
状態ではなく、レーザ光Qの光軸方向に移動している状
態でも、正確に振動量を測定できるものである。
【0063】又、被測定体4で測定スポット径を遮光し
ていく場合、被測定体4の変位量と光量変化は非線形で
ある。光量変化の直流信号を測定し、このデータを元に
交流信号のデータを補正することで、変位量と光量変化
の非線型性を補正し、直線性を向上できる。
【0064】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通り変形してもよい。例えば、ワ
イヤボンダのキャピラリの振動測定に適用した場合につ
いて説明したが、これに限らず、振動する被測定体の全
てについて適用できる。
【0065】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、被
測定体を容易に測定エリアに合わせて正確な測定がで
き、測定の信頼性を向上できる振動測定装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる透過型レーザ式振動測定装置の
一実施の形態を示す外観図。
【図2】同装置を上方A方向から見た光学系の構成図。
【図3】同装置を側面B方向から見た光学系の構成図。
【図4】同装置を上方A方向から見た回転機構の構成
図。
【図5】位置出し光学系の位置だし光焦点を示す模式
図。
【符号の説明】
1…筐体、 3…半導体レーザ、 4…被測定体(キャピラリ)、 10…投光光学系、 20…位置出し光学系、 30…受光光学系、 36…ピンフォトダイオード、 39…演算回路、 40…回転機構、 41…固定板、 42…調整ねじ、 48…支持板、 49…XYZステージ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用光を所定の焦点位置に集光し、こ
    の焦点位置に配置された被測定体を透過した光量変化を
    検出し、かつ前記測定用光の焦点位置に光を集光してそ
    の反射光量に基づいて前記測定用光の焦点位置に被測定
    体が配置されていることを検出する光学系と、前記被測
    定体を透過した光量変化に基づいて前記被測定体の少な
    くとも振動を求める処理手段とを備えた振動測定装置に
    おいて、 少なくとも前記光学系を収納する筐体と、 この筐体を前記測定用光の焦点位置を中心として回転さ
    せる回転機構と、を具備したことを特徴とする振動測定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系は、測定用光を集光する投光
    光学系と、この投光光学系の焦点位置に光を集光してそ
    の反射光の光量に基づいて前記投光光学系の焦点位置に
    被測定体が配置されていることを検出する位置出し光学
    系と、前記投光光学系から投光された光を受光する受光
    光学系とを備え、 かつ前記回転機構は、少なくとも前記投光光学系と前記
    受光光学系とを一体的に前記測定用光の焦点位置を中心
    として回転させる機能を有することを特徴とする請求項
    1記載の振動測定装置。
  3. 【請求項3】 前記回転機構及び前記筐体を一体的にX
    YZ方向に移動させるXYZ移動機構を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の振動測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510798A (ja) * 2014-03-07 2017-04-13 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung ワイヤボンダのキャピラリの振動振幅を測定するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017510798A (ja) * 2014-03-07 2017-04-13 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung ワイヤボンダのキャピラリの振動振幅を測定するための装置

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