JPH1024135A - バット用金属製中空体およびその製造方法 - Google Patents
バット用金属製中空体およびその製造方法Info
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- JPH1024135A JPH1024135A JP8183171A JP18317196A JPH1024135A JP H1024135 A JPH1024135 A JP H1024135A JP 8183171 A JP8183171 A JP 8183171A JP 18317196 A JP18317196 A JP 18317196A JP H1024135 A JPH1024135 A JP H1024135A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打球部にくぼみや変形が生じることがないよ
うにする。 【解決手段】 大径直管状部2aと、大径直管状部2aに連
なるテーパ管状部2bと、テーパ管状部2bに連なる小径直
管状部2cとからなり大径直管状部2aがバットの打球部と
なされる金属製中空体2 において、大径直管状部2a内周
面に軸線方向のリブ2dを多数形成する。
うにする。 【解決手段】 大径直管状部2aと、大径直管状部2aに連
なるテーパ管状部2bと、テーパ管状部2bに連なる小径直
管状部2cとからなり大径直管状部2aがバットの打球部と
なされる金属製中空体2 において、大径直管状部2a内周
面に軸線方向のリブ2dを多数形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球やソフトボー
ルを行うさいに使用する金属製中空バットに用いられる
バット用金属製中空体およびその製造方法に関する。
ルを行うさいに使用する金属製中空バットに用いられる
バット用金属製中空体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属バットに用いられる従来の金属製中
空体は、大径直管状部と、大径直管状部に連なるテーパ
管状部と、テーパ管状部に連なる小径直管状部とからな
っている。
空体は、大径直管状部と、大径直管状部に連なるテーパ
管状部と、テーパ管状部に連なる小径直管状部とからな
っている。
【0003】そして、この金属製中空体の大径直管状部
の端部開口をクロージング加工するあるいは閉鎖部材を
溶接するとともに小径直管状部の開口側端部にグリップ
エンド部材を溶接し、大径直管状部がバットの打球部と
なされ、小径直管状部のグリップエンド部材側端部がグ
リップ部となされるバットが製造される。
の端部開口をクロージング加工するあるいは閉鎖部材を
溶接するとともに小径直管状部の開口側端部にグリップ
エンド部材を溶接し、大径直管状部がバットの打球部と
なされ、小径直管状部のグリップエンド部材側端部がグ
リップ部となされるバットが製造される。
【0004】また、従来のバット用金属製中空体は、素
管の大径直管状部となる部分に芯パイプを差し込んだの
ち、スウェージング加工を施すことにより成形されてい
る。
管の大径直管状部となる部分に芯パイプを差し込んだの
ち、スウェージング加工を施すことにより成形されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属製中空体か
らなるバットの場合、その使用により打球部すなわち大
径直管状部にくぼみや変形が生じやすいという問題があ
る。このくぼみや変形を防止するために打球部の肉厚を
厚くして強度を高くすることが考えられる。しかしなが
ら、金属製中空体の肉厚を厚くするとバットが重くな
り、スイングスピードの減少を招き、打球の飛距離が小
さくなることは避けられない。
らなるバットの場合、その使用により打球部すなわち大
径直管状部にくぼみや変形が生じやすいという問題があ
る。このくぼみや変形を防止するために打球部の肉厚を
厚くして強度を高くすることが考えられる。しかしなが
ら、金属製中空体の肉厚を厚くするとバットが重くな
り、スイングスピードの減少を招き、打球の飛距離が小
さくなることは避けられない。
【0006】本発明の目的は、上記の課題を解決した、
打球部にくぼみや変形が生じることがない強靭かつ軽量
なバット用金属製中空体を提供することにある。
打球部にくぼみや変形が生じることがない強靭かつ軽量
なバット用金属製中空体を提供することにある。
【0007】また、上記の金属製中空体を安価かつ簡便
に製造する方法を提供することにある。
に製造する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるバット用金
属製中空体は、大径直管状部と、大径直管状部に連なる
テーパ管状部と、テーパ管状部に連なる小径直管状部と
からなり、大径直管状部がバットの打球部となされるバ
ット用金属製中空体であって、大径直管状部の内周面に
軸線方向のリブが多数形成されているものである。
属製中空体は、大径直管状部と、大径直管状部に連なる
テーパ管状部と、テーパ管状部に連なる小径直管状部と
からなり、大径直管状部がバットの打球部となされるバ
ット用金属製中空体であって、大径直管状部の内周面に
軸線方向のリブが多数形成されているものである。
【0009】上記の金属製中空体を以下の方法で製造す
ればよい。
ればよい。
【0010】外周面に軸線方向の凹条が多数形成されて
いる大径円柱状第1加工部と第1加工部に連なる円錐台
状第2加工部と第2加工部に連なる小径円柱状第3加工
部とからなる金型の第1加工部に、金型より短い素管を
嵌め被せ、金型と素管とを一体に回転させ、金型の第1
加工部側端部の外側に回転自在かつ金型の半径方向に移
動自在に配置されたそろばん珠状または小径の底面が第
3加工部側に位置した円錐台状のローラを、金型の軸線
方向に第3加工部側端部まで相対的に移動させるととも
にローラを素管の外周面に押圧することにより、素管を
延伸させつつ金型の各加工部に素管内周面を押し付け、
第1加工部により、バットの打球部となされる所定肉厚
の大径直管状部を成形するとともに大径直管状部の内周
面に多数のリブを形成し、第2加工部により、所定肉厚
のテーパ管状部を成形し、第3加工部により、所定肉厚
の小径直管状部を成形する。
いる大径円柱状第1加工部と第1加工部に連なる円錐台
状第2加工部と第2加工部に連なる小径円柱状第3加工
部とからなる金型の第1加工部に、金型より短い素管を
嵌め被せ、金型と素管とを一体に回転させ、金型の第1
加工部側端部の外側に回転自在かつ金型の半径方向に移
動自在に配置されたそろばん珠状または小径の底面が第
3加工部側に位置した円錐台状のローラを、金型の軸線
方向に第3加工部側端部まで相対的に移動させるととも
にローラを素管の外周面に押圧することにより、素管を
延伸させつつ金型の各加工部に素管内周面を押し付け、
第1加工部により、バットの打球部となされる所定肉厚
の大径直管状部を成形するとともに大径直管状部の内周
面に多数のリブを形成し、第2加工部により、所定肉厚
のテーパ管状部を成形し、第3加工部により、所定肉厚
の小径直管状部を成形する。
【0011】そうすれば、安価かつ簡便に本発明のバッ
トに用いられる金属製中空体を製造することができる。
トに用いられる金属製中空体を製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0013】図1および図2に本発明のアルミニウム製
中空体(金属製中空体)(2) の縦断面図が、図3および
図4に横断面図が示されている。中空体(2) は先端側の
大径直管状部(2a)と、大径直管状部(2a)に連なって基端
側に向かって細くなるテーパ管状部(2b)と、テーパ管状
部(2b)に連なって設けられた基端側の小径直管状部(2c)
とからなり、大径直管状部(2a)の横断面形状が内歯車状
に、すなわち大径直管状部(2a)内周面に軸線方向のリブ
(2d)が等間隔に多数形成されている。
中空体(金属製中空体)(2) の縦断面図が、図3および
図4に横断面図が示されている。中空体(2) は先端側の
大径直管状部(2a)と、大径直管状部(2a)に連なって基端
側に向かって細くなるテーパ管状部(2b)と、テーパ管状
部(2b)に連なって設けられた基端側の小径直管状部(2c)
とからなり、大径直管状部(2a)の横断面形状が内歯車状
に、すなわち大径直管状部(2a)内周面に軸線方向のリブ
(2d)が等間隔に多数形成されている。
【0014】以下、上記の中空体(2) の製造方法につい
て図5から図7を参照して説明する。
て図5から図7を参照して説明する。
【0015】図5に示した所定長さ、所定内径かつ所定
肉厚の素管(3) は公知の手段により、例えば後方回転し
ごき加工により筒状のブランクから成形される。なお、
素管(3) を成形するさいに生じた左端部の肉厚部は素管
(3) の成形後に即座に取り除く必要はない。
肉厚の素管(3) は公知の手段により、例えば後方回転し
ごき加工により筒状のブランクから成形される。なお、
素管(3) を成形するさいに生じた左端部の肉厚部は素管
(3) の成形後に即座に取り除く必要はない。
【0016】図5から図7に本発明の製造方法を実施す
るための製造装置の概略構成が示されている。製造装置
は、金型(4) を備えている。金型(4) は大径直管状第1
加工部(4a)と、第1加工部(4a)に連なる円錐台状第2加
工部(4b)と、第2加工部(4b)に連なる小径直管状第3加
工部(4c)とからなる。第1加工部(4a)の外周面に軸線方
向の凹条(4d)が多数形成されている。
るための製造装置の概略構成が示されている。製造装置
は、金型(4) を備えている。金型(4) は大径直管状第1
加工部(4a)と、第1加工部(4a)に連なる円錐台状第2加
工部(4b)と、第2加工部(4b)に連なる小径直管状第3加
工部(4c)とからなる。第1加工部(4a)の外周面に軸線方
向の凹条(4d)が多数形成されている。
【0017】金型(4) の左側端面に面板(5) が取り付け
られている。面板(5) は、回転軸(6) を介して図示しな
い適当な回転駆動装置に連結されている。金型(4) の右
側に中空筒状の挾持軸(7) が回転自在に配置されてい
る。挾持軸(7) の金型(4) 側端部すなわち左側端部にフ
ランジ(7a)が形成され、そのフランジ(7a)にリング状の
挾持板(8) が取り付けられている。また、挾持軸(7) は
図示しない適当な油圧装置等に連結されており、金型
(4) の軸線方向に移動自在かつ挾持軸(7) と挾持板(8)
が一体に回転自在になされている。
られている。面板(5) は、回転軸(6) を介して図示しな
い適当な回転駆動装置に連結されている。金型(4) の右
側に中空筒状の挾持軸(7) が回転自在に配置されてい
る。挾持軸(7) の金型(4) 側端部すなわち左側端部にフ
ランジ(7a)が形成され、そのフランジ(7a)にリング状の
挾持板(8) が取り付けられている。また、挾持軸(7) は
図示しない適当な油圧装置等に連結されており、金型
(4) の軸線方向に移動自在かつ挾持軸(7) と挾持板(8)
が一体に回転自在になされている。
【0018】金型(4) の第1加工部(4a)の下方に略そろ
ばん珠状の第1ローラ(9) が、上方に第1ローラ(9) と
同形状の第2ローラ(10)が、それぞれ自身の軸線と金型
(4)の軸線とが平行になるようにかつ回転自在に配置さ
れている。両ローラ(9)(10)の外周縁部が加工部(9a)(10
a) となされており、両加工部(9a)(10a) はそれぞれ外
方すなわち、上下方向に向かって先細に形成されてい
る。また、本実施形態の両ローラ(9)(10) においては、
右側面の傾斜がやや大きくなされている。両ローラ(9)
(10) はそれぞれ図示しない適当な駆動装置に連結さ
れ、金型(4) の半径方向および軸方向に移動自在になさ
れている。
ばん珠状の第1ローラ(9) が、上方に第1ローラ(9) と
同形状の第2ローラ(10)が、それぞれ自身の軸線と金型
(4)の軸線とが平行になるようにかつ回転自在に配置さ
れている。両ローラ(9)(10)の外周縁部が加工部(9a)(10
a) となされており、両加工部(9a)(10a) はそれぞれ外
方すなわち、上下方向に向かって先細に形成されてい
る。また、本実施形態の両ローラ(9)(10) においては、
右側面の傾斜がやや大きくなされている。両ローラ(9)
(10) はそれぞれ図示しない適当な駆動装置に連結さ
れ、金型(4) の半径方向および軸方向に移動自在になさ
れている。
【0019】そして、以下の手順により、中空体(2) が
製造される。
製造される。
【0020】まず、素管(3) を金型(4) の第1加工部(4
a)に嵌め被せる。なお、素管(3) の長さは金型(4) の長
さより短く形成されているとともにその体積は成形する
中空体(2) の体積にほぼ合致するようになされている。
また、素管(3) の長さおよび肉厚は成形する中空体(2)
の材質(本実施形態においてはアルミニウム)および肉
厚等により、適宜変更すればよい。そして、素管(3) を
金型に嵌め被せた後、挾持軸(7) を左方向に移動させ、
金型(4) の先端部を挾持板(8) および挾持軸(7) の中空
部内に位置させる。挾持軸(7) を、さらに左方向に移動
させ、挾持板(8) 左面を素管(3) の右端面に当接させ
て、挾持板(8) と面板(5) とにより素管(3) を強固に挾
持する。
a)に嵌め被せる。なお、素管(3) の長さは金型(4) の長
さより短く形成されているとともにその体積は成形する
中空体(2) の体積にほぼ合致するようになされている。
また、素管(3) の長さおよび肉厚は成形する中空体(2)
の材質(本実施形態においてはアルミニウム)および肉
厚等により、適宜変更すればよい。そして、素管(3) を
金型に嵌め被せた後、挾持軸(7) を左方向に移動させ、
金型(4) の先端部を挾持板(8) および挾持軸(7) の中空
部内に位置させる。挾持軸(7) を、さらに左方向に移動
させ、挾持板(8) 左面を素管(3) の右端面に当接させ
て、挾持板(8) と面板(5) とにより素管(3) を強固に挾
持する。
【0021】この後、回転軸(6) を回転駆動して面板
(5) および金型(4) を回転させる。この回転にともな
い、素管(3) 、挾持板(8) および挾持軸(7) が回転させ
られる。そして、金型(4) の第1加工部(4a)の下、上に
位置している両ローラ(9)(10) をそれぞれ素管(3) 外周
面に向かって、すなわち金型(4) の半径方向内方に移動
させるとともに右方向に移動させる。両ローラ(9)(10)
は、素管(3) の外周面に当接して素管(3) の回転に従動
して回転し、さらに両ローラ(9)(10) は金型(3) の半径
方向内方にかつ右方向に移動させられて両ローラの加工
部(9a)(10a) が素管(3) に食い込まさせられる。
(5) および金型(4) を回転させる。この回転にともな
い、素管(3) 、挾持板(8) および挾持軸(7) が回転させ
られる。そして、金型(4) の第1加工部(4a)の下、上に
位置している両ローラ(9)(10) をそれぞれ素管(3) 外周
面に向かって、すなわち金型(4) の半径方向内方に移動
させるとともに右方向に移動させる。両ローラ(9)(10)
は、素管(3) の外周面に当接して素管(3) の回転に従動
して回転し、さらに両ローラ(9)(10) は金型(3) の半径
方向内方にかつ右方向に移動させられて両ローラの加工
部(9a)(10a) が素管(3) に食い込まさせられる。
【0022】そして、両ローラ(9)(10) を第1加工部(4
a)の稜線に沿って右方向に移動させる。加工部(9a)(10
a) が素管(3) に食い込んだローラ(9)(10) を右方向に
移動させることにより、素管(3) は右方向に延伸される
とともに素管(3) の内周面が金型(4) の第1加工部(4a)
に押圧されて、各凹条(4d)に押圧された部分にリブ(2d)
が形成されるとともに第1加工部(4a)と同じ長さかつ所
定肉厚の大径直管状部(2a)が成形される。
a)の稜線に沿って右方向に移動させる。加工部(9a)(10
a) が素管(3) に食い込んだローラ(9)(10) を右方向に
移動させることにより、素管(3) は右方向に延伸される
とともに素管(3) の内周面が金型(4) の第1加工部(4a)
に押圧されて、各凹条(4d)に押圧された部分にリブ(2d)
が形成されるとともに第1加工部(4a)と同じ長さかつ所
定肉厚の大径直管状部(2a)が成形される。
【0023】上記の加工および以下に述べる加工を行う
さいに、素管(3) の延伸にともない、挾持板(8) が素管
(3) の右端面に当接した状態で、挾持軸(7) が右方向に
移動して素管(3) を挾持した状態を保つようになされて
いる。
さいに、素管(3) の延伸にともない、挾持板(8) が素管
(3) の右端面に当接した状態で、挾持軸(7) が右方向に
移動して素管(3) を挾持した状態を保つようになされて
いる。
【0024】次いで、両ローラ(9)(10) が第2加工部(4
b)の外周に達した後は、両ローラ(9)(10) を第2加工部
(4b)の稜線に沿って右方向に移動させる。両ローラ(9)
(10)を右方向に移動させることにより、素管(3) は右方
向に延伸されるとともに素管(3) の内周面が金型(4) の
第2加工部(4b)に押圧され、第2加工部(4b)と同じ長さ
かつ所定肉厚のテーパ管状部(2b)が成形される。
b)の外周に達した後は、両ローラ(9)(10) を第2加工部
(4b)の稜線に沿って右方向に移動させる。両ローラ(9)
(10)を右方向に移動させることにより、素管(3) は右方
向に延伸されるとともに素管(3) の内周面が金型(4) の
第2加工部(4b)に押圧され、第2加工部(4b)と同じ長さ
かつ所定肉厚のテーパ管状部(2b)が成形される。
【0025】さらに、両ローラ(9)(10) が第3加工部(4
c)の外周に達した後は、両ローラ(9)(10) をそれぞれ第
3加工部(4c)の稜線に沿って右方向に移動させる。両ロ
ーラ(9)(10) を第3加工部(4c)の稜線に沿って右方向に
移動させることにより素管(3) は右方向に延伸されると
ともに素管(3) の内周面が金型(4) の第3加工部(4c)に
押圧され、挾持板(8) が金型(4) の右端部に位置した時
点で挾持軸(7) の右方向への移動が停止して第3加工部
(4c)と同じ長さかつ所定肉厚の小径直管状部(2c)が成形
される。
c)の外周に達した後は、両ローラ(9)(10) をそれぞれ第
3加工部(4c)の稜線に沿って右方向に移動させる。両ロ
ーラ(9)(10) を第3加工部(4c)の稜線に沿って右方向に
移動させることにより素管(3) は右方向に延伸されると
ともに素管(3) の内周面が金型(4) の第3加工部(4c)に
押圧され、挾持板(8) が金型(4) の右端部に位置した時
点で挾持軸(7) の右方向への移動が停止して第3加工部
(4c)と同じ長さかつ所定肉厚の小径直管状部(2c)が成形
される。
【0026】そして、所定の形状に成形するさいに生じ
た右端部の肉厚部および素管(3) を成形するさいに生じ
た左端部の肉厚部は切削加工等により取り除かれて金属
製中空体(2) が成形される。
た右端部の肉厚部および素管(3) を成形するさいに生じ
た左端部の肉厚部は切削加工等により取り除かれて金属
製中空体(2) が成形される。
【0027】また、上記の方法により加工を行うさいに
第1ローラ(9) 、第2ローラ(10)の順で素管(3) 外周面
に向かって移動を開始して第1ローラ(9) が素管(3) に
食い込んだ後に第2ローラが素管(3) に食い込むように
するとともに、第1ローラ(9) の外周先端と金型(4) 外
周との距離、第2ローラ(10)の外周先端と金型(4) 外周
との距離、両距離の内、第1ローラ(9) と金型(4) 外周
との距離を大きくすれば、第1ローラ(9) により初期加
工された部分を第2ローラ(10)により仕上加工すること
ができ、素管(3) の加工を除々に行うことができるので
素管(3) および両ローラ(9)(10) に急に過大な負荷がか
からず加工をスムーズに行うことができる。
第1ローラ(9) 、第2ローラ(10)の順で素管(3) 外周面
に向かって移動を開始して第1ローラ(9) が素管(3) に
食い込んだ後に第2ローラが素管(3) に食い込むように
するとともに、第1ローラ(9) の外周先端と金型(4) 外
周との距離、第2ローラ(10)の外周先端と金型(4) 外周
との距離、両距離の内、第1ローラ(9) と金型(4) 外周
との距離を大きくすれば、第1ローラ(9) により初期加
工された部分を第2ローラ(10)により仕上加工すること
ができ、素管(3) の加工を除々に行うことができるので
素管(3) および両ローラ(9)(10) に急に過大な負荷がか
からず加工をスムーズに行うことができる。
【0028】なお、金属製中空体(2) の大径直管状部(2
a)の開口を閉じる加工および小径直管状部(2c)の開口側
端部にグリップエンドを取り付けて金属バットを製造す
る手順は従来と同様である。
a)の開口を閉じる加工および小径直管状部(2c)の開口側
端部にグリップエンドを取り付けて金属バットを製造す
る手順は従来と同様である。
【0029】上記実施形態においては、ローラが2個設
けられているが、ローラの数は2個に限るものではな
く、1個または3個以上でもよい。さらに、ローラの形
状も上記実施形態のローラ(9)(10) に限られるものでは
なく、素管の肉厚および成形する中空体の肉厚等により
適当な形状のローラを用いればよい。また、それぞれ異
なる形状のローラを用いてもよい。
けられているが、ローラの数は2個に限るものではな
く、1個または3個以上でもよい。さらに、ローラの形
状も上記実施形態のローラ(9)(10) に限られるものでは
なく、素管の肉厚および成形する中空体の肉厚等により
適当な形状のローラを用いればよい。また、それぞれ異
なる形状のローラを用いてもよい。
【0030】本発明の中空体の材質はアルミニウムに限
られるものではなく、アルミニウム合金または他の適当
な金属でもよい。
られるものではなく、アルミニウム合金または他の適当
な金属でもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の金属製中空体を用いたバットに
よれば、打球部となされる大径直管状部の内周面に、軸
線方向のリブが多数形成されているため、金属バットの
肉厚を厚くすることなく打球部の強度を高くすることが
でき、バットを重くすることなく打球部のくぼみや変形
を防止することができる。また、従来と同様の強度をも
たせるのであれば、打球部の肉厚を薄くして従来のバッ
トより軽くすることができるので、打球時のスイングス
ピードが速くなり、打球の飛距離が大きくなる。
よれば、打球部となされる大径直管状部の内周面に、軸
線方向のリブが多数形成されているため、金属バットの
肉厚を厚くすることなく打球部の強度を高くすることが
でき、バットを重くすることなく打球部のくぼみや変形
を防止することができる。また、従来と同様の強度をも
たせるのであれば、打球部の肉厚を薄くして従来のバッ
トより軽くすることができるので、打球時のスイングス
ピードが速くなり、打球の飛距離が大きくなる。
【0032】本発明の金属製中空体の製造方法によれ
ば、本発明のバット用金属製中空体を安価かつ簡便に製
造することができる。
ば、本発明のバット用金属製中空体を安価かつ簡便に製
造することができる。
【図1】本発明の金属製中空体の縦断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】本発明の金属製中空体の横断面図である。
【図4】図3の要部の拡大図である。
【図5】本発明の金属製中空体の製造方法を実施するた
めの装置の金属製中空体の製造前の概略構成図である。
めの装置の金属製中空体の製造前の概略構成図である。
【図6】図5の装置の金属製中空体の製造中の図であ
る。
る。
【図7】図5の装置の金属製中空体の製造終了時の図で
ある。
ある。
(2) 金属製中空体 (2a) 大径直管状部 (2b) テーパ管状部 (2c) 小径直管状部 (2d) リブ (3) 素管 (4) 金型 (4a) 第1加工部 (4b) 第2加工部 (4c) 第3加工部 (4d) 凹条 (9) ローラ(第1ローラ) (10) ローラ(第2ローラ)
フロントページの続き (71)出願人 596102067 ヘルムート コルテ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90265 マリブ クリフトップウェイ 18456 (72)発明者 阪口 鉄兵 大阪府柏原市円明町1000番18 サムテック 株式会社内 (72)発明者 ドナルド ツィマーマン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92649 ハンティングトンビーチ ビミニ レーン 16172 (72)発明者 ヘルムート コルテ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90265 マリブ クリフトップウェイ 18456
Claims (2)
- 【請求項1】 大径直管状部と、大径直管状部に連なる
テーパ管状部と、テーパ管状部に連なる小径直管状部と
からなり、大径直管状部がバットの打球部となされるバ
ット用金属製中空体において、 大径直管状部の内周面に軸線方向のリブが多数形成され
ていることを特徴とするバット用金属製中空体。 - 【請求項2】 外周面に軸線方向の凹条が多数形成され
ている大径円柱状第1加工部と第1加工部に連なる円錐
台状第2加工部と第2加工部に連なる小径円柱状第3加
工部とからなる金型の第1加工部に、金型より短い素管
を嵌め被せ、金型と素管とを一体に回転させ、金型の第
1加工部側端部の外側に回転自在かつ金型の半径方向に
移動自在に配置されたそろばん珠状または小径の底面が
第3加工部側に位置した円錐台状のローラを、金型の軸
線方向に第3加工部側端部まで相対的に移動させるとと
もにローラを素管の外周面に押圧することにより、 素管を延伸させつつ金型の各加工部に素管内周面を押し
付け、 第1加工部により、バットの打球部となされる所定肉厚
の大径直管状部を成形するとともに大径直管状部の内周
面に多数のリブを形成し、 第2加工部により、所定肉厚のテーパ管状部を成形し、 第3加工部により、所定肉厚の小径直管状部を成形する
ことを特徴とするバット用金属製中空体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183171A JPH1024135A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | バット用金属製中空体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183171A JPH1024135A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | バット用金属製中空体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1024135A true JPH1024135A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16131032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8183171A Pending JPH1024135A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | バット用金属製中空体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1024135A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355348A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-10 | Tatsuo Saito | 金属バット |
| CN106334297A (zh) * | 2015-07-14 | 2017-01-18 | 亚猎士科技股份有限公司 | 球棒结构 |
| CN106540421A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 威捷国际有限公司 | 球棒 |
| JP2019005804A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置の製造方法およびシリンダ装置 |
| CN112958643A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-06-15 | 欧文英 | 一种可加工超细金属管的设备及工艺 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183171A patent/JPH1024135A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355348A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-10 | Tatsuo Saito | 金属バット |
| CN106334297A (zh) * | 2015-07-14 | 2017-01-18 | 亚猎士科技股份有限公司 | 球棒结构 |
| CN106540421A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 威捷国际有限公司 | 球棒 |
| JP2019005804A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置の製造方法およびシリンダ装置 |
| CN112958643A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-06-15 | 欧文英 | 一种可加工超细金属管的设备及工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |