JPH1024860A - 走行ミッションのサイドクラッチ操作装置 - Google Patents

走行ミッションのサイドクラッチ操作装置

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JPH1024860A
JPH1024860A JP18212396A JP18212396A JPH1024860A JP H1024860 A JPH1024860 A JP H1024860A JP 18212396 A JP18212396 A JP 18212396A JP 18212396 A JP18212396 A JP 18212396A JP H1024860 A JPH1024860 A JP H1024860A
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JP
Japan
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shaft
clutch
pair
gear
transmission
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Pending
Application number
JP18212396A
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English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Takahiko Kamimura
孝彦 上村
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オペレ−タ−が手動操作或いは足によるペタ
ル操作を行うとき一度に大きな操作荷重を必要としない
走行ミッションを提供する。 【解決手段】 クラッチ軸5に設けたセンタ−ギヤ6の
両側に係脱自由に係合する左右一対のサイドクラッチギ
ヤ7、7’を設け、クラッチ軸5の近くに中間部を枢着
した左右一対のシフタ−12、12’を設け、この左右
のシフタ−12、12’の操作部側12aを前記サイド
クラッチギヤ7、7’にそれぞれ係合し、他端の受動部
側12bをミッションケ−スに軸装した操作軸13の操
作圏内に臨ませて設け、この操作軸13はミッションケ
−スの外部から伝達される操作力を受けて作動すると
き、前記シフタ−12、12’の受動部側12bを押圧
操作する左右一対の操作カム14、14’を設けるに、
左右一対の操作カム14、14の押圧タイミングを前後
にずらせて操作できる位相差αをつけた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行ミッションの
サイドクラッチ操作装置に関し、車輌の技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から土木機械や農業機械等の作業車
輌には、ステアリングによる操向装置の他に、サイドク
ラッチ装置とサイドブレ−キ装置とを組み合わせて方向
変換をする構成が多く採用されている。特に、走行装置
として、クロ−ラ等の無限軌道を使った車輌にはステア
リングによる操向装置よりも、サイドクラッチ装置とサ
イドブレ−キ装置とを組み合わせて方向変換をする構成
が適し、広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の走行ミ
ッションにおいてサイドクラッチ装置を採用している構
成にあっては、駐車ブレ−キをかける場合に左右両側の
サイドクラッチギヤをセンタ−ギヤから離脱させて伝動
を中断した後、走行装置に制動力を働かせる位置に移動
操作するとき、左右のサイドクラッチギヤを同時に摺動
操作する構成であるから、オペレ−タ−が手動操作或い
は足によるペタル操作を行うとき一度に大きな操作荷重
を必要とする機構上の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行車体1を推進するための走行装置
2、2’に回転動力を伝動する左右一対のホィ−ルシャ
フト3、3’をミッションケ−ス4に軸架して設け、該
ホィ−ルシャフト3、3’の伝動上手側には、クラッチ
軸5に設けたセンタ−ギヤ6の両側に該センタ−ギヤ6
に係脱自由に係合する左右一対のサイドクラッチギヤ
7、7’を軸方向に摺動可能に軸装して設け、該サイド
クラッチギヤ7、7’は伝動上手側のブレ−キ装置8を
装着した制動軸9に摺動自由に設けたクラッチ部材1
0、10’と伝動下手側の前記ホィ−ルシャフト3、
3’のホィ−ルギヤ11、11’とに伝動可能に係合し
て設け、前記ミッションケ−ス4のクラッチ軸5の近く
に中間部を枢着した左右一対のシフタ−12、12’を
設け、該左右のシフタ−12、12’の操作部側12a
を前記サイドクラッチギヤ7、7’にそれぞれ係合し、
他端の受動部側12bをミッションケ−ス4に軸装した
操作軸13の操作圏内に臨ませて設け、該操作軸13は
ミッションケ−ス4の外部から伝達される操作力を受け
て作動するとき、前記シフタ−12、12’の受動部側
12bを押圧操作する左右一対の操作カム14、14’
を設けるに、左右一対の操作カム14、14の押圧タイ
ミングを前後にずらせて操作できる位相差αをつけて設
けた走行ミッションのサイドクラッチ操作装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、本発明の実
施例を具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。走行車体1は、前部に刈取装置と穀稈搬送装置とか
らなる刈取前処理装置15を設け、上部には脱穀装置1
6を搭載して刈取脱穀作用を行うコンバインを構成して
いる。そして、コンバインは、走行装置2、2’として
クロ−ラを設け、乾田は勿論湿田においても走行できる
構成としている。
【0006】そして、走行ミッション17は、ミッショ
ンケ−ス4の上部に油圧ポンプ部18aと送油ケ−ス部
18bと油圧モ−タ−部18cとから構成した油圧変速
装置18を連設し、その下部に一連の伝動装置を内装し
て構成している。まず、油圧変速装置18は、両者の間
を循環するオイルの油路を形成した送油ケ−ス部18b
を中間にして、走行車体1に搭載した原動機から伝動さ
れる入力プ−リ−19を有する油圧ポンプ部18aを一
側上部に配置し、ミッションケ−ス4内の伝動装置に変
速した回転動力を伝動するための油圧モ−タ−部18c
を他側下部に配置して一体的に構成している。そして、
油圧変速装置18は、図10に示す油圧回路図に基づい
て後述する操作レバ−52の操作によって、前後進の切
替と増減速の調節ができる構成としている。
【0007】刈取クラッチ軸20は、油圧モ−タ−部1
8cの出力軸21の下方に軸架し、副変速装置22を構
成する小ギヤ23、中ギヤ24、大ギヤ25とを一体に
して軸方向に摺動自由に遊嵌している。なお、出力軸2
1の広幅ギヤ26は、図3に示すように、ギヤの幅を広
く形成して大ギヤ25が左右に摺動しても常時噛合する
構成としているから、従来のように別体の伝動ギヤを省
略できて低コスト設計となっている。
【0008】そして、刈取クラッチ軸20は、大ギヤ2
5の側方位置に爪式にした刈取クラッチ装置27を設
け、更に、その側部位置には一方向回転クラッチ装置2
8を軸装しており、延長して外部に露出させた位置に刈
取伝動プ−リ−29を軸着して構成している。中間軸3
0は、刈取クラッチ軸20の下手側に軸架し、小ギヤ2
3に噛合する変速大ギヤ31、中ギヤ24に噛合する変
速中ギヤ32、大ギヤ25に噛合する変速小ギヤ33を
軸着し、前記クラッチ軸20との間で副変速装置22を
構成している。
【0009】切換軸34は、その中間位置に後述するセ
ンタ−ギヤ6に噛合する中間伝動ギヤ35を軸着し、そ
の側部には常時変速小ギヤ33に噛合している伝動ギヤ
35’を軸着し、更に、側部位置には上部の緩旋回軸3
6に軸着している緩旋回歯車37と、下側の制動軸9に
遊嵌している旋回切換歯車38とに選択的に切り換えて
噛合できる正逆切換歯車39を軸方向に摺動自由に軸着
している。なお、緩旋回軸36は、軸着している小径ギ
ヤ40を前記旋回切換歯車38に常時噛合させており、
減速した回転動力を旋回切換歯車38に伝動する構成と
している。
【0010】そして、制動軸9は、図4に示すように、
右側に旋回切換歯車38を軸9に接続状態と遊嵌状態と
に切り換えるクラッチ装置41を設け、中間位置には左
右一対のクラッチ部材10、10’を摺動自由に遊嵌
し、後述するサイドクラッチギヤ7、7’に係合して側
方に摺動し係合装置42、42’に係合できる構成とし
ており、更に、左側にはブレ−キ装置8を設けている。
【0011】なお、前記クラッチ装置41を内装してい
る外側のクラッチケ−ス4aは、図4に一部を破断して
示すように、係止具4bによってミッションケ−ス4に
直接螺合して取り付けて構成している。したがって、こ
のクラッチケ−ス4aは、前記クラッチ装置41の作動
中において、クラッチ板を圧接する圧油が強制的に内部
に送り込まれたとき、油圧の反力を受けて外側に向かう
大きな力が作用しても上述の構成によってミッションケ
−ス4に強固に固着されているから破損されるおそれが
ない特徴を有する構成となっている。
【0012】そして、係合装置42、42’は、制動軸
9に一体に軸着され、旋回切換歯車38からクラッチ装
置41を介して伝達される回転力と、ブレ−キ装置8か
らの制動力とを、前述のとおり選択的に係合するクラッ
チ部材10、10’に伝達する構成としている。そし
て、この実施例に示す係合爪42aは、図4のように、
回転部材42bの外周縁から外方へ突出状態に配置さ
れ、クラッチ部材10、10’の係合爪10aとの係合
時に、その係合爪10aがオ−バ−ストロ−クの状態
(通常の係合位置よりも深く係合すること)に作動して
も突っ張る部材が存在しない構成としている。
【0013】しかも、係合爪42aと係合爪10aと
は、実施例においては、その対向する先端面を図11に
示す平面図のように、互いに向かい合った傾斜面42
c、10cをもつ突起状に形成した構成としている。し
たがって、クラッチ部材10、10’は、係合装置4
2、42’側に摺動して係合爪10aが係合爪42aに
係合しようとするとき、回転方向のどの位置においても
先端部同志が衝突したまま係合できない等のトラブルが
なく、向かい合う傾斜面42cと傾斜面10cとが滑り
ながらスム−スに係合することができる利点を有するも
のである。
【0014】そして、サイドクラッチギヤ7、7’は、
クラッチ軸5の中央位置に遊嵌して設けたセンタ−ギヤ
6の左右両側において、軸方向に摺動自由に設け、その
センタ−ギヤ6に係脱可能に操作できる構成としてい
る。この左右一対からなるサイドクラッチギヤ7、7’
は、前述の左右一対のクラッチ部材10、10’のそれ
ぞれに常時噛合しており、下側にあるホィ−ルシャフト
3、3’に軸着しているホィ−ルギヤ11、11’にも
常時噛合する構成としている。
【0015】そして、ホイ−ルシャフト3、3’は、ミ
ッションケ−ス4に軸受されて外方に延長し、端部に軸
着した駆動スプロケット43、43’によって前述した
走行装置2、2’を伝動する構成としている。左右一対
のシフタ−12、12’は、クラッチ軸5の近傍位置に
中間部を枢着しており、下側の操作部側12aを前述の
サイドクラッチギヤ7、7’に操作可能に連結し、上側
の受動部側12bを操作軸13の操作圏内に臨ませて位
置させて構成している。そして、操作軸13は、ミッシ
ョンケ−ス4に回動自由に軸受して一端をケ−ス4の外
側まで延長して連杆44を連結し、前記左右の受動部側
12bを押圧できる位置には操作カム14、14’を固
着して構成している。更に、この操作カム14、14’
は、図1及び図2に示すように、操作軸13の操作回転
方向に対して、左右を若干ずらせた位相差αを保持させ
て固着し、連杆44側から伝達される操作力を受けて操
作軸13が回転するとき、左右のシフタ−12、12’
の両方の受動部側12bを同時に押圧操作しないで、左
右の押圧操作のタイミングをずらせるように構成してい
る。
【0016】45は連杆であって、ブレ−キ装置8に連
結して機外から操作力を伝達して制動作用を行わせる構
成としている。そして、操作ワイヤ−46は、基端部を
走行車体1の操縦席47にある駐車ブレ−キ用のペタル
49に連結し、先端部をミッションケ−ス4の側部まで
延長してインナ−46aの先端部をブレ−キ装置8側の
作動杆45に連結し、アウタ−46bに先端部を操作軸
13に取り付けた連杆44に連結して構成している。
【0017】この実施例の構成において、連杆44と作
動杆45との両者を操作するのに要する操作力は、ブレ
−キ装置8側の操作力をサイドクラッチギヤ7、7’を
操作する操作軸13側より小にし、サイドクラッチギヤ
7、7’より先にブレ−キ装置8が作動して効き始める
ように構成している。なお、上述の構成は、復帰スプリ
ングに強弱の差を設けることにより可能である。
【0018】上記構成により、駐車ブレ−キは、サイド
クラッチギヤ7、7’の離脱、係合の前にブレ−キ装置
8が作動していることにより操作時の安全性を高めるこ
とができる利点がある。なお、前記シフタ−12、1
2’は、その受動部側12bが後述する油圧機構を介し
て自動操作されるプッシュシリンダ50、50’によっ
て操作される構成にしている。
【0019】すなわち、この実施例のシフタ−12、1
2’の受動部側12bは、図5に示しているように、前
述の操作カム14、14’によって押圧操作される面と
上述したプッシュシリンダ50、50’のプッシュロッ
ト50aに押圧される面とを同一面に構成したから、自
動と手動との操作機構を簡略にした利点がある。つぎ
に、図10に基づいて油圧回路を説明する。
【0020】まず、ブレ−キ装置8は、制動軸9の一方
側に設けた複数のブレ−キ板にその外周にある固定機枠
側の複数の押圧板を圧油によって圧接してその制動軸9
に制動力を与えるように構成している。そして、クラッ
チ装置41は、その制動軸9の他方側において、旋回切
換歯車38と制動軸9との間に油圧によって係脱操作さ
れる多板式のクラッチを設けて構成している。
【0021】そして、切換弁51は、上述のブレ−キ装
置8とクラッチ装置41とのいずれか一方側に圧油を送
るように切り換える2ポジションタイプとして油圧変速
装置18の操作レバ−52に設けた切換スイッチ53に
よって切り換え操作ができる構成としている。この場
合、切換弁51は、スイッチ53をON操作すると、通
電されたソレノイド54が励磁されて切り換わりクラッ
チ装置41側のクラッチ油路55に送油できる構成とし
ている。なお、56はブレ−キ油路を示す。
【0022】パワステレバ−56は、左右方向への傾倒
操作によってON操作できるスイッチ57、57’を下
部の両側に設け、サイドクラッチギヤ7、7’の切換弁
58を切り換え操作できる構成としている。なお、この
切換弁58は、上述したON操作によって通電されたソ
レノイド59、59’の励磁により切り換えができる3
ポジションタイプの構成としている。
【0023】そして、可変リリ−フバルブ60は、前記
パワステレバ−56の傾倒操作の度合いに応じてリリ−
フ圧が高くなる構成としている。なお、図10に示す油
圧回路中において、61はポンプ、50、50’は前述
したプッシュシリンダを示す。更に、62、62’は流
出口、63は圧油流路を示す。
【0024】別実施例1 つぎに、上述した本発明の実施例で述べたブレ−キ装置
8の別実施例を図12、図13に基づいて説明する。ブ
レ−キ装置70は、内側の制動軸9側に設けた複数枚の
圧接板71と外側の固定機枠72(ケ−ス73)側の複
数枚の制動板74とを交互に重合して配置しその側方に
押圧作動するブレ−キピストン75を設けて構成してい
る。そして、圧油室76は、前記ブレ−キピストン75
の側部でケ−ス73内に形成し、油圧機構によって圧油
が供給されると、ブレ−キピストン75を前記圧接板7
1と制動板74とを圧接する方向に押圧して移動する構
成としている。77は作動杆であって、図外のブレ−キ
ペタルに操作ワイヤ−で連結している。
【0025】ブレ−キピストン75は、ケ−ス73の内
側において回転できるように設け、前記作動杆77に一
体に連結しているカム78によって押されて回転する構
成としている。スチ−ルボ−ル79は、カバ−73の内
側の定位置に嵌合し、前記ブレ−キピストン75の側面
に圧接させて構成している。ブレ−キピストン75は、
スチ−ルボ−ル79に接触する側面を周方向に順次勾配
を持たせた傾斜面75aとし、回転にともなって順次ス
チ−ルボ−ル79が傾斜面75aを押圧して前記圧接板
71と制動板74とを圧接する方向に移動できる構成と
している。
【0026】以上のように構成したブレ−キ装置70
は、油圧機構によって操作する場合にはサイドブレ−キ
として機能し、圧油室76に圧油を供給すると、ブレ−
キピストン75は、押圧されて移動して圧接板71と制
動板74とを圧縮して密着状態に圧接して制動軸9に制
動力を伝達する。つぎに、ブレ−キ装置70は、駐車ブ
レ−キとして機械的に操作をする場合には図外のブレ−
キペタルを操作して操作ワイヤ−を介して作動杆77を
図12の仮想線の位置に作動する。すると、ブレ−キピ
ストン75は、回転するカム78によって強制的に回転
されて定位置にあるスチ−ルボ−ル79に対して傾斜面
75aが回転方向に移動し、順次押圧されて側方に摺動
する。
【0027】このようにして、ブレ−キピストン75
は、スチ−ルボ−ル79によって傾斜面75aを押圧さ
れながら移動して圧接板71と制動板74とを圧縮し、
密着状態に接触して制動軸9に制動力を伝達することに
なる。以上述べたように、この別実施例のブレ−キ装置
70は、比較的簡単な構成によって、自動と手動との両
方に使用できる装置として実用化できるものである。
【0028】つぎに本発明に係る実施例の作用について
説明する。まず、原動機が始動されると、回転動力は、
入力プ−リ−19から油圧変速装置18に達し、油圧ポ
ンプ部18a、油圧モ−タ−部18cに伝達されて出力
軸21を伝動する。そのとき、油圧変速装置18は、操
作レバ−52を前進側にして作業速の位置に操作し、更
に、副変速装置22を低速側に操作している。
【0029】すると、回転動力は、広幅ギヤ26、大ギ
ヤ25、小ギヤ23、変速大ギヤ31、変速小ギヤ3
3、伝動ギヤ35’を介して切換軸34に伝動される。
更に、回転動力は、切換軸34、中間伝動ギヤ35、セ
ンタ−ギヤ6、サイドクラッチギヤ7、7’、ホィルギ
ヤ11、11’、ホイルシャフト3、3’、駆動スプロ
ケット43、43’を経て左右両側の走行装置2、2’
を伝動する。
【0030】以上のようにして、コンバインは、走行装
置2、2’が駆動されて前進を開始し、刈取前処理装置
15と脱穀装置16の回転各部が伝動されて刈取脱穀作
業を行う。圃場の穀稈は、走行車体1の前進にともなっ
て前端下部の分草杆によって分草作用を受け、次いで穀
稈引起し装置の作用により倒伏状態から直立状態に引き
起こされる。そして、圃場の穀稈は、株元が刈取装置に
よって刈り取られ、穀稈搬送装置によって挾持されて上
方に搬送される。
【0031】このようにして、穀稈搬送装置の終端部分
に達した穀稈は、フィ−ドチエンに受け継がれて株元が
挟扼された状態で搬送されながら、穂先部分が扱室内の
扱胴によって脱穀される。そして、脱穀処理物は、下方
の選別室に達して選別風と揺動選別装置の作用を受けて
選別処理されるものである。以上のように、コンバイン
は、連続的に刈取脱穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を
収穫してグレンタンクに収集貯留する。
【0032】さて、次に、コンバインが圃場の端に達し
て走行車体1を旋回する操作について説明する。まず、
普通の条件の圃場で作業をしているときには、通常旋回
をするが、仮に、左旋回する場合について述べると、旋
回内側の走行装置2を停止し、旋回外側の走行装置2’
を駆動して旋回する。その場合、まず、パワステレバ−
56を左旋回側に操作すると、スイッチ57がONとな
って切換弁58を切り換える。
【0033】すると、サイドクラッチギヤ7は、プッシ
ュシリンダ50にポンプ61からの圧油が送られて作動
してシフタ−12を押圧操作して外側に移動し、センタ
−ギヤ6との伝動が断れるために左側の無端帯2を停止
して左旋回を開始する。そのとき、切換弁51は、図1
0の状態にあり、パワステレバ−56をさらに同じ方向
に操作を続けると、可変リリ−フバルブ60の圧力が順
次高くなって、圧油流路63を経て送られてきた圧油が
切り換え弁51を通りブレ−キ油路56からブレ−キ装
置8に送り込まれる。したがって、ブレ−キ装置8は、
センタ−ギヤ6から離脱しているサイドクラッチギヤ7
に、制動軸9、係合装置42、クラッチ部材10を介し
て制動力を与えることとなり、停止している走行装置2
にブレ−キをかける。
【0034】その結果、走行車体1は、旋回内側の走行
装置2を停止した状態にして旋回外側の走行装置2’を
駆動するから左旋回することができる。この場合、走行
車体10は、現実には前進、バックを繰り返しながら約
90度あるいは往復刈取を行うときは180度の旋回を
行う。次に、急旋回について述べる。
【0035】まず、左旋回する場合、最初に正逆切換歯
車39を旋回切換歯車38に噛合させた後、パワステレ
バ−56を左旋回側に操作すると、スイッチ57がON
となって切換弁58を切り換える。すると、サイドクラ
ッチギヤ7は、プッシュシリンダ50にポンプ61から
の圧油が送られて作動しシフタ−12によって外側に移
動し、センタ−ギヤ6との伝動が断れるために左側の伝
動を中止する。つぎに、切換弁51は、切換スイッチ5
3をONに操作すると、通電したソレノイド54が励磁
して切り換わり圧油流路63をクラッチ油路55に連通
させる。
【0036】このようにして、クラッチ装置41が油圧
によって作動して係合状態になると、正逆切換歯車39
から旋回切換歯車38に伝動されている回転動力は、前
記クラッチ装置41を介して制動軸9、係合装置42、
クラッチ部材10、サイドクラッチギヤ7、ホイルギヤ
11、ホイルシャフト3、駆動スプロケット43に伝動
されて走行装置2に伝動される。
【0037】したがって、走行装置2、2’は、一方側
2’が正転しているのに対して他方側2が逆転するか
ら、走行車体1をその場所で急旋回することができる。
また、緩旋回は、正逆切換歯車39を、図3に示すよう
に、緩旋回歯車37に噛合させた後、急旋回と同様に操
作すればよい。すなわち、回転動力は、正逆切換歯車3
9から緩旋回歯車37、緩旋回軸36、小径歯車40、
旋回切換歯車38に達し、クラッチ装置41に至る。し
たがって、走行車体1は、旋回内側の走行装置2を外側
の走行装置2’より低速で伝動し大きな回転半径を描き
ながら緩やかに旋回する。
【0038】さて、つぎに、作業を中断して、走行車体
1を駐車するために、駐車ブレ−キを操作する場合に
は、まず、オペレ−タ−は、足によってブレ−キペタル
49を踏み込み操作する。すると、連杆44と45と
は、図7に仮想線で示すように、連杆45が操作ワイヤ
−46のインナ−46aによって引かれてブレ−キ装置
8に制動力を働かせ、連杆44がアウタ−46bによっ
て押されて連杆45とは逆方向に回動し操作軸13を回
転させる。
【0039】すると、操作カム14、14’は、操作軸
13と一体に回動してシフタ−12、12’の受動側1
2bに移動して押圧操作を開始するが、一対の操作カム
14、14’には位相差αがあるために、図1に示すよ
うに、一方側の操作カム14’が先にシフタ−12’の
受動部側12bに作用し、タイミングがずれて後から他
方の操作カム14が他方のシフタ−12の受動部側12
bを押圧操作する。したがって、左右一対のシフタ−1
2、12’は、多少の時間的ずれを持って操作部側12
aがサイドクラッチギヤ7、7’をセンタ−ギヤ6から
外側に離す方向に摺動させて制動軸9に係合できる位置
まで移動して走行装置2、2’に駐車ブレ−キを与える
ものである。
【0040】以上述べたように、操作軸13は、外部か
ら操作力を受けて回動する過程で左右の操作カム14、
14’が位相差αに基づくタイムラグのもとに左右のシ
フタ−12、12’を順番に押圧操作するから、操作荷
重を分散することができた。したがって、オペレ−タ−
は、操作荷重が従来のように一度に集中しないから軽
く、楽に操作ができるものとなった。
【0041】
【発明の作用効果】本発明は、走行車体1を推進するた
めの走行装置2、2’に回転動力を伝動する左右一対の
ホィ−ルシャフト3、3’をミッションケ−ス4に軸架
して設け、該ホィ−ルシャフト3、3’の伝動上手側に
は、クラッチ軸5に設けたセンタ−ギヤ6の両側に該セ
ンタ−ギヤ6に係脱自由に係合する左右一対のサイドク
ラッチギヤ7、7’を軸方向に摺動可能に軸装して設
け、該サイドクラッチギヤ7、7’は伝動上手側のブレ
−キ装置8を装着した制動軸9に摺動自由に設けたクラ
ッチ部材8と伝動下手側の前記ホィ−ルシャフト3、
3’のホィ−ルギヤ11、11’とに伝動可能に係合し
て設け、前記ミッションケ−ス4のクラッチ軸5の近く
に中間部を枢着した左右一対のシフタ−12、12’を
設け、該左右のシフタ−12、12’の操作部側12a
を前記サイドクラッチギヤ7、7’にそれぞれ係合し、
他端の受動部側12bをミッションケ−ス4に軸装した
操作軸13の操作圏内に臨ませて設け、該操作軸13は
ミッションケ−ス4の外部から伝達される操作力を受け
て作動するとき、前記シフタ−12、12’の受動部側
12bを押圧操作する左右一対の操作カム14、14’
を設けるに、左右一対の操作カム14、14’の押圧タ
イミングを前後にずらせて操作できる位相差αをつけて
設けたものであるから、左右のクラッチ操作のタイミン
グをずらせて行うことが可能となり、操作荷重を一度に
必要とせず分散させることができた。したがって、オペ
レ−タ−は、従来に比して楽にクラッチの切り操作がで
きる特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、要部の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施例であって、要部の作用側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例であって、展開した正面図であ
る。
【図4】本発明の実施例であって、一部の拡大正面図で
ある。
【図5】本発明の実施例であって、一部の拡大平面図で
ある。
【図6】本発明の実施例であって、一部の側面図であ
る。
【図7】本発明の実施例であって、一部を破断した作用
側面図である。
【図8】本発明の実施例であって、側面図である。
【図9】本発明の実施例であって、全体側面図である。
【図10】本発明の実施例であって、油圧回路図であ
る。
【図11】本発明の実施例であって、作用平面図であ
る。
【図12】本発明の別実施例1であって、作用側面図で
ある。
【図13】本発明の別実施例1であって、正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車体 2、2’ 走行装置 3、3’
ホィ−ルシャフト 4 ミッションケ−ス 5 クラッチ軸 6
センタ−ギヤ 7、7’ サイドクラッチギヤ 8 ブレ−キ装置
9 制動軸 10、10’ クラッチ部材 11、11’ ホィ
−ルギヤ 12、12’ シフタ− 13 操作軸 1
4、14’ 操作カム α 位相差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のa〜eの各構成要件を組み合わせ
    てなる走行ミッションのサイドクラッチ操作装置、 a、走行車体1を推進するための走行装置2、2’に回
    転動力を伝動する左右一対のホィ−ルシャフト3、3’
    をミッションケ−ス4に軸架して設けた構成であるこ
    と、 b、該ホィ−ルシャフト3、3’の伝動上手側には、ク
    ラッチ軸5に設けたセンタ−ギヤ6の両側に該センタ−
    ギヤ6に係脱自由に係合する左右一対のサイドクラッチ
    ギヤ7、7’を軸方向に摺動可能に軸装して設けた構成
    であること、 c、該サイドクラッチギヤ7、7’は伝動上手側のブレ
    −キ装置8を装着した制動軸9に摺動自由に設けたクラ
    ッチ部材10、10’と伝動下手側の前記ホィ−ルシャ
    フト3、3’のホィ−ルギヤ11、11’とに伝動可能
    に係合して設けた構成であること、 d、前記ミッションケ−ス4のクラッチ軸5の近くに中
    間部を枢着した左右一対のシフタ−12、12’を設
    け、該左右のシフタ−12、12’の操作部側12aを
    前記サイドクラッチギヤ7、7’にそれぞれ係合し、他
    端の受動部側12bをミッションケ−ス4に軸装した操
    作軸13の近傍位置に臨ませて設けた構成であること、 e、該操作軸13はミッションケ−ス4の外部から伝達
    される操作力を受けて作動するとき、前記シフタ−1
    2、12’の受動部側12bを押圧操作する左右一対の
    操作カム14、14’を設けるに、左右一対の操作カム
    14、14’の押圧タイミングを前後にずらせて操作で
    きる位相差αをつけて設けた構成であること。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117225695A (zh) * 2023-11-09 2023-12-15 山东省路桥集团有限公司 一种道路桥梁施工用摆动式筛分机

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