JPH10252322A - 角芯の固定構造 - Google Patents
角芯の固定構造Info
- Publication number
- JPH10252322A JPH10252322A JP8225597A JP8225597A JPH10252322A JP H10252322 A JPH10252322 A JP H10252322A JP 8225597 A JP8225597 A JP 8225597A JP 8225597 A JP8225597 A JP 8225597A JP H10252322 A JPH10252322 A JP H10252322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square
- elastic member
- square core
- core
- square hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 錠ケースに組み込まれたハブの角孔内に挿通
される角芯ががたつき、使用感が悪いといった課題があ
った。 【解決手段】 ハブ40の角孔41内に弾性部材10が
配置される。弾性部材10は角孔41内を狭窄するよう
な円弧形状とする。弾性部材10は水平面と鉛直面の2
面に配置し、角芯4を鉛直方向と水平方向に押圧するよ
うにする。
される角芯ががたつき、使用感が悪いといった課題があ
った。 【解決手段】 ハブ40の角孔41内に弾性部材10が
配置される。弾性部材10は角孔41内を狭窄するよう
な円弧形状とする。弾性部材10は水平面と鉛直面の2
面に配置し、角芯4を鉛直方向と水平方向に押圧するよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠ケースに組み込
まれたハブの角孔内に挿通される角芯を固定する角芯の
固定構造に関し、詳しくは角芯がハブの角孔内でがたつ
くことなく強固に固定されるようにした角芯の固定構造
に関するものである。
まれたハブの角孔内に挿通される角芯を固定する角芯の
固定構造に関し、詳しくは角芯がハブの角孔内でがたつ
くことなく強固に固定されるようにした角芯の固定構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラッチ錠やその他の錠前は、図5に示す
ように、開口部を有する有底筒状の錠ケース1内に組み
込まれたハブ40の回動に伴って、錠ケース1の開口部
からラッチボルト2が突出・退入するようにしたもので
ある。ハブ40は図6に示すように、中心に角孔41を
設け、二つの凸部42,42を反対方向に突設したもの
である。ハブ40に穿設した角孔41には、レバーや握
り玉などのハンドル3と一体化される角芯4が挿通され
る。ハブ40に突設した二つの凸部42,42には、圧
縮バネ(図示せず)が当接され、回転したハブ40が強
制的に元の状態に戻されるようにされている。
ように、開口部を有する有底筒状の錠ケース1内に組み
込まれたハブ40の回動に伴って、錠ケース1の開口部
からラッチボルト2が突出・退入するようにしたもので
ある。ハブ40は図6に示すように、中心に角孔41を
設け、二つの凸部42,42を反対方向に突設したもの
である。ハブ40に穿設した角孔41には、レバーや握
り玉などのハンドル3と一体化される角芯4が挿通され
る。ハブ40に突設した二つの凸部42,42には、圧
縮バネ(図示せず)が当接され、回転したハブ40が強
制的に元の状態に戻されるようにされている。
【0003】すなわち、ハンドル3が回されると、その
回転力が角芯4に伝えられ、角芯4が回ることによって
ハブ40も回り、ラッチボルト2が退入する。したがっ
て、開扉するためにラッチボルト2を退入させるには、
ハンドル3を回す必要がある。ハンドル3が回されたと
きに、ハンドル3ががたつくと使用感が悪くなるため、
ハンドル3、角芯4そしてハブ40は強固に固定される
ことが望ましい。ハンドル3と角芯4とはネジ止めする
ことが可能なため、両者間でがたつきが生じることがな
いように固定することができる。
回転力が角芯4に伝えられ、角芯4が回ることによって
ハブ40も回り、ラッチボルト2が退入する。したがっ
て、開扉するためにラッチボルト2を退入させるには、
ハンドル3を回す必要がある。ハンドル3が回されたと
きに、ハンドル3ががたつくと使用感が悪くなるため、
ハンドル3、角芯4そしてハブ40は強固に固定される
ことが望ましい。ハンドル3と角芯4とはネジ止めする
ことが可能なため、両者間でがたつきが生じることがな
いように固定することができる。
【0004】しかし、角芯4はハブ40の角孔41を挿
通する構造であるため、角芯4とハブ40とはネジ止め
することができず、強固に固定することが困難であり、
角芯4はハブ40の角孔41内でがたつきが生じやすか
った。このため、角芯4とハブ40との間でがたつきが
生じにくいようにした角芯4の固定構造も各種提案され
ている。たとえば図7に示す角芯4の固定構造は、実開
願平6−74764号に開示された考案であり、角芯4
の構造を、一対の四角柱状部材101,101の間に間
隙102を形成し、この間隙102内に薄板状の押し板
103が挿入されるようにしたものである。押し板10
3の露出部は、一方のハンドル3の角孔41からネジに
よって四角柱状部材101,101の間に向かって押圧
されるようにし、四角柱状部材101,101の間から
押し板103の一部を、紙面の表面側又は裏面側へ突出
させ、この突出部をハブ40の角孔41の平面部に当接
することにより、角芯4がハブ40の角孔41内に固定
される。
通する構造であるため、角芯4とハブ40とはネジ止め
することができず、強固に固定することが困難であり、
角芯4はハブ40の角孔41内でがたつきが生じやすか
った。このため、角芯4とハブ40との間でがたつきが
生じにくいようにした角芯4の固定構造も各種提案され
ている。たとえば図7に示す角芯4の固定構造は、実開
願平6−74764号に開示された考案であり、角芯4
の構造を、一対の四角柱状部材101,101の間に間
隙102を形成し、この間隙102内に薄板状の押し板
103が挿入されるようにしたものである。押し板10
3の露出部は、一方のハンドル3の角孔41からネジに
よって四角柱状部材101,101の間に向かって押圧
されるようにし、四角柱状部材101,101の間から
押し板103の一部を、紙面の表面側又は裏面側へ突出
させ、この突出部をハブ40の角孔41の平面部に当接
することにより、角芯4がハブ40の角孔41内に固定
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
よる角芯4は、突出部がハブ40の角孔41の平面部分
に押圧されるものであるから、鉛直方向には強固に固定
される。しかし、角芯4の押し板103の当接面に対す
る水平方向への固定力は、単に角芯4と角孔41との平
面部分同士の摩擦力によるのみであるから、もし角芯4
の側面と角孔41との間に隙間があると、角芯4がハブ
40の角孔41の中で水平方向にがたつき、うまく固定
されないという欠点があった。
よる角芯4は、突出部がハブ40の角孔41の平面部分
に押圧されるものであるから、鉛直方向には強固に固定
される。しかし、角芯4の押し板103の当接面に対す
る水平方向への固定力は、単に角芯4と角孔41との平
面部分同士の摩擦力によるのみであるから、もし角芯4
の側面と角孔41との間に隙間があると、角芯4がハブ
40の角孔41の中で水平方向にがたつき、うまく固定
されないという欠点があった。
【0006】そこで本発明は、角芯がハブの角孔内で鉛
直方向にも水平方向にもがたつくことなく、強固に固定
されるようにした角芯の固定構造を提供することを目的
とする。なお、上記した「水平」「鉛直」や、後記する
「垂直」の文言は、説明を容易にするために便宜上使用
したものであり、実際の角芯4等の角度は任意であるの
で、何れの部位が水平であるとも垂直であるとも言えな
い。
直方向にも水平方向にもがたつくことなく、強固に固定
されるようにした角芯の固定構造を提供することを目的
とする。なお、上記した「水平」「鉛直」や、後記する
「垂直」の文言は、説明を容易にするために便宜上使用
したものであり、実際の角芯4等の角度は任意であるの
で、何れの部位が水平であるとも垂直であるとも言えな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の角芯の固定構造は、錠ケースに組み込まれたハブの角
孔内に挿通される角芯を固定する角芯の固定構造におい
て、角孔と角芯の間に弾性部材を配し、該弾性部材によ
って角芯を2方向から押圧することを特徴とする角芯の
固定構造である。
の角芯の固定構造は、錠ケースに組み込まれたハブの角
孔内に挿通される角芯を固定する角芯の固定構造におい
て、角孔と角芯の間に弾性部材を配し、該弾性部材によ
って角芯を2方向から押圧することを特徴とする角芯の
固定構造である。
【0008】上記の角芯の固定構造によれば、弾性部材
が配された角孔内に角芯が挿通されると、弾性部材が変
形し、角孔内の角芯は弾性部材によって2方向から押圧
されて強固に固定される。
が配された角孔内に角芯が挿通されると、弾性部材が変
形し、角孔内の角芯は弾性部材によって2方向から押圧
されて強固に固定される。
【0009】上記の目的を達成するための別の角芯の固
定構造は、錠ケースに組み込まれたハブの角孔内に挿通
される角芯を固定する角芯の固定構造において、二以上
の部材片を一体に有する弾性部材を備え、角孔と角芯の
間に前記弾性部材を配し、前記二以上の部材片は角孔の
二以上の内面と接して角芯を2方向から押圧することを
特徴とする角芯の固定構造である。
定構造は、錠ケースに組み込まれたハブの角孔内に挿通
される角芯を固定する角芯の固定構造において、二以上
の部材片を一体に有する弾性部材を備え、角孔と角芯の
間に前記弾性部材を配し、前記二以上の部材片は角孔の
二以上の内面と接して角芯を2方向から押圧することを
特徴とする角芯の固定構造である。
【0010】本発明の角芯の固定構造では、弾性部材が
二以上の部材片を有するので、弾性部材を角孔内に配置
する作業性が向上する。
二以上の部材片を有するので、弾性部材を角孔内に配置
する作業性が向上する。
【0011】また上記の発明に改良を加えた角芯の固定
構造は、弾性部材は円弧形状に反った板体によって構成
され、少なくとも一端部に係止片を形成したことを特徴
とする請求項1又は2に記載の角芯の固定構造である。
構造は、弾性部材は円弧形状に反った板体によって構成
され、少なくとも一端部に係止片を形成したことを特徴
とする請求項1又は2に記載の角芯の固定構造である。
【0012】上記の角芯の固定構造によれば、円弧形状
の弾性部材は、角芯が角孔内に挿通されると偏平状に変
形し、元の円弧形状に復元しようとするバネ力によって
角芯を押圧する。また、弾性部材の少なくとも一端部に
形成した係止片が、ハブの端面と衝合することにより、
角芯が角孔内に挿通される際に、弾性部材は位置ずれす
ることがない。
の弾性部材は、角芯が角孔内に挿通されると偏平状に変
形し、元の円弧形状に復元しようとするバネ力によって
角芯を押圧する。また、弾性部材の少なくとも一端部に
形成した係止片が、ハブの端面と衝合することにより、
角芯が角孔内に挿通される際に、弾性部材は位置ずれす
ることがない。
【0013】上記の目的を達成するためのさらに別の角
芯の固定構造は、弾性部材は二以上の部材片を一体に有
していて、断面形状が略L字状であり、部材片同士の結
合部分にスリットを設けたことを特徴とする請求項2又
は3に記載の角芯の固定構造である。
芯の固定構造は、弾性部材は二以上の部材片を一体に有
していて、断面形状が略L字状であり、部材片同士の結
合部分にスリットを設けたことを特徴とする請求項2又
は3に記載の角芯の固定構造である。
【0014】上記の目的を達成するためのさらに別の角
芯の固定構造は、1本以上の凸条を弾性部材の角芯との
当接部位に形成したことを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載の角芯の固定構造である。
芯の固定構造は、1本以上の凸条を弾性部材の角芯との
当接部位に形成したことを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載の角芯の固定構造である。
【0015】上記の角芯の固定構造によれば、弾性部材
に形成した凸条によって狭窄された角孔内に角芯が挿通
されると、凸条が偏平状に変形する。弾性部材が元の凸
条に復元しようとするバネ力によって、角芯が押圧され
て固定される。ここで凸条は、軸方向と直交する方向に
形成することが望ましい。凸条を軸方向と直交する方向
に形成すると、角孔内に挿通された角芯は、軸方向に位
置ずれしにくいように押圧される。
に形成した凸条によって狭窄された角孔内に角芯が挿通
されると、凸条が偏平状に変形する。弾性部材が元の凸
条に復元しようとするバネ力によって、角芯が押圧され
て固定される。ここで凸条は、軸方向と直交する方向に
形成することが望ましい。凸条を軸方向と直交する方向
に形成すると、角孔内に挿通された角芯は、軸方向に位
置ずれしにくいように押圧される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1から図
4を参照して説明する。図1は、本発明に係る第1例の
角芯の固定構造に使用する弾性部材の斜視図及び弾性部
材の係止部の拡大斜視図である。図2は、第1例の弾性
部材をハブの角孔に配置したときの断面図である。図3
は、本発明に係る第2例の角芯の固定構造に使用する弾
性部材の斜視図である。図4は、本発明に係る第3例の
角芯の固定構造に使用する弾性部材の斜視図である。な
お、従来の技術と同一部分は同一符号を付して、その説
明を省略する。
4を参照して説明する。図1は、本発明に係る第1例の
角芯の固定構造に使用する弾性部材の斜視図及び弾性部
材の係止部の拡大斜視図である。図2は、第1例の弾性
部材をハブの角孔に配置したときの断面図である。図3
は、本発明に係る第2例の角芯の固定構造に使用する弾
性部材の斜視図である。図4は、本発明に係る第3例の
角芯の固定構造に使用する弾性部材の斜視図である。な
お、従来の技術と同一部分は同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0017】本発明に係る角芯4の固定構造は、ハブ4
0の角孔41内に弾性部材10,20,30を配置した
ことを特徴とするものである。第1例の弾性部材10は
図1(a)に示すように、板バネを反らして円弧形状に
成形し、少なくとも一端部、好ましくは両端部を折曲
し、係止片11を形成したものである。係止片11の形
状は、例えば図1(b)の様な小片形状であり、本体部
分に対して60°から90°程度の角度となる様に曲げ
加工されたものが採用可能である。また係止片11は、
図1(c)の様に、装着を容易にする目的から端部側を
広げた形状とすることも推奨される。逆に係止片11
は、図1(d)の様に、先端部を内側に折り曲げた構成
も推奨される。図1(d)の構成は、装着時の強度の向
上を意図したものである。
0の角孔41内に弾性部材10,20,30を配置した
ことを特徴とするものである。第1例の弾性部材10は
図1(a)に示すように、板バネを反らして円弧形状に
成形し、少なくとも一端部、好ましくは両端部を折曲
し、係止片11を形成したものである。係止片11の形
状は、例えば図1(b)の様な小片形状であり、本体部
分に対して60°から90°程度の角度となる様に曲げ
加工されたものが採用可能である。また係止片11は、
図1(c)の様に、装着を容易にする目的から端部側を
広げた形状とすることも推奨される。逆に係止片11
は、図1(d)の様に、先端部を内側に折り曲げた構成
も推奨される。図1(d)の構成は、装着時の強度の向
上を意図したものである。
【0018】弾性部材10の本体部分は図2に示すよう
に、長さが角孔41の長さと一致し、角孔41の奥側ほ
ど狭窄されるような円弧形状とする。係止片11はハブ
40の端面と衝合し、弾性部材10が位置ずれしないよ
うにするものである。したがって、ハブ40の端面には
係止片11を嵌合する段差部43を形成し、係止片11
がハブ40の端面から突出しないようにする。また、弾
性部材10は角孔41を水平方向と鉛直方向の2方向に
狭窄するように角孔41の水平面と鉛直面とに配置す
る。したがって、弾性部材10の幅は角孔41の幅より
も若干、狭くする。
に、長さが角孔41の長さと一致し、角孔41の奥側ほ
ど狭窄されるような円弧形状とする。係止片11はハブ
40の端面と衝合し、弾性部材10が位置ずれしないよ
うにするものである。したがって、ハブ40の端面には
係止片11を嵌合する段差部43を形成し、係止片11
がハブ40の端面から突出しないようにする。また、弾
性部材10は角孔41を水平方向と鉛直方向の2方向に
狭窄するように角孔41の水平面と鉛直面とに配置す
る。したがって、弾性部材10の幅は角孔41の幅より
も若干、狭くする。
【0019】このような弾性部材10を配置した角孔4
1内に角芯4が挿通される。このとき、弾性部材10は
角芯4の進行方向に移動しようとする力が加えられる。
しかし、係止片11がハブ40の端面と衝合しているこ
とによって、弾性部材10は位置ずれすることがない。
したがって、係止片11を一端部にのみ形成したとき
は、その係止片11側から角芯4を角孔41内に挿通す
る。係止片11を両端部に形成したときは、いずれの側
からも角芯4を角孔41内に挿通することができる。
1内に角芯4が挿通される。このとき、弾性部材10は
角芯4の進行方向に移動しようとする力が加えられる。
しかし、係止片11がハブ40の端面と衝合しているこ
とによって、弾性部材10は位置ずれすることがない。
したがって、係止片11を一端部にのみ形成したとき
は、その係止片11側から角芯4を角孔41内に挿通す
る。係止片11を両端部に形成したときは、いずれの側
からも角芯4を角孔41内に挿通することができる。
【0020】角孔41内に挿通された角芯4は、円弧形
状の弾性部材10を偏平状に変形させる。弾性部材10
は元の円弧形状に復元しようとするバネ力を有するた
め、角芯4は弾性部材10を配置していない方へ押圧さ
れる。しかも、弾性部材10は角孔41の水平面と鉛直
面とに配置され、2方向に狭窄されているため、角孔4
1に挿通された角芯4は鉛直方向と水平方向とに押圧さ
れ、角芯4とハブ40とは鉛直方向にも水平方向にも強
固に固定される。したがって、ハンドル3が回されたと
きに、がたついた感じがすることなく、ラッチボルト2
が錠ケース1内に退入する。
状の弾性部材10を偏平状に変形させる。弾性部材10
は元の円弧形状に復元しようとするバネ力を有するた
め、角芯4は弾性部材10を配置していない方へ押圧さ
れる。しかも、弾性部材10は角孔41の水平面と鉛直
面とに配置され、2方向に狭窄されているため、角孔4
1に挿通された角芯4は鉛直方向と水平方向とに押圧さ
れ、角芯4とハブ40とは鉛直方向にも水平方向にも強
固に固定される。したがって、ハンドル3が回されたと
きに、がたついた感じがすることなく、ラッチボルト2
が錠ケース1内に退入する。
【0021】上記の第1の弾性部材10は、2枚の弾性
部材10を別々に角孔41の水平面と鉛直面とに配置す
るものであるが、図3に示す第2の弾性部材20のよう
に、端面形状を「L」字形とし、円弧形状の水平部分の
部材片22と円弧形状の鉛直部分の部材片23とを曲げ
加工によって一体に形成したものとすることもできる。
水平部分の部材片22と鉛直部分の部材片23とを一体
的に設ける場合には、図3に示す様に両者の境界の中間
部分にスリット24を設けることが望ましい。ここでス
リット24は、中間部分が凸状から凹状に容易に変形す
ることができるようにするものである。すなわち本実施
形態で採用する弾性部材10は、二つの部材片22,2
3が一体化されており、各部材片22,23は、円弧形
状に反っている。そのためこれが変形する際には、部材
片22,23同士の結合部に内部応力が発生することと
なり、変形の妨げとなる。そこで本実施形態では、中間
部にスリット24を設け、応力の発生を防止したもので
ある。第2の弾性部材20の係止片21は水平部分の部
材片22又は鉛直部分の部材片23のいずれかにのみ形
成するだけで、弾性部材20が位置ずれしないようにす
ることができる。係止片21の形状は、前述の図1に示
した3種のものがいずれも使用可能である。図3には、
一例として係止片21の先端部分が内側に折り返された
ものを記載している。
部材10を別々に角孔41の水平面と鉛直面とに配置す
るものであるが、図3に示す第2の弾性部材20のよう
に、端面形状を「L」字形とし、円弧形状の水平部分の
部材片22と円弧形状の鉛直部分の部材片23とを曲げ
加工によって一体に形成したものとすることもできる。
水平部分の部材片22と鉛直部分の部材片23とを一体
的に設ける場合には、図3に示す様に両者の境界の中間
部分にスリット24を設けることが望ましい。ここでス
リット24は、中間部分が凸状から凹状に容易に変形す
ることができるようにするものである。すなわち本実施
形態で採用する弾性部材10は、二つの部材片22,2
3が一体化されており、各部材片22,23は、円弧形
状に反っている。そのためこれが変形する際には、部材
片22,23同士の結合部に内部応力が発生することと
なり、変形の妨げとなる。そこで本実施形態では、中間
部にスリット24を設け、応力の発生を防止したもので
ある。第2の弾性部材20の係止片21は水平部分の部
材片22又は鉛直部分の部材片23のいずれかにのみ形
成するだけで、弾性部材20が位置ずれしないようにす
ることができる。係止片21の形状は、前述の図1に示
した3種のものがいずれも使用可能である。図3には、
一例として係止片21の先端部分が内側に折り返された
ものを記載している。
【0022】このような弾性部材20が配置された角孔
41内に角孔41内に角芯4が挿通されると、弾性部材
20は位置ずれすることなく、中間部分が凸条から凹条
に変形する。その変形した状態から元の状態に復元しよ
うとするバネ力によって角芯4が押圧される。弾性部材
20が水平部分の部材片22と鉛直部分の部材片23と
から構成されることにより、角芯4は鉛直方向にも水平
方向にも強固に固定される。
41内に角孔41内に角芯4が挿通されると、弾性部材
20は位置ずれすることなく、中間部分が凸条から凹条
に変形する。その変形した状態から元の状態に復元しよ
うとするバネ力によって角芯4が押圧される。弾性部材
20が水平部分の部材片22と鉛直部分の部材片23と
から構成されることにより、角芯4は鉛直方向にも水平
方向にも強固に固定される。
【0023】さらに図4に示すような第3の弾性部材3
0は、板バネに1本以上の凸条34を形成したものであ
る。凸条34は軸方向と直交する方向に形成することに
より、角芯4が軸方向に移動しにくいように固定するこ
とができる。本実施形態の弾性部材30は、水平部分の
部材片32と鉛直部分の部材片33とが中間部分でつな
がり、両端側は切れて離れている。そして水平部分の部
材片32と鉛直部分の部材片33であって、両者がつな
がっている部位と切れ離れている部位との境界位置に凸
条34が形成されるようにする。また水平部分の部材片
32については、凸条34の部分で少し角度が付けられ
ており、全体的に観察して円弧形状に反っている。本実
施形態の弾性部材30についても、第2の弾性部材20
と同様、水平部分の部材片32と鉛直部分の部材片33
のいずれか、或いは双方に係止片31を形成し、弾性部
材30が位置ずれすることがないようにする。係止片3
1の形状は、前述の図1に示した3種のものがいずれも
使用可能である。図4には、一例として係止片31の先
端が真っ直ぐであるものを記載している。
0は、板バネに1本以上の凸条34を形成したものであ
る。凸条34は軸方向と直交する方向に形成することに
より、角芯4が軸方向に移動しにくいように固定するこ
とができる。本実施形態の弾性部材30は、水平部分の
部材片32と鉛直部分の部材片33とが中間部分でつな
がり、両端側は切れて離れている。そして水平部分の部
材片32と鉛直部分の部材片33であって、両者がつな
がっている部位と切れ離れている部位との境界位置に凸
条34が形成されるようにする。また水平部分の部材片
32については、凸条34の部分で少し角度が付けられ
ており、全体的に観察して円弧形状に反っている。本実
施形態の弾性部材30についても、第2の弾性部材20
と同様、水平部分の部材片32と鉛直部分の部材片33
のいずれか、或いは双方に係止片31を形成し、弾性部
材30が位置ずれすることがないようにする。係止片3
1の形状は、前述の図1に示した3種のものがいずれも
使用可能である。図4には、一例として係止片31の先
端が真っ直ぐであるものを記載している。
【0024】このような弾性部材30が配置された角孔
41内に角芯4が挿通されると、弾性部材30は位置ず
れすることなく、凸条34が偏平した状態となる。そし
て弾性部材30が元の凸条34に復元しようとするバネ
力によって角芯4が押圧される。弾性部材30が水平部
分の部材片32と鉛直部分の部材片33とから構成され
ることにより、角芯4は鉛直方向にも水平方向にも強固
に固定される。
41内に角芯4が挿通されると、弾性部材30は位置ず
れすることなく、凸条34が偏平した状態となる。そし
て弾性部材30が元の凸条34に復元しようとするバネ
力によって角芯4が押圧される。弾性部材30が水平部
分の部材片32と鉛直部分の部材片33とから構成され
ることにより、角芯4は鉛直方向にも水平方向にも強固
に固定される。
【0025】なお、本発明は上記の実施の形態に限定す
ることなく変更することができる。例えば、第3の弾性
部材は水平部分の部材片と垂直部分の部材片とを一体に
結合したものであるが、第1の弾性部材のように別体と
することもできる。
ることなく変更することができる。例えば、第3の弾性
部材は水平部分の部材片と垂直部分の部材片とを一体に
結合したものであるが、第1の弾性部材のように別体と
することもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、角孔内に弾性部材が配
置され、角芯が弾性部材によって鉛直方向と水平方向の
2方向に押圧される。したがって角芯はハブに対して鉛
直方向にも水平方向にも強固に固定されるため、ハンド
ルが回されたときに、がたつくことなくラッチボルトが
錠ケース内に退入する。この結果、使用感の優れた錠前
を提供することができる。しかも、角芯とハブとを固定
するための別段の作業が不要であるため、角芯をハブに
組付ける作業性が向上する。
置され、角芯が弾性部材によって鉛直方向と水平方向の
2方向に押圧される。したがって角芯はハブに対して鉛
直方向にも水平方向にも強固に固定されるため、ハンド
ルが回されたときに、がたつくことなくラッチボルトが
錠ケース内に退入する。この結果、使用感の優れた錠前
を提供することができる。しかも、角芯とハブとを固定
するための別段の作業が不要であるため、角芯をハブに
組付ける作業性が向上する。
【図1】本発明に係る第1例の角芯の固定構造に使用す
る弾性部材の斜視図及び弾性部材の係止部の拡大斜視図
である。
る弾性部材の斜視図及び弾性部材の係止部の拡大斜視図
である。
【図2】第1例の弾性部材をハブの角孔に配置したとき
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明に係る第2例の角芯の固定構造に使用す
る弾性部材の斜視図である。
る弾性部材の斜視図である。
【図4】本発明に係る第3例の角芯の固定構造に使用す
る弾性部材の斜視図である。
る弾性部材の斜視図である。
【図5】錠前の分解斜視図である。
【図6】ハブの斜視図である。
【図7】従来の角芯の固定構造の断面図ある。
1 錠ケース 4 角芯 10,20,30 弾性部材 22 水平部分の部材片 23 鉛直部分の部材片 11,21,31 係止片 32 水平部分の部材片 33 鉛直部分の部材片 34 凸条 40 ハブ 41 角孔
Claims (5)
- 【請求項1】 錠ケースに組み込まれたハブの角孔内に
挿通される角芯を固定する角芯の固定構造において、角
孔と角芯の間に弾性部材を配し、該弾性部材によって角
芯を2方向から押圧することを特徴とする角芯の固定構
造。 - 【請求項2】 錠ケースに組み込まれたハブの角孔内に
挿通される角芯を固定する角芯の固定構造において、二
以上の部材片を一体に有する弾性部材を備え、角孔と角
芯の間に前記弾性部材を配し、前記二以上の部材片は角
孔の二以上の内面と接して角芯を2方向から押圧するこ
とを特徴とする角芯の固定構造。 - 【請求項3】 弾性部材は円弧形状に反った板体によっ
て構成され、少なくとも一端部に係止片を形成したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の角芯の固定構造。 - 【請求項4】 弾性部材は二以上の部材片を一体に有し
ていて、断面形状が略L字状であり、部材片同士の結合
部分にスリットを設けたことを特徴とする請求項2又は
3に記載の角芯の固定構造。 - 【請求項5】 1本以上の凸条を弾性部材の角芯との当
接部位に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のい
ずれかに記載の角芯の固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8225597A JPH10252322A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 角芯の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8225597A JPH10252322A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 角芯の固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252322A true JPH10252322A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13769347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8225597A Pending JPH10252322A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 角芯の固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252322A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006070620A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Miwa Lock Co Ltd | レバーハンドル軸嵌合構造 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP8225597A patent/JPH10252322A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006070620A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Miwa Lock Co Ltd | レバーハンドル軸嵌合構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10252322A (ja) | 角芯の固定構造 | |
| US4232892A (en) | Outside door handle assembly for vehicles | |
| JP3249806B2 (ja) | アシストグリップの取付構造 | |
| JP3468281B2 (ja) | 自動車のドアアウトサイドハンドル装置 | |
| JPH0341571Y2 (ja) | ||
| JPH10184630A (ja) | 部品取付構造 | |
| JP7493478B2 (ja) | シートスライド装置 | |
| JP3463272B2 (ja) | 部品取付用クリップ | |
| JP3575462B2 (ja) | ロック機構を具える車両用操舵装置 | |
| JP2935797B2 (ja) | シリンダ錠装置 | |
| JP2000336982A (ja) | 錠装置 | |
| JPH063089Y2 (ja) | ドア用ラッチ | |
| JP3728161B2 (ja) | パイプクリップ | |
| JPH0541468Y2 (ja) | ||
| JPS6114526Y2 (ja) | ||
| JPS5922206Y2 (ja) | 車両用ドアハンドル装置の組付構造 | |
| JP3460770B2 (ja) | 自動車ドアのインサイドハンドル装置 | |
| JPH0735058Y2 (ja) | ドアハンドル用角軸 | |
| JP2515216Y2 (ja) | ドアハンドル用角軸 | |
| JPH068209Y2 (ja) | シリンダー錠 | |
| JPH08170454A (ja) | ハブの固定構造 | |
| JPH0138219Y2 (ja) | ||
| JP4248613B2 (ja) | 照明器具の本体構造 | |
| JPH0547223Y2 (ja) | ||
| JP3491269B2 (ja) | 締結具 |