JPH10252437A - オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン - Google Patents

オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン

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JPH10252437A
JPH10252437A JP5565697A JP5565697A JPH10252437A JP H10252437 A JPH10252437 A JP H10252437A JP 5565697 A JP5565697 A JP 5565697A JP 5565697 A JP5565697 A JP 5565697A JP H10252437 A JPH10252437 A JP H10252437A
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JP
Japan
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oil
filter cartridge
passage
engine
oil filter
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JP5565697A
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English (en)
Inventor
Kiichiro Yamada
喜一郎 山田
Shinkichi Iwasaki
信吉 岩崎
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン本体部を大きく改造する必要がな
く、オイルフィルタカートリッジの有無を選択できるよ
うにする。 【解決手段】 エンジンのクランクケース側壁1aの下
部位置にオイルフィルタカートリッジ13を取り付ける
取付基台部14を構成し、オイルフィルタカートリッジ
13を取り付ける場合は、第1クランクケースカバー3
からのオイルを流入通路12を介して、油導入室15、
オイルフィルタカートリッジ13の未浄油室16、ペー
パフィルタ17、浄油室18、管継手ボルト20の油戻
し孔19を介して油逃がし口27へ逃がす。また、オイ
ルフィルタカートリッジ13を取り付けない場合は、取
付基台部14に所定のカバー部材を取り付けて、油導入
室15に入った油を油逃がし口27へそのまま逃がす。
このように構成することにより、オイルフィルタカート
リッジ13の有無を簡単に選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオイルフィルタカー
トリッジを備えたエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オイルフィルタカートリッジを
使用してエンジンの潤滑オイルを清浄化する方法におい
て、オイルフィルタカートリッジを使用しない形態のエ
ンジンでは、必要に応じて別置フィルタを設け、チュー
ブ配管によって接続する構成が採用されている。また、
オイルフィルタカートリッジを使用する形態のエンジン
においては、潤滑油送油経路の所定位置にオイルフィル
タカートリッジの取付フランジを確保する構成が採用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術では、以下の課題がある。 (1)まず、オイルフィルタカートリッジを使用しない
形態のエンジンにおいて別置フィルタを設ける構成で
は、 (a)オイルフィルタの配置が特定できず、エンジン運転
時とエンジン停止時においてエンジンオイルパン内の油
面位置が不安定になる問題がある。特に大きなオイル容
量のフィルタを用いた場合にその問題が顕著である。 (b)オイルフィルタの配置が特定できないために、チュ
ーブ配管が長くなり、配管の破損や配管内にエアーが入
ることによってエアーロックの発生の恐れがある。 (c)チューブ配管の材質、長さ等も使用時の状況に応じ
て適宜、選択されることが多く、トラブルの原因にもな
りやすい。 (d)別置フィルタを設ける場合は、そのフィルタを置く
スペースの確保が問題となる。
【0004】(2)また、運転時間の長い用途にはオイ
ルフィルタカートリッジを使用する形態のエンジンを使
用し、また、比較的、運転時間の短い用途には低コスト
化、コンパクト化を重視してオイルフィルタカートリッ
ジを使用しない形態のエンジンが採用されることが多
い。したがって、オイルフィルタカートリッジを使用す
る形態のエンジンとオイルフィルタカートリッジを使用
しない形態のエンジンとを明確に区別されているため、
製造メーカはそれぞれの別種のエンジンを製造する必要
があり、全体のコストが高くなるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、上記課題を解決できるエンジ
ンの燃料供給装置を提供することにある。具体的な目的
の一例を示すと、以下の通りである。 (a)エンジン本体部を大きく改造する必要がなく、オイ
ルフィルタカートリッジの有無を選択できるようにす
る。 (b)チューブ配管を用いず、チューブ配管があることに
よる問題を全て解決する。 (c)別置フィルタを設ける場合のスペースの問題を解決
する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は後述する発明の実施の形態において詳しく説明す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明を、例えば、
図1〜図4を参照して説明すれば、シリンダブロック1
1にクランクケースカバーを取り付けるように構成した
エンジンにおいて、クランクケースカバーが取り付けら
れる側を前側とした場合のクランクケース側壁1a下部
位置にオイルフィルタカートリッジ13の取付基台部1
4を構成し、その取付基台部14が形成されたクランク
ケース側壁1aにオイルフィルタカートリッジ13への
流入通路12と流出通路21とを設け、クランクケース
カバーにオイルポンプ5を取り付け、クランクケースカ
バーにオイルパン2内のオイルをオイルポンプ5に導く
吸い上げ通路7とオイルポンプ5により圧送されたオイ
ルを送出する吐出通路8とオイルをエンジン各部の潤滑
部へ導く潤滑油通路22とを形成し、オイルフィルタカ
ートリッジ13を使用するエンジンとする場合は、吐出
通路21を流入通路12に連通し、流出通路21を潤滑
油通路22に連通するようにクランクケースカバーを加
工し、その加工されたクランクケースカバーをシリンダ
ブロック11に取り付けるようにしたことを特徴とす
る。
【0007】第2の発明を、例えば、図5〜図7を参照
して説明すれば、シリンダブロックにクランクケースカ
バーを取り付けるように構成したエンジンにおいて、ク
ランクケースカバーが取り付けられる側を前側とした場
合のクランクケース側壁1a下部位置にオイルフィルタ
カートリッジ13の取付基台部14を構成し、取付基台
部14が形成されたクランクケース側壁1aにオイルフ
ィルタカートリッジ13への流入通路12と流出通路2
1とを設け、クランクケースカバーにオイルポンプ5を
取り付け、クランクケースカバーにオイルパン2内のオ
イルをオイルポンプ5に導く吸い上げ通路7とオイルポ
ンプ5により圧送されたオイルを送出する吐出通路10
とオイルをエンジン各部の潤滑部へ導く潤滑油通路22
とを形成し、前記吐出通路8を流入通路12に連通し、
流出通路21を潤滑油通路22とを連通するように構成
し、オイルフィルタカートリッジ13を使用するエンジ
ンとする場合は、前記取付基台部14にオイルフィルタ
カートリッジ13を取り付け、オイルフィルタカートリ
ッジ13を使用しないエンジンとする場合は、オイルフ
ィルタカートリッジ13に代えて流入通路12と流出通
路21とを連通状態にする連通路51を備えたカバー部
材43を取付基台部14に取り付けるようにしたことを
特徴とする。
【0008】第3の発明を、例えば、図2(B)を参照
して説明すれば、取付基台部14がその基台肉部24
に、前記流入通路12と連通する油導入室15と前記流
出通路21と連通する雌ネジ孔26を備え、その雌ネジ
孔26はオイルフィルタカートリッジ13を取り付ける
場合に、油戻し孔19を備えた管状固定具23が螺合す
るものであり、オイルフィルタカートリッジ13を取付
基台部14に取り付けた時に、油導入室15はオイルフ
ィルタカートリッジ13の未浄油室16と連通され、雌
ネジ孔26は管状固定具23の油戻し孔19を介してオ
イルフィルタカートリッジ13の浄油室18と連通され
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用】第1の発明であれば、吐出通路8を流入
通路12に連通し、流出通路21を潤滑油通路22とを
連通するように加工されたクランクケースカバーをシリ
ンダブロック11に取り付けることにより、オイルフィ
ルタカートジッジ13を使用するエンジンとすることが
できる。この場合は、クランクケース側壁1aの取付基
台部14にオイルフィルタカートリッジ13を取り付け
た後、オイルポンプ5を駆動することにより、オイルパ
ン2内のオイルを吸い上げ通路7から吸い上げ、吐出通
路8、流入通路12を経てオイルフィルタカートリッジ
13にオイルを流す。そして、オイルを清浄化した後、
流出通路21、潤滑油通路22を経て、各エンジンの潤
滑部に供給される。このように構成することにより、エ
ンジンの使用しないクランクケース側壁1a下部位置に
オイルフィルタカートリッジ13を取り付けることがで
き、無駄な空間を有効利用することができる。さらに、
オイルフィルタカートリッジ13位置をオイルパン2の
油面上限位置よりも下に配置することが容易となり、エ
ンジンの停止時とエンジンの運転時との油面の変動を小
さく抑えることができる。
【0010】第2の発明であれば、オイルフィルタカー
トリッジ13を使用するエンジンとする場合は、前記取
付基台部14にオイルフィルタカートリッジ13を取り
付け、オイルフィルタカートリッジ13を使用しないエ
ンジンとする場合は、前記取付基台部14に流入通路1
2と流出通路21とを連通状態にする連通路51を備え
たカバー部材43を取り付けるようにしたので、オイル
フィルタカートリッジ13とカバー部材43を選択する
だけで、オイルフィルタカートリッジ13を使用するエ
ンジン、オイルフィルタカートリッジ13を使用しない
エンジンとを簡単に作り分けることができる。また、こ
の構成であれば、オイルフィルタカートリッジ13を使
用しないエンジンとして出荷した後に、オイルフィルタ
カートリッジ13を後から取り付けることが可能にな
る。
【0011】第3の発明であれば、流入通路12から油
導入室15に流れ込んだオイルは、オイルフィルタカー
トリッジ13の未浄油室16に流れ、オイルフィルタカ
ートリッジ13のフィルタ部材により浄化された後、浄
油室18から管状固定具23の油戻し孔19を通して雌
ネジ孔26、そして流出通路21へと流れる。このよう
に油戻し孔19を備えた管状固定具23を使用すること
により、オイルフィルタカートリッジ13の取付構造お
よび油路の構成を簡単にすることができる。
【0012】
【発明の効果】第1の発明であれば、下記(イ)〜
(ニ)の特有の効果を有する。 (イ)オイルフィルタカートリッジを使用するエンジ
ン、オイルフィルタカートリッジを使用しないエンジン
において、シリンダブロック側エンジン本体の大きな改
造をすることなく、オイルフィルタカートリッジの有無
を選択でき、製造コストを低減することができる。 (ロ)オイルフィルタカートリッジの位置をオイルパン
内の油面よりも低位置に特定できるので、カートリッジ
内の油が常に入った状態になり、オイルパン内油面の増
減の発生を抑制することができる。 (ハ)エンジンのデッドスペースであるクランクケース
側壁下部位置にオイルフィルタカートリッジを設けるこ
とができ、省スペースを実現できる。 (ニ)従来のように外部配管を必要としないので、配管
によるトラブルによる故障の発生を低減することができ
る。
【0013】第2の発明であれば、上記(イ)〜(ニ)
の効果に加えて、オイルフィルタカートリッジとカバー
部材を選択するだけで、オイルフィルタカートリッジを
使用するエンジン、オイルフィルタカートリッジを使用
しないエンジンとを、より簡単に選択できるという特有
の効果を有する。第3の発明であれば、さらにオイルフ
ィルタカートリッジの取付および油路の構成を簡単にす
ることができるという特有の効果を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面によって
詳細に説明する。図1(A)はそれぞれ本発明の一実施
形態としてのオイルフィルタカートリッジ付きエンジン
の概略正面図、図1(B)はそのエンジンの概略側面
図、図2(A)は図1(A)のA−A線縦断面図、図2
(B)は図1(B)のB−B線横断面図である。図3
(A)は本発明に係るクランクケースカバーを使用した
オイルフィルタカートリッジを設けていないエンジンの
概略正面図、図3(B)はそのエンジンの概略側面図、
図4(A)は図3(A)のA−A線縦断面図、図4
(B)は図3(A)のB−B線縦断面図である。
【0015】図1において、シリンダブロック11の下
部位置にはクランクケース1を形成してある。クランク
ケース1の下部にはオイルパン2が取り付けられ、クラ
ンクケース1に取り付けられる第1クランクケースカバ
ー3の中心には動力取出軸4が突出しており、その動力
取出軸4に対して右下方側にオイルポンプ5が一体的に
設けられている。第1クランクケースカバー3には吸い
上げ通路7とオイルポンプ5からのオイルを導く吐出通
路8が形成されている。吸い上げ通路7は、オイルパン
プ2によってオイルパン2中に設けられたストレーナ6
からオイルを吸い上げる。なお、吸い上げ通路7はオイ
ルポンプ5の吸入側室9に連通され、吐出通路はオイル
ポンプ5の吐出側室10に連通している。吐出通路8は
図2(B)に示すようにクランクケース1の側壁1aに
形成された流入通路12に連通されており、流入通路1
2は同じ側壁1aに突出形成された取付基台部14の環
状の油導入室15に連通している。
【0016】油導入室15からフィルタカートリッジ1
3の未浄油室16に流入したオイルはペーパーフィルタ
17を透過した後、ペーパーフィルタ17内の浄油室1
8から油戻し孔19を備えた管継手ボルト20を通し
て、クランクケース1の流出通路21に流れ、図2
(A)に示すように第1クランクケースカバー3の潤滑
導入通路22からエンジン各部の潤滑部へ圧送されるよ
うに構成されている。
【0017】図2(B)に示す取付基台部、フィルタカ
ートリッジの構成は以下の通りである。取付基台部14
は、クランクケース1の側壁1aの取付ボルト穴間のデ
ッドスペースに円柱状に突出させて基台肉部24を構成
し、その基台肉部24に円環状の油導入室15を設け、
その油導入室15に第1クランクケースカバー3側から
流入通路12を連通させてある。油導入室15に囲まれ
た円柱状肉部25の頂面を基台肉部24の頂面より低く
形成して、円柱状肉部25に管継手ボルト20の六角ボ
ルト部20bが着座するように構成してある。また、円
柱状肉部25には基台側ボルト部20cが螺合する雌ネ
ジ孔26を形成してある。雌ネジ孔26の底位置近くに
は油を流出通路12へ逃がす逃がし口27を開口してあ
る。管継手ボルト20はフィルタカートリッジ13の底
壁板28のネジ孔29に螺合するフィルタ側ボルト部2
0aを有するとともに、取付基台部14の雌ネジ孔26
に螺合する基台側ボルト部20cを有し、フィルタ側ボ
ルト部20a、六角ボルト部20b、基台側ボルト部2
0cを貫く油戻り孔19を備えている。
【0018】フィルタカートリッジ13は、底壁板28
にカップ体30を被せて、カップ体30内にフィルタエ
レメント31を収容することにより構成してある。フィ
ルタエレメント31は、底壁板28に多数のオイル通過
孔32を開けた円筒壁33を取り付け、その円筒壁33
に円筒形のペーパフィルタ17を固定して構成してあ
る。フィルタカートリッジ13において、カップ体30
内でペーパーフィルタ17より外側の空間が未浄油室1
6を構成し、円筒壁33内部の空間が浄油室18を構成
している。フィルタカートリッジ13を取付基台部14
に取り付けた状態では、未浄油室16は底壁板28のオ
イル開口34を介して取付基台部14の油導入室15と
連通した状態になり、浄油室18は前記した管継手ボル
ト20の油戻し孔19を介して逃がし口27と連通した
状態になる。また、図1(B)及び図2(B)に示すよ
うにクランクケース1の取付足部の取付ボルト穴間に取
付基台部14をクランクケース1と一体に形成してあ
る。なお、図1,図2において符号40はオイルの流れ
を示す。
【0019】図3(A)(B)に示す第2クランクケー
スカバー36の構成は以下の通りである。第2クランク
ケースカバー36にも、第1クランクケースカバー3と
同様に、吸い上げ通路7、吐出通路8と、潤滑油通路2
2とが形成されている。但し、吸い上げ通路7がオイル
ポンプ5の吸入側室9と連通している構成は第1クラン
クケースカバー3と同様であるが、第1クランクケース
カバー3の吐出通路8は、オイルポンプ5の吐出側室1
0と連通しているとともに、潤滑油通路22とも連通し
ている。さらに、吐出通路8は図4(B)に示すように
クランクケース1(図1(B)参照)側の流入通路12
とは区画壁37を残しているので連通していない。ま
た、図4(A)に示すように潤滑油通路22も区画壁3
8を残しているのでクランクケース1の流出通路21と
は連通していない。
【0020】このような構成により、第2クランクケー
スカバー36を採用したエンジンにおいては、矢印41
で示すように、吸い上げ通路7により吸い上げられたオ
イルは吐出側室10を経てクランクケース1の取付基台
部14に流れることなく潤滑導入通路22を経由してエ
ンジン各部の潤滑部へ圧送されることになる。なお、こ
の実施形態では第2クランクケースカバー36を作る際
に、区画壁37,38を残すことにより、それぞれ、流
入通路12、流出通路21と連通しないように構成して
いるが、連通状態で製造しておき、穴なしのノックピン
を打ち込むことにより、非連通状態とするように構成し
てもよい。
【0021】このように第1クランクケースカバー3と
第2クランクケースカバー36とをオイルフィルタカー
トリッジ13を必要とするエンジンと、必要としないエ
ンジンにおいて代えるだけで2種類のエンジンを作り分
けることができる。しかも、クランクケースカバー素材
を兼用して製造できるので、2種類のエンジンを作り分
ける場合の全体としての製造コストを低減することがで
きる。なお、図3(A)に示すように第2クランクケー
スカバー36を採用した構成では、クランクケース1と
して図1(B)に示すように取付基台部15を備えたも
のを使用する場合と、図3(B)で示すように取付基台
部15がなくオイルカートリッジを取り付けることがで
きないものを使用する場合と2通りの方法が採用でき
る。
【0022】
【第2実施形態】図5は本発明の第2実施形態を説明す
るための図であり、カバー部材を取り付けた状態での取
付基台部の縦断面図である。この第2実施形態の特徴点
は、以下の通りである。まず、第1の特徴点は、フィル
タカートリッジを使用するエンジン、使用しないエンジ
ンに拘わらず第1実施形態に示した第1クランクケース
カバー3を採用するとともに、クランクケース側壁1a
の下部位置にフィルタカートリッジ13を着脱自在に取
り付け可能な取付基台部14を常に設けた点である。第
2の特徴点は、フィルタカートリッジ13を取付基台部
14に取り付けていないときは、取付基台部14の油導
入室15に入ったオイルを雌ネジ孔26の逃がし口27
に連通する連通路51(図5では抜き通路42で示す)
を備えたカバー部材43で覆うようにした点にある。
【0023】この第2実施形態においてフィルタカート
リッジ13の構成および取付基台部14の構成は、図2
(B)に示す第1実施形態と同様である。図5に示すカ
バー部材43の構成は以下の通りである。カバー部材4
3はフィルタカートリッジ13の外形と同じ大きさの円
盤形基体44の中央部に中央雄ネジ部45を設けてい
る。中央雄ネジ部45は円柱状肉部25の雄ネジ孔26
に噛合した状態で、油導入室15と連通する抜き通路4
2を備えている。円盤形基体44の取付基台部14への
接当面には、Oリング等のシール部材46が設けられて
いる。
【0024】この実施形態であれば、フィルタカートリ
ッジ13を取り付けるエンジンの場合は、取付基台部1
4に図2(B)に示すようにカートリッジフィルタ13
を取り付ければよく、また、フィルタカートリッジ13
を取り付けないエンジンの場合は、図5に示すように取
付基台部14にカバー部材43の中央雄ネジ部45を螺
合させて、オイルフィルタカートリッジ13を介さない
構成にする。このように、クランクケース1の下部に取
付基台部14を設けておけば、カバー部材43を取り付
けることにより、オイルフィルタカートリッジ13を取
り付ける場合と、取り付けない場合とを簡単に選択する
ことができ、カバー部材43を用意しておくだけでクラ
ンクケースカバーを第1クランクケースカバー3の一種
類だけ製造することで足り、製造コストを低減できる利
点がある。
【0025】さらに、予め取付基台部14を設けたクラ
ンクケース1としておき、カバー部材43を取り付けて
出荷しておくことにより、エンジン出荷後に、オプショ
ンとして後からフィルタカートリッジ13を取り付ける
ことも可能になる。図6,図7はこの第2実施形態の他
の変形例を示す図であり、図6はオイルフィルタカート
リッジを取り付けた状態の縦断面図、図7はカバー部材
によりフィルタカートリッジを介さずに構成した状態の
縦断面図である。この変形例が図2(B)及び図5に示
す実施形態と異なる点は以下の通りである。
【0026】まず、第1の変形点は、取付基台部14の
油導入室15と雌ネジ孔26とを連通する連通孔47を
雌ネジ孔26の底部(先端部)に設け、管継手ボルト2
0を螺合して取り付けた状態では、その連通孔47が管
継手ボルト20の基部側ボルト部20cの先端部で閉じ
た状態になって、逃がし口27からオイルが流出通路へ
漏れることはなく、図7に示すようにカバー部材43の
中央雄ネジ部45が螺合した状態ではその連通孔47が
開いた状態になって油導入室15と逃がし孔27とが連
通してオイルが流出通路へ漏れる状態になるように構成
している点である。また、第2の変形点は、逃がし口2
7を雌ネジ孔26内において中程の高さ位置に設け、管
継手ボルト20が螺合した状態では、逃がし口27と管
継手ボルト20の油戻し孔19とが連通状態になるよう
に構成している点である。なお、この変形例において
は、カバー部材43の円盤形基体44に取り外し用の六
角凹部48が設けられている。
【0027】この変形例によれば、フィルタカートリッ
ジ13を取り付けた状態では、管継手ボルト20の先端
部により連通孔47が閉じた状態になるので、図6にお
いて矢印49で示すように油導入室15、未浄油室1
6、浄油室18、油戻し孔19、逃がし口27と経て流
出通路21へ流れることになる。一方、カバー部材43
を取り付けた状態では、連通孔47が開いた状態になる
ので、図7において矢印50で示すように、油導入室1
5、連通孔47、雌ネジ孔26、逃がし口27を経て流
出通路へ流れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)はそれぞれ本発明の一実施形態とし
てのオイルフィルタカートリッジ付きエンジンの概略正
面図、図1(B)はそのエンジンの概略側面図である。
【図2】図2(A)は図1(A)のA−A線縦断面図、
図2(B)は図1(B)のB−B線横断面図である。
【図3】図3(A)は本発明に係るクランクケースカバ
ーを使用したオイルフィルタカートリッジを設けていな
いエンジンの概略正面図、図3(B)はそのエンジンの
概略側面図である。
【図4】図4(A)は図3(A)のA−A線縦断面図、
図4(B)は図3(A)のB−B線縦断面図である。
【図5】図5は本発明の第2実施形態を説明するための
図であり、カバー部材を取り付けた状態での取付基台部
の縦断面図である。
【図6】図6はこの第2実施形態の他の変形例を示す図
であり、オイルフィルタカートリッジを取り付けた状態
の縦断面図である。
【図7】図7はこの第2実施形態の他の変形例を示す図
であり、カバー部材によりフィルタカートリッジを介さ
ずに構成した状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1a…クランクケース側壁、2…オイルパン、5…オイ
ルポンプ、7…吸い上げ通路、8…吐出通路、11…シ
リンダブロック、12…流入通路、13…オイルフィル
タカートリッジ、14…取付基台部、15…油導入室、
16…未浄油室、18…浄油室、19…油戻し孔、21
…流出通路、22…潤滑油通路、23…管状固定具、2
4…基台肉部、26…雌ネジ孔、43…カバー部材、5
1…連通路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック(11)にクランクケー
    スカバーを取り付けるように構成したエンジンにおい
    て、クランクケースカバーが取り付けられる側を前側と
    した場合のクランクケース側壁(1a)下部位置にオイル
    フィルタカートリッジ(13)の取付基台部(14)を構成
    し、その取付基台部(14)が形成されたクランクケース
    側壁(1a)にオイルフィルタカートリッジ(13)への流
    入通路(12)と流出通路(21)とを設け、クランクケー
    スカバーにオイルポンプ(5)を取り付け、クランクケー
    スカバーにオイルパン(2)内のオイルをオイルポンプ
    (5)に導く吸い上げ通路(7)とオイルポンプ(5)により
    圧送されたオイルを送出する吐出通路(8)とオイルをエ
    ンジン各部の潤滑部へ導く潤滑油通路(22)とを形成
    し、オイルフィルタカートリッジ(13)を使用するエン
    ジンとする場合は、吐出通路(21)を流入通路(12)に
    連通し、流出通路(21)を潤滑油通路(22)に連通する
    ようにクランクケースカバーを加工し、その加工された
    クランクケースカバーをシリンダブロック(11)に取り
    付けるようにしたことを特徴とする、エンジンの燃料供
    給装置。
  2. 【請求項2】 シリンダブロックにクランクケースカバ
    ーを取り付けるように構成したエンジンにおいて、クラ
    ンクケースカバーが取り付けられる側を前側とした場合
    のクランクケース側壁(1a)下部位置にオイルフィルタ
    カートリッジ(13)の取付基台部(14)を構成し、取付
    基台部(14)が形成されたクランクケース側壁(1a)に
    オイルフィルタカートリッジ(13)への流入通路(12)
    と流出通路(21)とを設け、クランクケースカバーにオ
    イルポンプ(5)を取り付け、クランクケースカバーにオ
    イルパン(2)内のオイルをオイルポンプ(5)に導く吸い
    上げ通路(7)とオイルポンプ(5)により圧送されたオイ
    ルを送出する吐出通路(10)とオイルをエンジン各部の
    潤滑部へ導く潤滑油通路(22)とを形成し、前記吐出通
    路(8)を流入通路(12)に連通し、流出通路(21)を潤
    滑油通路(22)とを連通するように構成し、オイルフィ
    ルタカートリッジ(13)を使用するエンジンとする場合
    は、前記取付基台部(14)にオイルフィルタカートリッ
    ジ(13)を取り付け、オイルフィルタカートリッジ
    (13)を使用しないエンジンとする場合は、オイルフ
    ィルタカートリッジ(13)に代えて流入通路(12)と流
    出通路(21)とを連通状態にする連通路(51)を備えた
    カバー部材(43)を取付基台部(14)に取り付けるよう
    にしたことを特徴とする、オイルフィルタカートリッジ
    を備えたエンジン。
  3. 【請求項3】 取付基台部(14)がその基台肉部(24)
    に、前記流入通路(12)と連通する油導入室(15)と前
    記流出通路(21)と連通する雌ネジ孔(26)を備え、そ
    の雌ネジ孔(26)はオイルフィルタカートリッジ(13)
    を取り付ける場合に、油戻し孔(19)を備えた管状固定
    具(23)が螺合するものであり、オイルフィルタカート
    リッジ(13)を取付基台部(14)に取り付けた時に、油
    導入室(15)はオイルフィルタカートリッジ(13)の未
    浄油室(16)と連通され、雌ネジ孔(26)は管状固定具
    (23)の油戻し孔(19)を介してオイルフィルタカート
    リッジ(13)の浄油室(18)と連通されることを特徴と
    する、請求項1ないし請求項2のいずれかに記載のオイ
    ルフィルタカートリッジを備えたエンジン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952326A2 (en) 1998-04-21 1999-10-27 Nissan Motor Company, Limited Piston of internal combustion engine
US10450910B2 (en) 2017-05-12 2019-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine
CN110772873A (zh) * 2019-11-25 2020-02-11 浙江威泰汽配有限公司 一种滤芯端盖的安装导向结构

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