JPH10255473A - 高速書込みリカバリを備えたメモリ装置および関連する書込みリカバリ方法 - Google Patents

高速書込みリカバリを備えたメモリ装置および関連する書込みリカバリ方法

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JPH10255473A
JPH10255473A JP10078278A JP7827898A JPH10255473A JP H10255473 A JPH10255473 A JP H10255473A JP 10078278 A JP10078278 A JP 10078278A JP 7827898 A JP7827898 A JP 7827898A JP H10255473 A JPH10255473 A JP H10255473A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ装置において、最小のコラムピッチに
より高速の書込みリカバリを可能にしかつ書込みデータ
線に負荷が与えられた場合に遭遇する問題を避ける。 【解決手段】 電流検知スタティックランダムアクセス
メモリ(SRAM)のようなメモリ10はビットライン
負荷および2つの付加的なメカニズムによって高速の書
込みリカバリを達成する。第1に、共有データライン上
の余分の負荷252もアクティブになって書込みリカバ
リプロセスを早める。第2に、複数のコラム200,2
02,204が書込みリカバリの間に共通のデータライ
ン接続され、それによって書込みサイクルの間に書き込
まれるコラムが再び他のコラムに蓄積された電荷を使用
して電荷共有により部分的にプリチャージできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にはメモリに
関し、かつより特定的には集積回路読出し/書込みメモ
リに関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路スタティックランダムアクセス
メモリ(SRAM)は今日多様な用途において使用され
ている。特に、高速SRAMはコンピュータシステム、
ワークステーション、その他のためのキャッシュのよう
な用途において使用されている。これらのキャッシュメ
モリは再使用される可能性のあるデータまたは命令の高
速の記憶装置を提供する。集積回路技術が改善されるに
応じて、マイクロプロセッサはそれに対応して速度が増
大し、かつマイクロプロセッサの速度が増大すると、S
RAMのアクセスタイムは効率的なキャッシュ記憶を提
供するために低減されなければならない。
【0003】一般に、高速SRAMについては、データ
がメモリから読み出される場合、活性化された(act
ivated)ワードライン上に位置するメモリセルが
信号をビットラインの相補対に提供する。選択されたメ
モリセルによってビットラインに提供される信号は比較
的弱くメモリによって出力される前にさらに増幅されな
ければならない。この信号は差動電圧信号あるいは差動
電流信号の形式となっている。前者の場合、電圧センス
技術として知られた、電圧センスアンプが比較的弱い電
圧を出力のために十分強い差動電圧に変換するために必
要とされる。電流センス技術においては、差動電流がメ
モリセルによってビットラインに与えられる。電流−電
圧増幅器は比較的弱い差動電流信号を認識しかつその後
の出力のために十分強力な電圧差動信号を出力しなけれ
ばならない。
【0004】SRAMはまた書込みサイクルを行うこと
ができなければならない。書込みサイクルの間は、デー
タは集積回路ピン上に受信されかつ対応するビットライ
ンが比較的振幅が大きい差動信号によってドライブされ
る。この大きな差動信号は選択されたメモリセルに記憶
されたデータ値をオーバライトまたは上書きするために
十分に強いものである。しかしながら、書込みサイクル
の終わりに、引き続く読出しサイクルの準備のために、
この大きな差動電圧は低減されまたは除去されなければ
ならない。
【0005】この書込み回復またはリカバリ(reco
very)を達成するために2つの一般的な技術があ
る。第1に、トランジスタがビットラインを相補ビット
ラインに結合し、これは等化(equalizatio
n)として知られている。第2に、ビットラインを関与
するセンスの形式に対して望ましいある所定の電圧にバ
イアスすることができる。例えば、典型的なプリチャー
ジ電圧は正の電源電圧である。しかしながら、正の電源
電圧の半分のような他のプリチャージ電位、あるいは正
の電源電圧からトランジスタのしきい値を減算したもの
も使用できることに注意を要する。SRAMが有用であ
るためには、書込みリカバリは予め規定された量の時間
内に行わなければならず、これはメモリのアクセスサイ
クルがより小さくなるに応じてより小さくなってきてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電流センス技術を使用
するメモリは一般に非常に良好な速度−電力積を有す
る。しかしながら、電流センス技術を使用する他の問題
もある。大きなビットライン負荷が使用されない限り書
込みリカバリ速度が問題となる。しかしながら、電流セ
ンス技術を使用する場合ビットライン負荷を通る電流を
できるだけ小さくすることが望ましい。さらに、集積回
路面積を小さくすることは常に望ましい。従って、必要
なことは、電流検知技術を使用するが、最小の寸法で高
速の書込みリカバリを有するメモリである。そのような
メモリは本発明により提供され、その特徴および利点は
以下の詳細な説明と図面からより良く理解されるであろ
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、複
数のメモリセル(206,208)であって、該複数の
メモリセル(206,208)の各々のメモリセルはワ
ードライン(WL)にかつビットライン対(BL,*B
L)に結合されているもの、前記ビットライン対に結合
され、前記ビットライン対を第1の制御信号に応じて所
定の電圧に充電するためのビットライン負荷(21
0)、前記メモリ装置の読出しサイクルの間に前記ビッ
トライン対を出力回路(120)に選択的に結合するた
めの読出しデータライン対(RDATA,*RDAT
A)、そして前記読出しデータライン対に結合され、か
つ第2の制御信号に応答するプリチャージ回路(25
2)であって、前記ビットライン対に結合されたメモリ
セルへのアクセスに続き、前記読出しデータライン対が
前記ビットライン対に結合され、かつ前記第1および第
2の制御信号がほぼ同時に肯定されて前記ビットライン
対を前記所定の電圧に再充電するもの、を具備すること
を特徴とするメモリ装置(100)が提供される。
【0008】本発明の別の態様では、前記ビットライン
対(BL,*BL)に結合された複数のメモリセルを有
するメモリセルアレイ(112)、前記ビットライン対
の各々に1つのビットライン負荷が結合され、メモリセ
ルへのアクセスの後に前記ビットライン対を所定の電圧
に再充電するための複数のビットライン負荷(11
8)、そして前記ビットライン対を入力/出力回路(1
20)に選択的に結合するためのデータライン対(RD
ATA,*RDATA)、を具備し、前記複数のメモリ
セルの内の1つへのアクセスに続き、前記ビットライン
対が前記データライン対に結合されて前記ビットライン
対の前記所定の電圧への再充電を助けることを特徴とす
るメモリ装置(100)が提供される。
【0009】本発明のさらに別の態様では、ワードライ
ン(WL,*WL)におよびビットライン対(BL,*
BL)に結合された複数のメモリセル(206,20
8)を有するメモリ装置(100)における、前記所定
の数のビットライン対の内のあるビットライン対の書込
みリカバリのための方法が提供され、各々のビットライ
ン対は対応するビットライン負荷(210)を有し、所
定の数のビットライン対が選択的に読出しデータライン
対(RDATA,*RDATA)に結合され、前記読出
しデータライン対はそこに結合されたプリチャージおよ
び等化回路(252)を有し、前記方法は、前記読出し
データライン対を前記所定の数のビットライン対の内の
前記ビットライン対に結合する段階、そして前記ビット
ライン負荷(210)およびプリチャージおよび等化回
路(252)が共にほぼ同時にアクティブになるように
前記プリチャージおよび等化回路(252)を活性化し
て前記ビットライン対および読出しデータライン対の電
圧を所定の電圧に回復する段階、を具備することを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるメモリ10
0をブロック形式で示す。メモリ100は概略的にアド
レスバッファ/デコーダ125、メモリアレイ部11
1、データI/O回路120、読出しグローバルデータ
線バス130、および書込みグローバルデータ線バス1
40を含む。メモリアレイ部111はアレイハーフ(a
rrayhalves)またはクアドラント(quad
rants)に区分でき、かつまた1つまたはそれ以上
のブロックを含むことができる。メモリアレイ部111
はメモリアレイ112、ローデコーダ114、コラム論
理/デコーダ116、およびビットライン等化ブロック
118を含む。メモリアレイ112はワードラインおよ
びビットライン対の交差部に位置するメモリセルのアレ
イを含む。図1にはワードライン152およびビットラ
イン対154の交差部に位置する代表的なメモリセル1
50が示されている。ビットライン対154は“BL”
と名付けられた信号を伝達する第1のビットライン15
6、および“*BL”と名付けられた信号を伝達する第
2のビットライン158を含む。ここで記号*は信号の
論理的反転を示し、図面中で使用されている上線に対応
する。読出しグローバルデータ線バス130はグローバ
ルデータ線のnの相補対を含み、“GDL”と名付けら
れた第1のグローバルデータ線132および“*GD
L”と名付けられた第2のグローバルデータ線134を
含む。書込みグローバルデータ線バス140はまた第1
の書込みグローバルデータ線バス142および第2の書
込みグローバルデータ線バス144を含むnの相補的な
書込みグローバルデータ線を含む。
【0011】アドレスバッファ/デコーダ125は「ア
ドレス(ADDRESS)」と名付けられた入力アドレ
スを受ける。アドレスバッファ/デコーダ125はまた
「内部タイミング信号(INTERNAL TIMIN
G SIGNALS)」と名付けられた一群の制御信
号、および“R/*WI”と名付けられた信号を受信す
る。アドレスバッファ/デコーダ125は前記「アドレ
ス」を受信しかつ「ローアドレス(ROW ADDRE
SS)」と名付けられたロー成分および「コラムアドレ
ス(COLUMN ADDRESS)」と名付けられた
コラム成分に分ける。アドレスバッファ/デコーダ12
5は該「アドレス」に対し部分的なまたは全体のデコー
ドを行って「ローアドレス」および「コラムアドレス」
を得ることができることに注意を要する。
【0012】メモリブロック111においては、ローデ
コーダ114は「ローアドレス」を受信し、かつそれに
応じてワードラインを活性化またはアクティベイトす
る。メモリアレイ112はローデコーダ114の出力に
接続されたワードラインの各々に接続されている。メモ
リアレイ112のメモリセルは対応するワードラインと
対応するビットライン対の交差部に位置している。各ビ
ットライン対はメモリ100の書込みサイクルの間にメ
モリセルヘの入力として、かつ読出しサイクルの間に出
力として作用する。図1は代表的なメモリセル150を
示している。メモリセル150はワードライン152お
よびビットライン対154に接続されている。ビットラ
イン等化ブロック118はビットラインの各々の一端に
接続されたビットライン等化トランジスタ(ショーティ
ング装置)を表している。
【0013】コラム論理/デコーダ116は「コラムア
ドレス」、「内部クロック(INTERNAL CLO
CKS)」、およびR/*WI信号を受信する。コラム
論理/デコーダ116は、代表的なビットライン対15
4を含む、各々のビットライン対に接続されかつビット
ライン等化ブロック118と反対側のビットラインの端
部に位置している。図示された実施形態では、コラム論
理/デコーダ116はまたビットライン負荷を含む。こ
れらのビットライン負荷は各々のビットラインに対して
等化トランジスタおよびプリチャージトランジスタの双
方を含む。ビットラインの両方の端部にビットライン等
化トランジスタを含めることにより、等化およびプリチ
ャージが比較的長いビットラインを使用するメモリに対
してより高速で達成される。コラム論理/デコーダ11
6は読出しグローバルデータ線バス130および書込み
グローバルデータ線バス140に接続されている。各々
のグローバルデータ線バスはnの信号ラインを含み、こ
の場合nは、メモリ100のサイズに応じて、1,2,
4,8,16,32その他のような任意の数とすること
ができる。
【0014】データI/O回路120は読出しグローバ
ルデータ線バス130および書込みグローバルデータ線
バス140に接続され、かつ「データ(DATA)」と
名付けられたnビットの信号を伝達するために双方向端
子を有する。データI/O回路120はまた“*C
S”,“R/*W”および「クロック(CLOCK)」
と名付けられた外部制御信号を受けるための入力端子、
および「内部タイミング信号」および“R/*WI”信
号を提供するための出力端子を有する。図示された実施
形態では、メモリ100は同期メモリでありかつ「クロ
ック」信号と同期して「内部タイミング信号」を発生す
る。しかしながら、本発明は非同期メモリにも同様に適
用できることは明らかであろう。非同期メモリに対して
は、データI/O回路120は*CS信号の活性化から
の遅延に基づき「内部クロック信号」を発生し、かつ
「クロック」入力端子を持たない。
【0015】基本的な動作においては、アドレスバッフ
ァ/デコーダ125はメモリ100の読出しサイクルま
たは書込みサイクルの間に前記「アドレス」を受信す
る。読出しサイクルにおいては、信号*CSが活性化さ
れかつR/*Wは論理ハイであり、書込みサイクルの間
は、信号*CSは活性化されかつ信号R/*Wは論理ロ
ーである。信号R/*Wは入力信号R/*Wからバッフ
ァリングされかつ実質的に同じ信号である。ローデコー
ダ114は「ローアドレス」を受信したことに応じて1
つのワードラインをイネーブルする。読出しサイクルの
間は、イネーブルされたワードラインに接続された各メ
モリセルが選択されかつその出力を差動電流としてそれ
が結合されているビットライン対上に結合する。例え
ば、「ローアドレス」がワードライン152をイネーブ
ルした時、メモリセル150が選択されかつ差動電流を
ビットライン対154に提供してそこに記憶されたビッ
トの状態を表す。すべてのビットライン対がイネーブル
されたワードラインに接続されたメモリセルによって読
出しサイクルの間にドライブされる。すべてのビットラ
イン対上の信号は差動電流である。
【0016】コラム論理/デコーダ116は前記「コラ
ムアドレス」に基づきnのビットライン対を選択する。
「内部タイミング信号」は動作が始まっていることの情
報をコラム論理/デコーダ116に提供し、かつR/*
Wは読出しサイクルまたは書込みサイクルが進行中であ
るか否かを決定する。コラムアドレスに基づきビットラ
イン対(単数または複数)を選択した後、コラム論理/
デコーダ116は選択されたビットライン対の各々を対
応するグローバルデータ線対に接続しかつ差動電流検知
技術を使用してその上の信号を増幅する。*CSおよび
R/*Wが読出しサイクルを示していることに応じて、
データI/O回路120は各々の読出しグローバルデー
タ線対上の差動信号を受信し、それをシングルエンデッ
ド信号、および出力「データ」へと変換する。
【0017】書込みサイクルの間は、データの流れは実
質的に反転される。書込みサイクルは信号*CSがアク
ティブになりかつR/*Wが論理ローであることによっ
て表明される。データI/O回路120は「データ」を
入力として受信し、かつ各「データ」信号を対応する書
込みグローバルデータ線対上の差動信号としてドライブ
する。例えば、書込みグローバルデータ線バス140は
メモリ100における各々の選択された書込みグローバ
ルデータ線対を表す。書込みグローバルデータ線対バス
140は受信された「データ」に基づきデータI/O回
路120によってドライブされる。「内部タイミング信
号」、R/*WI、および「コラムアドレス」に応じ
て、コラム論理/デコーダ116は各々の書込みグロー
バルデータ線対を選択されたビット線対に結合する。ロ
ーデコーダ114はワードラインをイネーブルしかつ入
力データはイネーブルされたワードラインと選択された
ビットライン対の交差部に位置するメモリセルへとドラ
イブされる。読出しサイクルの場合と同様に、イネーブ
ルされたワードライン上に位置するメモリセルはビット
ライン対に結合された出力を有する。しかしながら、コ
ラム論理/デコーダ116によってビットライン対上に
ドライブされる電圧差がメモリセルのドライブ電圧より
大きくかつメモリセルに記憶されたビットを上書きす
る。
【0018】書込みリカバリ期間として知られた、書込
みサイクルの終わりに、ビットライン対の等化がビット
ライン上の等化によって部分的に、ビットライン等化ブ
ロック118およびコラム論理/デコーダ116におけ
る対応するビットライン負荷の双方によって、かつ部分
的にビットラインおよびグローバル読出しデータ線の間
の読出しデータ線上の等化によって間接的に達成され
る。この等化を達成するために、読出しデータラインを
ビットラインに接続する回路は書込みサイクルの終わり
にアクティブになる。この書込みリカバリシステムはメ
モリ100が、図2を参照してさらに説明する、電流検
知を使用する場合に特に都合がよい。
【0019】図2は、図1のメモリ100の一部のブロ
ック図と回路図との組合せである。図2には、n列また
はコラムの内の3つが対応するデータライン等化部およ
びセンスアンプと共に示されている。単一のセンスアン
プに接続されるコラムの数は用途に応じて変わり得る。
例えば、図示された実施形態では、単一の対のデータラ
インに4つのコラムが接続されている。しかしながら、
他の値も同様に使用できる。
【0020】図2には、図1のメモリアレイ112およ
びコラム論理/デコーダ116の一部が示されている。
メモリアレイ112の図2に示された部分は第1のコラ
ム200、第2のコラム202、および第3のコラム2
04を含む。コラム200はBLおよび*BLと名付け
られた一対の相補ビットライン、ならびにメモリセル2
06および208を含む。メモリセル206は“WL
1”と名付けられた第1のワードラインに接続された入
力端子、およびBLおよび*BLに接続された相補出力
を有する。メモリセル208は“WLM”と名付けられ
たm番目のワードラインに接続された入力、およびBL
および*BLに接続された2つの出力を有する。メモリ
セルの数は本発明が任意の特定のアレイサイズに限定さ
れないことを示すことを助けるため任意の数mであるも
のとして示されている。同様に、コラム202および2
04は共に対応するワードラインに接続されかつ対応す
るビットライン対に出力を提供するmのメモリセルを含
む。これらのコラムの構造はコラム200と同じであ
り、それらについてはこれ以上説明しない。
【0021】図2の残りの部分はコラム論理/デコーダ
116の部分を示している。例えば、第1のビットライ
ン負荷210はコラム200に接続されかつ、通常金属
酸化物半導体(MOS)トランジスタとも称される、P
チャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ212〜21
4を含んでいる。トランジスタ212は“VDD”と名
付けられた電源に接続されたソース、“WCP1”と名
付けられた信号を受けるためのゲート、およびBLに接
続されたドレインを有する。VDDはほぼ3ボルトの公
称値を有するより正の電源電圧であるが、実施形態にし
たがって変わってもよい。トランジスタ213はBLに
接続された第1の電流電極、“*EQ”と名付けられた
制御信号を受けるためのゲート、および“*BL”と名
付けられた相補ビットラインに接続された第2の電流電
極を有する。トランジスタ214はVDDに接続された
ソース、信号WCP1を受けるためのゲート、および*
BLに接続されたドレインを有する。
【0022】書込み経路を形成する上で、一対のドライ
ブトランジスタ216は“WD”および“*WD”と名
付けられた2つの書込みデータラインをそれぞれ対応す
るビットラインBLおよび*BLに接続する。前記一対
のドライブトランジスタ216は第1のNチャネルトラ
ンジスタ218、および第2のNチャネルトランジスタ
220を含む。トランジスタ218はBLに接続された
第1の電流電極、信号WCP1を受けるためのゲート、
およびWDに接続された第2の電流電極を有する。トラ
ンジスタ220は*BLに接続された第1の電流電極、
信号WCP1を受けるためのゲート、および*WDに接
続された第2の電流電極を有する。トランジスタ218
および220のソースおよびドレインの指定は印加され
る電圧にしたがって変わり、したがってそれらは包括的
に示されていることに注意を要する。
【0023】読出し経路は一対のドライブトランジスタ
222を含む。該一対のドライブトランジスタ222は
第1のPチャネルトランジスタ224、および第2のP
チャネルトランジスタ226を含む。トランジスタ22
4はBLに接続された第1の電流電極、“*RD1・*
EQ”と名付けられた信号を受けるためのゲート、およ
び“RDATA”と名付けられた読出しデータ線に信号
を提供するための第2の電流電極を有し、この場合記号
“・”は論理的AND操作を表わす。トランジスタ22
6は*BLに接続された第1の電流電極、信号*RD1
・*EQを受けるためのゲート、および“RDATA”
と名付けられた相補のデータ線に出力信号を提供するた
めの第2の電流電極を有する。コラム202に対応して
同様のビットライン負荷トランジスタ228〜230、
書込みドライブトランジスタ232および234、およ
び読出しドライブトランジスタ236および238があ
る。ビットライン負荷プルアップトランジスタは“WC
P2”と名付けられた信号により選択され、かつ等化ト
ランジスタは信号*EQによって選択される。書込みド
ライブトランジスタ232および234は“RD2・*
EQ”と名付けられた信号によって選択される。最後に
n番目のコラム204は前に述べたものに対応して、ビ
ットライン負荷トランジスタ240〜242、一対の書
込みドライブトランジスタ244および246、そして
一対の読出しドライブトランジスタ248および250
を含む。トランジスタ240,242,244および2
46は“WCPN”と名付けられた信号を受け、トラン
ジスタ241は信号*EQを受け、かつトランジスタ2
48および250は“*RDN・*EQ”と名付けられ
た信号を受ける。
【0024】読出しデータライン対にはデータライン負
荷252が接続されている。データライン負荷252は
Pチャネルトランジスタ253〜257を含む。トラン
ジスタ253はVDDに接続されたソース、“VSS”
と名付けられた電源電圧端子に接続されたゲート、およ
び*RDATAに接続されたドレインを有する。VSS
はほぼゼロボルトの公称値を有するより負のまたはグラ
ンド電源電圧端子である。トランジスタ254はVDD
に接続されたソース、“*(SEN_EQ)”と名付け
られた信号を受けるためのゲート、および*RDATA
に接続されたドレインを有する。トランジスタ255は
VDDに接続されたソース、VSSに接続されたゲー
ト、およびRDATAに接続されたドレインを有する。
トランジスタ256はVDDに接続されたソース、信号
*(SEN_EQ)を受けるためのゲート、およびRD
ATAに接続されたドレインを有する。トランジスタ2
58はRDATAに接続された第1の電流電極、信号*
(SEN_EQ)を受けるためのゲート、およびRDA
TAに接続されたドレインを有する。
【0025】また、データラインには電流伝達回路(c
urrent conveyorcircuit)26
0が接続されている。回路260はPチャネルトランジ
スタ262、Pチャネルトランジスタ264、Pチャネ
ルトランジスタ266、Nチャネルトランジスタ26
8、およびNチャネルトランジスタ270を含む。トラ
ンジスタ262は*RDATAに接続された第1の電流
電極、ゲート、および第2の電流電極を有する。トラン
ジスタ264はRDATAに接続された第1の電流電
極、トランジスタ262の第2の電流電極に接続された
ゲート、およびトランジスタ262のゲートに接続され
た第2の電流電極を有する。トランジスタ266はトラ
ンジスタ262の第2の電流電極に接続された第1の電
流電極、“*(AMP_EQ)”と名付けられた信号を
受けるためのゲート、およびトランジスタ264の第2
の電流電極に接続された第2の電流電極を有する。トラ
ンジスタ268はトランジスタ262の第2の電流電極
に接続された第1の電流電極、“AMP_SEL”と名
付けられた信号を受けるためのゲート、および*GDL
に接続された第2の電流電極を有する。トランジスタ2
70はトランジスタ264の第2の電流電極に接続され
た第1の電流電極、信号AMP_SELを受けるための
ゲート、およびGDLに接続された第2の電流電極を有
する。
【0026】動作においては、メモリがアクセスされた
とき、図1のローデコーダ114はWL1またはWLM
のようなワードラインまたはアレイにおける任意の他の
ワードラインをアクティベイトまたは活性化する(ac
tivates)。1つのワードラインを活性化するこ
とは各コラムから1つのメモリセルを選択する。選択さ
れたメモリセルは該メモリセルに記憶されたメモリ状態
を表わす電流信号を対応するBLおよび*BL信号ライ
ンに提供する。図2に示されたトランジスタのnのコラ
ムの内1つのもののみが選択される。したがって、*
(RD1_EQ),*(RD2_EQ)、または一般に
*(RDN_EQ)の内の1つのみがアクティブになり
対応するドライブトランジスタを選択する。これらの対
応するドライブトランジスタが選択されたとき、選択さ
れたコラムにおけるメモリセルの状態を表わす差動電流
がRDATAおよび*RDATA上にドライブされる。
RDATAおよび*RDATAの間の小さな差動電流は
GDLおよび*GDLへと電流伝達回路260を通って
輸送される。センス機能は図1のデータI/O回路12
0において完了し、これについては図4を参照して以下
にさらに詳細に説明する。
【0027】書込みサイクルの間は、書込みデータが対
応するWD/*WD対上に受信されかつ信号WCP1の
ような対応する書込み選択信号が活性化されたときにビ
ットライン上にドライブされる。比較的弱い読出し電流
信号と異なり、書込み電圧信号は非常に強くかつ論理レ
ベルは電源電圧に非常に近くすることができる。この差
動電圧は選択されたメモリセルの内容を上書きするのに
非常に適している。
【0028】しかしながら、書込みサイクルの終りに、
この大きな電圧がビットライン上に残っておりかつその
後のセンス目的のために低減されなければならない。こ
の低減は2つのメカニズムによって達成される。第1の
メカニズムはビットライン負荷である。コラム200が
選択されたコラムであると仮定すると、トランジスタ2
12および214はアクティブになってBLおよび*B
LをVDDに接続する。さらに、トランジスタ213は
導通してBLを*BLに結合するようになる。この機能
は一般に等化(equalization)と称される
が、これらの作用は一緒になって書込みリカバリの第1
のメカニズムを形成する。
【0029】第2のメカニズムはデータライン負荷25
2によって提供されこれはさらに選択されたコラムにお
けるBLおよび*BLをトランジスタ253〜256を
介してVDDに結合する。トランジスタ253および2
55はたえず導通する比較的弱いデバイスであり、一方
トランジスタ254および256は読出しサイクルの始
めの間および書込みリカバリの間にスイッチされる。デ
ータライン負荷252におけるトランジスタは各々nの
コラムに接続するデータラインに接続されるから、それ
らはコラムのピッチを増大することなく大きくすること
ができかつしたがってそれらが対応するビットライン負
荷に配置されたかのように同様の方法でメモリ領域に影
響を与えることはない。
【0030】さらに、データライン負荷252はあるポ
イントで読出しデータライン上に与えられその後それら
は書込みデータラインから分離される。メモリ100に
おいては、書込み経路はNチャネルトランジスタ218
および220を通って進行しかつ選択された書込みデー
タラインがローの電圧に引かれ、一方他の1つはVDD
にプリチャージされた状態に留まっている。したがっ
て、Nチャネルトランジスタがしきい値電圧の降下を避
けるために使用されることは重要である。しかしなが
ら、同時にメモリセルのピッチを増大することなくこれ
らの書込みドライブトランジスタを含めることが重要で
ある。もしトランジスタ218および220が完全相補
型(full complementary)金属酸化
物半導体(CMOS)伝送ゲートへと変えられれば、セ
ルのピッチは増大されなければならない。したがって、
読出しデータラインに関してビットライン負荷と共に動
作する負荷を配置することはメモリセルのピッチが増大
しないという利点を有する。
【0031】書込みリカバリの間にビットラインの等化
を助ける付加的な特徴的機能も図2に示されている。等
化期間の間は、選択されたコラムが対応する読出しドラ
イブトランジスタを通してデータライン負荷252に接
続される。しかしながら、書込みリカバリの間は、他の
コラムもまた読出しデータラインに接続され、したがっ
てRDATAおよび*RDATAに選択的に接続される
全てのコラム(および他の対応するデータラインに接続
される他のコラム)は書込みリカバリの間にそこに接続
される。これらの接続を行なうことは2つの利点を有す
る。第1に、それは制御信号のデコードを単純化する。
第2に、非選択ビットラインの各々の上の蓄積された電
荷は書込みサイクルの後に選択されたコラムに沿ってビ
ットラインを迅速にプリチャージする上での助けとな
る。他の実施形態では、もし付加的なチャージおよびリ
カバリの利点が必要でなければ、非選択コラムをRDA
TAおよび*RDATAに接続することは必要でないか
も知れない。さらに、他の実施形態では、データライン
負荷252は省略できかつRDATAおよび*RDAT
Aに接続された全てのコラムは書込みリカバリの間に一
緒に接続されてビットラインをVDDに再充電する上で
選択されたコラムにおけるビットライン負荷をを助ける
ことができる。これはビットライン負荷のプルアップト
ランジスタがより小さくできるようにしあるいは与えら
れたトランジスタサイズに対して書込みリカバリを早め
ることができるようにする。
【0032】図3は、図2の動作を理解する上で有用な
信号のタイミング図を示す。図3において、水平軸は時
間を表わしかつ垂直軸は、*EQ、*RD1、WCP1
および*(SEN_EQ)を含む、種々の信号の電圧を
表わす。これらの信号は読出しサイクル、書込みサイク
ル、およびその後の読出しサイクルを含む3つの注目の
期間に対して示されている。読出しサイクルの早期の部
分の間は、信号*RD1は論理ローでアクティブであり
対応するコラムを選択する。また、この期間の間は、信
号*EQはまたはローであり、これはビットラインの等
化を行なわせる。信号WCP1は読出しサイクルにわた
りローまたはインアクティブに留まっている。信号*R
D1が活性化またはアクティベイトされた後のある期
間、*(SEN_EQ)は該サイクルの始め近くで論理
ローでアクティブであり読出しデータラインをプリチャ
ージする。信号*(SEN_EQ)は差動信号が送るこ
とができるようにインアクティブになり、かつ読出しサ
イクルの残りの間インアクティブに留まっている。
【0033】書込みサイクルは信号*RD1がインアク
ティブでありかつ信号WCP1がアクティブになること
によって示される。書込みサイクルの間は、信号*(S
EN_EQ)はアクティブに留まっており、したがって
データライン負荷252のプリチャージトランジスタは
導通状態に留まっている。この期間の間、信号*EQは
インアクティブであり書込みデータがそれによって選択
されたビットラインを分離しかつ選択されたメモリセル
を上書きできるようにする。書込みサイクルの終りに、
信号WCP1は再びインアクティブになりかつ信号*E
Qのアクティベイションおよび信号WCP1のインアク
ティブ化により書込みサイクルの終りの前に書込みリカ
バリが始まる。WCP1がインアクティブになってから
ある遅延時間の後に、信号*RD1がアクティブになり
これはデータラインを選択されたコラムのビットライン
に接続する。さらに、書込みリカバリの間に、全ての他
の*RD信号もアクティブになる。書込みサイクルは信
号*RD1がアクティブになったときに終了する。
【0034】読出しドライブトランジスタは信号*EQ
が論理ローでアクティブであるか、あるいは信号*RD
が論理ローでアクティブである場合に、これらの信号は
一緒にAND操作されているため、導通することに注意
を要する。したがって、書込みリカバリタイムの間は、
全ての読出しドライブトランジスタは導通して全てのコ
ラムのビットラインをRDATAおよび*RDATAに
結合し、かつある量の時間の後に書込みリカバリ期間が
終了しかつその後の読出しサイクルが開始する。図3は
書込みサイクルに続く読出しサイクルを示していること
に注目すべきである。もし書込みサイクルにアイドルサ
イクルが続けば、信号*EQは書込みサイクルの期間の
間アクティブに留まり、したがって他のサイクルが始ま
るまで等化がたえず行なわれることになる。
【0035】図4は、電流検知機能を完成させるために
読出しグローバルデータラインに接続することができる
電流検知回路(current sensing ci
rcuit)10の回路図である。電流検知回路10は
図1のデータI/O回路120の一部である。電流検知
回路10は、それぞれ、入力端子12および相補入力端
子22を通って電流検知回路10へと流れ込む電流I1
およびI2の間の差を検知する。電流I1およびI2の
間の差は電流検知回路10へ伝送されるデータの検知の
ために使用される。入力端子12および相補入力端子2
2は、それぞれ、GDLおよび*GDLに接続されてい
る。電流検知回路10はまたセンスアンプ(sense
amplifier)とも称される。
【0036】センスアンプ10は電流源として作用する
Pチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(FET)
14および24を含む。FET14および24のゲート
電極は第1のイネーブル信号を受けるために端子31に
接続されている。FET14および24のソース電極は
電源導体20に接続されている。一例として、導体20
はVDDの電圧レベルにある。言い換えれば、FET1
4および24のソース電極は電源レベルVDDに接続さ
れている。センスアンプ10はまたPチャネル絶縁ゲー
トFET33を含み、該FET33は第2のイネーブル
信号を受けるために端子32に接続されたゲート電極お
よび導体20において電圧レベルVDDに接続されたソ
ース電極を有する。
【0037】センスアンプ10はさらにインバータ1
6、Nチャネル絶縁ゲートFET18、インバータ2
6、およびNチャネル絶縁ゲートFET28を含む。イ
ンバータ16はPチャネル絶縁ゲートFET15および
Nチャネル絶縁ゲートFET17から構成される。FE
T15および17のゲート電極は共通に接続されてイン
バータ16の入力を形成している。FET15のソース
電極はインバータ16の第1のバイアスノードとして作
用しかつFET33のドレイン電極に接続されている。
FET17のソース電極はインバータ16の第2のバイ
アスノードとして作用しかつFET18のドレイン電極
および入力端子12に接続されている。FET15およ
び17のドレイン電極は共通に接続されてインバータ1
6の出力を形成している。インバータ16の出力はFE
T14のドレイン電極およびセンスアンプ10のデータ
出力端子19に接続されている。
【0038】インバータ26はPチャネル絶縁ゲートF
ET25およびNチャネル絶縁ゲートFET27から構
成される。FET25および27のゲート電極は共通に
接続されてインバータ26の入力を形成している。FE
T25のソース電極はインバータ26の第1のバイアス
ノードとして作用しかつFET33のドレイン電極に接
続されている。FET27のソース電極はインバータ2
6の第2のバイアスノードとして作用しかつFET28
のドレイン電極および相補入力端子22に接続されてい
る。FET25および27のドレイン電極は共通に接続
されてインバータ26の出力を形成している。インバー
タ26の出力はFET24のドレイン電極およびセンス
アンプ10の相補データ出力端子29に接続されてい
る。
【0039】さらに、インバータ16の入力はインバー
タ26の出力に接続され、かつインバータ26の入力は
インバータ16の出力に接続されている。FET18お
よび28のゲート電極は導体20における電圧レベルV
DDに接続されている。FET18および28のソース
電極は電源導体30に接続されている。一例として、電
源導体30はグランド電圧レベル、すなわち、VSSで
ある。
【0040】センスアンプ10はさらにインバータおよ
び2つのスイッチを含み、一方はインバータ16および
26の出力の間に結合され、他方はインバータ16およ
び26の第2のバイアスノードの間に結合されている。
好ましくは、インバータ16および26の出力の間に結
合されたスイッチはPチャネル絶縁ゲートFET35お
よびNチャネル絶縁ゲートFET37から構成される2
トランジスタパスゲート(pass gate)であ
る。インバータ36の入力は等化信号(equaliz
ation signal)を受けるために端子34に
接続されている。インバータ36の出力はFET35の
ゲート電極に接続されている。FET37のゲート電極
は端子34に接続されている。FET35および37の
ソース電極は共通にFET15および17のドレイン電
極に接続されている。FET35および37のドレイン
電極は共通にFET25および27のドレイン電極に接
続されている。
【0041】好ましくは、インバータ16および26の
第2のバイアスノードの間に結合されたスイッチはNチ
ャネル絶縁ゲートFET38からなる1トランジスタパ
スゲートである。FET38のゲート電極は端子34に
接続され、FET38のソース電極はFET17のソー
ス電極に接続され、そしてFET38のドレイン電極は
FET27のソース電極に接続されている。
【0042】図5を参照して後にさらに詳細に説明する
ように、センスアンプ10は入力端子12と相補入力端
子22へと伝送される差動電流信号を検知することによ
りデータを検知する。より詳細には、センスアンプ10
は、それぞれ、入力端子12および相補入力端子22を
通って流れる電流I1およびI2を検知する。電流I1
およびI2はまた前記差動電流信号の第1および第2の
電流成分と称される。センスアンプ10は、電流I1お
よびI2にしたがって、2つの電流を発生し、一方はF
ET17を流れかつ他方はFET27を流れる。センス
アンプ10は次にFET17を流れる電流をFET27
を流れる電流と比較しデータを検知する。
【0043】FET14,15,17,18,24,2
5,27,28,33,35,37および38は図4に
示されるような絶縁ゲートFETであることに限定され
ないことに注目すべきである。それらは、例えば、バイ
ポーラトランジスタ、金属半導体FET、接合FET、
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、その他のような他
の種類のトランジスタと置き換えることができる。さら
に、FET33はスイッチとして機能しかつ任意の種類
のスイッチによって置き換えることができる。当業者が
認識するように、FETにとっては、ゲート電極は制御
電極として作用し、ソースおよびドレイン電極は電流導
通電極として作用する。
【0044】センスアンプ10においては、FET14
および24は電流源(current source
s)として作用し、かつFET18および28は電流シ
ンク(current sinks)として機能する。
これらは他の種類の電流源/シンク回路と置き換えるこ
とができる。好ましくは、FET14および18はそれ
ぞれFET24および28と同じ電流伝達能力を有す
る。
【0045】インバータ16において、FET15はプ
ルアップトランジスタとして機能しかつFET17はプ
ルダウントランジスタとして機能し、したがって、FE
T15および17は異なる導電型のものであることが好
ましい。同様に、インバータ26においては、FET2
5はプルアップトランジスタとして機能しかつFET2
7はプルダウントランジスタとして機能し、したがっ
て、FET25および27は異なる導電型であるのが好
ましい。図4に示される実施形態においては、FET1
5および25はPチャネルFETであり、かつFET1
7および27はNチャネルFETである。別の実施形態
では、FET15および25はPNPバイポーラトラン
ジスタによって置き換えられかつFET17および27
はNPNバイポーラトランジスタによって置き換えられ
る。
【0046】FET38はパスゲートとして機能しかつ
異なる形式のパスゲートによって、例えば、2トランジ
スタパスゲートによって置き換えることができる。FE
T35および37は2トランジスタパスゲートを形成し
かつ異なる形式のパスゲートによって置き換えることが
できる。これら2つのパスゲートはセンスアンプ10に
高速のバック−バック(back−to−back)検
知動作を行なうことができる能力を提供する。両方のパ
スゲートはセンスアンプ10においては任意選択的なも
のであることに注目すべきである。出力端子19と相補
出力端子29の間の、例えば、グランド電圧レベルから
VDDへの、大きな電圧スイングのため、それらの間に
結合されたパスゲートは図4に示されるように2トラン
ジスタパスゲートであることが好ましい。しかしなが
ら、これは本発明を限定するものと考えるべきではな
い。もしFET35および37の代わりに1トランジス
タパスゲートが使用されれば、その制御電極に印加され
る等化信号はセンスアンプ10の動作の間にそれに対し
て双方向導通能力を提供するよう調整されるのが好まし
い。
【0047】図5は、本発明に係わるデータ検知プロセ
スの間に電流検知回路に供給される信号のタイミング図
50である。タイミング図50は第1のイネーブル信号
51、第2のイネーブル信号52、および等化信号54
を含む。データを検知するために図4のセンスアンプ1
0を使用する場合、第1のイネーブル信号51、第2の
イネーブル信号52、および等化信号54がそれぞれ端
子31,32および34に供給される。入力端子12お
よび相補入力端子22はビットライン、読出しデータラ
イン、およびグローバルデータラインを介してメモリセ
ルに結合されている。他の例では、入力端子12および
相補入力端子22はマルチプレクサ(図示せず)を介し
て2つのメモリセル(図示せず)へと結合されている。
一方のメモリセルは主(primary)メモリセルと
称されかつ他方のメモリセルは冗長メモリセルと称され
る。マルチプレクサは通常動作において主メモリセルを
選択しかつもし主メモリセルが欠陥であれば冗長メモリ
セルを選択する。
【0048】センスアンプ10がアイドルである場合、
第1のイネーブル信号51および第2のイネーブル信号
52が好ましくは、例えば、電源電圧VDDのようなハ
イ電圧レベルでありかつ等化信号54は好ましくは、例
えば、グランド電圧レベルのようなロー電圧レベルにあ
る。したがって、FET14,24,33,35,3
7,38は非導通であり、インバータ16および26は
ディスエーブルされ、かつセンスアンプ10は大きな電
力を消費しない。
【0049】検知処理が開始する前に、等化信号54は
時間t0において、VDDのような、ハイ電圧または高
電圧レベルへと切り換えられる。この高電圧レベルはF
ET37および38のゲート電極に伝送されかつFET
37および38をオンに切り換える。前記高電圧レベル
はまたインバータ36の入力に伝送され、該インバータ
36はFET35のゲート電極にロー電圧レベルを発生
しかつFET35をオンに切り換える。導通するFET
35および37は実質的に出力端子19および相補出力
端子29における電位を等しくする。同様に、導通する
FET38は入力端子12および相補入力端子22にお
ける電位を実質的に等しくする。
【0050】検知プロセスは時間t1において等化信号
54がロー電圧レベルにスイッチバックされかつ第1の
イネーブル信号51が、グランド電圧レベルのような、
ロー電圧レベルに切り換えられたときに開始する。FE
T35,37および38はオフに切り換えられ、それに
よって出力端子19を相補出力端子29から切り離しか
つ入力端子12を相補入力端子22から切り離す。FE
T14および24はオンに切り換えられる。2つの電流
経路がVDDとグランドとの間に確立され、一方はFE
T14,17および18を通りかつ他方はFET24,
27および28を通る。図2は第1のイネーブル信号5
1の立下りエッジが等化信号54の立下りエッジと一致
することを示しているが、これは本発明を限定するもの
と考えるべきでない。
【0051】メモリセルに記憶されたデータは電流I1
およびI2で符号化されかつ入力端子12および相補入
力端子22を介してセンスアンプ10へと伝送される。
電流I1はメモリセルから入力端子12およびFET1
8を介して導体30へと流れる。したがって、FET1
8へと流れる電流は電流IおよびFET14および17
に流れる電流の合計に等しい。同様に、電流I2はメモ
リセルから相補入力端子22およびFET28を介して
導体30へと流れる。したがって、FET28に流れる
電流は電流I2およびFET24および27に流れる電
流の合計に等しい。FET18および28は実質的に同
じ電流伝達能力を有するよう設計されるから、FET1
8に流れる電流は実質的にFET28に流れる電流に等
しい。この電流は基準電流(reference cu
rrent)と称される。したがって、FET14およ
び17に流れる電流は実質的に基準電流から電流I1を
減算したものに等しい。同様に、FET24および27
に流れる電流は実質的に基準電流から電流I2を減算し
たものに等しい。センスアンプ10はFET14および
17に流れる電流をFET24および27に流れる電流
と比較することによりデータを検知する。
【0052】もしメモリセルが第1の論理値、例えば、
論理“1”を記憶していれば、電流I1は電流I2より
やや大きい。典型的には、電流I1およびI2の間の差
はほぼ40マイクロアンペア(μA)およびほぼ80μ
Aの間におよぶ。この電流差の公称値はほぼ60μAで
ある。FET14および17に流れる電流は電流I1が
電流I2より大きいのと実質的に同じ量だけ少なくな
る。FET24に流れるよりも少ないFET14に流れ
る電流はFET24のドレインおよびソース電極の間よ
りもFET14のドレインおよびソース電極の間により
小さな電圧降下を生じる。その結果、FET15および
17のドレイン電極の電圧レベルはFET25および2
7のドレイン電極の電圧レベルよりやや高い。
【0053】これに対し、もしメモリセルが第2の論理
値、例えば、論理“0”、これは前記第1の論理値の相
補である、を記憶していれば、電流I1は電流I2より
やや小さい。FET14および17に流れる電流は電流
I1が電流I2より少ないのと実質的に同じ量だけFE
T24および27に流れる電流より大きくなる。FET
24に流れるものよりも大きなFET14に流れる電流
はFET24のドレインとソース電極との間よりもFE
T14のドレインとソース電極の間により大きな電圧降
下を生じさせる。その結果、FET15および17のド
レイン電極の電圧レベルはFET25および27のドレ
イン電極の電圧レベルよりやや低い。
【0054】時間t2において、第1のイネーブル信号
51がハイ電圧レベルにスイッチバックされかつ第2の
イネーブル信号52が、グランド電圧レベルのような、
ロー電圧レベルに切り換えられる。FET14および2
4はオフにスイッチングされ、FET33はオンにスイ
ッチングされ、かつインバータ16および26はイネー
ブルされる。FET17および27のドレイン電極の間
の電圧に応じて、インバータ16および26はラッチ回
路を形成しこれは出力端子19と相補出力端子29の間
に差動電圧信号を発生する。
【0055】メモリセルが論理“1”を記憶している場
合は、FET15および17のドレイン電極の電圧レベ
ルはFET25および27のドレイン電極の電圧レベル
よりやや高い。FET15および17のドレイン電極の
より高い電圧レベルはFET25および27のゲート電
極に伝送され、FET25をターンオフしかつFET2
7をターンオンする。同様に、FET25および27の
ドレイン電極のより低い電圧レベルはFET15および
17のゲート電極に伝送され、FET15をターンオン
しかつFET17をターンオフする。FET15が導通
しかつFET17が非導通であることにより、インバー
タ16は出力端子19の電圧レベルをVDDまで引き上
げる。FET25が非導通でありかつFET27が導通
することにより、インバータ26は相補出力端子29の
電圧レベルをグランドへと引き下げる。したがって、論
理“1”がメモリセルから読み出される。
【0056】メモリセルが論理“0”を記憶している場
合は、FET15および17のドレイン電極の電圧レベ
ルはFET25および27のドレイン電極の電圧レベル
よりやや低い。FET15および17のドレイン電極の
より低い電圧レベルはFET25および27のゲート電
極に伝送され、FET25をターンオンしかつFET2
7をターンオフする。同様に、FET25および27の
ドレイン電極のより高い電圧レベルはFET15および
17のゲート電極に伝送され、FET15をターンオフ
しかつFET17をターンオンする。FET15が非導
通でありかつFET17が導通することにより、インバ
ータ16は出力端子19における電圧レベルをグランド
へと引き下げる。FET25が導通しかつFET27が
非導通となることにより、インバータ26は相補出力端
子29の電圧レベルをVDDへと引き上げる。したがっ
て、論理“0”がメモリセルから読み出される。
【0057】検知プロセスは第2のイネーブル信号52
がハイ電圧レベルへとスイッチバックされる時間t3に
おいて終了する。端子32のハイ電圧レベルはFET3
3をオフにスイッチングし、それによってインバータ1
6および26をディスエーブルする。センスアンプ10
はアイドル状態に入りかつ次のデータ検知プロセスの用
意ができている。
【0058】データ検知プロセスの間に、FET18お
よび28は導通状態に留まっている。したがって、入力
端子12および相補入力端子22の電圧レベルはグラン
ド電圧レベルに近い状態に留まっている。言い換えれ
ば、入力端子12に結合されたグローバルデータライン
および相補入力端子22に結合された相補グローバルデ
ータラインの間の電圧スイングは小さく、例えば、ほぼ
20ミリボルト(mV)より小さい。
【0059】本発明の一態様では前記プリチャージ回路
252はさらに等化回路258を備える。
【0060】他の態様では、前記メモリ装置100はス
タティックランダムアクセスメモリであることを特徴と
する。
【0061】さらに別の態様では、前記メモリ装置10
0はさらにビットライン対に選択的に結合される書込み
データライン対WD,*WDを備え、該書込みデータラ
イン対は前記第1の制御信号に応じてビットライン対か
ら切り離される。
【0062】本発明のさらに別の態様では、前記所定の
電圧は電源電圧に等しい。
【0063】本発明のさらに別の態様では、所定の数の
ビットライン対が前記読出しデータライン対に選択的に
結合され、かつ該所定の数のビットライン対の各々はア
クセスされたメモリセルに接合されるビットライン対の
再充電を助けるためにアクセスに続いて前記読出しデー
タライン対に結合される。
【0064】本発明のさらに別の態様では、前記メモリ
装置100はさらに前記読出しデータライン対に結合さ
れ前記読出しデータライン対における電流を検知するた
めに電流伝達センスアンプ260を具備する。
【0065】本発明のさらに別の態様では、前記メモリ
装置100はさらに前記読出しデータライン対に結合さ
れ、前記読出しデータライン対における電流のための供
給源(ソース)を提供するためのデータライン負荷25
3,255を具備する。
【0066】本発明のさらに別の態様では、前記書込み
リカバリ方法はさらに読出しデータライン対を前記ビッ
トライン対に結合する段階を備え、該段階はさらに前記
読出しデータライン対を前記所定の数のビットライン対
に結合する段階を備えるものとすることができる。
【0067】本発明が特定の実施形態に関して説明され
たが、当業者には本発明は数多くの方法で変更できかつ
上で特に示しかつ説明したもの以外の数多くの実施形態
を取り得ることは明らかであろう。例えば、ここに開示
された書込みリカバリ技術は、SRAM、ダイナミック
ランダムアクセスメモリ(DRAM)、不揮発性メモ
リ、その他を含む、数多くの形式のメモリセルと共に使
用できる。また、他の実施形態では、スイッチングされ
るビットライン負荷プルアップトランジスタは、接地さ
れたゲートを備えたPチャネルトランジスタのような、
連続的に導通する装置によって置き換えることができ
る。この置き換えは速度および電力に関して性能のペナ
ルティを受けるであろう。スイッチングされるプルアッ
プトランジスタが好ましいものの、前記性能のペナルテ
ィはいくつかの用途では許容できるかもしれない。した
がって、添付の特許請求の範囲により本発明の真の精神
および範囲内にある本発明の全ての変更または修正をカ
バーすることを意図している。
【0068】
【発明の効果】小さな電圧スイングのため、センスアン
プ10は高速かつ長いビットラインの用途に適してい
る。さらに、センスアンプ10は大きな電流を消費する
高い利得の差動電圧増幅器を含まない。したがって、セ
ンスアンプ10は従来技術のセンスアンプと比較して電
力効率がよい。センスアンプ10がその出力を発生する
とき、出力端子19および相補出力端子29における電
圧レベルはVDDへとプルアップされあるいはグランド
へとプルダウンされる。したがって、センスアンプ10
およびその検知プロセスは標準的なCMOS論理レベル
と両立性がある(compatible)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるメモリを示すブロック図であ
る。
【図2】図1のメモリの一部を示すブロック回路図であ
る。
【図3】図2のメモリの部分の動作を理解する上で有用
なタイミングである。
【図4】図1のメモリにおいて使用できる電流検知回路
の回路図である。
【図5】データ検知プロセスの間における図4の電流検
知回路に供給される信号を示すタイミングである。
【符号の説明】
100 メモリ 111 メモリアレイ部 120 データI/O回路 125 アドレスバッファ/デコーダ 130 読出しグローバルデータ線バス 140 書込みグローバルデータ線バス 112 メモリアレイ 114 ローデコーダ 116 コラム論理/デコーダ 118 ビットライン等化ブロック 150 メモリセル 152 ワードライン 154 ビットライン対 156 第1のビットライン 158 第2のビットライン 200,202,204 コラム 206,208 メモリセル 210 第1のビットライン負荷 252 データライン負荷 260 電流伝達回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デリック・リーチ アメリカ合衆国テキサス州78757、オース チン、バーバラ・ストリート 1711 (72)発明者 フランク・エー・ミラー アメリカ合衆国テキサス州78743、オース チン、イバンヒュー・トレイル 10103 (72)発明者 ウェイ・ティー・ロー アメリカ合衆国テキサス州78729、オース チン、エルクホーン・マウンテン・トレイ ル 7721

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ装置(100)であって、 複数のメモリセル(206,208)であって、該複数
    のメモリセル(206,208)の各々のメモリセルは
    ワードライン(WL)にかつビットライン対(BL,*
    BL)に結合されているもの、 前記ビットライン対に結合され、前記ビットライン対を
    第1の制御信号に応じて所定の電圧に充電するためのビ
    ットライン負荷(210)、 前記メモリ装置の読出しサイクルの間に前記ビットライ
    ン対を出力回路(120)に選択的に結合するための読
    出しデータライン対(RDATA,*RDATA)、そ
    して前記読出しデータライン対に結合され、かつ第2の
    制御信号に応答するプリチャージ回路(252)であっ
    て、前記ビットライン対に結合されたメモリセルへのア
    クセスに続き、前記読出しデータライン対が前記ビット
    ライン対に結合され、かつ前記第1および第2の制御信
    号がほぼ同時に肯定されて前記ビットライン対を前記所
    定の電圧に再充電するもの、 を具備することを特徴とするメモリ装置(100)。
  2. 【請求項2】 メモリ装置(100)であって、 前記ビットライン対(BL,*BL)に結合された複数
    のメモリセルを有するメモリセルアレイ(112)、 前記ビットライン対の各々に1つのビットライン負荷が
    結合され、メモリセルへのアクセスの後に前記ビットラ
    イン対を所定の電圧に再充電するための複数のビットラ
    イン負荷(118)、そして前記ビットライン対を入力
    /出力回路(120)に選択的に結合するためのデータ
    ライン対(RDATA,*RDATA)、 を具備し、前記複数のメモリセルの内の1つへのアクセ
    スに続き、前記ビットライン対が前記データライン対に
    結合されて前記ビットライン対の前記所定の電圧への再
    充電を助けることを特徴とするメモリ装置(100)。
  3. 【請求項3】 ワードライン(WL,*WL)におよび
    ビットライン対(BL,*BL)に結合された複数のメ
    モリセル(206,208)を有するメモリ装置(10
    0)における、前記所定の数のビットライン対の内のあ
    るビットライン対の書込みリカバリのための方法であっ
    て、各々のビットライン対は対応するビットライン負荷
    (210)を有し、所定の数のビットライン対が選択的
    に読出しデータライン対(RDATA,*RDATA)
    に結合され、前記読出しデータライン対はそこに結合さ
    れたプリチャージおよび等化回路(252)を有し、前
    記方法は、 前記読出しデータライン対を前記所定の数のビットライ
    ン対の内の前記ビットライン対に結合する段階、そして
    前記ビットライン負荷(210)およびプリチャージお
    よび等化回路(252)が共にほぼ同時にアクティブに
    なるように前記プリチャージおよび等化回路(252)
    を活性化して前記ビットライン対および読出しデータラ
    イン対の電圧を所定の電圧に回復する段階、 を具備することを特徴とする所定の数のビットライン対
    の内のあるビットライン対の書込みリカバリのための方
    法。
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