JPH10256263A - Soi基板およびその製造方法 - Google Patents

Soi基板およびその製造方法

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JPH10256263A
JPH10256263A JP5635497A JP5635497A JPH10256263A JP H10256263 A JPH10256263 A JP H10256263A JP 5635497 A JP5635497 A JP 5635497A JP 5635497 A JP5635497 A JP 5635497A JP H10256263 A JPH10256263 A JP H10256263A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、SOIの作製工程、または半導体
素子の作製工程における高温熱処理を経ても高いゲッタ
リング能力を保つSOI基板を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 支持基板101と絶縁層とシリコン活性
層105が順に積層されたSOI基板において、前記絶
縁層内に、1017/cm-3以上の不純物を含む多結晶シ
リコン領域103を有することを特徴とするSOI基
板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持基板上にシリ
コン活性層を有するSOI(Silicon On I
nsulator)基板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】典型的なSOI基板は、図8に示すよう
にシリコン基板801上に形成された二酸化シリコン膜
802上にシリコン活性層803が積層された構造であ
る。SOI構造では、シリコン活性層中に形成された各
トランジスタ等を、絶縁膜で完全に分離することができ
るため、pn接合分離によって生ずる多くの問題を解決
することができる。即ち、放射線によるソフトエラーの
抑制、低消費電力化、高速化などに有利な構造である。
【0003】しかし、シリコン活性層の下に厚い酸化膜
があることによって、製造プロセス時の金属汚染の影響
を受けやすいという欠点がある。
【0004】通常のシリコン基板を用いて半導体装置を
製造する際に、ウェーハ裏面に多結晶シリコン層や窒化
シリコン層などを形成したり、あるいはシリコン基板中
に結晶欠陥層を形成したりする方法で、何らかの歪み層
を形成しておき、製造プロセス時に生じる金属汚染を歪
み層で捕獲(ゲッタリング)することにより、半導体素
子を形成する表面活性層を金属汚染から守るという方法
が採られる。
【0005】一般に金属の拡散はシリコン中よりも絶縁
膜中で遥かに遅い。従って、シリコン活性層下に厚い絶
縁膜が存在するSOI構造の場合、表面活性層を金属汚
染から十分に保護できない問題がある。
【0006】このような欠点を改善する目的で、特開平
4−199632には、図9に示すような構造が開示さ
れている。
【0007】即ち、半導体活性層901、第1の絶縁膜
902、シンク層903、第2の絶縁膜904および半
導体支持基板905が順に積層された構造である。この
構造は、シリコン基板に第1の酸化膜を熱酸化で形成し
たものと、支持基板上に第2の絶縁膜を形成し更にその
上に多結晶Si膜、アモルファスSi膜またはアモルフ
ァス窒化シリコン膜を形成したものとを密着させ、10
00℃の温度で加熱処理することで接着するという方法
で製造される。
【0008】しかし、例えばシリコン基板裏面に多結晶
シリコン膜を堆積させておいて重金属をゲッタリングす
るような場合、1000℃以上に加熱すると多結晶シリ
コン膜に重金属のゲッタリング作用がなくなることが知
られている。これは、SOI基板の作製工程において、
重金属のゲッタリング能力を持たせておくべき多結晶シ
リコン層の結晶粒径が大きくなり、ゲッタリング能力を
保ち得なくなるからである。上記の特開平4−1996
32に開示されたような、SOIの絶縁膜中に多結晶S
i膜を形成しておくという方法も、実際には重金属に対
するゲッタリング作用はほとんどなかった。また、アモ
ルファスSi膜を用いても、1000℃のごく短時間の
熱処理(分のオーダー)で多結晶化するので、多結晶シ
リコン膜と何ら変わりが無い。
【0009】従って、従来の技術(特開平4−1996
32)で示された作製方法によって得られる構造では、
十分なゲッタリング作用が得られないという問題があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、SOIの作
製工程、または半導体素子の作製工程における高温熱処
理を経ても高いゲッタリング能力を保つSOI基板を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持基板と絶
縁層とシリコン活性層が順に積層されたSOI基板にお
いて、前記絶縁層内に、1017/cm-3以上の不純物を
含む多結晶シリコン領域を有することを特徴とするSO
I基板に関する。
【0012】ここで、不純物を含む多結晶シリコン領域
は、前記絶縁層内に種々の形態で存在することが可能
で、例えば、多結晶シリコン膜として両側から絶縁膜で
挟まれている形態、絶縁膜内に不連続に島状に存在して
いる形態等を挙げることができる。製造上の観点から
は、膜状に形成するのが容易であり好ましい。この場
合、層数は1層以上で複数層とすることができる。ま
た、膜平面内において連続している必要はなくパターニ
ングされて離散的に存在しても良い。
【0013】このように、絶縁層内に設けた多結晶シリ
コン領域に不純物を含ませると、高温下においてもシリ
コンが大粒子化するのを防ぐことができる。従って、ゲ
ッタリングサイトが減少しないので、ゲッタリング作用
が保持される。
【0014】また、本発明は、支持基板と絶縁層とシリ
コン活性層が順に積層されたSOI基板において、前記
絶縁層内に、多結晶シリコン膜と窒化シリコン膜とを少
なくともそれぞれ1層ずつ有することを特徴とするSO
I基板に関する。
【0015】さらに、本発明は、支持基板と絶縁層とシ
リコン活性層が順に積層されたSOI基板において、前
記絶縁層内に、少なくとも1層のシリコンゲルマニウム
膜を有することを特徴とするSOI基板に関する。
【0016】絶縁層内に、多結晶シリコン膜と窒化シリ
コン膜とが存在すると、歪みが大きくなり、よりゲッタ
リング効果が大きくなる。多結晶シリコン膜と窒化シリ
コン膜とは特に接触して積層することが好ましい。
【0017】また、シリコンとゲルマニウムの混晶であ
るシリコンゲルマニウムもゲッタリング効果が大きいの
で、シリコンゲルマニウム膜もゲッタリング層として絶
縁層内に設けることができる。
【0018】絶縁層内に、多結晶シリコン膜と窒化シリ
コン膜とが存在する場合、またはシリコンゲルマニウム
が存在する場合においても、多結晶シリコン膜およびシ
リコンゲルマニウム膜に1017/cm-3以上の不純物を
含ませることでさらにゲッタリング効果が期待できる。
【0019】本発明では、以上のような構造を用いる事
によって、絶縁層の中に形成した多結晶シリコン領域な
どのゲッタリング作用は1000℃以上の高温処理にお
いても損なわれる事はなく、製造プロセス中にやってく
る重金属を十分捕らえ、シリコン活性層を重金属汚染か
ら守ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】[実施形態1]図1は本発明の第1の実施
の形態を説明するための断面図である。シリコン基板1
01の上に第1の絶縁膜102が形成され、その上に1
×1017cm-3程度以上の不純物がドープされたシリコ
ン(多結晶)膜103があり、その上に第2の絶縁膜1
04、その上にシリコン活性層105が形成されてい
る。
【0022】不純物としては、ホウ素、炭素、酸素、窒
素などが適しており、こうした不純物を1×1017cm
-3程度以上含む多結晶シリコン膜は1000℃以上の温
度で長時間熱処理を経ても、結晶粒径が増大しない。従
って、後述するような貼合せSOI基板の形成工程で
も、また半導体素子を形成する熱処理工程でも重金属に
対する高いゲッタリング能力を維持することができる。
【0023】不純物としてホウ素を選んだ場合、シリコ
ン膜103が厚いと、第1の絶縁膜102、シリコン膜
103および第2の絶縁膜104からなる絶縁層全体が
導電層として働いてしまうことが考えられる。しかし、
例えば1×1020cm-3程度の不純物を含む場合でも、
膜厚を5nm程度以下に制限すれば、3層からなる絶縁
層としては絶縁性を保つ事ができ、半導体素子特性に影
響することを避けることができる。即ち、不純物のドー
プ量の上限は膜厚とのかねあいで適宜調製することがで
きる。
【0024】また、ホウ素単独ではなく、同程度の炭
素、酸素、窒素等も合わせてドープすることによって高
温処理を経ても、結晶粒径をより小さく保つことができ
るため、ホウ素のドープ量を減少させることができるの
で、シリコン膜103の膜厚を20〜30nm程度の厚
さとしても絶縁層全体としては絶縁性を保つことができ
る。
【0025】一方、ホウ素は、鉄等の半導体素子への悪
影響が大きく同時に酸化膜中での拡散係数が小さい不純
物と化学的に安定な化合物を形成する性質が有るため、
ゲッタリング層に含ませておくことにより、半導体素子
への影響をより少なくすることができるのでさらに有効
なゲッタリング層を形成することができる。
【0026】[製造例1]次に、図2を用いて図1に示
した構造の形成方法の例を説明する。
【0027】まず図2(a)のように、シリコン基板2
01の上に第1の二酸化シリコン膜202を形成し、そ
の上に酸素などの不純物をドープした非晶質シリコン膜
203を堆積する。二酸化シリコン膜202の形成法は
熱酸化でも、CVD(Chemical Vapor
Deposition)法を用いてもよい。ここでシリ
コン膜を非晶質の形で堆積するのは、表面の平坦性が良
いからで、この平坦性は後の接着を確実に行うために非
常に有効である。
【0028】次に図2(b)のように、図2(a)で形
成した基板と、両面に熱酸化で形成した二酸化シリコン
膜206を形成したシリコン基板205とを貼合せる。
貼合せは1000〜1100℃程度の温度で1時間程度
熱処理を行う。この熱処理によって、2枚の基板は接着
されると同時に、非晶質シリコン膜203は多結晶シリ
コン膜204に変わることになる。このような熱処理を
受けても、ホウ素、炭素、酸素、窒素などの不純物が1
17cm-3程度以上含まれているので、結晶粒径を小さ
く保つことができる。例えば1018cm-3の上記不純物
を含ませておくことで、結晶粒径を20nm程度以下に
保つことができ、十分なゲッタリングサイト(結晶粒の
総表面積)を有する層を形成することができる。シリコ
ン基板205の両面に形成する熱酸化膜の厚さは20〜
50nm程度がゲッタリングの面からは望ましい。
【0029】次に図2(c)のように、シリコン基板2
05を機械的研磨で薄くし、表面にシリコン活性層20
7を残す。シリコン活性層207の厚さは、研磨の均一
性と作製する半導体素子の種類によって選ばれる。
【0030】以上のような方法で作製した貼合せSOI
基板の重金属ゲッタリング効果を確認する目的で、強制
汚染させたSOI基板を熱処理し、熱処理後の重金属不
純物の分布を調べた。
【0031】使用した基板は、シリコン基板上に200
nmの熱酸化膜、10nmの多結晶シリコン膜(ホウ素
および酸素を、濃度1018cm-3にドープした)、50
nmの第2の熱酸化膜、約50nmのシリコン活性層が
形成されたSOI基板である。比較のために不純物をド
ープしていない多結晶シリコン膜を挟み込んだSOIを
作製した。
【0032】典型的な汚染重金属である、鉄あるいは銅
を基板上に1012cm-2程度強制的に汚染させ、110
0℃、1時間の熱処理を行った後、各層の不純物濃度を
評価した。鉄を汚染させた場合、本発明のSOI基板構
造では汚染量の約85%が多結晶シリコン層に、約10
%が表面シリコン活性層に、残りが二酸化シリコン膜中
で検出された。一方、従来のSOI基板構造では、汚染
量の約40%が表面シリコン層に残っており、本発明の
SOI構造を用いるとシリコン活性層の汚染量を効果的
に減少できることが確認された。
【0033】銅を汚染させた場合、本発明のSOI基板
構造では汚染量の約60%が多結晶シリコン層に、約3
%が表面シリコン薄膜層に、30%以上が基板シリコン
中(酸化膜との界面近く)で検出された。一方、従来の
SOI基板構造では、汚染量の約20%が表面シリコン
層に、約40%が多結晶シリコン層で検出され、同様に
本発明の有効性が確認された。
【0034】[実施形態2]次に、本発明の第2の実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図3
は本発明の第2の実施の形態例を説明するための断面図
である。シリコン基板301の上に第1の絶縁膜302
が形成され、その上に1×1017cm-3程度以上の不純
物がドープされた第1のシリコン(多結晶)膜303が
あり、その上に第2の絶縁膜304、さらに第2のシリ
コン(多結晶)膜305、さらに第3の絶縁膜306、
その上にシリコン活性層307が形成されている。
【0035】第1のシリコン膜303の中の不純物とし
ては、ホウ素、炭素、酸素、窒素などが適しており、こ
うした不純物が1×1017cm-3程度以上含まれた多結
晶シリコン膜は1000℃以上の長時間熱処理を経ても
結晶粒径が増大しない。第2のシリコン膜305の中に
は不純物を含んでも含まなくてもゲッタリング効果は期
待できるが、第1のシリコン膜中とは異なる不純物を含
ませておくことで、第1のシリコン層でゲッタリングし
にくい不純物のゲッタリング効果も期待できる。
【0036】また、半導体素子の製造工程において高温
熱処理が長い場合、ホウ素のように半導体の導電性を変
える不純物が表面のシリコン活性層中に拡散してくる可
能性もないわけではない。そうした場合、表面近くの第
2のシリコン膜305中の不純物として酸素を選び、第
1のシリコン膜303中の不純物としてホウ素を選ぶこ
とによって、全体のゲッタリング効果を保ちながら、ホ
ウ素の拡散を第1のシリコン膜303でストップすると
いった効果も持たせることができる。
【0037】また、シリコン/絶縁膜界面などは比較的
ゲッタリング効果が大きな場所であるため、シリコン膜
が2倍になったことで第1の実施の形態に比べ2倍程度
のゲッタリング効果を持たせることができる。
【0038】[製造例2]次に、図4を用いて図3に示
した構造の形成方法の例を説明する。
【0039】まず図4(a)のように、シリコン基板4
01の上に第1の二酸化シリコン膜402を形成し、そ
の上に酸素などの不純物をドープした非晶質シリコン膜
403を堆積する。二酸化シリコン膜402の形成法は
熱酸化でも、CVD(Chemical Vapor
Deposition)法を用いてもよい。ここでシリ
コン膜を非晶質の形で堆積するのは、表面の平坦性が良
いからである。
【0040】次に図4(b)のように、図4(a)に引
き続き熱酸化を行い、表面に第2の二酸化シリコン膜4
05を形成し、その上に第2の非晶質シリコン膜406
を形成する。非晶質シリコン膜403は熱酸化時に多結
晶シリコン膜404になる。第2の非晶質シリコン膜中
には例えばホウ素等をドープする。
【0041】次に図4(c)のように、図4(b)で形
成した基板と、両面に熱酸化で形成した二酸化シリコン
膜409を形成したシリコン基板408と貼合せる。貼
合せは1000〜1100℃程度の温度で1時間程度熱
処理を行う。この熱処理によって、2枚の基板は接着さ
れると同時に、第2の非晶質シリコン膜406は多結晶
シリコン膜407に変わることになる。
【0042】次に図4(d)のように、シリコン基板4
08を機械的研磨で薄くし、表面にシリコン活性層41
0を残す。このようにして、図3に示した構造を形成す
ることができる。
【0043】[実施形態3]次に、本発明の第3の実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図5
は本発明の第3の実施の形態を説明するための断面図で
ある。シリコン基板501の上に絶縁膜502が形成さ
れ、その上にシリコン活性層503が形成されている。
絶縁膜502中には不純物がドープされたシリコン膜5
04がある。シリコン膜504は連続ではなく離散的に
形成されている。こうした構造は、ホウ素などの不純物
を高濃度にドープし、ある程度導電性を持った膜を使う
場合などや、素子構造上、上層とシリコン基板501と
のコンタクトが必要になる場合に有利である。また、ホ
ウ素の濃度が高いほど高いゲッタリング効率が期待でき
るため有利となる。
【0044】[製造例3]次に、図6を用いて図5に示
した構造の形成方法の例を説明する。
【0045】まず、図6(a)のように、シリコン基板
601上に二酸化シリコン膜602を形成し、その上に
不純物をドープした非晶質シリコン膜603を形成し、
その非晶質シリコン膜603をパターニングする。
【0046】次に図6(b)のように、図6(a)に引
き続き、表面に二酸化シリコン膜605を形成し、表面
を平坦化する。この平坦化は、 1)全体に二酸化シリコン膜を形成し、シリコン膜をス
トッパにして機械的研磨で 平坦化し、表面に二酸化シ
リコン膜を堆積する。 2)全体に二酸化シリコン膜を形成し、機械的研磨で平
坦化する。 3)全体に二酸化シリコン膜を形成し、シリコン膜をス
トッパにして機械的研磨で 平坦化し、表面にシリコン
膜を形成した後熱酸化する方法。 等の方法で行うことができる。この段階で700℃程度
以上の温度が加わればシリコン膜604は多結晶化し、
そうでなければ非晶質のままである。
【0047】次に図6(c)のように、両面に二酸化シ
リコン膜607を形成したシリコン基板606を図6
(b)で形成した基板の表面に貼合せる。
【0048】この後、二酸化シリコン膜607とシリコ
ン基板606の大部分を機械的研磨で削ることによっ
て、図6(d)に示すような、表面にシリコン活性層6
08を有するSOI基板が形成される。
【0049】[実施形態4]次に、本発明の第4の実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図7
は本発明の第4の実施の形態を説明するための断面図で
ある。シリコン基板701の上に絶縁膜702が形成さ
れ、その上に多層膜703が形成されている。
【0050】多層膜としては、多結晶シリコン膜または
非晶質シリコン膜のいずれかの膜と窒化シリコン膜とを
少なくともそれぞれ1層ずつ含むような膜や、シリコン
とゲルマニウムの混晶即ちシリコンゲルマニウム膜を少
なくとも1層含む膜が好ましい。シリコン膜と窒化シリ
コン膜の界面には大きな歪みが蓄積されるので界面のシ
リコン側で著しいゲッタリング効果がある。
【0051】
【発明の効果】本発明のSOI基板は、SOIの作製工
程、または半導体素子の作製工程における高温熱処理を
経ても高いゲッタリング能力を保持するので、SOI基
板を半導体素子形成に適用する際に大きな問題となる重
金属汚染から、表面シリコン活性層を保護することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示したSOI構造の製造方法を示す断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図4】図3に示したSOI構造の製造方法を示す断面
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す断面図である。
【図6】図5に示したSOI構造の製造方法を示す断面
図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す断面図である。
【図8】従来のSOI構造を説明した断面図である。
【図9】従来のSOIでのゲッタリング構造を示した断
面図である。
【符号の説明】
101、201、205、301、401、408、5
01、601、606、701、801 シリコン基
板 102、302、702、902 第1の絶縁膜 103 不純物がドープされたシリコン膜 104、304、904 第2の絶縁膜 105 シリコン活性層 202、402 第1の二酸化シリコン膜 203、403、406、603 非晶質シリコン膜 204、604 シリコン膜 206、409、602、605、607、802
二酸化シリコン膜 207、410、503、608、705、803
シリコン活性層 303 不純物がドープされた第1のシリコン膜 305 第2のシリコン膜 306 第3の絶縁膜 404、407 多結晶シリコン膜 405 第2の二酸化シリコン膜 502 絶縁膜 504 不純物がドープされたシリコン膜 703 多層膜 704 第2の絶縁膜 901 半導体活性層 903 シンク層 905 半導体支持基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板と絶縁層とシリコン活性層が順
    に積層されたSOI基板において、 前記絶縁層内に、1017/cm-3以上の不純物を含む多
    結晶シリコン領域を有することを特徴とするSOI基
    板。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン領域が、パターニン
    グされていても良い少なくとも1層の多結晶シリコン膜
    である請求項1記載のSOI基板。
  3. 【請求項3】 前記支持基板がシリコン基板である請求
    項1または2記載のSOI基板。
  4. 【請求項4】 前記不純物が、ホウ素、炭素、酸素およ
    び窒素からなる群より選ばれる少なくとも1種よりなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のSO
    I基板。
  5. 【請求項5】 支持基板と絶縁層とシリコン活性層が順
    に積層されたSOI基板において、前記絶縁層内に、多
    結晶シリコン膜と窒化シリコン膜とを少なくともそれぞ
    れ1層ずつ有することを特徴とするSOI基板。
  6. 【請求項6】 支持基板と絶縁層とシリコン活性層が順
    に積層されたSOI基板において、 前記絶縁層内に、少なくとも1層のシリコンゲルマニウ
    ム膜を有することを特徴とするSOI基板。
  7. 【請求項7】 支持基板上に、絶縁膜形成と1017/c
    -3以上の不純物を含む非晶質シリコン膜形成とを順に
    少なくとも1回繰り返す工程と、 この基板の非晶質シリコン膜を形成した面に、両面に絶
    縁膜を形成したシリコン基板を重ね合わせ貼り合わせる
    工程と、 貼り合わせ後に、貼り合わせ面と反対側から前記シリコ
    ン基板を研磨してシリコン活性層を形成する工程とを含
    むSOI基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記非晶質シリコン膜の形成は、全面に
    非晶質シリコン膜を形成した後にパターニングすること
    からなる請求項6記載のSOIの製造方法。
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